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JP5646042B2 - ヘッドランプ用光源点灯装置 - Google Patents

ヘッドランプ用光源点灯装置 Download PDF

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JP5646042B2
JP5646042B2 JP2013503225A JP2013503225A JP5646042B2 JP 5646042 B2 JP5646042 B2 JP 5646042B2 JP 2013503225 A JP2013503225 A JP 2013503225A JP 2013503225 A JP2013503225 A JP 2013503225A JP 5646042 B2 JP5646042 B2 JP 5646042B2
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Description

この発明は、車両のヘッドランプ用光源を点灯する電力を出力するDC/DCコンバータを備えるヘッドランプ用光源点灯装置に関する。
一般照明用および車載用の光源には、従来のタングステン電球に代替して、少ない電力で明るく点灯する放電灯(冷陰極放電灯、およびHigh Intensity Discharge;HIDランプ等)、および長寿命でメンテナンスの不要なLED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)が普及してきた。
ただし、タングステン電球に代替して放電灯またはLEDを点灯するためには、入力される電源電圧を適当な電圧に変換して、それぞれの光源に適した電圧を印加する必要がある。そのため、それぞれの光源に適応する点灯装置が必要であり、扱い難さとコストの上昇が伴うが、点灯装置および光源を扱いやすくしたり、安価かつ小形にしたりすることは市場の流れである。そこで、点灯装置を小形にするひとつの方策として、点灯装置に用いるDC/DCコンバータ用のトランスを、プリント基板の導電箔によって形成した巻線と、この巻線を貫通するように装着されるコア(磁性部材)とによって構成するシートトランスがある(例えば、特許文献1〜3参照)。
また、DC/DCコンバータ用のトランスの特性を向上するため、または、小形にするためには、コアと巻線を近接して漏洩磁束を減少させることが望ましい。このため、コアと巻線の間の絶縁部材を排除して、プリント基板の表層の導電箔(巻線)にコアを当接することができれば好都合である。なお、一般的なプリント基板の表面(導電箔の表面を含む)には絶縁性の塗装が施されているが、この絶縁性塗膜の影響は十分小さいので、絶縁性塗膜を挟んだ当接も直接当接することと同等である。
しかしながら、コアには若干の導電性があるので、巻線の電圧が発生する部位にコアを当接すると、電流漏洩が発生するために好ましくない。
ところで、プリント基板の1つの面に渦巻状の導電箔を形成しても、この面上では電流を通電するループにできないので、他の面にも渦巻状の導電箔を形成してプリント基板を貫通して両面に開口する導電性の貫通穴(スルーホール;Through Hole、またはバイアホール;Via Hole)によって2つの面の導電箔をそれぞれの渦の中央側端部で接続することで、2つの面の導電箔はそれぞれの渦の外周側端部が巻線の巻き始めと巻き終わりになり、両端部が外周側へ引き出されたループにすることができる。これにより、プリント基板上での巻線の形成が可能になる。換言すれば、プリント基板に巻線を構成するには接続用貫通穴が必須である。そして、この接続用貫通穴の導電部も、上述のようなコアを介する漏洩電流が発生しないように、コアと隔絶する必要がある。
このように、スルーホールを含めた巻線とコアとは、特性向上および小形化のためには当接させることが好ましい一方で、電流の漏洩を防ぐためには隔絶(絶縁)させることが好ましいという相反する位置関係上の性質がある。
特開平5−291062号公報(段落0007、0009) 国際公開第2010/26690号 特開2010−178439号公報(段落0030)
上記特許文献1に係る発明はスイッチング電源等に用いられる薄型トランスに関し、コイルが一体に形成された多層基板を一対のフェライトコアで挟み、端子台に固定してトランスを構成するものである。フェライトコアには目的が不鮮明な切欠部が設けられること、および、多層基板のコイルはスルーホールによって接続されることが記載されているが、コアとスルーホールとの位置関係を特定するような記載はない。
