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JP5213783B2 - レーザ加工装置およびレーザ加工方法 - Google Patents

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JP5213783B2 JP2009086219A JP2009086219A JP5213783B2 JP 5213783 B2 JP5213783 B2 JP 5213783B2 JP 2009086219 A JP2009086219 A JP 2009086219A JP 2009086219 A JP2009086219 A JP 2009086219A JP 5213783 B2 JP5213783 B2 JP 5213783B2
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Description

本発明は、XYテーブルに載置したワークをレーザ加工するレーザ加工装置およびレーザ加工方法に関する。
被加工物であるワークにレーザ光を照射してワークへのレーザ加工を行うレーザ加工装置は、ワークを載置するXYテーブル(加工テーブル)を備えて構成されている。このXYテーブル表面に、例えば10〜30μm程度の凹凸が存在する場合、XYテーブル上のワークに照射されるレーザ光の焦点位置がXYテーブル上の位置によって10〜30μm程度異なることとなる。この場合において、集光レンズから出るレーザ光の焦点裕度が30μm以下であれば、焦点位置が合わずに加工品質が劣化するという問題があった。
特許文献1に記載のレーザ加工機は、ワークを載置するXYテーブル表面の高さを予め格子状に測定しておき、ワーク上面の任意の点の高さをこの点を囲む4点の高さを用いて演算している。そして、演算した高さに応じた位置をレーザの結像位置に定めている。
特開2008−73806号公報
しかしながら、上記従来の技術では、テーブル表面に複雑な凹凸がある場合、測定点数を増やさなければならない。また、テーブルデータとして1点の測定箇所に対して(X,Y,Z)の3点分のデータ(位置座標)を保存する必要がある。このため、保存しておくデータ量が膨大になるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、XYテーブルに載置したワークへのレーザ加工を容易に行うレーザ加工装置およびレーザ加工方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、XYテーブル上に載置されたワークにレーザ光を照射して前記ワークへのレーザ加工を行うレーザ加工装置において、前記ワーク上で所定の高さに移動して前記ワークへレーザ光を照射するレーザ光照射部と、前記XYテーブルの表面高さをモデル化した近似式を用いて前記ワーク上の加工位置毎に前記レーザ光照射部の高さの補正値を算出するとともに、前記ワークの加工を行う際に指示される加工高さを前記補正値で補正して補正後の加工高さを算出する算出部と、前記補正後の加工高さに前記レーザ光照射部を移動させる駆動部と、前記XYテーブルの表面高さを測定する高さ計測部と、を備え、前記算出部は、前記XYテーブル上に複数のエリアを設定するとともに、前記高さ計測部に測定された複数点での前記XYテーブルの表面高さに基づいてエリア毎に前記近似式を算出し、算出した近似式を用いて前記各エリア内における前記補正値を算出することを特徴とする。
本発明によれば、XYテーブルの表面高さをモデル化した近似式を用いてワーク上の加工位置毎にレーザ光照射部の高さの補正値を算出するので、XYテーブルの表面高さに応じたワークへのレーザ加工を容易に行うことができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかるレーザ加工装置を示す図である。 図2は、レーザ加工装置の構成を示す機能ブロック図である。 図3は、Z軸補正係数の算出処理手順を示すフローチャートである。 図4は、XYテーブル上に設定される高さの測定点を説明するための図である。 図5は、XY−Z対応情報の一例を示す図である。 図6は、XYテーブルのエリア分割を説明するための図である。 図7は、エリア同士が一部重複する場合のエリア設定を説明するための図である。 図8は、レーザ光を照射する高さの補正処理手順を示すフローチャートである。 