JP5272292B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5272292B2 JP5272292B2 JP2006150167A JP2006150167A JP5272292B2 JP 5272292 B2 JP5272292 B2 JP 5272292B2 JP 2006150167 A JP2006150167 A JP 2006150167A JP 2006150167 A JP2006150167 A JP 2006150167A JP 5272292 B2 JP5272292 B2 JP 5272292B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveform
- ejection
- discharge
- data
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
吐出開始信号を出力する制御基板と、
前記制御基板から出力された吐出開始信号が入力されるヘッド基板と、
複数のノズルを備え、前記ヘッド基板から出力された駆動波形と前記ノズル毎の吐出データに基づいて、前記ノズル内のインク滴の吐出若しくは振動がなされるヘッド部と、を有し、
前記ヘッド基板には、
前記制御基板から出力された前記吐出開始信号が入力されているか否かを監視するとともに、前記吐出開始信号が所定時間以上入力されていない場合には、駆動波形を非吐出波形とする要求を出力する非吐出波形要求手段と、
前記非吐出波形要求手段からの要求信号の有無に基づいて、少なくとも一種の吐出用の吐出波形及び少なくとも一種の非吐出用の非吐出波形とを含む複数の駆動波形の中から、前記駆動波形として前記吐出波形若しくは前記非吐出波形を選択する波形選択手段と、
前記非吐出波形要求手段からの要求信号の有無に基づいて、吐出用の吐出データ若しくは非吐出用の吐出データを選択する吐出データ選択手段とを備え、
前記波形選択手段は、前記駆動波形を前記非吐出波形から前記吐出波形に切り替える際、前記吐出開始信号の少なくとも一周期分遅らせて、前記吐出波形に切り替えることを特徴としている。
前記吐出データ選択手段で選択された前記吐出データは、前記非吐出波形要求手段の前記要求信号により前記非吐出波形が要求されている場合には、前記複数のノズルの全てに対して前記非吐出波形を有効とするデータであることを特徴としている。
前記所定時間、前記吐出波形の周期及び前記非吐出波形の周期の少なくとも1つを切り替えるための入力部を備えることを特徴としている。
前記入力部では、前記吐出波形の波形形状及び前記非吐出波形の波形形状を切り替えることも可能であることを特徴としている。
そして、制御基板から吐出開始信号が入力されていない状態が所定時間継続すると、非吐出波形要求手段が駆動波形を非吐出波形とする出力を要求するので、制御基板からの揺らし開始指示がなくとも、揺らしを実行することができる。したがって、従来のような揺らしの開始指示を制御基板から出力する場合と比較しても、通信にかかる時間を削減することができ、結果として揺らし動作開始時のタイムロスが低減されることになる。
さらに、制御基板から吐出開始信号が入力されていない状態が所定時間継続すると、非吐出波形要求手段102が駆動波形を非吐出波形とする出力を要求するので、制御基板からの揺らし開始指示がなくとも、揺らしを実行することができる。したがって、従来のような揺らしの開始指示を制御基板から出力する場合と比較しても、通信にかかる時間を削減することができ、結果として揺らし動作開始時のタイムロスが低減されることになる。
時間設定部32は、非吐出波形の要求基準となる時間が記憶されていて、この設定時間を比較部33に出力するようになっている。
比較部33は、時間計測部31の計測時間及び時間設定部32の設定時間とを比較し、比較結果を常時非吐出波形要求部34に出力するようになっている。
一方、非吐出波形要求部34から要求信号が入力された場合には、制御部38は、非吐出波形データメモリ36から非吐出波形H2の波形データを読み出すように、波形切替部39を制御する。この際、制御部38は、非吐出波形周期生成部35で生成されている周期を駆動波形発生部40に出力するようになっている。
また、制御部38は、駆動波形発生部40に対して駆動波形開始信号を出力するとともに、ヘッド制御信号をヘッド部2に出力するようになっている。
また、吐出データ出力部42は、制御基板4から通常印画吐出データが入力されると、当該印画吐出データを吐出データとしてヘッド部2に出力するようになっている。
これら非吐出用吐出データ発生部41、非吐出用吐出データ出力部42が、非吐出波形要求手段からの要求信号の有無に基づいて、吐出用の吐出データ若しくは非吐出用の吐出データを選択する本発明に係る吐出データ選択手段104である。
まず、インクジェット記録装置1に電源が投入されると、時間計測部31は時間計測を開始して、その計測時間を比較部33に出力する。ここで、制御基板4から吐出開始信号が入力されると、時間計測部31は時間計測をリセットし、再度吐出開始信号が入力されなくなるまで時間計測を停止する。
まず、非吐出波形要求部34が要求信号を出力しない場合について説明する。
非吐出波形要求部34が要求信号を出力しない場合、つまり制御基板4から吐出開始信号が入力されて印画状態にある場合には、制御部38は、制御基板4からの吐出開始信号入力に伴って波形切替部39を制御して、吐出波形データメモリ37から吐出波形H1の波形データを読み出させる。この際、制御部38は吐出時の周期及び駆動波形開始信号を駆動波形発生部40に出力するとともに、ヘッド制御信号をヘッド部2に出力する。
非吐出波形要求部34が要求信号を出力した場合、つまり制御基板4から吐出開始信号が所定時間入力されていない場合(待機状態)には、制御部38は、非吐出波形要求部34からの要求信号入力に伴って波形切替部39を制御して、非吐出波形データメモリ36から非吐出波形H2の波形データを読み出させる。この際、制御部38は、非吐出波形周期生成部35で生成されている周期及び駆動波形開始信号を駆動波形発生部40に出力するとともに、ヘッド制御信号をヘッド部2に出力する。
吐出データ出力部42は、非吐出用吐出データ発生部41から非吐出用の吐出データが入力されると、この吐出データをヘッド部2に出力する。
例えば、本実施形態では、時間設定部32に予め所定時間が設定されていたり、非吐出波形周期生成部35で発生周期が作成される場合が例示されているが、所定時間や、吐出波形の周期、非吐出波形の周期を切り替えるための入力部をさらに設けることで、所定時間や発生周期が任意に切り替えられるようにしてもよい。これにより、インクやヘッドの種別により効果的なメニスカスの揺らしや、インク吐出を実現できる。
また、さらなる効果的なメニスカスの揺らしや、インク吐出を実現できるように、入力部から、吐出波形の波形形状や非吐出波形の波形形状を切り替え可能とすることも好ましい。
そして、所定時間を極力短くしておくと、待機状態となった場合には駆動波形として非吐出波形H2がヘッド部2に出力されるので、常にノズル内のインクを揺らすことができ、粘度を維持することができる。これにより、印画再開時においても吐出状態を安定化することができる。
2 ヘッド部
3 ヘッド基板
4 制御基板
21 ピエゾ素子
31 時間計測部
32 時間設定部
33 比較部
34 非吐出波形要求部
35 非吐出波形周期生成部
36 非吐出波形データメモリ
37 吐出波形データメモリ
38 制御部
39 波形切替部
40 駆動波形発生部
41 非吐出用吐出データ発生部
42 吐出データ出力部
102 非吐出波形要求手段
103 波形選択手段
104 吐出データ選択手段
H1 吐出波形
H2 非吐出波形
Claims (4)
- 吐出開始信号を出力する制御基板と、
前記制御基板から出力された吐出開始信号が入力されるヘッド基板と、
複数のノズルを備え、前記ヘッド基板から出力された駆動波形と前記ノズル毎の吐出データに基づいて、前記ノズル内のインク滴の吐出若しくは振動がなされるヘッド部と、を有し、
前記ヘッド基板には、
前記制御基板から出力された前記吐出開始信号が入力されているか否かを監視するとともに、前記吐出開始信号が所定時間以上入力されていない場合には、駆動波形を非吐出波形とする要求を出力する非吐出波形要求手段と、
前記非吐出波形要求手段からの要求信号の有無に基づいて、少なくとも一種の吐出用の吐出波形及び少なくとも一種の非吐出用の非吐出波形とを含む複数の駆動波形の中から、前記駆動波形として前記吐出波形若しくは前記非吐出波形を選択する波形選択手段と、
前記非吐出波形要求手段からの要求信号の有無に基づいて、吐出用の吐出データ若しくは非吐出用の吐出データを選択する吐出データ選択手段とを備え、
前記波形選択手段は、前記駆動波形を前記非吐出波形から前記吐出波形に切り替える際、前記吐出開始信号の少なくとも一周期分遅らせて、前記吐出波形に切り替えることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項1記載のインクジェット記録装置において、
前記吐出データ選択手段で選択された前記吐出データは、前記非吐出波形要求手段の前記要求信号により前記非吐出波形が要求されている場合には、前記複数のノズルの全てに対して前記非吐出波形を有効とするデータであることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項1又は2記載のインクジェット記録装置において、
前記所定時間、前記吐出波形の周期及び前記非吐出波形の周期の少なくとも1つを切り替えるための入力部を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項3記載のインクジェット記録装置において、
前記入力部では、前記吐出波形の波形形状及び前記非吐出波形の波形形状を切り替えることも可能であることを特徴とするインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006150167A JP5272292B2 (ja) | 2006-05-30 | 2006-05-30 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006150167A JP5272292B2 (ja) | 2006-05-30 | 2006-05-30 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007320081A JP2007320081A (ja) | 2007-12-13 |
JP5272292B2 true JP5272292B2 (ja) | 2013-08-28 |
Family
ID=38853287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006150167A Active JP5272292B2 (ja) | 2006-05-30 | 2006-05-30 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5272292B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5092791B2 (ja) * | 2008-02-22 | 2012-12-05 | コニカミノルタIj株式会社 | インクジェット記録装置 |
CN104321197B (zh) * | 2012-05-24 | 2016-08-17 | 柯尼卡美能达株式会社 | 头驱动单元以及喷墨打印机 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3440964B2 (ja) * | 1995-07-20 | 2003-08-25 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット式記録装置 |
JPH09193407A (ja) * | 1996-01-19 | 1997-07-29 | Seiko Epson Corp | インクジェットヘッド駆動回路 |
JPH11314360A (ja) * | 1998-05-06 | 1999-11-16 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録装置 |
JP2002113858A (ja) * | 2000-10-06 | 2002-04-16 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置の制御方法 |
JP2002240257A (ja) * | 2000-12-15 | 2002-08-28 | Hitachi Koki Co Ltd | インクジェット記録装置の制御方法 |
JP2002283559A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-10-03 | Seiko Epson Corp | 印刷制御装置および印刷制御方法ならびに印刷制御プログラムを記録した記録媒体 |
