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JP5538792B2 - 画像処理装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば、画像処理装置、その制御方法、及びプログラムに関するものである。
複写機、ファクシミリ、レーザプリンタ等の画像処理装置は、入力された画像データをラインごとにラインメモリに格納し、回転や各種フィルタ処理等を行うことにより、入力画像の回転、拡大縮小及びエッジ強調等の画像処理を実行している。このため画像処理装置は、一般に、ページメモリや画像処理/編集用途として、回転部、フィルタ処理部等を有する画像処理部を備える。例えば、入力された画像を回転させる場合、ページメモリに所定の方向から順に書き込まれて格納された入力画像は、回転させたい角度と方向に応じて順に読み出される。このような画像の回転処理は、ライン読出部のアドレスを制御することにより実現される。しかし、このような回転処理を実現するためには、1ページの最大サイズに対応する巨大なページメモリが必要となる。さらには、近年の高解像度化に伴って当該ページメモリとして必要とされるメモリ容量が増大しており、コスト高の要因となっている。
上記問題を解決する手法として、入力されたページ画像をタイル画像に分割してデータフォーマットとして定義し、回転処理等を実行する技術が提案されている。この場合、回転処理に用いられるページメモリとしては、分割されたタイル画像に対応するメモリ容量が確保されればよく、効率的にメモリを使用することができる。しかし、回転処理以外の拡大縮小処理及びエッジ強調処理等の画像処理においては、当該画像処理を実行する際に、処理対象となる注目画素の周辺画素も必要となる。したがって、タイル画像の境界にあたる画素が注目画素である場合のように、1つのタイル画像だけでは演算できない場合がある。つまり、タイル画像の境界にあたる画素を注目画素とする場合には、周辺画素を含めて演算するためにフィルタ演算のサイズに応じてバンドメモリを有する必要があり、高解像度化に対して依然としてコスト高の一因となっている。
このような周辺画素を参照する演算に対する解決手法として、特許文献1には、原画像をタイル画像に分割する際に、境界近傍部分の注目画素が周辺画素を参照可能なようにオーバラップさせて分割する技術が提案されている。したがって、周辺画素を保持するためのラインメモリを必要とせず、このオーバラップ領域の画素を参照しフィルタ演算等を行うことにより適切な処理を実現できる。
特開2005−198121号公報
しかし、上記従来技術では、タイル画像に分割する際にオーバラップ領域を付与し分割するため、各々のタイル画像のデータ量は、オーバラップされていない領域の画像データ量とオーバラップ領域の画像データ量とを加算したデータ量となる。例えば、タイル画像が16画素×16画素(256画素)の場合であって、各方向に2画素分の周辺画素を付与した場合には、トータルのデータ量は20画素×20画素(400画素)となる。このような場合、タイル画像を読み出す際のメモリに必要とされるスループット(必要帯域)は、オーバラップを付与しなかった場合のタイル画像のデータ量と比較して約1.5倍必要となる。
また、画像処理の内容によってオーバラップ画像データが必要な場合と、不要な場合が考えられる。しかし、従来の画像データフォーマットでは、タイル画像データとオーバラップ画像データとがまとめて圧縮されているため、不要なオーバラップ画像データを切り分けることが不可能である。また、非圧縮画像データを用いると、タイル画像データとオーバラップ画像データとを切り分けることは可能であるが、圧縮データと比べて1画素あたりのデータ量が増大してしまう。さらに、システムとして要求されるスループットが足りない場合には、メモリ仕様として周波数の増加や、バス幅の増加などを必要とするため、さらなるメモリコストの増大が問題となっている。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、画像処理用のメモリ領域を低減するとともに、画像処理部に画像データを転送する際の処理負荷を低減する画像処理装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、記憶手段を有する画像処理装置であって、画像を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された前記画像を分割して、分割する画像である本身領域の画像と、該本身領域の周辺の領域を示すオーバラップ領域の画像とを含む、複数のタイル画像を生成する第1の生成手段と、前記第1の生成手段により生成された前記複数のタイル画像それぞれにおいて前記本身領域の画像と、前記オーバラップ領域の画像を別々に符号化して前記本身領域の画像の符号化データと前記オーバラップ領域の画像の符号化データを生成する第2の生成手段と、前記第2の生成手段により生成された前記本身領域の画像の符号化データと前記オーバラップ領域の画像の符号化データとを関連付けて前記記憶手段に記憶するよう制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明は、例えば、画像処理用のメモリ領域を低減するとともに、画像処理部に画像データを転送する際の処理負荷を低減する画像処理装置及びその制御方法を提供できる。
