JP5877357B2 - 通信装置および通信方式の判定方法 - Google Patents
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Description
本発明は、通信ネットワークにおいて、異なる通信方式のデータを受信した場合に、当該受信データの通信方式を判別する通信装置および通信方式の判定方法に関するものである。
IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11標準や802.15.4標準に代表される無線通信ネットワークは、一般的に、親機となる無線通信装置(以降、制御装置と称する)と複数台の子機となる無線通信装置(以降、端末装置と称する)とを含む。
このような無線通信ネットワークでは、例えば、宅内ネットワークの用途において、802.11標準の通信方式と802.15.4標準の通信方式とが混在するネットワークが想定され得る。例えば、テレビなどのAV(Audio Visual)機器およびパーソナルコンピュータは802.11標準で通信し、エアコンおよび冷蔵庫などの白物家電は802.15.4標準で通信する場合が想定される。また、他にも、初代発売商品の旧型の通信方式と、最新機種商品の新しい通信方式とが混在する無線通信ネットワークも想定される。
このような無線通信ネットワークでは、例えば、宅内ネットワークの用途において、802.11標準の通信方式と802.15.4標準の通信方式とが混在するネットワークが想定され得る。例えば、テレビなどのAV(Audio Visual)機器およびパーソナルコンピュータは802.11標準で通信し、エアコンおよび冷蔵庫などの白物家電は802.15.4標準で通信する場合が想定される。また、他にも、初代発売商品の旧型の通信方式と、最新機種商品の新しい通信方式とが混在する無線通信ネットワークも想定される。
こうした、異なる通信方式が混在する無線通信ネットワークにおいて、通信方式の数だけ制御装置の設置台数を増やすのではなく、図17に示すように、全ての通信方式に対応した制御装置208を1台設置することがコスト、運用、および、メンテナンスの観点で望ましい。
しかしながら、制御装置208は、通信方式Aの端末装置202a,202b、および、通信方式Bの端末装置209a,209bのどちらの端末装置がどのタイミングでフレームを送信するか分からないため、常に同時に異なる通信方式を待ち受ける必要がある。
しかしながら、制御装置208は、通信方式Aの端末装置202a,202b、および、通信方式Bの端末装置209a,209bのどちらの端末装置がどのタイミングでフレームを送信するか分からないため、常に同時に異なる通信方式を待ち受ける必要がある。
このような問題に対して、制御装置208が複数個の無線IC(Integrated Circuits)を備える技術が開示されている(例えば、特許文献1、或いは、特許文献2参照)。これらの技術では、異なる通信方式のフレームを、それぞれの無線IC或いはPHY層で復調および受信することで、異なる通信方式のフレームを同時に待ち受けることができる。
しかしながら、上記従来技術では、制御装置が、対応する通信方式の数だけ無線ICを備える必要があるため、制御装置に搭載する無線ICの数が増えてしまう。そのため、制御装置の商品コストが増加する。
そこで、本発明は、通信相手先となる各端末装置との間で、異なる通信方式で無線通信する場合であっても、複数個の無線ICを搭載せずに1つの無線ICを搭載するだけで、各通信方式に対応してデータ通信することが可能な通信装置、および、通信方式の判別方法を提供する。
そこで、本発明は、通信相手先となる各端末装置との間で、異なる通信方式で無線通信する場合であっても、複数個の無線ICを搭載せずに1つの無線ICを搭載するだけで、各通信方式に対応してデータ通信することが可能な通信装置、および、通信方式の判別方法を提供する。
本発明の一態様に係る通信装置は、通信ネットワークを介して、第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯、および、前記第1の通信方式の周波数帯の少なくとも一部と重複する周波数帯を含む第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯のいずれかの周波数帯で送信された信号を受信する受信部と、前記第1の通信方式の周波数帯と、前記第2の通信方式の周波数帯とが重複する周波数帯において、前記受信部で受信された前記信号の第1の信号強度を検出する検出部と、前記第1の信号強度が所定の閾値を超えていれば、さらに、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式の周波数帯が重複していない周波数帯において、前記検出部で第2の信号強度を検出し、前記第2の信号強度に応じて前記受信部で受信された信号が前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれに対応するかを判定し、当該判定された通信方式で前記信号の受信処理を行う受信制御部と、を備える。
本態様によると、各通信方式に対応して数個の無線ICを搭載することなく、1つの無線ICを搭載するだけで各通信方式に対応してデータを受信できるので、親機となる無線通信装置の製造コストを下げることができる。また制御装置の複数通信方式対応や、後方互換対応、例えば、最新の通信方式が、既存通信方式にも対応するという後方互換対応も実現可能となる。
(1)実施の形態に係る通信装置は、通信ネットワークを介して、第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯、および、前記第1の通信方式の周波数帯の少なくとも一部と重複する周波数帯を含む第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯のいずれかの周波数帯で送信された信号を受信する受信部と、前記第1の通信方式の周波数帯と、前記第2の通信方式の周波数帯とが重複する周波数帯において、前記受信部で受信された前記信号の第1の信号強度を検出する検出部と、前記第1の信号強度が所定の閾値を超えていれば、さらに、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式の周波数帯が重複していない周波数帯において、前記検出部で第2の信号強度を検出し、前記第2の信号強度に応じて前記受信部で受信された信号が前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれに対応するかを判定し、当該判定された通信方式で前記信号の受信処理を行う受信制御部と、を備える。
(2)(1)において、前記第2の通信方式に対応するチャネルの中心周波数は、前記第1の通信方式に対応するチャネルの中心周波数よりも高い周波数帯であり、前記第1の信号強度が所定の閾値を超えている場合、前記検出部は、さらに、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式の周波数帯が重複していない周波数帯であって、前記重複している周波数帯よりも高い周波数帯において、第2の信号強度を検出し、前記受信制御部は、前記第2の信号強度が所定の閾値より大きい場合は、前記受信部で受信された信号が前記第2の通信方式であると判定する、としても構わない。
(3)(2)において、前記受信制御部は、前記第2の信号強度が所定の閾値以下の場合は、前記受信部で受信された信号が前記第1の通信方式であると判定する、としても構わない。
(4)(1)において、前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯は、前記第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯よりも広い周波数帯であり、前記第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯は、前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯に含まれており、前記第1の通信方式の周波数帯の開始値と、前記第2の通信方式の周波数帯の開始値とが対応するように設定されている、としても構わない。
(4)(1)において、前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯は、前記第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯よりも広い周波数帯であり、前記第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯は、前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯に含まれており、前記第1の通信方式の周波数帯の開始値と、前記第2の通信方式の周波数帯の開始値とが対応するように設定されている、としても構わない。
(5)前記第2の通信方式に対応するチャネルの中心周波数は、前記第1の通信方式に対応するチャネルの中心周波数よりも高い周波数帯であり、前記第1の信号強度が所定の閾値を超えている場合、前記検出部は、さらに、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式の周波数帯が重複していない周波数帯であって、前記重複している周波数帯よりも低い周波数帯において、第2の信号強度を検出し、前記受信制御部は、前記第2の信号強度が所定の閾値より大きい場合は、前記受信部で受信された信号が前記第1の通信方式であると判定する、としても構わない。
(6)(5)において、前記受信制御部は、前記第2の信号強度が所定の閾値以下の場合は、前記受信部で受信された信号が前記第2の通信方式であると判定する、としても構わない。
(7)(1)〜(6)のいずれか1つにおいて、さらに、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれか一方の通信方式に対応するチャネルを変更するに応じて、他方の通信方式に対応するチャネルを変更するチャネル制御部を備え、前記チャネル制御部は、前記変更後における前記第1の通信方式および前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯が少なくとも一部重複するように前記他方の通信方式に対応するチャネルを変更する、としても構わない。
(7)(1)〜(6)のいずれか1つにおいて、さらに、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれか一方の通信方式に対応するチャネルを変更するに応じて、他方の通信方式に対応するチャネルを変更するチャネル制御部を備え、前記チャネル制御部は、前記変更後における前記第1の通信方式および前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯が少なくとも一部重複するように前記他方の通信方式に対応するチャネルを変更する、としても構わない。
(8)(7)において、さらに、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯が少なくとも一部重複するように、各々の通信方式のチャネルを組み合わせたチャネルリストを記憶するチャネルリスト記憶部を備え、前記チャネル制御部は、当該チャネルリスト記憶部を参照することにより前記他方の通信方式に対応するチャネルを変更する、としても構わない。
(9)(1)〜(6)のいずれか1つにおいて、前記受信制御部は、前記第1の信号強度と、前記第2の信号強度との差分値が一定値以上の場合は、前記受信部で受信された信号の通信方式が前記第1の通信方式であると判定し、前記差分値が一定値より小さい場合は、前記受信部で受信された信号の通信方式が前記第2の通信方式であると判定する、としても構わない。
(10)(1)〜(6)のいずれか1つにおいて、前記第1の通信方式に対応するチャネルは、各チャネル間に少なくとも1つの空きチャネルを設けるように割り当てられており、前記検出部は、前記空きチャネルを利用して前記第2の信号強度を検出する、としても構わない。
(11)(10)において、前記空きチャネルは複数設けられており、前記検出部は、前記複数の空きチャネルの中のいずれかの空きチャネルを用いて前記第2の信号強度を検出する、としても構わない。
(11)(10)において、前記空きチャネルは複数設けられており、前記検出部は、前記複数の空きチャネルの中のいずれかの空きチャネルを用いて前記第2の信号強度を検出する、としても構わない。
(12)(1)〜(6)のいずれか1つにおいて、前記第2の通信方式の伝送帯域幅は、前記第1の通信方式の伝送帯域幅の整数倍である、としても構わない。
(13)(12)において、前記第1の通信方式の伝送帯域幅は200kHzであり、前記第2の通信方式の伝送帯域幅は400kHzである、としても構わない。
(14)(1)〜(6)のいずれか1つにおいて、前記通信ネットワークは、無線通信ネットワークで構成される、としても構わない。
(13)(12)において、前記第1の通信方式の伝送帯域幅は200kHzであり、前記第2の通信方式の伝送帯域幅は400kHzである、としても構わない。
(14)(1)〜(6)のいずれか1つにおいて、前記通信ネットワークは、無線通信ネットワークで構成される、としても構わない。
(15)実施の形態に係る通信方式判定方法は、通信ネットワークを介して異なる通信方式のデータを受信する通信装置が実行する、受信データの通信方式判定方法であって、第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯、および、前記第1の通信方式の周波数帯の少なくとも一部と重複する周波数帯を含む第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯のいずれかの周波数帯で送信された信号を受信し、前記第1の通信方式の周波数帯と、前記第2の通信方式の周波数帯とが重複する周波数帯において、前記受信部で受信された前記信号の第1の信号強度を検出し、前記第1の信号強度が所定の閾値を超えていれば、さらに、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式の周波数帯が重複していない周波数帯において、第2の信号強度を検出し、前記第2の信号強度に応じて、前記受信された信号が前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれに対応するかを判定し、当該判定された通信方式で前記信号の受信処理を行う。
(16)実施の形態に係る集積回路は、通信ネットワークを介して、第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯、および、前記第1の通信方式の周波数帯の少なくとも一部と重複する周波数帯を含む第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯のいずれかの周波数帯で送信された信号を受信する受信部と、前記第1の通信方式の周波数帯と、前記第2の通信方式の周波数帯とが重複する周波数帯において、前記受信部で受信された前記信号の第1の信号強度を検出する検出部と、前記第1の信号強度が所定の閾値を超えていれば、さらに、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式の周波数帯が重複していない周波数帯において、前記検出部で第2の信号強度を検出し、前記第2の信号強度に応じて前記受信部で受信された信号が前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれに対応するかを判定し、当該判定された通信方式で前記信号の受信処理を行う受信制御部と、を備える。
(17)実施の形態に係るプログラムは、通信ネットワークを介して異なる通信方式のデータを受信する通信装置が実行する、受信データの通信方式判定処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記通信方式判定処理は、第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯、および、前記第1の通信方式の周波数帯の少なくとも一部と重複する周波数帯を含む第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯のいずれかの周波数帯で送信された信号を受信し、前記第1の通信方式の周波数帯と、前記第2の通信方式の周波数帯とが重複する周波数帯において、前記受信部で受信された前記信号の第1の信号強度を検出し、前記第1の信号強度が所定の閾値を超えていれば、さらに、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式の周波数帯が重複していない周波数帯において、第2の信号強度を検出し、前記第2の信号強度に応じて、前記受信された信号が前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれに対応するかを判定し、当該判定された通信方式で前記信号の受信処理を行う、処理を有する。
以下、本発明の各実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における無線通信ネットワークの構成例を示した図である。図1において、制御装置1は、端末装置2および端末装置3それぞれと異なる通信方式で通信する。制御装置1は、端末装置2aおよび端末装置2bと通信方式Aで通信する。また、制御装置1は、端末装置3aおよび端末装置3bと通信方式Bで通信する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における無線通信ネットワークの構成例を示した図である。図1において、制御装置1は、端末装置2および端末装置3それぞれと異なる通信方式で通信する。制御装置1は、端末装置2aおよび端末装置2bと通信方式Aで通信する。また、制御装置1は、端末装置3aおよび端末装置3bと通信方式Bで通信する。
端末装置2および端末装置3は、例えば、冷蔵庫およびテレビ等の家電機器、IHクッキングヒータ等の熱源機器、或いは、電気自動車等の電気駆動機器である。
なお、図1において、制御装置1と通信する端末装置2および端末装置3の台数は1例であり、この台数に限られない。
図2は、実施の形態1における通信方式Aおよび通信方式Bの仕様の一例を示したものである。実施の形態1において、通信方式Aは、ビットレートが50kbps、中心周波数が924.0MHz、帯域幅が200kHzとする。通信方式Bは、ビットレートが100kbps、中心周波数が924.1MHz、帯域幅が400kHzとする。ただし、この3つの条件は一例を示したものであり、他にも変調方式の差異、データホワイトニングの対応の差異など、さらに他の項目があっても良い。
なお、図1において、制御装置1と通信する端末装置2および端末装置3の台数は1例であり、この台数に限られない。
図2は、実施の形態1における通信方式Aおよび通信方式Bの仕様の一例を示したものである。実施の形態1において、通信方式Aは、ビットレートが50kbps、中心周波数が924.0MHz、帯域幅が200kHzとする。通信方式Bは、ビットレートが100kbps、中心周波数が924.1MHz、帯域幅が400kHzとする。ただし、この3つの条件は一例を示したものであり、他にも変調方式の差異、データホワイトニングの対応の差異など、さらに他の項目があっても良い。
図3は、実施の形態1における通信方式Aおよび通信方式Bのスペクトラム信号を周波数軸で表記したものである。ここで図3における通信方式Aの単位チャネルを5a、通信方式Bの単位チャネルを5bと定義する。図3に示すように、実施の形態1において、通信方式Aの周波数帯および通信方式Bの周波数帯が重複する周波数領域が存在する。この重複する周波数帯を重複周波数帯6a、重複しない周波数帯を非重複周波数6bと定義する。なお、これら各通信方式の周波数帯は、重複するように、予め運用システムとして定められているものとする。
図4は、実施の形態1における制御装置1の機能ブロックの一例を示した図である。制御装置1は、アンテナ11、受信部12、レベル検出部13、方式判定部14、および、応用処理部15を備える。
受信部12は、ビットレートを設定する機能、周波数を設定する機能、アンテナ11を介してデータを受信する機能、および、受信したデータを復調する機能などを有する。受信部12の一例として、IEEE802.15.4、或いはその他の無線通信方式の物理層(Physical Layer)の機能がある。
受信部12は、ビットレートを設定する機能、周波数を設定する機能、アンテナ11を介してデータを受信する機能、および、受信したデータを復調する機能などを有する。受信部12の一例として、IEEE802.15.4、或いはその他の無線通信方式の物理層(Physical Layer)の機能がある。
レベル検出部13は、受信部12で受信したデータの信号強度を計測する機能と、その計測した信号強度の閾値判定をする機能とを有する。レベル検出部13の一例として、CCA(Clear Channel Assessment)、CS(Carrier Sense)、および、ED(Energy Detect)などがある。
方式判定部14は、レベル検出部13の機能を用いて、受信部12が受信したデータが、通信方式A或いは通信方式Bのいずれであるかを判定する。この方式判定部14の詳細については、図7のフローチャートを用いて後述する。
方式判定部14は、レベル検出部13の機能を用いて、受信部12が受信したデータが、通信方式A或いは通信方式Bのいずれであるかを判定する。この方式判定部14の詳細については、図7のフローチャートを用いて後述する。
応用処理部15は、受信部12で受信されたデータのアプリケーション処理を実施する。アプリケーション処理とは、端末装置から送信されたデータ内容を分析する処理であり、例えば、MAC(Media Access Control)ヘッダおよびMACペイロードの解析部などがこれにあたる。
なお、この方式判定部14および応用処理部15は「受信制御部(図示しない)」として構成されて良い。
なお、この方式判定部14および応用処理部15は「受信制御部(図示しない)」として構成されて良い。
図5は、実施の形態1における制御装置1のハードウェア構成の一例を示した図である。
無線IC17は、無線通信の変調、および、復調などを行う集積回路である。
MCU(Micro Control Unit)18は、マイクロコントローラであり、内部にCPU(Central Processing Unit)コア、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などのメモリ、外部インターフェースであるI/O(Input/Output)を搭載した集積回路である。
無線IC17は、無線通信の変調、および、復調などを行う集積回路である。
MCU(Micro Control Unit)18は、マイクロコントローラであり、内部にCPU(Central Processing Unit)コア、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などのメモリ、外部インターフェースであるI/O(Input/Output)を搭載した集積回路である。
なお、図4のレベル検出部13、方式判定部14および応用処理部15が図5のMCU18に実装される。受信部12が無線IC17に実装される。なお、レベル検出部13は無線IC17に実装される場合もある。
なお、図6に示すように、無線IC17およびMCU18が一体化された集積回路(MCU19)としてもよい。
なお、図6に示すように、無線IC17およびMCU18が一体化された集積回路(MCU19)としてもよい。
以上、実施の形態1に係るネットワーク構成および制御装置1の構成について説明した。以下、実施の形態1に係る制御装置1の動作について説明する。
図7は、実施の形態1における制御装置1が端末装置2および端末装置3からデータを受信する際における通信方式判定方法を示すフローチャートである。
まず制御装置1は、常時、通信方式A(図3の5a)の中心周波数で、受信待ち受けを行う(S51)。また常時、レベル検出部13により受信データの信号強度が特定の閾値を超えるか否かを確認する(S52)。
図7は、実施の形態1における制御装置1が端末装置2および端末装置3からデータを受信する際における通信方式判定方法を示すフローチャートである。
まず制御装置1は、常時、通信方式A(図3の5a)の中心周波数で、受信待ち受けを行う(S51)。また常時、レベル検出部13により受信データの信号強度が特定の閾値を超えるか否かを確認する(S52)。
もしレベル検出部13が、受信したデータの信号強度が閾値を超えていると判断した場合(S52のYes)、方式判定部14は、受信部12の周波数設定値を、非重複周波数帯(図3の6b)の範囲内の値に設定変更する。その後、レベル検出部13が、この設定変更された非重複周波数帯で、信号強度を確認する(S53)。
非重複周波数帯での信号強度が、閾値以下の場合(S54のNo)、方式判定部14は、受信データの通信方式が通信方式Aと判断する(S55)。
非重複周波数帯での信号強度が、閾値以下の場合(S54のNo)、方式判定部14は、受信データの通信方式が通信方式Aと判断する(S55)。
その後、方式判定部14は、通信方式Aのビットレートおよび中心周波数などの設定値を受信部12に設定する(S56)。
その後、制御装置1は、通信方式Aとして、同期判定(ビット同期、フレーム同期)、ヘッダ解析、ペイロード解析などの受信処理に移行する(S59)。
また非重複周波数帯での受信信号強度が、閾値を超えている場合(S54のYes)、方式判定部14は、受信データの通信方式が通信方式Bと判断する(S57)。
その後、制御装置1は、通信方式Aとして、同期判定(ビット同期、フレーム同期)、ヘッダ解析、ペイロード解析などの受信処理に移行する(S59)。
また非重複周波数帯での受信信号強度が、閾値を超えている場合(S54のYes)、方式判定部14は、受信データの通信方式が通信方式Bと判断する(S57)。
その後、方式判定部14は、通信方式Bのビットレートおよび中心周波数などの設定値を受信部12に設定する(S58)。
その後、制御装置1は、通信方式Bとして、同期判定(ビット同期、フレーム同期)、ヘッダ解析、ペイロード解析などの受信処理に移行する(S59)。
本実施の形態によると、制御装置1が、まず、通信方式Aの中心周波数でデータの受信待ち受けを行い、受信データの信号強度の閾値判定を行うことにより通信方式の不明な受信データの開始を検出する。その後、非重複周波数帯で信号強度の閾値判定を実施することで、受信データの通信方式を判別する。
その後、制御装置1は、通信方式Bとして、同期判定(ビット同期、フレーム同期)、ヘッダ解析、ペイロード解析などの受信処理に移行する(S59)。
本実施の形態によると、制御装置1が、まず、通信方式Aの中心周波数でデータの受信待ち受けを行い、受信データの信号強度の閾値判定を行うことにより通信方式の不明な受信データの開始を検出する。その後、非重複周波数帯で信号強度の閾値判定を実施することで、受信データの通信方式を判別する。
これにより、制御装置1が各通信方式に対応して複数個の無線ICを搭載しなくとも、1つの無線ICで複数個の通信方式を判別できる。
[変形例1]
次に、実施の形態1の変形例1について説明する。
図8は、実施の形態1の変形例1として、通信方式Aおよび通信方式Bのスペクトラム信号を、周波数軸で表記したものである。図3との違いは、通信方式Aおよび通信方式Bの重複する周波数帯が異なる点である。具体的には、図3では、通信方式Aの周波数帯の全てが通信方式Bの周波数帯に含まれていた。一方、図8に示すように、本変形例1では、通信方式Aの周波数帯の一部が通信方式Bの周波数帯に含まれない領域(図8の21c)が存在する点で実施の形態1と異なる。
[変形例1]
次に、実施の形態1の変形例1について説明する。
図8は、実施の形態1の変形例1として、通信方式Aおよび通信方式Bのスペクトラム信号を、周波数軸で表記したものである。図3との違いは、通信方式Aおよび通信方式Bの重複する周波数帯が異なる点である。具体的には、図3では、通信方式Aの周波数帯の全てが通信方式Bの周波数帯に含まれていた。一方、図8に示すように、本変形例1では、通信方式Aの周波数帯の一部が通信方式Bの周波数帯に含まれない領域(図8の21c)が存在する点で実施の形態1と異なる。
ここで、図8における通信方式Aの単位チャネルを20a、通信方式Bの単位チャネルを20bと定義する。また重複する周波数帯を重複周波数帯21a、重複しない周波数帯を非重複周波数として、高い方の非重複周波数帯を21b、低い方の非重複周波数帯を21cと定義する。
図9は、実施の形態1の変形例1における制御装置1が端末装置2および端末装置3からデータを受信する際における通信方式の判定処理の動作を示すフローチャートである。図7で述べた各処理と同一のものは、同じ番号を付与し、ここでは説明を省略する。
図9は、実施の形態1の変形例1における制御装置1が端末装置2および端末装置3からデータを受信する際における通信方式の判定処理の動作を示すフローチャートである。図7で述べた各処理と同一のものは、同じ番号を付与し、ここでは説明を省略する。
まず制御装置1は、常時、図8の重複周波数帯21aで、受信待ち受けを行う(S71)。また制御装置1は、常時、レベル検出部13により受信データの信号強度が特定の閾値を超えるか否かを確認する(S72)。
S72において、信号強度が閾値を超えると判断した場合(S72のNo)、方式判定部14は、受信部12の周波数設定値を、非重複周波数帯(図8の21b或いは21c)の値に設定変更する。ここでは21bおよび21cのどちらの値に設定しても良い。その後、レベル検出部13が、S72で設定された非重複周波数帯で、再度、信号強度の判定を実施する(S73)。
S72において、信号強度が閾値を超えると判断した場合(S72のNo)、方式判定部14は、受信部12の周波数設定値を、非重複周波数帯(図8の21b或いは21c)の値に設定変更する。ここでは21bおよび21cのどちらの値に設定しても良い。その後、レベル検出部13が、S72で設定された非重複周波数帯で、再度、信号強度の判定を実施する(S73)。
まず、S74において、受信したデータの信号強度が特定の閾値を越える場合(S74のYes)について説明する。
S74において、非重複周波数帯での信号強度が、閾値を超えている場合(S74のYes)、方式判定部14は、S72で設定された非重複周波数帯が通信方式Bの単位チャネル(図8の20b)と重複するか否か確認する(S75)。
S74において、非重複周波数帯での信号強度が、閾値を超えている場合(S74のYes)、方式判定部14は、S72で設定された非重複周波数帯が通信方式Bの単位チャネル(図8の20b)と重複するか否か確認する(S75)。
S75で、非重複周波数帯が通信方式Bの単位チャネルと重複する場合(S75のYes)、方式判定部14は、受信データの通信方式が通信方式Bであると判断する(S76)。以降、方式判定部14は、通信方式Bの設定値を受信部12に設定し(S58)、受信処理を行う(S59)。
一方、S75で非重複周波数帯が通信方式Bの単位チャネルと重複しない場合(S75のNo)、方式判定部14は、受信データの通信方式が通信方式Aと判断する(S78)。以降、方式判定部14は、通信方式Aの設定値を受信部12に設定し(S56)、受信処理を行う(S59)。
一方、S75で非重複周波数帯が通信方式Bの単位チャネルと重複しない場合(S75のNo)、方式判定部14は、受信データの通信方式が通信方式Aと判断する(S78)。以降、方式判定部14は、通信方式Aの設定値を受信部12に設定し(S56)、受信処理を行う(S59)。
次に、S74において、受信したデータの信号強度が特定の閾値を越えない場合(S74のNo)について説明する。
S74において、非重複周波数帯での受信信号強度が、閾値以下の場合(S74のNo)、方式判定部14は、非重複周波数帯が通信方式Bの単位チャネル(図8の20b)と重複するか否か確認する(S77)。
S74において、非重複周波数帯での受信信号強度が、閾値以下の場合(S74のNo)、方式判定部14は、非重複周波数帯が通信方式Bの単位チャネル(図8の20b)と重複するか否か確認する(S77)。
S77で非重複周波数帯が通信方式Bの単位チャネルと重複する場合(S77のYes)、方式判定部14は、受信データの通信方式が通信方式Aと判断する(S78)。以降、方式判定部14は、通信方式Aの設定値を受信部12に設定し(S56)、受信処理を行う(S59)。
S77で非重複周波数帯が通信方式Bの単位チャネルと重複しない場合(S77のNo)、方式判定部14は、受信データの通信方式が通信方式Bと判断する(S76)。以降、方式判定部14は、通信方式Bの設定値を受信部12に設定し(S58)、受信処理を行う(S59)。本変形例1によると、2つの通信方式のスペクトラム信号が一部分のみ重複していれば、非重複周波数帯で受信信号強度の判定を実施することで、受信データの通信方式を判別することが可能となる。なお、S75およびS77において、非重複周波数帯が通信方式Bの単位チャネルと重複しているか否かに基づいて受信データの通信方式の判定を行ったが、非重複周波数帯が通信方式Aの単位チャネルと重複しているか否かに基づいて受信データの通信方式の判定を行っても良い。
[変形例2]
次に、本発明の実施の形態1の変形例2について説明する。
S77で非重複周波数帯が通信方式Bの単位チャネルと重複しない場合(S77のNo)、方式判定部14は、受信データの通信方式が通信方式Bと判断する(S76)。以降、方式判定部14は、通信方式Bの設定値を受信部12に設定し(S58)、受信処理を行う(S59)。本変形例1によると、2つの通信方式のスペクトラム信号が一部分のみ重複していれば、非重複周波数帯で受信信号強度の判定を実施することで、受信データの通信方式を判別することが可能となる。なお、S75およびS77において、非重複周波数帯が通信方式Bの単位チャネルと重複しているか否かに基づいて受信データの通信方式の判定を行ったが、非重複周波数帯が通信方式Aの単位チャネルと重複しているか否かに基づいて受信データの通信方式の判定を行っても良い。
[変形例2]
次に、本発明の実施の形態1の変形例2について説明する。
図10は、本発明の実施の形態1の変形例2として、通信方式Aおよび通信方式Bのスペクトラム信号を、周波数軸で表記したものである。図3との違いは、信号スペクトラムが、占有帯域幅外へスペクトラムの漏れ出し(サイドローブ)が存在することである。
ここで、図10における通信方式Aの単位チャネルを83a、通信方式Bの単位チャネルを83bと定義する。また、上記サイドローブを除いて、重複する周波数帯を重複周波数帯80a、重複しない周波数帯を非重複周波数帯80bと定義する。
ここで、図10における通信方式Aの単位チャネルを83a、通信方式Bの単位チャネルを83bと定義する。また、上記サイドローブを除いて、重複する周波数帯を重複周波数帯80a、重複しない周波数帯を非重複周波数帯80bと定義する。
図11は、実施の形態1の変形例2における受信データの通信方式の判定処理を示すフローチャートである。図7で述べた各処理と同一のものは、同じ番号を付与し、ここでは説明を省略する。
まず制御装置1は、常時、通信方式Aの中心周波数(図10の周波数81a)で、受信待ち受けを行う(S51)。また常時、制御装置1は、レベル検出部13により信号強度が、特定の閾値を超えるか否かを確認する(S52)。
まず制御装置1は、常時、通信方式Aの中心周波数(図10の周波数81a)で、受信待ち受けを行う(S51)。また常時、制御装置1は、レベル検出部13により信号強度が、特定の閾値を超えるか否かを確認する(S52)。
S52で、信号強度が閾値を超えている場合(S52のYes)、この信号強度である受信レベルMがメモリに保存される(S85)。この受信レベルMは、図10の受信レベルMとなる。
続いて、方式判定部14は、受信部12の周波数設定値を、非重複周波数帯(例えば、図10の周波数81b)の値に設定変更する。その後、レベル検出部13が非重複周波数帯で、再度、受信した信号の信号強度を確認する(S53)。方式判定部14は、この確認した受信レベルNをメモリに保存する(S86)。
続いて、方式判定部14は、受信部12の周波数設定値を、非重複周波数帯(例えば、図10の周波数81b)の値に設定変更する。その後、レベル検出部13が非重複周波数帯で、再度、受信した信号の信号強度を確認する(S53)。方式判定部14は、この確認した受信レベルNをメモリに保存する(S86)。
続いて、方式判定部14は、受信レベルMおよび受信レベルNのレベル差が、閾値以上あるか否かを確認する(S87)。図10にも示すように、受信レベルMおよび受信レベルNの差が、閾値以上大きい場合(S87のYes)、方式判定部14は、受信データが通信方式Aと判断する(S55)。反対に、差が閾値未満の場合(S87のNo)、方式判定部14は、受信データが通信方式Bと判断する(S57)。
これ以降の各処理(S56、S58、及びS59)は、図7で述べた各処理と同じ記載となるため、説明を割愛する。
本実施の形態1の変形例2によると、重複周波数帯での受信信号強度と、非重複周波数帯での受信信号強度の差異から受信データの通信方式を判別することが可能となる。
なお、本発明の実施の形態1は通信方式Aおよび通信方式Bの2つの通信方式の判定方法としたが、これに限定されずに、さらに通信方式Cなどの3つ以上の通信方式を判定することも容易に可能である。これにより、本態様の制御装置は、2つ以上の複数の通信方式の同時待ち受けを、汎用の無線IC1つで実現することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、制御装置が、通信方式の分からない受信データの開始を、この受信データの信号強度に基づいて検出し、その後、非重複周波数帯でキャリアセンスを実施することで、受信データの通信方式を判別した。
本実施の形態1の変形例2によると、重複周波数帯での受信信号強度と、非重複周波数帯での受信信号強度の差異から受信データの通信方式を判別することが可能となる。
なお、本発明の実施の形態1は通信方式Aおよび通信方式Bの2つの通信方式の判定方法としたが、これに限定されずに、さらに通信方式Cなどの3つ以上の通信方式を判定することも容易に可能である。これにより、本態様の制御装置は、2つ以上の複数の通信方式の同時待ち受けを、汎用の無線IC1つで実現することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、制御装置が、通信方式の分からない受信データの開始を、この受信データの信号強度に基づいて検出し、その後、非重複周波数帯でキャリアセンスを実施することで、受信データの通信方式を判別した。
実施の形態2では、受信データの通信方式を判別方法だけでなく、周波数チャネルの変更方法について説明する。
本実施の形態2におけるネットワーク構成は、実施の形態1の図1と同様であり、ここでは説明を省略する。
図12は本実施の形態2におけるネットワークシステムでの使用可能な周波数チャネルの一例を示す。通信方式Aは、Ch1、Ch3、Ch5を使用可能であり、通信方式Bは、Ch11、Ch12、Ch13を使用可能とする。また全ての周波数チャネルのスペクトラム信号の関係は、図12の通りとする。即ち、通信方式AのCh1、Ch3、Ch5の各チャネルの周波数の開始値と、通信方式BのCh11、Ch12、Ch13の各チャネルの周波数の開始値とがそれぞれ対応して設定される。通信方式AのCh2、CH4、CH6は空きチャネルとする。
本実施の形態2におけるネットワーク構成は、実施の形態1の図1と同様であり、ここでは説明を省略する。
図12は本実施の形態2におけるネットワークシステムでの使用可能な周波数チャネルの一例を示す。通信方式Aは、Ch1、Ch3、Ch5を使用可能であり、通信方式Bは、Ch11、Ch12、Ch13を使用可能とする。また全ての周波数チャネルのスペクトラム信号の関係は、図12の通りとする。即ち、通信方式AのCh1、Ch3、Ch5の各チャネルの周波数の開始値と、通信方式BのCh11、Ch12、Ch13の各チャネルの周波数の開始値とがそれぞれ対応して設定される。通信方式AのCh2、CH4、CH6は空きチャネルとする。
ただし、通信方式Aおよび通信方式Bの対応するチャネル間(例えば、CH1およびCh11)において、周波数の開始値は必ずしも一致していなくてもよい。また、対応するチャネル間において、通信方式Aの周波数の終了値と通信方式Bの中心周波数とが一致していなくても良い。
なお、これらの周波数チャネルの割り当ては、予め運用システムとして定められているものとする。
なお、これらの周波数チャネルの割り当ては、予め運用システムとして定められているものとする。
また、図12において、通信方式Aの空きチャネルのチャネル数が1つの場合を例に示しているが、本実施の形態2はこの場合に限らない。通信方式Aおよび通信方式Bの各チャネルが対応していれば、空きチャネルは複数設けられても良い。また、このとき、通信方式Bにも空きチャネルを設けても良い。この場合、レベル検出部13は、複数の空きチャネルの中のいずれかの空きチャネルを用いて前記キャリアセンスが行われる。
図13は、実施の形態2における制御装置100の機能ブロックの一例を示した図である。
図4で述べた各ブロックと同一の機能を有するものは、同じ番号を付与し、ここでは説明を省略する。本実施の形態2において、制御装置100は、応用処理部101、送信部102、チャネル制御部103、およびチャネルリスト104を備える。
図4で述べた各ブロックと同一の機能を有するものは、同じ番号を付与し、ここでは説明を省略する。本実施の形態2において、制御装置100は、応用処理部101、送信部102、チャネル制御部103、およびチャネルリスト104を備える。
応用処理部101は、データのアプリケーション処理を実施する機能を有する。端末装置から送信されたデータ内容を分析する処理であり、例えば、MAC(Media Access Control)ヘッダ、MACペイロードの解析部などがこれにあたる。他にも、周波数チャネル変更の指示を受け付ける機能を有する。
送信部102は、アンテナ11を介して端末装置2および端末装置3にデータを送信する。また、送信部102は、送信すべきデータを変調する機能を有する。送信部102は、応用処理部101が、チャネル変更要求を受付けた場合、端末装置2および端末装置3にチャネルが変更したことを示すチャネル変更フレームを送信する。
送信部102は、アンテナ11を介して端末装置2および端末装置3にデータを送信する。また、送信部102は、送信すべきデータを変調する機能を有する。送信部102は、応用処理部101が、チャネル変更要求を受付けた場合、端末装置2および端末装置3にチャネルが変更したことを示すチャネル変更フレームを送信する。
チャネル制御部103は、応用処理部101の指示に応じて、周波数チャネルを変更する。尚、チャネル制御部103の詳細な動作は、図15の動作フローチャートを用いて、後述する。
チャネルリスト104は、通信方式Aの周波数チャネルと、通信方式Bの周波数チャネルとの関係を、チャネル選択パターンとして関係付けたテーブルである。尚、このチャネルリスト104の詳細は、図14にて後述する。
チャネルリスト104は、通信方式Aの周波数チャネルと、通信方式Bの周波数チャネルとの関係を、チャネル選択パターンとして関係付けたテーブルである。尚、このチャネルリスト104の詳細は、図14にて後述する。
本実施の形態2におけるハードウェア構成は、実施の形態1の図5および図6と同様であり、ここでは説明を省略する。
図14は、図13に示すチャネルリスト104のメモリ構造の一例を示した図である。チャネルリスト104には、チャネル選択パターンごとに、通信方式Aおよび通信方式Bの周波数チャネルが記憶されている。例えば、チャネル選択パターン1では、通信方式AがCh1、通信方式BがCh11となる。
図14は、図13に示すチャネルリスト104のメモリ構造の一例を示した図である。チャネルリスト104には、チャネル選択パターンごとに、通信方式Aおよび通信方式Bの周波数チャネルが記憶されている。例えば、チャネル選択パターン1では、通信方式AがCh1、通信方式BがCh11となる。
図15は、本発明の実施の形態2における制御装置100の周波数チャネル変更方法を示すフローチャートである。
図16は、本発明の実施の形態2における周波数チャネル変更方法を示すシーケンス図である。
チャネル変更の一例として、現状、通信方式AはCh1、通信方式BはCh11で動作中であり、異なるチャネルに変更する例を説明する。
図16は、本発明の実施の形態2における周波数チャネル変更方法を示すシーケンス図である。
チャネル変更の一例として、現状、通信方式AはCh1、通信方式BはCh11で動作中であり、異なるチャネルに変更する例を説明する。
チャネル制御部103は、応用処理部101から、どちらかの指定の通信方式のチャネル変更要求を受ける(図15のS110)。ここでは、一例として、通信方式AをCh3に変更する要求とする。
まずチャネル制御部103は、通信方式Aで通信する端末装置2a、2bに対して、通信方式AをCh1からCh3に変更するための、チャネル変更フレームを、送信部102経由で、送信する(図15のS111、図16の121)。送信方法は、端末装置2a、2bに対してユニキャスト送信であってもよいし、一斉同報送信であってもよい。
まずチャネル制御部103は、通信方式Aで通信する端末装置2a、2bに対して、通信方式AをCh1からCh3に変更するための、チャネル変更フレームを、送信部102経由で、送信する(図15のS111、図16の121)。送信方法は、端末装置2a、2bに対してユニキャスト送信であってもよいし、一斉同報送信であってもよい。
続いて、チャネル制御部103は、図14に示すチャネルリスト104を参照して、通信方式AのCh3に対応するチャネル選択パターンを調べて、通信方式Bのチャネルを選択する(図15のS112)。その結果、チャネル選択パターン2であり、また変更すべき通信方式Bの周波数チャネルは、Ch12と分かる。
続いて、チャネル制御部103は、通信方式Bで通信する端末装置3a、3bに対して、通信方式BをCh11からCh12に変更するための、チャネル変更フレームを、送信部102経由で、送信する(図15のS113、図16の122)。送信方法は、端末装置3a、3bに対してユニキャスト送信であってもよいし、一斉同報送信であってもよい。
続いて、チャネル制御部103は、通信方式Bで通信する端末装置3a、3bに対して、通信方式BをCh11からCh12に変更するための、チャネル変更フレームを、送信部102経由で、送信する(図15のS113、図16の122)。送信方法は、端末装置3a、3bに対してユニキャスト送信であってもよいし、一斉同報送信であってもよい。
本実施の形態2によると、通信方式Aおよび前記通信方式Bのいずれか一方の通信方式に対応するチャネルを変更するに応じて、他方の通信方式に対応するチャネルを変更する。このとき、チャネルの変更後において通信方式Aおよび前記通信方式Bのそれぞれに対応するチャネルの周波数帯が少なくとも一部重複するように前記他方の通信方式に対応するチャネルを変更する。
これにより、例えば、ある特定の周波数チャネルにおいて、ノイズの影響で通信誤り率が高い場合、他の周波数チャネルに変更することで、ノイズの影響を回避することができる。その結果、運用メンテナンス面での利便性を向上できる。
以上、本発明の実施の形態1および実施の形態2について説明した。
なお、本発明の実施の形態1および実施の形態2における通信形態は、無線通信だけに限らず、電力線(電灯線)、電話線、同軸ケーブル、光ケーブルなどの有線通信でも構わない。またEthernet(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)(登録商標)、IEEE1394などの通信インターフェースでも構わない。これらにより本発明の制御装置は各種伝送メディアで通信することができる。
以上、本発明の実施の形態1および実施の形態2について説明した。
なお、本発明の実施の形態1および実施の形態2における通信形態は、無線通信だけに限らず、電力線(電灯線)、電話線、同軸ケーブル、光ケーブルなどの有線通信でも構わない。またEthernet(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)(登録商標)、IEEE1394などの通信インターフェースでも構わない。これらにより本発明の制御装置は各種伝送メディアで通信することができる。
なお、本願の実施の形態1、実施の形態2のそれぞれの処理順序を入れ替えて、或いは組み合わせて、新たな構成とすることも可能である。例えば、実施の形態2の制御装置の動作フローチャート(図15)は、この処理順序に限定されず、S111の処理をS113の処理の後に入れることも可能である。
なお、本願の実施の形態1、実施の形態2の無線ネットワーク構成は、制御装置と複数の端末装置で構成されているが、制御装置を経由しないで、端末装置間で直接通信する構成とすることも可能である。この場合、制御装置の本願の構成機能を、端末装置に搭載することで、端末装置が他の端末装置が送信するデータを同時に待ち受けることが可能となる。
なお、本願の実施の形態1、実施の形態2の無線ネットワーク構成は、制御装置と複数の端末装置で構成されているが、制御装置を経由しないで、端末装置間で直接通信する構成とすることも可能である。この場合、制御装置の本願の構成機能を、端末装置に搭載することで、端末装置が他の端末装置が送信するデータを同時に待ち受けることが可能となる。
なお、実施の形態1、および、実施の形態2の構成は、CPUやMPUで動作するコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現することもできる。またこのプログラムはROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶媒体に記憶することもできる、或いはインターネットなどの伝送媒体を介して配信することもできる。
なお、本願の実施の形態1、および、実施の形態2の構成は、CPUやMPUで動作するソフトウェア構成に限定されずに、典型的には集積回路であるLSI(Large Scale Integration)などのハードウェアで実現されているものとしてもよい。これらは、個別に1チップ化されていてもよいし、全ての構成又は一部の構成を含むように1チップ化されてもよい。集積回路は、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSI等と呼称されることもある。また、集積回路の手法は、LSIに限定されるものではなく、専用回路又は汎用プロセッサを用いて実現してもよい。更に、FPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成することができるリコンフィギュアラブル・プロセッサを利用してもよい。さらに半導体技術の進歩により、又は派生する別技術により現在の半導体技術に置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。
本発明は、複数の通信方式が共存する必要のある無線通信ネットワーク、或いは有線通信ネットワークの通信制御装置に適用できる。
1、100、208 制御装置
2、3、202a、202b、209a、209b 端末装置
11 アンテナ
12 受信部
13 検出部
14 方式判定部
15、101 応用処理部
17 無線IC
18、19 MCU
102 送信部
103 チャネル制御部
104 チャネルリスト
2、3、202a、202b、209a、209b 端末装置
11 アンテナ
12 受信部
13 検出部
14 方式判定部
15、101 応用処理部
17 無線IC
18、19 MCU
102 送信部
103 チャネル制御部
104 チャネルリスト
Claims (17)
- 通信ネットワークを介して、第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯、および、前記第1の通信方式の周波数帯の少なくとも一部と重複する周波数帯を含む第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯のいずれかの周波数帯で送信された信号を受信する受信部と、
前記第1の通信方式の周波数帯と、前記第2の通信方式の周波数帯とが重複する周波数帯において、前記受信部で受信された前記信号の第1の信号強度を検出する検出部と、
前記第1の信号強度が所定の閾値を超えていれば、さらに、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式の周波数帯が重複していない周波数帯において、前記検出部で第2の信号強度を検出し、前記第2の信号強度に応じて前記受信部で受信された信号が前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれに対応するかを判定し、当該判定された通信方式で前記信号の受信処理を行う受信制御部と、
を備える通信装置。 - 前記第2の通信方式に対応するチャネルの中心周波数は、前記第1の通信方式に対応するチャネルの中心周波数よりも高い周波数帯であり、
前記第1の信号強度が所定の閾値を超えている場合、前記検出部は、さらに、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式の周波数帯が重複していない周波数帯であって、前記重複している周波数帯よりも高い周波数帯において、第2の信号強度を検出し、
前記受信制御部は、前記第2の信号強度が所定の閾値より大きい場合は、前記受信部で受信された信号が前記第2の通信方式であると判定する、
請求項1に記載の通信装置。 - 前記受信制御部は、前記第2の信号強度が所定の閾値以下の場合は、前記受信部で受信された信号が前記第1の通信方式であると判定する、
請求項2に記載の通信装置。 - 前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯は、前記第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯よりも広い周波数帯であり、
