JP5746606B2 - ホログラム再生方法、装置およびホログラム記録再生装置 - Google Patents
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Description
P偏光成分が容易に透過する第1の偏光子と、該第1の偏光子とは光透過容易軸が直交し、S偏光成分が容易に透過する第2の偏光子とを、交互に組み合わせて市松模様状に構成した複合偏光子素子を、各々の該偏光子が前記撮像素子の各画素と対応するように該撮像素子の光入射側に配設されてなる偏光子付き撮像素子、をホログラム再生の光路内に2つ配置し、
前記データ再生光のうちのP偏光成分が前記偏光子付き撮像素子の一方に入射するように、また、前記データ再生光のうちのS偏光成分が前記偏光子付き撮像素子の他方に入射するようにし、該一方の偏光子付き撮像素子により撮像されたP偏光成分情報と、該他方の偏光子付き撮像素子により撮像されたS偏光成分情報と、を演算してホログラム再生データを得ることを特徴とするものである。
前記ホログラム記録媒体に対し、記録時参照光と同一の入射角度で再生時参照光を照射する再生時参照光照射光学系と、
前記再生時参照光の照射により前記ホログラム記録媒体から回折光として出力されたデータ再生光をP偏光成分とS偏光成分に分離する偏光成分分離手段と、
該偏光成分分離手段により分離されたP偏光成分を照射される第1の偏光子付き撮像素子、および該偏光成分分離手段により分離されたS偏光成分を照射される第2の偏光子付き撮像素子と、
前記第1の偏光子付き撮像素子からのP偏光成分情報、および前記第2の偏光子付き撮像素子からのS偏光成分情報を演算してホログラム再生データを得る演算手段とからなり、
前記第1および第2の偏光子付き撮像素子は、いずれも、P偏光成分が容易に透過する第1の偏光子と、該第1の偏光子とは光透過容易軸が直交し、S偏光成分が容易に透過する第2の偏光子とを、交互に組み合わせて市松模様状に構成した複合偏光子素子を、各々の各該偏光子が前記撮像素子の各画素と対応するように該撮像素子の光入射側に配設されてなることを特徴とするものである。
前記ホログラム記録媒体からの前記データ再生光をP偏光成分とS偏光成分に分離する偏光成分分離手段と、
該偏光成分分離手段により分離されたP偏光成分を照射される第1の偏光子付き撮像素子、および該偏光成分分離手段により分離されたS偏光成分を照射される第2の偏光子付き撮像素子と、
前記第1の偏光子付き撮像素子からのP偏光成分情報と、前記第2の偏光子付き撮像素子からのS偏光成分情報とを演算してホログラム再生データを得る演算手段とを備え、
前記第1および第2の偏光子付き撮像素子は、いずれも、P偏光成分が容易に透過する第1の偏光子と、該第1の偏光子とは光透過容易軸が直交し、S偏光成分が容易に透過する第2の偏光子とを、交互に組み合わせて市松模様状に構成した複合偏光子素子を、各該偏光子が前記撮像素子の各画素と対応するように該撮像素子の光入射側に配設されてなることを特徴とするものである。また、この場合、ホログラム記録時において前記ライトバルブが配設される所定位置に、ホログラム再生時において前記第1および第2の偏光子付き撮像素子のいずれか一方を配設するライトバルブ/撮像素子位置切替手段を備えてなることが好ましい。
前記データ再生光のうちのP偏光成分が前記偏光子付き撮像素子の一方に入射するように、また、前記データ再生光のうちのS偏光成分が前記偏光子付き撮像素子の他方に入射するようにし、該一方の偏光子付き撮像素子により撮像されたP偏光成分情報と、該他方の偏光子付き撮像素子により撮像されたS偏光成分情報と、を演算してホログラム再生データを得るようにしている。
F19(1,1)=0,F20(1,1)=1となるので、上式(1)、(2)は各々下式(3)、(4)となり、再生信号Ar(x、y)は、コンボリューションの分配則により下式(5)によって表される。
実施例1による結果を図3に示す。また、本実施例によって再生した場合のSN比と、記録画像rinおよび再生画像routの差分の絶対値|rin-rout|(値が小さいほど元画像に近い)とをそれぞれ下記表1に示す。なお、本実施例方法との比較値として、通常方法(図6、7に示す方法)によって再生した場合のSN比と、絶対値|rin-rout|も下記表1に示した。
上記(3)式は理想状態(ノイズや混色がない状態)では0となるので、この条件を当てはめると下式(6)で表され、これにより再生信号Ar(x、y)は下式(7)で表されることとなる。
この実施例2による結果を図4に示す。また、本実施例によって再生した場合のSN比と、記録画像rinおよび再生画像routの差分の絶対値|rin-rout|(値が小さいほど元画像に近い)とをそれぞれ下記表2に示す。なお、本実施例方法との比較値として、通常方法(図6、7に示す方法)によって再生した場合のSN比と、絶対値|rin-rout|も下記表2に示した。
2,5,102,105 シャッタ
3,13,22,103,113 1/2波長板
4,6,12,104,106,112 PBS(偏光ビームスプリッタ)
7,107 SLM(空間光変調素子)
8,108 FTレンズ
9,109 ホログラム記録媒体
10,18,110,118 リレーレンズ
11,17,111,117 ガルバノミラー
15,115 演算装置
