JP5215378B2 - 3軸力センサを用いて力制御をおこなうロボットの制御装置 - Google Patents
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11番目の発明によれば、ツールおよびワークの一方に対して他方をロボットの手先部によって相対的に移動させ、前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を制御するロボット制御装置において、1軸方向の力と、該1軸に直交で且つ互いに直交する2軸方向の軸回りのモーメントとを検出する力検出部と、前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を推定するための力推定用点を設定する力推定用点設定部と、前記力検出部により検出した前記1軸方向の力および前記2軸方向の軸回りのモーメントと、前記力推定用点設定部により設定された前記力推定用点の位置とに基づいて、前記2軸方向の力またはさらに前記1軸回りのモーメントを推定する力推定部と、を備え、前記力検出部がロボットの手先部に取付けられ、ロボットが前記力検出部より先端でワークを保持しており、作業台に固定したツールの目標接触点に、前記ワークが接触するように前記ロボットを移動させる場合に、前記力推定用点設定部が前記力推定用点を前記ツールの前記目標接触点に設定し、ロボットの基準座標系上での、前記力推定用点の位置と前記力検出部の位置および姿勢を算出し、前記力検出部に対する前記力推定用点の位置を随時更新することにより、前記2軸方向の力またはさらに前記1軸回りのモーメントを推定することを特徴とするロボット制御装置が提供される。
12番目の発明によれば、11番目の発明において、前記力推定部は、重力および動力学項を考慮するようにした。
13番目の発明によれば、ツールおよびワークの一方に対して他方をロボットの手先部によって相対的に移動させ、前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を制御するロボット制御装置において、1軸方向の力と、該1軸に直交で且つ互いに直交する2軸方向の軸回りのモーメントとを検出する力検出部と、前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を推定するための力推定用点を設定する力推定用点設定部と、前記力検出部により検出した前記1軸方向の力および前記2軸方向の軸回りのモーメントと、前記力推定用点設定部により設定された前記力推定用点の位置とに基づいて、前記2軸方向の力またはさらに前記1軸回りのモーメントを推定する力推定部と、を備え、前記力検出部が作業台に取付けられ、前記力検出部より先端にワークが固定されており、ロボットの手先部に取りつけられたツールの目標接触点に、前記ワークが接触するように前記ロボットを移動させる場合に、前記力推定用点設定部が前記力推定用点を前記ツールの前記目標接触点に設定し、ロボットの基準座標系上での、前記力推定用点の位置と前記力検出部の位置および姿勢を算出し、前記力検出部に対する前記力推定用点の位置を随時更新することにより、前記2軸方向の力またはさらに前記1軸回りのモーメントを推定することを特徴とするロボット制御装置が提供される。
14番目の発明によれば、11番目から13番目のいずれかの発明において、前記力推定用点設定部は、前記ロボットの動作中に前記力推定用点の位置を変更可能とする。
15番目の発明によれば、11番目から14番目のいずれかの発明において、さらに、前記ツールの磨耗量を推定して前記力推定用点の位置を補正する力推定用点補正部を備える。
16番目の発明によれば、ツールおよびワークの一方に対して他方をロボットの手先部によって相対的に移動させ、前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を制御するロボット制御装置において、1軸方向の力と、該1軸に直交で且つ互いに直交する2軸方向の軸回りのモーメントとを検出する力検出部と、前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を推定するための力推定用点を設定する力推定用点設定部と、前記力検出部により検出した前記1軸方向の力および前記2軸方向の軸回りのモーメントと、前記力推定用点設定部により設定された前記力推定用点の位置とに基づいて、前記2軸方向の力またはさらに前記1軸回りのモーメントを推定する力推定部と、前記ツールの磨耗量を推定して前記力推定用点の位置を補正する力推定用点補正部と、を備えたことを特徴とするロボット制御装置が提供される。
17番目の発明によれば、16番目の発明において、前記力推定用点設定部は、前記力推定用点に力をかけることにより、前記1軸方向の力と、前記2軸方向の軸回りのモーメントとに基づいて前記力推定用点の位置を算出して設定する。
