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JP5211889B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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JP5211889B2
JP5211889B2 JP2008166152A JP2008166152A JP5211889B2 JP 5211889 B2 JP5211889 B2 JP 5211889B2 JP 2008166152 A JP2008166152 A JP 2008166152A JP 2008166152 A JP2008166152 A JP 2008166152A JP 5211889 B2 JP5211889 B2 JP 5211889B2
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Description

本願の開示は、一般に半導体集積回路に関し、詳しくは電源制御機構を備えた半導体集積回路に関する。
電子機器においては、低消費電力化への要求が強くなっており、電源切断機能を備えたLSI(大規模集積回路)を採用する場合が多くなっている。電源切断機能を備えたLSIでは、内部の複数の回路ブロックのうち不使用状態の回路ブロックの電源を切断することにより、その回路ブロックでのリーク電流の消費を無くして消費電力を削減する。この機能は、特に待機時の電力削減要求が厳しい通信用携帯機器では必須の技術である。
図1は、電源切断機能を搭載したLSIにおける問題点を説明するための図である。半導体集積回路チップ10は、HIGH側電源配線11、LOW側電源配線12、電力管理ユニット(PMU)13、回路ブロック14、回路ブロック15、安定化容量16、安定化容量17、パワースイッチであるPMOSトランジスタ18及び19を含む。回路ブロック14に供給する電源電圧のHIGH側とLOW側との間には、回路ブロック14の電源電圧を安定化するための安定化容量16が設けられる。図1の例では、回路ブロック14の電源電圧のHIGH側に、パワースイッチであるPMOSトランジスタ18が設けられている。電力管理ユニット13がPMOSトランジスタ18のゲートに印加するゲート制御信号gaを制御することにより、回路ブロック14への電源供給/停止を切り替えることができる。回路ブロック15についても、回路ブロック14と同様の構成となっている。
電源切断機能により、回路ブロック14の電源が切断されている状態を考える。切断状態が続くと、安定化容量16の電荷及び回路ブロック14内部の電荷が全てリーク電流の経路を介して放電され、電圧VDDMAはグランド電圧VSSに近い電圧まで降下する。この状態で、電力管理ユニット13がPMOSトランジスタ18を導通状態にして回路ブロック14への電源供給を開始すると、回路ブロック14内部の容量及び安定化容量16を充電するために大量の突入電流(rush current)が発生する。この突入電流が流れることにより、HIGH側電源配線11に電源ノイズ(Dynamic IR−drop)が発生し、HIGH側電源配線11上を伝搬して半導体集積回路チップ10の各部に悪影響を及ぼす。例えば回路ブロック15や電力管理ユニット13の電源電圧が変動することにより、これらの回路が誤動作してしまう可能性がある。
図2は、過大な突入電流の発生を防止する回路構成の一例を示す図である。図2において、図1と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図2の構成では、パワースイッチとして機能する各PMOSトランジスタと電力管理ユニット13との間に複数のノイズ制御部20が設けられている。1つのノイズ制御部20が、電力管理ユニット13から1つの制御信号(例えばpga)を受け取り、1つのゲート制御信号(例えばga)を対応するPMOSトランジスタのゲートに供給する。各ノイズ制御部20は、インバータ21乃至23、NAND回路24、NOR回路25、PMOSトランジスタ26及び27、NMOSトランジスタ28及び29を含む。
回路ブロック14の電源が切断されている状態において、電力管理ユニット13がPMOSトランジスタ18を導通状態にして回路ブロック14への電源供給を開始する場合を考える。まず制御信号pgaがLOWになることにより、PMOSトランジスタ26が非導通状態、NMOSトランジスタ28が導通状態となる。またPMOSトランジスタ27も非導通状態となる。NMOSトランジスタ28は、出力駆動力が比較的弱く、オン電流が比較的少ないように設計されている。このNMOSトランジスタ28を介して少ない電流が流れることにより、ミラーキャップである容量30が緩やかに放電する。ミラーキャップ容量30のゲート制御信号gaの電圧がPMOSトランジスタ18の閾値電圧より低くなると、PMOSトランジスタ18が導通して、安定化容量16への充電が開始される。安定化容量16が充電されるにつれて電圧VDDMAが上昇する。電圧VDDMAが上昇すると、ミラーキャップ容量30を介して容量結合されているPMOSトランジスタ18のゲート電圧が上昇する。このゲート電圧即ちゲート制御信号gaの電圧の上昇により、PMOSトランジスタ18を流れる電流量が小さくなり、電圧VDDMAの上昇速度が抑制される。結果として、ゲート制御信号gaの電圧はPMOSトランジスタ18の閾値電圧付近に留まり、少ない電流がPMOSトランジスタ18を流れ、安定化容量16が徐々に充電される。即ち、電圧VDDMAは緩やかに上昇する。
