JP5284921B2 - 反応装置、及び、反応装置の製造方法 - Google Patents
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Description
Oxide Fuel Cell:SOFC)、及び、燃料ガスの改質器等が知られている。以下、特許文献1に記載されたSOFCを例にとって説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る固体酸化物型燃料電池(以下、単に「燃料電池」と称呼する。)10の破断斜視図である。図2は、燃料電池10の部分分解斜視図である。燃料電池10は、薄板体11とセパレータ12とが交互に積層されることにより形成されている。即ち、燃料電池10は、平板スタック構造を備えている。薄板体11は、燃料電池10の「単セル」とも称呼される。
(1/2)・O2+2e−→O2− (於:空気極層11c) …(1)
H2+O2−→H2O+2e− (於:燃料極層11b) …(2)
次に、燃料電池10の製造・組立方法の一例について説明する。
<<各部材の製造>>
先ず、燃料電池10の組立に使用される各部材の製造について説明する。
燃料電池10の組立に使用される薄板体11が燃料極支持型(支持基板が燃料極層)の場合について説明する。この場合、先ず、NiO及びYSZからなるシート(燃料極層11bとなる層)が準備される。次いで、このシートの下面にグリーンシート法により作成したセラミックスシート(YSZのテープ)が積層され、この積層体が1400℃・1時間にて焼成される。次いで、その積層体(焼成体)の下面にLSCFからなるシート(空気極層11cとなる層)が印刷法により形成され、この積層体が850℃・1時間にて焼成される。これにより(還元処理前の)薄板体11が形成される。なお、この場合、上記YSZのテープを使用することに代えて、NiO及びYSZからなるシート(燃料極層11bとなる層)の下面に、セラミックスシートが印刷法により形成されてもよい。また、電解質層と空気極層の間に、反応防止層としてセリア層などを設けても良い。セリアとしては、GDC(ガドリニウムドープセリア)、SDC(サマリウムドープセリア)等が使用され得る。更には、燃料極層に熱膨張率が小さいジルコンを加えてもよい。これにより、燃料極層の平均熱膨張率を低下させて燃料極層と空気極層との熱膨張率差を小さくすることができる。この結果、薄板体内の層間の熱膨張率差に起因する薄板体の反りを小さくすることができる。
燃料電池10の組立に使用されるセパレータ12は、Ni系耐熱合金(例えば、フェライト系SUS、インコネル600及びハステロイ等)の材料を用いて、エッチング、切削等により周知の手法により製造される。
燃料電池10の組立に使用される平板状のSUSメッシュ31及びNiメッシュ32はそれぞれ、ステンレス(具体的には、フェライト系SUS)の材料及びNiの材料を用いて周知の手法により製造される。
ところで、SUSメッシュ31については、大気中の高温下において、酸化によりその表面に、電気抵抗が大きい酸化物であるクロミア(Cr2O3)の層が形成され得る。従って、スタック構造体の組付過程において熱処理(後述)が施される際、或いは、燃料電池10の作動中において、SUSメッシュ31が大気中の高温下に曝されると、SUSメッシュ31の表面にクロミアが形成され得る。特に、SUSメッシュ31の上端部の表面(即ち、空気極層11cとの電気的接続部分の表面)にクロミア層が形成されることは、燃料電池10全体としての電気抵抗が増大して燃料電池10全体としての出力が低下することに繋がる。
以上のようにして、薄板体11、セパレータ12、SUSメッシュ31、及びNiメッシュ32が必要な個数だけ準備されると、以下のように、燃料電池10の組立が進行する。以下、図7〜図10を参照しながら説明する。図7〜図10は、1つの薄板体11、並びに、その1つの薄板体11に係わる一対のセパレータ12(上方セパレータ122及び下方セパレータ121)及び金属メッシュ31,32を、図2においてx軸と平行な3−3線を含むとともにx−z平面と平行な平面に沿って切断した縦断面の模式図である。3−3線は、セパレータ12の平面形状(=正方形)の中心(=薄板体11の平面形状(=正方形)の中心)を通る線である。