本実施形態に係る画像処理装置10の構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係る画像処理装置10の機能構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るタイル分割DMAC119の内部構成例を示す図である。 本実施形態に係る画像データのタイル分割を説明する図である。 本実施形態におけるタイル分割用ラインバッファ125からタイル画像データを読み出す手順を説明する図である。 本実施形態に係るパケットデータのフォーマットを示す図である。 本実施形態に係るパケットデータのヘッダフォーマットを示す図である。 本実施形態に係るパケット格納用バッファ126に格納されたパケットデータを示す図である。 本実施形態に係る画象処理フローにおけるオーバラップを含めたタイル単位の読出し手順を説明する図である。 本実施形態に係るプリント動作の処理手順を示すローチャートである。
以下に本発明の一実施形態を示す。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念及び下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。また、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
<画像処理装置の構成>
以下では、図1乃至図11を参照して、本発明の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態における画像処理装置10の構成例について説明する。なお、ここでは、主に本発明を実施する上で必要となるコンポーネントについて説明する。したがって、本発明における画像処理装置10は、他のコンポーネントを含んで実現されてもよい。
画像処理装置10は、システム制御部100、スキャナ101、プリンタ102及び操作部110を備える。また、システム制御部100は、CPU105、RAM106、ROM107、HDD108、操作部I/F109、ネットワークI/F111、モデム112、イメージバスI/F114、RIP部116、デバイスI/F117、スキャナ画像処理部118、タイル分割DMAC119、画像圧縮部120、パケット生成部121、パケット読出DMAC122、画像伸張部123、画像編集用画像処理部124、タイル分割用ラインバッファ125、パケット格納用バッファ126、及びCMM130を備える。また、システム制御部100は、スキャナ101、プリンタ102、及び操作部110と接続され、画像データの読み取り、プリント出力、ユーザ操作の受け付け等の制御を行う。さらに、システム制御部100は、LAN103や公衆回線104と接続され、画像情報やデバイス情報をLAN103経由で入出力するための制御を行う。
CPU105は、システム制御部100を含む画像処理装置全体を制御するための中央処理装置である。RAM106は、CPU105が動作するためのシステムワークメモリであり、入力された画像データを一時的に記憶するための画像メモリでもある。ROM107は、ブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD108は、ハードディスクドライブであり、各種処理のためのシステムソフトウェア及び入力された画像データ等を格納する。
操作部I/F109は、画像データ等を表示可能な表示画面を有する操作部110に対するインタフェースであり、操作部110に対して操作画面データを出力する。また、操作部I/F109は、操作部110から操作者が入力した情報をCPU105に通知する。ネットワークI/F111は、例えばLANカード等で実現され、LAN103に接続して外部装置との間で情報の入出力を行う。モデム112は、公衆回線104に接続し、外部装置との間で情報の入出力を行う。図1に示すように、以上のコンポーネントがシステムバス113上に配置されている。
イメージバスI/F114は、システムバス113と画像データを高速で転送する画像バス115とを接続するためのインタフェースであり、データ構造を変換するバスブリッジである。ラスタイメージプロセッサ(RIP)部116は、ページ記述言語(PDL)コードや後述するベクトルデータをイメージに展開する。デバイスI/F117は、スキャナ101及びプリンタ102とシステム制御部100とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換処理を行う。