ゲート制御信号gaはインバータ22及び23を介して、NAND回路24及びNOR回路25の一方の入力に供給される。NAND回路24及びNOR回路25の他方の入力には、電力管理ユニット13からの制御信号pgaが供給されている。従って、インバータ22及び23並びにNOR回路25による所定の遅延時間の後に、NMOSトランジスタ29が導通する。この所定時間は、電圧VDDMAが緩やかに上昇して電圧VDDに略到達するに十分な時間であるように設計されている。またNMOSトランジスタ28は、出力駆動力が十分大きく、オン電流が十分多いように設計されている。従って、電圧VDDMAが緩やかに上昇して電圧VDDに略到達した後に、NMOSトランジスタ28によりゲート制御信号gaの電圧をグランド電圧に引き下げる。これによりPMOSトランジスタ18を完全な導通状態にして、回路ブロック14が動作を開始した後には十分な量の電流を供給できるようにする。
図3は、図2の回路の動作を示す信号波形図である。制御信号pgaがLOWになると、ゲート制御信号gaの電圧が緩やかに減少していき、PMOSトランジスタ18の閾値電圧まで減少すると、その後はその閾値電圧に留まる。ゲート制御信号gaが閾値電圧に留まっている間に電圧VDDMAは緩やかに上昇していく。電圧VDDMAが最大電圧(略VDDに等しい電圧)に達すると、ゲート制御信号gaは徐々に減少していく。制御信号pgaがLOWになってから所定時間T1の経過後に、ゲート制御信号gaの電圧を強い力でグランド電圧に引き下げる。期間T2では、電圧VDDMAを最大電圧に安定的に保持することができる。
図2に示されるような構成により、電圧VDDMAを緩やかに上昇させること、即ちPMOSトランジスタ18を流れる電流量を少ない量に抑制することができる。このようにして、突入電流の発生による電源電圧VDDの電源ノイズを抑制し、回路の誤動作を防止することができる。しかし図3に示すような適切な動作をするためには、図2の構成において様々な回路パラメータを適切な値に設定する必要がある。それらの回路パラメータとしては、NMOSトランジスタ28の駆動力、安定化容量16の容量CA、ミラーキャップ容量30の容量CMA、回路ブロック14のリーク電流等が含まれる。これらの回路パラメータの1つでも適切な値からはずれてしまうと、ゲート制御信号gaの電圧を閾値電圧付近に留めることができなくなる。
図4は、回路パラメータ設定値が不適切な場合の図2の回路の動作を示す信号波形図である。この動作例では、ゲート制御信号gaの電圧が閾値電圧付近に留まらずに下降し続け、その結果、電圧VDDMAの上昇速度が図3の場合よりも早くなっている。即ち、図3の動作の場合と比較して、図4の動作例の場合には、電源電圧VDDの電源ノイズが大きくなってしまう。このような現象は、例えば、NMOSトランジスタ28の駆動力が大きすぎた場合、安定化容量16の容量CAが大きすぎた場合、ミラーキャップ容量30の容量CMAが小さすぎた場合、又は回路ブロック14のリーク電流が大きすぎた場合等に起こる。
上記のような回路パラメータの設定値のずれによる誤動作を避けるためには、NMOSトランジスタ28の駆動力を、余裕を見て十分に小さな値に設定する必要がある。その結果、安定化容量16の充電速度が必要以上に遅くなり、回路ブロック14の電源復帰に要する時間が長くなってしまう。
特開2007−179345号公報 特開2004−350058号公報 特開2000−13215号公報
以上を鑑みると、回路ブロックの電源供給/切断を制御する構成において安全且つ高速に回路ブロックの電源復帰が可能な半導体集積回路を提供することが望まれる。
半導体集積回路は、内部回路と、前記内部回路へ電源を供給する経路に設けられ、制御端子に印加される制御信号により、前記内部回路への電源供給状態を制御する電源スイッチと、前記制御信号の電圧クランプするクランプ回路と、前記クランプ回路のクランプ動作の有効及び無効を切り替える切り替え回路とを有し、前記内部回路への電源供給状態を前記電源スイッチにより切断状態から供給状態に変化させるときに前記クランプ回路のクランプ動作を有効な状態に設定し、前記制御信号がクランプされると、前記電源スイッチは完全な導通状態と完全な非導通状態との間の半導通状態に設定され、前記内部回路に印加される電源電圧が所定の電圧レベルに到達した後に前記クランプ回路のクランプ動作を前記有効な状態から無効な状態に変化させることを特徴とする。