また、上記特許文献2に係る発明は、電子部品を搭載する電子部品用基板の一部に形成したコイルを第1コアと第2コアで挟むことによってシートトランスを構成するものである。第1コアと第2コアが組み合わさる部分の一部にギャップを形成しつつ、第1コアの内側平面部を電子部品用基板のコイルに当接させるために、コアとコイルの位置関係を特定する記載はあるが、電子部品用基板に形成されたコイルのスルーホールとコアとの位置関係を特定するような記載はない。
また、上記特許文献3に係る発明は、多層のプリント基板に形成された渦巻状の巻線パターンによる1次巻線の厚さより2次巻線の厚さを厚く形成することで、過渡動作時の発熱を低減する構成である。巻線パターンは、プリント基板に設けられた貫通ビア(スルーホール)を介して接続されることが記載されているが、コアと貫通ビア(スルーホール)との位置関係を特定するような記載はない。
このように、上記特許文献1〜3では、いずれも巻線同士を接続するスルーホールとコアとの位置関係が明らかにされておらず、スルーホールとコアを隔絶するのか接触させるのかが不明瞭であり、接触することで発生する電流の漏洩を考慮してこれに対処するような構成の記載はない。また、特性を向上させ小形化しつつ、電流の漏洩を発生させないような、スルーホールを含めた巻線とコアとの位置関係を特定する記載もない。従って、上述したような相反する位置関係上の性質を共に満たすことができないという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、特性を向上させ小形化しつつ、漏洩電流を発生させないDC/DCコンバータを備えたヘッドランプ用光源点灯装置を提供することを目的とする。
この発明に係るヘッドランプ用光源点灯装置は、プリント基板の複数層に形成した渦巻状導電箔の中央側を、プリント基板を貫通する接続用貫通穴で接続して構成した巻線と、平板部、および当該平板部に突設されプリント基板の巻線の渦の中央部分を貫通する中央脚部を有する第1の磁性部材と、プリント基板の巻線を挟んで第1の磁性部材の平板部に対向して配置される第2の磁性部材とを有するDC/DCコンバータを備え、第1の磁性部材の平板部は、中央脚部周囲のプリント基板の接続用貫通穴に対向する位置に凹部を有し、当該平板部をプリント基板の巻線が形成された領域に当接し、プリント基板の巻線は相対的に高電圧の巻線と低電圧の巻線とから成り、低電圧の巻線を、第1の磁性部材の平板部が当接するプリント基板の表層に配置するようにしたものである。
この発明によれば、プリント基板の複数層に形成した渦巻状の導電箔を渦の中央側で接続する接続用貫通穴を、第1の磁性部材の凹部と対向する位置に配置することにより、第1の磁性部材と接続用貫通穴とを隔絶して漏洩電流の発生を防止し、絶縁部材を不要とすることができる。また、プリント基板の導電箔を形成した領域と第1の磁性部材の凹部がある面とを当接させることにより、DC/DCコンバータの特性を向上させることができる。この結果、安価で特性が良好なヘッドランプ用光源点灯装置を提供することができる。
この発明の実施の形態1に係るヘッドランプ用光源点灯装置の回路部の全体構成を示す外観斜視図である。 実施の形態1に係るヘッドランプ用光源点灯装置が備えるトランスの巻線とコアの構成を示す図である。 図2に示すコアの構成を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係るヘッドランプ用光源点灯装置のトランスを、図2(a)に示すAA線に沿って切断した断面図である。 図4に示すトランスを適用したDC/DCコンバータの構成を示す回路図である。 実施の形態1に係るヘッドランプ用光源点灯装置が備えるトランスのコアの変形例を示す斜視図である。 実施の形態1に係るヘッドランプ用光源点灯装置が備えるトランスのコアの別の変形例を示す斜視図である。 実施の形態1に係るヘッドランプ用光源点灯装置の構成を示すブロック図であり、放電灯の点灯装置の構成例を示す。 実施の形態1に係るヘッドランプ用光源点灯装置の構成を示すブロック図であり、半導体光源の点灯装置の構成例を示す。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1に示すヘッドランプ用光源点灯装置の回路部1は、多層のプリント基板2、車載用バッテリなどの直流電源に接続するためのコネクタ部6、直流電源の電源電圧を昇圧するトランス4を含み、ヘッドランプ用光源を点灯するための所定の電圧を出力するDC/DCコンバータ5、ヘッドランプ用光源に接続して所定の電圧を出力するためのコネクタ部3などから構成される。
図2はトランス4を構成する巻線とコアの構成を示す図であり、図2(a)は平面図、図2(b)はAA線に沿って切断した縦断面図、図2(c)は背面図、図2(d)はBB線に沿って切断した横断面図である。
トランス4の巻線11は、プリント基板2の表層と裏層それぞれに渦巻状に形成した銅箔などの導電箔12,13で構成され、プリント基板2を貫通して形成したスルーホール(接続用貫通穴)14により導電箔12,13の渦の中央側の端部12a,13aを接続して、一式の巻線とする。
導電箔12,13の渦の外側の端部12b,13bは、プリント基板2に実装された回路部品(不図示)に接続する。
図3に、トランス4を構成するコアの分解斜視図を示す。コアは、ER型コアとI型コアを組み合わせたいわゆるEIRコアとし、ER型の第1コア(第1の磁性部材)21は平板部22と、この平板部22の中央部に突設された中央脚部23と、この平板部22の両端に突設された外側脚部24,25とから構成される。この第1のコア21には、平板部22を貫き、中央脚部23の周囲から平板部22の縁部につながる切り欠き状の凹部26を設ける。なお、図2および図3に示す凹部27とスルーホール44については後述する。
I型の直方体状の第2のコア(第2の磁性部材)28は、第1のコア21とでプリント基板2を間に挟みこむ位置に配置される。
プリント基板2には、第1のコア21の中央脚部23を通すための中央脚部挿通穴31と、外側脚部24,25を通すための外側脚部挿通穴32,33とがそれぞれ貫通して形成されている。このプリント基板2に第1のコア21と第2のコア28を組み付ける場合、平板部22のプリント基板2に対向する面(以下、当接面22aと称す)を、プリント基板2の巻線11が形成された領域に当接させる。これにより、第1のコア21と第2のコア28を組み付けた状態で、導電箔12が平板部22の当接面22aに当接する一方、スルーホール14は凹部26に対向する位置に配置されるので当接面22aに接触しない。
この凹部26(および後述する凹部27)を設けた場合に、第1のコア21の平板部22の断面積が中央脚部23の断面積と同等になるように、換言すれば、磁束の通路を狭小化しないように、第1のコア21の平板部22の厚さTを第2のコア28の厚さTより厚くする。
なお、第1のコア21および第2のコア28をプリント基板2に固定する手段(不図示)は任意でよい。
また、図2の例では、第1のコア21と第2のコア28を組み付けた状態で、中央脚部23と第2のコア28の間にギャップを形成している。このギャップは、コアと巻線とでフライバックトランスを構成する場合にインダクタンスを調整するためのものであり、トランス4の種別に応じてギャップを形成したり、または、ギャップを形成せずに中央脚部23と第2のコア28を当接したりすればよい。
また、第2のコア28とプリント基板2との間には空隙を設けているため、第2のコア28に対向する面にスルーホール14が露出していても互いが接触しない。従って、第2のコア28に凹部26(および後述する凹部27)を設ける必要はなく、直方体状のI型コアを用いることができる。
図2に示す巻線とコアを用いて、DC/DCコンバータ5用のトランス4またはチョークコイルを構成する場合に、DC/DCコンバータ5の特性を向上する手段としては、下記[1]〜[3]の手段がある。
[1]巻線の抵抗を少なくする
巻線の抵抗を少なくするためには、幅を広くして巻線の断面積を大きくするか、巻線の長さを短くすることが好ましい。
そこで、方形断面の中央脚部より円形断面の中央脚部23(ただし、方形断面と円形断面の断面積は等しい)の周囲に形成した略円形の巻線の方が巻回する巻線の長さを短くできるため、巻線11を略円形に形成すべく、第1のコア21の中央脚部23を円柱状にしている。
[2]巻線の発する磁束をコアに導いて漏洩磁束を減らす(その1)
このためには、渦巻状の巻線の面全体を覆う幅の広い平板部を備えたコアを使用することが好ましい。
そこで、図2のトランス4では、コアとして、中央脚部23より幅の広い平板部22を備える第1のコア21と、同じく中央脚部23より幅の広い直方体状の第2のコア28とからなる一組のコア(例えばEIRコア)を用いている。
