JP5412825B2 - モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Description
前記ブラシレスモータに印加すべき各相電圧を示す指令値を求め、当該指令値を駆動指令値として出力する制御演算手段と、
前記駆動指令値を補正する補正手段と、
前記補正手段による補正後の駆動指令値に基づき前記ブラシレスモータを駆動する駆動手段と、
電流推定手段と、
電流検出手段とを備え、
前記駆動手段は、互いに直列に接続された2個のスイッチング素子からなるスイッチング素子対を前記ブラシレスモータの相数だけ電源端子と接地端子との間に並列に接続して構成され、各相に対応する前記2個のスイッチング素子の接続点が出力端として前記ブラシレスモータに接続されるインバータを含み、
前記補正手段は、前記電源端子から前記インバータの出力端までの経路の各相の抵抗成分である上段アーム抵抗と当該出力端から前記接地端子までの経路の各相の抵抗成分である下段アーム抵抗とに基づき、前記駆動指令値を相毎に補正し、
前記電流推定手段は、前記インバータから前記ブラシレスモータに供給されるべき電流を推定し、
前記電流検出手段は、前記インバータから前記ブラシレスモータに供給される電流を検出し、
前記補正手段は、
前記電流推定手段により得られる電流推定値と前記電流検出手段により得られる電流検出値との比に基づき、前記上段および下段アーム抵抗の少なくとも一方の抵抗値を補正する抵抗値補正手段と、
前記抵抗値補正手段による補正後の抵抗値に基づき、前記駆動指令値が示す電圧に対する前記出力端における電圧のずれが補償されるように前記駆動指令値を相毎に補正する指令値補正手段とを含むことを特徴とする。
第2の発明は、ブラシレスモータを駆動するためのモータ制御装置であって、
前記ブラシレスモータに印加すべき各相電圧を示す指令値を求め、当該指令値を駆動指令値として出力する制御演算手段と、
前記駆動指令値を補正する補正手段と、
前記補正手段による補正後の駆動指令値に基づき前記ブラシレスモータを駆動する駆動手段と、
電圧検出手段とを備え、
前記駆動手段は、互いに直列に接続された2個のスイッチング素子からなるスイッチング素子対を前記ブラシレスモータの相数だけ電源端子と接地端子との間に並列に接続して構成され、各相に対応する前記2個のスイッチング素子の接続点が出力端として前記ブラシレスモータに接続されるインバータを含み、
前記補正手段は、前記電源端子から前記インバータの出力端までの経路の各相の抵抗成分である上段アーム抵抗と当該出力端から前記接地端子までの経路の各相の抵抗成分である下段アーム抵抗とに基づき、前記駆動指令値を相毎に補正し、
前記電圧検出手段は、前記インバータの前記出力端における少なくとも1相の電圧を検出し、
前記補正手段は、
前記電圧検出手段により得られる前記電圧を検出した相の電圧検出値と前記インバータから前記ブラシレスモータに供給される前記電圧を検出した相の電流を示す電流値とに基づき、前記上段および下段アーム抵抗の抵抗値を算出する抵抗値算出手段と、
前記抵抗値算出手段により算出される抵抗値に基づき、前記駆動指令値が示す電圧に対する前記出力端における電圧のずれが補償されるように前記駆動指令値を相毎に補正する指令値補正手段とを含むことを特徴とする。
第3の発明は、ブラシレスモータを駆動するためのモータ制御装置であって、
前記ブラシレスモータに印加すべき各相電圧を示す指令値を求め、当該指令値を駆動指令値として出力する制御演算手段と、
前記駆動指令値を補正する補正手段と、
前記補正手段による補正後の駆動指令値に基づき前記ブラシレスモータを駆動する駆動手段とを備え、
前記駆動手段は、互いに直列に接続された2個のスイッチング素子からなるスイッチング素子対を前記ブラシレスモータの相数だけ電源端子と接地端子との間に並列に接続して構成され、各相に対応する前記2個のスイッチング素子の接続点が出力端として前記ブラシレスモータに接続されるインバータを含み、
