JP5527942B2 - 粉砕機及びトナー製造装置 - Google Patents
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Description
該固定子は該回転子を内包しており、
該回転子は、独立した複数個のディスクをつなぎ合わせた構成であって、該固定子の表面と該回転子の表面とが所定の間隙を有して、粉砕ゾーンを形成するように配置されており、
該固定子の表面及び該回転子の表面には、いずれも複数の凸部と凹部とが設けられており、
該固定子及び該回転子の該凹部及び該凸部が、該中心回転軸に対して平行に設けられており、
該回転子は内部に冷却用の冷媒流路を具備しており、
該冷媒流路は、
(i)粉体投入口側或いは粉体排出口側の一方向から、中心回転軸を介して、冷媒を導入するための冷媒流路L、
(ii)該冷媒流路Lにより搬送された冷媒を、ディスクの外層部に搬送する冷媒流路M、
(iii)該冷媒流路Mによってディスクの外層部に搬送された冷媒を、該中心回転軸と並行に搬送する冷媒流路N、
(iv)該冷媒流路Nによって搬送された冷媒を、ディスクの外層部から該中心回転軸に向けて搬送する冷媒流路P、及び、
(v)該冷媒流路Pによって該中心回転軸に向けて搬送された冷媒を、冷媒が導入された粉体投入口側或いは粉体排出口側の方向とは異なる、粉体投入口側或いは粉体排出口側から冷媒が排出されるように、冷媒を搬送する冷媒流路Q
を有し、
該回転子を構成する各ディスクは、それぞれ独立して、該冷媒流路M、該冷媒流路N及び該冷媒流路Pを有しており、
該回転子を構成する各ディスクにおいて、該冷媒流路Nは、該中心回転軸に対して並行に設けられた冷却孔であって、該中心回転軸に垂直な向きの該回転子の断面において、複数の該冷却孔が該回転子の円周方向に一定間隔となるように配置されていることを特徴とする粉砕機に関する。
(1)該固定子は該回転子を内包しており、
(2)該固定子表面と該回転子表面とは、所定の間隙を有するように該回転子は配置され
て粉砕ゾーンを形成しており、
(3)該粉砕ゾーンにおいて、該回転子の回転に伴って被粉砕物が粉砕され、
(4)該固定子表面及び回転子表面は、いずれも複数の凸部と凹部とを有する粉砕機にお
いて、
(5)図1に示す通り、該凹凸部が、該中心回転軸に対して平行に設けられており、
(6)図2に示す通り、該回転子は内部に冷却用の冷媒流路を具備することを特徴とする
。
(1)該回転子は、外周面に複数の凹部を有し、
(2)該回転子は内部に冷却用の冷媒流路を具備し、
(3)該回転子の中心点pから該回転子の凹部底面rまでを直線で結んだ長さをDprと
し、
(4)該回転子の中心点pから該冷媒流路の最外殻qまでを直線で結んだ長さをDpqと
した場合、
(5)以下の式(1)となるように、冷却用の冷媒流路を設けたことを特徴とする。
式(1) 1.0mm≦Dpr−Dpq≦25.0mm
(1)粉体投入口311側或いは、粉体排出口302側の一方向から、中心回転軸312
を介して、冷媒を導入するための冷媒流路L、
(2)該回転子314において外層部へ冷媒を搬送するための冷媒流路M、
(3)該回転子314外層部を中心回転軸312と並行に冷媒を搬送するための冷媒流路
N、
(4)該回転子314外層部から中心回転軸312に向けて冷媒を搬送するための冷媒流
路P、
(5)冷媒導入方向に対して同方向域または逆方向への冷媒を排出するための冷媒流路Q
、
の構成であることが好ましい。
式(1) 1.0mm≦Dpr−Dpq≦25.0mm
該トナー粒子は、少なくとも、溶融混練工程及び粗粉砕工程、微粉砕工程、分級工程を経て生成されたものであって、
該微粉砕工程に用いられるトナー製造装置は、
被粉砕物を粉砕手段内に投入するための粉体投入口と、固定子と、少なくとも中心回転軸に取り付けられた回転子と、粉砕された粉体を粉砕手段から排出するための粉体排出口とを少なくとも有し、
(1)該固定子は該回転子を内包しており、
(2)該固定子表面と該回転子表面とは、所定の間隙を有するように該回転子は配置され
て粉砕ゾーンを形成しており、
(3)該粉砕ゾーンにおいて、該回転子の回転に伴って被粉砕物が粉砕され、
(4)該固定子表面及び回転子表面は、いずれも複数の凸部と凹部とを有する粉砕機であ