[3]巻線の発する磁束をコアに導いて漏洩磁束を減らす(その2)
このためには、巻線に近接してコアを配置することが好ましい。
そこで、図2のトランス4では、絶縁部材を用いずに第1のコア21の当接面22aに巻線11の導電箔12を当接(または近接配置)している。このとき、当接面22aとスルーホール14とが接触しないように、平板部22のスルーホール14と対向する位置に、凹部26を設けて隔絶している。
なお、プリント基板2の表裏面(導電箔12,13の表面を含む)に施す絶縁性の塗装は十分薄く、当絶縁性塗膜の有無が特性には影響しないので、当絶縁性塗装を施してもよいし、施さなくてもよい。上記絶縁部材とは当絶縁性塗膜以外に設ける絶縁部材のことである。
以上が、本実施の形態1に係るトランス4またはチョークコイルの基本的な構造である。
ところで、概ね10kHzから1MHzで動作するDC/DCコンバータに使用するコアには、マンガンおよび亜鉛等を含むフェライト(Mn・Zn系フェライト)を使用することが一般的である。Mn・Zn系フェライトには導電性があり、電圧が印加される部位に直接接触すれば、それなりの電流が流れ(電流が漏洩して)、回路構成によっては好適な特性が得られない。
一方で特性向上のためには、上記[3]のように、コアと巻線(プリント基板の表層)を当接させる必要がある。
このように、特性向上のためには巻線とコアを当接させることが好ましい一方で電流漏洩を防ぐためには隔絶させることが好ましいという相反する事項に対し、電流漏洩の阻止を優先して、巻線とコアの間に絶縁部材を介在させる構成は、先立って説明した特許文献1〜3にも具体的な構成が示されないほど常識的である。
しかしながら、絶縁部材を介在させる構成では、巻線とコアの接近距離が制限され、特性向上にある程度の限界があった。また、絶縁部材が存在する分、DC/DCコンバータの小形化も制限されてしまった。
ただし、Mn・Zn系フェライトのコアに漏洩電流が流れても問題がない構成もある。例えば、車載のヘッドランプ用光源点灯装置は電源電圧が12Vまたは24Vと低電圧なので、電源電圧をヘッドランプ用光源点灯用の電圧に昇圧するためのDC/DCコンバータ5用のトランス4の一次巻線は、印加される電圧が低電圧で、かつ、通電電流が大きい。このような巻線にMn・Zn系フェライトのコアを接触させたところで、フェライトの導電性が巻線の導電箔の導電性よりはるかに小さなものであるため、巻線に通電される大電流に対してコアに漏洩する電流は微々たる量である。よって、実質的にトランスの特性に影響することはない。
従って、上記のような用途においては、DC/DCコンバータ5の電流漏洩による性能の劣化は軽微であり、絶縁部品を介在させる必要がない。そのため、絶縁部品を廃止する分、巻線とコアを接近させて特性を向上でき、かつ、小形化によりコスト低減が可能となる。
とはいえ、ヘッドランプ用光源点灯装置に用いるDC/DCコンバータ5において、低電圧なのは電源側の一次巻線側だけで、二次巻線には高電圧が発生する。そのため、高電圧側の巻線をコアに接触させたときに流れる漏洩電流については無視できない場合があり、二次巻線のコアへの当接は好ましいことではない。そこで、一次巻線と二次巻線を設けるトランス4においては、例えばプリント基板2に4層基板を使用して、低電圧が印加される一次巻線をプリント基板2の表裏面に配置し、高電圧が発生する二次巻線をプリント基板2の中間層に配置する。
図4に構成例を示す。この図4は、トランス4を図2(a)に示すAA線に沿って切断した断面の拡大図である。また、図5に、DC/DCコンバータ5の回路図を示す。図4および図5において巻線の巻き順をアルファベット順に示す。
図4に示すように、プリント基板2には4層基板を使用して、上記同様、巻線11をプリント基板2の表層と裏層に配置する。この巻線11を一次巻線11とする。一次巻線11のA〜Dは、対面する第1のコア21の平板部22に当接し、一方、一次巻線11のE〜Gは対面する第2のコア28から隔絶している。また、一次巻線11の端部12a,13aをスルーホール14を介して接続する。よって、一次電流は導電箔12のA〜Dから導電箔13のE〜Gを流れる。また、平板部22のスルーホール14と対向する位置に凹部26(図2に示す)を形成して、当接面22aとスルーホール14の間に絶縁用の間隙を設ける。
