JP5924016B2 - 車両の超音波センサー装置 - Google Patents
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Description
超音波発信手段から車室内空間に向けて発信された超音波を超音波受信手段で受信して車室内の状態を検出するようにした車両の超音波センサー装置において、
前記超音波発信手段と前記超音波受信手段との少なくとも一方に、末広がり状のコーンが付設され、
前記コーンの先端部における一方側端部位置よりも、該一方側端部位置に略対向する他方側端部位置の方が、該コーンの基端部寄りとなるように形状設定され、
前記超音波発信手段および前記超音波受信手段はそれぞれ、車室内のルーフ部に配設され、
前記他方側端部位置が、前記一方側端部位置よりも下方に位置するように設定されている、
ようにしてある。
前記コーンの軸線が、斜め下方を向くように設定されている、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、請求項1に対応した効果をより効果的に発揮させる上で好ましいものとなる。
超音波発信手段から車室内空間に向けて発信された超音波を超音波受信手段で受信して車室内の状態を検出するようにした車両の超音波センサー装置において、
前記超音波発信手段と前記超音波受信手段との少なくとも一方に、末広がり状のコーンが付設され、
前記コーンの先端部における一方側端部位置よりも、該一方側端部位置に略対向する他方側端部位置の方が、該コーンの基端部寄りとなるように形状設定され、
前記コーンは、前記一方側端部位置が上方に前記他方側端部位置が下方に位置するようにして見た側面視において、該コーンの基端部から先端部に向けて該コーンの軸線と平行に伸びる底壁面を有する形状とされて、該底壁面の先端部が該他方側端部位置とされることにより、該底壁面よりも下方には末広がり状部分が存在しない形状に設定されている、
ようにしてある。
上記第2の解決手法によれば、コーンの軸線方向への強いメインビームが得られるのは勿論のこと、一方側端部位置方向へのサイドロブを十分に弱めつつ、他方側端部位置方向へのサイドロブを十分に強めることができる。つまり、メインビームの方向の他に、他方側端部位置方向へのサイドロブを利用して検出エリアを設定することができ、この結果、一方側端部位置方向への無駄な超音波を発信あるいは受信しないようにして、超音波発信手段や超音波受信手段のエネルギ強度を高めることなく、かつその設置数を増加させることなく、広い範囲に渡っての検出エリアを設定することが可能となる。勿論、コーン形状を設定するだけでよいので、容易かつ安価に実施化することができる。
以上に加えて、末広がり状とならない底壁面を有するコーン形状が提供される。また、メインビームをコーンの軸線方向により指向させつつ、他方側端部位置方向へのサイドロブの強さをより強めることができる。
超音波発信手段から車室内空間に向けて発信された超音波を超音波受信手段で受信して車室内の状態を検出するようにした車両の超音波センサー装置において、
前記超音波発信手段と前記超音波受信手段との両方に、末広がり状のコーンが付設され、
前記両方のコーンはそれぞれ、その先端部における一方側端部位置よりも、該一方側端部位置に略対向する他方側端部位置の方が、該コーンの基端部寄りとなるように形状設定され、
前記超音波発信手段および超音波受信手段はそれぞれ、車室内の前端部または後端部における高所に互いに近接して配設され、
前記両方のコーンはそれぞれ、該両方のコーンの配設位置よりも車室内の前後方向反対側端部に向かうようにかつ斜め下方を向くように配設され、
前記両方のコーンはそれぞれ、前記他方側端部位置が前記一方側端部位置よりも下方に位置するように設定されている、
ようにしてある。
車室内の高所に取付けられる取付部材を有し、
前記取付部材に、前記超音波発信手段と前記超音波受信手段とが保持され、
前記取付部材に、車室内に臨むと共に前記コーンの内面形状を有するコーン形成用凹部が形成されて、該取付部材が前記両方のコーンを兼用している、
ようにしてある(請求項6対応)。この場合、取付部材を超音波の発信手段および受信手段の両方についてのコーンとして兼用させて、コスト低減や設置スペース低減等の上で好ましいものとなる。
上述したコーン30を、車載用としてより具体化して構造が、図7〜図12に示される。この図7〜図12から、コーン30の形状がより明確に理解される。なお、図7〜図12では、図8から理解されるように、コーン30は円錐状に末広がりとなっていて、コーン30の軸線方向への伸びる長さが、一方側端部位置α方向には長くされ、他方側端部位置β方向には短くされている。なお、平面視(車室内を上方から見たとき)において、コーン30の左右方向(車室内左右方向に相当)には、サイドロブが左右ほぼ均等に広がって進むことになり、検出エリアAが車室内の左右方向においては十分に確保されるものである。
T:超音波発信手段
R:超音波受信手段
X1:メインビーム方向
X2:下向きサイドロブ方向
A:検出エリア
U:ユニット体
C:コントローラ