図7に示すように、(Agめっき処理+真空熱処理後の)SUSメッシュ31の下端部が、溶接(或いは、拡散接合)により、下方セパレータ121の平面部12aの上面と固定される。これにより、SUSメッシュ31と下方セパレータ121との電気的接続についての信頼性が確保される。なお、この溶接(或いは、拡散接合)が行われた結果、SUSメッシュ31の下端部の表面(即ち、SUSメッシュ31とAgめっき層との界面、電気的接続部分の表面)に酸素が供給され得なくなる。従って、その後の燃料電池10の組付過程、及び燃料電池10の作動中において、SUSメッシュ31が高温下に置かれても、SUSメッシュ31の下端部の表面(即ち、下方セパレータ121との電気的接続部分の表面)にクロミアが形成されることはない。
次に、図8に示すように、上述のように製造された(組付前の単独の状態にある)薄板体11(図8(a)を参照)に対して、その上面(即ち、燃料極層11bの上面)に、Niペースト(Ni粉体が含まれるペースト)が印刷法等を用いて常温にて塗布される(図8(b)を参照)。Niペーストの膜厚は、5〜30μmである。
次に、図9に示すように、(Agめっき処理+真空熱処理後の)金属メッシュ31,32が溶接された一対のセパレータ12の周縁部において薄板体11を挟持する部分(即ち、下方枠体部12cの下面、及び上方枠体部12bの上面、セパレータ12の周縁部の上下面)にシール材13としての結晶化ガラスの材料(例えば、ホウ酸珪系結晶化ガラス等のスラリー)が、常温にて塗布される。或いは、薄板体11の周縁部において上方・下方セパレータ12から挟持される部分(即ち、薄板体11の周縁部の上下面)にシール材13としての結晶化ガラスの材料(ホウ酸珪系結晶化ガラス等のスラリー)が、常温にて塗布されてもよい。
次いで、図10に示すように、セパレータ12と薄板体11とが交互に積層される。これにより、互いに隣接する薄板体11の周縁部とセパレータ12の周縁部との間に結晶化ガラスの材料が介在した状態で薄板体11とセパレータ12とが1つずつ交互に積層された積層体(スタック構造体)が得られる。
次いで、このスタック構造体に熱処理(前記「第2熱処理」に対応)が施されて、このスタック構造体の温度が所定の高温(例えば、830℃)に所定時間(例えば、1hr)だけ維持される。この結果、互いに隣接する薄板体11の周縁部とセパレータ12の周縁部とが一体化され且つシール(接合)される。この結果、燃料流路22と空気流路21とが結晶化ガラスにより気密的にそれぞれ区画・形成される。
次に、このスタック構造体に再び熱処理が施されて、このスタック構造体の温度が所定の高温に所定時間だけ維持される。これと同時に、各燃料流路22内に還元ガス(本例では、水素ガス)が流入させられる。この還元ガスの流入により、各燃料極層11bの還元処理が行われ、燃料極層11bを構成するNiOとYSZのうちNiOが還元される。この結果、燃料極層11bがNi−YSZサーメットとなって燃料極電極(アノード電極)として機能し得るようなる。以上にて、燃料電池10の組立が完了する。
上述のように、本実施形態では、図11に示すように、SUSメッシュ31に対してAgめっき処理及び真空熱処理が施されて、SUSメッシュ31の表面に強固な酸素バリア層が形成される。そして、燃料電池10の組付過程において、このSUSメッシュ31がAgペースト膜を介して空気極層11cと接続された状態で、上述した熱処理(前記「第2熱処理」に対応)が施されて、SUSメッシュ31が高温下に置かれる。また、燃料電池10の組立完成後において燃料電池10が作動する場合においても、SUSメッシュ31が高温下に置かれる。
第1の試験では、本実施形態におけるSUSメッシュ31とAg焼成膜(従って、空気極層)との電気的接続構造を簡易的に模擬する図15に概略構成を示す装置が使用された。この装置では、同軸的に配置された2本の同形のステンレス製の断面正方形の棒状部材(SUS棒)が接着剤ペーストを介して接続された状態で配置されている。この装置を大気中において所定時間(1hr)だけ所定の高温(850℃)下に置いて接着剤ペーストを焼成した後、2本のSUS棒のそれぞれの所定部位の間の抵抗値Rtotalが計測される。ここで、各SUS棒における、前記所定部位と「接着剤焼成体(接着剤ペーストの焼成体)との電気的接続部位」との間の抵抗値R2は既知である。従って、抵抗値Rtotalを計測することで、2本のSUS棒のそれぞれの「接着剤焼成体との電気的接続部位」の間の抵抗値R1を計測することができる。
第2の試験では、スタック構造体が実際に作製された。このスタック構造体を構成する薄板体としては、平面視にて1辺の長さが3cmの正方形を呈していて、8YSZからなる電解質層(厚さ:3μm)、NiO−8YSZからなる燃料極層(厚さ:150μm)、及びLSCFからなる空気極層(厚さ:15μm)が積層された燃料極支持型(支持基板が燃料極層)のものが使用された。上述のように、電解質層と空気極層との間に、反応防止層としてセリア(GDC等)層が挿入されてもよい。そして、この薄板体を使用して3層のスタック構造体が作製された。第2の試験では、この3層のスタック構造体の作動中における出力密度が評価される。スタック構造体の出力密度が小さいことは、SUSメッシュにおける金属焼成膜(従って、空気極層)との電気的接続部分の表面にクロミアが形成されたことに起因する。
次に、SUSメッシュ31に対してAgめっき処理後に行われる真空熱処理の最適な条件について述べる。本発明者の検討によれば、真空熱処理において、真空度(圧力)は10−5〜10−1Paであることが好適であり、温度は500〜900℃であることが好適であり、継続時間は10分〜3hrであることが好適であることが判明した。以下、このことを確認した試験について説明する。
以下、本実施形態と比較例1とについて、SUSメッシュ31とAgめっき層(又はAg焼成膜)との界面に形成される「クロミア(Cr2O3)を含む層」(以下、「クロミア層」と呼ぶ。)の厚さの測定結果について述べる。
Claims (14)
- 固体電解質からなる電解質部と、前記電解質部と一体的に配置されるとともに燃料ガスと接触して前記燃料ガスを反応させる燃料電極部と、前記電解質部と一体的に配置されるとともに酸素を含むガスと接触して前記酸素を含むガスを反応させる空気電極部と、を備えた反応部材と、
前記反応部材とは別体の鉄とクロムを含む金属からなる導電部材であって、前記空気電極部と電気的に接続されて前記空気電極部との間で電力の授受を行う、ステンレスからなる導電部材と、
を備えた、固体酸化物型燃料電池として機能する反応装置において、
前記導電部材における少なくとも前記空気電極部と電気的に接続される部分の表面に金属膜からなる酸素バリア層が形成され、前記酸素バリア層形成後の前記導電部材に対して雰囲気の圧力が大気圧よりも低い負圧に調整された状態で第1熱処理が施され、前記第1熱処理後の前記酸素バリア層が形成された部分の表面である熱処理後酸素バリア層面と前記空気電極部とが電気的に接続されることで前記導電部材と前記空気電極部とが電気的に接続された反応装置。 - 請求項1に記載の反応装置において、
前記酸素バリア層は、金属めっきが施されることにより形成された反応装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の反応装置において、
前記熱処理後酸素バリア層面と前記空気電極部とが導電性の接着剤ペーストを介して接続された状態で第2熱処理が施されて前記接着剤ペーストが固化されることで、前記熱処理後酸素バリア層面と前記空気電極部とが電気的に接続された反応装置。 - 請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の反応装置において、
前記第1熱処理において調整される前記負圧は、10−5〜10−1Paである反応装置。 - 請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の反応装置において、
前記第1熱処理において調整される温度は、500〜900℃である反応装置。 - 請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の反応装置において、
前記第1熱処理の継続時間は、10分〜3時間である反応装置。 - 請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の反応装置において、
前記反応装置の作動温度は、500〜1000℃である反応装置。 - 請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の反応装置において、