前記補正手段は、前記電源端子から前記インバータの出力端までの経路の各相の抵抗成分である上段アーム抵抗と当該出力端から前記接地端子までの経路の各相の抵抗成分である下段アーム抵抗とに基づき、前記上段アーム抵抗と前記下段アーム抵抗との差により生じる前記出力端における電圧のずれが補償されるように、前記駆動指令値に応じて前記駆動指令値を相毎に補正し、
前記補正手段は、
前記ブラシレスモータに印加すべき相電圧の指令値と補正量との対応関係を示す補正マップを記憶している記憶手段と、
前記制御演算手段から出力される駆動指令値に前記補正マップによって対応付けられる補正量に応じて当該駆動指令値を相毎に補正することにより前記補正後の駆動指令値を算出する補正演算手段とを含むことを特徴とする。
第1〜第3の発明のいずれかに係るモータ制御装置を備え、
前記モータ制御装置は、前記ステアリング機構に操舵補助力を与えるブラシレスモータを駆動することを特徴とする。
また、上記第1の発明によれば、電流推定値と電流検出値との比に基づき上段および下段アーム抵抗の少なくとも一方の抵抗値が補正され、当該補正後の抵抗値に基づき、インバータの出力端における電圧のずれが補償されるように駆動指令値が相毎に補正される。これにより、電子部品等の特性バラツキや温度変化によって上段アーム抵抗や下段アーム抵抗の抵抗値がばらついたり変動したりしても、本来印加すべき電圧を精度よくブラシレスモータに印加し、トルクリップルを抑制することができる。
また、上記第2の発明によれば、インバータの出力端における少なくとも1相の電圧が検出され、当該出力端における電圧が検出された相の電圧検出値とインバータからブラシレスモータに供給される電圧が検出された相の電流を示す電流値とに基づき、上段および下段アーム抵抗の抵抗値が算出され、当該算出された抵抗値に基づき、インバータの出力端における電圧のずれが補償されるように駆動指令値が相毎に補正される。これにより、電子部品等の特性のバラツキや温度変化によって上段アーム抵抗や下段アーム抵抗の抵抗値がばらついたり変動したりしても、本来印加すべき電圧を精度よくブラシレスモータに印加し、トルクリップルを抑制することができる。
また、上記第3の発明によれば、ブラシレスモータに印加すべき電圧を示す駆動指令値に応じて相毎に当該駆動指令値が補正されることにより、インバータにおける上段アーム抵抗と下段アーム抵抗とに差がある場合であっても、当該駆動指令値に応じた相電圧が精度よくブラシレスモータに印加される。これにより、インバータにおいて上段アーム抵抗と下段アーム抵抗との差に起因するトルクリップルの発生が抑制される。また、ブラシレスモータに印加すべき電圧を示す駆動指令値は、インバータの出力端における電圧ずれが補償されるように相毎に補正されるので、相間抵抗差が存在する場合であっても、ブラシレスモータに印加される相電圧の相間での不均衡化が抑制される。これにより、相間抵抗差に起因するトルクリップルの発生も低減できる。したがって、トルクリップルを低減すべくインバータの上段アームと下段アームの間または相間で抵抗成分が揃うように配線パターンを形成しようとするとインバータの回路基板サイズの増大を招くが、上記第5の発明によれば、駆動指令値を上述のように補正することで、回路基板サイズの増大を抑えつつトルクリップルを低減することができる。より具体的には、上記第3の発明によれば、ブラシレスモータに印加すべき相電圧の指令値と補正量との対応関係を示す補正マップが用意されており、それらの補正マップに基づき駆動指令値が相毎に補正されることにより、上記の効果が得られる。なお、このような補正マップは、ブラシレスモータとモータ制御装置からなるシステムについての計算機シミュレーションにより、または、モータ・駆動回路系についての1相分の等価回路に基づく簡易計算により、作成することができる。すなわち、インバータの上段アーム抵抗および下段アーム抵抗やブラシレスモータの相抵抗の設計値または実測値を用いて、当該計算機シミュレーションまたは当該等価回路に基づく簡易計算により当該インバータの各相の出力端における電圧ずれ(または当該インバータのデューティ比と電圧ずれとの関係)を求め、その電圧ずれ等に基づき補正マップを作成することができる。
