JP4631285B2 - インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 - Google Patents
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Description
(2)記録ヘッドが印刷領域外にあるが、キャリッジが加速中や減速中は、全ノズルが休止している。この時は、記録ヘッドに強い風が当たるので、ノズル表面からインク成分の蒸発が加速される。
(3)記録ヘッドが印刷領域内にあり、キャリッジが定速走行を始めると、画像データに応じてインクを吐出するので、休止ノズルと吐出ノズルが現れる。この時は、記録ヘッド表面に強い風があたるので、休止ノズル表面のインクが増粘し易い。
記録ヘッドのチャネルの容積を変化させる電気・機械変換手段に対し、チャネル内のインクをノズルより吐出させて記録媒体に画像記録を行うインク吐出信号を印加すると共に、前記電気・機械変換手段に対し、ノズルからチャネル内のインクを吐出させない程度にノズル内のメニスカスを微振動させる微振動信号を印加する駆動信号発生手段を備え、前記駆動信号発生手段は、画像データの有無に係わらず、全チャネルの電気・機械変換手段に対して連続して微振動信号を印加すると共に、画像データに応じて、該微振動信号と組み合わせてインク吐出信号を生成するインクジェット記録装置であって、
前記記録ヘッドを前記記録媒体に対して相対的に移動させる移動手段を有し、
前記駆動信号発生手段は、前記記録ヘッドが前記記録媒体に対する印刷領域内にあるときに、ノズル内のメニスカスを、該ノズル先端からの最大押し出し量がノズル半径以下となるように弱く押し出させる第1の微振動信号又は第2の微振動信号と、前記記録ヘッドが前記記録媒体に対する印刷領域外にあるときに、ノズル内のメニスカスを、該ノズル先端からの最大押し出し量がノズル半径以上となるように強く押し出させる第3の微振動信号とを、前記電気・機械変換手段に対して連続して印加するものであって、前記第1の微振動信号と前記第2の微振動信号による最大押し出し量は、第2の微振動信号の方が大きいことを特徴とするインクジェット記録装置。
前記インク吐出信号、前記第1の微振動信号、前記第2の微振動信号及び前記第3の微振動信号は、いずれも矩形波であることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
前記インク吐出信号、前記第1の微振動信号、前記第2の微振動信号及び前記第3の微振動信号は、いずれも同電圧であることを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェット記録装置。
前記第1の微振動信号は、チャネルの音響的共振周期の1/2をAL(Acoustic Length)としたとき、チャネルの容積を縮小させ、その縮小した状態を2(n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルを縮小する前の状態にまで戻すパルスであって、同一極性の1つのパルスを繰り返し掛けるシングルパルスの連続からなる(但し、nは0又は1以上の整数)ことを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェット記録装置。
前記第2の微振動信号は、チャネルの音響的共振周期の1/2をAL(Acoustic Length)としたとき、チャネルの容積を縮小させ、その縮小した状態を(2n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルを縮小する前の状態まで戻し、(2n+1)AL時間休止後、チャネルの容積を再び縮小させ、その縮小した状態を2(n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルを縮小する前の状態にまで戻すパルスであって、同一極性の2つのパルスを繰り返し掛けるダブルパルスの連続からなる(但し、nは0又は1以上の整数)ことを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェット記録装置。
前記第3の微振動信号は、チャネルの音響的共振周期の1/2をAL(Acoustic Length)としたとき、チャネルの容積を拡大させ、その拡大した状態を2(N1)AL時間維持した後、チャネルの容積を縮小させてチャネルを拡大させる前の状態まで戻し、その戻した状態を2(N2)AL時間維持した後、チャネルの容積を収縮させ、その収縮した状態を2(N3)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルを最初に拡大させる前の状態まで戻し、この状態を2(N4)AL時間保持するパルスであって、極性の異なる2つのパルスを繰り返し掛けるパルスからなる(但し、N1、N2、N3、N4は1以上の整数)ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
前記インク吐出信号は、チャネルの音響的共振周期の1/2をAL(Acoustic Length)としたとき、チャネルの容積を拡大させ、その拡大した状態を(2n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させる前の容積に戻し、更にその容積より小さくなるように収縮させ、その収縮した状態を2(n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルの容積を最初に拡大させる前の状態まで戻すパルスからなる(但し、nは0又は1以上の整数)ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
前記電気・機械変換手段は、隣接するチャネル間の隔壁を形成し、且つ、電界を印加することによりせん断モードで変形する圧電材料により構成されることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
記録ヘッドのチャネルの容積を変化させる電気・機械変換手段に対し、インク吐出信号を印加してチャネル内のインクをノズルより吐出させて記録媒体に画像記録を行うと共に、前記電気・機械変換手段に対し、微振動信号を印加してノズルからチャネル内のインクを吐出させない程度にノズル内のメニスカスを微振動させるものであり、画像データの有無に係わらず、全チャネルの電気・機械変換手段に対して連続して微振動信号を印加すると共に、画像データに応じて、該微振動信号と組み合わせてインク吐出信号を印加するインクジェット記録方法であって、
前記記録ヘッドを前記記録媒体に対して相対的に移動させると共に、
前記記録ヘッドが前記記録媒体に対する印刷領域内にあるときに、ノズル内のメニスカスを、該ノズル先端からの最大押し出し量がノズル半径以下となるように弱く押し出させる第1の微振動信号又は第2の微振動信号と、前記記録ヘッドが前記記録媒体に対する印刷領域外にあるときに、ノズル内のメニスカスを、該ノズル先端からの最大押し出し量がノズル半径以上となるように強く押し出させる第3の微振動信号とを、前記電気・機械変換手段に対して連続して印加するものであって、前記第1の微振動信号と前記第2の微振動信号による最大押し出し量は、第2の微振動信号の方が大きいことを特徴とするインクジェット記録方法。
前記インク吐出信号、前記第1の微振動信号、前記第2の微振動信号及び前記第3の微振動信号は、いずれも矩形波であることを特徴とする請求項9記載のインクジェット記録方法。
前記インク吐出信号、前記第1の微振動信号、前記第2の微振動信号及び前記第3の微振動信号は、いずれも同電圧であることを特徴とする請求項9又は10記載のインクジェット記録方法。
前記第1の微振動信号は、チャネルの音響的共振周期の1/2をAL(Acoustic Length)としたとき、チャネルの容積を縮小させ、その縮小した状態を(2n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルを縮小する前の状態にまで戻すパルスであって、同一極性の1つのパルスを繰り返し掛けるシングルパルスからなる(但し、nは0又は1以上の整数)ことを特徴とする請求項9、10又は11記載のインクジェット記録方法。
前記第2の微振動信号は、チャネルの音響的共振周期の1/2をAL(Acoustic Length)としたとき、チャネルの容積を縮小させ、その縮小した状態を(2n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルを縮小する前の状態まで戻し、(2n+1)AL時間休止後、チャネルの容積を再び縮小させ、その縮小した状態を2(n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルを縮小する前の状態にまで戻すパルスであって、同一極性の2つのパルスを掛けるダブルパルスの連続からなる(但し、nは0又は1以上の整数)ことを特徴とする請求項9、10又は11記載のインクジェット記録方法。
前記第3の微振動信号は、チャネルの音響的共振周期の1/2をAL(Acoustic Length)としたとき、チャネルの容積を拡大させ、その拡大した状態を2(N1)AL時間維持した後、チャネルの容積を収縮させてチャネルを拡大させる前の状態まで戻し、その戻した状態を2(N2)AL時間維持した後、チャネルの容積を収縮させ、その収縮した状態を2(N3)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルを最初に拡大させる前の状態まで戻し、この状態を2(N4)AL時間保持するパルスであって、極性の異なる2つのパルスを繰り返し掛けるパルスからなる(但し、N1、N2、N3、N4は1以上の整数)ことを特徴とする請求項9〜13のいずれかに記載のインクジェット記録方法。
前記インク吐出信号は、チャネルの音響的共振周期の1/2をAL(Acoustic Length)としたとき、チャネルの容積を拡大させ、その拡大した状態を(2n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させる前の容積に戻し、更にその容積より小さくなるように収縮させ、その収縮した状態を2(n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルの容積を最初に拡大させる前の状態まで戻すパルスからなる(但し、nは0又は1以上の整数)ことを特徴とする請求項9〜14のいずれかに記載のインクジェット記録方法。
前記電気・機械変換手段は、隣接するチャネル間の隔壁を形成し、且つ、電界を印加することによりせん断モードで変形する圧電材料により構成されることを特徴とする請求項9〜15のいずれかに記載のインクジェット記録方法。
11℃、35%RHの、低温、低湿環境における印刷領域内微振動(第1の微振動信号)の効果を試験した。
実施例1と同一条件で、微振動信号を印加しなかった場合、停止時間が0.1秒以下で、初滴の速度が3m/sec以下に低下した。
11℃、35%RHの低温、低湿環境における、本発明のもう一つの印刷領域内微振動(第2の微振動信号)の効果を試験した。
