JP5473353B2 - 電子写真用トナー容器及び画像形成方法 - Google Patents
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Description
該電子写真用トナー容器は、トナー封止部材を有し、
該トナー封止部材には、可塑剤が添加されている熱可塑性エラストマーが使用されており、
該可塑剤は、パラフィンオイルであり、
該可塑剤が添加されている熱可塑性エラストマーのテトラヒドロフラン(THF)可溶分のゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定される分子量の分子量分布チャートにおいて、分子量800以下の成分の全体に占める面積比率が0.05%以上30.00%以下であり、
該トナーは、結着樹脂、着色剤及びワックス成分を含有するトナー粒子と、無機微粉体とを有し、
該トナー粒子を、20℃の環境下に5時間静置した後のメタノール濡れ性試験による50%透過時におけるメタノール濃度(%)をD20とし、40℃の環境下に5時間静置した後のメタノール濡れ性試験による50%透過時におけるメタノール濃度(%)をD40としたとき、
10.0≦D20≦40.0
0≦(D40−D20)≦2.0
の関係を満たすことを特徴とする電子写真用トナー容器。
0≦(D40−D20)≦1.0
の関係を満たす<1>または<2>に記載の電子写真用トナー容器。
15.0≦D20≦25.0
の関係を満たす<1>〜<3>のいずれかに記載の電子写真用トナー容器。
該電子写真用トナー容器は、トナー封止部材を有し、
該トナー封止部材には、可塑剤が添加されている熱可塑性エラストマーが使用されており、
該可塑剤が添加されている熱可塑性エラストマーのテトラヒドロフラン(THF)可溶分のゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定される分子量の分子量分布チャートにおいて、分子量800以下の成分の全体に占める面積比率が0.05%以上30.00%以下であり、
該トナーは、結着樹脂、着色剤及びワックス成分を含有するトナー粒子と、無機微粉体とを有し、
該トナー粒子を、20℃の環境下に5時間静置した後のメタノール濡れ性試験による50%透過時におけるメタノール濃度(%)をD20、40℃の環境下に5時間静置した後のメタノール濡れ性試験による50%透過時におけるメタノール濃度(%)をD40としたとき、
10.0≦D20≦40.0
0≦(D40−D20)≦2.0
の関係を満たすことを特徴とする画像形成方法。
<8> 前記可塑剤が添加されている熱可塑性エラストマーのテトラヒドロフラン(THF)可溶分のゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定される分子量の分子量分布チャートにおいて、分子量800以下の成分の全体に占める面積比率が0.05%以上15.00%以下である<7>に記載の画像形成方法。
<9> 前記D20及び前記D40が、
0≦(D40−D20)≦1.0
の関係を満たす<7>または<8>に記載の画像形成方法。
<10> 前記D20が、
15.0≦D20≦25.0
の関係を満たす<7>〜<9>のいずれかに記載の画像形成方法。
<11> 前記トナーの100℃における粘度が、3,000Pa・s以上60,000Pa・s以下である<7>〜<10>のいずれかに記載の画像形成方法。
<12> 前記トナー粒子が懸濁重合法によって得られたトナー粒子である<7>〜<11>のいずれかに記載の画像形成方法。
該トナー容器は、トナー封止部材として熱可塑性エラストマーを使用しており、
該熱可塑性エラストマーのテトラヒドロフラン(THF)可溶分のゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定される分子量の分子量分布チャートにおいて、分子量800以下の成分の全体に占める面積比率が0.05%以上30.00%以下であり、
該トナーは、結着樹脂、着色剤、及びワックス成分を少なくとも含有するトナー粒子と、無機微粉体とを有し、
該トナー粒子を、20℃、及び、40℃の環境下に5時間静置した後の、メタノール濡れ性試験による50%透過時におけるメタノール濃度(%)をそれぞれD20、D40としたとき、
10.0≦D20≦40.0
0≦D40−D20≦2.0
の関係を満たすことを特徴とする。