図1は、本発明に係るモータ制御装置を用いた電動パワーステアリング装置の構成を、それに関連する車両の構成と共に示す概略図である。図1に示す電動パワーステアリング装置は、ブラシレスモータ1、減速機2、トルクセンサ3、車速センサ4、位置検出センサ5、および、モータ制御装置としての電子制御ユニット(ECU)10を備えたコラムアシスト型の電動パワーステアリング装置である。
<2.1 モータ制御装置の構成>
図2は、本発明の第1の実施形態に係るモータ制御装置の構成を示すブロック図である。図2に示すモータ制御装置は、ECU10を用いて構成されており、u相、v相およびw相の3相巻線(図示せず)を有するブラシレスモータ1を駆動する。ECU10は、マイクロコンピュータ(以下「マイコン」と略称する)20、3相/PWM(Pulse Width Modulation)変調器41、モータ駆動回路43、および、電流センサ45を備えている。
id=√2×{Iv×sinθ−Iu×sin(θ−2π/3)} …(1)
iq=√2×{Iv×cosθ−Iu×cos(θ−2π/3)} …(2)
このようにして得られたq軸およびd軸電流検出値iq,idは減算器23,24にそれぞれ入力される。
Vu=√(2/3)×{vd×cosθ−vq×sinθ} …(3)
Vv=√(2/3)×{vd×cos(θ−2π/3)
−vq×sin(θ−2π/3)} …(4)
Vw=−Vu−Vv …(5)
これらの相電圧指令値Vu,Vv,Vwは、補正演算部36の加算器36u,36v,36wにそれぞれ与えられると共に、補正記憶部37に格納されたu相、v相およびw相補正マップ37u,37v,37wにそれぞれ与えられる。
ブラシレスモータ1の出力トルクに含まれるリップル(トルクリップル)を抑制すべく、モータ・駆動回路系において相間抵抗差が生じないようにモータ駆動回路基板(モータ駆動回路43が実装される回路基板)の回路パターンを形成するのが好ましい。しかし、電源端子から接地端子に到るまでの経路の抵抗成分に相間で差が生じないように配線パターンを形成しても、各相につき、電源端子からモータ駆動回路43の出力端までの経路の抵抗成分(以下「上段アーム抵抗」という)と当該出力端から接地端子までの経路の抵抗成分(以下「下段アーム抵抗」という)との間に差がある場合には、トルクリップルが発生する。これに対し、モータ・駆動回路系において相間抵抗差が生じないようにするだけでなく、各相につき上段アーム抵抗と下段アーム抵抗とが等しくなるように配線パターンを形成しようとすると、モータ駆動回路基板における回路パターンが複雑化し、回路パターン形成のためのスペースが増大する。
Vxa=Dx・Vb …(6)
となる。しかし実際には、上段アーム抵抗Rhxおよび下段アーム抵抗Rlxはゼロでない値を有しており、Rhx≠0,Rlx≠0であるので、出力端の電圧Vxaは、上記式(6)で与えられる値Dx・Vbからずれる。なお以下では、上段アーム抵抗Rhxおよび下段アーム抵抗Rlxの抵抗値も記号Rhx,Rlxでそれぞれ示すものとする(他の実施形態においても同様)。
Dx=Vx/Vb …(7)
である。上記のようにRhx≠0,Rlx≠0であることから、式(7)で与えられるデューティ比Dxでx相に対応する2個のスイッチング素子が駆動されると、モータ駆動回路43の出力端Nxには相電圧指令値Vx通りの電圧が得られない。
