JP4749996B2 - ホログラム記録再生装置 - Google Patents
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Description
その中でも、記録容量を大幅に高めることができるという観点から、ホログラム記録再生方式を利用した種々の多重記録再生装置が提案されている(例えば、下記特許文献1)。
偏光ビームスプリッタ305により分岐された信号光は、偏光ビームスプリッタ308を介して空間光変調素子309に照射される。
すなわち、本発明のホログラム記録再生装置は、データ情報を担持した信号光と、参照光とを干渉させてホログラム記録媒体に干渉光による干渉縞をページデータとしてホログラフィック記録し、記録された該ページデータ情報を再生するホログラム記録再生装置において、
前記ページデータ情報の再生を行う際に、任意の該ページデータの第1再生像と、該第1再生像に重畳されたモアレパターンを低減し得る反転モアレパターンが重畳された第2再生像を取得する再生像取得手段と、該第1再生像と該第2再生像を加算して該第1再生像に重畳されたモアレパターンを低減する再生像加算手段とを、備えたことを特徴とするものである。
図1は、本発明の実施例1に係るホログラム記録再生装置の主要光学系を示す平面図(A)および一部側面図(B)である。なお、図1において、光学系等制御のための部材は一部図示を省略されている。
図1(A)、(B)に示すように、レーザ光源1から出射されたコヒーレントなレーザ光束は、発散レンズ2およびコリメートレンズ3からなるビームエキスパンダにより光束径を拡大され、反射ミラー4により反射された後、偏光ビームスプリッタ5等よりなるビームスプリッタにより2系の光束に分岐され、それぞれ信号光(物体光:実際には空間光変調素子により信号光とされる)および参照光として機能せしめられる。
一方、上記信号光(本実施例では横の直線偏光:以下同じ)は、偏光ビームスプリッタ8を介して空間光変調素子9に照射される。
また、情報再生時において、シャッタ7を通過した参照光は、情報記録時と同様の入射角度および位置において、ホログラム記録媒体12の所定の領域に照射される。なお、シャッタ10は閉じた状態とされる。
ここで「回転角度」とは、対象となる入射面の面法線と入射光束軸を含む平面に垂直な軸を回転軸とし、再生光束の入射角が0度の場合を基準としたときの該回転軸の回転角によって表されるものとする(以下の説明においても同じ)。また、「シフト位置」とは、対象となる入射面の面法線と入射光束軸を含む平面内にあって、図1(B)中の上下方向の位置をいうものとし、再生光束の軸とCCD14の中心軸との相対的な位置ずれによって表されるものとする(以下の説明においても同じ)。
次に、時刻t1においてシャッタ7を開放して、あらかじめページデータが記録されたホログラム記録媒体12に参照光を照射する。この状態で、CCD14において第1再生像を撮像する。なお、シャッタ10は閉状態としておく。
この後、時刻t3においてシャッタ7を開放してホログラム記録媒体12に参照光を再び照射する。この状態で、CCD14において第2再生像を撮像する。
例えば、CCD14の回転角度が0に設定されて撮像された第1再生像に対して、第2再生像を得るときのCCD14の設定角度は以下のようにして求める。まず、CCD14の回転角度を様々に変えて、モアレパターンが重畳した仮再生像を撮像する。このとき、第1再生像と仮再生像の各ページデータの位置が一致するようにCCD14のシフト位置を決定する。
まず、画面水平方向のi番目のラインについてのモアレコントラストCmhiを求める。すなわち、水平方向の1ラインの輝度レベルを昇順に配列したとき、全体の95%番目に配列される輝度レベル(配列の要素数をNとしたとき小さい方から0.95N番目の値)をImax、全体の5%番目に配列される輝度レベル(配列の要素数をNとしたとき小さい方から0.05N番目の値)をIminとすると、モアレコントラストCmhiは下記の如き演算式により求められる。
同様にして、画面垂直方向のラインの平均モアレコントラストCmvを求める。
図8に、本発明の実施例2に係るホログラム記録再生装置の主要光学系の平面図(A)および一部側面図(B)を示す。なお、本実施例に係るホログラム記録再生装置は上記実施例1のものと、基本的構成においては共通することから、共通する部材については、上記実施例1に係る図1の符号に100を加えて示し、説明の便宜上その詳細な説明は省略する。
なお、第1再生像が得られるときの反射ミラー125の回転角度をa1、CCD114のシフト位置をz1とし、第2再生像が得られるときの反射ミラー125の回転角度をa2、CCD114のシフト位置をz2とする。
次に、時刻t1においてシャッタ107を開放して、あらかじめページデータが記録されたホログラム記録媒体112に参照光を照射する。この状態で、CCD114において第1再生像を撮像する。なお、シャッタ110は閉状態としておく。
この後、時刻t3においてシャッタ107を開放してホログラム記録媒体112に参照光を再び照射する。この状態で、CCD114において第2再生像を撮像する。
図9に、本発明の実施例3に係るホログラム記録再生装置の主要光学系の平面図(A)および一部側面図(B)を示す。なお、本実施例に係るホログラム記録再生装置は上記実施例1のものと、基本的構成においては共通することから、共通する部材については、上記実施例1に係る図1の符号に200を加えて示し、説明の便宜上その詳細な説明は省略する。
なお、第1再生像が得られるときの第1反射ミラー225の回転角度をa1、第2反射ミラー226の回転角度をb1とし、第2再生像が得られるときの第1反射ミラー225の回転角度をa2、第2反射ミラー226の回転角度をb2とする。
次に、時刻t1においてシャッタ207を開放して、あらかじめページデータが記録されたホログラム記録媒体212に参照光を照射する。この状態で、CCD214において第1再生像を撮像する。なお、シャッタ210は閉状態としておく。
この後、時刻t3においてシャッタ207を開放してホログラム記録媒体212に参照光を再び照射する。この状態で、CCD214において第2再生像を撮像する。
2、102、202、302 発散レンズ
3、103、203、303 コリメートレンズ
4、6、104、106、125、204、206、
225、226、304、306 反射ミラー
5、8、105、108、205、208、305、308 偏光ビームスプリッタ
7、10、107、110、207、210、307、310 シャッタ
9、109、209、309 空間光変調素子
11、13、111、113、211、213、311、313 レンズ
12、112、212、312 ホログラム記録媒体
14、114、214、314 CCD
20、120、220 再生像取得手段
21、121、221 再生像加算手段
Claims (7)
- データ情報を担持した信号光と、参照光とを干渉させてホログラム記録媒体に干渉光による干渉縞をページデータとしてホログラフィック記録し、記録された該ページデータ情報を再生するホログラム記録再生装置において、
前記ページデータ情報の再生を行う際に、任意の該ページデータの第1再生像と、該第1再生像に重畳されたモアレパターンを低減し得る反転モアレパターンが重畳された第2再生像を取得する再生像取得手段と、該第1再生像と該第2再生像を加算して該第1再生像に重畳されたモアレパターンを低減する再生像加算手段とを、備えたことを特徴とするホログラム記録再生装置。 - 前記再生像取得手段は撮像素子を備えており、前記第1再生像と前記第2再生像を撮像する場合に、前記ホログラム記録媒体から該撮像素子に入射する再生光束の入射角度を変化させて、互いに反転するモアレパターンが重畳した該第1再生像と該第2再生像を撮像するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のホログラム記録再生装置。
- 前記再生像取得手段は撮像素子を備えており、前記第1再生像と前記第2再生像を撮像する場合に、前記ホログラム記録媒体から該撮像素子に入射する再生光束の入射角度、および該入射する再生光束に対する撮像素子の位置を変化させて、互いに反転するモアレパターンが重畳した該第1再生像と該第2再生像を撮像するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のホログラム記録再生装置。
- 前記再生像取得手段は、前記ホログラム記録媒体側から順に、結像レンズ、反射ミラーおよび撮像素子、を備えており、前記第1再生像と前記第2再生像を撮像する場合に、前記ホログラム記録媒体から該反射ミラーに入射し出射される再生光束の当該出射角度、および該撮像素子に入射する再生光束に対する撮像素子の位置を変化させて、互いに反転するモアレパターンが重畳した該第1再生像と該第2再生像を撮像するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のホログラム記録再生装置。
- 前記再生像取得手段は、前記ホログラム記録媒体側から順に、結像レンズ、複数の反射ミラーおよび撮像素子、を備えており、前記第1再生像と前記第2再生像を撮像する場合に、前記ホログラム記録媒体から該複数の反射ミラーに入射し出射される再生光束の当該出射角度を各々変化させて、互いに反転するモアレパターンが重畳した該第1再生像と該第2再生像を撮像するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のホログラム記録再生装置。
- 前記再生像加算手段は、対応する前記第1再生像と前記第2再生像を互いに光学的に加算する、またはこれら対応する前記第1再生像と前記第2再生像を各々画像処理した後に加算することを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項記載のホログラム記録再生装置。
- 前記再生像取得手段は、対応する前記第1再生像と前記第2再生像を互いに光学的に加算するものであり、前記撮像素子における各フレーム期間内で、前記第1再生像と前記第2再生像の撮像の切替えを行い、互いに同一時間撮像するように構成されていることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項記載のホログラム記録再生装置。
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