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JP5795140B2 - ビブス - Google Patents

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JP5795140B2 JP2009175356A JP2009175356A JP5795140B2 JP 5795140 B2 JP5795140 B2 JP 5795140B2 JP 2009175356 A JP2009175356 A JP 2009175356A JP 2009175356 A JP2009175356 A JP 2009175356A JP 5795140 B2 JP5795140 B2 JP 5795140B2
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Description

本発明は、色識別性と非結露性及び放熱性に優れたビブスに関する。
ビブスは、選手又はチームの識別標識を構成するゼッケンとして、運動着の上から着用されるものである。よって、ビブスを撥水布地により構成した場合には、ビブスが着用者の汗を吸いにくい反面、ビブスの内側に汗が溜まって結露を生じるという欠点がある。
Sportsman.jp [2009年6月23日検索]、インターネット(ULR:http://sportsman.jp/shop/sports/molten/049/mtd-13/6_1.html)
発明が解決しようとする課題は、ビブスを撥水布地により構成した場合に、ビブスの内側に汗が溜まって結露を生じやすいという点である。
本発明は、有色の布に撥水剤を染み込ませた撥水布地により前身頃と後身頃とが裾部と首ぐりと袖ぐりとの形成されたノースリーブに縫製されたビブスにおいて、撥水布地がJIS−L−1092で規定されたスプレー法での2点乃至5点のグレードを備え、撥水布地の編目が0.5mm〜5mmである一方、撥水布地の布がポリエステル、ナイロン、綿、麻、レーヨン、キュプラ、アセテート、プロミックス、アラミド、ビニロン、ビニリデン、ポリ塩化ビニル、アクリル、ポリプロピレン、ポリウレタンのうち、いずれかの繊維からなる1種類の糸又は混紡糸から構成され、前身頃と後身頃とにおける裾部と首ぐりと袖ぐりとには上記撥水布地からなるバイアスが設けられたことを特徴とする。
本発明に係るビブスは、前身頃及び後身頃には識別標識が設けられたか又は設けられていなくてもよい。
本発明に係るビブスは、前身頃と後身頃とが裾部と首ぐりと袖ぐりとの形成されたノースリーブに縫製されたビブスを構成する有色の布に撥水剤を染み込ませた撥水布地がJIS−L−1092で規定されたスプレー法での2点乃至5点のグレードを備え、撥水布地の編目が0.5mm〜5mmである一方、撥水布地の布がポリエステル、ナイロン、綿、麻、レーヨン、キュプラ、アセテート、プロミックス、アラミド、ビニロン、ビニリデン、ポリ塩化ビニル、アクリル、ポリプロピレン、ポリウレタンのうち、いずれかの繊維からなる1種類の糸又は混紡糸から構成され、前身頃と後身頃とにおける裾部と首ぐりと袖ぐりとには上記撥水布地からなるバイアスが設けられたことにより、撥水布地による着用者の汗をビブスが吸いにくいという特性に加え、色識別性によりビブスを見る人がビブスの色を適切に識別でき、非結露性によりビブスの内側に汗が溜まることがなく、放熱性により着用者の発汗を低減することができる効果がある。
A図は実施の形態のビブスを示す斜視図、B図は編目の大きさを示す平面図。 吸水テストの測定結果を示す図表。 触感テストの測定結果を示す図表。
図1を参照し、実施の形態に係るビブス1の構造について説明する。図1のA図に示すように、ビブス1は、選手又はチームの識別標識を構成するゼッケンとして、運動着の上から着用されるものであって、撥水布地2で構成され、撥水布地2の編目3が色識別性と非結露性及び放熱性を満足し得る大きさに形成される。
具体的には、ビブス1は、前身頃4と後身頃5とが首ぐり6や袖ぐり7を形成したノースリーブに縫製された形状である。前身頃4及び後身頃5には識別標識としての識別番号8が設けられたが、識別番号8に代えて、識別標識としてのチーム名又は標語が設けられる場合もあり、また、識別番号8やチーム名又は標語などが設けられていない無地のチームカラーだけで識別標識を構成する場合もある。前身頃4の裾部、後身頃5の裾部、首ぐり6、袖ぐり7には、バイアス9a;9b;9cが設けられる。バイアス9a;9b;9cにも、撥水布地2に同じ又は類似する撥水布地が使用される。
撥水布地2は、白、赤、緑、青などの有色の布に撥水剤を染み込ませた形態である。撥水布地2としては、新品でJIS-L-1092で規定されたスプレー法で2点以上が使用可能であるが、5点のグレードを使用するのが撥水性の点から最良である。
撥水布地2の布としては、ポリエステル、ナイロン、綿、麻、レーヨン、キュプラ、アセテート、プロミックス、アラミド、ビニロン、ビニリデン、ポリ塩化ビニル、アクリル、ポリプロピレン、ポリウレタンなどの繊維からなる1種類の糸又は混紡糸から構成されが、ポリエステルの1種類の糸から構成されるのが撥水性の点から最良である。