スキャナ画像処理部118は、スキャナ101から入力した画像データに対して、補正、加工、編集等の各種画像処理を実行する。タイル分割DMAC119は、タイル分割用ラインバッファ125に格納された入力画像データを、タイル分割して読み出すための画像処理用のラインメモリである。画像圧縮部120は、所定の圧縮方式で画像データを符号化する。パケット生成部121は、圧縮されたタイル画像データをパケットフォーマットに従ってパケット化する。パケット読出DMAC122は、パケット格納用バッファ126に格納されたパケットデータのうち、画像編集用画像処理部124に必要なオーバラップ画像データを含むデータを読み出す。画像伸張部123は、パケット化された圧縮画像データを、プリンタ102で出力する場合において復号化し伸張する。画像編集用画像処理部124は、画像伸張部123にて伸張された画像データの回転や、トリミング・マスキング等の各種画像処理を行う。CMM130は、画像データに対して、プロファイルやキャリブレーションデータに基づいた、色変換処理(色空間変換処理とも称する。)を施す専用ハードウェアモジュールである。ここで、プロファイルとは、機器に依存した色空間で表現したカラー画像データを機器に依存しない色空間(例えばLabなど)に変換するための関数のような情報である。キャリブレーションデータは、スキャナ101やプリンタ102の色再現特性を修正するためのデータである。
次に、図2を参照して、本実施形態におけるCPU105がROM107等のメモリから読み出したプログラムを実行することにより、実現される機能について説明する。CPU105は、ジョブコントロール処理部201、ネットワーク処理部202、UI処理部203、FAX処理部204、プリント処理部207、色変換処理部208、スキャン処理部209、及びRIP処理部210を実現する。
ジョブコントロール処理部201は、各機能を統括的に制御し、コピー、プリント、スキャン、FAX送受信などの画像処理装置10で発生する全てのジョブを制御する。ネットワーク処理部202は、主にネットワークI/F111を介して行われる、外部との通信を制御し、LAN103上の各機器との通信を制御する。ネットワーク処理部202は、LAN103の各機器からの制御コマンドやデータを受信すると、その内容を、ジョブコントロール処理部201へ通知する。また、ジョブコントロール処理部201からの指示に基づき、LAN103に接続された各機器へ制御コマンドやデータの送信を行う。UI処理部203は、主に操作部110、操作部I/F109に係わる制御を行う。具体的には、UI処理部203は、操作者が操作部110を操作した内容を、ジョブコントロール処理部201へ通知するとともに、ジョブコントロール処理部201からの指示に基づいて、操作部110上の表示画面の表示内容を制御する。
FAX処理部204は、FAX機能の制御を行う。FAX処理部204は、モデム112を介してFAX受信を行い、FAX画像特有の画像処理を施した後に、受信画像をジョブコントロール処理部201へ通知する。また、FAX処理部204は、ジョブコントロール処理部201から指定される画像を、指定通知先へFAX送信を行う。
プリント処理部207は、ジョブコントロール処理部201の指示に基づいて、画像編集用画像処理部124及びプリンタ102を制御し、指定画像の印刷処理を行う。プリント処理部207は、ジョブコントロール処理部201から、画像データ、画像情報(画像データのサイズ、カラーモード、解像度など)、レイアウト情報(オフセット、拡大縮小、面つけなど)及び出力用紙情報(サイズ、印字方向など)を取得する。また、プリント処理部207は、タイル分割DMAC119、画像圧縮部120、パケット生成部121、パケット読出DMAC122、画像伸張部123、画像編集用画像処理部124を制御して、画像データに対して適切な画像処理を行う。その後、プリント処理部207は、プリンタ102を制御して、画像処理を施した画像データに従って指定用紙へ印刷を行う。
スキャン処理部209は、ジョブコントロール処理部201の指示に基づいて、スキャナ101及びスキャナ画像処理部118を制御して、スキャナ101上にある原稿の読み込みを行わせる。ジョブコントロール処理部201の指示には、カラーモードの情報が含まれており、スキャン処理部209ではカラーモードに応じた処理が行われる。つまり、カラーモードがカラーであれば、原稿をカラー画像として入力し、カラーモードがモノクロであれば、原稿をモノクロ画像として入力する。また、カラーモードがAutoである場合には、プレスキャンなどにより原稿のカラー/モノクロ判定を行った後に、判定結果に基づいた画像として再度原稿をスキャンして画像を入力する。スキャン処理部209は、スキャナ101の原稿台にある原稿のスキャンを実行し、デジタルデータとして画像の入力を行う。入力した画像のカラー情報は、ジョブコントロール処理部201へ通知される。さらに、スキャン処理部209は入力画像に対し、スキャナ画像処理部118を制御して画像の圧縮等、適切な画像処理を施した後、ジョブコントロール処理部201へ画像処理済みの入力画像を通知する。