少なくとも1つの実施例によれば、電源スイッチの導通状態を制御する制御信号を所定の電圧にクランプすることにより、電源スイッチの導通状態を所望の状態に設定することができる。これにより、電源スイッチに必要以上に電流が流れてしまう危険性を抑制し、安全且つ高速に内部回路の電源復帰が可能となる。
以下に、本発明の実施例を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図5は、過大な突入電流の発生を抑制する回路構成の一例を示す図である。図5において図1と同一の機能を有する構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図5の構成では、クランプ回路40及び制御信号駆動回路41により、PMOSトランジスタ18のゲートに印加されるゲート制御信号gaを制御する。これらクランプ回路40及び制御信号駆動回路41が、図1の構成に示す電力管理ユニット13とPMOSトランジスタ18との間に挿入されていることになる。電力管理ユニット13が生成する制御信号paに応じて制御信号駆動回路41がゲート制御信号gaを駆動し、クランプ回路40がゲート制御信号gaの電圧を所定の電圧にクランプする。
クランプ回路40は、PMOSトランジスタ45及び切り替え回路46及び47を含む。切り替え回路46及び47の接続状態は、それぞれ切り替え制御信号SW1及びSW2により制御される。制御信号駆動回路41は、インバータ44、PMOSトランジスタ42、及びNMOSトランジスタ43を含む。制御信号駆動回路41は、電力管理ユニット13からの制御信号paに応じて、PMOSトランジスタ18のゲート端子を電源電圧VDD又は電源電圧VSSに結合する。
PMOSトランジスタ18は、回路ブロック14へ電源VDDを供給する経路に設けられている。このPMOSトランジスタ18は、制御端子(ゲート端子)に印加されるゲート制御信号gaの電圧に応じた導通状態となることにより、回路ブロック14への電源供給状態を制御する電源スイッチとして機能する。ゲート制御信号gaが電源電圧VSSになれば、PMOSトランジスタ18はONの状態(導通状態)となり、回路ブロック14への電源は供給される。ゲート制御信号gaが電源電圧VDDになれば、PMOSトランジスタ18はOFFの状態(非導通状態)となり、回路ブロック14への電源は切断される。回路ブロック14への電源供給状態を切断状態から供給状態に変化させるときには、制御信号駆動回路41により制御端子(PMOSトランジスタ18のゲート端子)を電源電圧VDDに結合する状態から電源電圧VSS(グランド)に結合する状態に変化させる。
クランプ回路40はゲート制御信号gaを所定の電圧にクランプする機能を有し、切り替え回路46及び47の接続状態に応じてクランプ動作の有効及び無効を制御可能となっている。回路ブロック14への電源供給状態をPMOSトランジスタ18により切断状態から供給状態に変化させるときに、クランプ回路40のクランプ動作は有効な状態に設定される。クランプ回路40のクランプ動作が有効な状態に設定されると、ゲート制御信号gaが所定の電圧にクランプされ、PMOSトランジスタ18は導通状態と非導通状態との間の半導通状態に設定される。即ち、クランプ回路40によるクランプ機能により、ゲート制御信号gaは電源電圧VDDからPMOSトランジスタ45の閾値電圧分下がった電圧値に設定される。ここでPMOSトランジスタ45の閾値電圧とPMOSトランジスタ18の閾値電圧とは略等しい。従って、PMOSトランジスタ18は、導通状態と非導通状態との間の境界状態におかれ、チャネル抵抗がゼロと無限大との間の中間的な値の状態になる。
このように回路ブロック14への電源復帰時にPMOSトランジスタ18を半導通状態に設定することにより、PMOSトランジスタ18を流れる電流の量は必要十分なだけの少ない量となる。これにより回路ブロック14及び安定化容量16に流れ込む過剰な突入電流を防止して、電源電圧VDDへの電源ノイズの混入を避けることができる。
ここで、PMOSトランジスタ45の閾値電圧とPMOSトランジスタ18の閾値電圧とは連動している。即ち製造ばらつきや温度変化等によりトランジスタの閾値が変動しても、PMOSトランジスタ45の閾値電圧とPMOSトランジスタ18の閾値電圧とは同様に変化する。従って、製造ばらつきや温度変化等があっても、効果的に突入電流を抑制することができる。
なお、電源が供給され回路ブロック14が動作を行なう状態においては、PMOSトランジスタ18を導通状態として十分な量の電流を回路ブロック14に供給する必要がある。従って、回路ブロック14への電源供給状態を切断状態から供給状態に変化させるときには、クランプ回路40のクランプ動作を有効な状態に設定しておくが、その後無効な状態に変化させることになる。ここで、クランプ回路40のクランプ動作を無効な状態に変化させるのは、回路ブロック14に印加される電源電圧VDDMAが所定の電圧レベル(例えば回路ブロック14の動作電圧)に到達した後である。
図6は、図5の回路の動作を示す信号波形図である。まず制御信号SW1及びSW2により切り替え回路46及び47をそれぞれ開放(open)及び導通(close)状態として、クランプ回路40(clamper)を有効状態としておく。制御信号pgaがLOWになると、ゲート制御信号gaの電圧が減少していく。ゲート制御信号gaがPMOSトランジスタ45の閾値電圧TH1まで減少すると、クランプ機能によりその閾値電圧TH1にクランプされる。ゲート制御信号gaが閾値電圧TH1にクランプされている状態では、PMOSトランジスタ18は半導通状態(緩いON状態)であり、電圧VDDMAは緩やかに上昇していく。電圧VDDMAが最大電圧(略VDDに等しい電圧)に達した後、制御信号pgaがLOWになってから所定時間T1の経過後に、切り替え回路46及び47をそれぞれ導通(close)及び開放(open)状態としてクランプ回路40を無効状態にする。クランプ機能が無効となることにより、制御信号駆動回路41がゲート制御信号gaの電圧を十分に強い力でグランド電圧に引き下げる。
なお図6に示す期間T2は、クランプ機能によりゲート制御信号gaの電圧が閾値電圧TH1にクランプされている期間である。またPMOSトランジスタ18をオフにして回路ブロック14への電源供給を再度切断するときには、図6に示すように制御信号SW1及びSW2により切り替え回路46及び47をそれぞれ開放及び導通状態として、クランプ回路40を有効状態としておいてよい。これにより、再度電源復帰するときのために、クランプ回路40を予め準備しておくことができる。
図7は、図5に示す回路の具体的な構成例を示す図である。図7において、図5と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図7の回路において、切り替え回路46は、PMOSトランジスタ51及びNMOSトランジスタ53の並列接続により構成されるトランスミッションゲートとなっている。また切り替え回路47は、PMOSトランジスタ52及びNMOSトランジスタ54の並列接続により構成されるトランスミッションゲートとなっている。これらトランスミッションゲートの導通及び非導通は、インバータ55及び56介して制御信号pcaにより制御される。
図8は、図5の回路の動作を示す信号波形図である。図8の各信号波形は、制御信号pcaの波形が示されていることを除き、図6の各信号波形と同一である。図8に示されるように、電圧VDDMAが最大電圧(略VDDに等しい電圧)に達した後、制御信号pgaがLOWになってから所定時間T1の経過後に、制御信号pcaをHIGHからLOWに変化させる。これにより、制御信号SW1及びSW2により切り替え回路46及び47をそれぞれ導通(close)及び開放(open)状態としてクランプ回路40を無効状態にする。
図9は、切り替え回路の切り替えを制御する制御機構の一例を示す図である。図9において、図5及び図7と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図9の構成では、回路ブロック14に印加される電源電圧VDDMAと所定の電圧レベルとの大小関係に応じた電圧検出信号Idoutを生成するレベル検出器(電圧検出回路)61を設けてある。このレベル検出器61の出力する電圧検出信号Idoutに応じてクランプ回路40のクランプ動作の有効及び無効を制御する。具体的には、電圧検出信号IdoutがLOWのときに切り替え回路46及び47はそれぞれ非導通及び導通状態となり、クランプ回路40のクランプ機能は有効状態となる。また電圧検出信号IdoutがHIGHのときに切り替え回路46及び47はそれぞれ導通及び非導通状態となり、クランプ回路40のクランプ機能は無効状態となる。
図10は、図9の回路の動作を示す信号波形図である。図10の各信号波形は、電圧検出信号Idoutの波形が示されていることを除き、図6の各信号波形と同一である。図10に示されるように、電圧VDDMAが所定の電圧レベルVAよりも大きくなると電圧検出信号IdoutがLOWからHIGHになる。これにより、制御信号SW1及びSW2により切り替え回路46及び47をそれぞれ導通(close)及び開放(open)状態としてクランプ回路40を無効状態にする。
