JP2006101285A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ホストからの印刷データや画像機器、記憶メディアから直接転送されてくる画像データに対応して、画像出力用データを生成する。
【解決手段】 画像処理装置(プリンタ)は、受け取った画像(印刷ジョブ)の種類を判定し、各々のデータ圧縮方式に応じた展開処理を行う(S102,104)。又設定に従い、1枚或いは複数の画像を任意のレイアウトで1出力画像面上に構成する(S106,107)。色処理・変倍処理・デバイスビット変換処理(S108〜110)では、設定されたレイアウトに従った変換・処理を行うとともに、プリンタのデバイス特性に適合する調整を施す。このような画像処理を行うことによって、様々な圧縮方式のデータ入力が行われる環境にあっても、汎用性の高い画像出力用データの生成処理が可能となる。
【選択図】 図3
【解決手段】 画像処理装置(プリンタ)は、受け取った画像(印刷ジョブ)の種類を判定し、各々のデータ圧縮方式に応じた展開処理を行う(S102,104)。又設定に従い、1枚或いは複数の画像を任意のレイアウトで1出力画像面上に構成する(S106,107)。色処理・変倍処理・デバイスビット変換処理(S108〜110)では、設定されたレイアウトに従った変換・処理を行うとともに、プリンタのデバイス特性に適合する調整を施す。このような画像処理を行うことによって、様々な圧縮方式のデータ入力が行われる環境にあっても、汎用性の高い画像出力用データの生成処理が可能となる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、画像機器もしくは記憶メディアから出力される画像データをもとに画像出力(例えば、プリント出力)用のデータを処理する画像処理装置に関し、特に多様なデータ形式の画像データに対応した処理が可能な前記画像処理装置に関する。
従来から、プリンタは、通常、ホストコンピュータから受信した印刷データを用いて記録媒体へのプリント出力を行う。印刷データは、普通、プリンタが処理可能なPDL(ページ記述言語)形式のデータで表現される。このためにホストコンピュータは、出力要求を行うプリンタに適合するプリンタドライバを搭載し、プリンタドライバによって作成された印刷データがプリンタに送り込まれ、プリント出力動作に用いられる。
従って、スキャナ入力したり、デジタルカメラで撮影した画像データをもとにプリント出力をしようとすると、スキャナやデジタルカメラにより入力された画像データは、先ずホストコンピュータとしてのPC(パーソナル コンピュータ)に取り込まれ、PCで画像用のアプリケーションを起動し、このアプリケーションの印刷機能を用いて印刷を行っていた。
例えば、下記特許文献1に示される多機能の複写機は、スキャナ入力画像をネットワーク接続されたPCで利用することを可能にするために、スキャナ配信機能を備えている。この例では、配信の際に、スキャナ入力され、一旦HDD(Hard Disc Drive)に蓄積された所定の形式の画像データに、配信先PCの要求に従って、解像度、色空間(sRGB等の標準色空間)及びファイル形式(JPEGやTIFF等の汎用のファイル形式)の変換を施すことにより、利用側のPCに不都合が生じない様にしている。
従って、スキャナ入力したり、デジタルカメラで撮影した画像データをもとにプリント出力をしようとすると、スキャナやデジタルカメラにより入力された画像データは、先ずホストコンピュータとしてのPC(パーソナル コンピュータ)に取り込まれ、PCで画像用のアプリケーションを起動し、このアプリケーションの印刷機能を用いて印刷を行っていた。
例えば、下記特許文献1に示される多機能の複写機は、スキャナ入力画像をネットワーク接続されたPCで利用することを可能にするために、スキャナ配信機能を備えている。この例では、配信の際に、スキャナ入力され、一旦HDD(Hard Disc Drive)に蓄積された所定の形式の画像データに、配信先PCの要求に従って、解像度、色空間(sRGB等の標準色空間)及びファイル形式(JPEGやTIFF等の汎用のファイル形式)の変換を施すことにより、利用側のPCに不都合が生じない様にしている。
ところで、スキャナ入力画像を印刷等の画像出力に用いる場合、PCの持つ様々なアプリケーションを利用して対象となる画像データに編集・加工を施した後、印刷等の画像出力をしようとするのであれば、上記特許文献1に例示したように、PCを介して行う方法でもよい。しかしながら、編集・加工を施さずに、そのまま印刷する場合には、PCを経由するのは、手間がかかり、効率的な方法と言えない。
そこで、こうした問題を解決するために、ホストコンピュータを使用せずに、記憶媒体から直接供給される画像データを用いて印刷することを可能にする印刷装置が提案され、例えば、下記特許文献2を例示することができる。
特許文献2記載の印刷装置は、ホストコンピュータからの印刷データ(PDL形式のデータによる印刷出力要求)に対する描画データの処理に加え、スキャナ読取或いはデジタルカメラにより撮影された画像データを格納した記憶媒体から直接転送されてくる画像データ(JPEG形式のデータのみが示されている)をもとに描画データの処理を行うことを可能にするものである。また、記憶媒体から直接転送されてくるデータを用いて印刷を行う際の印刷条件として、用紙サイズ、レイアウト、印字位置及び画像サイズを設定し得るものである。
特開2004−159035号公報
特開2001−8023号公報
