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JP5837011B2 - 自動二輪車の変速制御装置 - Google Patents

自動二輪車の変速制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、自動二輪車の変速制御装置に係り、特に、ダウンシフト変速時に電子スロットル装置でブリッピング制御を行う自動二輪車の変速制御装置に関する。
従来から、ダウンシフト変速を行う際に、モータでスロットル弁を駆動する電子スロットル装置によってエンジンの出力回転速度を一時的に上昇させるブリッピング制御を行う変速制御装置が知られている。
特許文献1には、ロックアップクラッチ付きのトルクコンバータを有する自動変速機において、エンジン回転速度が出力側の回転速度に対して相対的に低下しているパワーオフ走行中にダウンシフト変速が要求されると、ブリッピング制御を行った後に、出力側回転速度と入力側回転速度との差が所定値より小さくなるのを待ってロックアップクラッチを確実に係合し、適切なエンジンブレーキを得るようにした技術が開示されている。
特許第4952182号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、ブリッピング制御でエンジン回転数を高めた後、出力側の回転速度の上昇を待ってからロックアップクラッチを係合するため、空走感を感じさせる時間が長くなるという課題があった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、ダウンシフト変速時におけるブリッピング制御中にも適切なエンジンブレーキを発生させ、空走感が生じる時間を短縮できる自動二輪車の変速制御装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、入力側のメインシャフト(13)と出力側のカウンタシャフト(9)との間に変速段に応じた複数の歯車対を有する変速機(TM)と、前記メインシャフト(13)またはカウンタシャフト(9)上に配設され、前記変速機(TM)とエンジン(100)との間の動力伝達を断接制御する第1クラッチ(CL1)および第2クラッチ(CL2)からなるツインクラッチ(TCL)とを備え、制御部(120)で制御される前記ツインクラッチ(TCL)によって前記エンジン(100)のクランクシャフト(105)と前記変速機(TM)との間の回転駆動力を断接するように構成された自動二輪車の変速制御装置において、前記変速機(TM)のダウンシフト変速の際に、前記エンジン(100)の出力回転速度を電子スロットル装置(102)によって一時的に上昇させるブリッピング制御を実行するブリッピング制御手段(123)を具備し、前記制御部(120)が、前記第1クラッチ(CL1)または第2クラッチ(CL2)のうち、前記ダウンシフト変速に伴って接続される側のクラッチ(CL2)に対して、前記ブリッピング制御中に伝達トルクを発生させる点に第1の特徴がある。
また、前記ブリッピング制御は、前記ツインクラッチ(TCL)の上流側の回転数(Ne)が、前記ダウンシフト変速に伴って接続される側のクラッチ(CL2)の下流側の回転数(Nc1)よりも小さい期間に行われる点に第2の特徴がある。
また、前記ダウンシフト変速の際に、前記ダウンシフト変速に伴って開放される側のクラッチ(CL1)の目標油圧としての第1目標油圧(P1)を低下させると同時に、前記ダウンシフト変速に伴って接続される側のクラッチ(CL2)の目標油圧としての第2目標油圧(P2)を伝達トルクが生じる値(Pb)に上昇させる点に第3の特徴がある。
また、前記制御部(120)は、前記ダウンシフト変速に伴って接続される側のクラッチ(CL2)の下流側の回転数(Nc1)とエンジン回転数(Ne)との差である接続側瞬時滑り回転(A)と、ブリッピング制御開始時点における滑り回転である開始時瞬時滑り回転(A)とを算出し、前記接続側瞬時滑り回転(A)と開始時瞬時滑り回転(A)との比である低下率(A/A)に応じて、前記第2目標油圧(P2)を低下させる点に第4の特徴がある。