カラム:東ソーTSKguardcolumnSuperH−H×1本
+TSKgelHM−M×2本+TSKgelSuperH2000×1本
溶離液:テトラヒドロフラン(THF)
検出器:示差屈折率計(RI)、紫外可視検出器(UV:254nm)
オーブン温度:40.0℃
試料注入量:50μl
10.0≦D20≦40.0 [式1]
0≦D40−D20≦2.0 [式2]
の関係を満たすことを特徴とする。
Q=(0.20×A)/(10×Δt) ・・・ (1)
η=(π×B4×P)/(128000×L×Q) ・・・ (2)
試験モード:昇温法
開始温度:50℃
到達温度:200℃
測定間隔:1.0℃
昇温速度:4.0℃/min
ピストン断面積:1.000cm2
試験荷重(ピストン荷重):10.0kgf(0.9807MPa)
予熱時間:300秒
ダイの穴の直径:1.0mm
ダイの長さ:1.0mm
〈トナー粒子Aの製造〉
スチレン単量体100質量部に対して、C.I.Pigment Blue15:3を16.5質量部、3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸アルミニウム化合物〔ボントロンE88(オリエント化学工業社製)〕を3.0質量部用意した。これらを、アトライター(三井鉱山社製)に導入し、半径1.25mmのジルコニアビーズ(140質量部)を用いて200rpmにて25℃で180分間撹拌を行い、マスターバッチ分散液1を調製した。
・マスターバッチ分散液1 40質量部
・スチレン単量体 28質量部
・n−ブチルアクリレート単量体 18質量部
・低分子量ポリスチレン 20質量部
(Mw=3,000、Mn=1,050、Tg=55℃)
・炭化水素系ワックス 9質量部
(フィッシャートロプシュワックス、最大吸熱ピーク=78℃、Mw=750)
・荷電制御樹脂(詳細は後述) 0.3質量部
・ポリエステル樹脂 5質量部
(テレフタル酸:イソフタル酸:プロピレンオキサイド変性ビスフェノールA(2モル付加物):エチレンオキサイド変性ビスフェノールA(2モル付加物)=30:30:30:10の重縮合物、酸価11、Tg=74℃、Mw=11,000、Mn=4,000)
上記材料を65℃に加温し、TK式ホモミキサー(特殊機化工業製)を用いて、5,000rpmにて均一に溶解し分散した。これに、重合開始剤1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ2−エチルヘキサノエートの70%トルエン溶液7.1質量部を溶解し、重合性単量体組成物を調製した。
還流管,撹拌機,温度計,窒素導入管,滴下装置及び減圧装置を備えた加圧可能な反応容器に、溶媒としてメタノール250質量部、2−ブタノン150質量部及び2−プロパノール100質量部、モノマーとしてスチレン77質量部、2−エチルヘキシルアクリレート15質量部、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸8質量部を添加して撹拌しながら還流温度まで加熱した。重合開始剤であるt−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート1質量部を2−ブタノン20質量部で希釈した溶液を30分かけて滴下して5時間撹拌を継続し、更にt−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート1質量部を2−ブタノン20質量部で希釈した溶液を30分かけて滴下して、更に5時間撹拌して重合を終了した。さらに、温度を維持したまま脱イオン水を500質量部添加し、有機層と水層の界面が乱れないように毎分80乃至100回転で2時間撹拌した後に、30分静置し分層した後に、水層を廃棄し有機層に無水硫酸ナトリウムを添加し、脱水した。
このトナー粒子A100質量部に対し、ヘキサメチルジラザンで表面処理された疎水性シリカ微粉体1.8質量部(数平均一次粒子径:7nm)、ルチル型酸化チタン微粉体0.15質量部、(数平均一次粒子径:30nm)をヘンシェルミキサー(三井鉱山社製)にて5分間乾式混合して、本発明のトナーAを得た。
