JP5976447B2 - 太陽光熱利用冷熱発生システム - Google Patents
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Description
この種従来技術としては、例えば特開2010−190460号公報(特許文献1)に記載のものがある。上記特許文献1のものには、太陽光熱を利用して蒸気を発生させ、この発生蒸気を吸収式冷凍機の作動熱源として利用し、この吸収式冷凍機からの冷熱は空調設備等に供給されて空調用をはじめ、各種冷熱供給を行うことが記載されている。
前記吸収式冷凍機15には空調機18が冷水配管で接続されており、空調機18から例えば15℃で流入する水を吸収式冷凍機15の蒸発器5で約7℃まで冷却し、その後この冷水は再び前記空調機18に供給されて、室内などの冷房または他への冷熱利用に供される。
図2は冷凍機制御弁37の開度制御を説明する線図で、横軸は吸収式冷凍機15の冷凍能力(RT)、縦軸は冷凍能力に対する蒸気消費量である。図2の細い斜めの実線で示すように、吸収式冷凍機15の冷凍能力を増加させるためには、それに応じて蒸気消費量も増加させていく必要がある。蒸気消費量を増加させるためには、前記冷凍機制御弁37の開度を増大する。図2の実線Aは前記冷凍機制御弁37の下限開度(冷凍機下限開度)で、吸収式冷凍機15を連続運転できる最小冷凍能力開度である。それよりも小さな冷凍能力での運転が要求される場合には、前記冷凍機制御弁37をON−OFF制御するのが一般的である。また、実線Bは前記冷凍機制御弁37の上限開度(冷凍機上限開度)で、吸収式冷凍機15を最大冷凍能力で運転するための開度であり、吸収式冷凍機15の運転時に、冷凍機制御弁37は前記冷凍機上限開度Bよりも大きい開度には制御されない。
太陽光熱利用冷熱発生システムの運転が開始(スタート)されると、ステップS1で、太陽光熱蒸気の圧力検出器36で検出された値(太陽圧力)が、予め定めた設定圧力(例えば0.82MPa(G))より大きいか否かを比較し、前記太陽圧力が設定圧力よりも大の場合(Yの場合)には太陽熱集熱器11から十分な熱容量の蒸気或いは温水が供給されていると判断し、太陽光熱源制御弁(太陽弁)35の開度を開く方向(増加方向)にシフト、即ち開度を上げる(UP)ように制御する(ステップS2)。
その後、ステップS17に移って、運転継続の要否を判定し、運転継続要の場合(Yの場合)には、制御時間(制御周期)経過後、再び前記ステップS1から同様の動作を繰り返す。前記ステップS17で運転継続否の場合(Nの場合)には運転を終了する。
その後は前記ステップS17に移って、同様の動作を行なう。
吸収式冷凍機15が運転されると、まずステップS21で吸収式冷凍機15から出た冷水温度を、図示していない温度計で検出して、この冷水温度が予め設定された設定温度(例えば7℃)より高いか否かを判定する。その結果、冷水温度が設定温度よりも高い場合(Yの場合)、冷凍機の冷凍能力を増加させる必要があるので、ステップS22で冷凍機制御弁37の開度が上記設定上限開度Cよりも小さいか否かを判定し、小さい場合(Yの場合)にはステップS23に移って、前記冷凍機制御弁37の開度を増加させる方向に制御し、冷凍機の冷凍能力を増加させる。