そこで、こうした問題を解決するために、ホストコンピュータを使用せずに、記憶媒体から直接供給される画像データを用いて印刷することを可能にする印刷装置が提案され、例えば、下記特許文献2を例示することができる。
特許文献2記載の印刷装置は、ホストコンピュータからの印刷データ(PDL形式のデータによる印刷出力要求)に対する描画データの処理に加え、スキャナ読取或いはデジタルカメラにより撮影された画像データを格納した記憶媒体から直接転送されてくる画像データ(JPEG形式のデータのみが示されている)をもとに描画データの処理を行うことを可能にするものである。また、記憶媒体から直接転送されてくるデータを用いて印刷を行う際の印刷条件として、用紙サイズ、レイアウト、印字位置及び画像サイズを設定し得るものである。
しかしながら、特許文献2記載の印刷装置は、ホストコンピュータからの印刷データに対する処理と記憶媒体から直接転送されてくる画像データに対する処理を1つのシステムで処理するものではない。即ち、1つのシステムで、PDL形式のデータで印刷出力を要求し入力してくる場合や、記憶媒体から直接転送されてくる画像データのように一定のデータ形式ではない場合等、様々な形態の入力データに対応して処理することを想定していない。また、記憶媒体から直接転送されてくる画像データに、プリンタ特性に適合する調整を施すことが考慮されていない。また、複数の画像を任意のレイアウトで1枚の画像に編集するといった、編集方法を用いることが考慮されていない。従って、汎用性の低い印刷装置となっている。
本発明は、ホストコンピュータからの印刷データをもとに画像出力用データを生成する処理や画像データの出力が可能な画像機器もしくは記憶メディアから直接転送されてくる画像データから画像出力用データを生成する処理を可能にする画像処理装置における上記した従来の問題に鑑み、これを解決するためになされたもので、より汎用性の高い画像出力用データの生成処理を可能とすることを解決すべき課題する。例えば、PDL形式のデータで印刷出力を要求し入力してくるデータや、画像データの出力が可能な画像機器もしくは記憶メディアから直接転送されてくる様々なデータ形式の画像データについても、これらのデータを1つのシステムで描画処理し、また、記憶媒体から直接転送されてくる画像データに、プリンタ特性に適合する調整を施すことを可能にし、さらに複数の画像を任意のレイアウトで1枚の画像に構成することを可能にする。
本発明は、ホストコンピュータからの印刷データをもとに画像出力用データを生成する処理や画像データの出力が可能な画像機器もしくは記憶メディアから直接転送されてくる画像データから画像出力用データを生成する処理を可能にする画像処理装置における上記した従来の問題に鑑み、これを解決するためになされたもので、より汎用性の高い画像出力用データの生成処理を可能とすることを解決すべき課題する。例えば、PDL形式のデータで印刷出力を要求し入力してくるデータや、画像データの出力が可能な画像機器もしくは記憶メディアから直接転送されてくる様々なデータ形式の画像データについても、これらのデータを1つのシステムで描画処理し、また、記憶媒体から直接転送されてくる画像データに、プリンタ特性に適合する調整を施すことを可能にし、さらに複数の画像を任意のレイアウトで1枚の画像に構成することを可能にする。
請求項1の発明は、処理対象として入力された画像データを設定された処理条件に従って処理することにより、画像出力用データを生成する画像処理装置であって、入力された画像データの画像種類を判定する画像種類判定手段と、判定結果として得られた画像種類に応じた復元処理によって、画像データを展開する画像展開手段と、各画像データ毎に出力画像面上のレイアウトを任意に設定し得るレイアウト設定手段と、前記レイアウト設定手段によって設定されたレイアウトに従って、出力画像領域を決定するレイアウト決定手段と、前記画像展開手段によって展開された画像データに画像出力装置に適合する色処理を施す手段と、色処理後の画像データを画像出力装置の解像度及び前記レイアウト決定手段によって決定された出力画像領域に従って変倍する手段と、変倍後の画像データを画像出力装置の1画素の表現可能ビット数に適した階調表現方法によって変換し、画像出力用データメモリに書き込む手段を有することを特徴とする画像処理装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載された画像処理装置において、画像データの出力が可能な画像機器もしくは記憶メディアに対する送受信インタフェースを備え、前記送受信インタフェースを通して入力された画像データを前記処理対象のデータとしたことを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載された画像処理装置において、画像データの出力が可能な画像機器もしくは記憶メディアに対する送受信インタフェースを備え、前記送受信インタフェースを通して入力された画像データを前記処理対象のデータとしたことを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載された画像処理装置において、前記画像種類判定手段は、データ圧縮形式を特定する手段であることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載された画像処理装置において、前記画像展開手段は、RGB画像データに対応する手段であることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載された画像処理装置において、前記画像展開手段は、RGB画像データに対応する手段であることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載された画像処理装置において、前記レイアウト設定手段は、ユーザ操作により入力された設定データか、もしくは不揮発メモリに保存されたデフォルト設定データを用いて設定を行う手段であることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項5に記載された画像処理装置において、前記設定データは、1ページに対する1画像データのレイアウトと、1ページに対する複数画像データのレイアウトのいずれかを選択するデータであることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項5に記載された画像処理装置において、前記設定データは、1ページに対する1画像データのレイアウトと、1ページに対する複数画像データのレイアウトのいずれかを選択するデータであることを特徴とするものである。
請求項1〜4の発明によると、スキャナ等の画像機器や記憶メディアから画像データが直接供給されてくる場合のように、様々な形式のデータ入力が行われる環境にあっても、これらの入力を1つの処理システムで対応して、画像出力用データを生成し、出力処理を可能にする。しかも、記憶メディア等から直接転送されてくる画像データに、プリンタ特性に適合する調整を施し、また、1枚或いは複数の画像を任意のレイアウトで1出力画像面上に構成することを可能にしたことにより、汎用性の高い画像出力用データの生成処理が可能となる。
請求項5,6の発明によると、上記した1出力画像面上のレイアウトを利用状況に合わせて設定できるようにしたことにより、利便性を高めることが可能になる。
請求項5,6の発明によると、上記した1出力画像面上のレイアウトを利用状況に合わせて設定できるようにしたことにより、利便性を高めることが可能になる。
以下、本発明の実施形態に係わる画像処理装置を説明する。
以下に示す実施形態は、本発明の画像処理装置をプリンタに適用した例を示す。
適用の対象となるプリンタは、ネットワークに接続されており、PC或いは画像機器からネットワークを介してプリント出力要求を受け付ける。また、このプリンタは、ネットワークを介してスキャナ等の画像機器もしくは画像を蓄積した記憶メディアから画像データの供給も受ける。従って、プリンタには、様々な形式のデータ入力行われる。
本実施形態では、こうした様々な形式のデータ入力を1つの処理システムで対応して、プリント出力用データを生成し、印刷出力を行うことを可能にする。
しかも、記憶メディアから直接転送されてくる画像データに、プリンタ特性に適合する調整を施し、さらに1枚或いは複数の画像を任意のレイアウトで1画像に構成することを可能にし、プリンタに高い汎用性を付与するものである。
なお、適用の対象となるプリンタは、供給を受けた画像データからページメモリ上に描画用の画像データを生成するまでの画像処理過程を必要とするものであれば、レーザプリンタ或いはインクジェットプリンタ等、諸種のプリンタでよく、作像方式は問わない。
以下に示す実施形態は、本発明の画像処理装置をプリンタに適用した例を示す。
適用の対象となるプリンタは、ネットワークに接続されており、PC或いは画像機器からネットワークを介してプリント出力要求を受け付ける。また、このプリンタは、ネットワークを介してスキャナ等の画像機器もしくは画像を蓄積した記憶メディアから画像データの供給も受ける。従って、プリンタには、様々な形式のデータ入力行われる。
本実施形態では、こうした様々な形式のデータ入力を1つの処理システムで対応して、プリント出力用データを生成し、印刷出力を行うことを可能にする。
しかも、記憶メディアから直接転送されてくる画像データに、プリンタ特性に適合する調整を施し、さらに1枚或いは複数の画像を任意のレイアウトで1画像に構成することを可能にし、プリンタに高い汎用性を付与するものである。
なお、適用の対象となるプリンタは、供給を受けた画像データからページメモリ上に描画用の画像データを生成するまでの画像処理過程を必要とするものであれば、レーザプリンタ或いはインクジェットプリンタ等、諸種のプリンタでよく、作像方式は問わない。
図1は、本実施形態のプリンタをネットワーク接続した画像処理システムの概略構成を示す。図1に示す画像処理システムは、プリンタ100、PC200及び画像機器300をそれぞれLAN等のネットワークで接続して構成する。
PC200は、画像用のアプリケーションを搭載しており、このアプリケーションを起動し、そこに備えられた印刷機能を用いて、プリンタ100に印刷出力を指示することが可能である。
画像機器300は、プリンタ100やPC200からの転送要求に従って、転送先に画像データを転送する機能を備えた機器であり、例えば、画像データを蓄積した記憶メディアのドライバやスキャナがこの機器に当たる。
プリンタ100は、図1に示すように、制御部110、画像処理部130、プリンタエンジン150、ネットワーク1/F(インターフェイス)170及び操作部113を構成要素として有する。
制御部110は、装置全体を制御する機能を持つ。制御部110のハードウェアは、図示しないが、CPU、RAM及びROMを要素として構成される。CPUは、RAMを処理に必要なワークメモリとして用い、ROMに格納されたプログラムに従って装置全体を制御するための処理を実行する。制御部110は、バス190で接続された画像処理部130、プリンタエンジン150及びネットワーク1/F170の各部にその動作を制御するために必要なデータの設定、動作の指示を与える。