さらに、前記制御部(120)は、前記低下率(A/A)が所定値以下になるとブリッピング制御を停止し、前記第2目標油圧(P2)を開放油圧とする点に第5の特徴がある。
第1の特徴によれば、変速機のダウンシフト変速の際に、エンジンの出力回転速度を電子スロットル装置によって一時的に上昇させるブリッピング制御を実行するブリッピング制御手段を具備し、制御部が、第1クラッチまたは第2クラッチのうち、ダウンシフト変速に伴って接続される側のクラッチに対して、ブリッピング制御中に伝達トルクを発生させるので、スロットルオフ時等のダウンシフト変速時にエンジンブレーキがかかる時間を長く維持することができ、乗員に違和感を与えないようにすることができる。
第2の特徴によれば、ブリッピング制御は、ツインクラッチの上流側の回転数が、ダウンシフト変速に伴って接続される側のクラッチの下流側の回転数よりも小さい期間に行われるので、ブリッピング制御に伴ってエンジンの駆動トルクが増加しても、これがクラッチの下流側に伝わらないようにし、ブリッピング制御に伴って車両が加速することを防ぐことができる。
第3の特徴によれば、ダウンシフト変速の際に、ダウンシフト変速に伴って開放される側のクラッチの目標油圧としての第1目標油圧を低下させると同時に、ダウンシフト変速に伴って接続される側のクラッチの目標油圧としての第2目標油圧を伝達トルクが生じる値に上昇させるので、開放側クラッチの油圧低下後もエンジンブレーキを維持することができる。
第4の特徴によれば、制御部は、ダウンシフト変速に伴って接続される側のクラッチの下流側の回転数とエンジン回転数との差である接続側瞬時滑り回転と、ブリッピング制御開始時点における滑り回転である開始時瞬時滑り回転とを算出し、接続側瞬時滑り回転と開始時瞬時滑り回転との比である低下率に応じて、第2目標油圧を低下させるので、徐々にエンジンブレーキを弱めることで、乗員に違和感を与えないようにすることができる。
第5の特徴によれば、制御部は、低下率が所定値以下になるとブリッピング制御を停止し、第2目標油圧を開放油圧とするので、瞬時滑り回転の低下率でブリッピング制御の停止を判断するので、ブリッピング制御によるクラッチ上流側の上昇を早めつつ、スロットルを閉じる前にクラッチ上流側の回転数が接続される側のクラッチ下流側の回転数を上回るのを防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の変速制御装置が適用された自動二輪車の左側面図である。 エンジンの右側面図である。 AMTおよびその周辺装置のシステム構成図である。 自動二輪車の変速制御装置の主要構成を示す機能ブロック図である。 ブリッピング制御およびこれに伴うクラッチ制御の関係を示すグラフである。 図5の一部を拡大した詳細説明図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る自動二輪車の変速制御装置が適用された自動二輪車10の左側面図である。図2は、自動二輪車10の動力源としてのエンジン100の右側面図である。自動二輪車10の車体フレーム14は、左右一対のメインパイプ36を有し、メインパイプ36の車体前方側にはヘッドパイプ15が設けられている。前輪WFを回転自在に軸支すると共に操向ハンドル18を支持する左右一対のフロントフォーク17は、ヘッドパイプ15に対して回動可能に支持されている。
メインパイプ36の下方に懸架されるエンジン100は、所定の挟み角をなして前後シリンダを配置したV型4気筒式とされる。シリンダブロック40内を摺動するピストン41や動弁機構等は、4つの気筒において同様の構成を有している。クランクケース46には、ピストン41を支持するコンロッド41a(図2参照)を回転自在に軸支するクランク軸105、変速機を構成する複数の歯車対が取り付けられた主軸(メインシャフト)13およびカウンタ軸(カウンタシャフト)9が収納されている。