図1に示す冷熱発生システムが運転開始されると、吸収式冷凍機15に供給される蒸気圧力が前記圧力検出器38で検出され、この検出された圧力値が予め定めた蒸気放出設定圧力(例えば、吸収式冷凍機が3重効用の場合は2.1MPa(G)、2重効用の場合は0.84MPa(G)、単効用の場合には0.07MPa(G))よりも高いか否かを判定する(ステップS30)。通常は、前記圧力検出器38で検出される圧力は吸収式冷凍機15に供給される圧力、例えば0.78MPa(G)程度に保持されているが、前記太陽光熱集熱器11で発生する蒸気量が多く、且つ前記吸収式冷凍機15で消費される蒸気量が少なくなると、前記圧力検出器38で検出される圧力は高くなっていく。
図7は前記吸収式冷凍機15の1例(3重効用吸収式冷凍機)を示す系統図である。即ち、図7に示す本実施例の吸収式冷凍機15は、高温再生器1、中温再生器2、低温再生器3を備え、前記高温再生器1には、前述したように、例えば1.9MPaの圧力で温度が212℃の蒸気が投入される蒸気三重効用吸収式冷凍機で構成されている。また、吸収器6からの稀溶液は稀溶液ポンプ(溶液循環ポンプ)70により、前記高温再生器1、中温再生器2及び低温再生器3のそれぞれに並列的に供給される、いわゆるパラレルフローサイクルに構成されている。更に、前記高温再生器1、中温再生器2及び低温再生器3で濃縮された溶液(濃溶液)は濃溶液ポンプ(溶液散布ポンプ)81により前記吸収器6に戻され散布される。
前記吸収式冷凍機15の他の例として、2重効用吸収式冷凍機とした場合の例を図8により説明する。図8は前記吸収式冷凍機15としての2重効用吸収式冷凍機を示す系統図である。
前記吸収器6にも、図7の例と同様に、クーリングタワーなどから、34℃の冷却水が供給され、その後前記凝縮器4に流れて、39℃程度まで加熱され、再び前記クーリングタワーなどに戻される。
このように、本発明は二重効用の吸収式冷凍機にも同様に適用でき、更に説明は省略するが、単効用の吸収式冷凍機にも同様に適用でき、三重効用の場合と比較すると吸収式冷凍機の効率は低下するものの、ほぼ同様の効果を得ることができる。
図1に示す太陽光熱を利用して蒸気を生成する昼の運転モードの場合には、制御装置29により、前記弁26と28は閉じられ、弁27は開となるように制御される。これにより、高温再生器1から出た蒸気ドレンは例えば195℃(3重効用の場合、2重効用の場合は160℃、単効用の場合100℃)程度で温水タンク12に戻され、該温水タンク12の温水は循環ポンプ13により太陽光熱集熱器11に供給されて、太陽光熱により例えば220〜250℃(3重効用の場合、2重効用の場合は175℃程度、単効用の場合110℃程度)の高温水となるように加熱される。これにより、吸収式冷凍機15の前記高温再生器1には例えば212℃(3重効用の場合、2重効用の場合は174℃、単効用の場合107℃)程度の蒸気が供給されるという循環を繰り返す。
4…凝縮器、5…蒸発器、6…吸収器、
8…低温熱交換器、9…中温熱交換器、10…高温熱交換器、
11…太陽光熱集熱器(太陽光熱熱源発生装置)、
12…温水タンク、13,16…循環ポンプ、
14…蒸気発生手段(セパレータ)、
15…吸収式冷凍機(太陽熱吸収式冷凍機)、
18…空調機、19…ボイラ(他熱源発生装置)、
20a〜20d,21,22a,22b…開閉弁、
26〜28…弁(電磁弁または電動弁)、
29…制御装置(冷凍機制御装置)、30…温度検出器、
35…太陽光熱源制御弁、37…冷凍機制御弁、39…ボイラ弁(他熱源制御弁)、
36,38…圧力検出器、40…蒸気放出弁、
41…他の冷凍機、42…冷凍負荷、
43…冷水還りヘッダ、44…冷水往きヘッダ、
50…制御装置(システム制御装置)、