本実施形態においては、特に、プリント出力を要求して、入力された画像データの画像種類(データ形式)に応じた処理条件を設定する必要があるので、制御部110がこのデータ形式の判定処理を担う。即ち、処理対象となる画像が、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、 TIFF(Tagged Image File Format)、 GIF(Graphics Interchange Format)、 PNG(Portable Network Graphics)等のデータ形式のどれに当たるかを判定する。これらのデータ形式は、データ圧縮形式がぞれぞれ異なるので、判定結果によりその形式が特定されると、その形式に応じた方法によってデータを伸張し、画像データを復元する(後述する画像処理部130における画像データの展開処理、参照)。この画像種類の判定処理は、画像ファイルのヘッダー部に書き込まれたデータ形式を示す情報を解読することにより、画像データ本体部の画像種類(データ形式)を特定することができる。
操作部113は、ユーザがプリンタに対し処理対象画像の指定、処理条件の設定、起動等の動作の指示を行うための入力操作要素を備えた、例えばLCD(液晶表示)タッチパネルといったディスプレイ付きの操作パネルである。制御部110は、常に操作部113の入力状態を監視し、操作入力に応じた制御動作を行う。本実施形態では、記憶メディアのドライバやスキャナ等の画像機器300から供給される画像データのプリント出力の指示が操作部113から行われる。そのときに、プリント出力する画像のレイアウトの指示もこの操作部113を通して行うことができる。
PC200は、画像用のアプリケーションを搭載しており、このアプリケーションを起動し、そこに備えられた印刷機能を用いて、プリンタ100に印刷出力を指示することが可能である。
画像機器300は、プリンタ100やPC200からの転送要求に従って、転送先に画像データを転送する機能を備えた機器であり、例えば、画像データを蓄積した記憶メディアのドライバやスキャナがこの機器に当たる。
プリンタ100は、図1に示すように、制御部110、画像処理部130、プリンタエンジン150、ネットワーク1/F(インターフェイス)170及び操作部113を構成要素として有する。
制御部110は、装置全体を制御する機能を持つ。制御部110のハードウェアは、図示しないが、CPU、RAM及びROMを要素として構成される。CPUは、RAMを処理に必要なワークメモリとして用い、ROMに格納されたプログラムに従って装置全体を制御するための処理を実行する。制御部110は、バス190で接続された画像処理部130、プリンタエンジン150及びネットワーク1/F170の各部にその動作を制御するために必要なデータの設定、動作の指示を与える。
本実施形態においては、特に、プリント出力を要求して、入力された画像データの画像種類(データ形式)に応じた処理条件を設定する必要があるので、制御部110がこのデータ形式の判定処理を担う。即ち、処理対象となる画像が、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、 TIFF(Tagged Image File Format)、 GIF(Graphics Interchange Format)、 PNG(Portable Network Graphics)等のデータ形式のどれに当たるかを判定する。これらのデータ形式は、データ圧縮形式がぞれぞれ異なるので、判定結果によりその形式が特定されると、その形式に応じた方法によってデータを伸張し、画像データを復元する(後述する画像処理部130における画像データの展開処理、参照)。この画像種類の判定処理は、画像ファイルのヘッダー部に書き込まれたデータ形式を示す情報を解読することにより、画像データ本体部の画像種類(データ形式)を特定することができる。
操作部113は、ユーザがプリンタに対し処理対象画像の指定、処理条件の設定、起動等の動作の指示を行うための入力操作要素を備えた、例えばLCD(液晶表示)タッチパネルといったディスプレイ付きの操作パネルである。制御部110は、常に操作部113の入力状態を監視し、操作入力に応じた制御動作を行う。本実施形態では、記憶メディアのドライバやスキャナ等の画像機器300から供給される画像データのプリント出力の指示が操作部113から行われる。そのときに、プリント出力する画像のレイアウトの指示もこの操作部113を通して行うことができる。
画像処理部130は、記憶メディアのドライバやスキャナ等の画像機器300から供給される画像データに対し、次に示すようなプリント出力に必要な画像処理を施す。
第1に、画像機器300から供給される画像データは、様々な形式のデータであることが想定されるので、各種の形式のデータに応じて処理を切り替えて、所望のプリント出力が得られるようにする。このために、制御部110による画像種類の判定処理の結果が用いられ、判定によって特定されたデータ形式に応じた処理条件が設定される。
第2に、画像機器300から供給される画像データにレイアウトの編集を施すことを可能にする。即ち、プリント出力面上のレイアウトを任意に設定し得、又1ページに対する複数画像データのレイアウトの設定を可能とする。なお、これらの設定は、操作部113からユーザの操作によって設定するか、或いは不揮発メモリに保存されたデフォルト設定により行うことを可能とする。