図9は、移動先での補正量と補正データを説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態にかかるレーザ加工装置およびレーザ加工方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態にかかるレーザ加工装置を示す図である。レーザ加工装置1は、XYテーブル35の凹凸にレーザ光の焦点位置が一致するよう加工時に焦点位置の高さを補正しながらレーザ加工を行う装置である。本実施の形態のレーザ加工装置1は、XYテーブル35の各位置で測定した高さを用いてXYテーブル35の高さ(表面高さ)をモデル化した近似式(モデル式)として算出しておき、このモデル式を用いてレーザ光照射位置の高さを調整する。レーザ加工装置1は、fθレンズ31、高さ計測センサ32、カメラ33、Z軸駆動部34、XYテーブル35を備えて構成されている。
fθレンズ(レーザ光照射部)31は、レーザ発振器(図示せず)から出射されて加工ヘッド側に導かれてきたレーザ光30を集光してXYテーブル35上のワークWへ照射する。fθレンズ31を介して照射されるレーザ光30は、fθレンズ31のZ軸方向(光軸方向)の高さによって結像位置が決まる。このため、fθレンズ31は、XYテーブル35の凹凸に応じた高さに移動させられる。
高さ計測センサ32は、XYテーブル35やワークWの高さを計測するセンサである。高さ計測センサ32は、例えばXYテーブル35の上面やワークWの上面に接触することによって、XYテーブル35やワークWの高さを計測する。
カメラ33は、ワークWの上面を撮像する。カメラ33は、例えばワークWのXY方向の加工位置を決める際に、ワークWに形成されている位置決めマークを撮像する。また、カメラ33は、ワークWに形成された加工穴を撮像する。
Z軸駆動部34は、fθレンズ31、高さ計測センサ32、カメラ33に接合されている。Z軸駆動部34は、Z軸方向に移動することによって、fθレンズ31、高さ計測センサ32、カメラ33をZ軸方向に移動させる。
XYテーブル35は、ワークWを載置するとともに、XY平面内で移動する。XYテーブル35は、XY平面に平行な主面を有しており、この主面上にワークWを載置する。XYテーブル35が有しているXY平面内での凹凸は、高さ計測センサ32に計測される。
図2は、レーザ加工装置の構成を示す機能ブロック図である。レーザ加工装置1は、加工制御部11と、高さ制御装置2と、を含んで構成されている。また、レーザ加工装置1は、計測センサ制御部12、高さ計測センサ32、高さデータ計測部16、テーブル位置制御部13、XYテーブル35、テーブル位置計測部17、レンズ高さ制御部14、カメラ高さ制御部15、Z軸駆動部34を有している。ここでの高さ計測センサ32、高さデータ計測部16が特許請求の範囲に記載の高さ計測部に対応している。なお、図2では、fθレンズ31やカメラ33の図示を省略している。
加工制御部11は、計測センサ制御部12、テーブル位置制御部13、レンズ高さ制御部14、カメラ高さ制御部15を制御する。加工制御部11は、XYテーブル35やワークWの高さを計測させる指令(高さ計測指令)を計測センサ制御部12に送る。加工制御部11は、例えば、後述のZ軸補正係数を算出する際や後述の基準位置での補正データZbaseを算出する際に、高さ計測指令を計測センサ制御部12に送る。
加工制御部11は、XYテーブル35をXY平面内で移動させる指令(テーブル移動指令)を、テーブル位置制御部13に送る。加工制御部11は、ワークWの加工位置を移動させる際やXYテーブル35の高さを測定させる際にテーブル移動指令をテーブル位置制御部13に送る。
加工制御部11は、fθレンズ31を高さ方向(Z軸方向)に移動させる指令(レンズ移動指令)を、レンズ高さ制御部14に送る。加工制御部11は、ワークWをレーザ加工する際に、レンズ移動指令をレンズ高さ制御部14に送る。
加工制御部11は、カメラ33を高さ方向に移動させる指令(カメラ移動指令)を、カメラ高さ制御部15に送る。加工制御部11は、ワークWのXYテーブル35上への位置決めを行う際に、カメラ移動指令をカメラ高さ制御部15に送る。
加工制御部11は、レンズ高さ制御部14とカメラ高さ制御部15の何れか一方に接続できるよう構成されている。換言すると、加工制御部11は、レンズ高さ制御部14への制御とカメラ高さ制御部15への制御との切替えを行う。これにより、加工制御部11は、fθレンズ31を基準とした高さ制御(レンズ移動指令を送る処理)またはカメラ33を基準とした高さ制御(カメラ移動指令を送る処理)の何れか一方を行う。