一方、高電圧が発生する二次巻線41は、プリント基板2の中間層に、巻線11の概ね同心円上に配置する。この二次巻線41についても、一次巻線11と同様に、渦巻状に形成した銅箔などの導電箔42,43の渦の中央側の端部42a,43aをスルーホール(接続用貫通穴)44を介して接続して、一式の巻線とする。二次巻線41のI〜Xはプリント基板2の中間層に位置するので、第1のコア21および第2のコア28から隔絶している。また、導電箔42,43の渦の外側の端部42b,43bを、プリント基板2の端子(不図示)に接続する。よって、二次電流は導電箔42のI〜Pから導電箔43のQ〜Xを流れる。
二次巻線41をプリント基板2の中間層に配置しても、導電箔42,43の渦の中央側にはスルーホール44の開口部が存在するので、このスルーホール44の一部がプリント基板2の表面と裏面に露出する。従って、第1のコア21の平板部22には凹部27(図2に示す)を形成して、この凹部27に対向する位置にスルーホール44を配置することにより、当接面22aとスルーホール44の間に絶縁用の空隙を形成する。スルーホール44が露出した状態は、図2(a)および図2(c)に示す。ただし、図2(c)ではスルーホール44の位置のみ示し、プリント基板2の中間層にある二次巻線の導電箔は図示を省略している。
DC/DCコンバータ5は、トランス4、MOS形の電界効果トランジスタ(FET)からなるスイッチング素子62、整流ダイオード63、平滑コンデンサ64から構成される。このDC/DCコンバータ5では、電源61から直流電源を受け、スイッチング素子62のオンオフ動作によりトランス4に磁気エネルギを蓄え、これを放出することで、トランス4で発生した電圧を整流ダイオード63で整流し、平滑コンデンサ64で平滑して、ヘッドランプ用光源(不図示)を点灯するための所定の直流電圧を生成する。
上述したように、第2のコア28とプリント基板2との間には空隙を設けるため、第2のコア28に対向する面にスルーホール14,44が露出していても互いが接触しない。従って、第2のコア28に凹部26,27を設ける必要はなく、直方体状のI型コアを用いることができ、一組のコアのうち、凹部を設けるコアはプリント基板2に当接する一方のコア(第1のコア21)だけで事足りる。このため、巻線11,41を覆う第2のコア28の面を狭小化せずにすむため、良好な特性のDC/DCコンバータ5を実現できる。
なお、プリント基板2の表裏面(導電箔12,13の表面を含む)には絶縁性の塗装を施してもよいし、施さなくてもよい。図4ではプリント基板2の表裏面に絶縁性塗膜51,52を形成している。この絶縁性塗膜51,52は十分薄いので、絶縁性塗膜51,52を挟んだ当接面22aへの当接も直接当接することと同等であり、トランス4の特性に影響するほどの差異はない。
また、図1〜図3の例では第1のコア21の凹部26,27を、中央脚部23の周囲から平板部22の縁部につながる切り欠きにしたが、これ以外の形状であってもよい。
例えば、図6に示す第1のコア21では、中央脚部23の周囲から平板部22の縁部につながる溝を形成して凹部26とする。
また例えば、図7に示す第1のコア21では、中央脚部23の周囲に窪みを形成して凹部26とする。
これらの形状を比較すると、第1のコア21の平板部22の面積は、図7>図6>図1〜図3となる。そのため、上記[2]の理由により、図7の形状は、磁束の漏洩が少なく、トランスとして好ましい特性となる。
これに対し、図1〜図3の形状は、コアを成形する金型が簡素で、コアを安価に作製できる利点がある。コアは鉄系(フェライト)の粉体を固めて成形するために、金型として堅固な材料を使用する必要があり、複雑な形状は作り難い。また、堅固な材料を使用した金型であっても、複雑な形状の部分は磨耗によって変形しやすいため、成形し難い。このような理由から金型は簡素であるほうが好ましく、作製用の金型を考慮した場合には切り欠き形状が適している。
また、図6の形状は、特性およびコストにおいて中庸となる。
なお、図1〜図3、図6および図7の第1のコア21においては、一次巻線11のスルーホール14用の凹部26と二次巻線41のスルーホール44用の凹部27とを、中央脚部23の軸方向に対して対称になる位置に設けている。
