JP5931363B2 - タンパク質の精製方法 - Google Patents
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A=Q×VB/VM ・・・(1)
一般に市販されているアニオン交換膜としては、旭化成メディカル製QyuSpeed(登録商標)D、Pall製MustangQ、Sartorius製SartobindQ、Natrix製adseptQ、Millipore製ChromaSorbなどが挙げられるが、これらの中でも、ポリエチレン多孔質基材にグラフト鎖を固定した形態を有する、旭化成メディカル製QyuSpeed(登録商標)Dが、最も高分子量タンパク質の動的吸着容量が高く、好ましい。
20mmol/LのTris−HCl(pH7.5)緩衝液に、目的タンパク質として、キモトリプシノーゲン(α−chymotrypsinogen−A、分子量25kDa、pI9.2、Sigma−Aldrich製)0.25g/Lを含む溶液に、不純物タンパク質として、表1に示すように、チログロブリン(THY)(分子量660kDa、Sigma−Aldrich製)、β−ラクトグロブリン(BLG)(分子量18kDa、Sigma−Aldrich製)、オブアルブミン(OVA)(分子量43kDa、Sigma−Aldrich製)、及びウシ血清アルブミン(BSA)(分子量65kDa、Sigma−Aldrich製)の分子量の異なる4種類のタンパク質をそれぞれの濃度が、0.25g/Lとなるように添加し、溶解した後、ザルトリウス社製の精密ろ過膜ミニザルト(最大細孔径0.22μm)を用いてろ過し、評価に用いる、目的タンパク質と高分子量のタンパク質を含む4種類の不純物タンパク質の混合溶液を調製した。表1に示すように、少なくとも分子量が100kDa未満であるBSAの等電点と、分子量が100kDa以上のチログロブリンの等電点と、の差は、1以上であった。
(目的タンパク質と広い分子量範囲の不純物タンパク質を含むタンパク質混合液のアニオン交換カラムへの通液)
実施例1で用いたものと同じ、目的タンパク質と異なる分子量の4種類の不純物タンパク質の混合溶液を、アニオン交換カラムに通液し、透過液中に含まれる各タンパク質の濃度を評価した。透過フラクションはカラム体積の10倍に相当する体積(10CV)ごとに採取した。アニオン交換カラムとして、GEヘルスケア製、HiTrapQ HP_1ml(粒子径90μm、イオン交換容量0.18−0.26mmol/mL)を用い、流速2mL/min(2CV/min、あるいは300cm/hr)で、実施例1と同様の方法で通液し、その透過フラクションをSDS−PAGEを用いて評価した。結果を実施例1と同じく図1に示す。レーン8は透過前のタンパク質溶液、レーン9からレーン13は、それぞれ10−20CV、40−50CV、70−80CV、100−110CV及び130−140CVの透過フラクションの泳動結果である。この結果から、アニオン交換カラムを用いた場合、最初の透過フラクションから、高分子量の不純物タンパク質が含まれ、実施例1に比べて目的タンパク質の十分な精製が実現されない事が示された。
表2に示すように、20mmol/LのTris−HCl(pH7.5)緩衝液に、チログロブリン(THY)(分子量660kDa、Sigma−Aldrich製)、β−ラクトグロブリン(BLG)(分子量18kDa、Sigma−Aldrich製)、オブアルブミン(OVA)(分子量43kDa、Sigma−Aldrich製)、及びウシ血清アルブミン(BSA)(分子量65kDa、Sigma−Aldrich製)の分子量の異なる4種類のタンパク質をそれぞれの濃度が、0.25g/Lとなるように添加し、溶解した後、ザルトリウス社製の精密ろ過膜ミニザルト(最大細孔径0.22μm)を用いてろ過し、評価に用いる、高分子量のタンパク質を含む4種類のタンパク質の混合溶液を調製した。表1に示すように、少なくとも分子量が100kDa未満であるBSAの等電点と、分子量が100kDa以上のチログロブリンの等電点と、の差は、1以上であった。
(タンパク質混合液のアニオン交換カラムへの通液)