18番目の発明によれば、17番目の発明において、前記力推定用点設定部は、前記力推定用点に、既知の力をかけることによって、該力推定用点の位置を算出して設定する。
19番目の発明によれば、17番目の発明において、前記力推定用点設定部は、前記力推定用点が3つの軸のうちのいずれかの軸上に配置されている場合に、力を計測できる軸以外の2つの軸で張られる平面と平行でない既知の方向に、任意の力をかけることによって、前記力推定用点の位置を算出して設定するか、あるいは、前記力推定用点が力を計測できる軸と残りの2軸のうちの一方の1軸とで張られる平面上に配置されている場合に、その平面と平行でなく、かつ、力を計測できる軸以外の2軸で張られる平面と平行でない既知の方向に、任意の力をかけることによって、前記該力推定用点の位置を算出して設定する。
20番目の発明によれば、ツールおよびワークの一方に対して他方をロボットの手先部によって相対的に移動させ、前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を制御するロボット制御装置において、1軸方向の力と、該1軸に直交で且つ互いに直交する2軸方向の軸回りのモーメントとを検出する力検出部と、前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を推定するための力推定用点を設定する力推定用点設定部と、前記力検出部により検出した前記1軸方向の力および前記2軸方向の軸回りのモーメントと、前記力推定用点設定部により設定された前記力推定用点の位置とに基づいて、前記2軸方向の力またはさらに前記1軸回りのモーメントを推定する力推定部と、を備え、前記力推定用点設定部は、前記力推定用点に既知の力をかけることにより、前記1軸方向の力と、前記2軸方向の軸回りのモーメントとに基づいて前記力推定用点の位置を算出して設定することを特徴とするロボット制御装置が提供される。
21番目の発明によれば、ツールおよびワークの一方に対して他方をロボットの手先部によって相対的に移動させ、前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を制御するロボット制御装置において、1軸方向の力と、該1軸に直交で且つ互いに直交する2軸方向の軸回りのモーメントとを検出する力検出部と、前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を推定するための力推定用点を設定する力推定用点設定部と、前記力検出部により検出した前記1軸方向の力および前記2軸方向の軸回りのモーメントと、前記力推定用点設定部により設定された前記力推定用点の位置とに基づいて、前記2軸方向の力またはさらに前記1軸回りのモーメントを推定する力推定部と、を備え、前記力推定用点設定部は、前記力推定用点に力をかけることにより、前記1軸方向の力と、前記2軸方向の軸回りのモーメントとに基づいて前記力推定用点の位置を算出して設定し、前記力推定用点設定部は、前記力推定用点が3つの軸のうちのいずれかの軸上に配置されている場合に、力を計測できる軸以外の2つの軸で張られる平面と平行でない既知の方向に、任意の力をかけることによって、前記力推定用点の位置を算出して設定するか、あるいは、前記力推定用点が力を計測できる軸と残りの2軸のうちの一方の1軸とで張られる平面上に配置されている場合に、その平面と平行でなく、かつ、力を計測できる軸以外の2軸で張られる平面と平行でない既知の方向に、任意の力をかけることによって、前記該力推定用点の位置を算出して設定することを特徴とするロボット制御装置が提供される。
さらに、力FzおよびモーメントMx、Myの三つの成分を検出する3軸力センサを用いて力Fx、Fy、および/またはモーメントMzを推定するときには、力の作用点であるツールとワークとの間の接触点をより正確に推定する必要がある。3軸力センサによる力制御を実用的にするために、上記の手法に基づいて、接触点を簡易に、また、より正確に推定、設定する。これにより、3軸力センサを用いて、力Fx、Fyおよび/またはモーメントMzを実用的に、より精度よく推定し、力Fx、Fy、FzおよびモーメントMx、My、Mzを力制御に利用することができる。
図1は本発明に基づくロボット制御装置を含むロボットシステムの斜視図である。図1から分かるように、以下においては、力を検出できる軸をZ軸、その軸に直交で且つ互いに直交する2方向の軸をそれぞれX軸、Y軸とする。さらに、これらX軸、Y軸、Z軸の方向に作用する力をそれぞれFx、Fy、Fzと表すと共に、X軸、Y軸、Z軸回りに作用するモーメントをそれぞれMx、My、Mzと表す。
Mx=Fz*ry−Fy*rz (1)
My=−Fz*rx+Fx*rz (2)
Fy=(−Mx+Fz*ry)/rz (3)
Fx=(My+Fz*rx)/rz (4)
