JP5621591B2 - 血液浄化装置及びその血液循環路の自動プライミング方法 - Google Patents
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Description
また、上記特許文献3の血液浄化装置は、プライミングに際してオーバーフローラインを必要としないものではあるが、ドリップチャンバー内にプライミング液(生食)を満たして追い出すためには、動脈側ドリップチャンバー、静脈側ドリップチャンバー及び血液浄化器を反転する必要があり、そのため、プライミングに際して余分な手作業が必要になり、面倒であった。
また、特許文献4の血液浄化装置は、上記特許文献1〜3の問題を解決するものではあるが、プライミングに先立って血液循環路における血液回路等の接続不良やリーク等の存在を確認することができず、また、ウェットタイプの血液浄化器に対応できるものではなく、自動プライミングを行った場合、血液浄化器にエアが噛んでしまうという欠点があり、操作者がエアを噛まないように操作する必要があった。また、血液浄化器内に充填されている液の除去に関して、必ずしも満足すべきものではなかった。
ここで、エア導入ラインは、エアフィルタを備えこのエアフィルタより下流にエアポンプが設けられたエア導入部と、このエア導入部からそれぞれ分岐されて静脈チャンバに接続された静脈側接続部と、血液浄化器と血液ポンプの間の血液回路に接続された動脈側接続部と、この動脈側接続部および静脈側接続部にそれぞれ設けられた開閉弁とを含んでなるものが採用されており、更に、エアポンプと並列に開閉弁が設けられていてもよい。また、コネクタはY字管でもT字管でもよく、要は、動脈側穿刺針接続端と静脈側穿刺針接続端を、相互に連通可能且つ排液路に接続可能なものであればよい。また、必要ならば、血液ポンプと血液浄化器の間にエアトラップ(動脈チャンバ)を設け、この動脈チャンバにエア導入ラインの動脈側接続部を接続してもよい。
尚、プライミング液供給ラインとしては、オンラインにして透析液を供給する方法や、逆濾過を利用した方法なども可能である。
ここで、動脈チャンバを採用していない場合は、(1)動脈側開閉弁、排液ラインの開閉弁、およびプライミング液供給ラインの開閉弁を開にし、落差を利用して、プライミング液供給ラインと動脈側開閉弁との間の血液回路にプライミング液を充填して、プライミング液供給ラインの接続をチェックする工程と、(2)静脈側開閉弁、動脈側接続部の開閉弁、およびプライミング液供給ラインの開閉弁を閉にし、静脈側接続部の開閉弁およびエア導入ラインの開閉弁を開にし、血液ポンプを駆動させて、動脈側接続部との接続部分と血液浄化器との間の血液回路に、血液浄化器内の充填液の一部を充填する工程、(3)プライミング液供給ラインの開閉弁および動脈側接続部の開閉弁を開にし、動脈側開閉弁、静脈側開閉弁、および静脈側接続部の開閉弁を閉にし、血液ポンプを駆動させて、プライミング液供給ラインと血液回路との接続部分、および該接続部分より下流側且つ動脈側接続部との接続部分と血液ポンプとの間の血液回路に、プライミング液を充填する工程、(4)血液ポンプを駆動させて、プライミング液供給ラインにプライミング液を戻し、プライミング液供給ラインのエアトラップに液面を形成する工程、(5)動脈側接続部の開閉弁を閉にし、静脈側開閉弁を開にし、血液ポンプを駆動させて、プライミング液供給ラインと血液回路との接続部分より下流側の血液循環路にプライミング液を供給し、血液浄化器内の充填液を洗い出す工程、(6)静脈側接続部の開閉弁を開にし、静脈側開閉弁を閉にし、血液ポンプを駆動させて、プライミング液供給ラインと血液回路との接続部分、および静脈側開閉弁との間の血液循環路にプライミング液を充填して、静脈チャンバの液面を形成する工程、(7)静脈側接続部の開閉弁を閉にし、血液ポンプを駆動させて、プライミング液供給ラインと血液回路との接続部分と静脈側開閉弁との間の血液循環路に、設定量のプライミング液を充填する工程、(8)動脈側開閉弁を開にし、血液ポンプを駆動させて、プライミング液供給ラインと血液回路との接続部分より上流側の血液回路に、前(7)の工程で血液循環路に充填された設定量のプライミング液を供給する工程、(9)前(7)、(8)の工程の繰り返す工程、(10)動脈側開閉弁を閉にし、プライミング液供給ラインの開閉弁および静脈側開閉弁を開にし、血液ポンプを高速で駆動させて、血液循環路内にプライミング液を導入し、プライミング液供給ラインと血液回路との接続部分より下流側の血液循環路を洗浄する工程、の各工程を含んでなる。