色変換処理部208は、ジョブコントロール処理部201の指示に基づいて、指示画像に対して色変換処理を行い、色変換処理後の画像をジョブコントロール処理部201へ通知する。ジョブコントロール処理部201は、色変換処理部208に対して、入力色空間情報、出力色空間情報及び色変換を適用する画像を通知する。色変換処理部208に通知された出力色空間が、入力機器に依存しない色空間(例えばLab空間)である場合には、入力機器に依存する入力色空間(例えば、RGB)からLabに変換するための情報である入力プロファイル情報も通知される。この場合、色変換処理部208は入力プロファイルより、入力色空間からLab空間へマッピングするルックアップテーブル(LUT)を作成し、このLUTを利用して入力画像の色変換を行う。
また、色変換処理部208に通知された入力色空間が、Lab空間である場合には、Lab空間から出力機器に依存する出力色空間に変換するための出力プロファイル情報も通知される。この場合、色変換処理部208は出力プロファイルより、Lab色空間から出力色空間へマッピングするLUTを作成し、このLUTを利用して入力画像の色変換を行う。また、色変換処理部208に通知された入力色空間、出力色空間の双方が、デバイスに依存する色空間である場合には、入力プロファイルと出力プロファイルの双方が通知される。この場合、色変換処理部208は入力プロファイル及び出力プロファイルより、入力色空間から出力色空間へダイレクトにマッピングするLUTを作成し、このLUTを利用して入力画像の色変換を行う。色変換処理部208では、CMM130が機器内にあれば、CMM130へ生成したLUTを設定することより、CMM130を利用して色変換が行われる。一方、CMM130がない場合には、例えば、CPU105が色変換処理を行う。
なお、色変換処理部208は、予めリファレンス画像の色変換を実行することにより、入力プロファイルのみが指定された場合の色変換処理に要する時間を保持する。また、色変換処理部208は、出力プロファイルのみが指定された場合の色変換に要する時間を保持する。さらに、色変換処理部208は、入力プロファイルと出力プロファイルとが指定された場合の色変換に要する時間を保持する。
RIP処理部210は、ジョブコントロール処理部201の指示に基づいて、PDL(ページ記述言語)の解釈(インタプリット)を行い、RIP部116を制御してレンダリングすることで、ビットマップイメージへの展開を行う。
<プリント動作>
上述した構成を用いた本実施形態におけるプリント動作について説明する。上述したように、LAN103を介して送信されてきたPDL(ページ記述言語)は、ネットワークI/F111にて受信され、イメージパスI/F114によりRIP部116へ入力される。RIP部116は、送信されたPDLの解釈(インタプリット)を行い、レンダリングを実行させることでビットマップ形式の画像データとしてタイル分割用ラインバッファ125に展開する。ここで使用するタイル分割用ラインバッファ125のメモリサイズは、主走査方向における複数のラインのバッファサイズである。
展開された画像データは、タイル分割DMAC119においてオーバラップ領域を含んだタイル画像データに分割される。その後、タイル画像データと、オーバラップ画像データとが別々に読み出され、画像圧縮部120において所定の画像圧縮方式を用いて符号化される。符号化されたタイル画像データと、オーバラップ画像データとは、パケット生成部121においてパケット化される。パケットフォーマットは、タイル画像データ、オーバラップ画像データの、ページにおける位置情報や画像データの種類の情報などが記載されたヘッダ情報、ブロック分割した画像データ、及びオーバラップ画像データから構成される。
パケット画像データは、パケット格納用バッファ126に格納され、パケット読出DMAC122によって、必要なオーバラップ画像データを含むパケットデータとして読み出され、画像編集用画像処理部124に通知される。パケットデータは、デバイスI/F117を介して画像伸張部123にて復号化され、伸張されることで画像データに復元される。復元された画像データは、画像編集用画像処理部124によって所望の画像処理が実行される。その後、プリンタ102によって、印刷が実行される。
<タイル分割DMAC>
次に、図3を参照して、タイル分割DMAC119の内部構成について説明する。タイル分割DMAC119は、メモリ読出部301とアドレス制御部302とを備える。アドレス制御部302は、画像データを読み出す際のアドレスを生成する。メモリ読出部301は、生成されたアドレスに基づいてRAM106へリード要求トランザクションを発行する。これにより、所望のデータを読み出すことが可能となる。RAM106から読み出されたデータは、タイル分割用ラインバッファ125に格納される。
<タイル分割処理>