前後シリンダブロックの間には、燃料タンク19の下部に配設されたエアクリーナボックスを通過した新気を各気筒の吸気ポートに導入するエアファンネル42が配置されている。各エアファンネル42には、それぞれ燃料噴射弁が取り付けられている。シート53の下方には、排気管59によって車体後方に導かれた燃焼ガスを排出するマフラ54が配設されている。
メインパイプ36の後方下部には、ショックユニット37によって吊り下げられると共に後輪WRを回転自在に軸支するスイングアーム38が揺動自在に軸支されている。スイングアーム38の内部には、カウンタ軸9から出力されるエンジン100の回転駆動力を後輪WRに伝達するドライブシャフト58が配設されている。後輪WRの車軸近傍には、後輪WRの回転速度を検知する車速センサSEVが設けられている。
図2を参照して、エンジン100を構成する前側バンクBFおよび後側バンクBRは、シリンダブロック40の上側に取り付けられて動弁機構を収納するシリンダヘッド44と、該シリンダヘッド44の上端を覆うヘッドカバー45とからなる。ピストン41は、シリンダブロック40に形成されたシリンダ43の内周部を摺動動作する。クランクケース46は、シリンダブロック40と一体成型された上側ケース半体46aと、オイルパン47が取り付けられる下側ケース半体46bとから構成されている。
冷却水を圧送するためのウォータポンプ49は、主軸13に形成されたスプロケット13aに巻き掛けられた無端状のチェーン48によって回転駆動される。クランクケース46の車幅方向右側の側面には、クラッチカバー50が取り付けられている。
本実施形態に係るエンジン100は、変速機との間で回転駆動力の断接を行う油圧クラッチに、第1クラッチおよび第2クラッチからなるツインクラッチを適用している。ツインクラッチに供給する油圧はアクチュエータで制御可能とされ、エンジン100の右側部には、両クラッチを制御するアクチュエータとしての第1バルブ107aおよび第2バルブ107bが取り付けられている。ツインクラッチTCLは、エンジン回転数や車速等に応じた自動制御によって断接駆動される。
図3は、自動変速機としての自動マニュアル変速機(以下、AMT)1およびその周辺装置のシステム構成図である。AMT1は、主軸(メインシャフト)上に配設された2つのクラッチによってエンジンの回転駆動力を断接するツインクラッチ式自動変速装置である。クランクケース46に収納されるAMT1は、クラッチ用油圧装置110およびAMT制御ユニット120によって駆動制御される。AMT制御ユニット120には、第1バルブ107aおよび第2バルブ107bからなるクラッチアクチュエータとしてのバルブ107を駆動制御するクラッチ制御手段が含まれる。また、エンジン100は、スロットルバルブを開閉するスロットルバルブモータ104が備えられたスロットル・バイ・ワイヤ形式の電子スロットル装置102を有している。
AMT1は、前進6段の変速機TM、第1クラッチCL1および第2クラッチCL2からなるツインクラッチTCL、シフトドラム30、該シフトドラム30を回動させるシフトモータ(シフトアクチュエータ)21を備えている。シフトモータ21は、エンジン回転数や車速等に応じた自動制御およびシフトスイッチ115の操作による乗員の駆動指令の組み合わせによって回動駆動される。
変速機TMを構成する多数のギヤは、主軸13およびカウンタ軸9にそれぞれ結合または遊嵌されている。主軸13は、内主軸7と外主軸6とからなり、内主軸7は第1クラッチCL1と結合され、外主軸6は第2クラッチCL2と結合されている。主軸13およびカウンタ軸9には、それぞれ主軸13およびカウンタ軸9の軸方向に変位自在な変速ギヤが設けられており、これら変速ギヤおよびシフトドラム30に形成された複数のガイド溝にシフトフォークの端部が係合されている。
エンジン100のクランク軸105には、プライマリ駆動ギヤ106が結合されており、このプライマリ駆動ギヤ106はプライマリ従動ギヤ3に噛み合わされている。プライマリ従動ギヤ3は、第1クラッチCL1を介して内主軸7に連結されると共に、第2クラッチCL2を介して外主軸6に連結される。また、AMT1は、カウンタ軸9上の所定の変速ギヤの回転速度を計測することで、内主軸7および外主軸6の回転速度をそれぞれ検知する内主軸回転数(回転速度)センサ131および外主軸回転数(回転速度)センサ132を備えている。