図8は、ヘッドランプ用光源点灯装置が点灯するヘッドランプ用光源として、放電灯(HIDランプ)71を用いる場合の構成例を示すブロック図である。DC/DCコンバータ部73は、図1〜図5に示すDC/DCコンバータ5に相当し、トランス4、スイッチング素子62、整流ダイオード63、平滑コンデンサ64等を備える。このDC/DCコンバータ部73が、バッテリ等の外部の電源72(図5の電源61に相当する)の直流電源を放電灯71の点灯電圧に昇圧する。電圧検出部74は、放電灯71に印加される電圧を検出する。電流検出部75は、放電灯71に通電される電流を検出する。インバータ部76は、DC/DCコンバータ部73が出力する直流電圧を交流に変換する。制御部77は、マイクロコンピュータ等によって構成され、電流検出部75の検出電流が一定になるようにDC/DCコンバータ部73およびインバータ部76を制御したり、電圧検出部74の検出電圧が異常なときに動作停止制御をしたりする。始動回路部78は、高電圧パルスを発生し、放電灯71に印加して始動させる。ヘッドランプ用光源点灯装置の回路部1はこの他にも、例えば図1に示すコネクタ部3,6等を備える。
ヘッドランプ用光源点灯装置が点灯するヘッドランプ用光源として、発光ダイオード等の半導体光源81を用いてもよい。図9に、半導体光源81を用いる場合のヘッドランプ用光源点灯装置の構成例を示す。DC/DCコンバータ部83は、図1〜図5に示すDC/DCコンバータ5に相当し、トランス4、スイッチング素子62、整流ダイオード63、平滑コンデンサ64等を備える。このDC/DCコンバータ部83が、バッテリ等の外部の電源82(図5の電源61に相当する)の直流電源を半導体光源81の点灯電圧に昇圧もしくは降圧、または通電する電流を抑制する。電圧検出部84は、半導体光源81に印加される電圧を検出する。電流検出部85は、半導体光源81に通電される電流を検出する。制御部86は、マイクロコンピュータ等によって構成され、電流検出部85の検出電流が一定になるようにDC/DCコンバータ部83を制御したり、電圧検出部84の検出電圧が異常なときに動作停止制御をしたりする。ヘッドランプ用光源点灯装置の回路部1はこの他にも、例えば図1に示すコネクタ部3,6等を備える。
以上より、実施の形態1によれば、ヘッドランプ用光源点灯装置に用いるDC/DCコンバータ5は、プリント基板2の複数層それぞれに導電箔12,13,42,43で形成した渦巻状の巻線11,41と、プリント基板2の巻線11,41が形成された領域に当接する平板部22、この平板部22に突設されプリント基板2の巻線11,41の渦の中央部分を貫通する略円形断面の中央脚部23、およびこの平板部22の両端に突設されプリント基板2の巻線11,41の渦の外側を貫通する外側脚部24,25を有する第1のコア21と、平板部22のプリント基板2に当接する当接面22aのうちの中央脚部23の周囲に設けた凹部26,27と、平板部22に設けた凹部26,27と対向する位置に配置され、プリント基板2を貫通して異なる層にある導電箔12,13同士および導電箔42,43同士を渦の中央側で接続するスルーホール14,44と、プリント基板2を挟んで第1のコア21の平板部22と向き合う位置に配置される略直方体状(または板状)の第2のコア28とを有するように構成した。このため、導電箔12,13,42,43が露出するスルーホール14,44と第1のコア21とを絶縁する絶縁部材を不要にできるため、DC/DCコンバータ5を安価かつ小形に構成できる。よって、絶縁部材に要するコストおよび製造工数を削減することができると共に、作業性を向上させることができる。さらに、プリント基板2と第1のコア21の平板部22とを当接するので、コアと巻線が近接し、DC/DCコンバータ5の特性を向上させることができる。従って、このDC/DCコンバータ5を適用した、安価かつ特性が良好なヘッドランプ用光源点灯装置を実現することができる。
また、実施の形態1によれば、凹部26,27として、平板部22の当接面22aのうちの中央脚部23の周囲に窪みを形成した場合には、磁束の漏洩を少なくでき、トランス4の特性を向上させることができる。
また、凹部26,27として、平板部22を貫き中央脚部23の周囲から平板部22の縁部につながる切り欠きを形成した場合には、第1のコア21を安価に作製することができる。
また、凹部26,27として、中央脚部23の周囲から平板部22の縁部につながる溝を形成した場合には、特性およびコストの観点でバランスがとれたトランス4を実現できる。
また、実施の形態1によれば、第1のコア21の平板部22の厚さTを、第2のコア28の厚さTより厚くするようにしたので、第1のコア21に凹部26,27を設けても磁束の通路が狭小化せず、特性を維持することができる。