次に、図4及び図5を参照して、タイル分割処理について説明する。図4は、32×32画素のタイル画像データに周囲4画素ずつのオーバラップタイル画像を付加した40×40のタイルデータを読み出す場合の、展開された画像データをタイル分割用ラインバッファ125に読み出した様子を示す。本実施形態では、図4に示すように、主走査方向3ライン分のバッファ401を用いる。これにより、オーバラップ領域の画像データもRAM106から読み出すことができる。
タイル画像領域(ブロック領域)402は、本味の画像データ領域を示す。403、404は、それぞれオーバラップ領域を示す。点線で示す領域405は、タイル画像領域402、及びオーバラップ領域403、404を含めたタイル部分を示す。オーバラップ領域403は本味のタイル画像領域402が直接参照するデータ領域である。一方、オーバラップ領域404はオーバラップ領域403が参照するデータ領域である。また、矢印406は主走査方向(X座標軸)を示し、矢印407は副走査方向(Y座標軸)を示す。本実施形態では、主走査方向における3ライン分の画像データをタイル分割用ラインバッファ125に読み出し、パケット読出DMAC122によってタイル画像領域と、画像処理に必要となるオーバラップ領域との画像データをRAM106に読み出す。これにより、画像処理装置10は、画像データを複数のタイル画像に分割する。
図5は、タイル画像領域402、オーバラップ領域403、オーバラップ領域404の順に、タイル分割用ラインバッファ125から画像データを読み出す手順を示す。図5において、501、502、503は、各領域の画像データをラインごとに読み出す際の順序を示す。アドレス制御部302は、まず32×32の本味のタイル画像領域402に対して、501に示す順序でアクセスするためのアドレス情報を生成する。次に、アドレス制御部302は、オーバラップ領域403及びオーバラップ領域404を、502、503に示す順序でアクセスするためのアドレス情報を生成する。その後、メモリ読出部301は、生成されたアドレス情報に従って各画像領域のデータを別々にタイル分割用ラインバッファ125から読み出す。読み出された本味の画像データ及び各オーバラップ画像データは、画像圧縮部120によって個別に符号化される。
<パケットデータ>
次に、図6及び図7を参照して、本実施形態に係るパケットデータについて説明する。まず、図6を参照して、パケットデータのフォーマットについて説明する。図6に示すパケット601は、パケット生成部121によって生成される。パケット生成部121によって生成されるパケット601は、符号化されたブロック領域と、当該ブロック領域に対応する、符号化されたオーバラップ領域とを含む。具体的には、パケット601は、ヘッダ情報602、符号化された本味のタイル画像データ603、及び、符号化されたオーバラップ画像データ604を含む。オーバラップ画像データ604は、オーバラップ領域403、404の画像データを含む。パケット生成部121は、このようなパケットフォーマットで各タイル画像のパケット601を生成し、生成したパケット601をパケット格納用バッファ126に格納する。パケット格納用バッファ126には、各パケットがアドレス0番地からパケット間で間隔を持たずに詰めて格納される。
図7は、パケット601におけるヘッダ情報602のフォーマットを示す。ヘッダ情報602には、本味の画像データと、オーバラップ画像データとについての情報が定義されている。本実施形態では、ヘッダ情報602のサイズを32Byteとする。TileID−Y−coordinate701、及び、TileID−X−coordinate702には、それぞれページにおける本味の画像データのY座標、X座標が定義される。TileProcessInstruction703は、本味の画像データを転送する先の画像処理モジュールを表す。
TileLength706には、図6に示すように、本味の画像データのパケットフォーマット内でのアドレス領域幅605を表す。Overlap1Length707、及びOverlap2Length708は、各領域のオーバラップ画像データのパケットフォーマット内でのアドレス領域幅606、607を表す。HeaderLength705は、ヘッダ情報602のパケットフォーマット内でのアドレス領域幅(ここでは、32Byte)を表す。PacketByteLength704は、パケット601のアドレス領域幅608を表す。PacketByteLength704の値は、HeaderLength705(32Byte)、TileLength706、Overlap1Length707、Overlap2Length708を加算した値である。これらの値は、画像圧縮部120によって画像データが符号化された際に決定され、ヘッダ情報602に書き込まれる。
このように、本実施形態では、1つのタイル画像領域402に対して、複数のオーバラップ領域403、404を定義する。さらに、本実施形態では、分割したタイル画像領域402と、複数のオーバラップ領域403、404とを個別に符号化して、パケット化する。これにより、本実施形態に係る画像処理装置10は、元画像に対して実行する画像処理に応じて、タイル画像領域402とともに、当該画像処理に必要となるオーバラップ領域を画像編集用画像処理部124に転送することができる。したがって、画像処理装置10は、画像編集用画像処理部124に対して、画像処理に必要となる最低限の画像データを転送することができ、転送用のバス幅や、画像データの転送及び画像処理に関する処理負荷を低減することができる。
