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JP5531775B2 - 多機能型画像形成装置 - Google Patents

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JP5531775B2
JP5531775B2 JP2010116277A JP2010116277A JP5531775B2 JP 5531775 B2 JP5531775 B2 JP 5531775B2 JP 2010116277 A JP2010116277 A JP 2010116277A JP 2010116277 A JP2010116277 A JP 2010116277A JP 5531775 B2 JP5531775 B2 JP 5531775B2
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Description

本発明は、排紙トレーに排出された印刷物を取り残し等のないように取り出し易くする節電型で使い勝手のよい多機能型画像形成装置に関する。
近年、プリンタ、スキャナ、コピー機、FAXなどの機能を1台で兼ね備えるMFP(Multi Function Peripheral:多機能周辺装置、又はMulti Function Printer:多機能型画像形成装置)と称される機器が実用化されている。
このようなMFP等の多機能画像形成装置においては、全体の構成上、印刷物の排紙トレー部は、スキャナ等の下側に配置されている場合が多いため、排紙トレー部がスキャナの陰に隠れて排紙トレー部が薄暗い状態に置かれていることが多い。
そこで、排紙トレー部の上部に照明ランプを設け、用紙が排紙トレー部に排出されたとき、一定時間、排紙トレー部を照明するようにした構成が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
尚、この特許文献1には、MFPに人が近づいたら照明ランプを点灯するようにしても良い旨の提案もされている。
特開平08−339107号公報
しかしながら、印刷物が排出された直後に、その排出された印刷物をユーザがとりに来ることは意外に少ない。実際には印刷物が排出された後、暫くしてから印刷物を取りにくることが多い。したがって、特許文献1の技術では、せっかくの照明機能が役立っていないという課題がある。
また、単に人が近づいたら点灯するというのでは、不特定多数の人が頻繁に通過するような場所にMFPが設置されているような場合であると結局常時点灯しているのと同じことになって節電の目的を果たしていないという課題がある。
上記の課題を解決するために、本発明の多機能画像形成装置は、排紙部の特定空間領域を遮るものを検知すべく上記特定空間領域の所定の位置に設けられたレーザ発光部と、レーザ受光部と、複数のレーザ反射部とを備える空間センサと、上記排紙部を照明する照明部と、を備え、上記照明部は、上記空間センサが上記特定空間領域を遮るものを検知したとき上記排紙部を照明する、ように構成される。
この多機能型画像形成装置は、上記排紙部に配置された人感センサを更に備え、上記空間センサは上記人感センサが人の気配を検知したときのみ上記特定空間領域を遮るものを検知するためのセンサ機能を作動させる、ように構成される。
上記の多機能型画像形成装置において、例えば、上記人感センサは上記排紙部の正面側に配置され、上記照明部は上記排紙部の排紙トレーの排紙面を照明するよう配置され、上記特定空間領域は上記排紙部の正面側で且つ上記排紙面よりも手前側において上記排紙面と該排紙面の上方に位置するスキャナ部底面とで形成される空間である、ように構成される。
そして、上記照明部は、例えば、上記空間センサが上記特定空間領域を遮るものを検知したときから所定の時間だけ上記排紙部を照明する、ように構成される。
本発明の多機能型画像形成装置は、人感センサが人の気配を検知し、空間センサが例えば人の手のように特定空間領域を遮るものを検知したときに、照明部が排紙部の排紙トレーの排紙面を一定期間照明するので、照明部の消費電力を可及的に節電するという効果を奏する。
本発明の実施例1に係る多機能型画像形成装置(MFP)の内部構成を説明する断面図である。 (a) は実施例1に係るMFPの正面斜め右上方から見た外観斜視図であり、(b) は正面斜め左横方向から見た外観斜視図である。 実施例1に係るMFPの制御装置を含む回路ブロック図である。 実施例1に係るMFPの排紙トレーに対する照明の動作状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る多機能型画像形成装置(MFP)の内部構成を説明する断面図である。