55…冷媒ポンプ、70…稀溶液ポンプ(溶液循環ポンプ)、
81…濃溶液ポンプ(溶液散布ポンプ)、
85…低温ドレン熱交換器、95…中温ドレン熱交換器、
105…蒸気ドレン熱回収器、
P1…配管、P13,P14…バイパス配管。
Claims (9)
- 太陽光熱を利用した太陽光熱利用熱源発生装置と、前記太陽光熱利用熱源発生装置で発生した熱源を利用して冷熱を生成する吸収式冷凍機と、前記太陽光熱利用熱源発生装置で発生した熱源の供給量を制御する太陽光熱源制御弁と、前記吸収式冷凍機の冷凍能力を制御する冷凍機制御弁とを備えた太陽光熱利用冷熱発生システムであって、
前記太陽光熱利用熱源発生装置は、前記冷熱発生システムの定格容量に対応した定格熱源発生量のものを使用すると共に、前記吸収式冷凍機については前記冷熱発生システムの定格容量を超える定格冷凍能力のものを使用し、
前記吸収式冷凍機が前記太陽光熱利用熱源発生装置からの熱源を利用して冷熱を生成する場合、前記太陽光熱利用熱源発生装置での熱源発生量に応じて、前記冷凍機制御弁の設定上限開度を調整する制御装置を備え、
前記太陽光熱利用熱源発生装置でその定格熱源発生量を超える熱源発生量が得られる場合には、前記冷凍機制御弁の前記設定上限開度を、前記冷熱発生システムの定格容量に対応したシステム定格開度よりも大きな値に設定することを特徴とする太陽光熱利用冷熱発生システム。 - 太陽光熱を利用した太陽光熱利用熱源発生装置と、太陽光熱以外の他の熱源を利用した他熱源発生装置と、前記太陽光熱利用熱源発生装置及び前記他熱源発生装置で発生した熱源を利用して冷熱を生成する吸収式冷凍機と、前記太陽光熱利用熱源発生装置で発生した熱源の供給量を制御する太陽光熱源制御弁と、前記他熱源発生装置で発生した熱源の供給量を制御する他熱源制御弁と、前記吸収式冷凍機の冷凍能力を制御する冷凍機制御弁とを備えた太陽光熱利用冷熱発生システムであって、
前記太陽光熱利用熱源発生装置と前記他熱源発生装置は、前記冷熱発生システムの定格容量に対応した定格熱源発生量のものを使用すると共に、前記吸収式冷凍機については前記冷熱発生システムの定格容量を超える定格冷凍能力のものを使用し、
前記吸収式冷凍機が前記太陽光熱利用熱源発生装置からの熱源を利用して冷熱を生成する場合、前記太陽光熱利用熱源発生装置での熱源発生量に応じて、前記冷凍機制御弁の設定上限開度を調整する制御装置を備え、
前記太陽光熱利用熱源発生装置でその定格熱源発生量を超える熱源発生量が得られる場合には、前記冷凍機制御弁の前記設定上限開度を、前記冷熱発生システムの定格容量に対応したシステム定格開度よりも大きな値に設定することを特徴とする太陽光熱利用冷熱発生システム。 - 太陽光熱を利用した太陽光熱利用熱源発生装置と、太陽光熱以外の他の熱源を利用した他熱源発生装置と、前記太陽光熱利用熱源発生装置及び前記他熱源発生装置で発生した熱源を利用して冷熱を生成する吸収式冷凍機と、前記太陽光熱利用熱源発生装置で発生した熱源の供給量を制御する太陽光熱源制御弁と、前記他熱源発生装置で発生した熱源の供給量を制御する他熱源制御弁と、前記吸収式冷凍機の冷凍能力を制御する冷凍機制御弁とを備えた太陽光熱利用冷熱発生システムであって、
前記太陽光熱利用熱源発生装置と前記他熱源発生装置は、前記冷熱発生システムの定格容量に対応した定格熱源発生量のものを使用すると共に、前記吸収式冷凍機については前記冷熱発生システムの定格容量を超える定格冷凍能力のものを使用し、
前記吸収式冷凍機が前記太陽光熱利用熱源発生装置からの熱源を利用して冷熱を生成する場合、前記太陽光熱利用熱源発生装置での熱源発生量に応じて、前記冷凍機制御弁の設定上限開度を調整する制御装置を備え、
前記太陽光熱利用熱源発生装置で得られる蒸気或いは温水の圧力が予め定めた設定圧力未満の場合、前記制御装置は前記冷凍機制御弁の前記設定上限開度を現在の設定上限開度よりも小さくなる方向にシフトし、前記設定上限開度が小さくなる側にシフトされていくことにより、冷熱発生システムの定格容量に対応したシステム定格開度になると、前記設定上限開度は前記システム定格開度よりも小さな値にはシフトされずに前記システム定格開度に保持され、太陽光熱利用熱源発生装置で発生する熱源量が不足する場合には前記他熱源発生装置からの蒸気を供給することで前記吸収式冷凍機の運転を行なうことを特徴とする太陽光熱利用冷熱発生システム。 - 太陽光熱を利用した太陽光熱利用熱源発生装置と、太陽光熱以外の他の熱源を利用した他熱源発生装置と、前記太陽光熱利用熱源発生装置及び前記他熱源発生装置で発生した熱源を利用して冷熱を生成する吸収式冷凍機と、前記太陽光熱利用熱源発生装置で発生した熱源の供給量を制御する太陽光熱源制御弁と、前記他熱源発生装置で発生した熱源の供給量を制御する他熱源制御弁と、前記吸収式冷凍機の冷凍能力を制御する冷凍機制御弁とを備えた太陽光熱利用冷熱発生システムであって、
前記太陽光熱利用熱源発生装置と前記他熱源発生装置は、前記冷熱発生システムの定格容量に対応した定格熱源発生量のものを使用すると共に、前記吸収式冷凍機については前記冷熱発生システムの定格容量を超える定格冷凍能力のものを使用し、
前記吸収式冷凍機が前記太陽光熱利用熱源発生装置からの熱源を利用して冷熱を生成する場合、前記太陽光熱利用熱源発生装置での熱源発生量に応じて、前記冷凍機制御弁の設定上限開度を調整する制御装置を備え、
太陽光熱利用熱源発生装置からの熱源も得られる場合、前記制御装置は、太陽光熱利用熱源発生装置と他熱源発生装置の両方の熱源を利用して冷熱発生システムの定格容量を超える冷凍能力で前記吸収式冷凍機を運転可能に、前記冷凍機制御弁の設定上限開度を設定することを特徴とする太陽光熱利用冷熱発生システム。 - 太陽光熱を利用した太陽光熱利用熱源発生装置と、前記太陽光熱利用熱源発生装置で発生した熱源を利用して冷熱を生成する吸収式冷凍機と、前記太陽光熱利用熱源発生装置で発生した熱源の供給量を制御する太陽光熱源制御弁と、前記吸収式冷凍機の冷凍能力を制御する冷凍機制御弁とを備えた太陽光熱利用冷熱発生システムであって、
前記太陽光熱利用熱源発生装置は、前記冷熱発生システムの定格容量に対応した定格熱源発生量のものを使用すると共に、前記吸収式冷凍機については前記冷熱発生システムの定格容量を超える定格冷凍能力のものを使用し、
前記吸収式冷凍機が前記太陽光熱利用熱源発生装置からの熱源を利用して冷熱を生成する場合、前記太陽光熱利用熱源発生装置での熱源発生量に応じて、前記冷凍機制御弁の設定上限開度を調整する制御装置を備え、
太陽光熱利用熱源発生装置からの熱源が投入されて運転される前記吸収式冷凍機の他に、電気を使用して冷熱を発生する方式の他の冷凍機を備え、冷凍負荷で温度の上昇した冷水を前記吸収式冷凍機に導いて予冷却した後、前記他の冷凍機に導いて目標温度まで更に冷却して前記冷凍負荷に供給するように構成し、