<パケットデータの読出処理>
次に、図8及び図9を参照して、パケット格納用バッファ126に格納されたパケットデータの読出処理について説明する。パケットデータの読出処理は、パケット読出DMAC122によって制御される。図8に示すように、パケット読出DMAC122は、転送範囲設定レジスタ801及びパケットバッファ読出部802を含む。転送範囲設定レジスタ801は、画像データの転送範囲を設定するための2ビット構成のレジスタである。転送範囲設定レジスタ801の値は0、1、2が設定可能である。転送範囲設定レジスタ801の値が2の場合、パケットバッファ読出部802は、符号化された本味のタイル画像領域402と、2ラインのオーバラップ領域403、404との画像データを読み出す。また、転送範囲設定レジスタ801の値が1の場合、パケットバッファ読出部802は、符号化された本味のタイル画像領域402と、2ラインのオーバラップ領域403との画像データを読み出す。また、転送範囲設定レジスタ801の値が0の場合、パケットバッファ読出部802は、符号化された本味のタイル画像領域402の画像データを読み出す。
上述のように、ヘッダ内の各Lengthと、転送範囲設定レジスタ801との値に基づき、本味の画像データと必要なオーバラップデータとが抽出される。抽出されたデータは、画像編集用画像処理部124に転送される。パケット601のオーバラップ画像データ604のうち、画像編集用画像処理部124に必要なオーバラップ領域は、画像編集用画像処理部124での処理内容によって変化する。したがって、画像データに対する処理内容に従ってヘッダ内のTileProcessInstruction703には、画像編集用画像処理部124でのパケット画像データの処理手順が書き込まれる。
具体的には、TileProcessInstruction703には、画像編集用画像処理部124に含まれる画像処理モジュールの種別を表すA、B、C、D、Eが処理の順序に従って書き込まれる。なお、ここでは、画像編集用画像処理部124が画像処理モジュールA乃至Eを含む例について説明するが、本発明はこれに限定されず他の画像処理モジュールをさらに含んでもよい。各画像処理モジュールについては以下のように規定する。
画像処理モジュールAは、スクリーン処理を行い、タイル領域と、オーバラップ領域を2ライン参照する。画像処理モジュールBは、色空間変換処理を行い、タイル領域のみを参照する。画像処理モジュールCは、スムージング処理を行い、タイル領域と、オーバラップ領域を2ライン参照する。画像処理モジュールDは、解像度変換処理を行い、タイル領域のみを参照する。画像処理モジュールEは、トリミング処理を行い、タイル領域のみを参照する。
図9に示すパターン901は、パケットデータが画像編集用画像処理部124内の画像処理モジュールA、B、C、D、Eで処理される場合である。画像処理モジュールA、画像処理モジュールCでスクリーン処理、スムージング処理を行い、オーバラップ領域をそれぞれ2ラインずつ参照する。そのため、パケット読出DMAC122は、ヘッダ情報602、符号化された本味のタイル画像領域402、2ラインのオーバラップ領域403、404の画像データを読み出す必要がある。よって、転送範囲設定レジスタ801には2が設定される。これに従い、パケット読出DMAC122は、ヘッダからHeaderLength705、TileLength706、Overlap1Length707、Overlap2Length708を参照する。その後、パケット読出DMAC122は、パケット格納用バッファ126から、参照したHeaderLength705、TileLength706、Overlap1Length707、Overlap2Length708の値の合計の領域分だけデータを読み出す。読み出したデータ6011は、画像伸張部123に転送される。画像伸張部123は、符号化されたデータを復号化し、画像編集用画像処理部124に転送する。
図9に示すパターン902は、パケットデータが画像編集用画像処理部124内の画像処理モジュールD、Eで処理される場合である。画像処理モジュールEでスクリーン処理を行うため、1ラインのオーバラップ領域を参照する。そのため、パケット読出DMAC122は、ヘッダ情報602、符号化された本味のタイル画像領域402、1ラインのオーバラップ領域403の画像データを読みだす必要がある。よって、転送範囲設定レジスタ801には1が設定される。これに従い、パケット読出DMAC122は、ヘッダからHeaderLength705、TileLength706、Overlap1Length707を参照する。その後、パケット読出DMAC122は、パケット格納用バッファ126から、参照したHeaderLength705、TileLength706、Overlap1Length707の値の合計の領域分だけデータを読み出す。読み出したデータ6012は、画像伸張部123に転送される。画像伸張部123は、符号化されたデータを復号化し、画像編集用画像処理部124に転送する。
