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JP5628463B1 - クーポン管理装置、クーポン管理方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

クーポン管理装置、クーポン管理方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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JP5628463B1 JP2014538561A JP2014538561A JP5628463B1 JP 5628463 B1 JP5628463 B1 JP 5628463B1 JP 2014538561 A JP2014538561 A JP 2014538561A JP 2014538561 A JP2014538561 A JP 2014538561A JP 5628463 B1 JP5628463 B1 JP 5628463B1
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Abstract

配布部(101)は、有効期限が設定されたクーポンをカスタマに配布する。延長部(102)は、クーポンが配布されたカスタマから、当該クーポンに設定された有効期限の問合せがあると、当該クーポンに設定された有効期限を配布済みクーポンDB(122)から取得する。そして、延長部(102)は、当該取得された有効期限が切れていれば、当該クーポンに設定されている有効期限を延長する。また、延長部(102)は、少なくとも、他のカスタマに配布され、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数もしくは総額に基づいて、延長の期間を決定する。返答部(103)は、問合せに対して、クーポンに設定された有効期限を返答する。

Description

本発明は、クーポン管理装置、クーポン管理方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
従来、インターネットを利用したオンラインショッピングサイトにおいて、そのショッピングサイトに出店している店舗(ショップ)や、そのショッピングサイトを管理している管理者により、ショッピングサイトを利用するユーザ(カスタマ)に、商品の割り引きが実施されるクーポンを配布することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−77230号公報
従来のショッピングサイトにおいて、クーポンを配布されたカスタマは、そのクーポンの有効期限前の決済であれば、確実にそのクーポンを利用したいという要望がある。また、カスタマがショッピングサイト上の商品ページを見た時点で、クーポンが利用可能である旨が表示されているのであれば、そのクーポンを確実に利用したいという要望がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、クーポンを提示されたカスタマが、そのクーポンを確実に利用可能とするクーポン管理装置、クーポン管理方法、プログラム、及び記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係るクーポン管理装置は、
有効期限が設定されたクーポンをカスタマに配布する配布部、
前記クーポンが配布された前記カスタマから、当該クーポンに設定された有効期限の問合せがあると、当該クーポンに設定された前記有効期限を取得し、当該取得された有効期限が切れていれば、当該クーポンに設定されている有効期限を延長する延長部、
前記問合せに対して、前記クーポンに設定された有効期限を返答する返答部
を備え、
前記延長部は、少なくとも、他のカスタマに配布され、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数もしくは総額に基づいて、前記延長の期間を決定する
ことを特徴とする。
上記観点に係るクーポン管理装置において、
前記延長部は、前記総数もしくは総額が大きいほど、前記延長の期間を短く定める
ことを特徴とする。
上記の観点に係るクーポン管理装置において、
前記延長部は、前記延長の際に、前記クーポンの適用による割引額もしくは割引率を再度設定する
ことを特徴とする。
上記の観点に係るクーポン管理装置において、
前記再度設定される割引額もしくは割引率は、前記カスタマの属性に基づいて決定される
ことを特徴とする。
上記の観点に係るクーポン管理装置において、
前記延長部は、さらに、既に適用済みのクーポンの総数もしくは総額に基づいて、前記延長の期間を決定する
ことを特徴とする。
上記の観点に係るクーポン管理装置において、
前記延長部は、さらに、当該カスタマに配布されたクーポンに設定された有効期限が過去に延長された回数に基づいて、前記延長の期間を決定する
ことを特徴とする。
上記の観点に係るクーポン管理装置において、
前記配布部は、配布すべきクーポンに設定される有効期限を、少なくとも、前記総数もしくは総額に基づいて決定する
ことを特徴とする。
上記の観点に係るクーポン管理装置において、
前記配布部は、さらに、前記配布すべきクーポンの適用による割引額の総額と、既に適用済みクーポンの総数もしくは総額と、に基づいて、前記配布すべきクーポンに設定される有効期限を決定する
ことを特徴とする。
本発明の第2の観点に係るクーポン管理方法は、
配布部と、延長部と、返答部と、を備えるクーポン管理装置が実行するクーポン管理方法であって、
前記配布部が、有効期限が設定されたクーポンをカスタマに配布する配布ステップと、
前記延長部が、前記クーポンが配布された前記カスタマから、当該クーポンに設定された有効期限の問合せがあると、当該クーポンに設定された前記有効期限を取得し、当該取得された有効期限が切れていれば、当該クーポンに設定されている有効期限を延長する延長ステップと、
前記返答部が、前記問合せに対して、前記クーポンに設定された有効期限を返答する返答ステップと
を備え、
前記延長ステップにおいて、前記延長部は、少なくとも、他のカスタマに配布され、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数もしくは総額に基づいて、前記延長の期間を決定する
ことを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
有効期限が設定されたクーポンをカスタマに配布する配布部、
前記クーポンが配布された前記カスタマから、当該クーポンに設定された有効期限の問合せがあると、当該クーポンに設定された前記有効期限を取得し、当該取得された有効期限が切れていれば、当該クーポンに設定されている有効期限を延長する延長部、
前記問合せに対して、前記クーポンに設定された有効期限を返答する返答部
として機能させ、
前記延長部は、少なくとも、他のカスタマに配布され、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数もしくは総額に基づいて、前記延長の期間を決定する
ことを特徴とする。
本発明の第4の観点に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
コンピュータを、
有効期限が設定されたクーポンをカスタマに配布する配布部、