り、
(5)該凹凸部が、該中心回転軸に沿うよう設けられており、
(6)該回転子は内部に冷却用の冷媒流路を具備することを特徴とする。
カルナバワックス、サゾールワックス、モンタン酸エステルワックスなどの脂肪酸エステルを主成分とするワックス類;及び脱酸カルナバワックスなどの脂肪酸エステル類を一部または全部を脱酸化したものなどが挙げられる。
ステアリルアルコール、アラルキルアルコール、ベヘニルアルコール、カルナウビルアルコール、セリルアルコール、メリシルアルコールなどの飽和アルコール類;長鎖アルキルアルコール類;ソルビトールなどの多価アルコール類;
リノール酸アミド、オレイン酸アミド、ラウリン酸アミドなどの脂肪酸アミド類;メチレンビスステアリン酸アミド、エチレンビスカプリン酸アミド、エチレンビスラウリン酸アミド、ヘキサメチレンビスステアリン酸アミドなどの飽和脂肪酸ビスアミド類;
エチレンビスオレイン酸アミド、ヘキサメチレンビスオレイン酸アミド、N,N’−ジオレイルアジピン酸アミド、N,N−ジオレイルセバシン酸アミドなどの不飽和脂肪酸アミド類;m−キシレンビスステアリン酸アミド、N,N−ジステアリルイソフタル酸アミドなどの芳香族系ビスアミド類;
ステアリン酸カルシウム、ラウリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウムなどの脂肪酸金属塩(一般に金属石けんといわれているもの)、また、脂肪族炭化水素系ワックスにスチレンやアクリル酸などのビニル系モノマーを用いてグラフト化させたワックス類;
また、ベヘニン酸モノグリセリドなどの脂肪酸と多価アルコールの部分エステル化物、また、植物性油脂の水素添加などによって得られるヒドロキシル基を有するメチルエステル化合物などが挙げられる。
トナーの重量平均粒径(D4)および個数平均粒径(D1)は、100μmのアパーチャーチューブを備えた細孔電気抵抗法による精密粒度分布測定装置「コールター・カウンター Multisizer 3」(登録商標、ベックマン・コールター社製)と、測定条件設定及び測定データ解析をするための付属の専用ソフト「ベックマン・コールター Multisizer 3 Version3.51」(ベックマン・コールター社製)を用いて、実効測定チャンネル数2万5千チャンネルで測定し、測定データの解析を行ない、算出した。
(1)Multisizer 3専用のガラス製250ml丸底ビーカーに前記電解水溶液約200mlを入れ、サンプルスタンドにセットし、スターラーロッドの撹拌を反時計回りで24回転/秒にて行う。そして、解析ソフトの「アパーチャーのフラッシュ」機能により、アパーチャーチューブ内の汚れと気泡を除去しておく。
(2)ガラス製の100ml平底ビーカーに前記電解水溶液約30mlを入れ、この中に分散剤として「コンタミノンN」(非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、有機ビルダーからなるpH7の精密測定器洗浄用中性洗剤の10質量%水溶液、和光純薬工業社製)をイオン交換水で3質量倍に希釈した希釈液を約0.3ml加える。
(3)発振周波数50kHzの発振器2個の位相を180度ずらした状態で内蔵し、電気的出力120Wの超音波分散器「Ultrasonic Dispension System Tetora150」(日科機バイオス社製)の水槽内に所定量のイオン交換水を入れ、この水槽中に前記コンタミノンNを約2ml添加する。
(4)前記(2)のビーカーを前記超音波分散器のビーカー固定穴にセットし、超音波分散器を作動させる。そして、ビーカー内電解水溶液の液面の共振状態が最大となるようにビーカーの高さ位置を調整する。
(5)前記(4)のビーカー内の電解水溶液に超音波を照射した状態で、トナー約10mgを少量ずつ前記電解水溶液に添加し、分散させる。そして、さらに60秒間超音波分散処理を継続する。尚、超音波分散にあたっては、水槽の水温が10℃以上40℃以下となる様に適宜調節する。
(6)サンプルスタンド内に設置した前記(1)の丸底ビーカーに、ピペットを用いてトナーを分散した前記(5)の電解質水溶液を滴下し、測定濃度が約5%となるように調整する。そして、測定粒子数が50000個になるまで測定を行なう。
