JP5899086B2 - 多段変速機の変速駆動機構 - Google Patents
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Description
このような構成によれば、特許文献1のような比較的大きいシフトフォークの移動機構を必要としないので、多段変速機の小型軽量化が図れる。
互いに平行な歯車軸(11,12)にそれぞれ複数の駆動歯車(m)と被動歯車(n)が変速段毎に常時噛み合い状態で軸支され、
前記駆動歯車(m)と前記被動歯車(n)の一方の複数の歯車(m)が一方の歯車軸(11)に固定され、他方の複数の歯車(n)と他方の歯車軸(12)との間で歯車軸(12)と各歯車(n)の係合を歯車ごとに切り換える係合切換機構(20)が備えられ、
コントロールロッド(51)が中空に形成された前記他方の歯車軸(12)の中空中心軸(Z)上を軸方向に移動することにより前記係合切換機構(20)が駆動されて変速を行う多段変速機(10)であって、
前記他方の歯車軸(12)の周辺近傍に設けられたシフトドラム(67)の外周に形成されたシフト案内溝(67v)に係合して前記シフトドラム(67)の回動により案内されるシフトピン(58)が前記コントロールロッド(51)を軸方向に移動する多段変速機(10)の変速駆動機構(50)において、
変速操作部材と連結されるシフトスピンドル(102)の往復回動を伝達して各変速段の位置ごとに前記シフトドラム(67)を間欠的に回動する間欠駆動機構(100)が、前記シフトスピンドル(102)と前記シフトドラム(67)の間に配設され、
前記間欠駆動機構(100)は、上流側回動部材(112)の往復回動に対して往回動のみ下流側回動部材(116)に動力伝達する機構であり、
前記下流側回動部材(116)に一体に設けられた下流部材側駆動歯車(117)の回動が、前記シフトドラム(67)に一体に設けられたドラム側被動歯車(67g)に、中間歯車(140)を介して伝達されることを特徴とする多段変速機の変速駆動機構である。
請求項1記載の多段変速機の変速駆動機構において、
前記間欠駆動機構(100)は、
前記下流側回動部材(116)に同軸一体に花形カム(116b)が設けられ、同花形カム(116b)の周方向に複数のディテント凹部(116bv)が順次形成された所定の凹凸カム面にローラ(133)を付勢手段(132,135)により押圧して前記花形カム(116b)を前記下流側回動部材(116)とともに所定の回動位置に位置決め保持するディテント機構(130)を備えることを特徴とする。
請求項2記載の多段変速機の変速駆動機構において、
前記シフトスピンドル(102)に基端部を固着され一体に往復揺動するシフトアーム(103)を備え、
前記シフトアーム(103)の揺動する先端部が前記上流側回動部材(112)を回動することを特徴とする。
請求項2または請求項3記載の多段変速機の変速駆動機構において、
前記多段変速機は、変速機ケース(1L,1R)に収容され、
前記変速機ケース(1L,1R)に着脱可能に取り付けられる別体のホルダ側壁部材(2)に、前記シフトドラム(67)が軸支されるとともに、前記上流側回動部材(112)と前記下流側回動部材(116)が同軸に回動自在に支持されることを特徴とする。
請求項4記載の多段変速機の変速駆動機構において、
前記ホルダ側壁部材(2)に回動自在に支持される前記下流側回動部材(116)から回動中心軸上を延出した連結ロッド部(118)が、前記変速機ケース(1L)に設けられたギヤポジションセンサ(121)の作動軸(121a)に同軸に結合されることを特徴とする。
請求項4または請求項5記載の多段変速機の変速駆動機構において、
前記中間歯車(140)は、中間軸部(140a)に拡径した頭部を有するボルト状をなし、前記頭部の外周に歯部(140g)が形成され、
前記中間軸部(140a)が前記ホルダ側壁部材(2)に軸受(141)を介して軸支されることを特徴とする。
請求項6記載の多段変速機の変速駆動機構において、
前記下流部材側駆動歯車(117)と前記中間歯車(140)と前記ドラム側被動歯車(67g)の順次噛み合う歯車列が、前記ホルダ側壁部材(2)の外側面に沿って配設され、
前記下流部材側駆動歯車側駆動歯車(117)の軸方向外側に前記花形カム(116b)が配設され、
前記付勢手段(132,135)により前記花形カム(116b)の凹凸カム面(116bv)に押圧される前記ローラ(133)が軸方向視で前記中間歯車(140)と重なることを特徴とする。