本実施形態において使用する各相の補正マップ37u,37v,37wを作成するには、各相につき、上段アーム抵抗Rhx、下段アーム抵抗Rlx、およびモータ相抵抗Rmの設計値または実測値を用いて、各種のデューティ比Dxにおける(モータ駆動回路43の)出力端電圧Vxaが理想値(=相電圧指令値Vx)からどの程度ずれるかを求める必要がある。このような出力端Nxにおける電圧ずれは、上記抵抗Rhx,Rlx,Rmの設計値または実測値を用いて、モータ駆動回路43を含むモータ制御装置とブラシレスモータ1とからなるシステムの動作を計算機でシミュレーションすることにより求めることができる。
Ix=(Vb−Vm)/(Rhx+Rm) …(8)
であるので、このときの出力端Nxの電圧Vxuは、
Vxu=(Vb−Vm)Rm/(Rhx+Rm)+Vm …(9)
となる。ここで、Vbはモータ駆動回路43に与えられる直流電源の電圧であり、Vmはブラシレスモータ1の中性点Nnの電圧である。また、ブラシレスモータ1は誘導性負荷であることから、この場合において上段スイッチング素子SWXhがオフ状態となり下段スイッチング素子SWXlがオン状態となっても、上記式(8)で示される電流Ixが引き続き流れる。したがって、下段スイッチング素子SWXlがオン状態のときの出力端Nxの電圧Vxdは、
Vxd=−Ix・Rlx
=−(Vb−Vm)Rlx/(Rhx+Rm) …(10)
となる。よって、ブラシレスモータ1に印加されるx相電圧に相当する出力端電圧Vxaは、上段スイッチング素子SWXhのオン期間の比率であるデューティ比Dxを用いて、式(9)と(10)より次式のように表すことができる。
Vxa=Dx・Vxu+(1−Dx)・Vxd
=(Vb−Vm){Dx・(Rm+Rlx)−Rlx}/(Rhx+Rm)
+Dx・Vm …(11)
Vox=Dx・Vb …(12)
である。また、出力端Nxにおける電圧ずれはVxa−Vxoであるので、本実施形態では補正量ΔVxを
ΔVx=Vxo−Vxa …(13)
とする。したがって、抵抗Rhx,Rlx,Rmの設計値または実測値が与えられると(Vb,Vmは既知)、x相電流がモータ駆動回路43からブラシレスモータ1に流れる場合すなわちDx>0.5の場合につき、種々のデューティ比Dxに対する補正量ΔVxを式(11)〜(13)より求めることができる。
Ix=Vm/(Rlx+Rm) …(14)
であるので、このときの出力端Nxの電圧Vxdは、
Vxd=Vm・Rlx/(Rlx+Rm) …(15)
となる。また、ブラシレスモータ1は誘導性負荷であることから、この場合において下段スイッチング素子SWXlがオフ状態となり上段スイッチング素子SWXhがオン状態となっても、上記式(14)で示される電流Ixが引き続き流れる。したがって、上段スイッチング素子SWXhがオン状態のときの出力端Nxの電圧Vxuは、
Vxu=Vb−Ix・Rhx
=Vb−Vm・Rhx/(Rlx+Rm) …(16)
となる。よって、ブラシレスモータ1に印加されるx相電圧に相当する出力端電圧Vxaは、Nxにおける上段スイッチング素子SWXhのオン期間の比率であるデューティ比Dxを用いて、式(15)と(16)より次式のように表すことができる。
Vxa=Dx・Vxu+(1−Dx)・Vxd
=Vm・{Rlx−Dx・(Rhx+Rlx)}/(Rlx+Rm)
+Dx・Vb …(17)
Vox=Dx・Vb …(18)
である。したがって、抵抗Rhx,Rlx,Rmの設計値または実測値が与えられると、x相電流がブラシレスモータ1からモータ駆動回路43に流れる場合すなわちDx<0.5の場合につき、種々のデューティ比Dxに対する補正量ΔVxを式(17)と(18)と(13)より求めることができる。