第3に、画像機器300から供給される画像データに対し、プリンタ特性に適合する調整を施す。調整は、色処理、変倍処理及びデバイスビット変換処理(ディザリング、誤差拡散等)によるものを含む。
第1に、画像機器300から供給される画像データは、様々な形式のデータであることが想定されるので、各種の形式のデータに応じて処理を切り替えて、所望のプリント出力が得られるようにする。このために、制御部110による画像種類の判定処理の結果が用いられ、判定によって特定されたデータ形式に応じた処理条件が設定される。
第2に、画像機器300から供給される画像データにレイアウトの編集を施すことを可能にする。即ち、プリント出力面上のレイアウトを任意に設定し得、又1ページに対する複数画像データのレイアウトの設定を可能とする。なお、これらの設定は、操作部113からユーザの操作によって設定するか、或いは不揮発メモリに保存されたデフォルト設定により行うことを可能とする。
第3に、画像機器300から供給される画像データに対し、プリンタ特性に適合する調整を施す。調整は、色処理、変倍処理及びデバイスビット変換処理(ディザリング、誤差拡散等)によるものを含む。
図2は、この画像処理部130の内部構成の1例を示すブロック図である。同図に示すように、画像処理部130は、画像データ展開部132、画像レイアウト部133、色処理部134、変倍処理部135及びデバイスビット変換処理部136を要素として有する。
画像データ展開部132は、制御部110による画像種類判定処理によって特定されたデータ形式に応じ、圧縮された画像データをデコード処理することにより、原画像データへと復元する。
画像レイアウト部133は、操作部113からユーザの操作によって設定された(或いは、制御部110内の図示しない不揮発性メモリにデフォルト設定された)レイアウト情報に基づいてプリント用紙面上の画像の印刷位置と大きさを決定する。具体的には、画像の位置(画像の左上隅の座標)、画像の大きさ(画像の幅・高さ)を決定する。この時に、ユーザ設定により、各画像データ毎にプリント用紙面上のレイアウトを任意に設定し得、また1ページに1画像のレイアウトと1ページに複数画像のレイアウトのいずれかを選択して設定し得るようにしている。よって、こうしたユーザ設定に従ったレイアウトの決定が行われる。決定されたプリント用紙面上のレイアウトデータは、後段の変倍処理やデバイスビット変換処理に用いられる。
色処理部134は、画像機器300から供給される画像データ(特に、記憶メディアから供給される画像データ)のように、プリンタエンジン150のデバイス特性が反映されていないデータに対し、デバイス特性に適合する調整を施す。色処理の内容は、カラーマッチング処理、RGB(R:Red,G:Green,B:Blue)→CMYK(C:Cyan,M:Magenta,Y:Yellow,K:Black)変換のためのBG/UCR(Black Generation/Under Color Removal)処理(スキャナやデジタルカメラによる入力は、RGBであり、プリント出力用のCMYKへの変換が必要になり、この色空間の変換に合わせて、プリンタ特性への調整が行われる)、ガンマ(γ)処理などが含まれ、それぞれデバイス特性に応じて行われる。
変倍処理部135は、画像機器300等から供給されるソース画像に対して、画像レイアウト部133にて決定されたプリント用紙面上のレイアウトデータ(画像の幅・高さ)に従って、必要な変倍処理を行う。
デバイスビット変換処理部136は、1画素の表現可能ビット数に適した階調表現方法によって、画像データを変換する。つまり、プリンタの画素(ビット)に合わせたディザリング、誤差拡散等の中間調処理を施し、ページメモリ或いはバンドメモリ上に、描画(書き込み)用の画像データを生成する。
この様にして生成された描画用のデータが、プリンタエンジン150の画像形成に用いられ、プリント用紙への画像出力が行われる。
画像データ展開部132は、制御部110による画像種類判定処理によって特定されたデータ形式に応じ、圧縮された画像データをデコード処理することにより、原画像データへと復元する。
画像レイアウト部133は、操作部113からユーザの操作によって設定された(或いは、制御部110内の図示しない不揮発性メモリにデフォルト設定された)レイアウト情報に基づいてプリント用紙面上の画像の印刷位置と大きさを決定する。具体的には、画像の位置(画像の左上隅の座標)、画像の大きさ(画像の幅・高さ)を決定する。この時に、ユーザ設定により、各画像データ毎にプリント用紙面上のレイアウトを任意に設定し得、また1ページに1画像のレイアウトと1ページに複数画像のレイアウトのいずれかを選択して設定し得るようにしている。よって、こうしたユーザ設定に従ったレイアウトの決定が行われる。決定されたプリント用紙面上のレイアウトデータは、後段の変倍処理やデバイスビット変換処理に用いられる。
色処理部134は、画像機器300から供給される画像データ(特に、記憶メディアから供給される画像データ)のように、プリンタエンジン150のデバイス特性が反映されていないデータに対し、デバイス特性に適合する調整を施す。色処理の内容は、カラーマッチング処理、RGB(R:Red,G:Green,B:Blue)→CMYK(C:Cyan,M:Magenta,Y:Yellow,K:Black)変換のためのBG/UCR(Black Generation/Under Color Removal)処理(スキャナやデジタルカメラによる入力は、RGBであり、プリント出力用のCMYKへの変換が必要になり、この色空間の変換に合わせて、プリンタ特性への調整が行われる)、ガンマ(γ)処理などが含まれ、それぞれデバイス特性に応じて行われる。