計測センサ制御部12は、加工制御部11から高さ計測指令を受けると、高さ計測センサ32に、XYテーブル35やワークWの高さを計測させる。高さ計測センサ32は、XYテーブル35やワークWの高さを計測するセンサである。高さ計測センサ32は、計測結果(計測信号)を、高さデータ計測部16に送る。
高さデータ計測部16は、高さ計測センサ32から送られてくる計測結果に基づいて、XYテーブル35やワークWの高さを高さデータとして計測する。高さデータ計測部16は、計測した高さデータを高さ制御装置2に送る。
テーブル位置制御部13は、加工制御部11からテーブル移動指令を受けると、XYテーブル35をXY平面内の所定位置に移動させるためのテーブル移動指示をXYテーブル35に送る。また、テーブル位置制御部13は、テーブル移動指示を高さ制御装置2に送る。テーブル位置計測部17は、XYテーブル35のXY平面内での位置(座標)をテーブル位置として計測する。テーブル位置計測部17は、計測したテーブル位置を高さ制御装置2に送る。
レンズ高さ制御部14は、加工制御部11からレンズ移動指令を受けると、fθレンズ31を所定の高さに移動させる指示(レンズ高さ指令)を高さ制御装置2に送る。カメラ高さ制御部15は、加工制御部11からカメラ移動指令を受けると、カメラ33を所定の高さに移動させる指示(カメラ高さ制御指示)を高さ制御装置2に送る。Z軸駆動部34は、高さ制御装置2に接続されており、高さ制御装置2からの指示に従ってZ軸方向に移動する。
高さ制御装置2は、Z軸補正データ記憶部21、Z軸補正係数算出部22、Z軸補正位置算出部23、高さ制御部24を有している。ここでのZ軸補正係数算出部22、Z軸補正位置算出部23が特許請求の範囲に記載の算出部に対応している。
Z軸補正データ記憶部21は、高さデータ計測部16、テーブル位置計測部17に接続されているメモリなどである。Z軸補正データ記憶部21は、高さデータ計測部16から送られてくる高さデータを記憶するとともに、テーブル位置計測部17から送られてくるテーブル位置を記憶する。Z軸補正データ記憶部21へは、ワークWのレーザ加工を行う前に予め高さデータとテーブル位置とが対応付けされた情報(後述のXY−Z対応情報101)が格納される。XY−Z対応情報101は、XYテーブル35の高さZと、テーブル位置(X,Y)との対応関係を示す情報である。
Z軸補正係数算出部22は、ワークWのレーザ加工を行う前に、Z軸補正データ記憶部21が記憶しているXY−Z対応情報101を用いてXYテーブル35の凹凸を算出する。具体的には、Z軸補正係数算出部22は、XY−Z対応情報101に多項式近似を行ってXYテーブル35の凹凸を示すモデル式(補正式)を算出する。本実施の形態では、Z軸補正係数算出部22が4次多項式でXYテーブル35の凹凸を近似する場合について説明する。Z軸補正係数算出部22は、XYテーブル35の凹凸を示す4次多項式の係数をZ軸補正係数として保持しておく。
Z軸補正係数算出部22は、Z軸補正位置算出部23または高さ制御部24の何れか一方に接続できるよう構成されている。Z軸補正係数算出部22は、算出したモデル式を用いてワークWのレーザ加工を行う際にZ軸補正位置算出部23に接続し、モデル式を算出する際に高さ制御部24に接続するよう、接続先の切り替えを行う。Z軸補正係数算出部22は、Z軸補正位置算出部23に接続すると、Z軸補正位置算出部23にZ軸補正係数を送る。
Z軸補正位置算出部23は、カメラ高さ制御部15、レンズ高さ制御部14、Z軸補正係数算出部22に接続されている。Z軸補正位置算出部23は、レンズ高さ制御部14から送られてくるレンズ高さ指令、テーブル位置制御部13から送られてくるテーブル移動指示、Z軸補正係数算出部22から送られてくるZ軸補正係数を用いて、Z軸駆動部34への補正後高さ指令(レンズ高さ指令の高さを補正した指令)を算出する。
具体的には、Z軸補正位置算出部23は、テーブル移動指示に対応するXYテーブル35の位置(テーブル位置)を算出するとともに、このXYテーブル35の位置に基づいて、XYテーブル35上でのレーザ光の照射位置を算出する。そして、4次多項式の補正係数を用いて、レーザ光の照射位置(X,Y)での高さを算出する。さらに、算出した高さと、現在位置での高さと、の差が、補正量ΔZ(Z軸補正位置)(補正値)として算出される。Z軸補正位置算出部23は、算出した補正量ΔZ、基準位置での高さの補正量Zbase、レンズ高さ指令を用いて、次の加工位置での補正後高さ指令を算出する。Z軸補正位置算出部23は、算出した補正後高さ指令を高さ制御部24に送る。
高さ制御部24は、Z軸駆動部34に接続されておりZ軸駆動部34を制御する。高さ制御部24は、Z軸補正位置算出部23から送られてきた補正後高さ指令を用いてZ軸駆動部34の高さを制御する。
つぎに、レーザ加工装置1の動作手順について説明する。ここでは、レーザ加工装置1の動作手順として、Z軸補正係数の算出処理手順を説明した後、レーザ加工を行なう際のレーザ光照射位置(高さ)の補正処理手順について説明する。
図3は、Z軸補正係数の算出処理手順を示すフローチャートである。Z軸補正係数を算出する際には、Z軸補正係数算出部22を高さ制御部24へ接続しておき、Z軸補正位置算出部23による高さ補正を無効にしておく。レーザ加工装置1は、XYテーブル35上の任意の位置(1点目の測定点)に高さ計測センサ32を移動させ、XYテーブル35の高さを計測する(ステップS10)。具体的には、加工制御部11は、テーブル位置制御部13にテーブル移動指令を送る。テーブル位置制御部13は、加工制御部11からテーブル移動指令を受けると、高さ計測センサ32をXY平面内の1点目の測定点に移動させるためのテーブル移動指示をXYテーブル35と高さ制御装置2に送る。テーブル位置計測部17は、高さ計測センサ32によって測定されたXYテーブル35の位置をテーブル位置として計測する。テーブル位置計測部17は、計測したテーブル位置を高さ制御装置2に送る。
高さ計測センサ32をXY平面内の1点目の測定点に移動させた後、加工制御部11は、計測センサ制御部12にワークWの高さを計測する高さ計測指令を送る。計測センサ制御部12は、加工制御部11から高さ計測指令を受けると、高さ計測センサ32に、XYテーブル35の高さを計測させる。これにより、高さ計測センサ32は、XYテーブル35の高さを計測し、計測結果を高さデータ計測部16に送る。高さデータ計測部16は、高さ計測センサ32から送られてくる計測結果に基づいて、XYテーブル35の高さを高さデータとして計測する(ステップS20)。高さデータ計測部16は、計測した高さデータを高さ制御装置2に送る。これにより、高さデータと1点目のテーブル位置とが対応付けされるとともに、Z軸補正データ記憶部21がXY−Z対応情報101として記憶する(ステップS30)。
ここで、XYテーブル35上でXYテーブル35の高さが測定される測定点について説明する。図4は、XYテーブル上に設定される高さの測定点を説明するための図である。XYテーブル35上へは、予め高さ測定の対象となる測定点Pを複数点に渡って配置しておく。測定点Pは、例えばX方向とY方向に所定の間隔で並ぶよう配置しておく。図4では、測定点Pが、X方向に9点、Y方向に8点並ぶよう、X方向とY方向に等間隔で並べられた場合を示している。
加工制御部11は、予め設定しておいた測定点Pの全てで高さを計測したか否かを判断する(ステップS40)。全ての測定点Pで高さを計測していなければ(ステップS40、No)、加工制御部11は、XYテーブル35上の任意の位置(次の測定点P)に高さ計測センサ32を移動させ、XYテーブル35の高さを計測させる(ステップS10)。そして、次の測定点Pでの高さデータを測定させるとともに、この測定点Pでのテーブル位置と高さデータとが対応付けした情報をZ軸補正データ記憶部21内のXY−Z対応情報101に格納させる(ステップS30)。
加工制御部11は、予め設定しておいた全ての測定点Pで高さを計測するまで、ステップS10〜S40の処理を繰り返す。ここで、XY−Z対応情報101について説明する。図5は、XY−Z対応情報の一例を示す図である。XY−Z対応情報101は、測定点Pの座標と、この座標位置でのXYテーブル35の高さとを対応付けした情報テーブルである。図5では、測定点Pを、XYテーブル35上のX方向にX=0,90,180,270のように90mm間隔で配置するとともに、XYテーブル35上のY方向にY=0,80,160,240のように80mm間隔で配置した場合を示している。XY−Z対応情報101では、所定の間隔で格子状に並べられた測定点Pの座標に、XYテーブル35の高さが対応付けされている。図5では、(X,Y)=(0,0)には、高さaが対応付けられ、(X,Y)=(90,0)には、高さbが対応付けられている場合を示している。