図11は、レベル検出器61を用いたときの問題点について説明するための図である。図11に示すように、回路ブロック14の電源をONにして動作を開始する場合、まず制御信号pgaがLOWとなり、電圧VDDMAが上昇し、電圧検出信号IdoutがHIGHになる。その後、回路ブロック14の動作が開始し、ある期間T3において回路ブロック14の動作状態が継続する。この期間T3において、回路ブロック14が動作して電源電圧を消費することにより、回路動作に応じて電源電圧VDDMAに若干の変動が発生する。レベル検出器61が電圧検出信号Idoutの値を切り替えるときの検出電圧である閾値電圧VAは、突入電流を避けるために、電圧VDDMAの最大値(即ち回路ブロック14が動作するために必要な電源電圧VDDMAの値)に近いレベルである必要がある。従って、期間T3において電源電圧VDDMAに若干の変動が発生すると、レベル検出器61がこの変動に反応してしまい、電圧検出信号Idoutにジッタが発生してしまう。この結果、クランプ回路40のクランプ動作のON状態とOFF状態とが高速で何度も切り替わり、電源電圧VDDMAが不安定になってしまう。
これを避けるために、レベル検出器61は、回路ブロック14に印加される電源電圧VDDMAが回路ブロック14の動作中において変動しても、その変動により電圧検出信号Idoutを変化させないことが好ましい。このためには、例えばレベル検出器61による閾値判定にヒステリシス特性を導入することが考えられる。即ち、電圧VDDMAの上昇時にはVDDMAが閾値電圧VA以上になると電圧検出信号IdoutをHIGHに変化させ、電圧VDDMAの下降時にはVDDMAがVAよりも十分に低い閾値電圧以下になると電圧検出信号IdoutをLOWに変化させる。また或いは、回路ブロック14への電源供給及び切断を指示する制御信号pgaに応じてレベル検出器61のセット及びリセットが制御されるようにしてもよい。
図12は、制御信号pgaに応じてセット及びリセットされるレベル検出器61の構成の一例を示す図である。図12のレベル検出器61は、NOR回路61及び62並びにインバータ64及び65を含む。NOR回路61及び62の各々は、その出力が他方の入力に供給され、ラッチを構成している。電源電圧VDDMAがインバータ64及び65を介してNOR回路63の入力の一方に供給される。また制御信号pgaがNOR回路62の入力の一方に供給される。ここでインバータ64は、入力電圧の変化に応じて出力電圧が変化するときの入力電圧の閾値電圧が前記の所定の電圧VAであるような設計となっている。
図13は、図12の回路の動作を説明するための図である。回路ブロック14の電源をONにして動作を開始する場合、まず制御信号pgaがLOWとなり、電圧VDDMAが上昇する。電圧VDDMAが所定の閾値電圧VAよりも大きくなると、図12のNOR回路63の一方の入力ノードn0がHIGHとなり、NOR回路63の出力ノードn1がLOWとなる。これに応じて電圧検出信号IdoutがHIGHになる。その後期間T3において、回路ブロック14が動作して電源電圧を消費することにより、回路動作に応じて電源電圧VDDMAに若干の変動が発生する。しかしながら、電圧検出信号IdoutがHIGHであるNOR回路61及び62からなるラッチのセット状態は、入力ノードn0の論理が変化してもリセットされない。即ち、電源電圧VDDMAが変動しても電圧検出信号IdoutがHIGHである状態は変化しない。
その後制御信号pgaがHIGHになると、NOR回路61及び62からなるラッチはリセットされ、電圧検出信号IdoutがLOWに変化する。電圧VDDMAが自然放電により降下して閾値電圧VA以下になると、ノードn0がLOWとなり、ノードn1がHIGHとなる。その後再度制御信号pgaがLOWとなり電圧VDDMAが閾値電圧VA以上になるまで、電圧検出信号IdoutはLOWに留まる。
図14は、過大な突入電流の発生を抑制する回路構成の別の一例を示す図である。図14において、図5と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図14に示すクランプ回路40Aは、PMOSトランジスタ71及び切り替え回路72を含む。切り替え回路72の接続状態は、切り替え制御信号SWにより制御される。このような構成によっても、制御信号SWによりクランプ回路40Aのクランプ動作の有効及び無効を制御して、図5の構成の場合と同様の動作を実現することができる。
図15は、過大な突入電流の発生を抑制する回路構成の更に別の一例を示す図である。図15において、図5と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図15の構成では、クランプ回路80及び制御信号駆動回路81により、NMOSトランジスタ18Aのゲートに印加されるゲート制御信号gaを制御する。これらクランプ回路80及び制御信号駆動回路81が、電力管理ユニットとNMOSトランジスタ18Aとの間に挿入されていることになる。電力管理ユニットが生成する制御信号paに応じて制御信号駆動回路81がゲート制御信号gaを駆動し、クランプ回路80がゲート制御信号gaの電圧を所定の電圧にクランプする。