実施例2で用いたものと同じ、異なる分子量の4種類のタンパク質の混合溶液を、アニオン交換カラムに通液し、透過液中に含まれる各タンパク質の濃度を評価した。アニオン交換カラムとして、GEヘルスケア製、HiTrapQ HP_1ml(粒子径90μm、イオン交換容量0.18−0.26mmol/mL)を用い、流速2mL/min(2CV/min、あるいは300cm/hr)で、実施例2と同様の方法で通液した。実施例2のアニオン交換膜からの透過液と異なり、アニオン交換カラムでは、最初の透過フラクションからUV吸光度が検出され、透過液にタンパク質が含まれていることが示された。
実施例2で調製した、4種類のタンパク質を不純物タンパク質とし、当該4種類のタンパク質を含む混合溶液に、塩濃度0.1mol/LとなるようにNaClを添加し、さらに目的タンパク質として抗体IgGタンパク質(株式会社ベネシス製、献血ヴェノグロブリン−IH、分子量約170kDa、pI約7〜8)を2mg/mLとなるように添加した後、pHを、抗体IgGタンパク質のpIの値と、1と、の和で得られる値以下の8.0に調整した。得られた溶液を実施例1と同様にしてアニオン交換膜QSDに、60MVに相当する体積だけ通液し、透過液を回収した。
実施例2と同様にして、THY、β−ラクトグロブリン、オブアルブミン、BSAをそれぞれ0.25g/mL溶解した混合タンパク質溶液を作成した。ただし、実施例4においては、THYを高分子量の目的タンパク質とし、β−ラクトグロブリン、オブアルブミン、BSAを目的としない低分子量のタンパク質とする。この混合溶液をQSDの膜体積の60倍に相当する36mLを、QSDに通液し、緩衝液で洗浄した。次に、目的としない低分子量のタンパク質を溶出するために0.1mol/LのNaClを含む、前記緩衝液を20mL通液し、その後、目的とするTHYを溶出するために0.2mol/LのNaClを含む緩衝液を同様に10mL通液し、この溶出液を回収した。
血液凝固第VIII因子(日本赤十字社製、CROSS EIGHT M(登録商標))0.01g、20mmol/L Tris−HCl(pH8.0)緩衝液950mL、界面活性剤、Tween20(ポリオキシエチレンソルビタンモノラウラート、及び東京化成工業より購入)10mLを混合し、0.1%の界面活性剤を含み、血液凝固第VIII因子の濃度が0.01g/Lの希薄溶液を作成した。この溶液の全量を、実施例1と同様の方法で、アニオン交換膜モジュール、旭化成メディカル社製QyuSpeed D(QSD) 0.6mLに通液して血液凝固第VIII因子を同モジュールに吸着させ、20mmol/L Tris−HCl(pH8.0)緩衝液15mLを通液して、モジュールを洗浄した後、1.0mol/L NaClを含む、20mmol/L Tris−HCl(pH8.0)緩衝液10mLを通液して、吸着した血液凝固第VIII因子を溶出、回収した。
Invitrogen社製、CD OptiCHO無血清培地を用いて得られた細胞培養液を、ザルトリウス社製の精密ろ過膜ミニザルト(最大細孔径0.22μm)を用いてろ過し、評価に用いる不純物溶液を得た。また、この不純物溶液60mLをアニオン交換膜であるQSDに通液し、膜体積の100倍(100MV)に相当する体積の、pH7.5及び電気伝導度10mS/cmの不純物溶液の透過液を得た。体積2mLの得られた不純物溶液、及びその透過液に、それぞれ3倍量の体積(6mL)の、−20℃に冷却したアセトンを添加し、−20℃にて72時間放置後、遠心分離機を用いて沈殿物を回収することにより、それぞれの溶液に含まれていた、塩及び各種夾雑物が除去された不純物タンパク質を得た。
アニオン交換膜QSDの換わりに、アニオン交換カラムとして、GEヘルスケア製、HiTrapQ HP_1mlを用い、流速2mL/min(2CV/min、あるいは300cm/hr)にて通液する以外は、実施例6と全く同様にして、細胞培養液に含まれる不純物溶液の透過液を回収し、2次元電気泳動法を用いて、透過液中のタンパク質の分子量及びpIの分布を評価した。図5に得られた2次元電気泳動の結果を示す。これより、やや不純物タンパク質の除去が認められるものの、広い範囲の分子量分布のタンパク質が除去されるpI領域はなかった。
Claims (11)
- 目的タンパク質と、分子量の異なる複数の不純物タンパク質と、を含有する溶液をアニオン交換膜に通液して、前記目的タンパク質を精製する方法において、
前記複数の不純物タンパク質の等電点の値に対し、前記溶液の水素イオン指数の値を高く調整する調整工程と、
調整された前記溶液を前記アニオン交換膜に通液する通液工程と、
前記目的タンパク質を回収する回収工程と、
を有し、