上記のような本実施形態によれば、制御演算手段によって算出された相電圧指令値Vx(x=u,v,w)が、上段アーム抵抗Rhxや下段アーム抵抗Rlx等の設計値または実測値等に基づき作成された補正マップ37xを参照して補正演算部36により相毎に補正され(図2参照)、補正後の相電圧指令値Vuc,Vvc,Vwcに応じて、PWM電圧形インバータとしてのモータ駆動回路43の各スイッチング素子(FET)が駆動(オン/オフ)される。これにより、モータ駆動回路43における上段アーム抵抗Rhxと下段アーム抵抗Rlxとに差(上下段抵抗差)がある場合であっても、相電圧指令値Vu,Vv,Vwに応じた電圧が精度よくブラシレスモータ1に印加される。また、相電圧指令値Vu,Vv,Vwは、相毎に作成された補正マップ37u,37v,37wを参照して各相電圧指令値Vxに応じて相毎に補正されるので、モータ・駆動回路系において相間抵抗差が存在する場合であっても、ブラシレスモータ1に印加される相電圧Vua,Vva,Vwaの相間での不均衡化が抑制される。
次に、本発明の第2の実施形態に係るモータ制御装置について説明する。
一般に、モータ駆動回路からモータに与えられる印加電圧には、当該モータ駆動回路における上段および下段アーム抵抗による電圧降下に起因して誤差が生じる。このようなモータへの印加電圧の誤差は、上記第1の実施形態におけるように相電圧指令値Vu,Vv,Vwを補正することで抑制することが可能である。
図7は、本実施形態に係るモータ制御装置の構成を示すブロック図である。このモータ制御装置も、第1の実施形態と同様に、図1に示す電動パワーステアリング装置において、u相、v相およびw相の3相巻線(図示せず)を有するブラシレスモータ1を駆動するものであって、ECU10を用いて構成されている。本実施形態における構成要素のうち上記第1の実施形態と同一のものについては同一の参照符号を付して詳しい説明を省略する。
vdc=(R+PLd)idc−ωeLqiqc …(19)
vqc=(R+PLq)iqc+ωeLdidc+ωeΦ …(20)
ただし、式(19)と(20)において、ωe はロータの角速度、Rは電機子巻線抵抗を含む回路抵抗、Ld はd軸の自己インダクタンス、Lq はq軸の自己インダクタンス、Φはu,v,w相電機子巻線鎖交磁束数の最大値の√(3/2)倍、Pは微分演算子である。このうちR、Ld 、Lq およびΦは、既知のパラメータとして扱われる。なお、Rで示される回路抵抗には、ブラシレスモータ1とECU10との間の配線抵抗やECU10内でのモータ駆動回路43の抵抗および配線抵抗などが含まれる。
Φ={vqc−(R+PLq)iq−ωeLdid}/ωe …(21)
なお、式(21)は、式(20)のd軸電流指令値idcとq軸電流指令値iqcにd軸電流検出値id とq軸電流検出値iq を代入し、その式をΦについて解いたものである。
図8は、本実施形態における補正部61の構成を示すブロック図である。この補正部61は、相電流算出部612とdq軸/3相変換部614と抵抗値補正部616と指令値補正部618とを含んでいる。
Rhxc=Rhx×Ixe/Ix …(23)
Rlxc=Rlx×Ixe/Ix …(24)
ここで、Rhxcは補正後のx相の上段アーム抵抗を示し、Rlxcは補正後のx相の下段アーム抵抗を示している。なお、当該モータ制御装置の初期状態における各相の上段アーム抵抗Rhxおよび下段アーム抵抗Rlxの抵抗値としては、設計値または実測値を用いる。
Vxh=Vb−Rhx・Ix …(25)
となる。一方、上段スイッチング素子SWXhのオフ期間(下段スイッチング素子SWXlのオン期間)(T−tx)では、下段アームに実際に流れる電流またはx相電流検出値をIxとすると、このときのx相出力端電圧Vxlは、
Vxl=0−Rlx・Ix …(26)
となる(図10参照)。
Vxa={Vxh・tx+Vxl・(T−tx)}/T
={(Vb−Rhx・Ix)・tx+(0−Rlx・Ix)・(T−tx)}/T
={(Vb・tx+0・(T−tx)}/T
−{Rhx・tx+Rlx・(T−tx)}・Ix/T …(27)