図9に示すパターン903は、パケットデータが画像編集用画像処理部124内の画像処理モジュールDで処理される場合である。オーバラップ領域を参照する画像処理モジュールを通らないため、パケット読出DMAC122は、ヘッダ情報602、符号化された本味のタイル画像領域402を読みだす必要がある。そのため、転送範囲設定レジスタ801には0が設定される。これに従い、パケット読出DMAC122は、ヘッダからPacketByteLength704、HeaderLength705、TileLength706を参照する。その後、パケット読出DMAC122は、パケット格納用バッファ126から、参照したHeaderLength705、TileLength706の値の合計の領域分だけデータを読み出す。読み出したデータ6013は、画像伸張部123に転送される。画像伸張部123は、符号化されたデータを復号化し、画像編集用画像処理部124に転送する。
<プリント動作>
次に、図10を参照して、プリント動作における処理手順について説明する。以下で説明する処理は、図2に示すCPU105によって統括的に制御される。なお、以下で説明するSに続く番号はフローチャートにおけるステップ番号を示す。まず、S101において、CPU105は、ネットワークI/F111によってLAN103を介して送信されてきたPDL(ページ記述言語)を受信し、イメージパスI/F114を介してRIP部116へ入力する。RIP部116は、送信されたPDLの解釈(インタプリット)を行い、レンダリングを実行する。具体的には、S101の処理は、ジョブコントロール処理部201、ネットワーク処理部202、及びRIP処理部210によって制御される。なお、S102以降の処理は、主にプリント処理部207によって制御される。
次に、S102において、CPU105は、レンダリングされ、ビットマップ形式の画像データへ展開された画像データを、RAM106に格納する。続いて、S103において、CPU105は、格納した画像データを、タイル分割DMAC119によってオーバラップ領域を含んだタイル画像データに分割し、本味のタイル画像領域402と、各オーバラップ領域403、404のデータとを別々にRAM106に格納する。その後、S104において、CPU105は、格納されたタイル画像データを、画像圧縮部120によって所定の画像圧縮方式を用いて符号化させる。
次に、S105において、パケット生成部121は、圧縮タイル画像データをパケットフォーマットに従ってパケット化し、S106においてパケット格納用バッファ126に格納する。続いて、S107において、パケット読出DMAC122は、転送範囲設定レジスタ801のレジスタ値に従って、実行する画像処理においてオーバラップデータ領域が必要であるか否かを判定する。ここで、オーバラップデータ領域が必要である場合はS108に進み、必要でない場合はS109に進む。
S108において、パケット読出DMAC122は、転送範囲設定レジスタ801の値に従って必要なオーバラップ領域のデータを含むパケットデータを読み出し、S110に進む。一方、S109において、パケット読出DMAC122は、転送範囲設定レジスタ801の値に従ってオーバラップ領域のデータを含まないパケットデータを読み出し、S110に進む。
S110において、画像伸張部123は、読み出されたパケットデータを復号化する。S111において、画像編集用画像処理部124は、画像伸張されたパケットデータに対して、所定の画像処理を実行する。続いて、S112において、CPU105は、全てのタイル画像を読み出したか否かを判定する。読み出していない場合は、S106に処理を戻し、読み出された場合はS113に進む。S113において、CPU105は、画像処理されたパケットデータを、プリンタ102によってプリントさせる。
以上説明したように、本実施形態に係る画像処理装置は、元画像を、複数のブロック領域と、各ブロック領域における所定範囲の周辺画素を含むオーバラップ領域とに分割する。また、画像処理装置は、分割されたブロック領域と、オーバラップ領域とを個別に符号化するとともに、パケット化を行う。さらに、画像処理装置は、実行する画像処理に応じて、オーバラップ領域が必要か否かを判定し、ブロック領域と、必要なオーバラップ領域とを画像処理部に転送する。このように、本画像処理装置は、ブロック領域に分割して画像処理を実行することにより、画像処理用のメモリ領域、例えば、ラインバッファのサイズを低減することができ、コストを削減することができる。さらには、本画像処理装置は、画像処理に必要であればオーバラップ領域の画像データをブロック領域の画像データとともに画像処理部に転送するため、データ転送用のバス幅や画像処理に関する処理負荷を低減することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限らず様々な変形が可能である。例えば、本画像処理装置は、1つのブロック領域に対して、複数のオーバラップ領域を元画像から分割してもよい。つまり、オーバラップ領域をより詳細に分割する。これにより、本画像処理装置は、画像処理部に対して、ブロック領域の画像データとともに、必要となる最低限のオーバラップ領域の画像データを転送することができる。