そして、求められた力Fx、Fyにより、モーメントMzは以下の式(5)のように推定される。これらの計算は、力推定部13によりおこなわれるものとする。
Mz=Fy*rx−Fx*ry (5)
Mm=Re×Fr+Cg×Fm (6)
前述したように、Reは、力推定用点Pcの位置である。この式(6)を用いて、力推定部13は、重力や動力学項などの影響を考慮した力Fx、FyおよびモーメントMzを算出できる。
Re=Rb+Rr (7)
次いで、ツール4とワークWとが可能な限り力推定用点Pcにて接触するように、ロボット1の動作を教示する。そのようなロボットの動作の教示パラメータとしては、ロボット1の軌道や速度、押付方向、目標押付力などが挙げられる。
Mx=b*Fz−c*Fy 式(8)
My=−a*Fz+c*Fx 式(9)
この場合には、モーメントMzは検出不可能であるものの、力FzおよびモーメントMx、Myは検出可能である。
また、位置を求めたい点に対して、力を計測できる軸以外の2つの軸で張られる平面と平行でない既知の方向に、方向が異なるように、複数回、適当な大きさの力を作用させることによって、Fzの値と力の作用する方向の関係から、力Fx、Fyの値を求めて、P1(a、b、c)を算出できる。
2 ロボットアーム
3 3軸力センサ(力検出部)
4 ツール
6 ハンド
10 ロボットシステム
11 ロボット制御装置
12 力推定用点設定部
13 力推定部
14 力推定用点補正部
15 力推定用点算出基準点設定部
Claims (21)
- ツールおよびワークの一方に対して他方をロボットの手先部によって相対的に移動させ、前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を制御するロボット制御装置において、
1軸方向の力と、該1軸に直交で且つ互いに直交する2軸方向の軸回りのモーメントとを検出する力検出部と、
前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を推定するための力推定用点を設定する力推定用点設定部と、
前記力検出部により検出した前記1軸方向の力および前記2軸方向の軸回りのモーメントと、前記力推定用点設定部により設定された前記力推定用点の位置とに基づいて、前記2軸方向の力またはさらに前記1軸回りのモーメントを推定する力推定部と、を備え、
前記力推定用点設定部は、前記ツールと前記ワークとの間の相対位置関係と、前記力推定用点の位置を算出するための力推定用点算出基準点の位置と、前記ツールと前記ワークとの間の押付方向と、前記ツールの形状または前記ワークの形状の情報とから前記力推定用点の位置を算出して設定する、ことを特徴とするロボット制御装置。 - 前記力推定用点の位置を算出するための前記力推定用点算出基準点の位置は変更可能であり、
変更された前記力推定用点算出基準点の位置に基づいて前記力推定用点の位置を算出して設定することを特徴とする請求項1に記載のロボット制御装置。 - 前記力推定用点設定部は、前記ロボットの動作中に前記力推定用点の位置を変更可能とすることを特徴とする請求項1に記載のロボット制御装置。
- さらに、前記ツールの磨耗量を推定して前記力推定用点の位置を補正する力推定用点補正部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のロボット制御装置。
- 前記力推定用点設定部は、前記力推定用点に力をかけることにより、前記1軸方向の力と、前記2軸方向の軸回りのモーメントとに基づいて前記力推定用点の位置を算出して設定することを特徴とする請求項1、3、4のいずれか1項に記載のロボット制御装置。
- 前記力推定用点設定部は、前記力推定用点に、既知の力をかけることによって、該力推定用点の位置を算出して設定することを特徴とする請求項5に記載のロボット制御装置。
- 前記力推定用点設定部は、
前記力推定用点が3つの軸のうちのいずれかの軸上に配置されている場合に、力を計測できる軸以外の2つの軸で張られる平面と平行でない既知の方向に、任意の力をかけることによって、前記力推定用点の位置を算出して設定するか、あるいは、
前記力推定用点が力を計測できる軸と残りの2軸のうちの一方の1軸とで張られる平面上に配置されている場合に、その平面と平行でなく、かつ、力を計測できる軸以外の2軸で張られる平面と平行でない既知の方向に、任意の力をかけることによって、前記該力推定用点の位置を算出して設定する、ことを特徴とする請求項5に記載のロボット制御装置。 - さらに、前記力推定用点算出基準点に力をかけることにより、前記1軸方向の力と前記2軸方向の軸回りのモーメントとに基づいて、前記力推定用点算出基準点の位置を算出して設定する力推定用点算出基準点設定部を備えることを特徴とする請求項1に記載のロボット制御装置。
- 前記力推定用点算出基準点設定部は、
前記力推定用点算出基準点に、既知の力をかけることによって、該力推定用点算出基準点の位置を算出し設定することを特徴とする請求項8のロボット制御装置。 - 前記力推定用点算出基準点設定部は、
前記力推定用点算出基準点が3つの軸のうちのいずれかの軸上に配置されている場合に、力を計測できる軸以外の2つの軸で張られる平面と平行でない既知の方向に、任意の力をかけることによって、前記力推定用点算出基準点の位置を算出して設定するか、あるいは、
前記力推定用点算出基準点が力を計測できる軸と残りの2軸のうちの一方の軸とで張られる平面上に配置されている場合に、その平面と平行でなく、かつ、力を計測できる軸以外の2軸で張られる平面と平行でない既知の方向に、任意の力をかけることによって、前記力推定用点算出基準点の位置を算出して設定する、ことを特徴とする請求項8のロボット制御装置。 - ツールおよびワークの一方に対して他方をロボットの手先部によって相対的に移動させ、前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を制御するロボット制御装置において、
1軸方向の力と、該1軸に直交で且つ互いに直交する2軸方向の軸回りのモーメントとを検出する力検出部と、
前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を推定するための力推定用点を設定する力推定用点設定部と、
前記力検出部により検出した前記1軸方向の力および前記2軸方向の軸回りのモーメントと、前記力推定用点設定部により設定された前記力推定用点の位置とに基づいて、前記2軸方向の力またはさらに前記1軸回りのモーメントを推定する力推定部と、を備え、
前記力検出部がロボットの手先部に取付けられ、ロボットが前記力検出部より先端でワークを保持しており、作業台に固定したツールの目標接触点に、前記ワークが接触するように前記ロボットを移動させる場合に、
前記力推定用点設定部が前記力推定用点を前記ツールの前記目標接触点に設定し、
ロボットの基準座標系上での、前記力推定用点の位置と前記力検出部の位置および姿勢を算出し、前記力検出部に対する前記力推定用点の位置を随時更新することにより、前記2軸方向の力またはさらに前記1軸回りのモーメントを推定することを特徴とするロボット制御装置。 - 前記力推定部は、重力および動力学項を考慮するようにした、請求項11に記載のロボット制御装置。
- ツールおよびワークの一方に対して他方をロボットの手先部によって相対的に移動させ、前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を制御するロボット制御装置において、
1軸方向の力と、該1軸に直交で且つ互いに直交する2軸方向の軸回りのモーメントとを検出する力検出部と、
前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を推定するための力推定用点を設定する力推定用点設定部と、
前記力検出部により検出した前記1軸方向の力および前記2軸方向の軸回りのモーメントと、前記力推定用点設定部により設定された前記力推定用点の位置とに基づいて、前記2軸方向の力またはさらに前記1軸回りのモーメントを推定する力推定部と、を備え、
前記力検出部が作業台に取付けられ、前記力検出部より先端にワークが固定されており、ロボットの手先部に取りつけられたツールの目標接触点に、前記ワークが接触するように前記ロボットを移動させる場合に、
前記力推定用点設定部が前記力推定用点を前記ツールの前記目標接触点に設定し、
ロボットの基準座標系上での、前記力推定用点の位置と前記力検出部の位置および姿勢を算出し、前記力検出部に対する前記力推定用点の位置を随時更新することにより、前記2軸方向の力またはさらに前記1軸回りのモーメントを推定することを特徴とするロボット制御装置。 - 前記力推定用点設定部は、前記ロボットの動作中に前記力推定用点の位置を変更可能とすることを特徴とする請求項11から13のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
- さらに、前記ツールの磨耗量を推定して前記力推定用点の位置を補正する力推定用点補正部を備えることを特徴とする請求項11〜14のいずれか1項に記載のロボット制御装置。
- ツールおよびワークの一方に対して他方をロボットの手先部によって相対的に移動させ、前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を制御するロボット制御装置において、
1軸方向の力と、該1軸に直交で且つ互いに直交する2軸方向の軸回りのモーメントとを検出する力検出部と、
前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を推定するための力推定用点を設定する力推定用点設定部と、