変倍処理部135は、画像機器300等から供給されるソース画像に対して、画像レイアウト部133にて決定されたプリント用紙面上のレイアウトデータ(画像の幅・高さ)に従って、必要な変倍処理を行う。
デバイスビット変換処理部136は、1画素の表現可能ビット数に適した階調表現方法によって、画像データを変換する。つまり、プリンタの画素(ビット)に合わせたディザリング、誤差拡散等の中間調処理を施し、ページメモリ或いはバンドメモリ上に、描画(書き込み)用の画像データを生成する。
この様にして生成された描画用のデータが、プリンタエンジン150の画像形成に用いられ、プリント用紙への画像出力が行われる。
次に、上記したプリンタのプリント出力処理動作を処理フローに沿って説明する。
図3は、本実施形態のプリント出力処理のフロー図を示す。
図3を参照すると、プリンタ100は、先ず、ネットワークI/F170を通してネットワーク接続されたPC200或いは画像機器300から印刷ジョブ(画像ファイル)を受信する(ステップS101)。
この次に、受信した印刷ジョブ(画像ファイル)を調べ、プリント出力処理の対象となる画像データの画像種類(データ形式)を判定する(ステップS102)。本実施形態では、制御部110によって、画像ファイルのヘッダー部に書き込まれたデータ形式を示す情報が解読され、画像データのデータ形式(JPEG、 TIFF、 GIF、 PNG等)が特定される。
次いで、この画像データに対し処理条件として指示されている情報を読み込み、画像処理部130でプリント出力処理の対象となる画像データに施される各種の処理に必要な条件の設定処理が行われる(ステップS103)。画像データに対する処理条件の指示は、画像機器300から画像データの供給を受ける場合のように、プリンタ100側の操作部113からの入力操作により指示される場合のほか、印刷ジョブの付属情報として受信したジョブに指示されている場合もある。何れの場合も、指示された処理条件は、制御部110によって読み込まれ、制御情報として管理される。また、前ステップで特定された画像データのデータ形式も処理条件の1つとして加えられる。
図3は、本実施形態のプリント出力処理のフロー図を示す。
図3を参照すると、プリンタ100は、先ず、ネットワークI/F170を通してネットワーク接続されたPC200或いは画像機器300から印刷ジョブ(画像ファイル)を受信する(ステップS101)。
この次に、受信した印刷ジョブ(画像ファイル)を調べ、プリント出力処理の対象となる画像データの画像種類(データ形式)を判定する(ステップS102)。本実施形態では、制御部110によって、画像ファイルのヘッダー部に書き込まれたデータ形式を示す情報が解読され、画像データのデータ形式(JPEG、 TIFF、 GIF、 PNG等)が特定される。
次いで、この画像データに対し処理条件として指示されている情報を読み込み、画像処理部130でプリント出力処理の対象となる画像データに施される各種の処理に必要な条件の設定処理が行われる(ステップS103)。画像データに対する処理条件の指示は、画像機器300から画像データの供給を受ける場合のように、プリンタ100側の操作部113からの入力操作により指示される場合のほか、印刷ジョブの付属情報として受信したジョブに指示されている場合もある。何れの場合も、指示された処理条件は、制御部110によって読み込まれ、制御情報として管理される。また、前ステップで特定された画像データのデータ形式も処理条件の1つとして加えられる。
画像種類(データ形式)の判定に成功し、かつ、本プリンタで処理可能な画像データであることが確認されれば、この後、画像データは、画像処理部130によって処理される。画像処理部130では、先ず、画像データ展開部132によって、圧縮された画像データがデコード処理され、原画像データへ展開される(ステップS104)。このとき、各データ形式に応じた処理をするために用意されたそれぞれのデコード処理手段の中から、先に判定されたデータ形式に対応する手段が選択される。このような展開(伸張)処理を経てデータが復元される。
次の処理として、画像のレイアウト決定処理が画像レイアウト部133によって行われる。本実施形態では、1画像レイアウトと複数画像レイアウトとで処理を分岐するので、指示されている処理条件の設定が、1画像レイアウトであるか、否かをチェックする(ステップS105)。1画像レイアウトが設定されている場合には、ステップS103において読み込んだレイアウト情報の設定に従って、プリント用紙面上における画像の位置(画像の左上隅の座標)、画像の大きさ(画像の幅・高さ)が決定される(ステップS106)。なお、本実施形態における画像のレイアウトの決定は、ユーザの指示が無い場合には、ページ画像において、通常行われているレイアウトをデフォルトで設定するような方法を用いることができる。
他方、複数画像レイアウトが設定されている場合には、ステップS103において読み込んだ複数の画像に対するレイアウト情報の設定に従って、プリント用紙面上におけるそれぞれの画像の位置(画像の左上隅の座標)、画像の大きさ(画像の幅・高さ)が決定される(ステップS107)。