クランプ回路80は、NMOSトランジスタ85及び切り替え回路86及び87を含む。切り替え回路86及び87の接続状態は、それぞれ切り替え制御信号SW1及びSW2により制御される。制御信号駆動回路81は、インバータ84、PMOSトランジスタ82、及びNMOSトランジスタ83を含む。制御信号駆動回路81は、電力管理ユニットからの制御信号paに応じて、NMOSトランジスタ18Aのゲート端子を電源電圧VDD又は電源電圧VSSに結合する。
ゲート制御信号gaが電源電圧VDDになれば、NMOSトランジスタ18AはONの状態(導通状態)となり、回路ブロック14への電源は供給される。ゲート制御信号gaが電源電圧VSSになれば、NMOSトランジスタ18AはOFFの状態(非導通状態)となり、回路ブロック14への電源は切断される。回路ブロック14への電源供給状態を切断状態から供給状態に変化させるときには、制御信号駆動回路81により制御端子(NMOSトランジスタ18Aのゲート端子)を電源電圧VSSに結合する状態から電源電圧VDDに結合する状態に変化させる。この図15に示す回路は、PMOSでVDD側の電源供給を制御する図5の回路構成に対して、NMOSでVSS側の電源供給を制御する回路構成としたものであり、正側と負側が逆転している以外の動作原理は図5に示す回路と同様である。
図16は、図15の回路の動作を示す信号波形図である。まず制御信号SW1及びSW2により切り替え回路86及び87をそれぞれ開放(open)及び導通(close)状態として、クランプ回路80(clamper)を有効状態としておく。制御信号pgaがHIGHになると、ゲート制御信号gaの電圧が上昇していく。ゲート制御信号gaがNMOSトランジスタ85の閾値電圧TH2まで上昇すると、クランプ機能によりその閾値電圧TH2にクランプされる。ゲート制御信号gaが閾値電圧TH2にクランプされている状態では、NMOSトランジスタ18Aは半導通状態(緩いON状態)であり、電圧VSSMAは緩やかに下降していく。電圧VSSMAが最小電圧(略VSSに等しい電圧)に達した後、制御信号pgaがHIGHになってから所定時間T1の経過後に、切り替え回路86及び87をそれぞれ導通(close)及び開放(open)状態としてクランプ回路80を無効状態にする。クランプ機能が無効となることにより、制御信号駆動回路81がゲート制御信号gaの電圧を十分に強い力で電圧VDDに引き上げる。
図17は、過大な突入電流の発生を抑制する回路構成の更に別の一例を示す図である。図17において、図14及び図15と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図17に示す構成では、電源電圧VDD側においてPMOSトランジスタにより電源供給を制御する図14に示す構成に加え、電源電圧VSS側においてNMOSトランジスタにより電源供給を制御する構成を加えてある。電源電圧VSS側のクランプ回路40Bは、NMOSトランジスタ91及び切り替え回路92を含む。切り替え回路92の接続状態は、切り替え制御信号SWにより制御される。このような構成によって、制御信号SWによりクランプ回路40A及び40Bのクランプ動作の有効及び無効を制御する。
図18は、図17の回路の動作を示す信号波形図である。まず制御信号SWにより切り替え回路72及び92を導通(close)状態として、クランプ回路40A及び40B(clamper)を有効状態としておく。制御信号pgaがLOWになると、ゲート制御信号ga_pの電圧が下降していき、ゲート制御信号ga_nの電圧が上昇していく。ゲート制御信号ga_pがPMOSトランジスタ71の閾値電圧TH1まで下降すると、クランプ機能によりその閾値電圧TH1にクランプされる。またゲート制御信号ga_nがNMOSトランジスタ91の閾値電圧TH2まで上昇すると、クランプ機能によりその閾値電圧TH2にクランプされる。ゲート制御信号がそれぞれの閾値電圧にクランプされている状態では、MOSトランジスタ18及び18A(PSW)が半導通状態(緩いON状態)であり、電圧VDDMAは緩やかに上昇し、電圧VSSMAは緩やかに下降していく。電圧VDDMA及びVSSMAがそれぞれの最大電圧に達した後、制御信号pgaがLOWになってから所定時間経過後に、切り替え回路72及び92を開放(open)状態としてクランプ回路40A及び40Bを無効状態にする。クランプ機能が無効となることにより、ゲート制御信号ga_pの電圧を十分に強い力でグランド電圧VSSに引き下げるとともに、ゲート制御信号ga_nの電圧を十分に強い力で電源電圧VDDに引き上げる。
図19は、過大な突入電流の発生を抑制する回路構成の更に別の一例を示す図である。図19において、図5と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図19の構成では、クランプ回路40C及び制御信号駆動回路101により、NMOSトランジスタ18Cのゲートに印加されるゲート制御信号gaを制御する。これらクランプ回路40C及び制御信号駆動回路101が、電力管理ユニットとNMOSトランジスタ18Cとの間に挿入されていることになる。電力管理ユニットが生成する制御信号paに応じて制御信号駆動回路101がゲート制御信号gaを駆動し、クランプ回路40Cがゲート制御信号gaの電圧を所定の電圧にクランプする。