但し、(9)、(10)の工程の間に、排液ラインの開閉弁を閉にし、血液ポンプを駆動させて、血液循環路内にプライミング液を循環させ、血液浄化器のヘッダ部分に付着したエアを抜く工程を加えてもよい。
但し、(10)、(11)の工程の間に、排液ラインの開閉弁を閉にし、血液ポンプを駆動させて、血液循環路内にプライミング液を循環させ、血液浄化器のヘッダ部分に付着したエアを抜く工程を加えてもよい。
以上、一般的に本発明を記述したが、より一層の理解は、いくつかの特定の実施例を参照することによって得ることができる。これらの実施例は、本明細書に例示の目的のためにのみ提供されるものであり、他の旨が特定されない限り、限定的なものではない。
21 動脈側血液回路
22 静脈側血液回路
23 気泡センサ
24 動脈チャンバ
V1 動脈側開閉弁
25 静脈チャンバ
26 気泡センサ
V2 静脈側開閉弁
27 動脈側穿刺針接続端
28 静脈側穿刺針接続端
3 血液ポンプ
4プライミング液供給ライン
41 プライミング液容器
42 エアトタップ
43 気泡センサ
V3 開閉弁
5 エア導入ライン
51 エア導入部
511 エアフィルタ
512 エアポンプ
52 動脈側接続部
53 静脈側接続部
V4、V5、V6 開閉弁
61 排液ライン
61 Y字管
62 排液路
次に、本発明の実施例1について、図1を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例を示す血液浄化装置の概略説明図(透析液側は省略している)である。
図1に示すように、本発明の血液浄化装置は、血液浄化器1と血液回路2(血液浄化器1より上流側の動脈側血液回路21と、下流側の静脈側血液回路22からなる)、血液ポンプ3、この血液ポンプ3の上流側で動脈側血液回路21に設けられた動脈側開閉弁V1、血液ポンプ3と動脈側開閉弁V1の間で動脈側血液回路21に接続されたプライミング液供給ライン4、開閉弁V7を備えた排液ライン6、動脈チャンバ24、静脈チャンバ25、この静脈チャンバ25より下流側の静脈側血液回路22に設けられた開閉弁V2と、を含んでなる血液浄化装置において、前記静脈チャンバ25と動脈チャンバ24とを接続するようにエア導入ライン5が設けられるとともに、前記排液ライン6に、動脈側穿刺針接続端27と静脈側穿刺針接続端28を、相互に連通可能且つ排液路62に接続可能なY字管61が設けられている。
一方、静脈側血液回路22には、上流側から順に、静脈チャンバ25、気泡センサ26、静脈側開閉弁V2が設けられており、静脈チャンバ25には動脈側の動脈チャンバ24と接続するようにエア導入ライン5が設けられている。エア導入ライン5は、エアフィルタ511を備えこのエアフィルタ511より下流にエアポンプ512が設けられたエア導入部51と、このエア導入部51からそれぞれ分岐されて、静脈チャンバ25に接続された静脈側接続部53と、血液浄化器152および静脈側接続部53にそれぞれ設けられた開閉弁V6、V5を含み、更に、エアポンプ512と並列に開閉弁V4が設けられている。
また、血液ポンプ3と血液浄化器1の間の動脈チャンバ24は、省略してもよい。エア導入ライン5の開閉弁V4は省略可能だが、省略した場合、プライミングに際して、エア導入ライン5の開閉弁V5およびまたはV6が開いている状態では、エアポンプ512の動作を血液ポンプ3の動作に同期させる必要があるという欠点を有している。
尚、PA、PVは圧力センサである。
次に、本発明の実施例2にかかる血液浄化器のプライミングについて、図3〜図13を用いて説明する。
図3〜図13は、動脈チャンバ24を採用し、エア導入ライン5としてエアポンプ512と並列に開閉弁V4を設けたものを採用した場合のプライミングの説明図である。
プライミング操作の前に、先ず、図2に示すように、血液循環路にエアを導入して血液回路2の接続チェックを行う必要がある。