前記クーポンが配布された前記カスタマから、当該クーポンに設定された有効期限の問合せがあると、当該クーポンに設定された前記有効期限を取得し、当該取得された有効期限が切れていれば、当該クーポンに設定されている有効期限を延長する延長部、
前記問合せに対して、前記クーポンに設定された有効期限を返答する返答部
として機能させ、
前記延長部は、少なくとも、他のカスタマに配布され、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数もしくは総額に基づいて、前記延長の期間を決定する
ことを特徴とするプログラムを記録する。
本発明によれば、クーポンを提示されたカスタマは、そのクーポンを確実に利用できる。
実施形態1に係るクーポン管理システムの構成を示す図である。 実施形態1に係るクーポン管理装置のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。 実施形態1に係るクーポン管理装置の機能構成を示す概略ブロック図である。 クーポン管理DBに格納されるデータの一例を示す図である。 実施形態1に係る配布済みクーポンDBに格納されるデータの一例を示す図である。 商品ページの一例を示す図である。 商品ページの一例を示す図である。 実施形態1に係るクーポン配布処理のフローチャートの一例である。 実施形態1に係る有効期限返答処理のフローチャートの一例である。 実施形態1に係る延長期間決定処理のフローチャートの一例である。 実施形態2に係るクーポン管理装置の機能構成を示す概略ブロック図である。 実施形態2に係るカスタマDBに格納されるデータの一例を示す図である。 実施形態2に係る配布済みクーポンDBに格納されるデータの一例を示す図である。 実施形態2に係る有効期限返答処理のフローチャートの一例である。 実施形態2に係る割引額決定処理のフローチャートの一例である。 実施形態4に係る配布済みクーポンDBに格納されるデータの一例を示す図である。 実施形態5に係るクーポン配布処理のフローチャートの一例である。 実施形態5に係る有効期限決定処理のフローチャートの一例である。 実施形態6に係る有効期限決定処理のフローチャートの一例である。
本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図1に、本発明の実施形態に係るクーポン管理システム1の構成を示す。クーポン管理システム1は、オンラインでの商品の販売・購入が可能なオンラインショッピングサイトにおいて配布されるクーポンを管理するシステムである。
図1に示すように、クーポン管理システム1は、クーポン管理装置100と、販売装置200と、ショップ端末300と、カスタマ端末400と、から構成され、各装置は、インターネット等のネットワーク500を介して互いに通信可能に接続されている。
クーポン管理装置100は、本実施形態に係るクーポン管理システム1を管理するサーバである。具体的には、クーポン管理装置100は、オンラインショッピングサイトにおいて、そのショッピングサイト上で商品を販売するユーザ(ショップ)や、そのショッピングサイトを管理している管理者により、そのショッピングサイト上で商品を購入するユーザ(カスタマ)に配布されるクーポンを管理する。
販売装置200は、オンラインショッピングサイトにおける商品の登録・販売を管理するサーバである。具体的には、販売装置200は、ショップ端末300及びカスタマ端末400からのリクエストに応じて、オンラインショッピングサイトの各種ウェブページの提供、販売される商品の登録、販売されている商品の検索、商品の購入・予約の受付、商品の購入処理を実行する。
ショップ端末300は、オンラインショッピングサイト上で商品を販売するユーザ(ショップ)が操作するコンピュータである。具体的には、ショップ端末300は、ショップにより入力された、商品やクーポンに関する情報を、販売装置200に登録する。なお、図1において、1台のショップ端末300が示されているが、ショップ端末300の台数はこれに限られない。
カスタマ端末400は、オンラインショッピングサイト上で商品を購入するユーザ(カスタマ)が操作するコンピュータである。具体的には、カスタマ端末400は、カスタマからの操作入力に応じて、販売装置200にアクセスし、販売されている商品の閲覧、検索、予約、購入を行う。また、カスタマ端末400は、クーポン管理装置100により配布されるクーポンを受け取る。また、カスタマ端末400は、クーポン管理装置100から、配布されたクーポンに関する情報を受け取る。図1において、1台のカスタマ端末400が示されているが、カスタマ端末400の台数はこれに限られない。
次に、クーポン管理装置100の構成について詳細に説明する。
図2は、クーポン管理装置100のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。図2に示すように、クーポン管理装置100は、制御部110と、ROM(Read Only Memory)120と、RAM(Random Access Memory)130と、表示部140と、通信部150と、操作部160と、を備え、各部はバス170により接続されている。
制御部110は、例えば、CPU(Central Processing Unit)から構成されており、クーポン管理装置100全体の制御を行う。
ROM120は、制御部110がクーポン管理装置100全体を制御するためのプログラムや、各種データを格納する不揮発性メモリである。
RAM130は、制御部110が生成した情報や、当該情報を生成するために必要なデータを一時的に格納するための揮発性メモリである。
表示部140は、LCD(Liquid Crystal Display)及びバックライト等を備える表示装置から構成される。表示部140は、制御部110による制御の下、例えば、制御部110から出力されたデータを表示する。
通信部150は、クーポン管理装置100をネットワーク500に接続するための通信インターフェースから構成される。
操作部160は、ボタン、タッチパネル、キーボード等の入力装置から構成される。操作部160は、ユーザからの操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に対応する操作入力信号を制御部110に出力する。
次に、クーポン管理装置100の機能構成について説明する。
図3は、クーポン管理装置100の機能構成を示す概略ブロック図である。図3に示すように、クーポン管理装置100は、配布部101と、延長部102と、返答部103と、を備える。
配布部101は、有効期限が設定されたクーポンをカスタマに配布する。
具体的には、配布部101は、クーポンを配布する旨の指示を受け付けると、クーポン管理DB(データベース)121を参照し、そのクーポンの配布条件を満たすカスタマに対し、そのクーポンを配布する。
図4に、クーポン管理DB121に格納されるデータの一例を示す。図4に示すクーポン管理DB121は、クーポン毎に、クーポンID、配布条件、適用条件、割引額、絶対有効期限、初期有効期間、適用可能総額、適用可能総数、適用数を格納する。クーポンIDは、クーポンを識別する情報である。配布条件は、クーポンを配布する条件を表し、配布条件を満たすカスタマに、クーポンが配布される。適用条件は、クーポンが適用される条件を表し、適用条件を満たすカスタマに、クーポンの利用が許可される。割引額は、クーポンが適用された際に、割り引かれる額を表す。絶対有効期限は、クーポンを発行するショップまたはオンラインショッピングサイトの管理者が定めるクーポンの利用可能な期限である。初期有効期間は、クーポンの配布時に、そのクーポンに設定される有効期間である。すなわち、クーポンの配布時において、そのクーポンに設定される有効期限は、クーポン配布時から、有効期間が経過するまでである。適用可能総額は、全てのクーポンが適用された場合の割引額の総額である。適用可能総数は、適用可能なクーポンの総数である。適用数は、現時点までに適用されたクーポンの総数である。クーポンID、配布条件、適用条件、割引額、絶対有効期限、初期有効期間、適用可能総額、及び適用可能総数は、クーポンを発行するショップまたはオンラインショッピングサイトの管理者により入力され、クーポン管理DB121に格納される。また、適用数は、クーポンが適用される度に更新される。