前記力検出部により検出した前記1軸方向の力および前記2軸方向の軸回りのモーメントと、前記力推定用点設定部により設定された前記力推定用点の位置とに基づいて、前記2軸方向の力またはさらに前記1軸回りのモーメントを推定する力推定部と、
前記ツールの磨耗量を推定して前記力推定用点の位置を補正する力推定用点補正部と、を備えたことを特徴とするロボット制御装置。 - 前記力推定用点設定部は、前記力推定用点に力をかけることにより、前記1軸方向の力と、前記2軸方向の軸回りのモーメントとに基づいて前記力推定用点の位置を算出して設定することを特徴とする請求項16に記載のロボット制御装置。
- 前記力推定用点設定部は、前記力推定用点に、既知の力をかけることによって、該力推定用点の位置を算出して設定することを特徴とする請求項17に記載のロボット制御装置。
- 前記力推定用点設定部は、
前記力推定用点が3つの軸のうちのいずれかの軸上に配置されている場合に、力を計測できる軸以外の2つの軸で張られる平面と平行でない既知の方向に、任意の力をかけることによって、前記力推定用点の位置を算出して設定するか、あるいは、
前記力推定用点が力を計測できる軸と残りの2軸のうちの一方の1軸とで張られる平面上に配置されている場合に、その平面と平行でなく、かつ、力を計測できる軸以外の2軸で張られる平面と平行でない既知の方向に、任意の力をかけることによって、前記該力推定用点の位置を算出して設定する、ことを特徴とする請求項17に記載のロボット制御装置。 - ツールおよびワークの一方に対して他方をロボットの手先部によって相対的に移動させ、前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を制御するロボット制御装置において、
1軸方向の力と、該1軸に直交で且つ互いに直交する2軸方向の軸回りのモーメントとを検出する力検出部と、
前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を推定するための力推定用点を設定する力推定用点設定部と、
前記力検出部により検出した前記1軸方向の力および前記2軸方向の軸回りのモーメントと、前記力推定用点設定部により設定された前記力推定用点の位置とに基づいて、前記2軸方向の力またはさらに前記1軸回りのモーメントを推定する力推定部と、を備え、
前記力推定用点設定部は、前記力推定用点に既知の力をかけることにより、前記1軸方向の力と、前記2軸方向の軸回りのモーメントとに基づいて前記力推定用点の位置を算出して設定することを特徴とするロボット制御装置。 - ツールおよびワークの一方に対して他方をロボットの手先部によって相対的に移動させ、前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を制御するロボット制御装置において、
1軸方向の力と、該1軸に直交で且つ互いに直交する2軸方向の軸回りのモーメントとを検出する力検出部と、
前記ツールと前記ワークとの間に作用する力を推定するための力推定用点を設定する力推定用点設定部と、
前記力検出部により検出した前記1軸方向の力および前記2軸方向の軸回りのモーメントと、前記力推定用点設定部により設定された前記力推定用点の位置とに基づいて、前記2軸方向の力またはさらに前記1軸回りのモーメントを推定する力推定部と、を備え、
前記力推定用点設定部は、前記力推定用点に力をかけることにより、前記1軸方向の力と、前記2軸方向の軸回りのモーメントとに基づいて前記力推定用点の位置を算出して設定し、
前記力推定用点設定部は、
前記力推定用点が3つの軸のうちのいずれかの軸上に配置されている場合に、力を計測できる軸以外の2つの軸で張られる平面と平行でない既知の方向に、任意の力をかけることによって、前記力推定用点の位置を算出して設定するか、あるいは、
前記力推定用点が力を計測できる軸と残りの2軸のうちの一方の1軸とで張られる平面上に配置されている場合に、その平面と平行でなく、かつ、力を計測できる軸以外の2軸で張られる平面と平行でない既知の方向に、任意の力をかけることによって、前記該力推定用点の位置を算出して設定することを特徴とするロボット制御装置。
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- 2010-12-27 JP JP2010290897A patent/JP5215378B2/ja active Active
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JP2018132456A (ja) * | 2017-02-16 | 2018-08-23 | ミネベアミツミ株式会社 | 3軸力検出装置 |
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