先ず、動脈側穿刺針接続端27と静脈側穿刺針接続端28を排液ライン6のY字管61に接続した後、エア導入ライン5の開閉弁V4、排液ライン6の開閉弁V7、動脈側開閉弁V1を閉にした状態で、エアポンプ512を駆動して外気を血液循環路に導入する。このとき圧力センサPA、PVでリークの無いことが確認されたら(リークがなければ圧力が上昇する)、プライミング操作に移行する。リークが確認されたら、血液回路2の接続状態を確認する。血液回路2の接続状態を確認した上で更にリークが確認されたら、更に静脈側開閉弁V2を閉じ、もう一度エアポンプ512を駆動して外気を血液循環路に導入する。この操作でリークが確認されたら、血液回路2か血液浄化器3に欠陥があることになるが、通常、どちらに欠陥があるかを調べることなく、この段階で血液回路2と血液浄化器3の両方を交換している。
次に、血液ポンプ3を駆動(逆回転)させて、プライミング液供給ライン4にプライミング液を戻し、プライミング液供給ライン4のエアトラップ42に液面を形成する(S7、S8)。次いで、血液ポンプ3を駆動(正回転)させて、動脈チャンバ24にプライミング液を供給し、動脈チャンバ24に液面を形成する(S9、S10)。次に、開閉弁V6を閉にし、開閉弁V2を開にし、血液ポンプ3を駆動(正回転)させて、プライミング液供給ライン4と血液回路21との接続部分より下流側の血液循環路にプライミング液を供給し、血液浄化器1内の充填液を洗い出す(S11、S12)。次に、開閉弁V5を開にし、開閉弁V2を閉にし、血液ポンプを駆動(正回転)させて、プライミング液供給ライン4と血液回路2との接続部分29と、静脈側開閉弁26との間の血液循環路にプライミング液を充填して、静脈チャンバ25の液面を形成する(S13、S14)。
尚、S21の操作は省略することが可能である。
Claims (8)
- 血液浄化器、血液回路、血液ポンプ、該血液ポンプの上流側の血液回路に設けられた動脈側開閉弁、該動脈側開閉弁と前記血液ポンプとの間で前記血液回路に接続されたプライミング液供給ライン、開閉弁を備えた排液ライン、前記血液浄化器の下流側で前記血液回路に設けられた静脈チャンバ、および該静脈チャンバより下流側の血液回路に設けられた静脈側開閉弁を含んでなる血液浄化装置において、前記静脈チャンバ、および前記血液浄化器と血液ポンプとの間の血液回路を接続するようにエア導入ラインが設けられるとともに、前記排液ラインに、動脈側穿刺針接続端と静脈側穿刺針接続端とを、相互に連通可能且つ排液路に接続可能なコネクタが設けられてなり、エア導入ラインが、エアフィルタを備え該エアフィルタより下流にエアポンプが設けられたエア導入部と、該エア導入部からそれぞれ分岐されて静脈チャンバに接続された静脈側接続部と、血液浄化器と血液ポンプの間の血液回路に接続された動脈側接続部と、該動脈側接続部および静脈側接続部にそれぞれ設けられた開閉弁とを含んでなり、エア導入部にエアポンプと並列に開閉弁が設けられてなる血液浄化装置。
- コネクタがY字管またはT字管である請求項1に記載の血液浄化装置。
- 血液ポンプと血液浄化器の間に動脈チャンバを設け、該動脈チャンバにエア導入ラインの動脈側接続部を接続してなる請求項1または2に記載の血液浄化器。
- 動脈側穿刺針接続端と静脈側穿刺針接続端とを排液ラインのコネクタに接続し、エア導入部の開閉弁、排液ラインの開閉弁、および動脈側開閉弁を閉にした状態で、エアポンプを駆動して外気を血液循環路に導入し、血液回路の接続チェックを行った後、プライミングを行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の血液浄化装置のプライミング方法。
- 動脈側開閉弁、排液ラインの開閉弁、およびプライミング液供給ラインの開閉弁を開にし、落差を利用して、プライミング液供給ラインと動脈側開閉弁との間の血液回路にプライミング液を充填して、プライミング液供給ラインの接続をチェックする第一工程、
静脈側開閉弁、動脈側接続部の開閉弁、およびプライミング液供給ラインの開閉弁を閉にし、静脈側接続部の開閉弁およびエア導入部の開閉弁を開にし、血液ポンプを駆動させて、動脈側接続部との接続部分と血液浄化器との間の血液回路に、血液浄化器内の充填液の一部を充填する第二工程、
プライミング液供給ラインの開閉弁および動脈側接続部の開閉弁を開にし、動脈側開閉弁、静脈側開閉弁、および静脈側接続部の開閉弁を閉にし、血液ポンプを駆動させて、プライミング液供給ラインと血液回路との接続部分、および該接続部分より下流側且つ動脈側接続部との接続部分と血液ポンプとの間の血液回路に、プライミング液を充填する第三工程、
血液ポンプを駆動させて、プライミング液供給ラインにプライミング液を戻し、プライミング液供給ラインのエアトラップに液面を形成する第四工程、