図2(a) は実施例1に係るMFPの正面斜め右上方から見た外観斜視図であり、(b) は正面斜め左横方向から見た外観斜視図である。図1及び図2(a),(b) に示すように、MFP1は、画像形成部2と、イメージスキャナ部3とで構成されている。
先ず、画像形成部2から説明する。
画像形成部2は、電子写真式で二次転写方式のタンデム型のカラー画像形成装置であり画像形成ユニット部4、中間転写ベルトユニット5、給紙部6、両面印刷用搬送ユニット7、及び電装部10で構成されている。
上記画像形成ユニット部4は、同図の右から左へ4個の画像形成ユニット8(8M、8C、8Y、8K)を多段式に並設した構成からなる。
上記4個の画像形成ユニット8のうち上流側(図の右側)の3個の画像形成ユニット8M、8C及び8Yは、それぞれ減法混色の三原色であるマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の色トナーによるモノカラー画像を形成する。
最下流の画像形成ユニット8Kは、単独で使用される場合は白黒の画像を形成し、3個の画像形成ユニット8M、8C及び8Yと共に使用される場合は、主として文字や画像の暗黒部分等に用いられるブラック(K)トナーによるモノクロ画像を形成する。
上記の各画像形成ユニット8は、トナー容器(トナーカートリッジ)に収納されたトナーの色を除き全て同じ構成である。したがって、以下ブラック(K)用の画像形成ユニット8Kを例にしてその構成を説明する。
画像形成ユニット8は、最下部に感光体ドラム9を備えている。この感光体ドラム9は、その周面が例えば有機光導電性材料で構成されている。この感光体ドラム9の周面近傍を取り巻いて、クリーナ11、帯電ローラ12、光書込ヘッド13、及び現像器14の現像ローラ15が配置されている。
現像器14は、上部のトナー容器に同図にはM、C、Y、K(R)で示すようにマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)のいずれかのトナーを収容し、中間部には下部へのトナー補給機構を備えている。
また、現像器14の下部には側面開口部に上述した現像ローラ15を備え、内部にはトナー撹拌部材、現像ローラ15にトナーを供給するトナー供給ローラ16、現像ローラ15上のトナー層を一定の層厚に規制するドクターブレード等を備えている。
中間転写ベルトユニット5は、本体装置のほぼ中央で図の左右のほぼ端から端まで扁平なループ状になって延在する無端状の転写ベルト17と、この転写ベルト17を掛け渡されて転写ベルト17を図の反時計回り方向に循環移動させる駆動ローラ18と従動ローラ19を備えている。
上記の転写ベルト17は、トナー像を直接ベルト面に転写(一次転写)されて、そのトナー像を更に用紙に転写(二次転写)すべく用紙への転写位置まで搬送するので、ここではユニット全体を中間転写ベルトユニットといっている。
この中間転写ベルトユニット5は、上記扁平なループ状の転写ベルト17のループ内にベルト位置制御機構21を備えている。ベルト位置制御機構21は、転写ベルト17を介して感光体ドラム9の下部周面に押圧する導電性発泡スポンジから成る一次転写ローラ22を備えている。
ベルト位置制御機構21は、マゼンタ(M)、シアン(C)及びイエロー(Y)の3個の画像形成ユニット8M、8C及び8Yに対応する3個の一次転写ローラ22を鉤型の支持軸を中心に同一周期で回転移動させる。
そして、ベルト位置制御機構21は、ブラック(K)の画像形成ユニット8Kに対応する1個の一次転写ローラ22を上記3個の一次転写ローラ22の周期と異なる回転移動周期で回転移動させて転写ベルト17を感光体ドラム9から離接させる。
すなわち、ベルト位置制御機構21は、中間転写ベルトユニット5の転写ベルト17の位置を、フルカラーモード(4個全部の一次転写ローラ22が転写ベルト17に当接)、モノクロモード(画像形成ユニット8Kに対応する一次転写ローラ22のみが転写ベルト17に当接)、及び全非転写モード(4個全部の一次転写ローラ22が転写ベルト17から離れる)に切換える。
上記の中間転写ベルトユニット5には、上面部のベルト移動方向最上流側の画像形成ユニット8Mの更に上流側に、ベルトクリーナユニットが配置され、下面部のほぼ全面に沿い付けるように平らで薄型の廃トナー回収容器23が着脱自在に配置されている。
