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JP5226474B2 - 半導体出力回路 - Google Patents

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Description

本発明は半導体出力回路に関し、特に負荷駆動をソースフォロワ構成の出力トランジスタにより行う半導体出力回路に関する。
従来、この種の半導体出力回路として,例えば特許文献1に開示されたものがある。その基本的構成は、電源ラインと負荷が接続される出力端子との間に出力トランジスタをソースフォロワとなるように接続したものである。そして、出力トランジスタの非導通状態を、出力端子の電圧変動にかかわらず保持するために、出力トランジスタのゲート・ソース間にシャットダウントランジスタを接続している。
しかしながら、係る構成では、シャットダウントランジスタがエンハンスメント型であるために、そのゲート・ソース間に導通バイアス用の抵抗を必要とし、出力トランジスタが非導通状態となった後もこの抵抗を介して直流電流(スタンバイ電流)が流れる。
他の構成の半導体出力回路として、特許文献2に示されたものがあり、本回路では、シャットダウントランジスタとして、デプレーション型を用いている。
デプレーション型は、そのゲートとソースが同電位でも電流が流れるので、特許文献1で必要とする抵抗を不要としてスタンバイ電流を抑制することができ、有利である。
特開平3−248619号公報(特許第2646786号) 特開平6−188710号公報
しかしながら、引用文献2では、シャットダウントランジスタとしてのデプレーショントランジスタをオンとする場合は、そのゲートに電源電圧を与え、オフとする場合は、接地電位を与えている。このため、デプレーショントランジスタのゲート・ソース間には電源電圧が印加されることになり、同トランジスタとしては高耐圧、すなわち素子面積が比較的大きいトランジスタを使用する必要がある。低耐圧の素子をもって構成したいという要望を満足することができない。
本発明による半導体出力回路は、第1電源ラインと負荷を介して第2電源ラインに接続される出力端子との間に接続されたソースフォロワ構成の出力トランジスタと、この出力トランジスタのゲートと出力端子との間に接続されたデプレーション型トランジスタと、このデプレーション型トランジスタのオン、オフを、そのゲート・ソース間に第1および第2電源ライン間電圧よりも小さい電圧を印加することにより制御する制御回路とを備える。
かくして、本発明では、デプレーション型のトランジスタのオン、オフは、電源電圧レベルでなくて、そのレベルよりも小さな電圧変化範囲で制御されることになり、比較的低耐圧の素子を使用することができる。
そして、その制御電圧としては、第1および第2電源ラインの間の中間電圧を発生し、出力トランジスタがオンとなるときは、デプレーション型トランジスタのゲートを当該中間電圧に関連する電圧とし、一方、出力トランジスタをオフとするときは、デプレーション型トランジスタのゲート・ソース間を電気的に短絡することが好ましい。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態1を示す半導体出力回路100であり、特に、自動車電装としての出力回路であって、第1の電源ライン101にはバッテリのプラス端子が接続され、第2の電源ライン105にはバッテリのマイナス端子が接続されて基準としてのバッテリ電圧が供給される。Nチャネル型のエンハンスメント型出力トランジスタ102は、そのドレインおよびソースが電源ライン101および出力端子103にそれぞれ接続されてソースフォロワ構成とされている。出力端子103と電源ライン105との間に負荷104が接続される。
出力トランジスタ102のゲートと出力端子103との間にNチャネル型のデプレーション型トランジスタ108がシャットダウントランジスタとして接続されている。
出力トランジスタ102のゲート電圧は、オン・オフ制御信号107に基づきゲートドライブ回路106により供給される。ゲートドライブ回路106は、電源ライン101と、電源ライン105に電気的に接続される電源ライン126との間に印加される電圧(すなわち、ほぼバッテリ電圧)で動作する。但し、電源ライン105および電源ライン126は、全体のシステムの中での接続箇所は異なっており、2V程度の電位差が生じていることもあり得る。