内主軸回転数センサ131は、内主軸7に回転不能に取り付けられた変速ギヤに噛合されると共に、カウンタ軸9に対して回転自在かつ摺動不能に取り付けられた被動側の変速ギヤC3の回転速度を検知する。また、外主軸回転数センサ132は、外主軸6に回転不能に取り付けられた変速ギヤに噛合されると共に、カウンタ軸9に対して回転自在かつ摺動不能に取り付けられた被動側の変速ギヤC4の回転速度を検知する。
カウンタ軸9の端部には傘歯車56が結合されており、この傘歯車56が、ドライブシャフト58に結合されている傘歯車57と噛合することで、カウンタ軸9の回転駆動力が後輪WRに伝達される。また、AMT1内には、プライマリ従動ギヤ3の外周に対向配置されたエンジン回転数センサ130と、シフトドラム30の回動位置に基づいて変速機TMのギヤ段位を検知するギヤポジションセンサ134と、シフトモータ21によって駆動されるシフタの回動位置を検知するシフタセンサ27と、シフトドラム30がニュートラル位置にあることを検知するニュートラルスイッチ133が設けられている。電子スロットル装置102には、スロットル開度センサ103が設けられている。
クラッチ用油圧装置110は、エンジン100の潤滑油とツインクラッチを駆動する作動油とを兼用する構成とされる。クラッチ用油圧装置110は、オイルタンク114と、このオイルタンク114内のオイル(作動油)を第1クラッチCL1および第2クラッチCL2に給送するための管路108とを備えている。管路108上には、油圧供給源としての油圧ポンプ109、クラッチアクチュエータとしてのバルブ(電磁制御弁)107が設けられており、管路108に連結される戻り管路112上には、バルブ107に供給する油圧を一定値に保つレギュレータ111が配置されている。バルブ107は、第1クラッチCL1および第2クラッチCL2に個別に油圧を印加する第1バルブ107aおよび第2バルブ107bとからなり、それぞれにオイルの戻り管路113が設けられている。
第1バルブ107aと第1クラッチCL1とを連結している管路には、この管路に生じる油圧、すなわち、第1クラッチCL1に生じる油圧を計測する第1油圧センサ63が設けられている。同様に、第2バルブ107bと第2クラッチCL2とを連結している管路には、第2クラッチCL2に生じる油圧を計測する第2油圧センサ64が設けられている。さらに、油圧ポンプ109とバルブ107とを連結する管路108には、主油圧センサ65および油温検知手段としての油温センサ66が設けられている。
AMT制御ユニット120には、変速機TMの自動変速(AT)モードと手動変速(MT)モードとの切り換えを行う変速モード切替スイッチ116と、シフトアップ(UP)またはシフトダウン(DN)の変速指示を行うシフト手動手段としてのシフトスイッチ115と、ニュートラル(N)とドライブ(D)との切り替えを行うニュートラルセレクトスイッチ117と、クラッチ操作の制御モードを切り替えるクラッチ制御モード切替スイッチ118とが接続されている。各スイッチは、操向ハンドル18のハンドルスイッチに設けられている。
AMT制御ユニット120は、中央演算処理装置(CPU)を備え、各センサやスイッチの出力信号に応じてバルブ(クラッチアクチュエータ)107およびシフトモータ(シフトアクチュエータ)21を制御し、AMT1の変速段位を自動的または半自動的に切り換える。ATモードの選択時には、車速、エンジン回転数、スロットル開度等の情報に応じて変速段位を自動的に切り換え、一方、MTモードの選択時には、シフトスイッチ115の操作に応じて、変速機TMをシフトアップまたはシフトダウンさせる。
クラッチ用油圧装置110においては、油圧ポンプ109によってバルブ107に油圧が印加されており、この油圧が上限値を超えないようにレギュレータ111で制御されている。AMT制御ユニット120からの指示でバルブ107が開かれると、第1クラッチCL1または第2クラッチCL2に油圧が印加されて、プライマリ従動ギヤ3が、第1クラッチCL1または第2クラッチCL2を介して内主軸7または外主軸6と連結される。第1クラッチCL1および第2クラッチCL2は、共にノーマリオープン式の油圧クラッチであり、バルブ107が閉じられて油圧の印加が停止されると、内蔵されている戻りバネ(不図示)によって、内主軸7および外主軸6との連結を断つ方向へ付勢される。
管路108と両クラッチとを連結する管路を開閉することで両クラッチを駆動するバルブ107は、AMT制御ユニット120が駆動信号を調整することで、管路の全閉状態から全開状態に至るまでの時間等を任意に変更できるように構成されている。
シフトモータ21は、AMT制御ユニット120からの指示に従ってシフトドラム30を回動させる。シフトドラム30が回動すると、シフトドラム30の外周に形成されたガイド溝の形状に従ってシフトフォークがシフトドラム30の軸方向に変位し、これに伴ってカウンタ軸9および主軸13上のギヤの噛み合わせが変わる。
本実施形態に係るAMT1では、第1クラッチCL1と結合される内主軸7が奇数段ギヤ(1,3,5速)を支持し、第2クラッチCL2と結合される外主軸6が偶数段ギヤ(2,4,6速)を支持するように構成されている。したがって、例えば、奇数段ギヤで走行している間は、第1クラッチCL1への油圧供給が継続されて接続状態が保たれており、シフトチェンジの際には、シフトチェンジ前後の変速ギヤが噛み合った状態でクラッチの持ち替え動作を行うことで駆動力を伝達する変速ギヤが切り替わることとなる。
図4は、本発明に係る自動二輪車の変速制御装置の主要構成を示す機能ブロック図である。前記したように、AMT制御ユニットとしての制御部120は、MTモードの選択時に、乗員によるシフトスイッチ115によるシフト操作に応じて、ツインクラッチTCLおよび変速機TMをアクチュエータで駆動する。
制御部120には、瞬時滑り回転検知手段121と、瞬時滑り回転低下率A/A算出手段122と、ブリッピング制御手段123とが設けられている。ここで、ブリッピング制御とは、主に、減速時のシフトダウン時に、変速後のギヤ段でクラッチを再接続する際の減速ショックを緩和させる制御である。このため、ブリッピング制御は、通常、クラッチが開放された(切断された)状態でスロットルバルブを開く、すなわち「空ぶかし」をすることでエンジンの回転数を高める制御となる。
このブリッピング制御中にクラッチを開放しておくのは、クラッチが接続されたままエンジン回転数を高めると、減速中にもかかわらずエンジン駆動力が増大して車体のプッシュ感が生じる可能性を排除するためだが、クラッチの再接続タイミングが遅くなることで空走感を生じる原因になっていた。
これに対し、本出願人は、度重なる実験および実走テストにより、所定の条件下においては、ブリッピング制御の実行中にクラッチを接続していても車体のプッシュ感を生じさせず、クラッチを接続することでより早いタイミングでエンジンブレーキを発生させて空走感も排除できることを知見するに至った。
制御部120の瞬時滑り回転検知手段121は、エンジン回転数センサ130、内主軸回転数センサ131および外主軸回転数センサ132の情報に基づいて、クラッチ上流側の回転数Ne(エンジン回転数Ne)およびクラッチ下流側の回転数Nc1,Nc2を検知する。本実施形態において、クラッチ下流側の回転数とは、カウンタシャフト9の回転数に相当する。すなわち、クラッチ下流側の回転数は、奇数段ギヤの選択時には内主軸回転数センサ131の出力信号に基づいて検知され、偶数段ギヤの選択時には外主軸回転数センサ132の出力信号に基づいて検知される。
瞬時滑り回転検知手段121は、クラッチ上流側の回転数Neとクラッチ下流側の回転数Nc1またはNc2との差を、瞬時滑り回転Aとして算出する。また、瞬時滑り回転低下率A/A算出手段は、算出された瞬時滑り回転Aとブリッピング制御開始時すべり回転Aとの比率(A/A)を、低下率A/Aとして算出する。制御部120は、ブリッピング制御中の所定期間において、この低下率A/Aの値に応じて接続側クラッチ(ダウンシフト変速後に接続される側のクラッチ)の油圧を制御する。
ブリッピング制御手段123は、シフトスイッチ115によるシフトダウン指令に対し、電子スロットル装置102のスロットルバルブモータ104を駆動してブリッピング制御を行う。ブリッピング制御におけるスロットルバルブモータ104の動作は、現在の変速段、車速、車体減速度、エンジン回転数およびスロットル開度等をパラメータとして予め定められたマップに応じて行われる。本実施形態では、所定期間の間、所定のスロットル開度に保持する制御を実行する。
図5は、ブリッピング制御およびこれに伴うクラッチ制御の関係を示すグラフである。また、図6は図5の一部を拡大した詳細説明図である。図5,6では、3速から2速へのダウンシフト時の例を示す。
まず、図5を参照して、時刻t=0において、自動二輪車1は、3速ギヤのままスロットル開度Th=0で減速中である。このとき、第1クラッチCL1の第1目標油圧P1(以下、単に第1目標油圧P1と示す)は、完全接続油圧Pcにあり、一方、第2クラッチCL2の第2目標油圧P2(以下、単に第2目標油圧P2と示す)は、メインシャフト13の外主軸7を内主軸6に連れ回りさせる程度の大きさである連れ回り油圧Paとされている。この連れ回り油圧Paは、内主軸6を介して駆動力が伝達されている間に外主軸7が完全停止してしまうことを防ぐために印加される。
また、時刻t=0において、変速機TMは、3速ギヤを介して駆動力が伝達されるステータス2にある。さらに、各軸回転数として示すNc1,Nc2は、それぞれ、ダウンシフト変速に伴って接続される側のクラッチの下流側の回転数Nc1と、ダウンシフト変速に伴って開放される側のクラッチの下流側の回転数Nc2とを示す。すなわち、3速から2速にダウンシフト変速する場合のこの図では、Nc1が第2クラッチCL2の下流側の回転数、Nc2が第1クラッチCL1の下流側の回転数を示すこととなる。
時刻t1では、シフトスイッチ115の操作によりダウンシフト指令がなされる。これに応じて制御部は、第2クラッチCL2の目標油圧P2をクラッチ開放油圧であるP0にすると共に、駆動力伝達ギヤを2速に切り換えるためのダウン予備変速を開始する。
次に、時刻t2では、変速機TMのダウン予備変速が完了して変速機ステータスが1に切り替わり、第1目標油圧P1の減少が開始される。これと同時に、第2目標油圧P2は、連れ回り油圧Paより大きく、エンジンブレーキの伝達が可能なエンジンブレーキ伝達油圧Pbに高められる。なお、時刻t2からの第1目標油圧P1の減少速度は種々のパラメータで定められる値とされる。
そして、時刻t3では、第1目標油圧P1が、トルク伝達がゼロになる所定油圧に低下したことをトリガとして、ブリッピング制御が開始される。具体的には、スロットル開度Thがゼロから所定値Th1にまで高められ、その後、時刻t4ではエンジン回転数Neが上昇を開始する。すなわち、本実施形態では、ブリッピング制御によりエンジン回転数Neが上昇する点において、第2クラッチ目標油圧P2がエンジンブレーキ伝達油圧Pbにあり、エンジンブレーキを生じさせたままエンジン回転数Neが高められる。
時刻t4の後、制御部120は、上昇するエンジン回転数Neとクラッチ下流側回転数Nc1との関係に応じて第2目標油圧P2を徐々に低下させ、時刻t5では、クラッチ開放油圧に低下される。これは、第2クラッチCL2を接続したままとすると、時刻t5の後にエンジン回転数Neが回転数Nc1を超えたときに、車体にプッシュ感が生じてしまうためである。逆にいえば、本願発明は、エンジン回転数Neが回転数Nc1を超えない範囲であれば、第2クラッチCL2を接続していても車体のプッシュ感は発生しないことに着眼したものである。
また、時刻t5では、第2目標油圧P2をクラッチ開放油圧に低下すると同時に、スロットル開度Thがゼロに戻される。なお、図5,6では、スロットルバルブの開閉動作に対するエンジン回転数の反応遅れが表現されているが、第1目標油圧P1,第2目標油圧P2に対する実油圧の反応遅れに関しては、無視できるレベルであるためその記載をしていない。