前記反応部材は、前記電解質部としての固体電解質層と、前記固体電解質層の上面に形成された前記燃料電極部としての燃料極層と、前記固体電解質層の下面に形成された前記空気電極部としての空気極層と、が積層・焼成されてなる薄板体であり、
前記薄板体と前記薄板体を支持する金属製のセパレータとが1つずつ交互に積層され、
前記各薄板体について、前記薄板体の上方に隣接する前記セパレータである上方セパレータと前記薄板体との間の空間に前記燃料ガスが供給される燃料流路が区画・形成されるとともに、前記薄板体の下方に隣接する前記セパレータである下方セパレータと前記薄板体との間の空間に前記酸素を含むガスが供給される空気流路が区画・形成されていて、
前記各薄板体について、前記空気流路内において、前記導電部材が、前記下方セパレータと前記薄板体の前記空気極層とに共に電気的に接続されるように内装されていて、
前記各導電部材について、前記導電部材における少なくとも前記空気極層と電気的に接続される部分の表面に前記酸素バリア層が形成され、前記酸素バリア層形成後の前記導電部材に対して前記第1熱処理が施され、前記熱処理後酸素バリア層面と前記空気極層とが電気的に接続されることで前記導電部材と前記空気極層とが電気的に接続された、固体酸化物型燃料電池として機能する反応装置。 - 固体電解質からなる電解質部と、前記電解質部と一体的に配置されるとともに燃料ガスと接触して前記燃料ガスを反応させる燃料電極部と、前記電解質部と一体的に配置されるとともに酸素を含むガスと接触して前記酸素を含むガスを反応させる空気電極部と、を備えた反応部材と、
前記反応部材とは別体の鉄とクロムを含む金属からなる導電部材であって、前記空気電極部と電気的に接続されて前記空気電極部との間で電力の授受を行う、ステンレスからなる導電部材と、
を備えた、固体酸化物型燃料電池として機能する反応装置の製造方法であって、
前記導電部材における少なくとも前記空気電極部と電気的に接続される部分の表面に金属膜からなる酸素バリア層を形成する酸素バリア層形成工程と、
前記酸素バリア層形成工程後の前記導電部材に対して雰囲気の圧力が大気圧よりも低い負圧に調整された状態で第1熱処理を行う第1熱処理工程と、
前記第1熱処理工程後の前記酸素バリア層が形成された部分の表面である熱処理後酸素バリア層面と前記空気電極部とを電気的に接続することで前記導電部材と前記空気電極部とを電気的に接続する電気的接続工程と、
を含む、反応装置の製造方法。 - 請求項9に記載の反応装置の製造方法において、
前記酸素バリア層形成工程では、金属めっきが施されることにより前記酸素バリア層が形成される、反応装置の製造方法。 - 請求項9又は請求項10に記載の反応装置の製造方法において、
前記電気的接続工程は、
前記熱処理後酸素バリア層面と前記空気電極部とが導電性の接着剤ペーストを介して接続された状態で第2熱処理を施して前記接着剤ペーストを固化することで、前記熱処理後酸素バリア層面と前記空気電極部とを電気的に接続する第2熱処理工程を含む、反応装置の製造方法。 - 固体電解質からなる電解質部と、前記電解質部と一体的に配置されるとともに燃料ガスと接触して前記燃料ガスを反応させる燃料電極部と、前記電解質部と一体的に配置されるとともに酸素を含むガスと接触して前記酸素を含むガスを反応させる空気電極部と、を備えた反応部材と、
前記反応部材とは別体の鉄とクロムを含む金属からなる導電部材であって、前記空気電極部と電気的に接続されて前記空気電極部との間で電力の授受を行う導電部材と、
を備えた、固体酸化物型燃料電池として機能する反応装置において、
前記導電部材における少なくとも前記空気電極部と電気的に接続される部分の表面に金属膜からなる酸素バリア層が形成され、
前記空気電極部と前記酸素バリア層とが導電性の接着層を介して電気的に接続され、前記導電部材と前記酸素バリア層との界面にCr2O3を含む層が形成され、前記Cr2O3を含む層の厚さが0.8μm以下である、反応装置。 - 請求項12に記載の反応装置において、
前記導電部材はステンレスからなり、前記酸素バリア層はAgからなる反応装置。 - 請求項13に記載の反応装置において、
前記導電部材中のクロム濃度に対する前記Cr2O3を含む層中のクロム濃度の割合が、0.3〜1.5倍である、反応装置。
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