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JP5461257B2 - 自動車のドア構造 - Google Patents

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JP5461257B2 JP2010062586A JP2010062586A JP5461257B2 JP 5461257 B2 JP5461257 B2 JP 5461257B2 JP 2010062586 A JP2010062586 A JP 2010062586A JP 2010062586 A JP2010062586 A JP 2010062586A JP 5461257 B2 JP5461257 B2 JP 5461257B2
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Description

本発明は、自動車のドアと、その端部に縦方向に沿って形成されたフランジ部に取付けられ、隣接するドアとの間のシール性を確保するウエザーストリップとを備えたドアの構造に関するものである。
図1乃至図4を参照して説明する。従来から、前ヒンジ式のフロントドア3と、スライド式のリヤドア2を備えた自動車が多く生産されている。こうした自動車のスライド式リヤドア2には、その前端部に縦方向に沿って形成されたフランジ部10にウエザーストリップ20が取付けられており、フロントドア3との間のシール性を確保している。
このウエザーストリップ20は、室内側壁23と車外側壁24と奥壁25を備え、室内側壁23の内面から取付リップ26を突設した断面略U字状の取付基部22と、取付基部22の奥壁25に設けたシール部28を備える。そして、このシール部28をフロントドア3の後端部に弾接させることによって、シール性を確保している。
また、こうしたウエザーストリップ20には、そのシール部28を中空状とし、その内部にセンサーSを設け、フロントドア3とスライド式リヤドア(電動式)2との間に指などの異物が挟み込まれるのを防止したものもある。
近年、こうしたスライド式リヤドア2を備えた自動車には、外観性の向上等を目的に、そのドアのベルトラインBから下部分を車外側へ大きく膨らませたものが多くある。そして、これに伴い、スライド式リヤドア2の前端部に形成したフランジ部10も車外側へ大きく膨らませているため、それに取付けられるウエザーストリップ20(特にシール部28)がその膨出形状に追従できず、直線的に配置され、いわゆる近回りしてしまう(図3の直線ラインL参照)。その結果、ベルトラインBの近傍におけるシール性が低下したり、また、シール部28にセンサーSを内蔵したものでは、センサーSが誤作動してしまうといった問題が発生している。
これまで、こうした問題を解決するために、図4に示すように、取付基部22の室内側壁23とフランジ部10との間に平板状でゴム製のスペーサー40を介在させることによって、ウエザーストリップ20をフランジ部10の形状に追従させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−269445号公報
しかし、上記従来技術においては、平板状でゴム製のスペーサー40を介在させているので、衝撃が加わった場合などに所定の位置からずれたり外れるなどし、これによってウエザーストリップ20もずれたり、あるいはフランジから外れるなどの問題が発生し易い。また、ゴムは剛性が弱いため変形し易く、よって、同様に、ウエザーストリップ20がずれてしまう等の問題も考えられる。
スペーサー40のずれ等を防止するために、当該スペーサー40を接着剤41で固定することも考えられる。しかし、接着剤41は、夏期などにおいては熱の影響による剥がれ、同様に、ウエザーストリップ20のずれ等を誘発してしまう恐れがある。
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、ドアの端部に縦方向に形成され、かつ、車外側に膨出形成されたフランジ部に、ウエザーストリップを安定姿勢で追従させて取付けたドア構造を提供することを課題とする。
図1、図2、図5およびを参照して説明する。請求項に記載の自動車のドア構造1は、ドア2の端部に縦方向に形成され、かつ、車外側へ膨出形成されたフランジ部10に、ウエザーストリップ20を取付け、前記フランジ部10の室内側面とウエザーストリップ20との間にガイド部材30を設けてある。
そして、前記ガイド部材30は、厚肉部34と薄肉部35を有する断面段差形状に形成され、前記ウエザーストリップ20を前記フランジ部10に取付けるに先だって、車外側面が、前記フランジ部10を形成するインナーパネル11とアウターパネル12の室内側面に当接した状態で、固定手段によって固定されている。
請求項に記載のドア構造1は、請求項1に記載の発明においてドア2がスライド式リヤドアであって、車外側へ膨出形成されたフランジ部10が該スライド式リヤドアの前端部に縦方向に形成され、且つベルトラインBの下部分に設けられたものである。
請求項に記載のドア構造1は、ガイド部材30が、厚肉部34と薄肉部35を有する断面段差形状に形成され、その車外側面が、フランジ部10を形成するインナーパネル11とアウターパネル12の室内側面に当接した状態で、固定手段によって固定されるので、所定位置からずれたり、外れることがない。従って、ウエザーストリップ20をフランジ部10に安定姿勢で追従させて強固に取付けることができる。これにより、良好なシール性を確保し、センサーSの誤作動も防止することができる。
また、このガイド部材30は、ウエザーストリップ20をフランジ部10に取付けるに先だって、フランジ部10に固定されるものであるため、その固定作業が容易である。
請求項の発明は、請求項1に記載の発明の効果に加え、スライド式リヤドア2の前端部に縦方向に形成され,かつ,ベルトラインBの下部分で前記スライド式リヤドアと共に車外側へ膨出形成されたフランジ部10に,ウエザーストリップ20を取付け,前記フランジ部の室内側面とウエザーストリップとの間にガイド部材30を設けているので、ベルトラインBの近傍におけるシール性を良好なものとすることができる。
スライド式リヤドア構造を備えた自動車を示す側面図である。 スライド式リヤドアの前端部を示す正面図である。 図2のW部を示す拡大斜視図である。 従来例に係るスライド式リヤドア構造を示すもので、図1のX−X線又は図3のY−Y範囲のZ−Z線断面図である。 本発明に係るドア構造の実施形態において、フランジ部とガイド部材の組付物に、ウエザーストリップを取付ける前の状態を示す断面図である。 本発明に係るドア構造の第二実施形態を示すもので、図1のX−X線又は図3のY−Y範囲のZ−Z線断面図である。
本発明の実施形態に係るスライド式リヤドアを例にとって示すドア構造1を図1、図2、図5およびに示す。符号Iは室内側を示し、符号Eは車外側を示す。このリヤドア構造1、スライド式リヤドア2の前端部に縦方向に形成され、かつ、ベルトラインBの下部分でスライド式リヤドア2と共に車外側へ膨出形成されたフランジ部10に、ウエザーストリップ20を取付け、フランジ部10の室内側面とウエザーストリップ20との間にガイド部材30を設けたものである。
そして、ガイド部材30を、厚肉部34と薄肉部35を有する断面段差形状に形成し、ウエザーストリップ20を前記フランジ部10に取付けるに先だって、その車外側面を、フランジ部10を形成するインナーパネル11とアウターパネル12の室内側面に当接した状態で、固定手段によって固定している。この固定手段は限定されないが、例えば、溶接、クリップ、Tスタッドなどの手段を用いることができる。このガイド部材30の材質は、ウエザーストリップ20によって強く挟持されても変形することのない金属や硬質樹脂(ゴムを含む)が好適である。
厚肉部34と薄肉部35を有するガイド部材30は、その車外側面に段差部36を形成した断面段差形状とし、室内側面を平坦面としている。これにより、厚肉部34の車外側面をフランジ部10を形成するインナーパネル11の室内側面に当接させると共に、薄肉部35の車外側面をアウターパネル12の室内側面に当接させている(このフランジ部10は、アウターパネル12の先端部分を、インナーパネル11の先端部分を包み込むように折返して形成している。所謂、ヘム構造である)。
なお、ガイド部材30の段差部36を、アウターパネル12の末端に係合させることによって、ガイド部材30のフランジ部10に対する位置合わせを正確に行うことができる。
ウエザーストリップ20を、フランジ部10とガイド部材30との組付物に取付けた状態では、ウエザーストリップ20の車外側壁24がフランジ部10の車外側面に強く弾接すると共に、取付リップ26がガイド部材30の室内側面に強く弾接し、車外側壁24と室内側壁23とで前記組付物を強固に挟持した状態に取付けられる。また、奥壁25の内面が、ガイド部材30とフランジ部10の前端部(双方または一方)に弾接させることによって、ウエザーストリップ20の取付位置を設定することができる。また、トリム部27でガイド部材30の厚肉部34の端部を覆い隠し、外観性を高めている。
本実施形態に係るスライド式リヤドア構造1も、ガイド部材30のはたらきによってウエザーストリップ20をフランジ部10に安定姿勢で強固に取付けることができる。従って、ウエザーストリップ20をベルトラインBの下部分における膨出形状に追従させることができ、優れたシール性を維持することができる。
なお、ウエザーストリップ20の中空状のシール部28にセンサーSを内蔵した場合、シール部28(ウエザーストリップ20)をフランジ部10の膨出形状に追従させることができるので当該センサーSの誤作動を未然に防止することができる。
また、本発明は、スライド式ドアに限定されず、観音式ドアに適用されてもよく、更にはウェザーストリップ20の中空状のシール部28にセンサーSを内蔵した製品の場合は、例えばバックドア外周囲縁に組付けられた状況でも適用できる。
1 スライド式リヤドア構造
2 スライド式リヤドア
3 フロントドア
10 フランジ部
11 インナーパネル
12 アウターパネル
20 ウエザーストリップ
22 取付基部
23 室内側壁
24 車外側壁
24a 装飾リップ
25 奥壁
26 取付リップ
27 トリム部
28 シール部
30 ガイド部材
34 厚肉部
35 薄肉部
36 段差部
40 スペーサー
41 接着剤
B ベルトライン
E 車外側
I 室内側
S センサー

Claims (2)

  1. ドア(2)の端部に縦方向に形成され,かつ,車外側へ膨出形成されたフランジ部(10)に,ウエザーストリップ(20)を取付け,前記フランジ部の室内側面とウエザーストリップとの間にガイド部材(30)を設けたドア構造であって、前記ガイド部材は,厚肉部(34)と薄肉部(35)を有する断面段差形状に形成され,前記ウエザーストリップを前記フランジ部に取付けるに先だって,車外側面が,前記フランジ部を形成するインナーパネル(11)とアウターパネル(12)の室内側面に当接した状態で,固定手段によって固定されたものであることを特徴とする自動車のドア構造。
  2. 前記ドア(2)がスライド式リヤドアであって、車外側へ膨出形成された前記フランジ部(10)が該スライド式リヤドアの前端部に縦方向に形成され、且つベルトライン(B)の下部分に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の自動車のドア構造。
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