例えば、配布部101は、クーポンを発行するショップまたはオンラインショッピングサイトの管理者から、クーポンを配布する旨の指示を受け付けると、クーポン管理DB121を参照し、そのクーポンの絶対有効期限の開始日時から、または現時点において絶対有効期限の開始日時を経過している場合には現在日時から、初期有効期間を経過するまでをそのクーポンの有効期限として設定する。そして、配布部101は、有効期限が設定されたクーポンを、そのクーポンの配布条件を満たすカスタマに対し、適用可能総数を上限として配布する。クーポン管理DB121は、ROM120に記録されていてもよいし、外部の記憶装置に記録されていてもよい。
また、配布部101は、クーポンを配布すると、配布したクーポンと、クーポンが配布されたカスタマと、そのクーポンに設定された有効期限とを対応づけて配布済みクーポンDB122に記録する。
図5に、配布済みクーポンDB122に格納されるデータの一例を示す。図5に示す配布済みクーポンDB122は、カスタマ毎に、カスタマID、クーポンID、有効期限を格納する。カスタマIDは、カスタマを識別する情報である。例えば、配布部101は、有効期限“2014/2/1 12:00〜2014/3/1 12:00”が設定された、クーポンID“CP01”のクーポンをカスタマID“CS03”のカスタマに配布すると、その有効期限及びクーポンIDを、カスタマIDと対応づけて配布済みクーポンDB122に記録する。また、カスタマによりクーポンが利用されると、そのカスタマID、クーポンID,及び有効期限は、配布済みクーポンDB122から削除される。配布済みクーポンDB122は、ROM120に記録されていてもよいし、外部の記憶装置に記録されていてもよい。
また、配布部101によるクーポンの配布方法は、例えば、メールやWEBページにクーポンに関する情報を提示することにより、カスタマに配布される。図6に配布部101により配布されたクーポンのカスタマへの提示例を示す。図6は、カスタマ端末400に表示されたオンラインショッピングサイトの商品ページ600にクーポンが提示される例を表す。図6に示す商品ページ600は、商品画像601、商品情報602、クーポン情報603が含まれる。商品情報602には、商品名、価格、商品の説明が含まれる。また、クーポン情報603には、商品ページ600が提示されているカスタマが利用可能なクーポンと、有効期限とが含まれる。図6においては、利用可能なクーポンは、クーポン画像604として提示されている。また、図6においては、有効期限の代わりに、カスタマに提示されておらず、クーポン管理装置100へ、クーポンに設定された有効期限を問い合わせるための問合せボタン605が提示されている。カスタマ端末400は、カスタマにより問合せボタン605が選択されると、クーポン管理装置100へ、カスタマにより問合せボタン605が選択された旨を表す情報を出力する。
本実施形態では、制御部110及び通信部150が協働して、配布部101として機能する。
延長部102は、クーポンが配布されたカスタマから、そのクーポンに設定された有効期限の問合せがあると、そのクーポンに設定された有効期限を取得し、取得された有効期限が切れていれば、そのクーポンに設定されている有効期限を延長する。
例えば、延長部102は、カスタマ端末400から、図6に示される商品ページ600の問合せボタン605がカスタマにより選択された旨の入力を受け付けると、そのカスタマからそのクーポンに設定された有効期限の問合せがあったと判定する。
そして、延長部102は、カスタマからクーポンに設定された有効期限の問合せがあったと判定すると、配布済みクーポンDB122を参照して、そのカスタマとそのクーポンに対応する有効期限を取得する。そして、延長部102は、取得した有効期限が、現在日時を過ぎているか否か判定する。延長部102は、取得した有効期限が、現在日時を過ぎていると判定した場合、すなわち、有効期限が切れていると判定した場合は、他のカスタマに配布され、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数に基づいて、延長期間を決定する。そして、延長部102は、決定された延長期間の分だけ有効期限が延長されるように、配布済みクーポンDB122に格納されたクーポンの有効期限を更新する。
以下、延長部102による延長期間の決定方法の一例を説明する。以下の説明では、延長部102は、他のカスタマに配布され、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数(配布済み有効数)が大きいほど、延長の期間を短く定める。
例えば、延長部102は、配布済み有効数Nが、第1の延長期間用閾値N1(例えば、100)未満である場合には、D1(例えば、1ヵ月)を延長期間として決定する。また、延長部102は、配布済み有効数Nが、N1以上かつ第2の延長期間用閾値N2(ただし、N2>N1。例えば、500)未満である場合には、D2(ただし、D2<D1。例えば、1週間)を延長期間として決定する。また、延長部102は、配布済み有効数Nが、N2以上である場合には、D3(ただし、D3<D2。例えば、1日)を延長期間として決定する。N1、N2、D1〜D3は、ショップまたはオンラインショッピングサイトの管理者により予め設定されていてもよいし、クーポンの適用可能総数、または、絶対有効期限に応じて、設定されてもよい。また、上記の例では、2つの閾値N1、N2を用いて延長期間を決定したが、閾値の数はこれに限られない。
本実施形態では、制御部110及び通信部150が延長部102として機能する。
返答部103は、問合せに対して、クーポンに設定された有効期限を返答する。
具体的には、返答部103は、配布済みクーポンDB122を参照して、問合せを行ったカスタマとそのクーポンに対応する有効期限を取得する。そして、返答部103は、問合せを出力したカスタマ端末400に、取得した有効期限を送信する。
図7に、図6に示す問合せボタン605が選択され、返答部103により有効期限が返答された場合の商品ページ600を示す。図7に示す商品ページ600では、返答部103により返答された有効期限606が提示されている。
本実施形態では、制御部110及び通信部150が協働して、返答部103として機能する。
次に、本実施形態1に係るクーポン管理装置100の動作について説明する。
本実施形態1に係るクーポン管理装置100が実行するクーポン配布処理について説明する。図8は、実施形態1に係るクーポン配布処理のフローチャートの一例である。図8に示すクーポン配布処理は、例えば、ショップまたはオンラインショッピングサイトの管理者から、通信部150または操作部160を介して、クーポンを配布する旨の入力を受け付けたことを契機として開始される。この処理は、例えば制御部110のCPUがROM120に記憶されたプログラムを読み込むことにより実行される。
まず、配布部101は、カスタマにクーポンを配布する(ステップS101)。
例えば、配布部101は、オンラインショッピングサイトの管理者から、操作部160を介して、クーポンID“CP03”のクーポンを配布する旨の入力を受け付けた場合、クーポン管理DB121を参照し、クーポンID“CP03”に対応する絶対有効期限の開始日時“2014/3/1 12:00”を取得する。そして、配布部101は、現在日時が絶対有効期限の開始日時“2014/3/1 12:00”を過ぎていないと判定すると、絶対有効期限の開始日時“2014/3/1 12:00”及び初期有効期間“7日”から、有効期限“2014/3/1 12:00〜2014/3/8 12:00”を決定する。そして、配布部101は、配布条件“ショップAで10000円以上購入”を満たすカスタマに、適用可能総数“5000”を上限として、クーポンID“CP03”のクーポンを配布する。
そして、配布部101は、配布したクーポンについて配布済みクーポンDB122を更新する(ステップS102)。
例えば、配布部101は、ステップS101において、有効期限“2014/3/1 12:00〜2014/3/8 12:00”が決定されたクーポンID“CP03”のクーポンを、カスタマID“CS02”に配布した場合、図5に示すように、カスタマID“CS02”と、クーポンID“CP03”と、有効期限“2014/3/1 12:00〜2014/3/8 12:00”とを対応付けて配布済みクーポンDB122に格納する。
そして、クーポン管理装置100は、クーポン配布処理を終了する。
次に、クーポン管理装置100が実行する有効期限返答処理について説明する。図9は、有効期限返答処理のフローチャートの一例である。図9に示す有効期限返答処理は、例えば、カスタマ端末400から、有効期限の問合せを受け付けたことを契機として開始される。なお、この処理は、例えば制御部110のCPUがROM120に記憶されたプログラムを読み込むことにより実行される。
延長部102は、配布済みクーポンDB122を参照し、問い合わせされたクーポンの有効期限を取得する(ステップS201)。
例えば、カスタマIDが“CS02”であるカスタマからクーポンIDが“CP03”であるクーポンの有効期限の問合せを受け付けた場合、延長部102は、配布済みクーポンDB122を参照し、カスタマID“CS02”及びクーポンID“CP03”に対応する有効期限“2014/3/1 12:00〜2014/3/8 12:00”を取得する。
次に、延長部102は、ステップS201において取得した有効期限が切れているか否かを判定する(ステップS202)。延長部102は、ステップS201において取得した有効期限が切れていないと判定した場合(ステップS202;No)、ステップS205に処理を進める。
具体的には、延長部102は、ステップS201において取得した有効期限と、現在日時を比較する。そして現在日時が、有効期限の終了日時よりも後である場合、取得した有効期限が切れていると判定する。また、現在日時が、有効期限の終了日時よりも前である場合、取得した有効期限が切れていないと判定する。
延長部102は、ステップS201において取得した有効期限が切れていると判定した場合(ステップS202;Yes)、図10に示す延長期間決定処理を実行する(ステップS203)。
図10に、延長期間決定処理のフローチャートの一例を示す。図10に示すように、延長期間決定処理が開始されると、延長部102は、有効期限の問合せが行われたクーポンの配布済み有効数Nを取得する(ステップS301)。
例えば、カスタマID“CS02”のカスタマからクーポンID“CP03”のクーポンの有効期限の問合せが行われた場合、延長部102は、配布済みクーポンDB122を参照して、カスタマID“CS02”のカスタマ以外のカスタマに配布したクーポンID“CP03”のクーポンのうち、有効期限が切れていないクーポンの数を、配布済み有効数Nとして取得する。
次に、延長部102は、ステップS301において取得した配布済み有効数Nが、第1の延長期間用閾値N1よりも大きいか否かを判定する(ステップS302)。
延長部102は、配布済み有効数Nが、N1よりも大きくないと判定すると(ステップS302;No)、D1を延長期間として決定する(ステップS303)。そして、図9のステップS204に処理を進める。
延長部102は、配布済み有効数Nが、N1よりも大きいと判定すると(ステップS302;Yes)、配布済み有効数Nが、第2の延長期間用閾値N2よりも大きいか否かを判定する(ステップS304)。
延長部102は、配布済み有効数Nが、N2よりも大きくないと判定すると(ステップS304;No)、D2を延長期間として決定する(ステップS305)。そして、図9のステップS204に処理を進める。
延長部102は、配布済み有効数Nが、N2よりも大きいと判定すると(ステップS304;Yes)、D3を延長期間として決定する(ステップS306)。そして、図9のステップS204に処理を進める。
そして、図9のフローチャートに戻って、延長部102は、配布済みクーポンDB122を参照して、問い合わせが行われたクーポンの有効期限を、現在日時から、ステップS203の延長期間決定処理において決定された延長期間の分だけ延長することにより更新する(ステップS204)。
例えば、カスタマID“CS02”のカスタマからクーポンID“CP03”のクーポンの有効期限の問合せを受け付け、現在日時“2014/3/9 0:00”が、カスタマID“CS02”及びクーポンID“CP03”に対応する有効期限“2014/3/1 12:00〜2014/3/8 12:00”を過ぎていた場合に、延長部102がステップS203において1週間の延長期間が決定したとすると、延長部102は、配布済みクーポンDB122を参照し、カスタマID“CS02”及びクーポンID“CP03”に対応する有効期限“2014/3/1 12:00〜2014/3/8 12:00”を、現在日時“2014/3/9 0:00”から1週間後までの“2014/3/9 0:00〜2014/3/16 0:00”に更新する。
次に、返答部103は、配布済みクーポンDB122を参照して、問い合わせを受け付けたカスタマのクーポンの有効期限を取得し、取得した有効期限をそのカスタマに送信する(ステップS205)。
そして、クーポン管理装置100は、有効期限返答処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態のクーポン管理装置100は、クーポンが配布されたカスタマからそのクーポンの有効期限の問合せがあった場合に、クーポンの有効期限が切れていれば、その有効期限を延長する。従って、クーポンが配布されカスタマは、提示されたクーポンを確実に利用することができる。また、クーポンの有効期限が切れていたとしても、有効期限を延長可能とすることにより、クーポンの利用を促進することができる。
また、クーポン管理装置100は、配布済みであって有効期限内のクーポンの総数が大きいほど、延長期間を短く設定する。従って、カスタマに対し、早期のクーポンの利用を促すことができる。
(実施形態2)
上記の実施形態1において、延長部102は、配布済みであって有効期限が切れていないクーポンの総数に基づいて延長期間を決定する。この際、延長部102は、さらにクーポンの適用による割引額を再度設定してもよい。本実施形態2においては、延長部102が、延長の際に、割引額を再度設定する例について説明する。
