JP5358253B2 - 往復動圧縮機 - Google Patents
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Description
まず、本発明の第1実施形態に係る往復動圧縮機を図1〜図5を参照しつつ以下に説明する。
なお、別の方法でピストンリング72が回転規制されている場合は、切欠部88および突起部77は設けなくてもよい。また、ピストンリング72の回転規制を設けない場合も可能であり、その場合、合口部84からのシール効果が多少低下し漏れが発生する可能性があるが、合口部84は非揺動方向に配置することを必要としない。
なお、本実施形態においては、合口部84を形成するベース部81,82の合わせ面81a,82aが、ピストンリング72の最大外径部91の位置で、かつピストンリング72の軸方向中心から圧縮室側にオフセットされた位置に形成されている。このため、ベース部81、82の強度が向上して圧縮室側からの圧力によってシリンダケース側へピストンリング72が脱落することを防止できる。また、合わせ面81a、82aが、ピストンリングの軸方向中心からシリンダケース側にオフセットされた位置に形成されてもよい。この場合は、シリンダケースから圧力吹き返し等によりピストンリング72の圧縮室側のへの脱落を防止することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る往復動圧縮機を主に図6および図7を参照しつつ以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の部分は同一称呼、同一符号としてその説明は略す。
次に、本発明の第3実施形態に係る往復動圧縮機を主に図8および図9を参照しつつ以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の部分は同一称呼、同一符号としてその説明は略す。
次に、本発明の第4実施形態に係る往復動圧縮機を主に図10および図11を参照しつつ以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の部分は同一称呼、同一符号としてその説明は略す。
次に、本発明の第5実施形態に係る往復動圧縮機を主に図12を参照しつつ以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の部分は同一称呼、同一符号としてその説明は略す。
なお、合口部84の形状は、上記実施の形態に限られるものではなく、周方向に延びる合わせ面を有する形状であれば、他の形状であってもよい。
合口部を有して拡縮径可能に形成されるとともに、外周の軸方向端部のいずれか一側または両側に縮径部が設けられ、
前記合口部は、軸方向に位置がずれ、かつ周方向に重なり合うことで合わせ面を形成するベース部が軸方向の一端および他端にそれぞれ形成され、
前記それぞれのベース部の合わせ面は、最大外径部の位置で、かつ軸方向中心からオフセットされた位置に形成されていることを特徴とするピストンリング。
28 クランク軸
45 シリンダ
63 ピストン
65 連結部
72 ピストンリング
76 リング溝
81,82 ベース部
81a,82a 合わせ面
84 合口部
90,95,96,102,103,107,108,111,112 縮径部
91,97,104,109,113 最大外径部
Claims (7)
- シリンダと、
一端側がクランク軸に回転可能に連結される連結部となり他端側が前記シリンダ内を揺動しつつ往復動するピストンと、
該ピストンの外周側に位置したリング溝と、
前記ピストンと前記シリンダとの間をシールするために前記リング溝に装着され、合口部を有して拡縮径可能に形成されたピストンリングとを備えてなる往復動圧縮機において、
前記ピストンリングの外周には、軸方向端部のいずれか一側または両側に縮径部が設けられ、
前記合口部は、前記ピストンリングの軸方向に位置がずれ、かつ周方向に重なり合うことで合わせ面を形成する前記ピストンリングの周方向の一端および他端にそれぞれ形成されたベース部を有し、
前記それぞれのベース部の合わせ面は、前記ピストンリングの前記縮径部を除く最大外径部の位置で、かつ前記ピストンリングの軸方向中心からオフセットされた位置に形成され、前記シリンダの内周面に接触することを特徴とする往復動圧縮機。 - 前記縮径部は、前記ピストンリングの軸方向の断面が円弧形状をなしていることを特徴とする請求項1に記載の往復動圧縮機。
- 前記縮径部は、前記ピストンリングの軸方向の断面が面取り形状をなしていることを特徴とする請求項1に記載の往復動圧縮機。
- 前記最大外径部は、前記ピストンリングの軸方向の断面が平坦形状をなしていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の往復動圧縮機。
- 前記縮径部は、前記ピストンリングの軸方向の両側に設けられており、前記クランク軸側の縮径部の最小径が、前記クランク軸とは反対側の縮径部の最小径よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の往復動圧縮機。
- 前記ピストンリングは、前記合口部が前記ピストンの揺動角が小さい位置に設けられた状態で前記リング溝に対して回転規制されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の往復動圧縮機。
- シリンダと、
一端側がクランク軸に回転可能に連結される連結部となり他端側が前記シリンダ内を揺動しつつ往復動するピストンと、
該ピストンの外周側に位置したリング溝と、
前記ピストンと前記シリンダとの間をシールするために前記リング溝に装着され、合口部を有して拡縮径可能に形成されたピストンリングとを備えてなる往復動圧縮機において、
前記ピストンリングの外周には、軸方向端部のいずれか一側または両側に縮径部が設けられ、
前記合口部は、前記ピストンリングの軸方向に位置がずれ、かつ周方向に重なり合うことで合わせ面を形成する前記ピストンリングの周方向の一端および他端にそれぞれ形成されたベース部を有し、
前記それぞれのベース部の合わせ面は、前記ピストンリングの最大外径部の位置で、かつ前記ピストンリングの軸方向中心からオフセットされた位置に形成され、
前記縮径部は、前記ピストンリングの軸方向の両側に設けられており、前記クランク軸側の縮径部の最小径が、前記クランク軸とは反対側の縮径部の最小径よりも小さいことを特徴とする往復動圧縮機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009088422A JP5358253B2 (ja) | 2009-03-31 | 2009-03-31 | 往復動圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009088422A JP5358253B2 (ja) | 2009-03-31 | 2009-03-31 | 往復動圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010236523A JP2010236523A (ja) | 2010-10-21 |
JP5358253B2 true JP5358253B2 (ja) | 2013-12-04 |
Family
ID=43091064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009088422A Active JP5358253B2 (ja) | 2009-03-31 | 2009-03-31 | 往復動圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2009
- 2009-03-31 JP JP2009088422A patent/JP5358253B2/ja active Active
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