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JP5307384B2 - ウエーハの分割方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表面に複数のストリートが格子状に形成されているとともに該複数のストリートによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウエーハを、該ストリートに沿って個々のデバイス(チップ)に分割するウエーハの分割方法に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列されたストリートと呼ばれる分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスを形成する。そして、半導体ウエーハをストリートに沿って切断することによりデバイスが形成された領域を分割して個々のデバイスを製造している。また、サファイヤ基板の表面に窒化ガリウム系化合物半導体等が積層された光デバイスウエーハも所定のストリートに沿って切断することにより個々の発光ダイオード、レーザーダイオード等の光デバイスに分割され、電気機器に広く利用されている。
半導体ウエーハ等の板状の被加工物を分割する方法として、その被加工物に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を用い、分割すべき領域の内部に集光点を合わせてパルスレーザー光線を照射するレーザー加工方法も試みられている。このレーザー加工方法を用いた分割方法は、被加工物の一方の面側から内部に集光点を合わせて被加工物に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を照射し、被加工物の内部にストリートに沿って変質層を連続的に形成し、この変質層が形成されることによって強度が低下したストリートに沿って外力を加えることにより、被加工物を分割するものである。(例えば、特許文献2参照。)
特許第3408805号公報
上記レーザー加工方法を用いてストリートに沿って変質層が形成されたウエーハを環状のフレームに装着されたダイシングテープに貼着した後、ダイシングテープを拡張することにより、ウエーハを変質層が形成されることによって強度が低下せしめられたストリートに沿って個々のデバイスに分割する方法が提案されている。(例えば、特許文献3参照。)
特開2004−273895号公報
而して、ストリートに沿って内部に変質層が形成されたウエーハは非常に割れやすく、変質層が形成されたウエーハをレーザー加工装置からダイシングテープに貼着するために搬送する搬送工程および変質層が形成されたウエーハをダイシングテープに貼着する際、更にダイシングテープに貼着されたウエーハをテープ拡張装置まで搬送する搬送工程においてウエーハが破損するという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、ストリートに沿って内部に変質層が形成されたウエーハを搬送工程等において破損することなくストリートに沿って分割することができるウエーハの分割方法を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、表面に複数のストリートが格子状に形成されているとともに複数のストリートによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウエーハを、複数のストリートに沿って分割するウエーハの分割方法であって、
ウエーハの表面に保護テープを貼着する保護テープ貼着工程と、
表面に該保護テープが貼着されたウエーハをレーザー加工装置のチャックテーブル上に裏面を上にして該保護テープ側を保持し、ウエーハの裏面側からウエーハに対して透過性を有する波長のレーザー光線を複数のストリートに沿って照射し、ウエーハの内部に複数のストリートに沿って変質層を形成する変質層形成工程と、
該変質層形成工程を実施した後に、ウエーハを吸引保持して搬送するウエーハ搬送装置を用いてウエーハの裏面全面を吸引保持し、テープ貼着装置の支持テーブル上にウエーハの裏面を上にして該保護テープ側を載置する第1の搬送工程と、
該テープ貼着装置の該支持テーブル上に載置されたウエーハの裏面およびウエーハを囲繞して配置された環状のフレームにダイシングテープを貼着するダイシングテープ貼着工程と、