キヤノン製プリンターLBP5300改造機を使用し、画像評価を行った。改造した部分は、トナー規制部材として、厚み8μmのSUSブレードを用い、このトナー規制部材にブレードバイアスを現像バイアスに対して−200Vを印加できるようにした点、および、高速での印字を行うため、A4の用紙で40枚/分にて印字できるようにした点の2ヶ所である。評価用カートリッジは、画像出力用カートリッジにおいて、トナー規制部材とカートリッジ容器とを接着するシール部材を、表2に示すトナー封止部材aに取り替え、且つトナーとして上記トナーAを160g充填したものを使用した。トナー封止部材には、スチレン系の熱可塑性エラストマーを使用し、可塑剤としてパラフィンオイルを添加した。上記カートリッジを、シアンステーションに装着し、その他にはダミーカートリッジを装着することで画像評価を実施した。
現像スジ画像評価は、30℃、80%RHの高温高湿環境下および23℃、55%RHの常温常湿環境下にて、印字率が1%の画像を連続して出力した。1,000枚出力する毎に現像スジ発生の有無を確認し、最終的に15,000枚の画像出力を行い、現像スジを以下の方法で評価した。評価結果を表3に示す。
A:15,000枚まで、現像スジ未発生
B:14,001乃至15,000枚で、現像スジ発生
C:12,001乃至14,000枚で、現像スジ発生
D:10,001乃至12,000枚で、現像スジ発生
E:10,000枚以前で、現像スジ発生
カブリ評価は、30℃、80%RHの高温高湿環境下および23℃、55%RHの常温常湿環境下にて、印字率が1%の画像を12,000枚連続して出力した。その後、白地部分を有する画像を出力し、「REFLECTMETER MODEL TC−6DS」(東京電色社製)により測定したプリントアウト画像の白地部分の白色度(反射率Ds(%))と転写紙の白色度(平均反射率Dr(%))の差から、カブリ濃度(%)(=Dr(%)−Ds(%))を算出し、耐久評価終了時の画像カブリを評価した。フィルターは、アンバーライトフィルターを用いた。評価結果を表3に示す。A、B及びCは使用上問題とならないレベルであるが、D及びEは使用上問題となるレベルである。
A:0.5%未満
B:0.5%以上1.0%未満
C:1.0%以上1.5%未満
D:1.5%以上5.0%未満
E:5.0%以上
濃度ムラ評価は、30℃、80%RHの高温高湿環境下にて、印字率が1%の画像を12,000枚連続して出力した後、ベタ画像を3枚連続して出力した。その後、画像上の濃度ムラを下記のごとく目視で判定した。評価結果を表3に示す。
A:3枚ともに濃度ムラなし。
B:3枚目にわずかに濃度ムラの発生があるが、特に問題とならない。
C:2枚目にわずかに、3枚目に濃度ムラの発生があるが、実使用に何とか耐えうる。
D:1枚目にわずかに、2枚目から完全な濃度ムラが発生。実用上問題あり。
E:1枚目から完全な濃度ムラの発生。
トナー封止部材aを表2に示すトナー封止部材bに変更する以外は、実施例1と同様に行った。評価結果を表3に示す。
トナーAの製造例におけるポリエステル樹脂を3質量部に変更して製造したトナーBを使用する以外は、実施例1と同様に行った。トナー粒子Bの物性を表1に、評価結果を表3に示す。
トナーAの製造例におけるポリエステル樹脂を7質量部に変更して製造したトナーCを使用する以外は、実施例1と同様に行った。トナー粒子Cの物性を表1に、評価結果を表3に示す。
以下に示すトナーD、およびトナー封止部材aを表2に示すトナー封止部材cに変更する以外は、実施例1と同様に行った。評価結果を表3に示す。
トナーAの製造において、マスターバッチ分散液1に用いる以外のスチレン単量体を15質量部に、n−ブチルアクリレート単量体を24質量部に、低分子量ポリスチレンを25質量部に変更し、更に重合開始剤1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ2−エチルヘキサノエートの70%トルエン溶液を12質量部に、重合時の反応温度を67℃から75℃に変更する以外は、トナーAの製造と同様にしてトナーDを作製した。トナー粒子Dの物性を表1に示す。
以下に示すトナーE、および前記トナー封止部材cを使用する以外は、実施例1と同様に行った。評価結果を表3に示す。
トナーAの製造において、マスターバッチ分散液1に用いる以外のスチレン単量体を16質量部に、n−ブチルアクリレート単量体を23質量部に、更に低分子量ポリスチレンを25質量部に変更し、更に重合開始剤1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ2−エチルヘキサノエートの70%トルエン溶液を12質量部に、造粒後の一段階目の重合時の反応温度を67℃から75℃に変更する以外は、トナーAの製造と同様にしてトナーEを作製した。トナー粒子Eの物性を表1に示す。
