JP5237084B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
まず、本発明の吸収性物品の特徴について、図1A〜図1Dに示す尿パッドを例として説明する。ここで、図1Aは、本発明の吸収性物品の一の実施形態である尿パッドをトップシート側から見た平面図であり、図1Bは、図1Aに示す尿パッドのA−A’断面を示す概略断面図である。また、図1Cは、図1Aに示す尿パッドの引張部材を、吸収性物品の幅方向外側に向けて引張った状態を示す平面図であり、図1Dは、図1Cに示す尿パッドのB−B’断面を示す概略断面図である。
次に、本発明の吸収性物品の更に他の実施形態として、テープ型使い捨ておむつ及びパンツ型使い捨ておむつの例により具体的に説明する。
「パンツ型使い捨ておむつ」とは、例えば、図4A及び図4Bに示す吸収性物品1(パンツ型使い捨ておむつ1D)のように、シート材によって構成され、一つのウエスト周り開口部10及び一対の脚周り開口部12が形成されたパンツ型を呈する外装シート16と、吸収体22が内包されたパッド状を呈し、外装シート16の内面側に固定された吸収性本体14と、を備えた使い捨ておむつを意味するものとする。
まず、本発明の吸収性物品の更に他の実施形態として、パンツ型使い捨ておむつの例について説明する。図4Aは、本発明の吸収性物品の更に他の実施形態のパンツ型使い捨ておむつを示す斜視図であり、図4Bは、図4Aに示すパンツ型使い捨ておむつを展開し、トップシート側から見た状態を示す平面図である。
次に、本発明の吸収性物品の更に他の実施形態として、テープ型使い捨ておむつの例について説明する。図5は、本発明の吸収性物品の更に他の実施形態のテープ型使い捨ておむつを示す一部切り欠き断面図であり、テープ型使い捨ておむつを展開し、トップシート側から見た状態を示す図である。
次に、本発明の吸収性物品を構成する各構成部材について説明する。
本発明の吸収性物品に用いられる引張部材は、その一方の端部が立体ギャザーに接続(固定)されて、引張部材の他方の端部を引張ることによって、立体ギャザーが有効に機能するように立体ギャザーの位置を調整するための、帯状の部材である。なお、上記した引張部材の固定端(一方の端部)は、立体ギャザーが起立した状態における吸収性物品の外側を向く側壁部分に固定される。
本発明の吸収性物品に用いられる立体ギャザーの構成は、従来の使い捨ておむつ、その他の吸収性物品に使用される構成を採用することができる。例えば、図1A〜図1Dに示すように、撥水性シート32(32a,32b)の層間に立体ギャザー伸縮材36(36a,36b)を挟み込んで固定し、その立体ギャザー伸縮材36a,36bの収縮力によってギャザー(襞)を形成したもの等を好適に用いることができる。
吸収体は、着用者の尿を吸収し、保持するための部材である。吸収体は、着用者の尿や体液を吸収し保持する必要から、吸収性材料によって構成される。通常、吸収体は、トップシートとバックシートの間に挟み込まれ、その周縁部が封着されることによって、トップシートとバックシートとの間に介装される。
トップシートは、吸収体の表面(おむつの装着時において着用者の肌側に位置する面)を被覆するように配置されるシートである。トップシートは、その下面側(裏面側)に配置された吸収体に、着用者の尿を吸収させる必要から、その少なくとも一部(全部ないし一部)が液透過性材料により構成される。通常、少なくとも吸収体の表面近傍については、着用者の尿や体液を透過させ得る液透過性の材料によって構成される。少なくとも一部が液透過性材料により構成されている限り、必ずしもトップシート全体が液透過性材料で構成されている必要はない。
バックシートは、吸収体の裏面(おむつの装着時において着用者の肌から遠い側に位置する面)を被覆するように配置されるシートである。バックシートは、着用者の尿がおむつ外部に漏洩してしまうことを防止する必要から、液不透過性材料によって構成される。
本発明の吸収性物品が、図5に示すようなテープ型使い捨ておむつ1Eの場合には、後身頃6の左右の各側縁6a,6bから延出するように配置された、前身頃2と後身頃6とを固定するための止着テープ11を備えている。
本発明の吸収性物品が使い捨ておむつである場合は、脚周り伸縮材、ウエスト周り伸縮材、腹周り伸縮材等の伸縮材を配置することが好ましい。
なお、本発明の吸収性物品は、既に説明したような、尿パッド、テープ型使い捨ておむつ、パンツ型使い捨ておむつの他、吸収体の両側に立体ギャザーが配置されたものであれば、種々の吸収性物品に適用することができる。
以下、本発明の吸収性物品の製造方法を、図1Aに示す尿パッド1Aを製造する場合の例で説明する。
実施例1の吸収性物品として、尿パッドを作製した。具体的な構造は、図1A及び図1Bに示す尿パッド1Aの構造とした。この尿パッド1Aは、成人用の尿パッドであり、長手方向の長さを490mm、幅方向の長さを210mmとした。
このような実施例1の尿パッド1Aにおける引張部材71a,71bの他方の端部71p,71q側を摘まみ、引張部材71a,71bと連動させて、それぞれの立体ギャザー26a,26bを吸収体22の側縁から側縁外方に向けて引張った。その後、それぞれの立体ギャザー26a,26bが吸収体の側縁外方に向けて引張られた状態で、引張部材71a,71bの止着部72をおむつの内側面に止着して固定した。これにより、立体ギャザー26a,26bを吸収体22の左右に広げた状態を維持することができた。このような状態の尿パッドを着用者に装着して使用したところ、着用者の臀部によって立体ギャザーが押し潰されてしまうことがなく、立体ギャザーの潰れによる尿漏れを有効に防止することができた。
Claims (2)
- 吸収体と、少なくとも一部が液透過性材料からなり、前記吸収体の表面を被覆するように配置されたトップシートと、液不透過性材料からなり、前記吸収体の裏面を被覆するように配置されたバックシートと、撥水性シートからなり、少なくとも前記吸収体の両側に配置された左右一対の立体ギャザーと、を備えた吸収性物品であって、
一方の端部が少なくとも前記左右一対の立体ギャザーのそれぞれに固定された帯状の左右一対の引張部材を更に備え、
前記吸収体の両側に配置された前記左右一対の立体ギャザーのそれぞれは、各前記立体ギャザーの少なくとも一部が、前記吸収体の両側から前記吸収性物品の内側に向かって傾倒するように構成されたものであり、且つ、前記左右一対の立体ギャザーのそれぞれは、各前記立体ギャザーの各起立線の延びる方向の両端部に、前記吸収性物品の内側に向かって傾倒した状態で各前記立体ギャザーを前記吸収体側に固定した接合部分を有し、
前記引張部材は、それぞれの前記立体ギャザーを前記吸収体の側縁から側縁外方に向けて引張った状態で、前記引張部材を固定することが可能な止着部を有し、かつ、
前記引張部材は、前記一方の端部が、前記立体ギャザーの下端部から上端部まで中央部よりも前記上端部側に固定されている吸収性物品。 - 前記引張部材は、前記他方の端部が、吸収性物品の一部に仮止めされている請求項1に記載の吸収性物品。
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