JP5991838B2 - 複合容器蓋 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明によれば、天板と該天板の外周縁から垂下したスカート壁からなり、該スカート壁の内周面に雌ネジを螺刻すると共に、前記天板にシール筒及び内筒を順次前記スカート壁と同心円状に設けた上蓋と、
該上蓋の該雌ネジに螺合する雄ネジを螺刻した注出筒を有し、該注出筒内に設けた閉鎖中板に環状の脆弱ラインにて囲った開口予定部を形成し、且つ該閉鎖中板の該開口予定部より内側の上面に切除筒を立設した、容器の開口部に固着する注出口栓と、で構成される複合容器蓋であって、
前記上蓋の内筒の内周面及び前記注出口栓の切除筒の上部外周面に上下方向に係止可能な係止手段を設けると共に、前記上蓋を開栓方向に回した際のみ係合して、前記脆弱ラインを破断する係合手段を内筒の内周面と切除筒の外周面とに設け、該係合手段は、前記内筒の内周面に周方向に間隔をおいて配設された複数個のラチェット片と切除筒の外周面に周方向に間隔をおいて配設された複数個のラチェット爪とから構成されており、該係合手段の該内筒側ラチェット片と該切除筒側ラチェット爪との係合部位に隣接した前記閉鎖中板に、前記脆弱ラインと、前記脆弱ラインから該切除筒に向かって延びる放射状スコアとを設けたことを特徴とする複合容器蓋が提供される。
頂板部及び外周縁から垂下した外筒からなり、頂板部に前記上蓋の前記雌ネジに螺合する雄ネジを螺刻した螺合筒及びその内側に注出筒を有し、該注出筒内の頂板部に環状の脆弱ラインにて囲われた開口予定部を形成し、且つ該開口予定部より内側の上面に切除筒を立設した、容器の口部に固着する注出口栓と、で構成される複合容器蓋であって、
前記上蓋の内筒の内周面及び前記注出口栓の切除筒の上部外周面に上下方向に係止可能な係止手段を設けると共に、前記上蓋を開栓方向に回した際のみ係合して、前記脆弱ラインを破断する係合手段を内筒の内周面と切除筒の外周面とに設け、該係合手段は、前記内筒の内周面に周方向に間隔をおいて配設された複数個のラチェット片と切除筒の外周面に周方向に間隔をおいて配設された複数個のラチェット爪とから構成されており、該係合手段の該内筒側ラチェット片と該切除筒側ラチェット爪との係合部位に隣接した前記頂板部に、前記脆弱ラインと、前記脆弱ラインから該切除筒に向かって延びる放射状スコアとを設けたことを特徴とする複合容器蓋が提供される。
なお、この実施例では放射状スコア16を角度60度ごとに6個設けている。
試験例1は、図2に示す放射状スコアがある状態で、上蓋を開栓方向に旋回し、その旋回角度ごとのトルクを測定する。
試験例2は、図2に示す放射状スコアが無い状態で、上蓋を開栓方向に旋回し、その旋回角度ごとのトルクを測定する。それらの結果を図6に示す。
別々に製造された上蓋6及び注出口栓13は、まず、注出口栓13に上蓋6をあてがい上蓋6を閉栓方向に旋回させると、上蓋6の複数個のラチェット片5bは、注出口栓13に配設された複数個のラチェット爪11bに係合することなく乗り越え、注出口栓13に上蓋6を螺着する。次いで、容器12の開口部12aの周縁部に、注出口栓13の鍔状取付部20を固着することで、容器12に複合容器蓋を取り付ける。
2 天板
3 スカート壁
3a、31a、52 雌ネジ
4 シール筒
5 内筒
5a、11a、63、64 係止突起
5b ラチェット片
6、6A、54 上蓋
7 注出筒
7a、35a 雄ネジ
8 閉鎖中板
9 周方向スコア
10、59 開口予定部
11 切除筒
11b ラチェット爪
12、12A 容器
12a 開口部
13、13A 注出口栓
14 係止手段
15 係合手段
16 放射状スコア
20 鍔状取付部
21 すべり止め
31 中間筒
32、50 頂板部
33 外筒
34 装着筒
35 螺合筒
51 スカート部
53 インナーリング
55 天面
56 周状壁
57 注出用ノズル
58 弱化線
60 中栓
61、62 環状壁
65、66 ラチェット
Claims (3)
- 天板と該天板の外周縁から垂下したスカート壁からなり、該スカート壁の内周面に雌ネジを螺刻すると共に、前記天板にシール筒及び内筒を順次前記スカート壁と同心円状に設けた上蓋と、
該上蓋の該雌ネジに螺合する雄ネジを螺刻した注出筒を有し、該注出筒内に設けた閉鎖中板に環状の脆弱ラインにて囲った開口予定部を形成し、且つ該閉鎖中板の該開口予定部より内側の上面に切除筒を立設した、容器の開口部に固着する注出口栓と、で構成される複合容器蓋であって、
前記上蓋の内筒の内周面及び前記注出口栓の切除筒の上部外周面に上下方向に係止可能な係止手段を設けると共に、前記上蓋を開栓方向に回した際のみ係合して、前記脆弱ラインを破断する係合手段を内筒の内周面と切除筒の外周面とに設け、該係合手段は、前記内筒の内周面に周方向に間隔をおいて配設された複数個のラチェット片と切除筒の外周面に周方向に間隔をおいて配設された複数個のラチェット爪とから構成されており、該係合手段の該内筒側ラチェット片と該切除筒側ラチェット爪との係合部位に隣接した前記閉鎖中板に、前記脆弱ラインと、前記脆弱ラインから該切除筒に向かって延びる放射状スコアとを設けたことを特徴とする複合容器蓋。 - 天板と該天板の外周縁から垂下したスカート壁からなり、前記天板に、内周面に雌ネジを螺刻した中間筒、シール筒及び内筒を順次前記スカート壁と同心円状に設けた上蓋と、
頂板部及び外周縁から垂下した外筒からなり、頂板部に前記上蓋の前記雌ネジに螺合する雄ネジを螺刻した螺合筒及びその内側に注出筒を有し、該注出筒内の頂板部に環状の脆弱ラインにて囲われた開口予定部を形成し、且つ該開口予定部より内側の上面に切除筒を立設した、容器の口部に固着する注出口栓と、で構成される複合容器蓋であって、
前記上蓋の内筒の内周面及び前記注出口栓の切除筒の上部外周面に上下方向に係止可能な係止手段を設けると共に、前記上蓋を開栓方向に回した際のみ係合して、前記脆弱ラインを破断する係合手段を内筒の内周面と切除筒の外周面とに設け、該係合手段は、前記内筒の内周面に周方向に間隔をおいて配設された複数個のラチェット片と切除筒の外周面に周方向に間隔をおいて配設された複数個のラチェット爪とから構成されており、該係合手段の該内筒側ラチェット片と該切除筒側ラチェット爪との係合部位に隣接した前記頂板部に、前記脆弱ラインと、前記脆弱ラインから該切除筒に向かって延びる放射状スコアとを設けたことを特徴とする複合容器蓋。 - 前記放射状スコアは、周方向に0.1乃至0.5mm幅をもち、前記切除筒まで延びる、請求項1または2記載の複合容器蓋。
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JP2012079254A JP5991838B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | 複合容器蓋 |
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- 2012-03-30 JP JP2012079254A patent/JP5991838B2/ja active Active
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