図11は、実施形態2に係るクーポン管理装置100の機能構成を示す概略ブロック図である。実施形態2において、延長部102は、延長の際、カスタマDB123を参照して、問合せを行ったカスタマの属性に基づいて、割引額を設定する。
図12に、カスタマDB123に格納されるデータの一例を示す。図12に示すカスタマDB123には、カスタマ毎に、カスタマIDと、そのカスタマの属性と、が対応付けて格納されている。ここで、カスタマの属性とは、例えば、オンラインショッピングサイトでの商取引の額や利用頻度に基づいて付与される。例えば、カスタマには、オンラインショッピングサイトの利用頻度が高い順に、“A1”、“A2”、“A3”のうちのいずれかの属性が付与される。カスタマDB123は、ROM120に記憶されていてもよいし、外部の記憶装置に記憶されていてもよい。
延長部102は、延長の際、カスタマDB123から取得したユーザの属性に基づいて、割引額を決定する。例えば、カスタマの属性が、カスタマの利用頻度を表す場合、延長部102は、カスタマの利用頻度が高いほど、低くなるように割引額を決定する。例えば、属性“A1”、“A2”、“A3”は、それぞれ、割引額差分として、ΔP1(例えば、−10円)、ΔP2(ただし、ΔP2>ΔP1。例えば、10円)、ΔP3(ただし、ΔP3>ΔP2。例えば、30円)が対応付けられている。そして、延長部102は、延長の際に、現在の割引額に、カスタマの属性に対応する割引額差分を、加算した額を新たな割引額として決定する。そして、延長部102は、新たな割引額を、図13に示すように配布済みクーポンDB122に、問い合わせを行ったカスタマのカスタマIDと、クーポンIDとに対応付けて格納する。
図13に、本実施形態2に係る配布済みクーポンDB122に格納されるデータの一例を示す。図13に示す本実施形態2に係る配布済みクーポンDB122は、図5に示す実施形態1に係る配布済みクーポンDB122と比較して、さらに、カスタマ毎に、割引額を格納する。
次に、本実施形態2に係るクーポン管理装置100が実行する有効期限返答処理について説明する。図14は、本実施形態2に係る有効期限返答処理のフローチャートの一例である。図14に示す有効期限返答処理は、例えば、カスタマ端末400から、有効期限の問合せを受け付けたことを契機としてとして開始される。なお、この処理は、例えば制御部110のCPUがROM120に記憶されたプログラムを読み込むことにより実行される。
まずクーポン管理装置100は、ステップS401〜S404において、図9に示す実施形態1に係る有効期限返答処理のステップS201〜S204と同様に、処理を実行する。そして、図15に示す割引額決定処理を実行する(ステップS405)。
図15に、割引額決定処理のフローチャートの一例を示す。図15に示すように、割引額決定処理が開始されると、延長部102は、カスタマDB123を参照して、有効期限の問合せを行ったカスタマの属性Aを取得する(ステップS501)。
次に、延長部102は、ステップS501において取得した属性Aが、属性“A1”か否かを判定する(ステップS502)。
延長部102は、属性Aが、属性“A1”であると判定すると(ステップS502;Yes)、ΔP1を割引額差分として決定する(ステップS503)。そして、ステップS507に処理を進める。
延長部102は、属性Aが、属性“A1”でないと判定すると(ステップS502;No)、属性Aが、属性“A2”か否かを判定する(ステップS504)。
延長部102は、属性Aが、属性“A2”であると判定すると(ステップS504;Yes)、ΔP2を割引額差分として決定する(ステップS505)。そして、ステップS507に処理を進める。
延長部102は、属性Aが、属性“A2”でない、すなわち、属性Aが、属性“A3"であると判定すると(ステップS504;No)、ΔP3を割引額差分として決定する(ステップS506)。
次に、延長部102は、決定された割引額差分を、配布済みクーポンDB122に格納された割引額と加算することにより、新たな割引額を決定する(ステップS507)。
例えば、カスタマID“CS02”のカスタマからクーポンID“CP03”のクーポンの有効期限の問合せを受け付けると、延長部102は、カスタマDB123を参照し、カスタマID“CS02”に対応する属性“A2”を取得する。そして、延長部102は、属性“A2”に基づいて、割引額差分としてΔP2(例えば、10円)を決定する。そして、延長部102は、図13に示す配布済みクーポンDB122を参照し、カスタマID“CS02”及びクーポンID“CP03”に対応する現在の割引額“200円”にΔP2である10円を加算した“210円”を、新たな割引額として決定する。
そして、図14のフローチャートに戻って、延長部102は、配布済みクーポンDB122を参照して、問い合わせが行われたクーポンの割引額を、現在の割引額から、ステップS405の割引額決定処理において決定された割引額に更新する(ステップS406)。
次に、返答部103は、配布済みクーポンDB122を参照して、問い合わせを受け付けたカスタマのクーポンの有効期限と割引額を取得し、取得した有効期限と割引額をそのカスタマに送信する(ステップS407)。
そして、クーポン管理装置100は、有効期限返答処理を終了する。
以上説明したように、実施形態2に係るクーポン管理装置100において、カスタマの属性に基づいて割引額を決定することにより、カスタマ毎に購入しやすさの差を付けることができる。また、カスタマの利用頻度が低いほど、延長毎の割引額を大きくすることにより、利用頻度が低いカスタマの購買意欲を煽ることができる。
(実施形態3)
上記の実施形態1において、延長部102は、他のカスタマに配布され、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数に基づいて、延長期間を決定する。しかし、延長期間を決定する要因はこれに限られない。本実施形態3においては、さらに、既に適用済みのクーポンの総数に基づいて、延長期間を決定する例について説明する。
本実施形態3において、延長部102は、配布済み有効数と、既に適用済みのクーポンの総数(適用数)と、に基づいて、延長期間を決定する。具体的には、延長部102は、適用数が大きいほど、延長期間が短くなるように、決定する。すなわち、延長部102は、配布済み有効数と適用済み数をパラメータとして、延長期間を決定する。
図10に示す実施形態1の延長期間決定処理において、延長部102は、配布済み有効数Nを閾値N1、N2と比較して延長期間を決定する。この代わりに、本実施形態3に係る延長部102は、延長期間決定処理において、例えば、配布済み有効数Nと適用数との和を閾値と比較することにより、延長期間を決定する。
以上説明したように、実施形態3に係るクーポン管理装置100は、他のカスタマに配布され、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数に加えて、さらに適用済みのクーポンの総数に基づいて、延長期間を決定する。これにより、適用されたクーポンの数を、延長期間に反映させることができる。また、適用済みのクーポン数が大きいほど、延長期間を短くすることにより、カスタマの購入意欲を煽ることができる。
(実施形態4)
本実施形態4においては、延長部102による延長期間の決定方法の別の例として、他のカスタマに配布され、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数に加えて、さらに、当該カスタマに配布されたクーポンに設定された有効期限が過去に延長された回数に基づいて、延長期間を決定する例について説明する。