次の処理として、画像のレイアウト決定処理が画像レイアウト部133によって行われる。本実施形態では、1画像レイアウトと複数画像レイアウトとで処理を分岐するので、指示されている処理条件の設定が、1画像レイアウトであるか、否かをチェックする(ステップS105)。1画像レイアウトが設定されている場合には、ステップS103において読み込んだレイアウト情報の設定に従って、プリント用紙面上における画像の位置(画像の左上隅の座標)、画像の大きさ(画像の幅・高さ)が決定される(ステップS106)。なお、本実施形態における画像のレイアウトの決定は、ユーザの指示が無い場合には、ページ画像において、通常行われているレイアウトをデフォルトで設定するような方法を用いることができる。
他方、複数画像レイアウトが設定されている場合には、ステップS103において読み込んだ複数の画像に対するレイアウト情報の設定に従って、プリント用紙面上におけるそれぞれの画像の位置(画像の左上隅の座標)、画像の大きさ(画像の幅・高さ)が決定される(ステップS107)。
前段のステップで画像の位置と大きさが決定されると、画像ファイルからステップS104で展開された画像に対して、色処理部134によって、色処理が施される(ステップS108)。この色処理には、カラーマッチング処理、RGB→CMYK変換、ガンマ(γ)処理が含まれ、この処理によってプリンタエンジン150のデバイス特性が調整される。
次いで、変倍処理部135によって、ステップ106,107にて決定されたプリント用紙面上のレイアウトデータに従って、必要な変倍処理を行う(ステップS109)。即ち、画像機器300等のソースから供給される画像のサイズに対するレイアウトデータの画像サイズ(画像の幅・高さ)によって、変倍率が定められる。
次に、ここまでの色処理、変倍処理の各ステップで施された画像データ及びステップ106,107にて決定されたプリント用紙面上のレイアウトデータをもとに、デバイスビット変換処理部136によって、プリンタの画素(ビット)に合わせたディザリング、誤差拡散等の中間調処理を施し、ページメモリ或いはバンドメモリ上に、描画(書き込み)用の画像データが生成される(ステップS110)。
なお、色処理・変倍処理・デバイスビット変換処理の各処理においては、デバイス特性に適合する調整がなされる。ただ、この調整方法自体は、レーザプリンタ或いはインクジェットプリンタ等の各種プリンタにおいて公知の方法であり、この公知の方法を適用することにより実施し得る。
上記のステップを経て生成された描画用のデータが、プリンタエンジン150の画像形成に用いられ、プリント用紙への画像出力が実行され(ステップS111)、この処理フローを終了する。
次いで、変倍処理部135によって、ステップ106,107にて決定されたプリント用紙面上のレイアウトデータに従って、必要な変倍処理を行う(ステップS109)。即ち、画像機器300等のソースから供給される画像のサイズに対するレイアウトデータの画像サイズ(画像の幅・高さ)によって、変倍率が定められる。
次に、ここまでの色処理、変倍処理の各ステップで施された画像データ及びステップ106,107にて決定されたプリント用紙面上のレイアウトデータをもとに、デバイスビット変換処理部136によって、プリンタの画素(ビット)に合わせたディザリング、誤差拡散等の中間調処理を施し、ページメモリ或いはバンドメモリ上に、描画(書き込み)用の画像データが生成される(ステップS110)。
なお、色処理・変倍処理・デバイスビット変換処理の各処理においては、デバイス特性に適合する調整がなされる。ただ、この調整方法自体は、レーザプリンタ或いはインクジェットプリンタ等の各種プリンタにおいて公知の方法であり、この公知の方法を適用することにより実施し得る。
上記のステップを経て生成された描画用のデータが、プリンタエンジン150の画像形成に用いられ、プリント用紙への画像出力が実行され(ステップS111)、この処理フローを終了する。
上記したように、本実施形態によると、スキャナ等の画像機器や記憶メディアから画像データが直接供給されてくる場合のように、様々な圧縮方式のデータ入力が行われる環境にあっても、入力された各々のデータ圧縮方式に応じた展開処理が行われ、データにプリンタ特性に適合する調整が施され、画像出力用のデータが生成される。また、プリント出力面上における画像のレイアウトを任意に設定し得、又複数の画像を任意のレイアウトで1枚の画像に構成する、といった画像のレイアウト処理も可能にする。このような画像処理を行うことによって、汎用性の高い画像出力用データの生成処理が可能となる。
なお、上記実施形態では、プリンタ100に画像機器300もしくは記憶メディアから画像ファイル(印刷ジョブ)を転送する方式として、LAN等のネットワークを用いる方式を例示したが、画像機器300等に対する送受信インタフェースを構成するものであれば、セントロ・USB・IEEE1394等の転送経路を用いる方式でも良い。また、リムーバブルなメモリカード等の記憶メディアのコネクタをプリンタに装備し、コネクタを介してデータ転送を行う方式のように、記憶メディアを直接、接続する方式を採用しても良い。
また、上記実施形態では、画像処理部130を制御部110とは別の要素として構成する例を示した(例えば、専用ASICとする)が、これに代え、制御部110のソフトウェア処理で実施することも可能である。即ち、画像データに対する処理として行われる、画像種類の判定からページメモリ上に描画用の画像データを生成するまでの処理過程(図3に示したステップS101〜S110、参照)を実行するための画像処理用のプログラムを作成し、制御部110内のCPUでこのプログラムをドライブすることによって、実施することも可能である。
