JP5903603B2 - ナノファイバ製造装置および製造方法 - Google Patents
ナノファイバ製造装置および製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5903603B2 JP5903603B2 JP2012103772A JP2012103772A JP5903603B2 JP 5903603 B2 JP5903603 B2 JP 5903603B2 JP 2012103772 A JP2012103772 A JP 2012103772A JP 2012103772 A JP2012103772 A JP 2012103772A JP 5903603 B2 JP5903603 B2 JP 5903603B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raw material
- discharge
- material liquid
- group
- pitch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
前記原料液を供給する第一供給路および第二供給路、前記第一供給路により供給された前記原料液を放出する第一群放出部、並びに、前記第二供給路により供給された前記原料液を放出する第二群放出部を有する原料液放出ツールと、
前記第一群放出部および第二群放出部から放出される前記原料液をそれぞれ帯電させる帯電手段と、
前記第一群放出部および第二群放出部から放出された前記原料液から空間中でそれぞれ生成される前記ナノファイバを収集するコレクタと、を備え、
前記第一群放出部が、一定のピッチPTで直線状に並ぶ二以上の第一放出部を含み、
前記第二群放出部が、一定のピッチで前記第一放出部と並ぶ二以上の第二放出部を含み、
前記第一放出部および前記第二放出部の並びの方向の位置が互いに異なっており、
前記原料液放出ツールが、前記第一群放出部と前記第二群放出部との間に配設され、前記原料液の放出方向に沿った気流を発生させる、複数の気流発生部を有しており、
前記ピッチPTが、前記第一群放出部と前記第二群放出部との距離LGよりも小さく、 複数の前記気流発生部のピッチが、前記ピッチPTよりも小さい、ナノファイバ製造装置に関する。
(i)前記原料液を供給する第一供給路および第二供給路、一定のピッチPTで直線状に並ぶ二以上の第一放出部を含む第一群放出部、および、前記第一群放出部の各第一放出部とは並びの方向での位置を異ならせて一定のピッチで並ぶ二以上の第二放出部を含む第二群放出部、を具備した原料液放出ツールを使用して、前記第一供給路を介して供給された前記原料液を前記第一群放出部から放出するとともに、前記第二供給路を介して供給された前記原料液を前記第二群放出部から放出する工程、
(ii)前記第一群放出部および前記第二群放出部から放出される前記原料液をそれぞれ帯電させる工程、
(iii)前記第一群放出部および前記第二群放出部から放出された前記原料液から空間中でそれぞれ生成されるナノファイバをコレクタにより収集する工程、および
(iv)前記第一放出部と前記第二放出部との間の位置で、複数の気流発生部から前記原料液の放出方向に沿った気流を発生させる工程を含み、
前記ピッチPTが、前記第一群放出部と前記第二群放出部との距離LGよりも小さく、 複数の前記気流発生部のピッチが、前記ピッチPTよりも小さい、ナノファイバ製造方法に関する。
(実施形態1)
図1に、ナノファイバ製造装置を斜視図により示す。図2に、原料液放出ツールの構造を断面図により示す。図3に、原料液放出ツールの下面を拡大して示す。図4に、原料液放出ツールを側面図により示す。
原料液放出ツール2の下部には、放出部14Aおよび放出部14Bをそれぞれ中心として横断面の幅が下に向かって徐々に小さくなる二つのテーパ状部が形成されている。その結果、原料液放出ツール2の下部には、放出部14Aを間に挟む二つの斜面(外側斜面2a、内側斜面2b)と、放出部14Bを間に挟む二つの斜面(外側斜面2d、内側斜面2c)の合計四つの斜面が形成されている。そして、放出部14Aを間に挟む二つの斜面(外側斜面2a、内側斜面2b)の間に、放出部14Aが開口する先端部2eが形成されている。そして、放出部14Bを間に挟む二つの斜面(外側斜面2d、内側斜面2c)の間に、放出部14Bが開口する先端部2fが形成されている。
Claims (10)
- 原料液を空間中で静電気力により延伸させて、ナノファイバを製造する装置であって、
前記原料液を供給する第一供給路および第二供給路、前記第一供給路により供給された前記原料液を放出する第一群放出部、並びに、前記第二供給路により供給された前記原料液を放出する第二群放出部を有する原料液放出ツールと、
前記第一群放出部および第二群放出部から放出される前記原料液をそれぞれ帯電させる帯電手段と、
前記第一群放出部および第二群放出部から放出された前記原料液から空間中でそれぞれ生成される前記ナノファイバを収集するコレクタと、を備え、
前記第一群放出部が、一定のピッチPTで直線状に並ぶ二以上の第一放出部を含み、
前記第二群放出部が、一定のピッチで前記第一放出部と並ぶ二以上の第二放出部を含み、
前記第一放出部および前記第二放出部の並びの方向の位置が互いに異なっており、
前記原料液放出ツールが、前記第一群放出部と前記第二群放出部との間に配設され、前記原料液の放出方向に沿った気流を発生させる、複数の気流発生部を有しており、
前記ピッチPTが、前記第一群放出部と前記第二群放出部との距離LGよりも小さく、
複数の前記気流発生部のピッチが、前記ピッチPTよりも小さい、ナノファイバ製造装置。 - 複数の前記気流発生部のピッチが、前記ピッチPTの1/2である、請求項1に記載のナノファイバ製造装置。
- 互いに最近接する前記第一放出部と前記第二放出部との間の位置に、それぞれ、前記気流発生部が配置されている、請求項1または2に記載のナノファイバ製造装置。
- 前記気流発生部が、前記第一放出部および前記第二放出部よりも、前記原料液の放出方向における後方側に配置されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のナノファイバ製造装置。
- 前記第一群放出部が前記原料液を放出する方向が一定であり、
前記第一群放出部が前記原料液を放出する方向と、前記第二群放出部が前記原料液を放出する方向とが、同じである、請求項1〜4のいずれか一項に記載のナノファイバ製造装置。 - 前記ピッチPTと前記第二放出部の前記ピッチとが、等しい、請求項1〜5のいずれか一項に記載のナノファイバ製造装置。
- 前記第一群放出部と前記第二群放出部とが、平行である、請求項1〜6のいずれか一項に記載のナノファイバ製造装置。
- 前記ピッチPTが、5〜30mmである、請求項1〜7のいずれか一項に記載のナノファイバ製造装置。
- 原料液を空間中で静電気力により延伸させて、ナノファイバを製造する方法であって、
(i)前記原料液を供給する第一供給路および第二供給路、一定のピッチPTで直線状に並ぶ二以上の第一放出部を含む第一群放出部、および、前記第一群放出部の各第一放出部とは並びの方向での位置を異ならせて一定のピッチで並ぶ二以上の第二放出部を含む第二群放出部、を具備した原料液放出ツールを使用して、前記第一供給路を介して供給された前記原料液を前記第一群放出部から放出するとともに、前記第二供給路を介して供給された前記原料液を前記第二群放出部から放出する工程、