本実施形態4において、延長部102は、配布済み有効数と、問合せを行ったカスタマが過去に行った延長の回数(延長回数)と、に基づいて、延長期間を決定する。具体的には、延長部102は、延長回数が多いほど、延長期間が短くなるように、決定する。すなわち、延長部は、配布済み有効数と延長回数との2つのパラメータにより、延長期間を決定する。
図16に、本実施形態4に係る配布済みクーポンDB122に格納されるデータの一例を示す。図16に示す本実施形態4に係る配布済みクーポンDB122は、図5に示す実施形態1に係る配布済みクーポンDB122と比較して、さらに、カスタマ毎に、クーポンの有効期限の延長回数を格納する。
図10に示す実施形態1の延長期間決定処理において、延長部102は、配布済み有効数Nを閾値N1、N2と比較して延長期間を決定する。この代わりに、本実施形態4に係る延長部102は、延長期間決定処理において、例えば、配布済み有効数Nと延長回数との和を閾値と比較することにより、延長期間を決定する。そして、延長部102は、延長の際に、配布済みクーポンDB122を参照して、延長した有効期限とともに延長回数を更新する。
以上説明したように、実施形態4に係るクーポン管理装置100は、他のカスタマに配布され、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数に加えて、さらにカスタマに配布されたクーポンに設定された有効期限が過去に延長された回数に基づいて、延長期間を決定する。これにより、延長回数を、延長期間に反映させることができる。また、延長回数が多いほど、延長期間を短くすることにより、カスタマに早期の購入を促すことができる。
(実施形態5)
上記の実施形態1乃至4において、配布部101は、クーポン管理DB121に予め設定された絶対有効期限と初期有効期間に基づいて有効期限を決定し、クーポンを配布する。しかし、配布時のクーポンの有効期限の決定方法は、これに限られない。本実施形態5においては、他のカスタマに配布され、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数に基づいて、有効期限を決定する例について説明する。
以下、本実施形態5に係る配布部101による有効期限の決定方法の一例を説明する。以下の説明では、配布部101は、他のカスタマに配布され、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数(配布済み有効数)が大きいほど、有効期間が短くなるように、これから配布するクーポンの有効期限を設定する。
例えば、配布部101は、配布済み有効数Nが、第1の有効期間用閾値M1(例えば、100)未満である場合には、E1(例えば、1ヵ月)を有効期間として決定する。また、配布部101は、配布済み有効数Nが、M1以上かつ第2の有効期間用閾値M2(ただし、M2>M1。例えば、500)未満である場合には、E2(ただし、E2<E1。例えば、1週間)を有効期間として決定する。また、配布部101は、配布済み有効数Nが、M2以上である場合には、E3(ただし、E3<E2。例えば、1日)を有効期間として決定する。M1、M2、E1〜E3は、ショップまたはオンラインショッピングサイトの管理者により予め設定されていてもよいし、クーポンの適用可能総数、または、絶対有効期限に応じて、設定されてもよい。また、上記の例では、2つの閾値M1、M2を用いて有効期間を決定したが、閾値の数はこれに限られない。
次に、本実施形態5に係るクーポン管理装置100が実行するクーポン配布処理について説明する。図17は、実施形態5に係るクーポン配布処理のフローチャートの一例である。図17に示すクーポン配布処理は、例えば、ショップまたはオンラインショッピングサイトの管理者から、通信部150または操作部160を介して、クーポンを配布する旨の入力を受け付けたことを契機として開始される。なお、この処理は、例えば制御部110のCPUがROM120に記憶されたプログラムを読み込むことにより実行される。
まず、配布部101は、図18に示す有効期限決定処理を実行する(ステップS601)。
図18に、有効期限決定処理のフローチャートの一例を示す。図18に示すように、有効期限決定処理が開始されると、配布部101は、配布済みクーポンDB122を参照して、配布すべきクーポンにおいて、すでに配布されたクーポンのうち、未だ有効期限が切れていないクーポンの総数(配布済み有効数)Nを取得する(ステップS701)。
次に、配布部101は、ステップS701において取得した配布済み有効数Nが、第1の有効期間用閾値M1よりも大きいか否かを判定する(ステップS702)。
配布部101は、配布済み有効数Nが、第1の閾値M1よりも大きくないと判定すると(ステップS702;No)、E1を有効期間として決定する(ステップS703)。そして、ステップS707に処理を進める。
配布部101は、配布済み有効数Nが、M1よりも大きいと判定すると(ステップS702;Yes)、配布済み有効数Nが、第2の有効期間用閾値M2よりも大きいか否かを判定する(ステップS704)。
配布部101は、配布済み有効数Nが、M2よりも大きくないと判定すると(ステップS704;No)、E2を有効期間として決定する(ステップS705)。そして、ステップS707に処理を進める。
配布部101は、配布済み有効数Nが、M2よりも大きいと判定すると(ステップS704;Yes)、E3を有効期間として決定する(ステップS706)。
次に、配布部101は、決定された有効期間を、現在日時に加算することにより、新たな有効期限を決定する(ステップS707)。
例えば、配布部101は、オンラインショッピングサイトの管理者から、操作部160を介して、クーポンID“CP03”のクーポンを配布する旨の入力を受け付けた場合、配布済みクーポンDB122を参照し、クーポンID“CP03”のクーポンであって、有効期限が切れていないクーポンの総数を、配布済み有効数Nとして取得する。そして、配布部101は、配布済み有効数NがM1<N<M2であると判定すると、有効期間としてE2(例えば、1週間)を決定する。そして、配布部101は、現在日時“2014/3/10 12:00”だとした場合、その現在日時から、決定された有効期間が経過するまでの“2014/3/10 12:00〜2014/3/17 12:00”を有効期限として決定する。
そして、図17のフローチャートに戻って、配布部101は、ステップS601において決定された有効期限が設定されたクーポンをカスタマに配布する(ステップS602)。
具体的には、配布部101は、クーポン管理DB121を参照し、クーポンの配布条件を満たすカスタマに、適用可能総数を上限として、ステップS601において決定された有効期限が設定されたクーポンを配布する。
そして、配布部101は、ステップS602において配布したクーポンについて、図8に示す実施形態1に係るクーポン配布処理のステップS102と同様に、配布済みクーポンDB122を更新する(ステップS603)。
そして、クーポン管理装置100は、クーポン配布処理を終了する。
以上説明したように、実施形態5に係るクーポン管理装置100は、他のカスタマに配布され、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数に基づいて、配布するクーポンの有効期限を決定する。また、クーポン管理装置100は、配布済み有効数が多いほど、配布するクーポンに設定される有効期間を短くすることにより、そのクーポンが配布されたカスタマに早期のクーポンの利用を促すことができる。