となる。これより、x相実電圧Vxaにおいて上段アーム抵抗Rhxおよび下段アーム抵抗Rlxによって生じる誤差Δexは、
Δex=−{Rhx・tx+Rlx・(T−tx)}・Ix/T …(28)
となることがわかる。
{Vb・tx+0・(T−tx)}/T …(29)
である(x=u,v,w)。
{(Vb−Rhx・Ix)・txc+(0−Rlx・Ix)・(T−txc)}/T
…(30)
となるので、上記式(29)と(30)より下記式が成立する。
{Vb・tx+0・(T−tx)}/T
={(Vb−Rhx・Ix)・txc+(0−Rlx・Ix)・(T−txc)}/T
…(31)
ここで、Ixは、上段スイッチング素子SWXhのオン期間がtxcであるときに実際に流れるx相電流またはx相電流検出値であり、このオン期間txcは上記誤差Δexが補償されるように変更されたものである。そこで本実施形態では、この相電流Ixをx相電流推定値Ixeに等しいと見なすことにする。なお、オン期間txは補正前のx相電圧指令値Vxに対応し、tx=(Vx/Vb)・Tであり、変更後のオン期間txcは補正後のx相電圧指令値Vxcに対応し、txc=(Vxc/Vb)・Tである(x=u,v,w)。
Vxc=(Vx+Rlx・Ixe)・Vb/{Vb−(Rhx−Rlx)・Ixe} …(32)
上記のような本実施形態によれば、上段および下段アーム抵抗Rhx,Rlxの抵抗値に基づいて相電圧指令値Vu,Vv,Vwが補正され、これにより、モータ駆動回路における上段アーム抵抗Rhxや下段アーム抵抗Rlxによる電圧降下によってモータへの印加電圧に生じていた誤差が補償される。このため、上段アーム抵抗Rhxや下段アーム抵抗Rlxの抵抗値が無視できない程度の大きさであっても、モータ駆動回路の基板サイズの増大を抑制しつつ、本来の電圧をブラシレスモータ1に印加し、上段アーム抵抗と下段アーム抵抗とが揃っていないことによるトルクリップルの発生も抑制することができる。
上記実施形態では、1個の電流センサ46がモータ駆動回路43とグランドの間に挿入されているが(図7)、モータ駆動回路43と電源ラインと間に挿入されていてもよい。また、このような電流センサ46に代えて、各相につき1個ずつ電流センサを設けてもよいし、3相のうち2相のそれぞれにつき電流センサを設けてもよい。このようにすれば、式(23)と(24)に基づき各相の上段および下段アーム抵抗Rhx,Rlxを容易に制御演算の周期毎に補正することができる。
図12は、本発明の第3の実施形態に係るモータ制御装置の構成を示すブロック図である。このモータ制御装置も、第1および第2の実施形態と同様、図1に示す電動パワーステアリング装置において、u相、v相およびw相の3相巻線(図示せず)を有するブラシレスモータ1を駆動するために使用されるものであって、ECU10を用いて構成されている。本実施形態における構成要素のうち上記第2の実施形態と同一のものについては同一の参照符号を付して詳しい説明を省略する。
Rhx=(Vb−Vxh)/Ixe …(34)
Rlx=(0−Vxl)/Ixe …(35)
ここで既述のように、Vxhは、x相の上段スイッチング素子SWXhのオン期間におけるx相電圧検出値であり、Vxlは、x相の上段スイッチング素子SWXhのオフ期間すなわち下段スイッチング素子SWXlのオン期間におけるx相電圧検出値である。
Rhx=(V4−Vxh)/Ixe …(37)
Rlu=(V5−Vxl)/Ixe …(38)
図15は、本発明の他の実施形態に係るモータ制御装置の構成を示すブロック図である。このモータ制御装置も、第1〜第3の実施形態と同様、図1に示す電動パワーステアリング装置において、u相、v相およびw相の3相巻線(図示せず)を有するブラシレスモータ1を駆動するために使用されるものであって、ECU10を用いて構成されている。本実施形態における構成要素のうち上記第3の実施形態と同一のものについては同一の参照符号を付して詳しい説明を省略する。