給紙部6は、上下2段に配置された2個の給紙カセット24を備え、2個の給紙カセット24の給紙口(図の右方)近傍には、それぞれ用紙取出ローラ25、給送ローラ26、捌きローラ27、待機搬送ローラ対28が配置されている。
待機搬送ローラ対28の用紙搬送方向(図の鉛直上方向)には、転写ベルト17を介して従動ローラ19に圧接する二次転写ローラ29が配設されて、用紙への二次転写部を形成している。
この二次転写部の下流(図では上方)側にはベルト式熱定着装置31が配置されて、ベルト式熱定着装置31の更に下流側には、定着後の用紙をベルト式熱定着装置31から搬出する搬出ローラ対32、及びその搬出される用紙を、装置上方に形成されている排紙部30に排紙する排紙ローラ対34が配設されている。
排紙部30は、排紙トレー33の排紙面とこの排紙面の上方に位置するイメージスキャナ部3の底面とで形成される空間を構成し、排紙ローラ対34によって排紙トレー33上に排出された用紙を適宜枚数積載可能である。
両面印刷用搬送ユニット7は、上記搬出ローラ対32から排紙ローラ対34に至る搬送路から図の右横方向に分岐した開始返送路35a、それから下方に曲がる中間返送路35b、更に上記とは反対の左横方向に曲がって最終的に返送用紙を反転させる終端返送路35cを備えている。
更に、両面印刷用搬送ユニット7は、上記の返送路の途中に配置された4組の返送ローラ対36a、36b、36c、36dを備えている。そして、上記終端返送路35cの出口は、給紙部6の下方の給紙カセット24に対応する待機搬送ローラ対28への搬送路に連絡している。
電装部10は、複数の電子部品からなる詳しくは後述する制御装置が搭載された回路基盤を備えている。
また、本例において中間転写ベルトユニット5の上面部には、クリーニング部37が配置されている。クリーニング部37は、転写ベルト17の上面に当接して廃トナーを擦り取って除去して、図示を省略したベルトクリーナユニットの一時貯留部に溜め込む。
そして、クリーニング部37は、その溜め込まれた廃トナーを搬送スクリューにより落下筒内を上部まで搬送し、落下筒を介して廃トナー回収容器23に送り込んでいる。
図1に示すように、この画像形成部2は、従来の用紙に直接トナー像を転写する方式ではなく、待機搬送ローラ対28により二次転写部まで鉛直方向に搬送される用紙に中間転写ベルト17を介してトナー像を転写する方式となっている。
したがって、用紙の搬送路に発生する用紙ジャム等の不具合を回復するメンテナンス処理時には、中間転写ベルトユニット7を下部の不図示のヒンジを支点にして外側に開き、図1の右側を開放するのみで対処できるようになっている。
そして、用紙ジャム等の不具合はキット類の配設部では発生しないので、図1の左側に集中するキット類などの消耗品の着脱時や電装部10の保守時には、前扉20を開いて、キット類又は回路基板等を長手方向に入替え操作するだけで良いように構成されている。
尚、画像形成部2における画像形成処理については、通常の電子写真式のトナーによる画像形成処理(印字処理)であり、特別な処理は無いので、画像形成処理の細部については説明を省略する。
次に、イメージスキャナ部3について説明する。
イメージスキャナ部3は、通常のスキャナと同様に、フラットベッド部38と、ADF(Automatic Document Feeder )部39を備えている。フラットベッド部38の上面には透明ガラス板から成る原稿台が配設されている。
フラットベッド部38の上面には、ADF部39の排紙トレー部42の下面が開閉可能に当接している。図2(a),(b) に示す取っ手41を手で上に持ち上げてADF部39を上方に回動させて排紙トレー部42の下面とフラットベッド部38の上面との係合面を開くと、フラットベッド部38上面の原稿台が露出するようになっている。
また、フラットベッド部38の内底部には、刃付きベルトとシャフト、又は駆動紐とレール等から成る副走査方向スキャン部43が配置されている。この副走査方向スキャン部43には、長尺状LED(light emitting diode)アレイと長尺イメージセンサから成る読取部44が両方向矢印aで示すように左右に移動可能に保持されている。
また、フラットベッド部38の前部には、図2(a),(b) に示すように操作パネル45が配設されている。操作パネル45は、やや前下がりに傾斜した上面に、タッチ入力が可能な表示部46と機械的な入力が可能な複数のボタンから成るボタン部47を備えている。