(実施形態6)
上記の実施形態5において、配布部101は、他のカスタマに配布され、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数に基づいて、有効期限を決定する例について説明したが、配布するクーポンの有効期限の決定方法はこれに限られない。本実施形態6においては、さらに、クーポンの配布のために予め設定された適用可能総額と、クーポンが適用された数と、に基づいて、配布するクーポンの有効期限を決定する例について説明する。
本実施形態6において、クーポンを発行するショップまたはオンラインショッピングサイトの管理者により、予めクーポンの適用可能総額が設定されている。適用可能総額は、全てのクーポンが適用された場合の割引額の総額である。例えば、適用可能総額は、クーポンを発行するショップまたはオンラインショッピングサイトの管理者により、クーポンの配布のための予算として決定される。配布部101は、例えば、適用可能総額と割引額とから、適用可能総数を決定する。そして、配布部101は、適用可能総数から適用数と配布済み有効数を減算し、配布可能数を決定する。配布部101は、配布可能数が少ないほど、配布するクーポンの有効期間を短くする。
例えば、配布部101は、配布可能数Kが、第3の有効期間用閾値M3(例えば、100)未満である場合には、F1(例えば、1日)を有効期間として決定する。また、配布部101は、配布可能数Kが、M3以上かつ第4の有効期間用閾値M4(ただし、M4>M3。例えば、500)未満である場合には、F2(ただし、F2>F1。例えば、1週間)を有効期間として決定する。また、配布部101は、配布可能数Kが、M4以上である場合には、F3(ただし、F3>F2。例えば、1ヵ月)を有効期間として決定する。M3、M4、F1〜F3は、ショップまたはオンラインショッピングサイトの管理者により予め設定されていてもよいし、クーポンの適用可能総数、または、絶対有効期限に応じて、設定されてもよい。また、上記の例では、2つの閾値M3、M4を用いて有効期間を決定したが、閾値の数はこれに限られない。
次に、本実施形態6に係るクーポン管理装置100が実行する有効期限決定処理について説明する。図19は、本実施形態6に係る有効期限決定処理のフローチャートの一例である。図19に示す有効期限決定処理は、例えば、図17に示す実施形態5に係るクーポン配布処理と同様に、クーポン配布処理が実行されたことを契機として開始される。
まず、配布部101は、クーポン管理DB121を参照して、配布すべきクーポンの適用可能総額と割引額とから、適用可能総数を決定する(ステップS801)。
次に、配布部101は、配布済みクーポンDB122を参照して、配布すべきクーポンにおいて、すでに配布されたクーポンのうち、未だ有効期限が切れていないクーポンの総数(配布済み有効数)を取得する(ステップS802)。
次に、配布部101は、ステップS801に決定された適用可能総数から、クーポン管理DB121に格納された、配布すべきクーポンの適用数と、ステップS802において取得された配布済み有効数とを減算することにより、配布可能数Kを取得する(ステップS803)。
次に、配布部101は、ステップS803において取得した配布可能数Kが、第3の有効期間用閾値M3よりも大きいか否かを判定する(ステップS804)。
配布部101は、配布可能数Kが、M3よりも大きくないと判定すると(ステップS804;No)、F1を有効期間として決定する(ステップS805)。そして、ステップS809に処理を進める。
配布部101は、配布可能数Kが、M3よりも大きいと判定すると(ステップS804;Yes)、配布可能数Kが、第4の有効期間用閾値M4よりも大きいか否かを判定する(ステップS806)。
配布部101は、配布可能数Kが、M4よりも大きくないと判定すると(ステップS806;No)、F2を有効期間として決定する(ステップS807)。そして、ステップS809に処理を進める。
配布部101は、配布可能数Kが、M4よりも大きいと判定すると(ステップS806;Yes)、F3を有効期間として決定する(ステップS808)。そして、ステップS809に処理を進める。
そして、配布部101は、決定された有効期間を、現在日時に加算することにより、新たな有効期限を決定する(ステップS809)。
配布部101は、図19に示す有効期限決定処理を終了後、図17に示す実施形態5に係るクーポン配布処理のステップS602〜S603と同様に、処理を実行する。
以上説明したように、実施形態6に係るクーポン管理装置100は、配布すべきクーポンの適用可能総額に基づいて適用可能総数を決定し、適用可能総数から適用数と配布済み有効数を減算することで配布可能数を決定する。従って、クーポンを発行するショップまたはオンラインショッピングサイトの管理者は、クーポン配布のための予算を超過することなく、また余らせることなく利用することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は本実施形態によって限定されるものではない。
例えば、上記の実施形態においては、クーポンには、商品の割引額が設定されているが、クーポンの種類はこれに限られない。例えば、クーポンは、商品の割引率が設定されていてもよい。
また、上記の実施形態においては、クーポン管理装置100は、クーポンの数を基準として、閾値との比較を行い、延長期間または有効期間を決定する。しかし、クーポン管理装置100は、クーポンの数の代わりに、クーポンの金額を基準に閾値との比較を行い、延長期間または有効期間を決定してもよい。
また、上記の実施形態1乃至4においては、延長期間の決定方法について、実施形態5及び6においては、有効期間の決定方法について説明したが、実施形態1乃至4における延長期間の決定方法は、有効期間の決定に用いられてもよいし、また、実施形態5及び6における有効期間の決定方法は、延長期間の決定に用いられてもよい。また、実施形態1乃至4における延長期間の決定方法と、実施形態5及び6における有効期間の決定方法とは、互いに組み合わせて実施されてもよい。
なお、上記実施の形態において、クーポン管理装置100が実行するプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto-Optical Disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されて配布されてもよい。そして、そのプログラムがパーソナルコンピュータ等の情報処理装置にインストールされることにより、上述の処理を実行するクーポン管理装置100が構成されてもよい。
また、プログラムは、インターネット等の通信ネットワーク上の所定のサーバ装置が有するディスク装置等に格納されてもよい。そして、プログラムは、例えば、搬送波に重畳されて、ダウンロードされてもよい。
また、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合、OSの機能を実現する部分以外のプログラムのみが、記録媒体に格納されて配布されてもよく、また、ダウンロードされてもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲に逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、インターネット等のネットワークを利用した電子商取引に適する。