下流部材側駆動歯車(117)と一体の下流側回動部材(116)および間欠駆動機構(100)を配置する位置の自由度が高く、シフトスピンドル(102)とカウンタ歯車軸(およびメイン歯車軸)とを比較的大きく離して軸支する変速機ケースにもシフトスピンドル(102)やシフトドラム(67)を益々容易に配設することができる。
本実施の形態に係る多段変速機10は、自動二輪車に搭載されるパワーユニットに内燃機関とともに組み込まれて構成されている。
なお、本明細書中では、車両を基準に前後左右を規定する。
左右割りの左機関ケース(左変速機ケース)1Lと右機関ケース(右変速機ケース)1Rが合体して構成された機関ケース(変速機ケース)1は、変速室Mを形成しており、同変速室Mにメイン歯車軸11とカウンタ歯車軸12が互いに平行に左右方向に指向して回転自在に軸支されている。
内燃機関のクランク軸の回転がプライマリ被動ギヤ4から係合状態の摩擦クラッチ5を介してメイン歯車軸11に伝達される。
右ベアリング3Rに沿って第1駆動変速歯車m1がメイン歯車軸11に一体に形成され、メイン歯車軸11の同第1駆動変速歯車m1と左ベアリング3Lとの間に形成されたスプラインに右から左へ順に順次径を大きくした第2,第3,第4,第5,第6駆動変速歯車m2,m3,m4,m5,m6がスプライン嵌合されている。
図2を参照して、カウンタ歯車軸12において、右ベアリング7Rの左に介装されたカラー部材14Rを介して外装された右端の軸受カラー部材13と、左ベアリング7Lの右に介装されたカラー部材14Lを介して外装された左端の軸受カラー部材13との間に、等間隔に5つの軸受カラー部材13が外装され、この全部で7つの軸受カラー部材13の隣り合う軸受カラー部材13,13間に跨るようにして右から左へ順に順次径を小さくした第1,第2,第3,第4,第5,第6被動変速歯車n1,n2,n3,n4,n5,n6が回転自在に軸支されている。
コントロールロッド51の右端は雄ねじが形成された雄ねじ端部51bbとなっており、雄ねじ端部51bbの手前に6角形状のナット部51cが形成されている。
左右のロストモーション機構52,53は、圧縮コイルスプリングを内蔵する同じ構造のものを左右に配設している。
このコントロールロッド操作子55の螺着されたナット57より右側に延出した円筒部に直径方向に穿孔したピン孔55hが形成されており、同ピン孔55hにシフトピン58が貫通する。
このシフトピン58を介して前記コントロールロッド51を軸方向に移動することになる。
変速駆動機構50は、右機関ケース1Rのホルダ側壁2に設けられている。
以下、変速駆動機構50について、図5ないし図16に基づき説明する。
ホルダ側壁2は、図5に示すように、クランク軸9の後方に位置し、前記したように、メイン歯車軸11とカウンタ歯車軸12の右側部分をベアリング3R,7Rを介して軸支している。
カウンタ歯車軸12は、メイン歯車軸11の斜め上後方に位置している。
ホルダ側壁2のカウンタ歯車軸12の延長部分には、変形円筒状に右方に突出したガイド筒部2aが形成されており、ガイド筒部2aには一部斜め下後部が欠損してスリット2asbが左右方向に長尺に形成されている。
シフトピン58は、コントロールロッド操作子55より突出してスリット2asを貫通する部分が直方体状をした摺動部58bであり、摺動部58bよりさらに突出して円柱状の係合部58aが形成されている。
シフトドラム67は、円筒部の外周面に略一周に亘って螺旋を描くようにシフト案内溝67vが形成されている。
なお、シフトドラム67の円筒部の端部には、フランジ状に拡径してドラム側被動ギヤ67gが形成されている。
シフトドラム67の円筒部の内部にベアリング66が嵌入され、ホルダ側壁2に内側(左側)から小孔を貫通して外側(右側)に突出した支軸65にシフトドラム67をベアリング66を介して軸支し、ベアリング66より突出した支軸65の端部のねじ部にワッシャ68wを介してナット68が螺合してシフトドラム67が回動自在に設けられる。
したがって、シフトドラム67の回動は、シフト案内溝67vに嵌合するシフトピン58をコントロールロッド操作子55とともに軸方向に移動させる。
コントロールロッド51がカウンタ歯車軸12に対して軸方向の最も左側に位置するときが、図2および図3に示す1速状態であり、1速状態からコントロールロッド51が順次軸方向右側に移動するごとに、ニュートラル,2速,3速,4速,5速,6速状態が構成される。
このように、ホルダ側壁2の上部に軸支されるカウンタ歯車軸12の右端近傍に設けられるシフトドラム67と、ホルダ側壁2よりも下方を右機関ケース1Rに軸支されるシフトスピンドル102との比較的大きく離れた間を、ホルダ側壁2上で変速駆動機構50が連結し動力伝達している。
シフトアーム103は、基端から長尺片103aと短尺片103bが延出しており、長尺片103aの先端部には長孔103ahが形成され、短尺片103bの先端部には取付孔103bhが形成されており、取付孔103bhには係止ボルト104が貫通してナット104nにより螺合して固着される。
一方で、短尺片103bの側方にストッパピン107が右機関ケース1Rに植設される。
戻しコイルばね106は、コイル部から延びた両端部が係止ボルト104とストッパピン107を間に挟むようにしてセットされ、シフトアーム103を中立位置に保持し(図5参照)、さらに、シフトスピンドル102を介してシフトペダルを中立位置に維持する。
図5に示すように、ホルダ側壁2の下部後方寄りに間欠駆動機構100が設けられている。
間欠駆動機構100は、上流側回動部材112と下流側回動部材116が相対回動自在に組み合わされてホルダ側壁2にベアリング119を介して軸支される(図6参照)。
連結ロッド部118の左結合端部118lは、左機関ケース1Lにベアリング120を介して軸支され、同機関ケース1Lに装着されるギヤポジションセンサ121の作動軸121aに結合される(図1参照)。
下流側回動部材116の下流部材側駆動ギヤ117とシフトドラム67のドラム側被動ギヤ67gとの間に、中間ギヤ140が介装される。
中間ギヤ140は、中間軸部140aに拡径した扁平頭部が形成されたボルト状をなし、扁平頭部の外周に歯部140gが形成され、中間軸部140aの先端にねじ部140bが形成されている(図6参照)。
そこで、本多段変速機10は、コントロールロッド51をニュートラル位置に確実に位置決めできるニュートラル位置決め機構80が、カウンタ歯車軸12の左端部内周に設けられている。
有底円筒部材85は、挿入穴85hを右方に向け、カウンタ歯車軸12の左側から軸方向でカウンタ歯車軸12の給油導入孔12xより大分手前の略出力スプロケット32の嵌合位置辺りまで圧入されている。
有底円筒部材85は、挿入穴85hの周囲の周壁に周方向に等間隔に3本の案内孔86が挿入穴85hから斜め放射方向に穿孔されている。
3本の案内孔86はコントロールロッド51の挿入穴85hへの挿入方向に対して鋭角の傾斜角度を有した方向に指向して穿孔されている。
なお、案内孔86の外側開口は、カウンタ歯車軸12の内周面で塞がれる。
ボール81は、案内孔86の内径より若干小さい直径の鋼球であり、案内孔86に案内されて斜め径方向に移動できる。
しかし、ボール81の直径は、案内孔86の挿入穴85hへの開口縁部の内径よりは大きいので、ボール81は、開口縁部に規制されて案内孔86から挿入穴85hに抜けることはできず、開口縁部に嵌って一部を挿入穴85hに突出させて止まる(図2の2点鎖線で示すボール81を参照)。
ニュートラル位置決め機構80の1速状態を示す図2を参照して、コントロールロッド51が最も左側の1速位置からその右隣りのニュートラル位置までの間にあるときには、コントロールロッド51の左端部分が有底円筒部材85の挿入穴85hに挿入されて、コントロールロッド51の外周凹溝51vが案内孔86の内側開口に臨むように構成されている。
なお、前記したように、ディテント機構130も花形カム116bのニュートラルに対応するディテント凹部116bvの凹みが浅く安定保持力が弱いので、ニュートラルを容易に経過する。
なお、2速からさらに高速の変速段へのシフトアップ時は、コントロールロッド51がさらに右方に移動することになり、コントロールロッド51の外周凹溝51vはもとより先端部51eも有底円筒部材85の挿入穴85hから抜け出ているので、シフトダウンを含め、ニュートラル位置決め機構80は影響しない。
シフトペダルのかき上げ操作が大き過ぎて、コントロールロッド51がニュートラル位置を過ぎて2速位置まで移動してしまうようなことは完全に防止することができる。
走行を開始して、カウンタ歯車軸12が回転すれば、全てのボール81が遠心力により案内孔86の径方向外側に移動して、図2に示す1速走行状態となる。
n…被動変速歯車、n1〜n6…第1〜第6被動変速歯車、
1…機関ケース(変速機ケース)、1L…左機関ケース(左変速機ケース)、1R…右機関ケース(右変速機ケース)、1RR…ホルダ側壁、2…ホルダ側壁、
10…多段変速機、11…メイン歯車軸、12…カウンタ歯車軸、
20…係合手段、C…カムロッド、R…揺動爪部材、Rp…係合爪部、
50…変速駆動手段、51…コントロールロッド、51e…先端部、51v…外周凹溝、51a,51b…外周凹部、52,53…ロストモーション機構、55…コントロールロッド操作子、58…シフトピン、67…シフトドラム、67g…ドラム側被動ギヤ、67v…シフト案内溝、
80…ニュートラル位置決め機構、81…ボール、85…有底円筒部材、85h…挿入穴、86…案内孔、