該ダイシングテープ貼着工程を実施した後に、ウエーハおよび該環状のフレームを吸引保持して反転するウエーハ反転装置を用いてウエーハの裏面全面を該ダイシングテープを介して吸引保持するとともに該環状のフレームを吸引保持し、保持したウエーハおよび該環状のフレームの表裏を反転してウエーハの表面に貼着された該保護テープを上側にするウエーハ反転工程と、
該ウエーハ反転工程を実施した後に、ウエーハおよび該環状のフレームを吸引保持して搬送するウエーハおよびフレーム搬送装置を用いてウエーハの表面全面を該保護テープを介して吸引保持するとともに該環状のフレームを吸引保持して該ウエーハ反転装置による吸引保持を解除し、テープ拡張装置の環状のフレーム保持部材上に該環状のフレームを載置するとともに該テープ拡張装置のウエーハ保持テーブル上にウエーハの表面に貼着された該保護テープを上にして該ダイシングテープ側を載置する第2の搬送工程と、
該テープ拡張装置の該フレーム保持部材上に載置された該環状のフレームを固定するとともに該ウエーハ保持テーブル上に載置されたウエーハを該ダイシングテープを介して吸引保持し、ウエーハの表面に貼着された該保護テープを剥離する保護テープ剥離工程と、
該保護テープ剥離工程を実施した後に、該ウエーハ保持テーブルによるウエーハの吸引保持を解除し、該ダイシングテープを拡張することによりウエーハを変質層が形成された複数のストリートに沿って個々のデバイスに分割するウエーハ分割工程と、を含む、
ことを特徴とするウエーハの分割方法が提供される。
本発明によるウエーハの分割方法においては、変質層形成工程が実施され内部に複数のストリートに沿って変質層が形成されたウエーハをテープ貼着装置に搬送する1の搬送工程と、テープ貼着装置においてダイシングテープ貼着工程が実施されたウエーハの表裏を反転するウエーハ反転工程およびウエーハ反転工程において表裏が反転されたウエーハをテープ拡張装置に搬送する第2の搬送工程を実施する際にはウエーハの全面を保護テープを介して吸引保持するとともに環状のフレームを吸引保持してウエーハ反転装置による吸引保持を解除するので、変質層形成工程を実施することによりウエーハの内部にストリートに沿って変質層が形成されていても、ウエーハが破損することはない。
また、テープ拡張装置においてウエーハの表面に貼着された保護テープを剥離する保護テープ剥離工程を実施する際にはウエーハ保持テーブル上に載置されたウエーハの裏面全面をダイシングテープを介して吸引保持するので、変質層形成工程を実施することによりウエーハの内部にストリートに沿って変質層が形成されていても、ウエーハが破損することはない。
従って、ダイシングテープを拡張することによりウエーハを変質層が形成された複数のストリートに沿って個々のデバイスに分割するウエーハ分割工程を実施する前にウエーハが破損することはない。
以下、本発明によるウエーハの分割方法の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本発明によるウエーハの分割方法に従って分割されるウエーハとしての半導体ウエーハの斜視図が示されている。図1に示す半導体ウエーハ2は、例えば厚さが150μmのシリコンウエーハからなっており、表面2aには複数のストリート21が格子状に形成されている。そして、半導体ウエーハ2の表面2aには、複数のストリート21によって区画された複数の領域にIC、LSI等のデバイス22が形成されている。以下、この半導体ウエーハ2を個々のデバイス22(チップ)に分割するウエーハの分割方法について説明する。
上述した半導体ウエーハ2の表面2aには、デバイス22を保護するために図2に示すように保護テープ3を貼着する(保護テープ貼着工程)。この保護テープ3は、図示の実施形態においては厚さが150μmのポリオレフィンシートが用いられている。
保護テープ貼着工程を実施することにより半導体ウエーハ2の表面2aに保護テープ3を貼着したならば、半導体ウエーハ2の裏面側からシリコンウエーハに対して透過性を有する波長のレーザー光線をストリート21に沿って照射し、半導体ウエーハ2の内部にストリート21に沿って変質層を形成する変質層形成工程を実施する。この変質層形成工程は、図示の実施形態においては図3に示すレーザー加工装置を用いて実施する。図3に示すレーザー加工装置4は、被加工物を保持するチャックテーブル41と、該チャックテーブル41上に保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段42と、チャックテーブル41上に保持された被加工物を撮像する撮像手段43を具備している。チャックテーブル41は、被加工物を吸引保持するように構成されており、図示しない移動機構によって図3において矢印Xで示す加工送り方向および矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられるようになっている。
上記レーザー光線照射手段42は、実質上水平に配置された円筒形状のケーシング421を含んでいる。ケーシング421内には図示しないYAGレーザー発振器或いはYVO4レーザー発振器からなるパルスレーザー光線発振器や繰り返し周波数設定手段を備えたパルスレーザー光線発振手段が配設されている。上記ケーシング421の先端部には、パルスレーザー光線発振手段から発振されたパルスレーザー光線を集光するための集光器422が装着されている。
上記レーザー光線照射手段42を構成するケーシング421の先端部に装着された撮像手段43は、図示の実施形態においては可視光線によって撮像する通常の撮像素子(CCD)の外に、被加工物に赤外線を照射する赤外線照明手段と、該赤外線照明手段によって照射された赤外線を捕らえる光学系と、該光学系によって捕らえられた赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成されており、撮像した画像信号を図示しない制御手段に送る。
上述したレーザー加工装置4を用いて変質層形成工程を実施するには、図3に示すようにレーザー加工装置4のチャックテーブル41上に半導体ウエーハ2の保護テープ3側を載置する。そして、図示しない吸引手段によってチャックテーブル41上に半導体ウエーハ10を吸着保持する(ウエーハ保持工程)。従って、チャックテーブル41上に吸引保持された半導体ウエーハ2は裏面2bが上側となる。
上述したようにウエーハ保持工程を実施したならば、半導体ウエーハ2を形成するシリコンウエーハに対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を半導体ウエーハ2の裏面2b側からストリート21に沿って照射し、半導体ウエーハ2の内部にストリート21に沿って変質層を形成する変質層形成工程を実施する。変質層形成工程を実施するには、先ず半導体ウエーハ2を吸引保持したチャックテーブル21は、図示しない移動機構によって撮像手段43の直下に位置付けられる。そして、撮像手段43および図示しない制御手段によって半導体ウエーハ2のレーザー加工すべき加工領域を検出するアライメント作業を実行する。即ち、撮像手段43および図示しない制御手段は、半導体ウエーハ2の所定方向に形成されているストリート21と、ストリート21に沿ってレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段42の集光器422との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、レーザー光線照射位置のアライメントを遂行する。また、半導体ウエーハ2に形成されている上記所定方向に対して直交する方向に延びるストリート21に対しても、同様にレーザー光線照射位置のアライメントが遂行される(アライメント工程)。このとき、半導体ウエーハ2のストリート21が形成されている表面2aは下側に位置しているが、撮像手段43が上述したように赤外線照明手段と赤外線を捕らえる光学系および赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成された撮像手段を備えているので、裏面2b側から透かしてストリート21を撮像することができる。
以上のようにしてアライメント工程を実施したならば、図4の(a)で示すようにチャックテーブル41をレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段42の集光器422が位置するレーザー光線照射領域に移動し、所定のストリート21の一端(図4の(a)において左端)をレーザー光線照射手段42の集光器422の直下に位置付ける。そして、集光器422からシリコンウエーハに対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を照射しつつチャックテーブル41を図4の(a)において矢印X1で示す方向に所定の送り速度で移動せしめる。そして、図4の(b)で示すように集光器422の照射位置がストリート21の他端(図4の(b)において右端)位置に達したら、パルスレーザー光線の照射を停止するとともにチャックテーブル41の移動を停止する。この変質層形成工程においては、パルスレーザー光線の集光点Pを半導体ウエーハ2の表面2a(下面)付近に合わせることにより、半導体ウエーハ2には表面2a(下面)に露出するとともに表面2aから内部に向けて変質層210が形成される。この変質層210は、溶融再固化層として形成される。
上記変質層形成工程における加工条件は、例えば次のように設定されている。
光源 :LD励起QスイッチNd:YVO4パルスレーザー
波長 :1064nmのパルスレーザー
繰り返し周波数 :100kHz
集光点のエネルギー密度 :2.0×10E11W/cm2
集光スポット径 :φ1μm
加工送り速度 :100mm/秒
なお、半導体ウエーハ2の厚さが厚い場合には、図5に示すように集光点Pを段階的に変えて上述した変質層形成工程を複数回実行することにより、複数の変質層210を形成する。例えば、上述した加工条件においては1回に形成される変質層の厚さは約50μmであるため、上記変質層形成工程を例えば2回実施して100μmの変質層210を形成する。また、厚さが150μmの半導体ウエーハ2に対して3層の変質層を形成し、半導体ウエーハ2の内部にストリート21に沿って表面2aから裏面2bに渡って変質層を形成してもよい。また、変質層210は、表面2aおよび裏面2bに露出しないように内部だけに形成してもよい。
以上のようにして、半導体ウエーハ2の所定方向に延在する全てのストリート21に沿って上記変質層形成工程を実行したならば、チャックテーブル41を90度回動せしめて、上記所定方向に対して直交する方向に延びる各ストリート21に沿って上記変質層形成工程を実行する。
このようにして、半導体ウエーハ2に形成された全てのストリート21に沿って上記変質層形成工程を実行したならば、半導体ウエーハ2の裏面全面を吸引保持し、テープ貼着装置の支持テーブル上に半導体ウエーハ2の裏面を上にして保護テープ3側を載置する第1の搬送工程を実施する。この第1の搬送工程は、図6に示すウエーハ搬送装置5を用いて実施する。図6に示すウエーハ搬送装置5は、保持パッド51と、該保持パッド51を支持する支持手段52を具備している。保持パッド51は、下面に円形状の凹部511aが形成された保持枠体511と、該保持枠体511の凹部511aに嵌合するポーラスなセラミックスによって形成された吸着パッド512からなっている。この吸着パッド512は、上記半導体ウエーハ2の裏面全面を保持し得る大きさに形成されている。また、保持枠体511に形成された凹部511aは、吸引通路511bを介して図示しない吸引手段に連通されている。従って、図示しない吸引手段が作動すると、吸引通路511bおよび凹部511aを介して吸着パッド512の下面に負圧が作用せしめられる。上記支持手段52は保持パッド51を上下方向に昇降せしめる昇降手段(図示せず)を備えており、図示しない移動手段によって水平方向に移動可能に構成されている。
上記ウエーハ搬送装置5を用いて上述した第1の搬送工程を実施するには、図6の(a)に示すように上記レーザー加工装置4のチャックテーブル41上で上記変質層形成工程が実施された半導体ウエーハ2の直上に保持パッド51を移動し、この保持パッド51を図示しない昇降手段によって下降せしめ、吸着パッド512の下面を半導体ウエーハ2の裏面2b(上面)に接触される。そして、図示しない吸引手段を作動して吸着パッド512の下面に負圧を作用せしめることにより、吸着パッド512の下面に半導体ウエーハ2の裏面2b全面を吸引保持する。このようにして吸着パッド512の下面に半導体ウエーハ2の裏面2b全面を吸引保持したならば、図6の(b)に示すように保持パッド51を図示しない昇降手段によって上昇せしめる。次に、図示しない移動手段を作動して保持パッド51を図6の(c)に示すようにテープ貼着装置6の支持テーブル61の直上に移動し、更に図示しない昇降手段を作動して下降せしめ、吸着パッド512の下面に吸引保持された半導体ウエーハ2の表面2aに貼着されている保護テープ3を支持テーブル61の中央部に形成されたウエーハ載置領域611の上面に載置する。なお、テープ貼着装置6の支持テーブル61の中央部に形成されるウエーハ載置領域611は、後述する環状のフレームの上面と半導体ウエーハ2の裏面2b(上面)を同一高さにするために外周部より僅かに高く形成されている。このようにして保持パッド51に吸引保持された半導体ウエーハ2の表面2aに貼着されている保護テープ3をテープ貼着装置6を構成する支持テーブル61のウエーハ載置領域611上に載置したならば、保持パッド51による半導体ウエーハ2の吸引保持を解除し、保持パッド51を上昇させるとともに待機位置に移動せしめる。このような第1の搬送工程においては、上述したように保持パッド51を構成する吸着パッド512の下面に半導体ウエーハ2の裏面2b全面を吸引保持するので、上記変質層形成工程を実施することにより半導体ウエーハ2の内部にストリート21に沿って変質層210が形成されていても、半導体ウエーハ2が破損することはない。
上述した第1の搬送工程を実施したならば、テープ貼着装置6の支持台6に載置された半導体ウエーハ2の裏面2bおよび半導体ウエーハ2を囲繞して配置された環状のフレームにダイシングテープを貼着するダイシングテープ貼着工程を実施する。即ち、図7の(a)に示すようにテープ貼着装置6の支持テーブル61の外周部上面に環状のフレームFを載置する(フレーム載置工程)。なお、このフレーム載置工程は、上記第1の搬送工程を実施する前に実施してもよい。テープ貼着装置6の支持テーブル61の外周部上面に環状のフレームFを載置したならば、図7の(b)に示すように半導体ウエーハ2の裏面2bおよび環状のフレームFにダイシングテープTを貼着する。なお、ダイシングテープTは、図示の実施形態においては厚さが100μmのポリ塩化ビニル(PVC)からなるシート基材の表面(図7の7(b)において下面)にアクリル樹脂系の粘着剤が厚さが5μm程度塗布されている。
上述したダイシングテープ貼着工程を実施したならば、半導体ウエーハ2の裏面2b全面をダイシングテープTを介して吸引保持するとともに環状のフレームFを吸引保持し、保持した半導体ウエーハ2および環状のフレームFの表裏を反転して半導体ウエーハ2の表面2aに貼着された保護テープ3を上側にするウエーハ反転工程を実施する。このウエーハ反転工程は、図8に示すウエーハ反転装置を用いて実施する。図8に示すウエーハ反転装置7は、保持パッド71と、該保持パッド71を支持する支持手段72を具備している。保持パッド71は、中央部下面に形成された円形状の凹部711aおよび該円形状の凹部711aを囲繞して形成された環状の凹部711bを備えた保持枠体711と、該保持枠体711の円形の凹部711aに嵌合するポーラスなセラミックスによって形成された円形の第1の吸着パッド712および環状の凹部711bに嵌合するポーラスなセラミックスによって形成された環状の第2の吸着パッド713からなっている。この円形の第1の吸着パッド712は上記半導体ウエーハ2の裏面全面を保持し得る大きさに形成されており、環状の第2の吸着パッド713は環状のフレームFを保持し得る大きさに形成されている。また、保持枠体711に形成された円形の凹部711aおよび環状の凹部711bは、吸引通路711cを介して図示しない吸引手段に連通されている。従って、図示しない吸引手段が作動すると、吸引通路711cと円形の凹部711aおよび環状の凹部711bを介して第1の吸着パッド712および第2の吸着パッド713の表面に負圧が作用せしめられる。上記支持手段72は保持パッド71を反転する反転手段 (図示せず)を備えており、図示しない移動手段によって上下方向および水平方向に移動可能に構成されている。
上記ウエーハ反転装置7を用いて上述したウエーハ反転工程を実施するには、図8の(a)に示すように上記テープ貼着装置6の支持テーブル61に載置され上述したダイシングテープ貼着工程が実施された半導体ウエーハ2および環状のフレームFの直上に保持パッド71を移動し、この保持パッド71を図8の(b)に示すように下降せしめ、第1の吸着パッド712および第2の吸着パッド713の表面(下面)をダイシングテープTにおける半導体ウエーハ2の貼着領域および環状のフレームFの上面に接触させる。そして、図示しない吸引手段を作動して第1の吸着パッド712および第2の吸着パッド713の表面(下面)に負圧を作用せしめることにより、第1の吸着パッド712および第2の吸着パッド713の表面(下面)にダイシングテープTを介して半導体ウエーハ2の裏面2b全面および環状のフレームFを吸引保持する。このようにして第1の吸着パッド712および第2の吸着パッド713の表面(下面)にダイシングテープTを介して半導体ウエーハ2の裏面2b全面および環状のフレームFを吸引保持したならば、図8の(c)に示すように保持パッド71をテープ貼着装置6の支持台6上から移動して反転する。この結果、図8の(c)に示すように環状のフレームFに装着されたダイシングテープTに貼着されている半導体ウエーハ2の表面2aに貼着された保護テープ3が上側となる。このウエーハ反転工程においても上述したように第1の吸着パッド712の表面にダイシングテープTを介して半導体ウエーハ2の裏面2b全面を吸引保持するので、上記変質層形成工程を実施することにより半導体ウエーハ2の内部にストリート21に沿って変質層210が形成されていても、半導体ウエーハ2が破損することはない。
上述したウエーハ反転工程を実施したならば、上記ウエーハ反転装置7の保持パッド71に保持されている半導体ウエーハ2の表面全面を保護テープ3を介して吸引保持するとともに環状のフレームFを吸引保持し、テープ拡張装置に搬送する第2の搬送工程を実施する。この第2の搬送工程は、図9に示すウエーハおよびフレーム搬送装置8を用いて実施する。図9に示すウエーハおよびフレーム搬送装置8は、保持パッド81と、該保持パッド81を支持する支持手段82を具備している。保持パッド81は、上記反転装置の保持パッド71と実質的に同一の構成でよく、中央部下面に形成された円形状の凹部811aおよび該円形状の凹部811aを囲繞して形成された環状の凹部811bを備えた保持枠体811と、該保持枠体811の円形の凹部811aに嵌合するポーラスなセラミックスによって形成された円形の第1の吸着パッド812および環状の凹部811bに嵌合するポーラスなセラミックスによって形成された環状の第2の吸着パッド813からなっている。この円形の第1の吸着パッド812は上記半導体ウエーハ2の表面全面を保持し得る大きさに形成されており、環状の第2の吸着パッド813は環状のフレームFを保持し得る大きさに形成されている。また、保持枠体811に形成された円形の凹部811aおよび環状の凹部811bは、吸引通路811cを介して図示しない吸引手段に連通されている。従って、図示しない吸引手段が作動すると、吸引通路811bと円形の凹部811aおよび環状の凹部811bを介して第1の吸着パッド812および第2の吸着パッド813の表面に負圧が作用せしめられる。上記支持手段82は、図示しない移動手段によって保持パッド81を上下方向および水平方向に移動可能に構成されている。
上記ウエーハおよびフレーム搬送装置8を用いて上述した第2の搬送工程を実施するには、図9の(a)に示すように上記ウエーハ反転装置7の保持パッド71に保持されている半導体ウエーハ2および環状のフレームFの直上に保持パッド81を移動し、この保持パッド81を図9の(b)に示すように下降せしめ、第1の吸着パッド812および第2の吸着パッド813の表面(下面)を半導体ウエーハ2の表面に貼着された保護テープ3および環状のフレームFの上面に接触される。そして、図示しない吸引手段を作動して第1の吸着パッド812および第2の吸着パッド813の表面(下面)に負圧を作用することにより、第1の吸着パッド812の表面(下面)に保護テープ3を介して半導体ウエーハ2の表面2a全面を吸引保持するとともに第2の吸着パッド813の表面(下面)に環状のフレームFを吸引保持する。そして、上記ウエーハ反転装置7の保持パッド71による吸引保持を解除する(ウエーハ移し替え)。このようにして保持パッド81に半導体ウエーハ2の表面2a全面および環状のフレームFを吸引保持したならば、ウエーハおよびフレーム搬送装置8は保持パッド81に保持した半導体ウエーハ2および環状のフレームFをテープ拡張装置に搬送する。
ここで、テープ拡張装置について、図10および図11を参照して説明する。
図10および図11に示すテープ拡張装置9は、円盤状の支持基台90と、該支持基台90の上方に配設され上記環状のフレームFを保持するフレーム保持手段91と、該フレーム保持手段91を上下方向に移動可能に支持する進退手段92と、支持基台90の中央部上面に配設され上記半導体ウエーハ2を保持する保持面を備えたウエーハ保持テーブル93を具備している。フレーム保持手段91は、環状のフレーム保持部材911と、該フレーム保持部材911の外周に配設された固定手段としての複数のクランプ912とからなっている。フレーム保持部材911の上面には環状のフレームFを載置する載置面911aが形成されており、この載置面911a上に環状のフレームFが載置される。そして、載置面911a上に載置された環状のフレームFは、クランプ912によってフレーム保持部材911に固定される。
上記進退手段92は、上記支持基台90上に配設された複数のエアシリンダ921からなっており、ピストンロッド922が上記環状のフレーム保持部材911の下面に連結される。このように複数のエアシリンダ921からなる進退手段92は、環状のフレーム保持部材911を載置面911aがウエーハ保持テーブル93の上面である保持面と略同一高さとなる基準位置と、ウエーハ保持テーブル93の上面より所定量下方の拡張位置の間を上下方向に移動せしめる。
上記ウエーハ保持テーブル93は、図11に示すように円盤状の本体931と、該本体931を支持する支持部932とからなっている。円盤状の本体931の上面には円形状の凹部931aが形成されている、該凹部931aにポーラスなセラミックスによって形成された円形状の吸着チャック933が嵌合される。この吸着チャック933は、上記半導体ウエーハ2の裏面全面を吸引保持し得る大きさに形成されている。また、本体931に形成された凹部931aは、吸引通路931bを介して図示しない吸引手段に連通されている。従って、図示しない吸引手段が作動すると、吸引通路931bおよび凹部931aを介して吸着チャック933の上面(保持面)に負圧が作用せしめられる。
以上のように構成されたテープ拡張装置9に、上記ウエーハおよびフレーム搬送装置8の保持パッド81に保持された半導体ウエーハ2および環状のフレームFが搬送される(第2の搬送工程)。即ち、図12に示すように上記ウエーハおよびフレーム搬送装置8の保持パッド81をテープ拡張装置9の直上に移動するとともに下降せしめ、保持パッド81に保持された半導体ウエーハ2をダイシングテープTを介してウエーハ保持テーブル93の上面(保持面)に載置するとともに、環状のフレームFをフレーム保持手段91を構成する環状のフレーム保持部材911の載置面911a上に載置する(ウエーハ載置工程)。このとき、環状のフレーム保持部材911は図11および図12に示す基準位置に位置付けられている。この第2の搬送工程においても上述したようにウエーハおよびフレーム搬送装置8の保持パッド81を構成する第1の吸着パッド812の表面に保護テープ3を介して半導体ウエーハ2の表面2a全面を吸引保持するとともに第2の吸着パッド813の表面(下面)に環状のフレームFを吸引保持されているので、上記変質層形成工程を実施することにより半導体ウエーハ2の内部にストリート21に沿って変質層210が形成されていても、半導体ウエーハ2が破損することはない。
上述した第2の搬送工程を実施したならば、ウエーハおよびフレーム搬送装置8の保持パッド81による半導体ウエーハ2および環状のフレームFの吸引保持を解除し、ウエーハおよびフレーム搬送装置8を退避させた後、図13の(a)に示すようにクランプ912によってフレーム保持部材911に固定する。次に、テープ拡張装置9の図示しない吸引手段を作動し、吸引通路931bおよび凹部931aを介して吸着チャック933の上面(保持面)に負圧を作用せしめ、吸着チャック933の上面(保持面)にダイシングテープTを介して半導体ウエーハ2の裏面2b全面を吸引保持する。このように吸着チャック933の上面(保持面)にダイシングテープTを介して半導体ウエーハ2の裏面2bを吸引保持した状態で、図13の(b)に示すように半導体ウエーハ2の表面2aに貼着されている保護テープ3を剥離する(保護テープ剥離工程)。このように、保護テープ3を剥離する際には、吸着チャック933の上面(保持面)にダイシングテープTを介して半導体ウエーハ2の裏面2b全面を吸引保持しているので、上記変質層形成工程を実施することにより半導体ウエーハ2の内部にストリート21に沿って変質層210が形成されていても、半導体ウエーハ2が破損することはない。
上述したように保護テープ剥離工程を実施したならば、ウエーハ保持テーブル93による半導体ウエーハ2の吸引保持を解除する。そして、ダイシングテープTを拡張することにより半導体ウエーハ2を変質層が形成されたストリート21に沿って個々のデバイス22に分割するウエーハ分割工程を実施する。このウエーハ分割工程について、図14の(a)および(b)を参照して説明する。図14の(a)は、上記保護テープ剥離工程が実施されウエーハ保持テーブル93による半導体ウエーハ2の吸引保持を解除した状態が示されている。図14の(a)に示す状態から、進退手段92としての複数のエアシリンダ921を作動して、環状のフレーム保持部材911を図14の(b)に示す拡張位置に下降せしめる。従って、フレーム保持部材911の載置面911a上に固定されている環状のフレームFも下降するため、図14の(b)に示すように環状のフレームFに装着されたダイシングテープTはウエーハ保持テーブル93の外周縁に当接して拡張せしめられる(テープ拡張工程)。この結果、ダイシングテープTに貼着されている半導体ウエーハ2は放射状に引張力が作用する。このように半導体ウエーハ2に放射状に引張力が作用すると、ストリート21に沿って形成された変質層210は強度が低下せしめられているので、この変質層210が分割起点となって半導体ウエーハ2は変質層210に沿って破断され個々のデバイス22に分割される。なお、上記ウエーハ保持テーブル93による半導体ウエーハ2の吸引保持の解除は、上記テープ拡張工程中に実施してもよい。また、上記テープ拡張工程を実施する際には、ウエーハ保持テーブル93を加熱しダイシングテープTにおける半導体ウエーハ2が貼着されている領域を加熱して軟化せしめることが望ましい。