(7)測定データを装置付属の前記専用ソフトにて解析を行ない、重量平均粒径(D4)および個数平均粒径(D1)を算出する。尚、専用ソフトでグラフ/体積%と設定したときの、分析/体積統計値(算術平均)画面の「平均径」が重量平均粒径(D4)であり、専用ソフトでグラフ/個数%と設定したときの、分析/個数統計値(算術平均)画面の「平均径」が個数平均粒径(D1)である。
トナー中の個数基準の微粉量(個数%)は、以下のようにして算出する。
(1)専用ソフトでグラフ/個数%に設定して測定結果のチャートを個数%表示とし、
(2)書式/粒径/粒径統計画面における粒径設定部分の「<」にチェック、その下の粒
径入力部に「4」を入力する。そして、
(3)分析/個数統計値(算術平均)画面を表示したときの「<4μm」表示部の数値が
、トナー中における4.0μm以下の粒子の個数%である。
トナー中の体積基準の粗粉量(体積%)は、以下のようにして算出する。
(1)専用ソフトでグラフ/体積%に設定して測定結果のチャートを体積%表示とし、
(2)書式/粒径/粒径統計画面における粒径設定部分の「>」にチェック、その下の粒
径入力部に「10」を入力する。そして、
(3)分析/体積統計値(算術平均)画面を表示したときの「>10μm」表示部の数値 が、トナー中における10.0μm以上の粒子の体積%である。
示差熱分析測定装置(DSC測定装置),DSC−7(パーキンエルマー社製)を用い測定する。測定はASTM D3418−82に準じて行う。測定試料2〜10mgを精秤してアルミパン中に入れ、リファレンスとして空のアルミパンを用い、測定温度範囲30〜200℃の間で、昇温速度10℃/minで常温常湿下で測定を行う。
示差走査熱量計(DSC測定装置),DSC−7(パーキンエルマー社製)を用いてASTM D3418−82に準じて測定する。
GPCによるクロマトグラムの分子量は次の条件で測定される。
結着樹脂の「酸価」は以下のように求められる。基本操作は、JIS−K0070に準ずる。
(a)溶剤エチルエーテル−エチルアルコール混液(1+1または2+1)またはベンゼン−エチルアルコール混液(1+1または2+1)で、これらの溶液は使用直前にフェノールフタレインを指示薬としてN/10水酸化カリウムエチルアルコール溶液で中和しておく。
(b)フェノールフタレイン溶液 フェノールフタレイン1gをエチルアルコール(95v/v%)100mlに溶かす。
(c)N/10水酸化カリウム−エチルアルコール溶液 水酸化カリウム7.0gをできるだけ少量の水に溶かしエチルアルコール(95v/v%)を加えて1リットルとし、2〜3日放置後ろ過する。標定はJIS K 8006(試薬の含量試験中滴定に関する基本事項)に準じて行う。
結着樹脂の「水酸基価」は以下のように求められる。基本操作は、JIS=K0070に準ずる。
(a)アセチル化試薬 無水酢酸25gをメスフラスコ100mlに入れ、ピリジンを加えて全量を100mlにし、十分に振りまぜる(場合によっては、ピリジンを追加しても良い)。アセチル化試薬は、湿気、炭酸ガスおよび酸の蒸気に触れないようにし、褐色びんに保存する。
(b)フェノールフタレイン溶液 フェノールフタレイン1gをエチルアルコール(95v/v%)100mlに溶かす。
(c)N/2水酸化カリウム−エチルアルコール溶液 水酸化カリウム35gをできるだけ少量の水に溶かし、エチルアルコール(95v/v%)を加えて1リットルとし、2〜3日間放置後ろ過する。標定はJIS K 8006によって行う。
試料0.5〜2.0gを丸底フラスコに正しくはかりとり、これにアセチル化試薬5mlを正しく加える。フラスコの口に小さな漏斗をかけ、95〜100℃のグリセリン浴中に底部約1cmを浸して加熱する。このときフラスコの首が浴の熱をうけて温度が上がるのを防ぐために、中に丸い穴をあけた厚紙の円盤をフラスコの首の付根にかぶせる。
B:空試験のN/2水酸化カリウムエチルアルコール溶液の使用量(ml)
C:本試験のN/2水酸化カリウムエチルアルコール溶液の使用量(ml)
f:N/2水酸化カリウムエチルアルコール溶液のファクター
S:試料(g)
D:酸価]
(a)平均粒子径
走査型電子顕微鏡(30000倍)の写真を撮影し、フェレ径にて算出した。
(b)磁気特性
東英工業製振動試料型磁力計VSM−P7を使用して、外部磁場796kA/mにて測定した。
(トナーの製造例)
・結着樹脂(ポリエステル樹脂): 100部
(Tg60℃、酸価19.5mgKOH/g、水酸基価24.8mgKOH/g、分子量:Mp7400、Mn2900、Mw57000)
・酸化鉄粒子: 90部
(平均粒子径0.18μm、795.8kA/m磁場での特性Hc11.2kA/m、σs83.6Am2/kg、σr13.2Am2/kg)
・アゾ系鉄錯体化合物: 2部
(保土ヶ谷化学社製、商品名T−77)
・フィッシャートロプシュワックス: 3部
(日本精蝋社製、商品名FT−100、融点98℃)
上記の処方の材料を、ヘンシェルミキサーでよく混合した後、温度130℃に設定した2軸混練機にて混練した。得られた混練物を冷却し、粗粉砕装置で粗粉砕し、粗粉砕物を得た。
回転子314の回転周速10m/secにおける振動値(S−0)を測定する。次に回転周速25m/sec、50m/sec、100m/sec、125m/sec、150m/secにおける各振動値(S−1)を測定する。各回転周速におけるS−1とS−0との振動差を確認し、以下の基準で評価した。
A:25μm未満
B:25μm以上、50μm未満
C:50μm以上、75μm未満
D:75μm以上、100μm未満
E:100μm以上
粉砕物の所望の重量平均径を5.5±0.2μmとし、該粒径が得られる回転周速を確認する。その際、被粉砕物の投入を停止した状態での粉砕室内温度(T−OFF)を確認する。
A:15℃未満
B:15℃以上、20℃未満
C:20℃以上、25℃未満
D:25℃以上、30℃未満
E:30℃以上
実施例1で得られた粗粉砕物を、冷媒流路Nの位置を表−1記載の通りに変更した以外は実施例1と同様に粉砕した。結果を表2に示す。
実施例1で得られた粗粉砕物を、冷却孔Hの断面積及び本数を表−1記載の通りに変更した以外は実施例1と同様に粉砕した。結果を表2に示す。
実施例1で得られた粗粉砕物を、図6に示す冷風発生手段319により発生する冷風温度を11℃とし、吸引ブロワーの流量を24m3/minとし、定量供給機315からの被粉砕物の供給量を250kg/hrとした。
実施例1で得られた粗粉砕物を、実施例1と同様に粉砕した。その際、本実施例においては、図3に示す回転子314を以下のように改造した。尚、その他は実施例1と同様とした。
実施例1で得られた粗粉砕物を、実施例1と同様に粉砕した。その際、本実施例においては、図3に示す回転子314を以下のように改造した。尚、その他は実施例1と同様とした。
実施例1で得られた粗粉砕物を、実施例1と同様に粉砕した。その際、本実施例においては、被粉砕物の供給量を275kg/hrに変更した以外は実施例1と同様とした。
結果を表2に示す。
実施例1で得られた粗粉砕物を、実施例1と同様に粉砕した。その際、本比較例においては、図3に示す該冷媒循環路Lに冷媒を通水せずに、更に、粉砕条件として、表3に示す通り、図6に示す冷風発生手段319により発生する冷風温度を−20℃とし、吸引ブロワーの流量を24m3/minとし、定量供給機315からの被粉砕物の供給量を250kg/hrとした。
実施例1で得られた粗粉砕物を、図4に示す粉砕機を用いて粉砕を行った。本比較例においては、図5に示す歯形状の回転子314及び固定子310を用いて粉砕を行い、下記の条件で粉砕を行った。
実施例1で得られた粗粉砕物を、図5に示す歯形状の回転子314及び固定子310を用いた以外は実施例1と同様に粉砕した。結果を表4に示す。
実施例1で得られた粗粉砕物を、図4に示す回転子314を設置した粉砕機を用いて粉砕を行い、下記の条件で粉砕を行った。尚、歯形状は図5に示す回転子314及び固定子310を用いた。
実施例1で得られた粗粉砕物を、図4に示す回転子314を設置した粉砕機を用いて粉砕を行い、下記の条件で粉砕を行った。尚、歯形状は図5に示す回転子314及び固定子310を用いた。
224 吸引ブロワー
229 捕集サイクロン
240 ホッパー
301 粉砕機
302 粉体排出口
310 固定子
311 粉体投入口
312 中心回転軸
313 ケーシング
314 回転子
315 定量供給機
316 ジャケット
317 冷却水供給口
318 冷却水排出口
319 冷風発生装置