クランプ回路40Cは、NMOSトランジスタ105及び切り替え回路106及び107を含む。切り替え回路106及び107の接続状態は、それぞれ切り替え制御信号SW1及びSW2により制御される。制御信号駆動回路101は、インバータ104、PMOSトランジスタ102、及びNMOSトランジスタ103を含む。制御信号駆動回路101は、電力管理ユニットからの制御信号paに応じて、NMOSトランジスタ18Cのゲート端子を高圧電源電圧(又は昇圧電圧)VDE又は電源電圧VSSに結合する。ここで電源電圧VDDが例えば1.2Vの場合、高圧電源電圧(又は昇圧電圧)VDEは例えば3.3Vである。
ゲート制御信号gaが高圧電源電圧VDEになれば、NMOSトランジスタ18CはONの状態(導通状態)となり、回路ブロック14への電源は供給される。ゲート制御信号gaが電源電圧VSSになれば、NMOSトランジスタ18CはOFFの状態(非導通状態)となり、回路ブロック14への電源は切断される。回路ブロック14への電源供給状態を切断状態から供給状態に変化させるときには、制御信号駆動回路101により制御端子(NMOSトランジスタ18Cのゲート端子)を電源電圧VSSに結合する状態から高圧電源電圧VDEに結合する状態に変化させる。この図19に示す回路は、PMOSでVDD側の電源供給を制御する図5の回路構成に対して、NMOSでVDD側の電源供給を制御する回路構成としたものであり、クランプ動作等の動作原理は図5に示す回路と同様である。
図20は、図19の回路の動作を示す信号波形図である。まず制御信号SW1及びSW2により切り替え回路106及び107をそれぞれ開放(open)及び導通(close)状態として、クランプ回路40C(clamper)を有効状態としておく。制御信号pgaがHIGHになると、ゲート制御信号gaの電圧が上昇していく。ゲート制御信号gaが上昇していくと、NMOSトランジスタ105の閾値電圧TH2とソース電圧(VDDMA)との和にクランプされる。ゲート制御信号gaがTH2+VDDMAにクランプされている状態では、NMOSトランジスタ18Cは半導通状態(緩いON状態)であり、電圧VDDMAは緩やかに上昇していく。このときゲート制御信号gaもTH2+VDDMAに等しい電位として緩やかに上昇していく。電圧VDDMAが最大電圧(略VDDに等しい電圧)に達した後、制御信号pgaがHIGHになってから所定時間の経過後に、切り替え回路106及び107をそれぞれ導通(close)及び開放(open)状態としてクランプ回路40Cを無効状態にする。クランプ機能が無効となることにより、制御信号駆動回路101がゲート制御信号gaの電圧を十分に強い力で高圧電圧VDEに引き上げる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能である。
本願発明は、以下の内容を含むものである。
(付記1)
内部回路と、
前記内部回路へ電流を供給する経路に設けられ、制御端子に印加される制御信号により、前記内部回路への電流供給状態を制御する電源スイッチと、
前記制御信号の電圧をクランプするクランプ回路と、
前記クランプ回路のクランプ動作の有効及び無効を切り替える切り替え回路と
を有することを特徴とする半導体集積回路。
(付記2)
前記制御端子を第1の電源電圧に結合する状態と、前記制御端子を第2の電源電圧に結合する状態とを切り換える制御信号駆動回路を更に含むことを特徴とする付記1記載の半導体集積回路。
(付記3)
前記制御信号の電圧がクランプされると、前記電源スイッチは半導通状態に設定されることを特徴とする付記1又は2に記載の半導体集積回路。
(付記4)
前記内部回路への電流供給状態を前記電源スイッチにより切断状態から供給状態に変化させるときに前記クランプ回路のクランプ動作を有効な状態に設定しておきその後無効な状態に変化させることを特徴とする付記1乃至3のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
(付記5)
前記クランプ回路のクランプ動作を前記無効な状態に変化させるのは、前記内部回路に印加される電源電圧が所定の電圧レベルに到達した後であることを特徴とする付記4記載の半導体集積回路。
(付記6)
前記内部回路に印加される電源電圧に応じた電圧検出信号を生成する電圧検出回路を更に含み、前記電圧検出回路の前記電圧検出信号に応じて前記クランプ回路のクランプ動作の有効及び無効を制御することを特徴とする付記1乃至5のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
(付記7)