102…シフトスピンドル、103…シフトアーム、106…戻しコイルばね、
100…間欠駆動機構、
112…上流側回動部材、112a…突起、116…下流側回動部材、116b…花形カム部、116bv…凹凸カム面、117…下流部材側駆動ギヤ、118…連結ロッド部、121…ギヤポジションセンサ、125…ガイドプレート、125a…規制孔、
130…ディテント機構、132…ディテントアーム、133…ローラ、
140…中間ギヤ。
Claims (7)
- 互いに平行な歯車軸(11,12)にそれぞれ複数の駆動歯車(m)と被動歯車(n)が変速段毎に常時噛み合い状態で軸支され、
前記駆動歯車(m)と前記被動歯車(n)の一方の複数の歯車(m)が一方の歯車軸(11)に固定され、他方の複数の歯車(n)と他方の歯車軸(12)との間で歯車軸(12)と各歯車(n)の係合を歯車ごとに切り換える係合切換機構(20)が備えられ、
コントロールロッド(51)が中空に形成された前記他方の歯車軸(12)の中空中心軸(Z)上を軸方向に移動することにより前記係合切換機構(20)が駆動されて変速を行う多段変速機(10)であって、
前記他方の歯車軸(12)の周辺近傍に設けられたシフトドラム(67)の外周に形成されたシフト案内溝(67v)に係合して前記シフトドラム(67)の回動により案内されるシフトピン(58)が前記コントロールロッド(51)を軸方向に移動する多段変速機(10)の変速駆動機構(50)において、
変速操作部材と連結されるシフトスピンドル(102)の往復回動を伝達して各変速段の位置ごとに前記シフトドラム(67)を間欠的に回動する間欠駆動機構(100)が、前記シフトスピンドル(102)と前記シフトドラム(67)の間に配設され、
前記間欠駆動機構(100)は、上流側回動部材(112)の往復回動に対して往回動のみ下流側回動部材(116)に動力伝達する機構であり、
前記下流側回動部材(116)に一体に設けられた下流部材側駆動歯車(117)の回動が、前記シフトドラム(67)に一体に設けられたドラム側被動歯車(67g)に、中間歯車(140)を介して伝達されることを特徴とする多段変速機の変速駆動機構。 - 前記間欠駆動機構(100)は、
前記下流側回動部材(116)に同軸一体に花形カム(116b)が設けられ、同花形カム(116b)の周方向に複数のディテント凹部(116bv)が順次形成された所定の凹凸カム面にローラ(133)を付勢手段(132,135)により押圧して前記花形カム(116b)を前記下流側回動部材(116)とともに所定の回動位置に位置決め保持するディテント機構(130)を備えることを特徴とする請求項1記載の多段変速機の変速駆動機構。 - 前記シフトスピンドル(102)に基端部を固着され一体に往復揺動するシフトアーム(103)を備え、
前記シフトアーム(103)の揺動する先端部が前記上流側回動部材(112)を回動することを特徴とする請求項2記載の多段変速機の変速駆動機構。 - 前記多段変速機は、変速機ケース(1L,1R)に収容され、
前記変速機ケース(1L,1R)に着脱可能に取り付けられる別体のホルダ側壁部材(2)に、前記シフトドラム(67)が軸支されるとともに、前記上流側回動部材(112)と前記下流側回動部材(116)が同軸に回動自在に支持されることを特徴とする請求項2または請求項3記載の多段変速機の変速駆動機構。 - 前記ホルダ側壁部材(2)に回動自在に支持される前記下流側回動部材(116)から回動中心軸上を延出した連結ロッド部(118)が、前記変速機ケース(1L)に設けられたギヤポジションセンサ(121)の作動軸(121a)に同軸に結合されることを特徴とする請求項4記載の多段変速機の変速駆動機構。
- 前記中間歯車(140)は、中間軸部(140a)に拡径した頭部を有するボルト状をなし、前記頭部の外周に歯部(140g)が形成され、
前記中間軸部(140a)が前記ホルダ側壁部材(2)に軸受(141)を介して軸支されることを特徴とする請求項4または請求項5記載の多段変速機の変速駆動機構。 - 前記下流部材側駆動歯車(117)と前記中間歯車(140)と前記ドラム側被動歯車(67g)の順次噛み合う歯車列が、前記ホルダ側壁部材(2)の外側面に沿って配設され、
前記下流部材側駆動歯車(117)の軸方向外側に前記花形カム(116b)が配設され、
前記付勢手段(132,135)により前記花形カム(116b)の凹凸カム面(116bv)に押圧される前記ローラ(133)が軸方向視で前記中間歯車(140)と重なることを特徴とする請求項6記載の多段変速機の変速駆動機構。
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