1 クーポン管理システム
100 クーポン管理装置
101 配布部
102 延長部
103 返答部
110 制御部
120 ROM
121 クーポン管理DB
122 配布済みクーポンDB
123 カスタマDB
130 RAM
140 表示部
150 通信部
160 操作部
170 バス
200 販売装置
300 ショップ端末
400 カスタマ端末
500 ネットワーク
600 商品ページ
601 商品画像
602 商品情報
603 クーポン情報
604 クーポン画像
605 問合せボタン
606 有効期限

Claims (9)

  1. 有効期限が設定されたクーポンをカスタマに配布する配布部、
    前記クーポンが配布された前記カスタマから、当該クーポンに設定された有効期限の問合せがあると、当該クーポンに設定された前記有効期限を取得し、当該取得された有効期限が切れていれば、当該クーポンに設定されている有効期限を延長する延長部、
    前記問合せに対して、前記クーポンに設定された有効期限を返答する返答部
    を備え、
    前記配布部は、配布すべきクーポンに設定される有効期限を、他のカスタマに配布され、未だ適用されていないクーポンのうち、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数もしくは総額と、既に適用されたクーポンの総数もしくは総額との和が、配布すべきクーポンの適用可能総数もしくは適用可能総額以下となるように、配布可能なクーポンの残数もしくは残額を推定し、当該残数もしくは残額に基づいて、前記有効期限を決定し、
    前記延長部は、少なくとも、他のカスタマに配布され、未だ適用されていないクーポンのうち、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数もしくは総額に基づいて、前記延長の期間を決定する
    ことを特徴とするクーポン管理装置。
  2. 請求項1に記載のクーポン管理装置であって、
    前記延長部は、前記総数もしくは総額が大きいほど、前記延長の期間を短く定める
    ことを特徴とするクーポン管理装置。
  3. 請求項1に記載のクーポン管理装置であって、
    前記延長部は、前記延長の際に、前記クーポンの適用による割引額もしくは割引率を再度設定する
    ことを特徴とするクーポン管理装置。
  4. 請求項3に記載のクーポン管理装置であって、
    前記再度設定される割引額もしくは割引率は、前記カスタマの属性に基づいて決定される
    ことを特徴とするクーポン管理装置。
  5. 請求項1に記載のクーポン管理装置であって、
    前記延長部は、さらに、既に適用済みのクーポンの総数もしくは総額に基づいて、前記延長の期間を決定する
    ことを特徴とするクーポン管理装置。
  6. 請求項1に記載のクーポン管理装置であって、
    前記延長部は、さらに、当該カスタマに配布されたクーポンに設定された有効期限が過去に延長された回数に基づいて、前記延長の期間を決定する
    ことを特徴とするクーポン管理装置。
  7. 配布部と、延長部と、返答部と、を備えるクーポン管理装置が実行するクーポン管理方法であって、
    前記配布部が、有効期限が設定されたクーポンをカスタマに配布する配布ステップと、
    前記延長部が、前記クーポンが配布された前記カスタマから、当該クーポンに設定された有効期限の問合せがあると、当該クーポンに設定された前記有効期限を取得し、当該取得された有効期限が切れていれば、当該クーポンに設定されている有効期限を延長する延長ステップと、
    前記返答部が、前記問合せに対して、前記クーポンに設定された有効期限を返答する返答ステップと
    を備え、
    前記配布ステップにおいて、前記配布部は、配布すべきクーポンに設定される有効期限を、他のカスタマに配布され、未だ適用されていないクーポンのうち、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数もしくは総額と、既に適用されたクーポンの総数もしくは総額との和が、配布すべきクーポンの適用可能総数もしくは適用可能総額以下となるように、配布可能なクーポンの残数もしくは残額を推定し、当該残数もしくは残額に基づいて、前記有効期限を決定し、
    前記延長ステップにおいて、前記延長部は、少なくとも、他のカスタマに配布され、未だ適用されていないクーポンのうち、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数もしくは総額に基づいて、前記延長の期間を決定する
    ことを特徴とするクーポン管理方法。
  8. コンピュータを、
    有効期限が設定されたクーポンをカスタマに配布する配布部、
    前記クーポンが配布された前記カスタマから、当該クーポンに設定された有効期限の問合せがあると、当該クーポンに設定された前記有効期限を取得し、当該取得された有効期限が切れていれば、当該クーポンに設定されている有効期限を延長する延長部、
    前記問合せに対して、前記クーポンに設定された有効期限を返答する返答部
    として機能させ、
    前記配布部は、配布すべきクーポンに設定される有効期限を、他のカスタマに配布され、未だ適用されていないクーポンのうち、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数もしくは総額と、既に適用されたクーポンの総数もしくは総額との和が、配布すべきクーポンの適用可能総数もしくは適用可能総額以下となるように、配布可能なクーポンの残数もしくは残額を推定し、当該残数もしくは残額に基づいて、前記有効期限を決定し、
    前記延長部は、少なくとも、他のカスタマに配布され、未だ適用されていないクーポンのうち、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数もしくは総額に基づいて、前記延長の期間を決定する
    ことを特徴とするプログラム。
  9. コンピュータを、
    有効期限が設定されたクーポンをカスタマに配布する配布部、
    前記クーポンが配布された前記カスタマから、当該クーポンに設定された有効期限の問合せがあると、当該クーポンに設定された前記有効期限を取得し、当該取得された有効期限が切れていれば、当該クーポンに設定されている有効期限を延長する延長部、
    前記問合せに対して、前記クーポンに設定された有効期限を返答する返答部
    として機能させ、
    前記配布部は、配布すべきクーポンに設定される有効期限を、他のカスタマに配布され、未だ適用されていないクーポンのうち、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数もしくは総額と、既に適用されたクーポンの総数もしくは総額との和が、配布すべきクーポンの適用可能総数もしくは適用可能総額以下となるように、配布可能なクーポンの残数もしくは残額を推定し、当該残数もしくは残額に基づいて、前記有効期限を決定し、
    前記延長部は、少なくとも、他のカスタマに配布され、未だ適用されていないクーポンのうち、未だ切れていない有効期限が設定されたクーポンの総数もしくは総額に基づいて、前記延長の期間を決定する
    ことを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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