一方、ADF部39は、排紙トレー部42の左端部に旋回搬送部48を備えている。旋回搬送部48には給紙トレー49が装着されている。給紙トレー49は排紙トレー部42の上方に位置し、排紙トレー部42に所定枚数の原稿又は用紙を排出載置可能なように排紙トレー部42の上面との間隔を十分に空けて配設されている。
給紙トレー49は、その両側部に、側部方向に任意に移動可能な横幅規制板51を備えている。給紙トレー49に載置された原稿又は用紙は、横幅規制板51に規制されて斜行を禁止され、旋回搬送部48に給送される。
旋回搬送部48は、図1に示すように、給紙トレー49の給紙端に設けられた給紙ベルト52、給紙ベルト52に接し、逆方向に回転して原稿又は用紙の重送を防止する捌きローラ53、それらの下流に配置された待機ローラ対54を備えている。
また、旋回搬送部48は、待機ローラ対54の下流に、旋回搬送ローラ55、この旋回搬送ローラ55の周面にほぼ等間隔に配置され、旋回搬送ローラ55の周面に圧接して従動する3個の従動ローラ56(56a、56b、56c)を備えている。
また、旋回搬送部48は、三番目の従動ローラ56cの下流において給紙トレー49の給紙端と排紙トレー部42の左端部との間に配置された排紙ローラ対58を備えている。
そして、旋回搬送部48の二番目の従動ローラ56bと三番目の従動ローラ56cとの間に対応するフラットベッド部38側の位置に、この位置をホームポジションとする前述した読取兼消色部44が配置されている。
次に、上記構成におけるMFP1の電装部10に格納されている制御装置を含む制御回路について説明する。
図3は、MFP1の制御装置を含む回路ブロック図である。
図3に示すように回路ブロックは、CPU(central processing unit)60を中心にして、このCPU60に、それぞれデータバスを介してインターフェイスコントローラ(I/F_CONT)61、プリンタコントローラ(PR_CONT)62、及びスキャナコントローラ(SC_CONT)63が接続されている。
上記のPR_CONT62にはプリンタ印字部64が接続されている。プリンタ印字部64には、特には図示しないが、ベルト駆動部、搬送機構駆動部、印加電圧出力部等が接続されている。
また、SC_CONT63には図1に示したイメージスキャナ部3が接続されている。イメージスキャナ部3には読取部44が接続されている。
また、CPU60には、ROM(read only memory)67、EEPROM(electrically erasable programmable ROM)68、本体操作部の操作パネル45、及び各部に配置されたセンサからの出力が入力されるセンサ部69、排紙トレー33を照明する照明部70が接続されている。
上記のROM67には、システムプログラムが記憶され、CPU60は、このシステムプログラムに従って各部を制御して処理を行う。
すなわち、各部において、先ず、I/F_CONT61は、例えばパーソナルコンピュータ等のホスト機器から供給される印字データをビットマップデータに変換し、フレームメモリ71に展開する。
フレームメモリ71は、ブラック(K)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)ごとに記憶エリアが設定されており、各トナー用の画像データが対応するエリアに展開される。
フレームメモリ71に展開されたデータはPR_CONT62に出力され、PR_CONT62からプリンタ印字部64に出力される。
プリンタ印字部64は、エンジン部であり、PR_CONT62からの制御の下で、図1に示した感光体ドラム9、一次転写ローラ22等を含む回転駆動系、帯電ローラ12、光書込ヘッド13等の被駆動部を有する画像形成部の印加電圧などのプロセス負荷への駆動出力を制御する。
更にプリンタ印字部64は、図示は省略しているが、中間転写ベルトユニット5の上下移動や転写ベルト17の回転駆動、ベルト式定着装置31のベルト駆動などを行うベルト駆動部、用紙取出ローラ25〜排紙ローラ対34等の回転駆動される各部からなる搬送機構を駆動する搬送機構駆動部への駆動出力を制御する。
そして、PR_CONT62から出力されたブラック(K)、マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の各色のデータは、プリンタ印字部64からそれぞれ対応する図1に示した光書込ヘッド21に供給される。