電源ライン101と電源ライン126間の電圧は、動作電圧として、中間電圧生成回路150にさらに供給される。本回路150は、図2のように、制御信号107をゲートに受けるNチャネル型のエンハンスメント型トランジスタ127、定電流素子としてのNチャネルデプレーション型トランジスタ117および128、Pチャネル型のエンハンスメント型トランジスタ118、ならびに二つのツェナーダイオード116よび119を有し、電源ライン101および126間に図示のように接続されている。その結果、後述する中間電圧が中間電圧ライン112に現れる。
制御信号107はさらにCMOSインバータ113に供給される。このインバータ113は、電源ライン101と中間電圧ライン112間の電圧を動作電圧として動作する。インバータ113の出力は、Pチャネル型のエンハンスメント型トランジスタ111に供給される。このトランジスタ111と出力端子103との間に定電流素子としてのNチャネル型のデプレーション型トランジスタ110が接続されている。
そして、シャットダウントランジスタとしてのトランジスタ108のゲートは、トランジスタ110および111の接続点に接続されている。
かくして、インバータ113ならびにトランジスタ110および111は、シャットダウントランジスタとしてのデプレーショントランジスタ108のゲート・ソース間電圧を制御する制御回路を構成しており、しかも、その制御範囲は、後述の説明から明らかになるように、出力トランジスタ102をオンする場合もオフする場合も、電源ライン101および105間の電位差よりも小さい電圧としている。そして、その電圧範囲は、電源ライン101の電位から中間電圧ライン112の電位に関連した電圧範囲までとなっている。
次に、本半導体出力回路100の動作について詳細に説明する。ここで、半導体出力回路100は、出力トランジスタ102が導通状態になり、負荷104に電力を供給する導通モードと、出力トランジスタ102が非導通状態になる非導通モードとがある。この2つのモードに分けて半導体出力回路100の動作を説明する。
まず、導通モードでは、制御信号107がHigh(ハイ)レベルとなると、ゲートドライブ106は出力トランジスタ102を導通状態とすべく駆動するが、出力トランジスタ102を低チャネル抵抗で導通状態とするために、その出力ノードを電源101の電圧を昇圧した電圧まで上昇するように動作する。
ハイレベルの制信号107はインバータ113により反転されるが、インバータ113は、電源ライン101および中間電圧ライン112を動作電源とするので、その出力は、中間電圧ライン112の電圧となり、当該電圧がトランジスタ111に供給される。
このとき、中間電圧生成回路150(図2)では、ハイレベルの制御信号107により、トランジスタ127が導通状態となり、トランジスタ118の制御端子(ゲート)を電源ライン101の電圧からツェナーダイオード116の電圧降下(例えば、6V)を差し引いた電位でバイアスする。トランジスタ118はソースフォロワとして動作するので、その閾値電圧をVtpとすると、中間電圧ライン112には「電源ライン101電圧−6V+Vtp」の電位が出力される。なお、ツェナーダイオード119は、電源ライン101と中間電圧ライン112間の電圧が6V以上に開かないようにするための保護素子として動作する。
出力トランジスタ102のターンオンの初期では、出力端子103の電圧はほぼ接地電圧であるため、中間電圧ライン112の電圧よりも小さい。したがって、トランジスタ111のトランジスタ110への接続側がドレイン、中間電圧ライン112側がソースとして働く。前述のように、このときは、トランジスタ111のゲートも中間電圧ライン112の電圧となっており、したがって、トランジスタ111は非導通状態となる。
これにより、トランジスタ108の制御端子(ゲート)は、定電流素子としてのトランジスタ110によって出力端子103の電位となる。そのソースも出力端子103の電圧であるが、トランジスタ108はデプレーション型であるので、導通状態である。
このため、ゲートドライブ回路106の出力の一部は、トランジスタ108を介して出力端子103に流れ込むことになる。しかしながら、トランジスタ108は、この場合、定電流特性を示しており、またドライブ回路106の駆動能力は十分大きいので、出力トランジスタ102は、そのゲート電圧が上昇し導通状態に追い込まれる。これによって、負荷104への電力供給が開始される。
トランジスタ108の導通状態は、出力端子103の電位が、「中間電圧ライン112電位+トランジスタ111のしきい値+2V」程度に持ち上がるまで続く。