JP4016619B2 (ja) * | 2001-08-02 | 2007-12-05 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、及び印刷装置の印字外微振動制御方法 |
JP3823991B2 (ja) * | 2003-09-18 | 2006-09-20 | 富士写真フイルム株式会社 | インクジェット記録装置及び予備吐出制御方法 |
JP4631285B2 (ja) * | 2004-01-30 | 2011-02-16 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 |
JP4141992B2 (ja) * | 2004-07-27 | 2008-08-27 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット式記録装置及び記録方法 |
JP2006130828A (ja) * | 2004-11-08 | 2006-05-25 | Sharp Corp | インクジェット記録装置 |
-
2006
- 2006-05-30 JP JP2006150167A patent/JP5272292B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007320081A (ja) | 2007-12-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4321563B2 (ja) | 液体噴射装置、及び液体噴射装置の制御方法 | |
JP6891423B2 (ja) | 駆動波形生成装置及び画像形成装置 | |
US8020955B2 (en) | Liquid ejecting apparatus and method of setting signal for micro vibration | |
JP2007022073A (ja) | インクジェットヘッドの駆動方法及び駆動装置 | |
US8186791B2 (en) | Liquid ejecting apparatus and control method thereof | |
JP2008260228A (ja) | インクジェットヘッド駆動装置及びインクジェットヘッド駆動方法 | |
CN102555474B (zh) | 液体喷射装置 | |
JP2001026107A (ja) | インクジェット記録ヘッドの駆動方法及び駆動装置 | |
JP5272292B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2012096423A (ja) | 液体噴射装置および制御方法 | |
US11331907B2 (en) | Liquid ejecting apparatus and method for controlling the same | |
JP2005262525A (ja) | 液体吐出ヘッドの駆動方法、インクジェットヘッドの駆動方法、及びインクジェットプリンタ | |
JP2006264075A (ja) | 液滴吐出ヘッドの駆動方法及び液滴吐出装置 | |
JP4345346B2 (ja) | 静電式インクジェットヘッドの駆動方法、及びインクジェットプリンタ | |
JP2006347069A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006218766A (ja) | 液滴吐出ヘッド、画像記録装置、記録方法、及び画像記録方法 | |
JP2000103054A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2025032639A (ja) | 液体吐出ヘッド、制御装置、及び液体吐出装置 | |
JP2000263775A (ja) | インクジェット式記録装置 | |
JP6300310B2 (ja) | 液体吐出装置及び液体吐出システム | |
JP2006199030A (ja) | 記録ヘッド及びこれを備えたインクジェット記録装置 | |
JP2024123405A (ja) | 液体吐出装置、及び、液体吐出方法 | |
JP2024112656A (ja) | 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置 | |
JP2003226011A (ja) | 圧電素子の駆動方法,インクジェットヘッドおよびインクジェットプリンター | |
JP2021000785A (ja) | 液体吐出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090520 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110608 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110621 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110822 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110822 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120110 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120312 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120918 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121218 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20121227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130416 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130429 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5272292 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |