JP5316770B2 - ドアウェザーストリップの組付方法及びその組付構造 - Google Patents
ドアウェザーストリップの組付方法及びその組付構造 Download PDFInfo
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Description
ドアウェザーストリップ10は、ドアインナーパネル2に形成された段部2aの車内側に取付けられる取付基部11と、取付基部11の車内側に一体成形され、ドアDの閉時にはボディパネル1のドア開口縁に弾接する中空シール部12を備えている。
前記ドアトリム(40)の先端部は、前記ドアインナーパネル(2)に略平行になるように折り曲げられ略L字状にされるとともに、その折り曲げられた折曲部(41a)を平担状とし、その折曲部(41a)の端部を前記ドアインナーパネル(2)側に向かってさらに折り曲げ、前記ドアインナーパネル(2)側に延びるドアトリム(40)の方向と略平行な第2折曲部(42)とし、
前記平担状の折曲部(41a)と前記ドアインナーパネル(2)との間で、前記ドア側シール部(33,34)を挟持して、
予め前記ドアトリム(40)の折曲部(41a)及び第2折曲部(42)を、前記ドアウェザーストリップ(30)の前記ドア側シール部(33,34)とボディ側シール部(32)との間に形成された嵌合部(35)内に納めるようにして嵌合させてなる一体化部品側の前記ドア側シール部(33,34)を、前記平担状の折曲部(41a)を利用して面によって前記ドアインナーパネル(2)に押し付けるようにして組付けることを特徴とする。
前記ドアトリム(40)の先端部は、前記ドアインナーパネル(2)に略平行になるように折り曲げられ略L字状にされるとともに、その折り曲げられた折曲部(41a)を平担状とし、その折曲部(41a)の端部を前記ドアインナーパネル(2)側に向かってさらに折り曲げ、前記ドアインナーパネル(2)側に延びるドアトリム(40)の方向と略平行な第2折曲部(42)とし、
前記平担状の折曲部(41a)と前記ドアインナーパネル(2)との間で、前記ドア側シール部(33,34)を挟持して、
予め前記ドアトリム(40)の折曲部(41a)及び第2折曲部(42)を、前記ドアウェザーストリップ(30)の前記ドア側シール部(33,34)とボディ側シール部(32)との間に形成された嵌合部(35)内に納めるようにして嵌合させてなる一体化部品側の前記ドア側シール部(33,34)を、前記平担状の折曲部(41a)を利用して面によって前記ドアインナーパネル(2)に押し付けるようにして組付けることを特徴とする。
前記ドア側シール部(33,34)は、前記基部(31)の車外側内周側に設けられた断面舌状のリップ部(33)と、前記基部(31)の車外側外周側に設けられた中空シール部(34)からなり、前記基部(31)には前記嵌合部(35)が形成されていることを特徴とする。
図1及び図2を参照して、本発明の第一実施形態に係るドアウェザーストリップの組付構造及び組付方法について説明する。図1は、本発明の第一実施形態に係るドアウェザーストリップが組付けられた状態を示す、図5のA−A線拡大断面図である。図2は、図1に示すドアウェザーストリップの組付工程の様子を示す拡大断面図である。従来例で示したものと同一部分には同一符号を付した。
基部31は、ボディ側シール部32とドア側シール部33,34の間に位置し、基部31には、ドアトリム40の先端部が差し込まれる断面略矩形状の嵌合部35が形成されている。その嵌合部35の内方には複数の保持リップ37(その数は特に限定されるものではないが、ここでは基部31の車外側壁面に1個,基部31の車内側壁面に2個)を形成し、嵌合部35に嵌め込まれるドアトリム40の先端部を挟み込んで保持するようにしている。
ドアトリム40の周端部は、ドアインナーパネル2側に向かって延び、その先端部はドアインナーパネル2に略平行になるように、すなわち略L字状に折れ曲っている。略L字状をした部位41の折曲部41aの折れ曲がり方向は、外周側、すなわちボディパネル1側である。
そして、ドアトリム40先端の略L字状をした部位41の折曲部41aは、ドアウェザーストリップ30の基部31に形成された嵌合部35に嵌合し、ドアウェザーストリップ30と一体化されている。
またドアトリム40は、装飾部材として機能するものであり、多種多様の色やデザインを施すことができ、材質についても樹脂製,ゴム製など多種多様である。
次に、ドアトリム40とドアウェザーストリップ30が一体化したものをサブアッシーとして自動車メーカーの組立てラインに納入する。
このとき、ドアウェザーストリップ30は、嵌合部35に嵌合されたドアトリム40の略L字状をした部位41に形成された平坦状の折曲部41aから面としての押圧力を受け、ドアインナーパネル2に押し付けられる。
しかも、ドアインナーパネル2に押し付けられるドアウェザーストリップ30の車外側には、リップ部33及び中空シール部34といったドア側シール部が設けられているので、ドアインナーパネル2とドアウェザーストリップ30との間から水が浸入することが防止される。ドアインナーパネル2に対するドアウェザーストリップ30の押し付け力が大きければ大きい程、ドアインナーパネル2とドアウェザーストリップ30との間のシール性能は向上する。一方、ドアウェザーストリップ30の車内側には、ボディパネル1に弾接する中空シール部32が設けられているので、シール機能に優れる。
次に、図3及び図4を参照して、本発明の第二実施形態に係るウェザーストリップの組付構造及び組付方法について説明する。図3は、本発明の第二実施形態に係るウェザーストリップの組付構造を示す断面図であり、図4は、本発明の第二実施形態に係る別のウェザーストリップの組付構造を示す断面図である。第一実施形態で示したものと同一部分には同一符号を付した。
その他の構成及び組付方法は、本発明の第一実施形態と同様である。
また、ドアトリム40の先端部に略L字状の部位41を設け、その折曲部41aを組付け時にドアインナーパネル2に対して略平行にしたが、ドアトリム40の先端部付近にこのような略L字状の部位41が存在すればよいので、例えば、第二実施形態において設けた第2折曲部42を車外側、すなわちドアインナーパネル2側に折り曲げるのではなく、車内側となるドアインナーパネル2側とは逆側(ボディ側)に折り曲げるようにしてもよい。
2 ドアインナーパネル
2a 段部
3 ドアアウターパネル
4 ドアトリム
4a 端部
5 クリップ
10 ドアウェザーストリップ
11 取付基部
12 中空シール部
20 ドアウェザーストリップ
21 中空部
22 中空シール部
23 シール部
24 中空シール部
30 ドアウェザーストリップ
31 基部
32 ボディ側シール部
33 ドア側リップ部(ドア側シール部)
34 ドア側中空シール部(ドア側シール部)
35 嵌合部
37 保持リップ
40 ドアトリム
41 略L字状をした部位
41a 折曲部
42 第2折曲部
50 ボディ側ウェザーストリップ
51 取付基部
52 中空シール部
55 ピラーガーニッシュ
D ドア
F フランジ
Claims (5)
- ドアインナーパネルと、該ドアインナーパネル側に延びるドアトリムとの間に取付けられ、前記ドアインナーパネルに弾接するドア側シール部とボディパネルのドア開口縁車外側に弾接するボディ側シール部を有し、車内外をシールするドアウェザーストリップの組付方法であって、
前記ドアトリムの先端部は、前記ドアインナーパネルに略平行になるように折り曲げられ略L字状にされるとともに、その折り曲げられた折曲部を平担状とし、その折曲部の端部を前記ドアインナーパネル側に向かってさらに折り曲げ、前記ドアインナーパネル側に延びるドアトリムの方向と略平行な第2折曲部とし、
前記平担状の折曲部と前記ドアインナーパネルとの間で、前記ドア側シール部を挟持して、
予め前記ドアトリムの折曲部及び第2折曲部を、前記ドアウェザーストリップの前記ドア側シール部とボディ側シール部との間に形成された嵌合部内に納めるようにして嵌合させてなる一体化部品側の前記ドア側シール部を、前記平担状の折曲部を利用して面によって前記ドアインナーパネルに押し付けるようにして組付けることを特徴とするドアウェザーストリップの組付方法。 - ドアインナーパネルと、該ドアインナーパネル側に延びるドアトリムとの間に取付けられ、前記ドアインナーパネルに弾接するドア側シール部とボディパネルのドア開口縁車外側に弾接するボディ側シール部を有し、車内外をシールするドアウェザーストリップの組付構造であって、
前記ドアトリムの先端部は、前記ドアインナーパネルに略平行になるように折り曲げられ略L字状にされるとともに、その折り曲げられた折曲部を平担状とし、その折曲部の端部を前記ドアインナーパネル側に向かってさらに折り曲げ、前記ドアインナーパネル側に延びるドアトリムの方向と略平行な第2折曲部とし、
前記平担状の折曲部と前記ドアインナーパネルとの間で、前記ドア側シール部を挟持して、
予め前記ドアトリムの折曲部及び第2折曲部を、前記ドアウェザーストリップの前記ドア側シール部とボディ側シール部との間に形成された嵌合部内に納めるようにして嵌合させてなる一体化部品側の前記ドア側シール部を、前記平担状の折曲部を利用して面によって前 記ドアインナーパネルに押し付けるようにして組付けることを特徴とするドアウェザーストリップの組付構造。 - 前記ボディ側シール部とドア側シール部の間に位置するように、前記ドアウェザーストリップは基部を備えるとともに、
前記ドア側シール部は、前記基部の車外側内周側に設けられた断面舌状のリップ部と、前記基部の車外側外周側に設けられた中空シール部からなり、前記基部には前記嵌合部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のドアウェザーストリップの組付方法及びその組付構造。 - 前記ドアトリムの先端部を嵌合する前記ドアウェザーストリップの嵌合部には、前記ドアトリムの先端部を挟み込んで保持する複数の保持リップが形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載のドアウェザーストリップの組付方法及びその組付構造。
- 前記保持リップは、前記折曲部の付け根部と、前記第2折曲部の付け根部の内側を保持する位置に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のドアウェザーストリップの組付方法及びその組付構造。
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