(ii)前記第一群放出部および前記第二群放出部から放出される前記原料液をそれぞれ帯電させる工程、
(iii)前記第一群放出部および前記第二群放出部から放出された前記原料液から空間中でそれぞれ生成されるナノファイバをコレクタにより収集する工程、および
(iv)前記第一放出部と前記第二放出部との間の位置で、複数の気流発生部から前記原料液の放出方向に沿った気流を発生させる工程を含み、
前記ピッチPTが、前記第一群放出部と前記第二群放出部との距離LGよりも小さく、
複数の前記気流発生部のピッチが、前記ピッチPTよりも小さい、ナノファイバ製造方法。 - 前記気流をシート状の前記コレクタと衝突させることで生じる新たな気流により、前記第一放出部から放出された前記原料液の流れの方向と、前記第二放出部から放出された前記原料液の流れの方向とを、互いの反対方向に偏向させる、請求項9記載のナノファイバ製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012103772A JP5903603B2 (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | ナノファイバ製造装置および製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012103772A JP5903603B2 (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | ナノファイバ製造装置および製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013231247A JP2013231247A (ja) | 2013-11-14 |
JP5903603B2 true JP5903603B2 (ja) | 2016-04-13 |
Family
ID=49677933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012103772A Active JP5903603B2 (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | ナノファイバ製造装置および製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5903603B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005264353A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Japan Vilene Co Ltd | 繊維集合体の製造方法及び製造装置 |
JP5417276B2 (ja) * | 2010-07-27 | 2014-02-12 | パナソニック株式会社 | ナノファイバ製造装置、ナノファイバ製造方法 |
-
2012
- 2012-04-27 JP JP2012103772A patent/JP5903603B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013231247A (ja) | 2013-11-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4763845B2 (ja) | ナノファイバ製造装置、ナノファイバ製造方法 | |
WO2009122669A1 (ja) | ナノファイバ製造装置、ナノファイバ製造方法 | |
JP4877140B2 (ja) | ナノファイバーの製造方法及び装置 | |
KR20120080133A (ko) | 나노파이버 제조 장치, 나노파이버 제조 방법 | |
JP5226558B2 (ja) | ナノファイバ製造装置、ナノファイバ製造方法 | |
JP5253319B2 (ja) | 不織布製造装置及び不織布の製造方法 | |
JP5225827B2 (ja) | ナノファイバ製造装置 | |
JP5417276B2 (ja) | ナノファイバ製造装置、ナノファイバ製造方法 | |
JP5216551B2 (ja) | ナノファイバ製造装置、ナノファイバ製造方法 | |
JP5903603B2 (ja) | ナノファイバ製造装置および製造方法 | |
JP5417244B2 (ja) | ナノファイバ製造装置、ナノファイバ製造方法 | |
JP5225885B2 (ja) | ナノファイバ製造装置、および製造方法 | |
JP5185090B2 (ja) | ナノファイバ製造方法、および製造装置 | |
JP5368504B2 (ja) | ナノファイバ製造装置、および、ナノファイバ製造方法 | |
JP5285667B2 (ja) | ナノファイバ製造装置、ナノファイバ製造方法 | |
JP2010001592A (ja) | ナノファイバ製造装置、および製造方法 | |
JP5253361B2 (ja) | 不織布製造装置及び不織布の製造方法 | |
JP5874003B2 (ja) | ナノファイバ製造装置および製造方法 | |
JP5006862B2 (ja) | ナノファイバ製造方法、および製造装置 | |
JP5355608B2 (ja) | ナノファイバ製造装置、ナノファイバ製造方法 | |
JP2011174202A (ja) | ナノファイバ製造装置および製造方法 | |
JP5874005B2 (ja) | ナノファイバ製造装置、ナノファイバ製造方法およびナノファイバ製造用ノズル | |
JP5395831B2 (ja) | ナノファイバ製造装置、ナノファイバ製造方法 | |
JP5364004B2 (ja) | ナノファイバ製造装置およびナノファイバ製造方法 | |
JP2011106058A (ja) | 不織布製造装置及び不織布の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140811 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20141009 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20141028 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150520 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150526 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150618 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150804 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150924 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151224 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5903603 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |