JP5834838B2 - 通信装置 - Google Patents
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Description
(システムの構成;図1)
図1に示されるように、無線通信システム2は、PC(パーソナルコンピュータ)4と、AP(アクセスポイント)6と、多機能機10と、通話デバイス70と、を備える。PC4は、AP6を介して、他のデバイス(例えば多機能機10)と無線通信可能である。多機能機10及び通話デバイス70は、AP6を介して、又は、AP6を介さずに、相互に無線通信可能である。即ち、多機能機10及び通話デバイス70は、インフラストラクチャの無線通信又はアドホックの無線通信を実行可能である。なお、本実施例では、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)の802.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば802.11a,11b等)に基づいて、無線通信が実行される。従って、後述の無線設定IWS,RWS,DWS1,DWS2は、上記の規格に適合する無線設定である。
多機能機(「親機」と呼んでもよい)10は、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、スキャン実行部18と、無線インターフェース20(以下では、インターフェースを「I/F」と呼ぶ)と、制御部30と、を備える。操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示を多機能機10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。印刷実行部16は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。スキャン実行部18は、CCD、CIS等のスキャン機構である。無線I/F20は、無線通信を実行するためのインターフェースである。
通話デバイス(「子機」と呼んでもよい)70は、それ単体では出荷されず、多機能機10と共に出荷される。即ち、通話デバイス70は、多機能機10の付属機器である。通話デバイス70は、マイク72と、スピーカ74と、PSTNI/F76と、無線I/F78と、制御部80と、を備える。通話デバイス70がマイク72とスピーカ74を備えるために、ユーザは、通話デバイス70を用いて、一般公衆回線網であるPSTN(Public Switched Telephone Network)8を介した電話通信を実行することができる。PSTNI/F76は、PSTN8に接続される。具体的には、PSTNI/F76には、PSTNケーブルの一端が接続される。PSTNケーブルの他端は、例えば、家庭内のPSTN用ソケットに接続される。無線I/F78は、無線通信を実行するためのインターフェースである。
多機能機10及び通話デバイス70が協働して処理を実行することによって、FAX機能が実現される。例えば、通話デバイス70は、PSTNインターフェース76を介してFAXデータを受信する場合に、FAXデータを多機能機10に無線で送信する。多機能機10は、無線I/F20によってFAXデータが受信される場合に、FAXデータによって表わされる画像の印刷を印刷実行部16に実行させる。これにより、FAXの受信動作が実行される。
続いて、図2のフローチャートを参照して、多機能機10が実行する処理の内容について説明する。多機能機10の電源がONされると、制御部30は、図2のフローチャートの処理を開始する。なお、多機能機10の電源がONされる際に、NVRAM34に指定設定DWS1が格納されている場合には、制御部30は、無線設定ワーク領域42に指定設定DWS1を格納する。一方において、多機能機10の電源がONされる際に、NVRAM34に指定設定DWS1が格納されていない場合(即ち指定設定DWS1が未だに指定されていない場合)には、制御部30は、無線設定ワーク領域42に初期設定IWSを格納する。
続いて、図3のフローチャートを参照して、通話デバイス70が実行する処理の内容について説明する。通話デバイス70の電源がONされると、制御部80は、図3のフローチャートの処理を開始する。なお、通話デバイス70の電源がONされる際に、NVRAM84に指定設定DWS2が格納されている場合には、制御部80は、無線設定ワーク領域92にDWS2を格納する。一方において、通話デバイス70の電源がONされる際に、NVRAM84に指定設定DWS2が格納されていない場合には、制御部80は、無線設定ワーク領域92に初期設定IWSを格納する。
続いて、多機能機10及び通話デバイス70によって実現される具体的なケースについて説明する。以下の各ケースは、多機能機10及び通話デバイス70が図2及び図3のフローチャートを実行することによって実現される。
まず、図4及び図5を参照して、PSTN8から印刷対象のFAXデータを受信するケースAについて説明する。上述したように、ユーザによって指定設定DWS1及び指定設定DWS2が指定される前には、多機能機10及び通話デバイス70のそれぞれの現在の無線設定は、同じアドホックの初期設定IWSである。
例えば、ユーザが、多機能機10及びPC4がAP6を介して無線通信可能なシステムを構築することを望むことがある。この場合、ユーザは、多機能機10の無線設定として、インフラストラクチャモードの指定設定DWS1を指定する。そうすると、多機能機10の現在の無線設定である指定設定DWS1と、通話デバイス70の現在の無線設定である初期設定IWSと、が異なるために、多機能機10及び通話デバイス70が通信不可能になってしまう。従って、ユーザは、さらに、通話デバイス70の無線設定として、インフラストラクチャモードの指定設定DWS2を指定する。この際に、ユーザが、通話デバイス70の無線設定として、指定設定DWS1(例えばSSID「002」)と同じ指定設定DWS2(例えばSSID「002」)を適切に指定し、かつ、電波状態が安定である場合には、次のケースA1が実現される。なお、安定な電波状態は、多機能機10及びAP6が通信可能であり、かつ、通話デバイス70及びAP6が通信可能である状態を意味する。
ケースA1では、多機能機10及び通話デバイス70は、指定設定DWS1及びDWS2を用いて、AP6を介して、適切に無線通信を実行可能である。従って、AP6を介して無線通信が実行される点を除くと、初期設定IWSを用いて無線通信が実行される上記のケースと同様である。即ち、多機能機10と通話デバイス70との間では、通信確認、通信確認の応答、及び、印刷対象のFAXデータが、AP6を介して、適切に通信される。従って、S210でPSTN8から受信される印刷対象のFAXデータによって表わされる画像が、S212で適切に印刷される。
図5に示されるように、ケースA2では、多機能機10は、指定設定DWS1を用いて、通話デバイス70に通信確認を送信しても(図2のS12)、通信確認の応答を受信することができない(図2のS14でNO)。この場合、多機能機10は、SSIDサーチを実行する(図2のS16)。通話デバイス70は、プローブリクエストを受信すると(図3のS132でYES)、指定設定DWS2に含まれるSSIDを、多機能機10に送信する(図3のS134)。具体的には、通話デバイス70は、上記のケースXでは、SSID「003」を送信し、上記のケースYでは、SSID「002」を送信する。多機能機10は、SSID「002」及びSSID「003」のどちらが受信されても、図2のS18でNOと判断して、多機能機10の現在の無線設定である指定設定DWS1を維持する。この結果、多機能機10は、指定設定DWS1を用いて、AP6を介して、PC4と無線通信を実行し得る。即ち、多機能機10は、PC4から印刷対象の印刷データを受信して、印刷を実行し得る。
上記のケースA2に示されるように、多機能機10は、多機能機10の現在の無線設定である指定設定DWS1を用いて、通話デバイス70と通信可能であるのか否かを確認する。多機能機10は、通話デバイス70と通信不可能であることが確認される場合に、SSIDサーチを実行する。そして、通話デバイス70から受信されるSSIDと、受信設定RWSに含まれるSSIDと、が一致しない場合には、多機能機10は、現在の無線設定である指定設定DWS1を維持する。
続いて、図6及び図7を参照して、PSTN8を介して送信対象のFAXデータを送信するケースBについて説明する。図6に示されるように、通話デバイス70は、初期設定IWSを用いて、多機能機10に通信確認を送信する(図3のS112)。多機能機10及び通話デバイス70のそれぞれに同じ初期設定IWSが設定されているために、通話デバイス70は、通信確認の応答を受信する(図3のS114でYES)。この結果、通話デバイス70の現在の無線設定である初期設定IWSが維持される。
ユーザが、多機能機10の無線設定として、指定設定DWS1を指定し、通話デバイス70の無線設定として、指定設定DWS1と同じ指定設定DWS2を適切に指定し、さらに、電波状態が安定である場合には、次のケースB1が実現される。これに対し、上記のケースX又は上記のケースYでは、図7のケースB2が実現される。
ケースB1では、多機能機10及び通話デバイス70は、指定設定DWS1及びDWS2を用いて、AP6を介して、適切に無線通信を実行可能である。従って、S250でFAX送信操作が実行される場合に、多機能機10と通話デバイス70との間では、通信確認、通信確認の応答、及び、送信対象のFAXデータが、AP6を介して、適切に通信される。この結果、S252において、送信対象のFAXデータがPSTN8を介して送信される。
図7に示されるように、ケースB2では、通話デバイス70は、指定設定DWS2を用いて、多機能機10に通信確認を送信しても(図3のS112)、通信確認の応答を受信することができない(図3のS114でNO)。この場合、S260において、通話デバイス70は、通話デバイス70の現在の無線設定を、指定設定DWS2から初期設定IWSに変更する(図3のS118)。
上記のケースB2に示されるように、通話デバイス70は、多機能機10と通信不可能であることが確認される場合に、現在の無線設定を指定設定DWS2から初期設定IWSに変更する。また、多機能機10は、送信対象のFAXデータが通話デバイス70に送信されるべき際(図2のS40でYES)に、通話デバイス70と通信不可能であることが確認される場合に、現在の無線設定を指定設定DWS1から初期設定IWSに変更する。この結果、多機能機10及び通話デバイス70は、同じ初期設定IWSを用いて、送信対象のFAXデータの無線通信を実行することができる。従って、多機能機10及び通話デバイス70が送信対象のFAXデータの無線通信を実行することができない事象が発生するのを抑制し得る。
多機能機10、通話デバイス70が、それぞれ、「第1の通信装置」、「第2の通信装置」の一例である。多機能機10のNVRAM34、通話デバイス70のNVRAM84が、それぞれ、「第1のメモリ」、「第2のメモリ」の一例である。また、初期設定IWS、受信設定RWS、指定設定DWS1、指定設定DWS2が、それぞれ、「初期無線設定」、「所定の無線設定」、「第1の現行無線設定」、「第2の現行無線設定」の一例である。さらに、印刷対象のFAXデータ、送信対象のFAXデータが、それぞれ、「第1の対象データ」、「第2の対象データ」の一例である。また、受信設定RWSに含まれるSSID「001−RECV」が、「特定の情報」の一例である。
第1実施例と異なる点を説明する。多機能機10のNVRAM34は、受信設定RWSを格納せずに、初期設定IWSと指定設定DWS1(図示省略)とを格納する。同様に、通話デバイス70のNVRAM84は、受信設定RWSを格納せずに、初期設定IWSと指定設定DWS2(図示省略)とを格納する。
本実施例では、図2の多機能機処理に代えて、図8の多機能機処理が実行される。S310〜S316は、図2のS10〜S16と同様である。S318では、判断部58は、通話デバイス70から、通話デバイス70の現在の無線設定に含まれるSSIDと共に、特定の情報(例えば所定の文字列)を受信したか否か判断する。ここでYESの場合には、S319において、変更部54は、多機能機10の現在の無線設定が初期設定IWSであるのか否かを判断する。ここでNOの場合には、S320において、変更部54は、多機能機10の現在の無線設定を、指定設定DWS1から初期設定IWSに変更する。なお、S322〜S360は、図2のS22〜S60と同様である。
本実施例では、図3の通話デバイス処理に代えて、図9の通話デバイス処理が実行される。S410〜S446は、図3のS110〜S146と同様である。S446でNOの場合には、S448において、変更部104は、通話デバイス70の現在の無線設定が初期設定IWSであるのか否かを判断する。ここでNOの場合には、S450において、変更部104は、通話デバイス70の現在の無線設定を、指定設定DWS2から初期設定IWSに変更する。S452〜S454は、図3のS152〜S154と同様である。
本実施例でも、第1実施例のケースA,A1,B,B1,B2が実現される。本実施例では、第1実施例のケースA2の代わりに、図10のケースA2’が実現される。多機能機10が1回目のSSIDサーチを実行する段階までは、図5と同様である。この場合、通話デバイス70は、指定設定DWS2に含まれるSSID(即ち、上記のケースXの場合にはSSID「003」、上記のケースYの場合にはSSID「002」)を、多機能機10に送信する(図9のS434)。ただし、この場合、通話デバイス70は、特定の情報を多機能機10に送信しない。
本実施例では、多機能機10及び通話デバイス70は、指定設定DWS1,DWS2を用いて、無線通信を実行することができない状況において、印刷対象のFAXデータが存在する場合には、指定設定DWS1,DWS2から初期設定IWSに変更する。この結果、多機能機10及び通話デバイス70が印刷対象のFAXデータの無線通信を実行することができない事象が発生するのを抑制し得る。また、多機能機10は、指定設定DWS1を用いて、無線通信を実行することができない状況において、印刷対象のFAXデータが存在しない場合には、指定設定DWS1を維持する。これにより、多機能機10は、印刷対象のFAXデータが存在しない場合には、指定設定DWS1を用いて、AP6を介して、PC4と無線通信を実行し得る。従って、多機能機10がPC4と無線通信を実行することができない事象が発生するのも抑制することができる。即ち、本実施例によると、多機能機10は、適切なタイミングで、指定設定DWS1から初期設定IWSに変更することができる。
Claims (11)
- 第2の通信装置と無線通信を実行する第1の通信装置であって、
所定の無線設定を格納する第1のメモリと、
前記第1の通信装置に現在設定されている無線設定である第1の現行無線設定を用いて、前記第2の通信装置と無線通信を実行可能であるのか否かを確認する第1の確認部と、
前記第1の現行無線設定を用いて無線通信を実行不可能であると確認され、かつ、前記第2の通信装置から特定の情報が受信される第1の場合に、前記第1の現行無線設定を前記第1のメモリ内の前記所定の無線設定に変更し、前記第1の現行無線設定を用いて無線通信を実行不可能であると確認され、かつ、前記第2の通信装置から前記特定の情報が受信されない第2の場合に、前記第1の現行無線設定を維持する第1の変更部であって、前記特定の情報は、前記第2の通信装置から前記第1の通信装置へ送信されるべき第1の対象データが存在する場合に、前記第2の通信装置から送信される情報である、前記第1の変更部と、
前記第1の場合に、前記所定の無線設定を用いて、前記第2の通信装置から前記第1の対象データを受信する第1の通信実行部と、
を備える第1の通信装置。 - 前記第1の通信装置は、さらに、
前記第1の現行無線設定を用いて無線通信を実行不可能であると確認される場合に、前記第2の通信装置から前記特定の情報が受信されるのか否かを判断する判断部を備え、
前記第1の変更部は、
前記第2の通信装置から前記特定の情報が受信されると判断される前記第1の場合に、前記第1の現行無線設定を前記所定の無線設定に変更し、
前記第2の通信装置から前記特定の情報が受信されないと判断される前記第2の場合に、前記第1の現行無線設定を維持する、請求項1に記載の第1の通信装置。 - 前記特定の情報は、前記所定の無線設定に含まれる特定のネットワーク識別情報であり、
前記判断部は、前記第2の通信装置から、前記第2の通信装置に現在設定されている無線設定に含まれるネットワーク識別情報を受信する受信部を備え、
前記判断部は、前記第2の通信装置から受信される前記ネットワーク識別情報と、前記特定のネットワーク識別情報と、が一致するのか否かを判断することによって、前記第2の通信装置から前記特定の情報が受信されるのか否かを判断する、請求項2に記載の第1の通信装置。 - 前記第1のメモリは、さらに、前記所定の無線設定とは異なる初期無線設定を格納し、
前記第1の変更部は、さらに、前記第1の現行無線設定を用いて無線通信を実行不可能であると確認され、かつ、前記第1の通信装置から前記第2の通信装置へ第2の対象データが送信されるべき第3の場合に、前記第1の現行無線設定を前記第1のメモリ内の前記初期無線設定に変更し、
前記第1の通信実行部は、前記第3の場合に、前記初期無線設定を用いて、前記第2の対象データを前記第2の通信装置に送信する、請求項1から3のいずれか一項に記載の第1の通信装置。 - 前記特定の情報は、前記所定の無線設定に含まれる特定のネットワーク識別情報であり、
前記特定の情報は、前記初期無線設定に含まれるネットワーク識別情報に、予め決められている文字列が付加されたものである、請求項4に記載の第1の通信装置。 - 前記第2の通信装置は、前記第1の通信装置の付属機器であり、
前記第2の通信装置は、一般公衆回線が接続されるインターフェースを備え、
前記第1の対象データは、前記第2の通信装置の前記インターフェースによって前記一般公衆回線から受信されるFAXデータであって、前記第1の通信装置で出力されるべき前記FAXデータを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の第1の通信装置。 - 前記所定の無線設定は、前記第1の通信装置及び前記第2の通信装置が、アクセスポイントを介さずに直接的に無線通信を実行するためのアドホックモードの無線設定であり、
前記第1の現行無線設定は、前記第1の通信装置及び前記第2の通信装置が、アクセスポイントを介して間接的に無線通信を実行するためのインフラストラクチャモードの無線設定であり、
前記第1の変更部は、
前記第1の場合に、インフラストラクチャモードの無線設定である前記第1の現行無線設定を、アドホックモードの無線設定である前記所定の無線設定に変更し、
前記第2の場合に、インフラストラクチャモードの無線設定である前記第1の現行無線設定を維持する、請求項1から6のいずれか一項に記載の第1の通信装置。 - 前記第1の通信実行部は、前記第1の現行無線設定を用いて無線通信を実行可能であると確認される場合に、前記第1の現行無線設定を用いて、前記第2の通信装置から前記第1の対象データを受信する、請求項1から7のいずれか一項に記載の第1の通信装置。
- 第1の通信装置と無線通信を実行する第2の通信装置であって、
所定の無線設定を格納する第2のメモリと、
前記第2の通信装置に現在設定されている無線設定である第2の現行無線設定を用いて、前記第1の通信装置と無線通信を実行可能であるのか否かを確認する第2の確認部と、
前記第2の現行無線設定を用いて無線通信を実行不可能であると確認され、かつ、前記第2の通信装置から前記第1の通信装置へ送信されるべき第1の対象データが存在する第4の場合に、特定の情報を前記第1の通信装置に送信し、前記第2の現行無線設定を用いて無線通信を実行不可能であると確認され、かつ、前記第1の対象データが存在しない第5の場合に、前記特定の情報を前記第1の通信装置に送信しない情報送信部と、
前記第4の場合に、前記第2の現行無線設定を前記第2のメモリ内の前記所定の無線設定に変更する第2の変更部と、
前記第4の場合に、前記所定の無線設定を用いて、前記第1の通信装置に前記第1の対象データを送信する第2の通信実行部と、
を備える第2の通信装置。 - 第2の通信装置と無線通信を実行する第1の通信装置であって、所定の無線設定を格納する第1のメモリを備える前記第1の通信装置のためのコンピュータプログラムであって、前記第1の通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
前記第1の通信装置に現在設定されている無線設定である第1の現行無線設定を用いて、前記第2の通信装置と無線通信を実行可能であるのか否かを確認する第1の確認処理と、
前記第1の現行無線設定を用いて無線通信を実行不可能であると確認され、かつ、前記第2の通信装置から特定の情報が受信される第1の場合に、前記第1の現行無線設定を前記第1のメモリ内の前記所定の無線設定に変更し、前記第1の現行無線設定を用いて無線通信を実行不可能であると確認され、かつ、前記第2の通信装置から前記特定の情報が受信されない第2の場合に、前記第1の現行無線設定を維持する第1の変更処理であって、前記特定の情報は、前記第2の通信装置から前記第1の通信装置へ送信されるべき第1の対象データが存在する場合に、前記第2の通信装置から送信される情報である、前記第1の変更処理と、
前記第1の場合に、前記所定の無線設定を用いて、前記第2の通信装置から前記第1の対象データを受信する第1の通信実行処理と、
を実行させるコンピュータプログラム。 - 第1の通信装置と無線通信を実行する第2の通信装置であって、所定の無線設定を格納する第2のメモリを備える前記第2の通信装置のためのコンピュータプログラムであって、前記第2の通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
前記第2の通信装置に現在設定されている無線設定である第2の現行無線設定を用いて、前記第1の通信装置と無線通信を実行可能であるのか否かを確認する第2の確認処理と、
前記第2の現行無線設定を用いて無線通信を実行不可能であると確認され、かつ、前記第2の通信装置から前記第1の通信装置へ送信されるべき第1の対象データが存在する第4の場合に、特定の情報を前記第1の通信装置に送信し、前記第2の現行無線設定を用いて無線通信を実行不可能であると確認され、かつ、前記第1の対象データが存在しない第5の場合に、前記特定の情報を前記第1の通信装置に送信しない情報送信処理と、
前記第4の場合に、前記第2の現行無線設定を前記第2のメモリ内の前記所定の無線設定に変更する第2の変更処理と、
前記第4の場合に、前記所定の無線設定を用いて、前記第1の通信装置に前記第1の対象データを送信する第2の通信実行処理と、
を実行させるコンピュータプログラム。
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