実施例2と同じ条件で、微振動を印加しなかったところ、吐出停止時間が0.1秒で、初発滴の飛翔速度が5m/sec以下に低下した。
11℃、35%RHの低温、低湿環境における、本発明の印刷領域外の微振動(第3の微振動信号)の効果を試験した。
実施例3と同じ条件で、微振動を印加しなかったところ、吐出停止時間が10秒を越えると増粘して、駆動電圧が30Vとなった。
2:記録ヘッド
21:インクチューブ
22:ノズル形成部材
23:ノズル
24:カバープレート
25:インク供給口
26:基板
27:隔壁
28:チャネル
3:搬送機構
31:搬送ローラ
32:搬送ローラ対
33:搬送モータ
4:ガイドレール
5:キャリッジ
6:フレキシケーブル
7、8:インク受け器
100:駆動信号発生部
P:記録媒体
PS:記録面
Claims (16)
- 記録ヘッドのチャネルの容積を変化させる電気・機械変換手段に対し、チャネル内のインクをノズルより吐出させて記録媒体に画像記録を行うインク吐出信号を印加すると共に、前記電気・機械変換手段に対し、ノズルからチャネル内のインクを吐出させない程度にノズル内のメニスカスを微振動させる微振動信号を印加する駆動信号発生手段を備え、前記駆動信号発生手段は、画像データの有無に係わらず、全チャネルの電気・機械変換手段に対して連続して微振動信号を印加すると共に、画像データに応じて、該微振動信号と組み合わせてインク吐出信号を生成するインクジェット記録装置であって、
前記記録ヘッドを前記記録媒体に対して相対的に移動させる移動手段を有し、
前記駆動信号発生手段は、前記記録ヘッドが前記記録媒体に対する印刷領域内にあるときに、ノズル内のメニスカスを、該ノズル先端からの最大押し出し量がノズル半径以下となるように弱く押し出させる第1の微振動信号又は第2の微振動信号と、前記記録ヘッドが前記記録媒体に対する印刷領域外にあるときに、ノズル内のメニスカスを、該ノズル先端からの最大押し出し量がノズル半径以上となるように強く押し出させる第3の微振動信号とを、前記電気・機械変換手段に対して連続して印加するものであって、前記第1の微振動信号と前記第2の微振動信号による最大押し出し量は、第2の微振動信号の方が大きいことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記インク吐出信号、前記第1の微振動信号、前記第2の微振動信号及び前記第3の微振動信号は、いずれも矩形波であることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
- 前記インク吐出信号、前記第1の微振動信号、前記第2の微振動信号及び前記第3の微振動信号は、いずれも同電圧であることを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェット記録装置。
- 前記第1の微振動信号は、チャネルの音響的共振周期の1/2をAL(Acoustic Length)としたとき、チャネルの容積を縮小させ、その縮小した状態を2(n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルを縮小する前の状態にまで戻すパルスであって、同一極性の1つのパルスを繰り返し掛けるシングルパルスの連続からなる(但し、nは0又は1以上の整数)ことを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェット記録装置。
- 前記第2の微振動信号は、チャネルの音響的共振周期の1/2をAL(Acoustic Length)としたとき、チャネルの容積を縮小させ、その縮小した状態を(2n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルを縮小する前の状態まで戻し、(2n+1)AL時間休止後、チャネルの容積を再び縮小させ、その縮小した状態を2(n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルを縮小する前の状態にまで戻すパルスであって、同一極性の2つのパルスを繰り返し掛けるダブルパルスの連続からなる(但し、nは0又は1以上の整数)ことを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェット記録装置。
- 前記第3の微振動信号は、チャネルの音響的共振周期の1/2をAL(Acoustic Length)としたとき、チャネルの容積を拡大させ、その拡大した状態を2(N1)AL時間維持した後、チャネルの容積を縮小させてチャネルを拡大させる前の状態まで戻し、その戻した状態を2(N2)AL時間維持した後、チャネルの容積を収縮させ、その収縮した状態を2(N3)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルを最初に拡大させる前の状態まで戻し、この状態を2(N4)AL時間保持するパルスであって、極性の異なる2つのパルスを繰り返し掛けるパルスからなる(但し、N1、N2、N3、N4は1以上の整数)ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
- 前記インク吐出信号は、チャネルの音響的共振周期の1/2をAL(Acoustic Length)としたとき、チャネルの容積を拡大させ、その拡大した状態を(2n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させる前の容積に戻し、更にその容積より小さくなるように収縮させ、その収縮した状態を2(n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルの容積を最初に拡大させる前の状態まで戻すパルスからなる(但し、nは0又は1以上の整数)ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
- 前記電気・機械変換手段は、隣接するチャネル間の隔壁を形成し、且つ、電界を印加することによりせん断モードで変形する圧電材料により構成されることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
- 記録ヘッドのチャネルの容積を変化させる電気・機械変換手段に対し、インク吐出信号を印加してチャネル内のインクをノズルより吐出させて記録媒体に画像記録を行うと共に、前記電気・機械変換手段に対し、微振動信号を印加してノズルからチャネル内のインクを吐出させない程度にノズル内のメニスカスを微振動させるものであり、画像データの有無に係わらず、全チャネルの電気・機械変換手段に対して連続して微振動信号を印加すると共に、画像データに応じて、該微振動信号と組み合わせてインク吐出信号を印加するインクジェット記録方法であって、
前記記録ヘッドを前記記録媒体に対して相対的に移動させると共に、
前記記録ヘッドが前記記録媒体に対する印刷領域内にあるときに、ノズル内のメニスカスを、該ノズル先端からの最大押し出し量がノズル半径以下となるように弱く押し出させる第1の微振動信号又は第2の微振動信号と、前記記録ヘッドが前記記録媒体に対する印刷領域外にあるときに、ノズル内のメニスカスを、該ノズル先端からの最大押し出し量がノズル半径以上となるように強く押し出させる第3の微振動信号とを、前記電気・機械変換手段に対して連続して印加するものであって、前記第1の微振動信号と前記第2の微振動信号による最大押し出し量は、第2の微振動信号の方が大きいことを特徴とするインクジェット記録方法。 - 前記インク吐出信号、前記第1の微振動信号、前記第2の微振動信号及び前記第3の微振動信号は、いずれも矩形波であることを特徴とする請求項9記載のインクジェット記録方法。
- 前記インク吐出信号、前記第1の微振動信号、前記第2の微振動信号及び前記第3の微振動信号は、いずれも同電圧であることを特徴とする請求項9又は10記載のインクジェット記録方法。
- 前記第1の微振動信号は、チャネルの音響的共振周期の1/2をAL(Acoustic Length)としたとき、チャネルの容積を縮小させ、その縮小した状態を(2n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルを縮小する前の状態にまで戻すパルスであって、同一極性の1つのパルスを繰り返し掛けるシングルパルスからなる(但し、nは0又は1以上の整数)ことを特徴とする請求項9、10又は11記載のインクジェット記録方法。
- 前記第2の微振動信号は、チャネルの音響的共振周期の1/2をAL(Acoustic Length)としたとき、チャネルの容積を縮小させ、その縮小した状態を(2n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルを縮小する前の状態まで戻し、(2n+1)AL時間休止後、チャネルの容積を再び縮小させ、その縮小した状態を2(n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルを縮小する前の状態にまで戻すパルスであって、同一極性の2つのパルスを掛けるダブルパルスの連続からなる(但し、nは0又は1以上の整数)ことを特徴とする請求項9、10又は11記載のインクジェット記録方法。
- 前記第3の微振動信号は、チャネルの音響的共振周期の1/2をAL(Acoustic Length)としたとき、チャネルの容積を拡大させ、その拡大した状態を2(N1)AL時間維持した後、チャネルの容積を収縮させてチャネルを拡大させる前の状態まで戻し、その戻した状態を2(N2)AL時間維持した後、チャネルの容積を収縮させ、その収縮した状態を2(N3)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルを最初に拡大させる前の状態まで戻し、この状態を2(N4)AL時間保持するパルスであって、極性の異なる2つのパルスを繰り返し掛けるパルスからなる(但し、N1、N2、N3、N4は1以上の整数)ことを特徴とする請求項9〜13のいずれかに記載のインクジェット記録方法。
- 前記インク吐出信号は、チャネルの音響的共振周期の1/2をAL(Acoustic Length)としたとき、チャネルの容積を拡大させ、その拡大した状態を(2n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させる前の容積に戻し、更にその容積より小さくなるように収縮させ、その収縮した状態を2(n+1)AL時間維持した後、チャネルの容積を拡大させてチャネルの容積を最初に拡大させる前の状態まで戻すパルスからなる(但し、nは0又は1以上の整数)ことを特徴とする請求項9〜14のいずれかに記載のインクジェット記録方法。
- 前記電気・機械変換手段は、隣接するチャネル間の隔壁を形成し、且つ、電界を印加することによりせん断モードで変形する圧電材料により構成されることを特徴とする請求項9〜15のいずれかに記載のインクジェット記録方法。
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WO2024171545A1 (ja) | インクジェットヘッドの駆動方法及びインクジェット記録装置 |
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