前記トナーE、およびトナー封止部材aを表2に示すトナー封止部材dに変更する以外は、実施例1と同様に行った。評価結果を表3に示す。
前記トナーA、および前記トナー封止部材cを使用する以外は、実施例1と同様にして行った。評価結果を表3に示す。
トナーAの製造例における低分子量ポリスチレンを0.5質量部に変更して製造したトナーF、および前記トナー封止部材cを使用する以外は、実施例1と同様にして行った。トナー粒子Fの物性を表1に、評価結果を表3に示す。
トナーAの製造において、低分子量ポリスチレンを加えずに製造したトナーG、および前記トナー封止部材cを使用する以外は、実施例1と同様にして行った。トナー粒子Gの物性を表1に、評価結果を表3に示す。
以下に示すトナーH、および前記トナー封止部材cを使用する以外は、実施例1と同様に行った。評価結果を表3に示す。
トナーAの製造において、マスターバッチ分散液1に用いる以外のスチレン単量体を15質量部に、n−ブチルアクリレート単量体を24質量部に、更に低分子量ポリスチレンを25質量部に、炭化水素系ワックスを10質量部に、ポリエステル樹脂を2質量部に変更し、更に重合開始剤1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ2−エチルヘキサノエートの70%トルエン溶液を12質量部に、造粒後の一段階目の重合時の反応温度を67℃から75℃に変更する以外は、トナーAの製造と同様にしてトナーHを作製した。トナー粒子Hの物性を表1に示す。
トナー封止部材aを表2に示す比較用トナー封止部材eに変更する以外は、実施例1と同様にして行った。評価結果を表3に示す。
前記トナーB、およびトナー封止部材aを表2に示す比較用トナー封止部材fに変更する以外は、実施例1と同様にして行った。評価結果を表3に示す。
以下の比較用トナーIを使用する以外は、実施例1と同様にして行った。評価結果を表3に示す。
トナーAの製造において、マスターバッチ分散液1に用いる以外のスチレン単量体を18質量部に、n−ブチルアクリレート単量体を21質量部に、更に低分子量ポリスチレンを25質量部に、炭化水素系ワックスを13質量部に、ポリエステル樹脂を0.5質量部に変更し、更に重合開始剤1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ2−エチルヘキサノエートの70%トルエン溶液を12質量部に、造粒後の一段階目の重合時の反応温度を67℃から75℃に変更する以外は、トナーAの製造と同様にしてトナーIを作製した。トナー粒子Iの物性を表1に示す。
以下の比較用トナーJを使用する以外は、実施例1と同様にして行った。評価結果を表3に示す。
トナーAの製造において、マスターバッチ分散液1に用いる以外のスチレン単量体を18質量部に、n−ブチルアクリレート単量体を21質量部に、更に低分子量ポリスチレンを25質量部に、炭化水素系ワックスを13質量部に、ポリエステル樹脂を2質量部に変更し、更に重合開始剤1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ2−エチルヘキサノエートの70%トルエン溶液を12質量部に、造粒後の一段階目の重合時の反応温度を67℃から75℃に変更する以外は、トナーAの製造と同様にしてトナーJを作製した。トナー粒子Jの物性を表1に示す。
以下の比較用トナーK、および上記トナー封止部材cを使用する以外は、実施例1と同様にして行った。評価結果を表3に示す。
トナーAの製造において、低分子量ポリスチレンを加えず、炭化水素系ワックスを5質量部に、ポリエステル樹脂を9質量部に変更する以外は、トナーAの製造と同様にしてトナーKを作製した。トナー粒子Kの物性を表1に示す。
Claims (12)
- トナーを収納している電子写真用トナー容器において、
該電子写真用トナー容器は、トナー封止部材を有し、
該トナー封止部材には、可塑剤が添加されている熱可塑性エラストマーが使用されており、
該可塑剤は、パラフィンオイルであり、
該可塑剤が添加されている熱可塑性エラストマーのテトラヒドロフラン(THF)可溶分のゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定される分子量の分子量分布チャートにおいて、分子量800以下の成分の全体に占める面積比率が0.05%以上30.00%以下であり、