また、実施の形態1によれば、第1のコア21の平板部22に複数の凹部26,27を設けるように構成したので、スルーホールの数を増やすことができる。このため、巻線の数を増やして一次巻線11と二次巻線41を設けた場合にもそれぞれのスルーホール14,44を平板部22から隔絶することができる。よって、二次巻線41の設計自由度が増し、良好な特性の巻線仕様が実現できる。
また、実施の形態1によれば、相対的に低電圧の一次巻線11を、第1のコア21の平板部22が当接するプリント基板2の表層に配置するように構成した。低電圧が印加される一次巻線11であれば第1のコア21に当接しても漏洩電流は少なく、圧倒的に大きな一次電流への影響が少ないため、プリント基板2と平板部22との間に絶縁部材を設置する必要がない。また、高電圧が発生する二次巻線41側のスルーホール44と第1のコア21とが接触しないため、電流が漏洩せず、絶縁部材を省くことができる。
よって、絶縁部材に要するコストおよび製造工数を削減できると共に、作業性を向上させることができる。さらに、コアと巻線を当接(または近接配置)できるため、DC/DCコンバータ5の小形化と特性向上もできる。
また、実施の形態1によれば、ヘッドランプ用光源点灯装置が点灯するヘッドランプ用光源に放電灯71、または、半導体光源81を用いるようにしたので、安価で好適な放電灯用または半導体光源用の点灯装置を実現できる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 (ヘッドランプ用光源点灯装置の)回路部、2 プリント基板、3,6 コネクタ部、4 トランス、5 DC/DCコンバータ、11 巻線(一次巻線)、12,13 導電箔、12a,13a,12b,13b 端部、14 スルーホール、21 第1のコア、22 平板部、22a 当接面、23 中央脚部、24,25 外側脚部、26,27 凹部、28 第2のコア、31 中央脚部挿通穴、32,33 外側脚部挿通穴、41 巻線(二次巻線)、42,43 導電箔、42a,43a,42b,43b 端部、44 スルーホール、51,52 絶縁性塗膜、61,72,82 電源、62 スイッチング素子、63 整流ダイオード、64 平滑コンデンサ、71 放電灯、73,83 DC/DCコンバータ部、74,84 電圧検出部、75,85 電流検出部、76 インバータ部、77,86 制御部、78 始動回路部、81 半導体光源。

Claims (6)

  1. 直流電源の電源電圧を、ヘッドランプ用光源を点灯する所定の電圧に変換するDC/DCコンバータを備えるヘッドランプ用光源点灯装置であって、
    前記DC/DCコンバータは、
    プリント基板の複数層に形成した渦巻状導電箔の中央側を、前記プリント基板を貫通する接続用貫通穴で接続して構成した巻線と、
    平板部、および当該平板部に突設され前記プリント基板の巻線の渦の中央部分を貫通する中央脚部を有する第1の磁性部材と、
    前記プリント基板の巻線を挟んで前記第1の磁性部材の平板部に対向して配置される第2の磁性部材とを有し、
    前記第1の磁性部材の平板部は、前記中央脚部周囲の前記プリント基板の接続用貫通穴に対向する位置に凹部を有し、当該平板部を前記プリント基板の巻線が形成された領域に当接し、
    前記プリント基板の巻線は相対的に高電圧の巻線と低電圧の巻線とから成り、当該低電圧の巻線を、前記第1の磁性部材の平板部が当接する前記プリント基板の表層に配置する
    ことを特徴とするヘッドランプ用光源点灯装置。
  2. 前記第1の磁性部材の平板部に設けた凹部は、前記中央脚部の周囲から前記平板部の縁部につながる溝であることを特徴とする請求項1記載のヘッドランプ用光源点灯装置。
  3. 前記第1の磁性部材の平板部に設けた凹部は、前記平板部を貫き、前記中央脚部の周囲から前記平板部の縁部につながる切り欠きであることを特徴とする請求項1記載のヘッドランプ用光源点灯装置。
  4. 前記第2の磁性部材は板状であって、前記第1の磁性部材の平板部の板厚を、前記第2の磁性部材の板厚より厚くすることを特徴とする請求項1記載のヘッドランプ用光源点灯装置。
  5. 前記第1の磁性部材の平板部に複数の凹部を設けたことを特徴とする請求項1記載のヘッドランプ用光源点灯装置。
  6. 前記ヘッドランプ用光源点灯装置が点灯するヘッドランプ用光源は、放電灯、または、半導体光源であることを特徴とする請求項1記載のヘッドランプ用光源点灯装置。
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