{Vb・tx+0・(T−tx)}/T …(39)
である(x=u,v,w)。
{Vxh・txc+Vxl・(T−txc)}/T …(40)
となる。ここで、上段スイッチング素子SWXhのオン期間txcにおける相電圧検出値V1,V2,V3をそれぞれVuh,Vvh,Vwhで示し、上段スイッチング素子SWXhのオフ期間(T−txc)における相電圧検出値V1,V2,V3をそれぞれVul,Vvl,Vwlで示すものとする(図11参照)。
{Vb・tx+0・(T−tx)}/T
={Vxh・txc+Vxl・(T−txc)}/T …(41)
上記式(41)とtx=(Vx/Vb)・T,txc=(Vxc/Vb)・Tより補正後のx相電圧指令値Vxcは次式により得られる(x=u,v,w)。
Vxc={Vx+(0−Vxl)}・Vb/(Vxh−Vxl) …(42)
Vxc={Vx+(V5−Vxl)}・V4/(Vxh−Vxl) …(43)
上記第2および第3の実施形態では、抵抗値補正部616または抵抗値算出部716において、上段アーム抵抗Rhxおよび下段アーム抵抗Rlxの抵抗値の補正(更新)や算出に、電流推定部58およびdq軸/3相変換部614,714により得られる相電流推定値Ixeが使用されるが(式(23)と(24)、式(34)と(35))、この相電流推定値Ixeに代えて、q軸およびd軸電流指令値iqc,idcを3相交流座標軸上の指令値に変換した値すなわち相電流指令値Ixcを使用してもよい(x=u,v,w)。特にブラシレスモータ1の(単位時間当たりの)回転数の低い領域では、逆起電力が小さいことから、相電流推定値Ixeと相電流指令値Ixcとはほぼ等しいので、相電流指令値Ixcを使用して上記抵抗値を補正しても実質的に誤差は生じない。
txc={(Vb−0)・tx+Rlx・Ixe・T}/{Vb−(Rhx−Rlx)・Ixe}
…(33)
txc={(Vb−0)・tx+(0−Vxl)・T}/(Vxh−Vxl)
この場合の3相/PWM変調器41は、これらのオン期間tuc,tvc,twcに基づきPWM信号U,V,Wを生成する。なお、この場合において、更に図14に示すように、モータ駆動回路43における上下端(電源ラインへの接続点とグランドへの接続点)の電圧を検出して上端電圧検出値V4および下端電圧検出値V5を得るように構成されているときには、下記式で示されるオン期間txcが補正部81で算出され、3相/PWM変調器41に与えられる(x=u,v,w)。
txc={(V4−V5)・tx+(V5−Vxl)・T}/(Vxh−Vxl)
Claims (4)
- ブラシレスモータを駆動するためのモータ制御装置であって、
前記ブラシレスモータに印加すべき各相電圧を示す指令値を求め、当該指令値を駆動指令値として出力する制御演算手段と、
前記駆動指令値を補正する補正手段と、
前記補正手段による補正後の駆動指令値に基づき前記ブラシレスモータを駆動する駆動手段と、
電流推定手段と、
電流検出手段とを備え、
前記駆動手段は、互いに直列に接続された2個のスイッチング素子からなるスイッチング素子対を前記ブラシレスモータの相数だけ電源端子と接地端子との間に並列に接続して構成され、各相に対応する前記2個のスイッチング素子の接続点が出力端として前記ブラシレスモータに接続されるインバータを含み、
前記補正手段は、前記電源端子から前記インバータの出力端までの経路の各相の抵抗成分である上段アーム抵抗と当該出力端から前記接地端子までの経路の各相の抵抗成分である下段アーム抵抗とに基づき、前記駆動指令値を相毎に補正し、
前記電流推定手段は、前記インバータから前記ブラシレスモータに供給されるべき電流を推定し、
前記電流検出手段は、前記インバータから前記ブラシレスモータに供給される電流を検出し、
前記補正手段は、