前記分子量の異なる複数の不純物タンパク質は、少なくとも分子量が100kDa未満の成分と、分子量が100kDa以上の成分と、を含み、
前記アニオン交換膜が、ポリエチレン多孔質基材と、前記ポリエチレン多孔質基材に結合されたグラフト鎖と、を備え、前記ポリエチレン多孔質基材に設けられた孔の最大孔径が0.1μm以上0.8μm以下であり、
前記通液工程を経た溶液中の前記100kDa未満の成分の体積あたりの質量濃度と、前記100kDa以上の成分の体積あたりの質量濃度と、が、通液前の溶液中の5%以下となる、
方法。 - 前記アニオン交換膜の透過フラクションの液体積が、前記アニオン交換膜の体積の80倍未満である、請求項1に記載の方法。
- 前記調整工程において、前記目的タンパク質の等電点に対し、前記溶液の水素イオン指数の値を、前記目的タンパク質の等電点の値と、1と、の和で得られる値以下に調整し、
前記通液工程において、前記アニオン交換膜に、前記溶液を通液して、前記目的タンパク質を透過させ、
前記回収工程において、前記アニオン交換膜を透過した溶液を採取して、前記目的タンパク質を回収する、
請求項1又は2に記載の方法。 - 前記調整工程において、前記目的タンパク質の等電点に対し、前記溶液の水素イオン指数の値を高く調整し、
前記通液工程において、前記アニオン交換膜に、前記溶液を通液して、前記目的タンパク質と、前記不純物タンパク質と、の両方を、前記アニオン交換膜に吸着させ、
前記回収工程において、塩濃度、及び/又は、水素イオン濃度を調整した溶出液を前記アニオン交換膜に通液して、前記目的タンパク質を溶出して回収する、
請求項1又は2に記載の方法。 - 前記アニオン交換膜が3級アミンのアニオン交換基を有し、
前記多孔膜状のアニオン交換膜の単位体積あたりの塩素イオンの交換容量であるイオン交換容量が0.3mmol/mL以上、1.0mmol/mL以下である、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。 - 前記アニオン交換膜に吸着される、少なくとも分子量が100kDa未満の成分と、分子量が100kDa以上の成分と、を含む前記不純物タンパク質の全成分中、最小の等電点を有する不純物タンパク質の等電点と、最大の等電点を有する不純物タンパク質の等電点と、の差が、1以上である、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
- 前記通液工程において、前記アニオン交換膜の透過液中の、前記複数の不純物タンパク質の前記分子量100kDa未満及び分子量100kDa以上の総ての成分の濃度が、通液前の溶液中の5%以下となり、1分間当たり前記アニオン交換膜の体積の5倍以上の体積の溶液を供給する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
- 前記目的タンパク質が、分子量100kDa以上の、免疫グロブリン、チログロブリン、血液凝固第VIII因子、フォンビルブラント因子、フィブリノゲン、キモトリプシノーゲン及び酵素からなる群から選択される1種である、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
- 前記溶液が、有機溶媒、界面活性剤、及び脂質からなる群から選択される少なくとも1種の不純物を含み、
前記通液工程において、前記不純物が前記アニオン交換膜を透過する、
請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法。 - 前記目的タンパク質を含む溶液を前記アニオン交換膜に供給する際、及び/又は前記目的タンパク質を前記アニオン交換膜から溶出する際、1分間当たり前記アニオン交換膜の体積の5倍以上の体積の溶液を供給する、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法。
- 前記目的タンパク質を含む溶液を前記アニオン交換膜に供給し、洗浄後に前記溶出液を前記アニオン交換膜に通液して前記目的タンパク質を溶出回収する際の、前記アニオン交換膜の膜体積あたりの前記目的タンパク質の回収量が10mg/mL以上である、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法。
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