動脈側接続部の開閉弁を閉にし、静脈側開閉弁を開にし、血液ポンプを駆動させて、プライミング液供給ラインと血液回路との接続部分より下流側の血液循環路にプライミング液を供給し、血液浄化器内の充填液を洗い出す第五工程、
静脈側接続部の開閉弁を開にし、静脈側開閉弁を閉にし、血液ポンプを駆動させて、プライミング液供給ラインと血液回路との接続部分、および静脈側開閉弁との間の血液循環路にプライミング液を充填して、静脈チャンバの液面を形成する第六工程、
静脈側接続部の開閉弁を閉にし、血液ポンプを駆動させて、プライミング液供給ラインと血液回路との接続部分と静脈側開閉弁との間の血液循環路に、設定量のプライミング液を充填する第七工程、
動脈側開閉弁を開にし、血液ポンプを駆動させて、プライミング液供給ラインと血液回路との接続部分より上流側の血液回路に、前記第七工程で血液循環路に充填された設定量のプライミング液を供給する第八工程、
前記第七工程および第八工程を繰り返す第九工程、
および、動脈側開閉弁を閉にし、プライミング液供給ラインの開閉弁および静脈側開閉弁を開にし、血液ポンプを高速で駆動させて、血液循環路内にプライミング液を導入し、プライミング液供給ラインと血液回路との接続部分より下流側の血液循環路を洗浄する第十工程、
の各工程を含んでなる、請求項1または2に記載の血液浄化装置のプライミング方法。 - 前記第九工程と第十工程との間に、排液ラインの開閉弁を閉にし、血液ポンプを駆動させて、血液循環路内にプライミング液を循環させ、血液浄化器のヘッダ部分に付着したエアを抜く工程を加える、請求項5に記載のプライミング方法。
- 動脈側開閉弁、排液ラインの開閉弁、およびプライミング液供給ラインの開閉弁を開にし、落差を利用して、プライミング液供給ラインと動脈側開閉弁との間の血液回路にプライミング液を充填して、プライミング液供給ラインの接続をチェックする第一工程、
静脈側開閉弁、動脈側接続部の開閉弁、およびプライミング液供給ラインの開閉弁を閉にし、静脈側接続部の開閉弁およびエア導入部の開閉弁を開にし、血液ポンプを駆動させて、動脈チャンバと血液浄化器との間の血液回路に、血液浄化器内の充填液の一部を充填する第二工程、
プライミング液供給ラインの開閉弁および動脈側接続部の開閉弁を開にし、動脈側開閉弁、静脈側開閉弁、および静脈側接続部の開閉弁を閉にし、血液ポンプを駆動させて、プライミング液供給ラインと血液回路との接続部分、および動脈チャンバとの間の血液回路に、プライミング液を充填する第三工程、
血液ポンプを駆動させて、プライミング液供給ラインにプライミング液を戻し、プライミング液供給ラインのエアトラップに液面を形成する第四工程、
血液ポンプを駆動させて、動脈チャンバにプライミング液を供給し、動脈チャンバに液面を形成する第五工程、
動脈側接続部の開閉弁を閉にし、静脈側開閉弁を開にし、血液ポンプを駆動させて、プライミング液供給ラインと血液回路との接続部分より下流側の血液循環路にプライミング液を供給し、血液浄化器内の充填液を洗い出す第六工程、
静脈側接続部の開閉弁を開にし、静脈側開閉弁を閉にし、血液ポンプを駆動させて、プライミング液供給ラインと血液回路との接続部分、および静脈側開閉弁との間の血液循環路にプライミング液を充填して、静脈チャンバの液面を形成する第七工程、
静脈側接続部の開閉弁を閉にし、血液ポンプを駆動させて、プライミング液供給ラインと血液回路との接続部分と静脈側開閉弁との間の血液循環路に、設定量のプライミング液を充填する第八工程、
動脈側開閉弁を開にし、血液ポンプを駆動させて、プライミング液供給ラインと血液回路との接続部分より上流側の血液回路に、前記第八工程で血液循環路に充填された設定量のプライミング液を供給する第九工程、
前記第八工程および第九工程を繰り返す第十工程、
および、動脈側開閉弁を閉にし、プライミング液供給ラインの開閉弁および静脈側開閉弁を開にし、血液ポンプを高速で駆動させて、血液循環路内にプライミング液を導入し、プライミング液供給ラインと血液回路との接続部分より下流側の血液循環路を洗浄する第十一工程、
の各工程を含んでなる、請求項3に記載の血液浄化装置のプライミング方法。 - 前記第十工程と第十一工程との間に、排液ラインの開閉弁を閉にし、血液ポンプを駆動させて、血液循環路内にプライミング液を循環させ、血液浄化器のヘッダ部分に付着したエアを抜く工程を加える、請求項7に記載のプライミング方法。
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