1:センサユニット
2:取付部材
3:カバー部材
4、5:取付孔部
6、7:コーン形成用凹部
20:警報器
30:コーン(図5、図7〜図12)
30B:コーン(図13、図15〜図20)
30C:コーン(図21〜図23)
31:取付筒部
32:底壁面(図21〜図23)
Claims (6)
- 超音波発信手段から車室内空間に向けて発信された超音波を超音波受信手段で受信して車室内の状態を検出するようにした車両の超音波センサー装置において、
前記超音波発信手段と前記超音波受信手段との少なくとも一方に、末広がり状のコーンが付設され、
前記コーンの先端部における一方側端部位置よりも、該一方側端部位置に略対向する他方側端部位置の方が、該コーンの基端部寄りとなるように形状設定され、
前記超音波発信手段および前記超音波受信手段はそれぞれ、車室内のルーフ部に配設され、
前記他方側端部位置が、前記一方側端部位置よりも下方に位置するように設定されている、
ことを特徴とする車両の超音波センサー装置。 - 請求項1において、
前記コーンの軸線が、斜め下方を向くように設定されている、ことを特徴とする車両の超音波センサー装置。 - 請求項1において、
前記コーンは、該コーンの軸線に対して傾斜する面に沿って斜めにカットされた形状とされている、ことを特徴とする車両の超音波センサー装置。 - 超音波発信手段から車室内空間に向けて発信された超音波を超音波受信手段で受信して車室内の状態を検出するようにした車両の超音波センサー装置において、
前記超音波発信手段と前記超音波受信手段との少なくとも一方に、末広がり状のコーンが付設され、
前記コーンの先端部における一方側端部位置よりも、該一方側端部位置に略対向する他方側端部位置の方が、該コーンの基端部寄りとなるように形状設定され、
前記コーンは、前記一方側端部位置が上方に前記他方側端部位置が下方に位置するようにして見た側面視において、該コーンの基端部から先端部に向けて該コーンの軸線と平行に伸びる底壁面を有する形状とされて、該底壁面の先端部が該他方側端部位置とされることにより、該底壁面よりも下方には末広がり状部分が存在しない形状に設定されている、
ことを特徴とする車両の超音波センサー装置。 - 超音波発信手段から車室内空間に向けて発信された超音波を超音波受信手段で受信して車室内の状態を検出するようにした車両の超音波センサー装置において、
前記超音波発信手段と前記超音波受信手段との両方に、末広がり状のコーンが付設され、
前記両方のコーンはそれぞれ、その先端部における一方側端部位置よりも、該一方側端部位置に略対向する他方側端部位置の方が、該コーンの基端部寄りとなるように形状設定され、
前記超音波発信手段および超音波受信手段はそれぞれ、車室内の前端部または後端部における高所に互いに近接して配設され、
前記両方のコーンはそれぞれ、該両方のコーンの配設位置よりも車室内の前後方向反対側端部に向かうようにかつ斜め下方を向くように配設され、
前記両方のコーンはそれぞれ、前記他方側端部位置が前記一方側端部位置よりも下方に位置するように設定されている、
ことを特徴とする車両の超音波センサー装置。 - 請求項5において、
車室内の高所に取付けられる取付部材を有し、
前記取付部材に、前記超音波発信手段と前記超音波受信手段とが保持され、
前記取付部材に、車室内に臨むと共に前記コーンの内面形状を有するコーン形成用凹部が形成されて、該取付部材が前記両方のコーンを兼用している、
ことを特徴とする車両の超音波センサー装置。
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JP2012027872A JP5924016B2 (ja) | 2012-02-11 | 2012-02-11 | 車両の超音波センサー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012027872A JP5924016B2 (ja) | 2012-02-11 | 2012-02-11 | 車両の超音波センサー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013163464A JP2013163464A (ja) | 2013-08-22 |
JP5924016B2 true JP5924016B2 (ja) | 2016-05-25 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012027872A Active JP5924016B2 (ja) | 2012-02-11 | 2012-02-11 | 車両の超音波センサー装置 |
Country Status (1)
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- 2012-02-11 JP JP2012027872A patent/JP5924016B2/ja active Active
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