前記電圧検出回路は、前記内部回路に印加される電源電圧が前記内部回路の動作中において変動しても、該変動により前記電圧検出信号を変化させないことを特徴とする付記6記載の半導体集積回路。
(付記8)
前記内部回路への電源供給及び切断を指示する信号に応じて前記電圧検出回路のセット及びリセットが制御されることを特徴とする付記7記載の半導体集積回路。
(付記9)
前記電源スイッチは前記制御信号がゲートに印加される第1のMOSトランジスタであり、前記クランプ回路は前記第1のMOSトランジスタと同一の導電タイプの第2のMOSトランジスタを含み、前記クランプ回路のクランプ動作の有効状態において前記第2のMOSトランジスタのゲート及びドレインは前記第1のMOSトランジスタのゲートに結合されることを特徴とする付記1乃至8のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
(付記10)
前記切り替え回路は前記第2のMOSトランジスタのゲートの結合先を切り替えるスイッチ回路であることを特徴とする付記9記載の半導体集積回路。
電源切断機能を搭載したLSIにおける問題点を説明するための図である。 過大な突入電流の発生を防止する回路構成の一例を示す図である。 図2の回路の動作を示す信号波形図である。 回路パラメータ設定値が不適切な場合の図2の回路の動作を示す信号波形図である。 過大な突入電流の発生を抑制する回路構成の一例を示す図である。 図5の回路の動作を示す信号波形図である。 図5に示す回路の具体的な構成例を示す図である。 図5の回路の動作を示す信号波形図である。 切り替え回路の切り替えを制御する制御機構の一例を示す図である。 図9の回路の動作を示す信号波形図である。 レベル検出器を用いたときの問題点について説明するための図である。 制御信号に応じてセット及びリセットされるレベル検出器の構成の一例を示す図である。 図12の回路の動作を説明するための図である。 過大な突入電流の発生を抑制する回路構成の別の一例を示す図である。 過大な突入電流の発生を抑制する回路構成の更に別の一例を示す図である。 図15の回路の動作を示す信号波形図である。 過大な突入電流の発生を抑制する回路構成の更に別の一例を示す図である。 図17の回路の動作を示す信号波形図である。 過大な突入電流の発生を確実に防止する回路構成の更に別の一例を示す図である。 図19の回路の動作を示す信号波形図である。
符号の説明
13 電力管理ユニット
18 電源スイッチ
40 クランプ回路
41 制御信号駆動回路
42 PMOSトランジスタ
43 NMOSトランジスタ
44 インバータ
45 PMOSトランジスタ
46,47 切り替え回路

Claims (4)

  1. 内部回路と、
    前記内部回路へ電流を供給する経路に設けられ、制御端子に印加される制御信号により、前記内部回路への電流供給状態を制御する電源スイッチと、
    前記制御信号の電圧をクランプするクランプ回路と、
    前記クランプ回路のクランプ動作の有効及び無効を切り替える切り替え回路と
    を有し、
    前記内部回路への電源供給状態を前記電源スイッチにより切断状態から供給状態に変化させるときに前記クランプ回路のクランプ動作を有効な状態に設定し、
    前記制御信号がクランプされると、前記電源スイッチは完全な導通状態と完全な非導通状態との間の半導通状態に設定され、
    前記内部回路に印加される電源電圧が所定の電圧レベルに到達した後に前記クランプ回路のクランプ動作を前記有効な状態から無効な状態に変化させる
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記制御端子を第1の電源電圧に結合する状態と、前記制御端子を第2の電源電圧に結合する状態とを切り換える制御信号駆動回路を更に含むことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 前記内部回路に印加される電源電圧に応じた電圧検出信号を生成する電圧検出回路を更に含み、前記電圧検出回路の前記電圧検出信号に応じて前記クランプ回路のクランプ動作の有効及び無効を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の半導体集積回路。
  4. 前記電源スイッチは前記制御信号がゲートに印加される第1のMOSトランジスタであり、前記クランプ回路は前記第1のMOSトランジスタと同一の導電タイプの第2のMOSトランジスタを含み、前記クランプ回路のクランプ動作の有効状態において前記第2のMOSトランジスタのゲート及びドレインは前記第1のMOSトランジスタのゲートに結合されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
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