JP5922470B2 - クリーンルーム内の粒子を検出する方法 - Google Patents
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Description
第1の実施の形態に係る粒子検出装置の検出結果記録システムは、図1に示すように、粒子を検出する粒子検出装置20から送信される、粒子検出時刻を含む検出結果情報、及び粒子検出装置20に設けられた位置計測装置23から送信される粒子検出装置20の位置情報を受信する情報受信機3と、情報受信機3に接続された中央演算処理装置(CPU)300と、を備える。CPU300は、検出結果情報及び位置情報を併合した併合情報を作成する併合部301と、併合情報を保存する併合情報保存部401と、を含む。
(a)ステップS101で図1に示す指示部302は、送信機等を用いて、送受信テスト用に応答信号を返信するよう、図3に示す粒子検出装置20に固定された送受信機2に指示信号を送信する。ステップS102で、送受信機2が指示信号を受信した場合は、送受信機2は、図1に示す指示部302に応答信号を送信する。指示部302が応答信号を受信した場合は、ステップS103に進む。指示部302が応答信号を受信しなかった場合は、ステップS112に進み、指示部302は、CPU300に接続されている表示装置等に、通信エラーが生じたことを表示させ、オペレータ等に、通信状態の確認及び改善等を促す。
第2の実施の形態に係る粒子検出装置の検出結果記録システムのCPU300は、図6に示すように、時刻確定部303をさらに備える。時刻確定部303は、タイムサーバ501を用いて、併合部301が作成した併合情報の作成時刻を確定する。タイムサーバ501は、ネットワークを介して、CPU300に、標準時等の正確な時刻情報を提供する。なお、タイムサーバ501は、CPU300に直接接続されていてもよい。第2の実施の形態に係る粒子検出装置の検出結果記録システムのその他の構成要素は、第1の実施の形態と同様である。以下、図7に示すフローチャートを用いて、第2の実施の形態に係る粒子検出装置の検出結果記録方法における併合情報の作成時刻確定に関するステップについて説明する。
第3の実施の形態に係る粒子検出装置の検出結果記録システムのCPU300は、図8に示すように、時刻認証部304をさらに備える。時刻認証部304は、時刻認証業務認定業者(TSA:Time Stamp Authority)502を用いて、併合情報保存部401に保存されている併合情報を時刻認証する。第3の実施の形態に係る粒子検出装置の検出結果記録システムのその他の構成要素は、第1の実施の形態と同様である。以下、図9に示すフローチャートを用いて、第3の実施の形態に係る粒子検出装置の検出結果記録方法における時刻認証に関するステップについて説明する。
図10に示すように、第4の実施の形態においては、クリーンルームに複数の粒子検出装置20が配置されている。複数の粒子検出装置20のそれぞれは、シリアルナンバ等の識別記号を記録した識別素子を備える。複数の粒子検出装置20のそれぞれは、検出結果情報に、粒子検出時刻と、装置の識別記号と、を付与して、送受信機2から、装置の識別記号を付与された検出結果情報を送信する。第4の実施の形態において、併合部301は、複数の粒子検出装置20のそれぞれから受信した、装置の識別記号を付与された検出結果情報と、位置計測装置23による粒子検出装置20の位置情報と、併合し、併合情報を作成する。併合部301は、作成した併合情報を、併合情報保存部401に、電気的又は磁気的に保存する。これにより、併合情報保存部401に、複数の粒子検出装置20のそれぞれの粒子の検出結果と、粒子を検出した時刻と、粒子を検出した位置と、をマージした情報を、累積的に保存することが可能となる。
上記のように、本発明を実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす記述及び図面はこの発明を限定するものであると理解するべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施の形態及び運用技術が明らかになるはずである。例えば、第1の実施の形態において、送受信機2は、アンテナ24を用いて、粒子検出装置20による検出結果情報と、位置計測装置23による粒子検出装置20の位置情報と、を無線送信すると説明したが、送受信機2は情報を有線ネットワークに送信してもよい。また、位置計測装置23及び送受信機2には、外部電源から電源が供給されてもよい。この様に、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。
3 情報受信機
10 クリーンルーム
20 粒子検出装置
21 吸引口
22 排気口
23 位置計測装置
24 アンテナ
25 内蔵バッテリ
26 車輪
301 併合部
302 指示部
303 時刻確定部
304 時刻認証部
401 併合情報保存部
501 タイムサーバ
Claims (8)
- 粒子を検出する粒子検出装置をクリーンルーム内で順次移動させながら前記クリーンルーム内の粒子を検出する方法であって、
前記粒子検出装置から粒子検出時刻を含む検出結果情報を送信することと、
前記粒子検出装置に設けられた位置計測装置から前記粒子検出装置の位置情報を送信することと、
前記検出結果情報と、前記位置情報と、を受信することと、
前記検出結果情報と、前記位置情報と、を併合した併合情報を作成することと、
前記併合情報を併合情報保存部に保存することと、
を含む、方法。 - 前記クリーンルーム内における前記粒子検出装置の位置の時間変化と、前記粒子の検出結果の時間変化と、を監視することを更に含む、請求項1に記載の方法。
- 前記併合情報に基づいて、前記クリーンルーム内の洗浄度を追跡調査することを更に含む、請求項1又は2に記載の方法。
- 前記粒子検出装置に配置された検出時刻付与装置が、前記検出結果情報に前記粒子検出時刻を付与することを更に含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記併合情報の作成時刻を確定することを更に含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記作成時刻を確定するために、タイムサーバから時刻を受信することを更に含む、請求項5に記載の方法。
- 前記併合情報を時刻認証することを更に含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記併合情報からハッシュ値を生成することと、
前記ハッシュ値に基づき、前記併合情報を時刻認証することと、
を更に含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
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