撥水布地2の編目3について、選手に着用されたビブス1を当該選手以外の別の人が見た場合に、ビブス1の色を適切に識別できる色識別性としては、撥水布地2の編目3が0.1mm〜5mmであればよく、撥水布地2の編目3が5mmよりも大きすぎると、ビブス1の色を適切に識別することが困難である。
撥水布地2の編目3について、ビブス1が選手に着用された場合、結露を生じることのない非結露性と、快適に熱を放出できる放熱性としては、撥水布地2の編目3は0.5mm〜5mmであればよい。撥水布地2の編目3が0.5mmよりも小さすぎると、汗や熱がビブス1の内側に溜まり、ビブス1を着用した選手の体温調節が困難になり、当該選手の競技での動きが低下する。
よって、撥水布地2の色識別性と非結露性及及び放熱性を満足し得る大きさの編目3としては、0.5mm〜5mmであれば、最良である。図1のB図に示すように、編目3の最大寸法をHとすると、編目3の大きさ=H=0.5mm〜5mmである。編目3は、ビブス2を正面から見た場合に図1のB図に示すような楕円形状に限定されるものではなく、図示は省略するが、円形状又は角形状であってもよい。
図2を参照し、吸水テストについて説明する。吸水テストに際し、実施の形態に相当する新品の編目3が0.5mm〜5mmに設定された撥水布地からなるビブス11;12を用意し、対比品の新品の撥水処理の施されていないポリエステルの布地からなるビブス13;14を用意した。ビブス13とビブス14との違いは、ビブス13が150g/mであるに対し、ビブス14が100g/mというように、目付重量の違いよる保水量の違いという点である。
吸水テストとしては、ビブス11;13;14を60回ずつ洗濯した後にTシャツの上に着せ、室温23℃で、Tシャツを濡らした状態で水道水を50ccずつ5分ごとにTシャツの首元からTシャツに滴下して染み込ませて、上記5分ごとに計60分間におけるビブス11;13;14の重さを測定し、測定結果を図2に記入した。
また、1回も洗濯の行われていないビブス12をTシャツの上に着せ、室温23℃で、Tシャツを濡らした状態で水道水を50ccずつ5分ごとにTシャツの首元からTシャツに滴下して染み込ませて、上記5分ごとに計60分間におけるビブス12の重さを測定し、測定結果を図2に記入した。
毎回の測定時に2回ほどビブス11乃至14を弾いて表面の水を飛ばし、ビブス11乃至14をTシャツに着せたときと毎回の測定後とにおいてビブス11乃至14の上からTシャツに触れるようにビブス11乃至14を押さえた。
図2において、縦軸が重さ(g)を示し、横軸が時間(分)を示し、ビブス11乃至14の測定結果を折線グラフとして示す。
図2の吸水テストの測定結果について考察すると、実施の形態に相当する60回の洗濯後のビブス11が60分間で6.1gであり、実施の形態に相当する洗濯なしのビブス12が60分間で0.3gの吸水量であり、対比例のビブス13が60分間で49.5gであり、対比例のビブス14が60分間で52.5gである。
よって、洗濯なしのビブス12では吸水が殆ど起こらず、60回の洗濯後のビブス11でも、ビブス13;14に比べて1/5の吸水量である。以上のことから、実施の形態に相当するビブス11;12が対比品のビブス13;14よりも撥水効果に優れていることが判る。
図3を参照し、触感テストについて説明する。吸水テストの測定時において、人がビブス11乃至14に触れた感触を「A乃至E」の数値で表現した。図3において、Aが全く濡れていないと感じた場合、Bが少し湿っていると感じた場合、Cが湿っていると感じた場合、Dは濡れていると感じた場合、Eは摘むと水滴が滴る場合を表す。
図3の触感テストの測定結果について考察すると、実施の形態に相当するビブス11;12では60分間を通じて人が全く濡れていないと感じる状態であるに対し、対比品のビブス13;14では10分経過後からは摘むと水滴が滴る状態であり、実施の形態に相当するビブス11;12が対比品のビブス13;14よりも撥水効果に優れていることが判る。
上記吸水テスト及び触感テストは、出願人から依頼を受けた検査機関が行った。吸水テストに関しては、JIS−L−1092の規定によるスプレー法が採用され、洗濯に関しては、JIS−L−1092 5.2.(a)3の規定による洗濯法が採用された。
1はビブス、2は撥水布地、3は編目、4は前身頃、5は後身頃、6は首ぐり、7は袖ぐり、8は識別番号、9a乃至9cはバイアス、10は欠番、11乃至14はビブス。

Claims (1)

  1. 有色の布に撥水剤を染み込ませた撥水布地により前身頃と後身頃とが裾部と首ぐりと袖ぐりとの形成されたノースリーブに縫製されたビブスにおいて、撥水布地はJIS−L−1092で規定されたスプレー法での2点乃至5点のグレードを備え、撥水布地の編目が0.5mm〜5mmである一方、撥水布地の布がポリエステル、ナイロン、綿、麻、レーヨン、キュプラ、アセテート、プロミックス、アラミド、ビニロン、ビニリデン、ポリ塩化ビニル、アクリル、ポリプロピレン、ポリウレタンのうち、いずれかの繊維からなる1種類の糸又は混紡糸から構成され、前身頃と後身頃とにおける裾部と首ぐりと袖ぐりとには上記撥水布地からなるバイアスが設けられたことを特徴とするビブス。
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