前記冷凍負荷と前記吸収式冷凍機との間に設けられた冷水還りヘッダと、前記他の冷凍機と前記冷凍負荷との間に設けられた冷水往きヘッダとを備え、前記冷凍負荷で温度の上昇した冷水は前記冷水還りヘッダに流入した後、前記吸収式冷凍機と前記他の冷凍機に導かれ、前記他の冷凍機で目標温度まで冷却された冷水は前記冷水往きヘッダに導かれた後、前記冷凍負荷に供給されることを特徴とする太陽光熱利用冷熱発生システム。 - 太陽光熱を利用した太陽光熱利用熱源発生装置と、太陽光熱以外の他の熱源を利用した他熱源発生装置と、前記太陽光熱利用熱源発生装置及び前記他熱源発生装置で発生した熱源を利用して冷熱を生成する吸収式冷凍機と、前記太陽光熱利用熱源発生装置で発生した熱源の供給量を制御する太陽光熱源制御弁と、前記他熱源発生装置で発生した熱源の供給量を制御する他熱源制御弁と、前記吸収式冷凍機の冷凍能力を制御する冷凍機制御弁とを備えた太陽光熱利用冷熱発生システムであって、
前記太陽光熱利用熱源発生装置と前記他熱源発生装置は、前記冷熱発生システムの定格容量に対応した定格熱源発生量のものを使用すると共に、前記吸収式冷凍機については前記冷熱発生システムの定格容量を超える定格冷凍能力のものを使用し、
前記吸収式冷凍機が前記太陽光熱利用熱源発生装置からの熱源を利用して冷熱を生成する場合、前記太陽光熱利用熱源発生装置での熱源発生量に応じて、前記冷凍機制御弁の設定上限開度を調整する制御装置を備え、
太陽光熱利用熱源発生装置からの熱源が投入されて運転される前記吸収式冷凍機の他に、電気を使用して冷熱を発生する方式の他の冷凍機を備え、冷凍負荷で温度の上昇した冷水を前記吸収式冷凍機に導いて予冷却した後、前記他の冷凍機に導いて目標温度まで更に冷却して前記冷凍負荷に供給するように構成し、
前記冷凍負荷と前記吸収式冷凍機との間に設けられた冷水還りヘッダと、前記他の冷凍機と前記冷凍負荷との間に設けられた冷水往きヘッダとを備え、前記冷凍負荷で温度の上昇した冷水は前記冷水還りヘッダに流入した後、前記吸収式冷凍機と前記他の冷凍機に導かれ、前記他の冷凍機で目標温度まで冷却された冷水は前記冷水往きヘッダに導かれた後、前記冷凍負荷に供給されることを特徴とする太陽光熱利用冷熱発生システム。 - 請求項2〜4、6の何れか1項に記載の太陽光熱利用冷熱発生システムにおいて、前記制御装置は、前記吸収式冷凍機が前記他熱源発生装置からの熱源を利用する場合には、前記制御装置は、前記冷凍機制御弁の設定上限開度を、前記冷熱発生システムの定格容量に対応したシステム定格開度に設定することを特徴とする太陽光熱利用冷熱発生システム。
- 請求項1〜7の何れか1項に記載の太陽光熱利用冷熱発生システムにおいて、前記冷凍機制御弁は、前記吸収式冷凍機を最小冷凍能力で運転するための冷凍機下限開度と、最大冷凍能力で運転するための冷凍機上限開度の範囲内で制御され、且つ前記設定上限開度と前記冷凍機下限開度との間で、前記冷凍機制御弁は、冷凍負荷に応じてその開度が制御されることを特徴とする太陽光熱利用冷熱発生システム。
- 請求項1〜4の何れか1項に記載の太陽光熱利用冷熱発生システムであって、太陽光熱利用熱源発生装置からの熱源が投入されて運転される前記吸収式冷凍機の他に、電気を使用して冷熱を発生する方式の他の冷凍機を備え、冷凍負荷で温度の上昇した冷水を前記吸収式冷凍機と、前記他の冷凍機に並列的に導き、それぞれの冷凍機で冷却された冷水を、前記冷凍負荷に冷水を導くための冷水往きヘッダに導いて混合させ、その混合された冷水を前記冷凍負荷に供給するように構成していることを特徴とする太陽光熱利用冷熱発生システム。
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