JP5027730B2 - 自動車用ドア構造 - Google Patents
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Description
また、ドアガラスGの車外側にはドアアウターパネル21を設けると共に、その上端部にアウターウェザーストリップ25を取付け、アウターウェザーストリップ25のシールリップ部27,28とベルトラインインナーウェザーストリップ15のシールリップ部17,18とでドアガラスGを挟持してシール性を確保している。
これによれば、防音性及びシール性の低下やドアトリム12の組付け不良が発生するといった問題がある。
前記遮音性シート(20)の上部において、前記取付基部(16)の車内側壁部(16a)の端部が当接する位置に、前記ベルトラインインナーウェザーストリップ(15)の長手方向に延びる長孔(30)を形成し、前記取付基部(16)の車内側壁部(16a)の端部が前記遮音性シート(20)に当接しないようにしたことを特徴とする。
前記遮音性シート(20)の上端縁を、前記リップ部(16d)と前記フランジ部(11a)との間から前記リップ部(16d)上面側に回り込むように延長して、前記リップ部(16d)に固定したことを特徴とする。
よって、ドアインナーパネルに対してベルトラインインナーウェザーストリップが上側に浮き上がることが防止されるので、それに起因した防音性及びシール性の低下やドアトリムの組付け不良が発生することはない。
その結果、遮音性シートを設けることによって、優れた防音機能とシート機能を発揮しうる自動車用ドア構造を得ることができる。
遮音性シート20の上端縁は、ベルトラインインナーウェザーストリップ15の取付基部16の車内側壁部16aとドアインナーパネル11のフランジ部11aとの間から挿入され、取付基部16内に形成されたリップ部16dの先端とフランジ部11aとの間からリップ部16d上面側に回り込むように延長されるとともに折り曲げられ、リップ部16dの上面側で係止されている。
なお、ここでは、遮音性シート20の上端縁を、取付基部16の溝部16eからリップ部16d上面側に延長してリップ部16dの上面側で係止させるようにして固定したが、これに加えて、遮音性シート20の上端縁をリップ部16d上面に、熱融着,両面接着テープ,あるいは接着剤を使用することによって接着により固定することもできる。ここで、遮音性シート20は、ゴム様弾性体の発泡シート、例えば、比重0.05〜0.4のEPDM製であることが望ましい。
また、ドアガラスGの車外側にはドアアウターパネル21を設けると共に、その上端部にアウターウェザーストリップ25を取付け、アウターウェザーストリップ25のシールリップ部27,28とベルトラインインナーウェザーストリップ15のシールリップ部17,18とでドアガラスGを挟持してシール性を確保している。
また、遮音性シート20はドアインナーパネル11の全面に設定する方が効果的であるが、その高さの1/3〜2/3程度であっても十分な遮音効果が得られる。
よって、ドアインナーパネル11に対してベルトラインインナーウェザーストリップ15が上側に浮き上がることが防止されるので、それに起因した防音性及びシール性の低下やドアトリム12の組付け不良が発生することはない。
すなわち、遮音性シート20に形成した長孔30の縦幅(上下幅)は、遮音性シート20を取付けた状態で、図4において、下側のリップ部16dの先端より下方の位置から取付基部16の車内側壁部16aの端部より下方の位置までとしている。
また、遮音性シート20の長孔30より下部位置Qについてもホットメルトを使用してドアインナーパネル11に接着固定したものである。
なお、ホットメルトにかえて、熱融着,両面接着テープ,あるいはその他の接着剤を使用することによって接着により固定することもできる。
また、遮音性シート20の長孔30より下部位置Qをドアインナーパネル11に固定することによれば、図3で二点鎖線で示すように遮音性シート20の重さで長孔30の下部が垂れ下がることが防止される。
なお、遮音性シート20の長孔30より下部位置Qをドアインナーパネル11に固定することは、本発明の第一,第二実施形態に係る自動車用ドア構造においても適用することができる。
11a フランジ部
12 ドアトリム
15 ベルトラインインナーウェザーストリップ
16 取付基部
16a 車内側壁部
16b 車外側壁部
16c 連結壁部
16d リップ部
16e 溝部
17,18 シールリップ部
20 遮音性シート
21 ドアアウターパネル
25 アウターウェザーストリップ
27,28 シールリップ部
30 長孔
C クリップ状の嵌合片
D ドア
G ドアガラス
Claims (6)
- ドアインナーパネルの車内側に内装用のドアトリムが取付けられるとともに、ベルトラインに沿って取付けられドアガラスに摺接するシールリップ部と断面略U字形状の取付基部が形成されたベルトラインインナーウェザーストリップが、前記ドアインナーパネル上端に形成されたフランジ部に前記取付基部の溝部が嵌め込まれるようにして、前記ドアインナーパネルに取付けられ、前記ドアインナーパネルとドアトリムの間に、遮音性シートを設けてなり、さらに前記遮音性シートの上端縁を、前記取付基部の車内側壁部と前記フランジ部との間から挿入して、前記取付基部の溝部に固定してなる自動車用ドア構造であって、
前記遮音性シートの上部において、前記取付基部の車内側壁部の端部が当接する位置に、前記ベルトラインインナーウェザーストリップの長手方向に延びる長孔を形成し、前記取付基部の車内側壁部の端部が前記遮音性シートに当接しないようにしたことを特徴とする自動車用ドア構造。 - 前記ベルトラインインナーウェザーストリップの取付基部の車内側壁部内方には、前記ドアインナーパネルに取付けられるときに、前記ドアインナーパネルのフランジ部に弾接する断面略舌状のリップ部が形成されるとともに、
前記遮音性シートの上端縁を、前記リップ部と前記フランジ部との間から前記リップ部上面側に回り込むように延長して、前記リップ部に固定したことを特徴とする請求項1に記載の自動車用ドア構造。 - 前記リップ部で前記遮音性シートを前記フランジ部に押し付けるようにして固定したことを特徴とする請求項2に記載の自動車用ドア構造。
- 前記遮音性シートの上端縁を、前記リップ部の上面側で係止させたことを特徴とする請求項2又は3に記載の自動車用ドア構造。
- 前記遮音性シートの上端縁を、前記ベルトラインインナーウェザーストリップの取付基部の溝部に、熱融着、両面接着テープ及び接着剤のうち少なくとも一つによる接着によって固定したことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載の自動車用ドア構造。
- 前記遮音性シートの前記長孔より下部位置を、前記ドアインナーパネルに接着したことを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一つに記載の自動車用ドア構造。
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