この電圧よりも出力端子103の電圧が高くなると、トランジスタ111はソースフォロワとして動作し、トランジスタ108にゲートには、インバータ113のこのときの出力電圧である中間電圧ライン112の電圧からトランジスタ111の閾値電圧だけ高い電圧が供給されることになる。これにより、トランジスタ108の制御端子の電圧は、そのソース電圧(すなわち、出力端子103電圧)よりも十分に小さくなるので、カットオフして非導通状態となる。
これにより、ゲートドライブ回路106から供給される電荷は、すべて出力トランジスタ102の制御端子(ゲート)へ蓄積され、その結果、出力トランジスタ102の制御端子の電圧は電源ライン101よりも十分大きな電圧になり、出力トランジスタ102を低抵抗にすることができる。結果、出力端子103の電圧は、ほぼ電源ライン101の電圧となる。
次に、非導通モードでは、制御信号107がロウレベルとなる。ゲートドライブ回路106は、これによって出力トランジスタ102のゲートの放電を開始する。放電の代わりにその出力をハイインピーダンス状態としても良い。
一方、中間電圧生成回路150(図2)では、ロウレベルの制御信号107によりトランジスタ127が非導通状態となり、トランジスタ118の制御端子を電源ライン101の電位にする。トランジスタ118も非導通状態となり、中間電圧ライン112は定電流素子128によって電源ライン101の電圧にプルアップされる。
ロウレベルの制御信号107はインバータ113にも供給されており、また前述のとおり、このときの中間電圧ライン112の電位は電源ライン101と同電位となっているので、その出力信号にはハイレベルとして電源ライン101の電圧が出力される。
かくして、トランジスタ111は、その制御端子(ゲート)とソースは共に電源ライン101の電位となるため、非導通状態となる。従って、トランジスタ108の制御端子は、定電流素子としてのトランジスタ110によって出力端子103の電位と等しくなる。
トランジスタ108のゲートとソースは導電位であるが、デプレーション型であるので、導通状態となり、出力トランジスタ102の制御端子の電荷を出力端子103へ放電する。
出力トランジスタ102の制御端子の電荷が完全に放電されても、出力トランジスタ102の制御端子と出力端子103は、トランジスタ108によって短絡状態となっているので、出力端子103に電位変動が生じてもトランジスタ102の非導通状態は保持される。また、このとき、電源ライン101から出力端子103へ電流を流す経路はなく、スタンバイ電流は流れない。また、内部電源回路、すなわち中間電圧生成回路150と、インバータ113ならびにトランジスタ110および111でなる制御回路も、出力トランジスタ102のオフ時には、スタンバイ電流を流す経路は無い。
以上のように、本回路100では、出力トランジスタ102がオフからオンへの移行期間およびオン状態保持期間では、トランジスタ108のゲート・ソース間電圧は、最大でも、このときの中間電圧ライン112に関連する電位である「電源ライン101の電圧−6V+Vtp(トランジスタ118の閾値電圧)」にトランジスタ111の閾値電圧を加えた電圧と出力端子103の電圧との差となる。つまり、トランジスタ108のゲート・ソース間電圧は、トランジスタ111が非導通状態のときにはトランジスタ110が導通状態であることによりほぼゼロであり、トランジスタ111が導通状態のときには出力端子103の電圧からトランジスタ110の電圧降下分を差し引いた電圧となる。
一方、出力トランジスタ102がオンからオフへの移行期間およびオフ状態保持期間では、トランジスタ108のゲートおよびソース電位は互いに実質的に等しい状態とされている。すなわち、インバータ113ならびにトランジスタ110および111でなる制御回路は、トランジスタ108をオンとする場合でもオフとする場合でも、そのゲート・ソース間電圧をバッテリ電圧(電源ライン101−105間電圧)よりも小さい電圧範囲としている。したがって、トランジスタ108として耐圧が小さいものを使用することができる。集積回路した場合のチップ面積の縮小に寄与できる。
なお、上記の説明で、定電流素子は、適宜、抵抗で代用することができる。すなわち、所謂インピーダンス素子を用いればよい。また、回路定数に応じて、必要とする定電流素子の数、ツェナーダイオードの数や電圧も、適宜、変更されるものである。
図3に本発明の実施の形態2による出力回路200を示す。図1と同一構成部は同じ番号で示しそれらの説明は省略する。