また、上記実施形態では、画像処理装置10の内部に設けられた画像編集用画像処理部124に対する画像データの転送方法について説明した。しかし、本発明は、これに限定されず、ネットワークを介して接続された外部装置に設けられた画像処理部に対して、上記実施形態と同様の転送方法で画像データを転送する画像処理システムとしても実現できる。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (6)

  1. 記憶手段を有する画像処理装置であって、
    画像を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された前記画像を分割して、分割する画像である本身領域の画像と、該本身領域の周辺の領域を示すオーバラップ領域の画像とを含む、複数のタイル画像を生成する第1の生成手段と、
    前記第1の生成手段により生成された前記複数のタイル画像それぞれにおいて前記本身領域の画像と、前記オーバラップ領域の画像を別々に符号化して前記本身領域の画像の符号化データと前記オーバラップ領域の画像の符号化データを生成する第2の生成手段と、
    前記第2の生成手段により生成された前記本身領域の画像の符号化データと前記オーバラップ領域の画像の符号化データとを関連付けて前記記憶手段に記憶するよう制御する制御手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記本身領域の画像を用いて画像処理を実行する際に前記オーバラップ領域の画像を使用するか否か判断する判断手段と、
    前記本身領域の画像を用いて画像処理を実行する際に、前記オーバラップ領域の画像を使用すると前記判断手段が判断した場合には、前記本身領域の画像の符号化データと前記オーバラップ領域の画像の符号化データを前記記憶手段から読み出し、前記本身領域の画像を用いて画像処理を実行する際に前記オーバラップ領域の画像を使用しないと前記判断手段が判断した場合には、前記オーバラップ領域の画像の符号化データは前記記憶手段から読み出さずに、前記本身領域の画像の符号化データを前記記憶手段から読み出す読出手段とを更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第2の生成手段は、複数種類のオーバラップ領域の画像を別々に符号化して前記複数種類のオーバラップ領域の画像の符号化データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記本身領域の画像を用いて画像処理を実行する際に使用すべきオーバラップ領域の画像の種類を特定する特定手段と、
    前記本身領域の画像を用いて画像処理を実行する際に、前記特定手段により特定されなかった種類のオーバラップ領域の画像の符号化データは前記記憶手段から読み出さずに、前記本身領域の画像の符号化データと前記特定手段により特定された種類のオーバラップ領域の画像の符号化データを前記記憶手段から読み出す読出手段とを更に有することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 記憶手段を有する画像処理装置の制御方法であって、
    入力手段が、画像を入力する入力ステップと、
    第1の生成手段が、前記入力ステップにおいて入力された前記画像を分割して、分割する画像である本身領域の画像と、該本身領域の周辺の領域を示すオーバラップ領域の画像とを含む、複数のタイル画像を生成する第1の生成ステップと、
    第2の生成手段が、前記第1の生成ステップにおいて生成された前記複数のタイル画像それぞれにおいて前記本身領域の画像と、前記オーバラップ領域の画像を別々に符号化して前記本身領域の画像の符号化データと前記オーバラップ領域の画像の符号化データを生成する第2の生成ステップと、
    制御手段が、前記第2の生成ステップにおいて生成された前記本身領域の画像の符号化データと前記オーバラップ領域の画像の符号化データを関連付けて前記記憶手段に記憶するよう制御する制御ステップと
    を実行することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  6. 請求項5に記載の画像処理装置の制御方法における各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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