なお、上記実施形態では、プリンタ100に画像機器300もしくは記憶メディアから画像ファイル(印刷ジョブ)を転送する方式として、LAN等のネットワークを用いる方式を例示したが、画像機器300等に対する送受信インタフェースを構成するものであれば、セントロ・USB・IEEE1394等の転送経路を用いる方式でも良い。また、リムーバブルなメモリカード等の記憶メディアのコネクタをプリンタに装備し、コネクタを介してデータ転送を行う方式のように、記憶メディアを直接、接続する方式を採用しても良い。
また、上記実施形態では、画像処理部130を制御部110とは別の要素として構成する例を示した(例えば、専用ASICとする)が、これに代え、制御部110のソフトウェア処理で実施することも可能である。即ち、画像データに対する処理として行われる、画像種類の判定からページメモリ上に描画用の画像データを生成するまでの処理過程(図3に示したステップS101〜S110、参照)を実行するための画像処理用のプログラムを作成し、制御部110内のCPUでこのプログラムをドライブすることによって、実施することも可能である。
100・・画像処理装置(プリンタ)、 110・・制御部、
113・・操作部、 130・・画像処理部、
132・・画像データ展開部、 133・・画像レイアウト部、
134・・色処理部、 135・・変倍処理部、
136・・デバイスビット変換処理部、 150・・プリンタエンジン、
200・・PC、 300・・画像機器。
113・・操作部、 130・・画像処理部、
132・・画像データ展開部、 133・・画像レイアウト部、
134・・色処理部、 135・・変倍処理部、
136・・デバイスビット変換処理部、 150・・プリンタエンジン、
200・・PC、 300・・画像機器。
Claims (6)
- 処理対象として入力された画像データを設定された処理条件に従って処理することにより、画像出力用データを生成する画像処理装置であって、入力された画像データの画像種類を判定する画像種類判定手段と、判定結果として得られた画像種類に応じた復元処理によって、画像データを展開する画像展開手段と、各画像データ毎に出力画像面上のレイアウトを任意に設定し得るレイアウト設定手段と、前記レイアウト設定手段によって設定されたレイアウトに従って、出力画像領域を決定するレイアウト決定手段と、前記画像展開手段によって展開された画像データに画像出力装置に適合する色処理を施す手段と、色処理後の画像データを画像出力装置の解像度及び前記レイアウト決定手段によって決定された出力画像領域に従って変倍する手段と、変倍後の画像データを画像出力装置の1画素の表現可能ビット数に適した階調表現方法によって変換し、画像出力用データメモリに書き込む手段を有することを特徴とする画像処理装置。
- 請求項1に記載された画像処理装置において、画像データの出力が可能な画像機器もしくは記憶メディアに対する送受信インタフェースを備え、前記送受信インタフェースを通して入力された画像データを前記処理対象のデータとしたことを特徴とする画像処理装置。
- 請求項1又は2に記載された画像処理装置において、前記画像種類判定手段は、データ圧縮形式を特定する手段であることを特徴とする画像処理装置。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載された画像処理装置において、前記画像展開手段は、RGB画像データに対応する手段であることを特徴とする画像処理装置。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載された画像処理装置において、前記レイアウト設定手段は、ユーザ操作により入力された設定データか、もしくは不揮発メモリに保存されたデフォルト設定データを用いて設定を行う手段であることを特徴とする画像処理装置。
- 請求項5に記載された画像処理装置において、前記設定データは、1ページに対する1画像データのレイアウトと、1ページに対する複数画像データのレイアウトのいずれかを選択するデータであることを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004286036A JP2006101285A (ja) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=36240663
Family Applications (1)
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JP2004286036A Pending JP2006101285A (ja) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | 画像処理装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007336143A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置 |
-
2004
- 2004-09-30 JP JP2004286036A patent/JP2006101285A/ja active Pending
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