次に、時刻t6では、エンジン回転数Neと回転数Nc1との差が所定値以下になったことをトリガとして、第2クラッチCL2が再び高められる。また、時刻t6では、ダウンシフト変速が完了したことで変速機ステータスが0へと切り替わり、第2クラッチCL2の制御も、推定エンジントルクに基づいて算出された目標油圧に基づく制御に切り替わる。そして、時刻t7では、エンジン回転数Neと回転数Nc1との差が所定値以下になったことをトリガとして、第2クラッチCL2の目標油圧が完全接続油圧Pcに高められ、一連の制御を終了する。
本実施形態では、一連の制御の態様として、時刻t1〜t2をステージ1、時刻t2〜t3をステージ2、時刻t5〜t6をステージ3、時刻t6〜t7をステージ4と呼称する。このうち、ブリッピング制御としてスロットルバルブを開くのは、ステージ2の期間である。以下では、図6を参照して、特に、ブリッピング制御期間におけるクラッチ制御の詳細を説明する。
図6において、ステージ1の始点となる時刻t2では、第1目標油圧P1の油圧減少制御が開始されると共に、第2目標油圧P2がエンジンブレーキ伝達可能油圧Pbに高められる。これにより、第2クラッチCL2においてエンジンブレーキが発生する。これは、変速初期段階において、エンジン回転数Neが回転数Nc1より小さい状況では、トルク伝達はエンジンブレーキが作用する方向にのみ行われるためである。したがって、この領域でクラッチを接続しても、車体にプッシュ感が生じることはない。
次に、ステージ2の始点となる時刻t3では、第1目標油圧P1がトルク伝達のなくなる所定油圧Pdまで低下したことをトリガとして、ブリッピング制御としてスロットルバルブの開動作が行われる。また、時刻t3では、A=Nc1−Neの算出式によってステージ2開始時点の滑り回転である開始時瞬時滑り回転Aの値が算出される。なお、ステージ2における第1目標油圧P1の減少度合は、ステージ1での減少度合より緩やかなとされる。
一方、時刻t4からは、A=Nc1−Neの算出式によって瞬時滑り回転Aの値が算出される。この図では、時刻t4−2の位置に算出式が記載されているが、実際は、時刻t4から順次算出されてエンジン回転数Neの上昇に伴って変化するものである。そして、制御部120は、A÷Aの算出式によって低下率A/Aを算出する。低下率A/Aの算出は、制御部120の瞬時滑り回転低下率A/A算出手段122(図4参照)によって行われる。
本実施形態では、ステージ2の期間において、第2クラッチCL2によってエンジンブレーキを生じさせるだけでなく、低下率A/Aの値に応じて第2目標油圧P2を低減させることで、適切なエンジンブレーキの発生と空走感の低減とを両立するように構成されている。すなわち、本実施形態では、ステージ1,2の両領域において、エンジンブレーキが得られることとなる(図示点描ハッチング部F)。
時刻t4−1では、算出された低下率A/Aの値に応じて第2目標油圧P2を低減させる制御が開始される。そして、時刻t5では、低下率A/Aが所定値以下となったことをトリガとして、電子スロットル装置102によってスロットルバルブが閉じられる(スロットル開度ゼロ)。また、これと同時に第2目標油圧P2が開放油圧とされる。この図では、トルク伝達のなくなる所定油圧Pdより低い値であり、クラッチに与える作用は油圧P0とされることと実質的に同じである。
時刻t5から開始されるステージ3では、第1クラッチCL1および第2クラッチCL2が共に切断された状態で、エンジン回転数Neのみが上昇して回転数Nc1を超える領域(図示斜線ハッチング部G)が生じる。
そして、ステージ4が開始される時刻t6では、エンジン回転数Neが減少しながら回転数Nc1との差が所定値以下(例えば、50rpm以下)となったことをトリガとして、第2目標油圧P2が所定油圧Peまで高められる。
ステージ4では、エンジン回転数Neが回転数Nc1をいったん下回り、その後、同値への収束に向かう。この期間中、第2目標油圧P2は、変速ギヤ段およびエンジン回転数Neから導出される推定エンジントルクに基づいて算出される。そして、時刻t7では、エンジン回転数Neと回転数Nc1との差が所定値以下(例えば、50rpm以下)となったことをトリガとして、第2目標油圧P2を完全接続油圧Pcまで高めて、一連の制御を終了する。
なお、エンジン、クラッチおよび変速機の構造や形態、クラッチアクチュエータやシフトアクチュエータの構成、制御部の構成、変速指令の入力手段、ブリッピング制御のスロットル開度やブリッピング制御中に供給する油圧の大きさや供給タイミング等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。例えば、ブリッピング制御中にクラッチを接続する動作は、シングルクラッチ式の自動変速機に適用してもよい。本発明に係る変速制御装置は、自動二輪車に限られず、鞍乗型三輪車等の各種車両に適用することが可能である。
9…カウンタシャフト、10…自動二輪車、13…メインシャフト、100…エンジン、102…電子スロットル装置、104…スロットルバルブモータ、115…シフトスイッチ、120…AMT制御ユニット(制御部)、121…瞬時滑り回転検知手段、122…瞬時滑り回転低下率A/A算出手段、123…ブリッピング制御手段、130…エンジン回転数センサ、131…内主軸回転数センサ、132…外主軸回転数センサ、CL1…第1クラッチ、CL2…第2クラッチ、TCL…ツインクラッチ、TM…変速機、A…開始時瞬時滑り回転、A…瞬時滑り回転

Claims (3)

  1. 入力側のメインシャフト(13)と出力側のカウンタシャフト(9)との間に変速段に応じた複数の歯車対を有する変速機(TM)と、
    前記メインシャフト(13)またはカウンタシャフト(9)上に配設され、前記変速機(TM)とエンジン(100)との間の動力伝達を断接制御する第1クラッチ(CL1)および第2クラッチ(CL2)からなるツインクラッチ(TCL)とを備え、
    制御部(120)で制御される前記ツインクラッチ(TCL)によって前記エンジン(100)のクランクシャフト(105)と前記変速機(TM)との間の回転駆動力を断接するように構成された自動二輪車の変速制御装置において、
    前記変速機(TM)のダウンシフト変速の際に、前記エンジン(100)の出力回転速度を電子スロットル装置(102)によって一時的に上昇させるブリッピング制御を実行するブリッピング制御手段(123)を具備し、
    前記制御部(120)が、前記第1クラッチ(CL1)または第2クラッチ(CL2)のうち、前記ダウンシフト変速に伴って接続される側のクラッチ(CL2)に対して、前記ブリッピング制御中に伝達トルクを発生させ、
    前記ダウンシフト変速の際に、前記ダウンシフト変速に伴って開放される側のクラッチ(CL1)の目標油圧としての第1目標油圧(P1)を低下させると同時に、前記ダウンシフト変速に伴って接続される側のクラッチ(CL2)の目標油圧としての第2目標油圧(P2)を伝達トルクが生じる値(Pb)に上昇させ、
    前記制御部(120)は、前記ダウンシフト変速に伴って接続される側のクラッチ(CL2)の下流側の回転数(Nc1)とエンジン回転数(Ne)との差である接続側瞬時滑り回転(A)と、ブリッピング制御開始時点における滑り回転である開始時瞬時滑り回転(A0)とを算出し、
    前記接続側瞬時滑り回転(A)と開始時瞬時滑り回転(A0)との比である低下率(A/A0)に応じて、前記第2目標油圧(P2)を低下させることを特徴とする自動二輪車の変速制御装置。
  2. 前記ブリッピング制御は、前記ツインクラッチ(TCL)の上流側の回転数(Ne)が、前記ダウンシフト変速に伴って接続される側のクラッチ(CL2)の下流側の回転数(Nc1)よりも小さい期間に行われることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車の変速制御装置。
  3. 前記制御部(120)は、前記低下率(A/A0)が所定値以下になるとブリッピング制御を停止し、前記第2目標油圧(P2)を開放油圧とすることを特徴とする請求項1または2に記載の自動二輪車の変速制御装置。
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