JP5930281B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1に示す画像形成装置1は、カラーレーザープリンタであり、その装置本体の中央には、4つの作像部4Y,4M,4C,4Kが設けられている。各作像部4Y,4M,4C,4Kは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の異なる色の現像剤を収容している以外は同様の構成となっている。
作像動作が開始されると、各作像部4Y,4M,4C,4Kにおける各感光体5が図示しない駆動装置によって図の時計回りに回転駆動され、各感光体5の表面が帯電装置6によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された各感光体5の表面には、露光装置9からレーザー光がそれぞれ照射されて、各感光体5の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体5に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように各感光体5上に形成された静電潜像に、各現像装置7によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
図2に示すように、定着装置20は、回転可能な定着部材としての定着ベルト21と、定着ベルト21に対向して回転可能に設けられた対向部材としての加圧ローラ22と、定着ベルト21を加熱する加熱源としての3本のハロゲンヒータ23a,23b,23cと、定着ベルト21の内側に配設されたニップ形成部材24と、ニップ形成部材24を支持する支持部材としてのステー25と、各ハロゲンヒータ23a,23b,23cから放射される光を定着ベルト21へ反射する反射部材26と、定着ベルト21の温度を検知する温度検知手段としての温度センサ27と、定着ベルト21から用紙を分離する分離部材28と、加圧ローラ22を定着ベルト21へ加圧する図示しない加圧手段等を備えている。
具体的には、ハロゲンヒータ23a,23b,23cを定着ベルト21に直接対向するように配設することで、定着ベルト21をニップ部N以外の箇所において直接加熱できるようにしている(直接加熱方式)。本実施形態では、ハロゲンヒータ23a,23b,23cと定着ベルト21の図2の左側の部分の間に何も介在させないようにし、その部分において各ハロゲンヒータ23a,23b,23cからの輻射熱を定着ベルト21に直接与えるようにしている。
本実施形態の定着装置は、異なる大きさの用紙通過幅を少なくとも3つ有する。ここでは、図4に示すように、第1の通過幅として、A4サイズの用紙を縦向きに通過させる中サイズ通過幅W1(幅210mm)と、第2の通過幅として、A3サイズの用紙を縦向きに通過させる大サイズ通過幅W2(幅297mm)と、第3の通過幅として、A6サイズの用紙を縦向きに通過させる小サイズ通過幅W3(幅105mm)とがある。
プリンタ本体の電源スイッチが投入されると、通紙される用紙サイズに応じてハロゲンヒータに電力が供給される。具体的には、A4サイズの用紙を縦向きに通紙する場合は、中サイズヒータ23aにのみ通電し、A3サイズの用紙を縦向きに通紙する場合は、中サイズヒータ23aと大サイズ端部ヒータ23bに通電する。また、A6サイズの用紙を縦向きに通紙する場合は、小サイズヒータ23cにのみ通電する。これにより、各用紙幅サイズに合った範囲で定着ベルト21を加熱することができる。
図5において、上側のハロゲンヒータ23dが、1本で中サイズヒータ23aと大サイズヒータ23bの両方の機能を有する大・中サイズ兼用ヒータであり、下側のハロゲンヒータ23eが、小サイズ用紙加熱用の小サイズヒータである。ここでは、2本のハロゲンヒータ23d,23eを、それぞれ定着ベルトと直接対向するように縦並びに配設している。すなわち、この実施形態では、上記実施形態とは異なり、ハロゲンヒータが2本しかないので、使用頻度の低い小サイズヒータ23eを、使用頻度の高い大・中サイズ兼用ヒータ23dの背面側に配設しなくても、大・中サイズ兼用ヒータ23dから定着ベルト21への輻射熱を十分に確保することができる。ただし、図5に示す構成において、ステー25及び反射部材26の開口幅が、ハロゲンヒータを1本分しか配設できない大きさである場合は、使用頻度の低い小サイズヒータ23eを、使用頻度の高い大・中サイズ兼用ヒータ23dの背面側に配設する必要がある。なお、図5に示す実施形態において、その他の構成は上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
21 定着ベルト(定着部材)
22 加圧ローラ(対向部材)
23a 中サイズヒータ
23b 大サイズヒータ
23c 小サイズヒータ
24 ニップ形成部材
25 ステー(支持部材)
27 温度センサ(温度検知手段)
N ニップ部
P 用紙(記録媒体)
W1 中サイズ通過幅
W2 大サイズ通過幅
W3 小サイズ通過幅
Claims (7)
- 軸回りに回転可能な無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトを加熱する加熱源と、
前記定着ベルトに当接してニップ部を形成する対向部材と、
前記定着ベルトを介して前記対向部材と当接して前記ニップ部を形成するニップ形成部材とを備え、
記録媒体が通過する第1の通過幅と、前記第1の通過幅よりも大きく第1の通過幅を包含する第2の通過幅と、前記第1の通過幅より小さく第1の通過幅に包含される第3の通過幅を有する定着装置であって、
前記加熱源は、前記第1の通過幅に対応して配設された第1の発熱部と、前記第2の通過幅のうち第1の通過幅と重ならない端部側に配設された第2の発熱部と、前記第3の通過幅に対応して配設された第3の発熱部とを有し、
前記第1及び第2の発熱部を、前記ニップ部以外の箇所で前記定着ベルトに直接対向するように配設すると共に、前記第3の発熱部を、前記第1及び第2の発熱部に対しこれらが定着ベルトと直接対向する正面側とは反対側の背面側に配設したことを特徴とする定着装置。 - 軸回りに回転可能な無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトを加熱する加熱源と、
前記定着ベルトに当接してニップ部を形成する対向部材と、
前記定着ベルトを介して前記対向部材と当接して前記ニップ部を形成するニップ形成部材とを備え、
記録媒体が通過する第1の通過幅と、前記第1の通過幅よりも大きく第1の通過幅を包含する第2の通過幅と、前記第1の通過幅より小さく第1の通過幅に包含される第3の通過幅を有する定着装置であって、
前記加熱源は、前記第1の通過幅に対応して配設された第1の発熱部と、前記第2の通過幅のうち第1の通過幅と重ならない端部側に配設された第2の発熱部と、前記第3の通過幅に対応して配設された第3の発熱部とを有し、
前記第1及び第2の発熱部を、前記ニップ部以外の箇所で前記定着ベルトに直接対向するように配設すると共に、前記第3の発熱部を、前記第1及び第2の発熱部に対しこれらが定着ベルトと直接対向する正面側とは反対側の背面側に配設し、
前記第1及び第2の発熱部を、互いに近接させて配設し、前記第3の発熱部を、第1及び第2の発熱部の前記背面側であって第1及び第2の発熱部の間に近接するように配設したことを特徴とする定着装置。 - 前記ニップ形成部材を支持する支持部材を備え、
前記支持部材を凹状に形成し、
前記第1及び第2の発熱部を前記支持部材の凹状の開口部側に配設すると共に、前記第3の発熱部を前記支持部材の内部に収容するように配設した請求項1又は2に記載の定着装置。 - 前記第3の発熱部は、前記第1及び第2の発熱部よりも使用頻度の低い発熱部である請求項1から3のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記定着ベルトの温度を検知する温度検知手段を備え、
前記温度検知手段を、前記第1及び第2の発熱部が前記定着ベルトを直接加熱する箇所に対応させて配設した請求項1から4のいずれか1項に記載の定着装置。 - 前記第1及び第2の発熱部を、それぞれ前記定着ベルトの軸方向に平行に、かつ、互いに近接するように配設した請求項1から5のいずれか1項に記載の定着装置。
- 請求項1から6のいずれか1項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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