JP5516353B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
ここで、「コネクタキャップの嵌合方向前端部」とは、コネクタキャップの先端部を示しており、以下の説明において「コネクタキャップの先端部」と表現する場合もある。
本発明の一実施形態について図1乃至図7を参照しながら説明する。
本実施形態に係るコネクタは、レバー30を回動可能に支持するコネクタハウジング10と、コネクタハウジング10に嵌合されるコネクタキャップ50とを備えて構成されている。尚、以下の説明において「前」及び「後」とは、コネクタハウジング10とコネクタキャップ50とを嵌合させるための操作方向の前側及び後側をいう。
また、フード部11の幅方向両側壁には、フード部11の前縁から後方に向かって切り欠かれた切欠溝(本発明の「切欠部」に相当する)15が形成されている。この切欠溝15は、前方に開口して、且つ、フード部11の両側壁を幅方向に貫通して設けられている。また、コネクタハウジング10の幅方向両外側面における切欠溝15のやや後方の位置にはレバー30を回動可能に支持する支持ピン16がそれぞれの外側面から幅方向外側に突出して設けられている。また、コネクタハウジング10の後方上面には、レバー30を係止するための係止部17が設けられている。
両側板31には、図5に示すように、コネクタハウジング10の支持ピン16に嵌合可能な軸孔33が貫通して設けられている。この各軸孔33にコネクタハウジング10の支持ピン16をそれぞれ嵌合させることで、レバー30はコネクタハウジング10に回動可能に支持されている。また、レバー30は、図1に示すように、連結部32がフード部11の開口縁部に沿って配された嵌合初期位置と、図5に示すように、連結部32がコネクタハウジング10の係止部17に係止された嵌合完了位置との間を回動可能とされている。また、レバー30は、図2に示すように、両側板31がコネクタハウジング10を幅方向両側から挟み込むようにコネクタハウジング10に支持されている。
コネクタキャップ50は、コネクタハウジング10のフード部11内に嵌合可能とされており、フード部11内に嵌合された際には、コネクタキャップ50の前後方向略中央部よりも前方側がフード部11内に収容されるようになっている。また、コネクタキャップ50がフード部11内の正規の位置まで嵌合されると、フード部11内の端子収容部12はコネクタキャップ50内に収容されるようになっている。また、コネクタキャップ50がフード部11内の正規の位置まで嵌合されて、コネクタキャップ50内に端子収容部12が収容されると、端子収容部12に装着されたゴムリング13はコネクタキャップ50の内周面に密着し、端子収容部12とコネクタキャップ50との間を液密状にシールするようになっている。
また、コネクタキャップ50は、コネクタハウジング10のフード部11よりも一回り小径に設けられている。これにより、コネクタキャップ50とコネクタハウジング10とは、正規に嵌合した際に、コネクタキャップ50の外周面とフード部11の内周面との間に全周に亘って僅かなクリアランスを有した状態で嵌合されるようになっている。このように、機器に設けられた図示しない機器側コネクタが嵌合されないコネクタハウジング10に対しては、コネクタキャップ50を嵌合させることで、水や埃などの異物が端子収容部12内に浸入することを防止することができるようになっている。
カムピン51の外径寸法は、切欠溝15及びカム溝34の溝幅よりも小さく設けられており、図1及び図4に示すように、レバー30が嵌合初期位置に配置された状態においては、カムピン51が切欠溝15及びカム溝34に進入可能とされている。また、コネクタハウジング10とコネクタキャップ50とを嵌合させる際には、まず、フード部11内にコネクタキャップ50の先端部を嵌合させてカムピン51を切欠溝15及びカム溝34に挿入させ、レバー30を嵌合初期位置から嵌合完了位置まで回動させてカムピン51とカム溝34とを係合させることで、コネクタハウジング10とコネクタキャップ50とがカム作用によって互いに引き寄せられて正規に嵌合されるようになっている。
まず、図1に示すように、コネクタキャップ50とコネクタハウジング10とを互いに正規の嵌合姿勢に向かい合わせ、コネクタキャップ50とコネクタハウジング10とを組み付ける。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、コネクタハウジング10にレバー30が回動可能に設けられた構成としたが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、レバーがスライド可能に設けられたスライドレバー式のコネクタに適用させてもよい。
(2)上記実施形態では、切欠溝15の後端部にカムピン51及び解除部53の先端部が配されるような構成としたが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、切欠溝15が後方に向かって深く切り欠かれることで、カムピン51及び解除部53の先端部が切欠溝15の中央に配されるように構成してもよい。
11:フード部
15:切欠溝(切欠部)
30:レバー
31:側板
32:連結部
34:カム溝
35:係止突起
50:コネクタキャップ
51:カムピン
53:解除部
Claims (1)
- レバーを操作することによりコネクタキャップとコネクタハウジングとが嵌合および離脱するように構成されたコネクタであって、
前記コネクタハウジングには、前記コネクタキャップが内部に嵌合するフード部が設けられており、
前記レバーは、対向する一対の側板と、前記両側板を連結する連結部とを備えて構成されており、
前記両側板には、前記コネクタキャップに設けられたカムピンに係合可能なカム溝と、このカム溝に隣接して配置された係止突起とが設けられ、
前記レバーは、嵌合初期位置と嵌合完了位置との間を移動可能とされており、前記レバーを前記嵌合初期位置から前記嵌合完了位置まで移動させることで前記カムピンと前記カム溝との係合によるカム作用によって前記コネクタハウジングと前記コネクタキャップとが互いに嵌合されるように構成されており、
前記コネクタキャップにおける前記カムピンと隣接する位置には、解除部が設けられており、
前記フード部には、前記カムピンと前記解除部とを一括して内部に収容可能な切欠部が設けられており、
前記レバーは、前記係止突起と前記切欠部とが係止することで前記嵌合初期位置で保持されており、
前記コネクタハウジングと前記コネクタキャップとを正規の嵌合姿勢で組み付けた際には、前記嵌合初期位置で前記解除部が前記係止突起を押圧して前記レバーの前記両側板を開き変形させることで前記係止突起と前記切欠部との係止状態を解除して前記レバーが前記嵌合完了位置に向けて移動可能となる一方、
前記コネクタハウジングもしくは前記コネクタキャップの何れか一方が上下逆方向に反転した不正な嵌合姿勢で前記コネクタハウジングと前記コネクタキャップとを組み付けた際には、前記切欠部の開口縁部のうち前記カムピンの入口側であって正規に組み付けた場合における前記解除部とは対向しない側の開口縁部に対して前記解除部が嵌合方向に当接するようになっており、
前記不正な嵌合姿勢で組み付けた際における前記嵌合初期位置では、前記フード部内に前記コネクタキャップの嵌合方向前端部が嵌合すると共に、前記カムピンが前記カム溝に進入するようになっており、
前記解除部は、前記カムピンの基端部側において、前記カムピンの前端位置よりも嵌合方向後方に配置されるように前記カムピンと一体に設けられていることを特徴とするコネクタ。
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