本発明によるウエーハの分割方法によって個々のデバイスに分割されるウエーハとしての半導体ウエーハを示す斜視図。 図1に示す半導体ウエーハの表面に保護テープが貼着された状態を示す斜視図。 本発明によるウエーハの分割方法における変質層形成工程を実施するためのレーザー加工装置の要部斜視図。 本発明によるウエーハの分割方法における変質層形成工程の説明図。 図4に示す変質層形成行程において半導体ウエーハの内部に変質層を積層して形成した状態を示す説明図。 本発明によるウエーハの分割方法における第1の搬送工程の説明図。 本発明によるウエーハの分割方法におけるダイシングテープ貼着工程の説明図。 本発明によるウエーハの分割方法におけるウエーハ反転工程の説明図。 本発明によるウエーハの分割方法の第2の搬送工程におけるウエーハ移し替え工程の説明図。 本発明によるウエーハの分割方法におけるウエーハ分割工程を実施するためのテープ拡張装置の斜視図。 図10に示すテープ拡張装置の断面図。 本発明によるウエーハの分割方法の第2の搬送工程におけるウエーハ載置工程の説明図。 本発明によるウエーハの分割方法における保護テープ剥離工程の説明図。 本発明によるウエーハの分割方法におけるウエーハ分割工程の説明図。
符号の説明
2:半導体ウエーハ
21:ストリート
22:デバイス
3:保護テープ
4:レーザー加工装置
41:レーザー加工装置のチャックテーブル
42:レーザー光線照射手段
5:ウエーハ搬送装置
51:保持パッド
52:支持手段
6:テープ貼着装置
61:支持テーブル
7:ウエーハ反転装置
71:保持パッド
72:支持手段
8:ウエーハおよびフレーム搬送装置
81:保持パッド
82:支持手段
9:テープ拡張装置
91:フレーム保持手段
92:進退手段
93:ウエーハ保持テーブル
F:環状のフレーム
T:ダイシングテープ

Claims (1)

  1. 表面に複数のストリートが格子状に形成されているとともに複数のストリートによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウエーハを、複数のストリートに沿って分割するウエーハの分割方法であって、
    ウエーハの表面に保護テープを貼着する保護テープ貼着工程と、
    表面に該保護テープが貼着されたウエーハをレーザー加工装置のチャックテーブル上に裏面を上にして該保護テープ側を保持し、ウエーハの裏面側からウエーハに対して透過性を有する波長のレーザー光線を複数のストリートに沿って照射し、ウエーハの内部に複数のストリートに沿って変質層を形成する変質層形成工程と、
    該変質層形成工程を実施した後に、ウエーハを吸引保持して搬送するウエーハ搬送装置を用いてウエーハの裏面全面を吸引保持し、テープ貼着装置の支持テーブル上にウエーハの裏面を上にして該保護テープ側を載置する第1の搬送工程と、
    該テープ貼着装置の該支持テーブル上に載置されたウエーハの裏面およびウエーハを囲繞して配置された環状のフレームにダイシングテープを貼着するダイシングテープ貼着工程と、
    該ダイシングテープ貼着工程を実施した後に、ウエーハおよび該環状のフレームを吸引保持して反転するウエーハ反転装置を用いてウエーハの裏面全面を該ダイシングテープを介して吸引保持するとともに該環状のフレームを吸引保持し、保持したウエーハおよび該環状のフレームの表裏を反転してウエーハの表面に貼着された該保護テープを上側にするウエーハ反転工程と、
    該ウエーハ反転工程を実施した後に、ウエーハおよび該環状のフレームを吸引保持して搬送するウエーハおよびフレーム搬送装置を用いてウエーハの表面全面を該保護テープを介して吸引保持するとともに該環状のフレームを吸引保持して該ウエーハ反転装置による吸引保持を解除し、テープ拡張装置の環状のフレーム保持部材上に該環状のフレームを載置するとともに該テープ拡張装置のウエーハ保持テーブル上にウエーハの表面に貼着された該保護テープを上にして該ダイシングテープ側を載置する第2の搬送工程と、
    該テープ拡張装置の該フレーム保持部材上に載置された該環状のフレームを固定するとともに該ウエーハ保持テーブル上に載置されたウエーハを該ダイシングテープを介して吸引保持し、ウエーハの表面に貼着された該保護テープを剥離する保護テープ剥離工程と、
    該保護テープ剥離工程を実施した後に、該ウエーハ保持テーブルによるウエーハの吸引保持を解除し、該ダイシングテープを拡張することによりウエーハを変質層が形成された複数のストリートに沿って個々のデバイスに分割するウエーハ分割工程と、を含む、
    ことを特徴とするウエーハの分割方法。
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