SC_CONT63は、操作パネル45から出力される入力イベントで原稿の読取が指示されているときは、センサ部69から出力されている検知信号により、原稿が給紙トレー49に載置されているか、又はフラットベッド部38の原稿台上に載置されているかを調べ、読取部44のLED光源により原稿の読取を実行するよう各部を制御する。
図1に示す読取部44との原稿との動作の関係は、原稿がフラットベッド部38に載置されている場合は、原稿は固定で、読取部44が両方向矢印aで示すように左右に移動する。
一方、原稿が給紙トレー49に載置されたときは、読取部44は、図1に示すホームポジション位置に固定され、原稿が旋回搬送部48により旋回搬送されて、ホームポジション位置に対応する原稿台上を通過していく。
前述したように、読取部44は長尺状LEDアレイと長尺イメージセンサから成り、これにより、原稿の主走査方向の画像が読み取られ、原稿と読取部44が相対的に移動することにより、副走査方向の画像が読み取られる。
本例のMFP1は、原稿から読み取った文字や画像を、給紙カセット24に収容されている用紙を用いて、画像形成部2において、複写することができる。
また、パーソナルコンピュータ等の不図示のホスト機器から有線・無線で入力される印字指示コマンドを含む画像情報に基づいて、給紙カセット24に収容されている用紙を用いて、画像形成部2において、モノクロの文章を印字したり、フルカラーの画像を印刷(以下、印刷も含めて印字という)することができる。
このように、画像形成部2において、モノクロの文章を印字された又はフルカラーの画像を印字された用紙は、排紙トレー33に排紙される。
図4は、排紙トレー33に排紙された用紙を取り易くするために、排紙トレー33上を照明する動作状態を示す図である。同図に示すように、フラットベッド部38の下面には照明部70が配置されている。
照明部70は、排紙部30の排紙トレー33の排紙面、すなわち排紙トレー33上に排出されて積載された用紙を照明するために配置されている。
上記の排紙トレー33の排紙面の手前側すなわち本体装置正面側には、排紙トレー33に排紙される用紙によって覆われることのない余地が常に露出している。本例では、この排紙面の余地と、排紙面の上方に位置するイメージスキャナ部3の底面とで形成される空間を、排紙部30の特定空間領域とする。
この特定空間領域は、人が排紙トレー33に排紙された用紙を取り込むに際して、必ず最初に手を差し入れる空間である。本例では、この特定空間領域を遮るものを検知する空間センサを備えている。
空間センサは、図4に示すように、特定空間領域の上方の一方の端部に配設されたレーザ発光部72と、他方の端部に配設されたレーザ受光部73と、これらの間で上下に複数配置されたレーザ反射部74(74−1、74−2、74−3)とを備えている。ただしレーザ反射部74−1と74−3は、図4では陰になって見えない。
この空間センサが作動すると、レーザ発光部72から矢印bのように発射されたレーザ光は、レーザ反射部74−1により矢印cのように反射されて斜めに折り返し、レーザ反射部74−2により矢印dのように反射されて更に斜めに折り返す。
そして、この反射光は、更にレーザ反射部74−3により矢印eのように反射されて斜めに折り返し、レーザ受光部73に入射する。図3に示すセンサ部69に対してレーザ受光部73から発信される出力は常にはOFFであり、上述した反射光が入射するとONになる。
尚、図4では、レーザ反射部74は3個となっているが、これに限ることなく、4個以上あってもよい。その場合は、複数のレーザ反射部74の反射面の傾斜を適宜に設定して、最終の反射光がレーザ受光部73に入射するようにすればよい。
図3のCPU60は、排紙トレー33に用紙が排紙されると、空間センサを作動させ、レーザ受光部73の出力信号がONとなることを確認する。そして、空間センサの作動を一定時間継続し、その一定時間内に、排紙トレー33に排紙された用紙を取り込むべく人が排紙部30に手を差し入れると、特定空間領域の矢印a、b、c、d、eのいずれかのレーザ光路が遮断される。
CPU60は、レーザ光路が遮断されて、レーザ受光部73の出力がOFFとなったことを認識すると、照明部70を所定の時間だけ点灯駆動して、排紙トレー33の排紙面を照明させる。これで、常時陰になっている排紙トレー33の排紙面が明るくなり、印刷物が確実に確認できるので、印刷物の取り出しが容易になると共に、取り残しも無くなる。
特には図示しないが、上記の構成に加えて、例えば排紙部の正面側に、人感センサを配置するようにしてもよい。この場合は、CPU60は、人感センサが人の気配を検知したとき空間センサを一定時間作動させ、空間センサが特定空間領域を遮るものを検知したとき、照明部70を一定時間照明駆動する。