本回路200では、デプレーショントランジスタ108の制御端子(ゲート)と基板端子(バックゲート)とが共通接続されており、さらに、トランジスタ108と出力端子103との間に、定電流源としてのNチャネル型のデプレーション型トランジスタ109が設けられている。定電流源(トランジスタ109)は、出力トランジスタ102のゲートとトランジスタ108との間に接続しても良い。
デプレーショントランジスタは、そのゲート・ソース間電圧が所謂カットオフ電圧に達すると非導通状態となるが、素子の形状や大きさ等に依存してその実効カットオフ電圧がばらつく。そこで、本回路200では、トランジスタ108の基板端子(バックゲート)の電圧もゲートと同じように制御しており、これによって、トランジスタ108のオフ状態を確実なものとしている。
また、自動車電装用途では、負荷104がインダクタンス成分を含んだり、ランプ等の大電流での駆動を必要としたりするため、出力トランジスタ102はノイズ発生の抑制の観点から、比較的ゆっくりとターンオフを行うことが好まれる。
したがって、定電流源としてのトランジスタ109を設けることで、出力トランジスタ102の制御端子の電荷放電を定電流で行うことができ、ターンオフ時に発生するノイズを抑制することができる。
この定電流放電を確実に行うために、出力トランジスタ102のゲート放電をトランジスタ108、109により支配的に行うことが好ましい。そのために、ゲートドライブ回路106は、制御信号107のロウレベルに応答して、その出力をハイインピーダンス状態とすることが好ましい。
そのためのゲートドライブ回路106を図4に示す。本回路106は、チャージポンプ回路140、発振回路141、および発振回路141からの発振信号を適切な位相をもってチャージポンプ回路140に供給するインバータ156〜159を有する。
発振回路141は、NANDゲート151および四つのインバータ152〜155を有し、図示のように接続されている。チャージポンプ回路140は、インバータ160、Pチャネルトランジスタ142、Nチャネルトランジスタ143、三つのダイオード145〜147、および三つのコンデンサ148〜150を有し、図示のように接続されている。
制御信号107がハイレベルの時は、発振回路141が発信動作を開始し、チャージポンプ回路140が動作して、出力トランジスタ102のゲートには、電源ライン101の電圧をほぼ3倍した電圧が供給される。インバータ159、コンデンサ150およびダイオード147を省略した場合は、ほぼ2倍の電圧となる。
制御信号107がロウレベルとなると、発振回路141の発振動作は停止する。また、トランジスタ142が非導通状態となり、その結果、ダイオード147のカソード、すなわち、ゲートドライブ回路106の出力ノードはハイインピーダンス状態となる。
かくして、出力トランジスタ102のゲート電荷の放電は、トランジスタ108よび109によって専ら行われ、その放電速度(電圧波形)を定電流源としてのデプレーショントランジスタ109で決めることができる。
図5に本発明の実施の形態3による出力回路300を示す。図2の同じ構成部は同一の番号で示す。
本回路300では、図2の構成に、電源ライン101と出力端子103の間に直列に接続されたPチャネル型のエンハンスメント型トランジスタ114とツェナーダイオード115がさらに設けられている。トランジスタ114のゲートはインバータ113の出力ノードに接続され、トランジスタ114とツェナーダイオード115との接続点は、トランジスタ108と109の接続点に接続されている。ツェナーダイオード115のツェナー電圧は6V程度である。
導通モードでは、トランジスタ114は導通状態となり、トランジスタ108のソース電位はツェナーダイオード115によりクランプされた電圧、つまり出力端子103よりも6V程度高い電位となる。出力トランジスタ102のターンオン初期(つまり、出力端子103の電位が低く、トランジスタ111が非導通状態のとき)では、トランジスタ108のゲート電位はほぼ出力端子103の電位となり、そのソース電位はトランジスタ109によりほぼ出力端子103の電位となるため、トランジスタ108はカットオフ状態となる。すなわち、トランジスタ114とツェナーダイオード115により、出力トランジスタ102のターンオン初期において、トランジスタ108を非導通状態としておくことができる。したがって、ゲートドライブ回路106が十分なドライブ能力を備えていなくても、出力トランジスタ102の制御端子に十分な電荷を供給することができ、出力端子103の電圧は上昇を続ける。
その後、出力端子103の電位が上昇し、ツェナーダイオード115のクランプ電圧よりも高くなると、トランジスタ108のソースはほぼ電源ライン101の電位となる。このとき、トランジスタ108のゲートおよびバックゲートの電位は、トランジスタ111が導通状態となっているため、このときの中間電圧ライン112に関連する電圧、つまり、「電源ライン101の電位−6V+Vtp(トランジスタ118の閾値電圧)」にトランジスタ111の閾値電圧を加えた電圧となる。すなわち、デプレーショントランジスタ108のゲート・ソース間電圧は、「6V−Vtp(トランジスタ118の閾値電圧)−トランジスタ111の閾値電圧」となる。しかも、デプレーショントランジスタ108は非導通状態のままである。
また、ツェナーダイオード115は、トランジスタ108に低圧構造のデプレーション型のNチャネルMOSトランジスタを使用した場合には、基板−ソース間の保護素子としても働く。
出力トランジスタ102の非導通モードでは、トランジスタ114は非導通状態となるため、スタンバイ電流は流れない。
以上のとおり、シャットダウントランジスタとしてデプレーション型トランジスタを用い、且つ又その導通、非導通制御のためのゲート・ソース間電圧の制御範囲を抑えることができるので、比較的対耐圧の素子をシャットダウントランジスタとして用いることができる。また、スタンバイ電流の発生も抑制することができる。
本発明の実施の形態1を示す回路図である。 図1の中間電圧生成回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態2を示す回路図である。 図3のゲートドライブ回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態3を示す回路図である。
符号の説明
102:出力トランジスタ
108:デプレーション型トランジスタ
101、105、126:電源ライン
112:中間電圧ライン
103:出力端子
104:負荷

Claims (7)

  1. 第1電源ラインと負荷を介して第2電源ラインに接続される出力端子との間に接続されたソースフォロワ構成の出力トランジスタ
    この出力トランジスタのゲートと前記出力端子との間に接続されたデプレーション型トランジスタ
    前記第1および第2電源ラインの間の中間電圧を発生する電圧生成回路と、
    前記中間電圧の発生ラインと前記出力端子との間に接続されたスイッチトランジスタおよびインピーダンス素子の直列回路と、
    前記第1電源ラインおよび前記中間電圧の発生ライン間の電圧で動作し、前記出力トランジスタを駆動する制御信号を反転して前記スイッチトランジスタに供給するインバータと、を備え
    前記出力トランジスタがオンとなるときは、前記デプレーション型トランジスタのゲートを当該中間電圧に基づく電圧として前記デプレーション型トランジスタをオフし、前記出力トランジスタをオフとするときは、前記デプレーション型トランジスタのゲートとソースとを前記インピーダンス素子を介して電気的に接続して前記デプレーション型トランジスタをオンする半導体出力回路。
  2. 前記第1電源ラインと前記出力端子との間に設けられた第2スイッチトランジスタおよび定電圧素子の直列回路をさらに有し、前記インバータの出力は前記第2スイッチトランジスタに供給され、前記第2スイッチトランジスタおよび前記定電圧素子の接続点は前記デプレーション型トランジスタのソース接続されている請求項に記載の半導体出力回路。
  3. 前記デプレーショントランジスタの基板端子はそのゲートに接続されている請求項1又は2に記載の半導体出力回路。
  4. 前記出力トランジスタのゲートと前記出力端子との間に、前記デプレーション型トランジスタと直列に設けられた定電流源素子をさらに有する請求項1乃至のいずれかに記載の半導体出力回路。
  5. 前記定電流源素子はデプレーション型トランジスタでなる請求項記載の半導体出力回路。
  6. 前記出力トランジスタはゲートドライブ回路により駆動され、前記ゲートドライブ回路の出力は、前記出力トランジスタを導通状態から非導通状態に移行する時にハイインピーダンス状態となる請求項1乃至のいずれかに記載の半導体出力回路。
  7. 前記ゲートドライブ回路は、前記出力トランジスタを導通状態とする制御信号に応答して、前記第1電源ラインの電圧よりも高い電圧を発生し当該電圧で前記出力トランジスタを駆動する請求項記載の半導体出力回路。
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