320 ブラインチラー
322 ディスク
Claims (2)
- 被粉砕物を粉砕手段内に投入するための粉体投入口と、固定子と、少なくとも中心回転軸に取り付けられた回転子と、粉砕された粉体を粉砕手段から排出するための粉体排出口とを少なくとも有する粉砕機であって、
該固定子は該回転子を内包しており、
該回転子は、独立した複数個のディスクをつなぎ合わせた構成であって、該固定子の表面と該回転子の表面とが所定の間隙を有して、粉砕ゾーンを形成するように配置されており、
該固定子の表面及び該回転子の表面には、いずれも複数の凸部と凹部とが設けられており、
該固定子及び該回転子の該凹部及び該凸部が、該中心回転軸に対して平行に設けられており、
該回転子は内部に冷却用の冷媒流路を具備しており、
該冷媒流路は、
(i)粉体投入口側或いは粉体排出口側の一方向から、中心回転軸を介して、冷媒を導入するための冷媒流路L、
(ii)該冷媒流路Lにより搬送された冷媒を、ディスクの外層部に搬送する冷媒流路M、
(iii)該冷媒流路Mによってディスクの外層部に搬送された冷媒を、該中心回転軸と並行に搬送する冷媒流路N、
(iv)該冷媒流路Nによって搬送された冷媒を、ディスクの外層部から該中心回転軸に向けて搬送する冷媒流路P、及び、
(v)該冷媒流路Pによって該中心回転軸に向けて搬送された冷媒を、冷媒が導入された粉体投入口側或いは粉体排出口側の方向とは異なる、粉体投入口側或いは粉体排出口側から冷媒が排出されるように、冷媒を搬送する冷媒流路Q
を有し、
該回転子を構成する各ディスクは、それぞれ独立して、該冷媒流路M、該冷媒流路N及び該冷媒流路Pを有しており、
該回転子を構成する各ディスクにおいて、該冷媒流路Nは、該中心回転軸に対して並行に設けられた冷却孔であって、該中心回転軸に垂直な向きの該回転子の断面において、複数の該冷却孔が該回転子の円周方向に一定間隔となるように配置されていることを特徴とする粉砕機。 - 結着樹脂及び着色剤を少なくとも含有する重量平均粒子径が4μm乃至12μmのトナー粒子を製造する方法に用いられるトナー製造装置において、
該トナー粒子は、少なくとも、溶融混練工程及び粗粉砕工程、微粉砕工程、分級工程を経て生成されたものであって、
該微粉砕工程に用いられる装置は、
被粉砕物を粉砕手段内に投入するための粉体投入口と、固定子と、少なくとも中心回転軸に取り付けられた回転子と、粉砕された粉体を粉砕手段から排出するための粉体排出口とを少なくとも有する粉砕機であって、
該固定子は該回転子を内包しており、
該回転子は、独立した複数個のディスクをつなぎ合わせた構成であって、該固定子の表面と該回転子の表面とが所定の間隙を有して、粉砕ゾーンを形成するように配置されており、
該固定子の表面及び該回転子の表面には、いずれも複数の凸部と凹部とが設けられており、
該固定子及び該回転子の該凹部及び該凸部が、該中心回転軸に対して平行に設けられており、
該回転子は内部に冷却用の冷媒流路を具備しており、
該冷媒流路は、
(i)粉体投入口側或いは粉体排出口側の一方向から、中心回転軸を介して、冷媒を導入するための冷媒流路L、
(ii)該冷媒流路Lにより搬送された冷媒を、ディスクの外層部に搬送する冷媒流路M、
(iii)該冷媒流路Mによってディスクの外層部に搬送された冷媒を、該中心回転軸と並行に搬送する冷媒流路N、
(iv)該冷媒流路Nによって搬送された冷媒を、ディスクの外層部から該中心回転軸に向けて搬送する冷媒流路P、及び、
(v)該冷媒流路Pによって該中心回転軸に向けて搬送された冷媒を、冷媒が導入された粉体投入口側或いは粉体排出口側の方向とは異なる、粉体投入口側或いは粉体排出口側から冷媒が排出されるように、冷媒を搬送する冷媒流路Q
を有し、
該回転子を構成する各ディスクは、それぞれ独立して、該冷媒流路M、該冷媒流路N及び該冷媒流路Pを有しており、
該回転子を構成する各ディスクにおいて、該冷媒流路Nは、該中心回転軸に対して並行に設けられた冷却孔であって、該中心回転軸に垂直な向きの該回転子の断面において、複数の該冷却孔が該回転子の円周方向に一定間隔となるように配置されていることを特徴とするトナー製造装置。
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