全ての測定点Pで高さを計測すると(ステップS40、Yes)、Z軸補正係数算出部22は、XYテーブル35上のエリアを4分割する。これにより、Z軸補正データ記憶部21に記憶しておいたXY−Z対応情報101のデータを4分割する。換言すると、Z軸補正係数算出部22は、高さを測定した測定点PをXYテーブル35上のエリアに応じた4つのグループに振り分ける(ステップS50)。
図6は、XYテーブルのエリア分割を説明するための図である。同図に示すように、XYテーブル35上のエリアがエリアA1〜D1のように分割されることによって、XYテーブル35上に4つのエリアが設定される。図6では、XYテーブル35上のエリアを、X方向に2分割し、かつY方向に2分割した場合を示している。換言すると、X軸に平行な線およびY軸に平行な線によってXYテーブル35上のエリアを4分割している。XYテーブル35上のエリアを分割するX軸に平行な線とY軸に平行な線との交点を原点とした場合、第1象限に対応するエリアがエリアB1であり、第2象限に対応するエリアがエリアA1である。また、第3象限に対応するエリアがエリアC1であり、第4象限に対応するエリアがエリアD1である。
なお、XYテーブル35上へのエリア設定は、XYテーブル35のエリア分割に限らない。例えば、エリア設定後のエリアが他のエリアと一部だけ重複するよう各エリアを設定してもよい。図7は、エリア同士が一部重複する場合のエリア設定を説明するための図である。図7では、エリアA1〜D1をそれぞれ他のエリアと重なるよう所定領域だけ広げたエリアA2〜D2をXYテーブル35に設定した場合を示している。
エリアA2は、エリアA1をX軸方向およびY軸方向に拡大させたエリアであり、エリアB2は、エリアB1をX軸方向およびY軸方向に拡大させたエリアである。また、エリアC2は、エリアC1をX軸方向およびY軸方向に拡大させたエリアであり、エリアD2は、エリアD1をX軸方向およびY軸方向に拡大させたエリアである。これにより、エリアA2〜D2は、それぞれ他のエリアと一部分だけ重なることとなる。
Z軸補正係数算出部22は、分割したエリア毎にZ軸補正係数を算出する。Z軸補正係数算出部22は、最小二乗法などによる多項式近似でXYテーブル35の凹凸(高さ)をモデル化する。例えば、Z軸補正係数算出部22は、XYテーブル35の高さZを式(1)によって近似する。
Z=a+bY+cY2+dY3+eY4+fX+gXY+hXY2+iXY3+jX2+kX2Y+lX22+mX3+nX3Y+oX4・・・(1)
Z軸補正係数算出部22は、式(1)の係数を算出することによってエリア毎のZ軸補正係数を算出する(ステップS60)。Z軸補正係数算出部22は、算出したZ軸補正係数を、各エリアに対応付けて記憶しておく。
なお、エリアA2〜D2をXYテーブル35に設定した場合、複数のエリアが設定されている領域(例えばエリアA2とエリアB2が重なる領域)は、設定されているエリアの何れか1つを選択し、選択したエリアのZ軸補正係数を適用する。また、複数のエリアが設定されている領域には、設定されているエリアの中から複数のエリアを選択し、選択した各エリアのZ軸補正係数を全て適用してもよい。この場合は、各エリアの各Z軸補正係数を用いて算出された高さの平均値などが、XYテーブル35の高さとなる。
つぎに、レーザ加工を行なう際のレーザ光照射位置(高さ)の補正処理手順について説明する。図8は、レーザ光を照射する高さの補正処理手順を示すフローチャートである。レーザ加工を開始する前に、XYテーブル35上にワークWが載置される。そして、レーザ加工装置1は、XYテーブル35上で高さの基準位置に設定するXY平面内の座標に高さ計測センサ32を移動させ、XYテーブル35上のワークWの高さ(基準となる高さ)を計測する。高さの基準位置となるXY平面内の座標は、ワークW上の何れの位置であってもよく、例えば加工穴以外の位置とする。
ワークWの高さを計測する際には、Z軸補正係数算出部22を高さ制御部24へ接続しておき、Z軸補正位置算出部23による高さ補正を無効にしておく。そして、加工制御部11は、テーブル位置制御部13にテーブル移動指令を送る。テーブル位置制御部13は、加工制御部11からテーブル移動指令を受けると、高さ計測センサ32を高さの基準位置測定点に移動させるためのテーブル移動指示をXYテーブル35に送る。テーブル位置計測部17は、高さ計測センサ32が測定したXYテーブル35の位置をテーブル位置として計測する。テーブル位置計測部17は、計測したテーブル位置を高さ制御装置2に送る。