前記電流推定手段により得られる電流推定値と前記電流検出手段により得られる電流検出値との比に基づき、前記上段および下段アーム抵抗の少なくとも一方の抵抗値を補正する抵抗値補正手段と、
前記抵抗値補正手段による補正後の抵抗値に基づき、前記駆動指令値が示す電圧に対する前記出力端における電圧のずれが補償されるように前記駆動指令値を相毎に補正する指令値補正手段と
を含むことを特徴とする、モータ制御装置。 - ブラシレスモータを駆動するためのモータ制御装置であって、
前記ブラシレスモータに印加すべき各相電圧を示す指令値を求め、当該指令値を駆動指令値として出力する制御演算手段と、
前記駆動指令値を補正する補正手段と、
前記補正手段による補正後の駆動指令値に基づき前記ブラシレスモータを駆動する駆動手段と、
電圧検出手段とを備え、
前記駆動手段は、互いに直列に接続された2個のスイッチング素子からなるスイッチング素子対を前記ブラシレスモータの相数だけ電源端子と接地端子との間に並列に接続して構成され、各相に対応する前記2個のスイッチング素子の接続点が出力端として前記ブラシレスモータに接続されるインバータを含み、
前記補正手段は、前記電源端子から前記インバータの出力端までの経路の各相の抵抗成分である上段アーム抵抗と当該出力端から前記接地端子までの経路の各相の抵抗成分である下段アーム抵抗とに基づき、前記駆動指令値を相毎に補正し、
前記電圧検出手段は、前記インバータの前記出力端における少なくとも1相の電圧を検出し、
前記補正手段は、
前記電圧検出手段により得られる前記電圧を検出した相の電圧検出値と前記インバータから前記ブラシレスモータに供給される前記電圧を検出した相の電流を示す電流値とに基づき、前記上段および下段アーム抵抗の抵抗値を算出する抵抗値算出手段と、
前記抵抗値算出手段により算出される抵抗値に基づき、前記駆動指令値が示す電圧に対する前記出力端における電圧のずれが補償されるように前記駆動指令値を相毎に補正する指令値補正手段と
を含むことを特徴とする、モータ制御装置。 - ブラシレスモータを駆動するためのモータ制御装置であって、
前記ブラシレスモータに印加すべき各相電圧を示す指令値を求め、当該指令値を駆動指令値として出力する制御演算手段と、
前記駆動指令値を補正する補正手段と、
前記補正手段による補正後の駆動指令値に基づき前記ブラシレスモータを駆動する駆動手段とを備え、
前記駆動手段は、互いに直列に接続された2個のスイッチング素子からなるスイッチング素子対を前記ブラシレスモータの相数だけ電源端子と接地端子との間に並列に接続して構成され、各相に対応する前記2個のスイッチング素子の接続点が出力端として前記ブラシレスモータに接続されるインバータを含み、
前記補正手段は、前記電源端子から前記インバータの出力端までの経路の各相の抵抗成分である上段アーム抵抗と当該出力端から前記接地端子までの経路の各相の抵抗成分である下段アーム抵抗との差により生じる前記出力端における電圧のずれが補償されるように、前記駆動指令値に応じて前記駆動指令値を相毎に補正し、
前記補正手段は、
前記ブラシレスモータに印加すべき相電圧の指令値と補正量との対応関係を示す補正マップを記憶している記憶手段と、
前記制御演算手段から出力される駆動指令値に前記補正マップによって対応付けられる補正量に応じて当該駆動指令値を相毎に補正することにより前記補正後の駆動指令値を算出する補正演算手段と
を含むことを特徴とする、モータ制御装置。 - 車両のステアリング機構にブラシレスモータによって操舵補助力を与える電動パワーステアリング装置であって、
請求項1から3のいずれか1項に記載のモータ制御装置を備え、
前記モータ制御装置は、前記ステアリング機構に操舵補助力を与えるブラシレスモータを駆動することを特徴とする、電動パワーステアリング装置。
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