これにより、排紙された用紙を取り込む人が来ていないのに排紙部30を照明する無駄が無くなる。また、人が単にMFP1の傍を通っただけで排紙部30を照明するという無駄もなくなる。
また、照明部70の照明駆動は、人が排紙部30から排紙された用紙を取り込むに要するだけの一定時間であるので、MFP1の傍を通った人が誤って廃止トレー33の特定空間領域内に何かを落とすとか置くとかしてレーザ光路を遮った場合でも、照明は一定時間後に消灯するので、大きな無駄は発生しない。
このように、本実施例の構成に構成よれば、MFP1に近づいた人が、排紙部30に手を差し入れたときだけ照明部70が一定時間照明駆動されるので、照明部70の消費電力を可及的に節電することができる。
本発明は、印刷物が排出される排紙トレー部がスキャナ部の下側に配置されている多機能画像形成装置に利用することができる。
1 多機能型画像形成装置(MFP)
2 画像形成部
3 イメージスキャナ部
4 画像形成ユニット部
5 中間転写ベルトユニット
6 給紙部
7 両面印刷用搬送ユニット
8(8M、8C、8Y、8K) 画像形成ユニット
9(7m、7c、7y、7k) 感光体ドラム
10 電装部
11 クリーナ
12 帯電ローラ
13 光書込ヘッド
14 現像器
15 現像ローラ
16 供給ローラ
17 転写ベルト
18 駆動ローラ
19 従動ローラ
20 前扉
21 ベルト位置制御機構
22 一次転写ローラ
23 廃トナー回収容器
24 給紙カセット
25 用紙取出ローラ
26 給送ローラ
27 捌きローラ
28 待機搬送ローラ対
29 二次転写ローラ
30 排紙部
31 ベルト式熱定着装置
32 搬出ローラ対
33 排紙トレー
34 排紙ローラ対
35a 開始返送路
35b 中間返送路
35c 終端返送路
36a、36b、36c、36d 返送ローラ対
37 クリーニング部
38 フラットベッド部
39 ADF(Automatic Document Feeder )部
41 取っ手
42 排紙トレー部
43 副走査方向スキャン部
44 読取部
45 操作パネル
46 表示部
47 ボタン部
48 旋回搬送部
49 給紙トレー
51 横幅規制板
52 給紙ベルト
53 捌きローラ
54 待機ローラ対
55 旋回搬送ローラ
56(56a、56b、56c) 従動ローラ
58 排紙ローラ対
60 CPU(central processing unit)
61 インターフェイスコントローラ(I/F_CONT)
62 プリンタコントローラ(PR_CONT)
63 スキャナコントローラ(SC_CONT)
64 プリンタ印字部
65 LED(light emitting diode)光源
66 イメージセンサ
67 ROM(read only memory)
68 EEPROM(electrically erasable programmable ROM)
69 センサ部
70 照明部
71 フレームメモリ
72 レーザ発光部
73 レーザ受光部
74(74−1、74−2、74−3) レーザ反射部

Claims (4)

  1. 排紙部の特定空間領域を遮るものを検知すべく前記特定空間領域の所定の位置に設けられたレーザ発光部と、レーザ受光部と、複数のレーザ反射部とを備える空間センサと、
    前記排紙部を照明する照明部と、
    を備え、
    前記照明部は、前記空間センサが前記特定空間領域を遮るものを検知したとき前記排紙部を照明する、
    ことを特徴とする多機能型画像形成装置。
  2. 前記排紙部に配置された人感センサを更に備え、前記空間センサは前記人感センサが人の気配を検知したときのみ前記特定空間領域を遮るものを検知するためのセンサ機能を作動させる、ことを特徴とする請求項1記載の多機能型画像形成装置。
  3. 前記人感センサは前記排紙部の正面側に配置され、前記照明部は前記排紙部の排紙トレーの排紙面を照明するよう配置され、前記特定空間領域は前記排紙部の正面側で且つ前記排紙面よりも手前側において前記排紙面と該排紙面の上方に位置するスキャナ部底面とで形成される空間である、ことを特徴とする請求項2記載の多機能型画像形成装置。
  4. 前記照明部は、前記空間センサが前記特定空間領域を遮るものを検知したときから所定の時間だけ前記排紙部を照明する、ことを特徴とする請求項1記載の多機能型画像形成装置。
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