高さ計測センサ32をXY平面内で基準位置測定点に移動させた後、加工制御部11は、計測センサ制御部12にワークWの高さを計測する高さ計測指令を送る。計測センサ制御部12は、加工制御部11から高さ計測指令を受けると、高さ計測センサ32に、XYテーブル35の高さを計測させる。これにより、高さ計測センサ32は、ワークWの高さに対応する高さ信号を計測し、計測結果を高さデータ計測部16に送る。高さデータ計測部16は、高さ計測センサ32から送られてくる計測結果に基づいて、ワークWの基準位置での高さを計測する。高さデータ計測部16は、計測した高さを高さデータとして高さ制御装置2に送る。
高さデータ計測部16が計測した高さデータと、テーブル位置計測部17が計測したテーブル位置は、Z軸補正データ記憶部21に格納される。Z軸補正係数算出部22は、Z軸補正係数(モデル式)を用いて算出される高さのオフセット値を算出する。このオフセット値はワークWの厚さに対応する高さであり、このオフセット値分だけモデル式で算出される高さをシフトさせる。具体的には、Z軸補正係数算出部22は、基準位置でのテーブル位置とモデル式を用いて基準位置での高さを算出するとともに、算出した基準位置での高さと高さデータ計測部16が計測した高さを用いて、高さのオフセット値となる補正データZbaseを算出する(ステップS110)。
この後、Z軸補正係数算出部22をZ軸補正位置算出部23へ接続し、Z軸補正位置算出部23による高さ補正を有効にする。さらに、加工制御部11をレンズ高さ制御部14に接続しておく。
そして、レーザ加工装置1は、1点目のレーザ加工を開始する。加工制御部11は、1点目の加工位置に対応する移動指令(X1,Y1,Z1)をレンズ高さ制御部14とテーブル位置制御部13に入力する(ステップS120)。具体的には、加工制御部11は、レンズ移動指令をレンズ高さ制御部14に送り、テーブル移動指令をテーブル位置制御部13に送る。
レンズ高さ制御部14は、加工制御部11からレンズ移動指令を受けると、fθレンズ31の高さをレーザ光照射位置に移動させるレンズ高さ指令Z1をZ軸補正位置算出部23に送る。ここでのレンズ高さ指令Z1は、XYテーブル35が平坦であり、かつワークWを載置していない場合に、XYテーブル35上にベストな焦点でレーザ光を照射できるfθレンズ31の高さを指定する指示情報である。
テーブル位置制御部13は、加工制御部11からテーブル移動指令を受けると、fθレンズ31を1点目の加工位置に移動させるためのテーブル移動指示をXYテーブル35に送る。これにより、XYテーブル35は、1点目の加工位置に移動する。具体的には、fθレンズ31がワークW上の1点目の加工位置上にくるよう、XYテーブル35が移動する。
また、テーブル位置制御部13は、1点目の加工位置に対応するテーブル移動指示をZ軸補正位置算出部23に送る。Z軸補正位置算出部23は、Z軸補正係数算出部22が算出しておいたモデル式を用いて、1点目の加工位置での高さと、基準位置での高さとの差を、移動先での補正量ΔZ1として算出する(ステップS130)。ここでの補正量ΔZ1は、1点目の加工位置での高さをZ1とし、基準位置での高さをZ0とした場合、ΔZ1=Z1−Z0である。
そして、Z軸補正位置算出部23は、モデル式を用いて1点目の加工を行う際の補正後高さ指令を算出する。具体的には、補正後高さ指令をZz1とした場合、式(2)によって補正後高さ指令Zz1は算出される(ステップS140)。
Zz1=Z1+ΔZ1−Zbase・・・(2)
Z軸補正位置算出部23は、算出した補正後高さ指令Zz1を高さ制御部24に送り、高さ制御部24は、補正後高さ指令Zz1を用いてZ軸駆動部34を制御する。これにより、fθレンズ31は、加工制御部11からの移動指令(X1,Y1,Z1)を補正した位置(X1,Y1,Zz1)に移動する(ステップS150)。そして、レーザ加工装置1は、1点目のレーザ加工を行う(ステップS160)。
加工制御部11は、全ての加工点を加工したか否かを判断する(ステップS170)。全ての加工点を加工していなければ(ステップS170、No)、レーザ加工装置1は2点目の加工処理を開始する(ステップS180)。
加工制御部11は、2点目の加工位置に対応する移動指令(X2,Y2,Z2)をレンズ高さ制御部14とテーブル位置制御部13に入力する(ステップS120)。具体的には、加工制御部11は、レンズ移動指令をレンズ高さ制御部14に送り、テーブル移動指令をテーブル位置制御部13に送る。
レンズ高さ制御部14は、加工制御部11からレンズ移動指令を受けると、fθレンズ31の高さをレーザ光照射位置に移動させるレンズ高さ指令Z2をZ軸補正位置算出部23に送る。ここでのレンズ高さ指令Z2は、1点目を加工する際のレンズ高さ指令Z1と同じ高さである。
テーブル位置制御部13は、加工制御部11からテーブル移動指令を受けると、fθレンズ31を2点目の加工位置に移動させるためのテーブル移動指示をXYテーブル35に送る。これにより、XYテーブル35は、2点目の加工位置に移動する。具体的には、fθレンズ31がワークW上の2点目の加工位置上にくるよう、XYテーブル35が移動する。
また、テーブル位置制御部13は、2点目の加工位置に対応するテーブル移動指示をZ軸補正位置算出部23に送る。Z軸補正位置算出部23は、Z軸補正係数算出部22が算出しておいたモデル式を用いて、2点目の加工位置での高さと、1点目の加工位置での高さとの差を、移動先での補正量ΔZ2として算出する(ステップS130)。ここでの補正量ΔZ2は、2点目の加工位置での高さをZ1とした場合、ΔZ2=Z2−Z1である。
そして、Z軸補正位置算出部23は、モデル式を用いて2点目の加工を行う際の補正後高さ指令を算出する。具体的には、補正後高さ指令をZz2とした場合、式(3)によって補正後高さ指令Zz2は算出される(ステップS140)。
Zz2=Z2+ΔZ2−Zbase・・・(3)
式(3)のZ2は、1点目を加工する際の補正後高さ指令Zz1である。したがって、2点目の補正後高さ指令Zz2は、式(4)によって算出される。
Zz2=Zz1+ΔZ2−Zbase・・・(4)
Z軸補正位置算出部23は、算出した補正後高さ指令Zz2を高さ制御部24に送り、高さ制御部24は、補正後高さ指令Zz2を用いてZ軸駆動部34を制御する。これにより、fθレンズ31は、加工制御部11からの移動指令(X2,Y2,Z2)を補正した位置(X2,Y2,Zz2)に移動する(ステップS150)。そして、レーザ加工装置1は、2点目のレーザ加工を行う(ステップS160)。
図9は、移動先での補正量と補正データを説明するための図である。同図に示すように、基準位置での高さZ0と1点目の加工位置での高さZ1との高さの差は、ΔZ1であり、1点目の加工位置での高さZ1と2点目の加工位置での高さZ2との高さの差は、ΔZ2である。このように、各加工点での高さは、直前の加工点での高さとの差によって示すことができる。本実施の形態では、この高さの差ΔZ1、ΔZ2などをモデル式で算出し、ΔZ1、ΔZ2などを用いて補正後高さ指令を算出する。また、補正後高さ指令を算出する際には、モデル式で算出される高さを補正データZbase分だけシフトさせている。
加工制御部11は、全ての加工点を加工したか否かを判断する(ステップS170)。レーザ加工装置1は、全ての加工点を加工するまでステップS120〜S180の処理を繰り返す。
n(nは自然数)点目の加工を行う場合、Z軸補正位置算出部23は、Z軸補正係数算出部22が算出しておいたモデル式を用いて、n点目の加工位置での高さと、(n−1)点目の加工位置での高さとの差を、移動先での補正量ΔZnとして算出する。このときの補正量ΔZnは、n点目の加工位置での高さをZnとし、(n−1)点目の加工位置での高さをZ(n−1)とした場合、ΔZn=Zn−Z(n−1)である。
さらに、Z軸補正位置算出部23は、モデル式を用いてn点目の加工を行う際の補正後高さ指令を算出する。具体的には、補正後高さ指令をZznとした場合、式(5)によって補正後高さ指令Zznは算出される。
Zzn=Zz(n−1)+ΔZn−Zbase・・・(5)
全ての加工点を加工すると(ステップS170、Yes)、レーザ加工装置1はワークWへのレーザ加工を終了する。この後、次のワークWを加工する場合には、ステップS110〜S180の処理が繰り返される。
このように、本実施の形態では、XYテーブル35表面の凹凸量を、モデル式を用いて算出している。そして、テーブル位置の次移動指令発生時に、移動先のテーブルの凹凸量をモデル式から算出するとともに、移動前との高さの差分を算出している。そして、テーブル移動時に、算出した差分だけ高さ方向にレーザ光の照射位置を移動させている。これにより、XYテーブル35の凹凸モデルに沿って、ワークWの加工位置の高さを補正することが可能となる。
なお、本実施の形態では、4次多項式でXYテーブル35の凹凸を近似する場合について説明したが、4次式未満の多項式や5次式以上の多項式でXYテーブル35の凹凸を近似してもよい。
なお、本実施の形態では、レーザ加工装置1がモデル式を算出する場合について説明したが、モデル式は他の装置が算出してもよい。この場合、レーザ加工装置1は、他の装置が算出したモデル式を用いて補正後高さ指令Zznを算出する。
また、本実施の形態では、XYテーブル35上のエリアを4分割して、エリア毎にZ軸補正係数を算出する場合について説明したが、エリア分割は4分割に限られない。例えば、XYテーブル35上のエリアを2分割や3分割してもよいし、5分割以上してもよい。また、XYテーブル35上のエリアを分割することなく、Z軸補正係数を算出してもよい。
このように実施の形態によれば、多項式を用いて近似しているので、XYテーブル35の凹凸の算出に用いるデータ(補正係数)が少なくて済む。したがって、格納しておくデータ量が少なくて済む。
また、XYテーブル35上のエリアを分割し、エリア毎にZ軸補正係数を算出しているので、XYテーブル35の凹凸を正確に近似できる。また、エリアA2〜D2が、それぞれ他のエリアと一部分だけ重なるようXYテーブル35上にエリア設定したので、境界近傍でも正確な近似を行うことが可能となる。
以上のように、本発明にかかるレーザ加工装置およびレーザ加工方法は、XYテーブルに載置したワークのレーザ加工に適している。
1 レーザ加工装置
2 高さ制御装置
11 加工制御部
12 計測センサ制御部
13 テーブル位置制御部
14 レンズ高さ制御部
15 カメラ高さ制御部
16 高さデータ計測部
17 テーブル位置計測部
21 Z軸補正データ記憶部
22 Z軸補正係数算出部
23 Z軸補正位置算出部
24 高さ制御部
30 レーザ光
31 fθレンズ
32 高さ計測センサ
33 カメラ
34 Z軸駆動部
35 XYテーブル
101 XY−Z対応情報
A1〜D1,A2〜D2 エリア
W ワーク

Claims (3)

  1. XYテーブル上に載置されたワークにレーザ光を照射して前記ワークへのレーザ加工を行うレーザ加工装置において、
    前記ワーク上で所定の高さに移動して前記ワークへレーザ光を照射するレーザ光照射部と、
    前記XYテーブルの表面高さをモデル化した近似式を用いて前記ワーク上の加工位置毎に前記レーザ光照射部の高さの補正値を算出するとともに、前記ワークの加工を行う際に指示される加工高さを前記補正値で補正して補正後の加工高さを算出する算出部と、
    前記補正後の加工高さに前記レーザ光照射部を移動させる駆動部と、
    前記XYテーブルの表面高さを測定する高さ計測部と、
    を備え
    前記算出部は、前記XYテーブル上に複数のエリアを設定するとともに、前記高さ計測部に測定された複数点での前記XYテーブルの表面高さに基づいてエリア毎に前記近似式を算出し、算出した近似式を用いて前記各エリア内における前記補正値を算出することを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 前記算出部は、隣接する前記エリア同士で一部のエリアが重なるよう前記エリアを設定することを特徴とする請求項に記載のレーザ加工装置。
  3. XYテーブル上に載置されたワークにレーザ光を照射して前記ワークへのレーザ加工を行うレーザ加工方法において、
    前記XYテーブルの表面高さを測定する高さ計測ステップと、
    前記ワーク上で所定の高さに移動して前記ワークへレーザ光を照射するレーザ光照射部の高さの補正値を、前記XYテーブルの表面高さをモデル化した近似式を用いて前記ワーク上の加工位置毎に算出する補正値算出ステップと、
    前記ワークの加工を行う際に指示される加工高さを前記補正値で補正して補正後の加工高さを算出する加工高さ算出部と、
    前記補正後の加工高さに前記レーザ光照射部を移動させてレーザ加工を行う加工ステップと、
    を含み、
    前記補正値算出ステップでは、前記XYテーブル上に複数のエリアを設定するとともに、測定された複数点での前記XYテーブルの表面高さに基づいてエリア毎に前記近似式を算出し、算出した近似式を用いて前記各エリア内における前記補正値を算出することを特徴とするレーザ加工方法。
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