該トナーは、結着樹脂、着色剤及びワックス成分を含有するトナー粒子と、無機微粉体とを有し、
該トナー粒子を、20℃の環境下に5時間静置した後のメタノール濡れ性試験による50%透過時におけるメタノール濃度(%)をD20とし、40℃の環境下に5時間静置した後のメタノール濡れ性試験による50%透過時におけるメタノール濃度(%)をD40としたとき、
10.0≦D20≦40.0
0≦(D40−D20)≦2.0
の関係を満たすことを特徴とする電子写真用トナー容器。 - 前記可塑剤が添加されている熱可塑性エラストマーのテトラヒドロフラン(THF)可溶分のゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定される分子量の分子量分布チャートにおいて、分子量800以下の成分の全体に占める面積比率が0.05%以上15.00%以下である請求項1に記載の電子写真用トナー容器。
- 前記D20及び前記D40が、
0≦(D40−D20)≦1.0
の関係を満たす請求項1または2に記載の電子写真用トナー容器。 - 前記D20が、
15.0≦D20≦25.0
の関係を満たす請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子写真用トナー容器。 - 前記トナーの100℃における粘度が、3,000Pa・s以上60,000Pa・s以下である請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子写真用トナー容器。
- 前記トナー粒子が懸濁重合法によって得られたトナー粒子である請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子写真用トナー容器。
- 静電潜像担持体を帯電手段により帯電する帯電工程、帯電された該静電潜像担持体を露光して静電潜像を該静電潜像担持体上に形成する露光工程、電子写真用トナー容器に収納されているトナーを用いて該静電潜像を現像してトナー像を該静電潜像担持体上に形成する現像工程、該トナー像を中間転写体を介してまたは介さずに転写材へ転写する転写工程を有する画像形成方法において、
該電子写真用トナー容器は、トナー封止部材を有し、
該トナー封止部材には、可塑剤が添加されている熱可塑性エラストマーが使用されており、
該可塑剤が添加されている熱可塑性エラストマーのテトラヒドロフラン(THF)可溶分のゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定される分子量の分子量分布チャートにおいて、分子量800以下の成分の全体に占める面積比率が0.05%以上30.00%以下であり、
該トナーは、結着樹脂、着色剤及びワックス成分を含有するトナー粒子と、無機微粉体とを有し、
該トナー粒子を、20℃の環境下に5時間静置した後のメタノール濡れ性試験による50%透過時におけるメタノール濃度(%)をD20、40℃の環境下に5時間静置した後のメタノール濡れ性試験による50%透過時におけるメタノール濃度(%)をD40としたとき、
10.0≦D20≦40.0
0≦(D40−D20)≦2.0
の関係を満たすことを特徴とする画像形成方法。 - 前記可塑剤が添加されている熱可塑性エラストマーのテトラヒドロフラン(THF)可溶分のゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定される分子量の分子量分布チャートにおいて、分子量800以下の成分の全体に占める面積比率が0.05%以上15.00%以下である請求項7に記載の画像形成方法。
- 前記D20及び前記D40が、
0≦(D40−D20)≦1.0
の関係を満たす請求項7または8に記載の画像形成方法。 - 前記D20が、
15.0≦D20≦25.0
の関係を満たす請求項7〜9のいずれか1項に記載の画像形成方法。 - 前記トナーの100℃における粘度が、3,000Pa・s以上60,000Pa・s以下である請求項7〜10のいずれか1項に記載の画像形成方法。
- 前記トナー粒子が懸濁重合法によって得られたトナー粒子である請求項7〜11のいずれか1項に記載の画像形成方法。
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