JP5987310B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
中間転写体は無端状に形成されており、1次転写部は中間転写体にトナーを1次転写する。
2次転写部は、中間転写体に圧接されて、中間転写体との間に2次転写ニップ部を形成する2次転写ローラを有し、中間転写体上のトナーを用紙に2次転写する。この2次転写部の2次転写ニップ部に進入する用紙の角度は、2次転写ニップ部から抜け出す用紙の角度と異なっている。
対向ローラは、中間転写体を挟んで2次転写ローラに対向する。
テンションローラは、対向ローラと1次転写部との間であって、中間転写体の移動方向における対向ローラの下流に配置される。
変形機構は、中間転写体の全周の長さを保持しながら、中間転写体の1次転写部が接触する領域以外の領域を変形させる。また、変形機構は、2次転写ローラと、2次転写ローラを移動させる2次転写ローラ移動部と、テンションローラと、テンションローラを移動させるテンションローラ移動部とから構成されている。
制御部は、2次転写部を通過する用紙の剛度に応じて変形機構の駆動を制御して中間転写体を変形させ、2次転写ニップ部の面積を変化させる。そして、制御部は、用紙が高剛度紙である場合の2次転写ニップ部の面積を、用紙が高剛度紙以外である場合の2次転写ニップ部の面積よりも大きくする。
なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
また、説明は以下の順序で行う。
1.画像形成装置の第1の実施の形態
2.画像形成装置の第2の実施の形態
3.画像形成装置の第3の実施の形態
4.画像形成装置の第4の実施の形態
5.変形例
[画像形成装置の構成例]
まず、画像形成装置の第1の実施の形態の構成例について、図1を参照して説明する。
図1は、画像形成装置の第1の実施の形態を示す全体構成図である。
クリーニング部45は、感光体41の表面に残留しているトナーを除去する。
両面画像形成を行う場合は、切換ゲート24によって用紙Sを下方に案内した後に、用紙反転搬送部26によって表裏を反転し、再給紙路27により再び転写位置へ送られる。
次に、画像形成装置1の各部のハードウェア構成について、図2を参照して説明する。
図2は、本例の画像形成装置1の制御系を示すブロック図である。
CPU101、ROM102及びRAM103は、上述の制御基板90(図1参照)に搭載されている。
さらに、操作表示部105は、複数のキーを備え、ユーザのキー操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付けて入力信号をCPU101に送信する。CPU101は、受信した入力信号に基づいてジョブ情報を生成する。
次に、中間転写ベルト50の変形動作について、図3A及び図3Bを参照して説明する。
図3A及び図3Bは、中間転写ベルト50の変形動作を示す説明図である。
以下、2次転写ローラ61が第1の位置に配置されると共に、テンションローラ54が下方位置に配置され、2次転写ニップ部62の面積が大きくなったときの中間転写ベルト50の状態(図3Aに示す状態)を、ニップ部増大状態とする。
以下、2次転写ローラ61が第2の位置に配置されると共に、テンションローラ54が上方位置に配置され、2次転写ニップ部62の面積が小さくなったときの中間転写ベルト50の状態(図3Bに示す状態)を、ニップ部減少状態とする。
次に、2次転写ニップ部62を通過する用紙Sについて、図4を参照して説明する。
図4は、中間転写ベルト50がニップ部増大状態のときの2次転写ニップ部62を通過する用紙Sを示す説明図である。
次に、制御部であるCPU101により行われる中間転写ベルト50の変形動作処理について、図5を参照して説明する。
図5は、変形動作処理の例を示すフローチャートである。
[画像形成装置の構成例]
次に、画像形成装置の第2の実施の形態の構成例について、図6を参照して説明する。
図6は、画像形成装置の第2の実施の形態の制御系を示すブロック図である。
画像形成装置201の変形機構210は、対向ローラ52(図7参照)と、この対向ローラ52を移動させる対向ローラ移動部211と、テンションローラ54と、このテンションローラ54を移動させるテンションローラ移動部72から構成されている。
図6に示すように、対向ローラ移動部211は、CPU101にシステムバス107を介して接続されている。
次に、変形機構210による中間転写ベルト50の変形動作について、図7A及び図7Bを参照して説明する。
図7A及び図7Bは、画像形成装置201に係る中間転写ベルト50の変形動作を示す説明図である。
以下、対向ローラ52が第1の位置に配置されると共に、テンションローラ54が下方位置に配置され、2次転写ニップ部262の面積が大きくなったときの中間転写ベルト50の状態(図7Aに示す状態)を、ニップ部増大状態とする。
以下、対向ローラ52が第2の位置に配置されると共に、テンションローラ54が上方位置に配置され、2次転写ニップ部262の面積が小さくなったときの中間転写ベルト50の状態(図7Bに示す状態)を、ニップ部減少状態とする。
次に、第2の実施の形態に係る中間転写ベルト50の変形動作処理について説明する。
第2の実施の形態に係る中間転写ベルト50の変形動作処理は、第1の実施の形態の変形動作処理(図5参照)における「2次転写ローラ」を「対向ローラ」に換えたものである。そのため、第2の実施の形態に係る変形動作処理についての詳しい説明は省略する。
[画像形成装置の構成例]
次に、画像形成装置の第3の実施の形態の構成例について、図8を参照して説明する。
図8は、画像形成装置の第3の実施の形態の制御系を示すブロック図である。
画像形成装置301の変形機構310は、転写前ローラ53(図9参照)と、この転写前ローラ53を移動させる転写前ローラ移動部311と、テンションローラ54と、このテンションローラ54を移動させるテンションローラ移動部72から構成されている。