前記第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯は、前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯に含まれており、
前記第1の通信方式の周波数帯の開始値と、前記第2の通信方式の周波数帯の開始値とが対応するように設定されている、
請求項1に記載の通信装置。 - 前記第2の通信方式に対応するチャネルの中心周波数は、前記第1の通信方式に対応するチャネルの中心周波数よりも高い周波数帯であり、
前記第1の信号強度が所定の閾値を超えている場合、前記検出部は、さらに、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式の周波数帯が重複していない周波数帯であって、前記重複している周波数帯よりも低い周波数帯において、第2の信号強度を検出し、
前記受信制御部は、前記第2の信号強度が所定の閾値より大きい場合は、前記受信部で受信された信号が前記第1の通信方式であると判定する、
請求項1に記載の通信装置。 - 前記受信制御部は、前記第2の信号強度が所定の閾値以下の場合は、前記受信部で受信された信号が前記第2の通信方式であると判定する、
請求項5に記載の通信装置。 - さらに、
前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれか一方の通信方式に対応するチャネルを変更するに応じて、他方の通信方式に対応するチャネルを変更するチャネル制御部を備え、
前記チャネル制御部は、前記変更後における前記第1の通信方式および前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯が少なくとも一部重複するように前記他方の通信方式に対応するチャネルを変更する、
請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の通信装置。 - さらに、
前記第1の通信方式および前記第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯が少なくとも一部重複するように、各々の通信方式のチャネルを組み合わせたチャネルリストを記憶するチャネルリスト記憶部を備え、
前記チャネル制御部は、当該チャネルリスト記憶部を参照することにより前記他方の通信方式に対応するチャネルを変更する、
請求項7に記載の通信装置。 - 前記受信制御部は、前記第1の信号強度と、前記第2の信号強度との差分値が一定値以上の場合は、前記受信部で受信された信号の通信方式が前記第1の通信方式であると判定し、前記差分値が一定値より小さい場合は、前記受信部で受信された信号の通信方式が前記第2の通信方式であると判定する、
請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記第1の通信方式に対応するチャネルは、各チャネル間に少なくとも1つの空きチャネルを設けるように割り当てられており、
前記検出部は、前記空きチャネルを利用して前記第2の信号強度を検出する、
請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記空きチャネルは複数設けられており、
前記検出部は、前記複数の空きチャネルの中のいずれかの空きチャネルを用いて前記第2の信号強度を検出する、
請求項10に記載の通信装置。 - 前記第2の通信方式の伝送帯域幅は、前記第1の通信方式の伝送帯域幅の整数倍である、
請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記第1の通信方式の伝送帯域幅は200kHzであり、前記第2の通信方式の伝送帯域幅は400kHzである、
請求項12に記載の通信装置。 - 前記通信ネットワークは、無線通信ネットワークで構成される、
請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の通信装置。 - 通信ネットワークを介して異なる通信方式のデータを受信する通信装置が実行する、受信データの通信方式判定方法であって、
第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯、および、前記第1の通信方式の周波数帯の少なくとも一部と重複する周波数帯を含む第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯のいずれかの周波数帯で送信された信号を受信し、
前記第1の通信方式の周波数帯と、前記第2の通信方式の周波数帯とが重複する周波数帯において、前記受信部で受信された前記信号の第1の信号強度を検出し、
前記第1の信号強度が所定の閾値を超えていれば、さらに、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式の周波数帯が重複していない周波数帯において、第2の信号強度を検出し、前記第2の信号強度に応じて、前記受信された信号が前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれに対応するかを判定し、
当該判定された通信方式で前記信号の受信処理を行う、
通信装置の通信方式判定方法。 - 通信ネットワークを介して、第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯、および、前記第1の通信方式の周波数帯の少なくとも一部と重複する周波数帯を含む第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯のいずれかの周波数帯で送信された信号を受信する受信部と、
前記第1の通信方式の周波数帯と、前記第2の通信方式の周波数帯とが重複する周波数帯において、前記受信部で受信された前記信号の第1の信号強度を検出する検出部と、
前記第1の信号強度が所定の閾値を超えていれば、さらに、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式の周波数帯が重複していない周波数帯において、前記検出部で第2の信号強度を検出し、前記第2の信号強度に応じて前記受信部で受信された信号が前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれに対応するかを判定し、当該判定された通信方式で前記信号の受信処理を行う受信制御部と、
を備える集積回路。 - 通信ネットワークを介して異なる通信方式のデータを受信する通信装置が実行する、受信データの通信方式判定処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記通信方式判定処理は、
第1の通信方式に対応するチャネルの周波数帯、および、前記第1の通信方式の周波数帯の少なくとも一部と重複する周波数帯を含む第2の通信方式に対応するチャネルの周波数帯のいずれかの周波数帯で送信された信号を受信し、
前記第1の通信方式の周波数帯と、前記第2の通信方式の周波数帯とが重複する周波数帯において、前記受信部で受信された前記信号の第1の信号強度を検出し、
前記第1の信号強度が所定の閾値を超えていれば、さらに、前記第1の通信方式および前記第2の通信方式の周波数帯が重複していない周波数帯において、第2の信号強度を検出し、前記第2の信号強度に応じて、前記受信された信号が前記第1の通信方式および前記第2の通信方式のいずれに対応するかを判定し、
当該判定された通信方式で前記信号の受信処理を行う、処理を有する、
プログラム。
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