16,116 ミラー
19,20 偏光子付2次元撮像素子
21 反射ミラー
30 載設板
31 レール
114 2次元撮像素子
Claims (6)
- ページデータが干渉情報として記録されてなるホログラム記録媒体からのデータ再生光を、撮像素子により読み取ってデータ再生するホログラム再生方法において、
P偏光成分が容易に透過する第1の偏光子と、該第1の偏光子とは光透過容易軸が直交し、S偏光成分が容易に透過する第2の偏光子とを、交互に組み合わせて市松模様状に構成した複合偏光子素子を、各々の該偏光子が前記撮像素子の各画素と対応するように該撮像素子の光入射側に配設されてなる偏光子付き撮像素子、をホログラム再生の光路内に2つ配置し、
前記データ再生光のうちのP偏光成分が前記偏光子付き撮像素子の一方に入射するように、また、前記データ再生光のうちのS偏光成分が前記偏光子付き撮像素子の他方に入射するようにし、該一方の偏光子付き撮像素子により撮像されたP偏光成分情報と、該他方の偏光子付き撮像素子により撮像されたS偏光成分情報と、を演算してホログラム再生データを得ることを特徴とするホログラム再生方法。 - 前記演算は、2つの前記偏光子付き撮像素子により得られたページデータ情報同士の差算であることを特徴とする請求項1記載のホログラム再生方法。
- 前記演算は、2つの前記偏光子付き撮像素子により得られたページデータ情報同士の加算であることを特徴とする請求項1記載のホログラム再生方法。
- ページデータが干渉情報として記録されてなるホログラム記録媒体からのデータ再生光を、撮像素子により読み取ってデータ再生するホログラム再生装置において、
前記ホログラム記録媒体に対し、記録時参照光と同一の入射角度で再生時参照光を照射する再生時参照光照射光学系と、
前記再生時参照光の照射により前記ホログラム記録媒体から回折光として出力されたデータ再生光をP偏光成分とS偏光成分に分離する偏光成分分離手段と、
該偏光成分分離手段により分離されたP偏光成分を照射される第1の偏光子付き撮像素子、および該偏光成分分離手段により分離されたS偏光成分を照射される第2の偏光子付き撮像素子と、
前記第1の偏光子付き撮像素子からのP偏光成分情報、および前記第2の偏光子付き撮像素子からのS偏光成分情報を演算してホログラム再生データを得る演算手段とからなり、
前記第1および第2の偏光子付き撮像素子は、いずれも、P偏光成分が容易に透過する第1の偏光子と、該第1の偏光子とは光透過容易軸が直交し、S偏光成分が容易に透過する第2の偏光子とを、交互に組み合わせて市松模様状に構成した複合偏光子素子を、各々の該偏光子が前記撮像素子の各画素と対応するように該撮像素子の光入射側に配設されてなることを特徴とするホログラム再生装置。 - データ表示用のライトバルブに表示されたページデータを担持した信号光と、基準となる記録時参照光とを干渉させてホログラム記録媒体に該ページデータ情報を干渉情報として記録するホログラム記録部と、該ホログラム記録媒体に対し、前記記録時参照光と対応する入射角度で再生時参照光を照射させて、前記ページデータ情報を担持した回折光としてデータ再生光を出力せしめるホログラム再生部とを備えたホログラム記録再生装置において、
前記ホログラム記録媒体からの前記データ再生光をP偏光成分とS偏光成分に分解する偏光成分分離手段と、
該偏光成分分離手段により分離されたP偏光成分を照射される第1の偏光子付き撮像素子、および該偏光成分分離手段により分離されたS偏光成分を照射される第2の偏光子付き撮像素子と、
前記第1の偏光子付き撮像素子からのP偏光成分情報と、前記第2の偏光子付き撮像素子からのS偏光成分情報とを演算してホログラム再生データを得る演算手段とを備え、
前記第1および第2の偏光子付き撮像素子は、いずれも、P偏光成分が容易に透過する第1の偏光子と、該第1の偏光子とは光透過容易軸が直交し、S偏光成分が容易に透過する第2の偏光子とを、交互に組み合わせて市松模様状に構成した複合偏光子素子を、各該偏光子が前記撮像素子の各画素と対応するように該撮像素子の光入射側に配設されてなることを特徴とするホログラム記録再生装置。 - ホログラム記録時において前記ライトバルブが配設される所定位置に、ホログラム再生時において前記第1および第2偏光子付き撮像素子のいずれか一方を配設するライトバルブ/撮像素子位置切替手段を備えてなることを特徴とする請求項5記載のホログラム記録再生装置。
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JP2011273372A JP5746606B2 (ja) | 2011-12-14 | 2011-12-14 | ホログラム再生方法、装置およびホログラム記録再生装置 |
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Publications (2)
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Family Applications (1)
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2011
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