図7に示すように、転写前ローラ移動部311は、CPU101にシステムバス107を介して接続されている。
次に、変形機構310による中間転写ベルト50の変形動作について、図9A及び図9Bを参照して説明する。
図9A及び図9Bは、画像形成装置301に係る中間転写ベルト50の変形動作を示す説明図である。
以下、転写前ローラ53が第1の位置に配置されると共に、テンションローラ54が下方位置に配置され、2次転写ニップ部362の面積が大きくなったときの中間転写ベルト50の状態(図9Aに示す状態)を、ニップ部増大状態とする。
以下、転写前ローラ53が第2の位置に配置されると共に、テンションローラ54が上方位置に配置され、2次転写ニップ部362の面積が小さくなったときの中間転写ベルト50の状態(図9Bに示す状態)を、ニップ部減少状態とする。
次に、第3の実施の形態に係る中間転写ベルト50の変形動作処理について説明する。
第3の実施の形態に係る中間転写ベルト50の変形動作処理は、第1の実施の形態の変形動作処理(図5参照)における「2次転写ローラ」を「転写前ローラ」に換えたものである。そのため、第3の実施の形態に係る変形動作処理についての詳しい説明は省略する。
4.画像形成装置の第4の実施の形態
[画像形成装置の構成例]
次に、画像形成装置の第4の実施の形態について、図10及び図11を参照して説明する。
図10は、画像形成装置の第4の実施の形態の制御系を示すブロック図である。図11A及び図11Bは、画像形成装置の第4の実施の形態に係る中間転写ベルトの変形動作を示す説明図である。
画像形成装置401の変形機構410は、転写前ローラ53(図11参照)と、この転写前ローラ53を回動させる転写前ローラ回動部411と、補助ローラ55(図11参照)から構成されている。
図10に示すように、転写前ローラ回動部411は、CPU101にシステムバス107を介して接続されている。
次に、第4の実施の形態に係る中間転写ベルト50の変形動作処理について説明する。
第4の実施の形態に係る中間転写ベルト50の変形動作処理は、第1の実施の形態の変形動作処理(図5参照)における「2次転写ローラ」を「転写前ローラ」に換えて、ステップS5及びステップS8を削除したものである。そのため、第4の実施の形態に係る変形動作処理についての詳しい説明は省略する。
以上、画像形成装置の実施の形態について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、本発明の画像形成装置は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、剛度300未満の用紙と、剛度300以上で剛度400未満の用紙と、剛度400以上の用紙に分類して、それぞれの場合に応じた形に中間転写体を変形させる。このとき、剛度400以上の用紙に画像を形成する場合の2次転写ニップ部の面積を一番大きくし、剛度300未満の用紙に画像を形成する場合の2次転写ニップ部の面積を一番小さくする。
また、本発明に係る変形機構としては、2次転写ローラ61、対向ローラ52、転写前ローラ53以外の部材で中間転写体を変形させ、2次転写ニップ部の面積を変化させるものであってもよい。
Claims (5)
- 無端状に形成された中間転写体と、
前記中間転写体にトナーを1次転写する1次転写部と、
前記中間転写体に圧接されて、前記中間転写体との間に2次転写ニップ部を形成する2次転写ローラを有し、前記2次転写ニップ部に進入する用紙の角度と、前記2次転写ニップ部から抜け出す用紙の角度が異なり、前記中間転写体上のトナーを用紙に2次転写する2次転写部と、
前記中間転写体を挟んで前記2次転写ローラに対向する対向ローラと、
前記対向ローラと前記1次転写部との間であって、前記中間転写体の移動方向における前記対向ローラの下流に配置されたテンションローラと、
前記中間転写体の全周の長さを保持しながら、前記中間転写体の前記1次転写部が接触する領域以外の領域を変形させる変形機構と、
前記2次転写部を通過する用紙の剛度に応じて前記変形機構の駆動を制御して前記中間転写体を変形させ、前記2次転写ニップ部の面積を変化させる制御部と、
を備え、
前記変形機構は、前記2次転写ローラと、前記2次転写ローラを移動させる2次転写ローラ移動部と、前記テンションローラと、前記テンションローラを移動させるテンションローラ移動部とから構成され、
前記制御部は、用紙が高剛度紙である場合の前記2次転写ニップ部の面積を、用紙が高剛度紙以外である場合の前記2次転写ニップ部の面積よりも大きくする
画像形成装置。 - 前記制御部は、前記1次転写部の駆動を制御して、前記1次転写部による1次転写動作を停止させてから、前記変形機構によって前記中間転写体を変形させる
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記1次転写部は、トナーの色に応じて複数設けられており、
前記変形機構は、前記中間転写体の移動方向の最上流に配置された1次転写部が前記中間転写体に接触する部分よりも上流側であって、前記中間転写体の移動方向の最下流に配置された1次転写部が前記中間転写体に接触する部分よりも下流側の前記中間転写体の領域を変形させる
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記変形機構の駆動を制御して、用紙における前記中間転写体との間に空隙が発生する領域が前記2次転写ニップ部に進入する前までに、前記2次転写ニップ部の面積を大きくする
請求項1に記載の画像形成装置。 - 装置外部の温度を検出する温度計と、
装置外部の相対湿度を検出する湿度計と、を備え、
前記制御部は、前記温度計により検出した温度が所定の温度以下であり、前記湿度計により検出した相対湿度が所定の湿度以下のときに、前記変形機構の駆動を制御して、前記2次転写ニップ部の面積を大きくする
請求項1に記載の画像形成装置。
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