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JP5255591B2 - 釣用スナップ - Google Patents

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JP5255591B2 JP2010081232A JP2010081232A JP5255591B2 JP 5255591 B2 JP5255591 B2 JP 5255591B2 JP 2010081232 A JP2010081232 A JP 2010081232A JP 2010081232 A JP2010081232 A JP 2010081232A JP 5255591 B2 JP5255591 B2 JP 5255591B2
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本発明は、釣用スナップに関し、特に、仕掛け部材の取り付け及び取り外しが容易な釣用スナップに関する。
一般に、釣用スナップは、ルアー、釣り針、ビシ等の仕掛け部材と釣糸とを接続するための接続具として使用される。また、対象魚毎に仕掛け部材を交換する必要性等から、釣用スナップは、仕掛け部材の取り付け及び取り外しができるように形成されている。
たとえば、特許文献1に記載される釣用スナップの取付部は、環状を形成するように線材を折り曲げてなる下方環状部と、下方環状部を構成している線材の端部を折り曲げてなるフック部と、そのフック部が係脱可能な折曲部とを備えている。
当該構成によれば、フック部を折曲部から離脱させることにより、下方環状部を開環させることができ、下方環状部を構成する線材に仕掛け部材を取り付け及び取り外しすることができる。
また、下記特許文献2に記載される釣用スナップの取付部は、一つの線材の一端側と他端側とが重なり合うように折り曲げてなる環状部と、線材の一端側を折り曲げてなる着装先端部とを備えている。
当該構成によれば、着装先端部を介して、仕掛け部材の取付部を重なり合う線材同士の間に挿入し、環状部内まで摺動させることにより、仕掛け部材を取り付けることができる。
また、環状部内に保持された仕掛け部材の取付部を、重なり合う線材同士の間に挿入し、環状部外まで摺動させることにより、仕掛け部材を取り外すことができる。
特許第3773811号 実開平1−163971号公報
しかしながら、従来の釣用スナップによれば、仕掛け部材の取付部が挿入される線材の形状が環状をなしているため、線材の端部から仕掛け部材が抜け落ちるという問題は少ないものの、一方で、その環状部への仕掛け部材の取り付け及び取り外しが煩雑であった。
具体的に、特許文献1の釣用スナップでは、折曲部に係合するフック部を離脱させるために、指先を下方環状部の左右側に当てるとともに力を入れて摘むという操作が必要であり煩雑であった。
特に、下方環状部を閉環させる場合においては、下方環状部を摘むという操作の他に、フック部を折曲部の間に挿入させる操作が必要となり、仕掛け部材の取り付け及び取り外しが一層煩雑であった。
また、特許文献2の釣用スナップでは、前記したように重なり合う線材間に挿入された仕掛け部材の取付部を摺動させる操作が必要であるが、この操作は、指先に大きな力がかかり、煩雑で行い難かった。
そのほか、釣用スナップから仕掛け部材を取り外す場合においては、重なり合う線材の
間に隙間を作るという操作と、仕掛け部材の取付部をその隙間に挿入するという2つの操作が要求され、より煩雑で行い難かった。
そこで、本発明は、前記問題に鑑みて創案された発明であって、仕掛け部材が抜け落ち難く、かつ、仕掛け部材の取り付け及び取り外し操作が容易な釣用スナップを提供することを課題とする。
前記課題を解決する本発明に係る釣用スナップは、1本の線材を折り曲げて形成される釣用スナップであって、前記線材の一端部に設けられた釣糸止着部と、前記線材の他端部側を前記一端部に向けて折り返すように折り曲げて、前記他端部を前記線材の中間部分に交差させて形成された環状部と、さらに、交差後の前記線材の他端部が前記中間部分を越えて、前記線材の軸線方向に延長されてなる延長部と、を備え、前記線材の一端側の端面は、前記線材の一端部の側面に当接し、前記他端部は、前記端面が当接する部位よりも他端側で前記中間部分に一度だけ交差し、前記延長部は、前記釣糸止着部に離間し、前記延長部を介して、前記環状部へ仕掛け部材が取り付けられるとともに、前記環状部から前記仕掛け部材が取り外されることを特徴とする。
この釣用スナップによれば、延長部は、交差後の線材の他端部が中間部分を越えて線材の軸線方向に延長してなるので、仕掛け部材の取り付け時には、仕掛け部材の取付部を延長部に引っ掛け、これを軸線方向に移動させることにより、取付部が線材の中間部分を乗り越えて環状部側に移動することとなり、環状部に保持されることとなる。
一方で、仕掛け部材の取り外し時には、環状部に保持された仕掛け部材の取付部を、線材の軸線方向に沿って他端部に向けて移動させることにより、取付部が線材の中間部分を乗り越えて延長部側に移動することとなり、延長部から取り外すことができる。
また、この釣用スナップによれば、使用時において、環状部から仕掛け部材が外れ難い。
すなわち、環状部は、他端部を線材の中間部分に交差させて形成されているので、例えば、他端部と線材の中間部分とが交差部分で接している場合には、線材の中間部分が、取付部の移動を規制する規制手段として機能する。したがって、環状部から仕掛け部材が外れ難い。
一方で、取付部が環状部に沿って、線材の一端側である線材の中間部分側に移動したとしても、線材の中間部分には、線材の他端部が交差部分で接しているため、線材の他端部が、取付部の移動を規制する規制手段として機能し、線材の一端側への移動が制限されることとなる。
さらに、仕掛け部材に魚が掛かる等して外力が作用し、環状部が拡大する方向に引っ張られたとしても、環状部の他端側には、線材の軸線方向に延長されてなる延長部があるため、交差部分においてこの延長部が線材の中間部分と交差した状態が維持されることとなり、環状部が開環することがない。
また、本発明の釣用スナップは、前記線材の他端が、前記軸線方向と異なる方向に折り曲げられていることを特徴とする。
この釣用スナップによれば、線材の他端が軸線方向と異なる方向に折り曲げられているため、その折り曲げられた部分に、仕掛け部材の取付部を引っ掛けるようにして仕掛け部材の取付部を取り付けることができる。
また、本発明に係る釣用スナップは、前記延長部の他端近傍には、前記中間部分に対し前記他端部が重なる方向に向かって突出する突出部が設けられており、前記突出部は、前記環状部が拡大する方向に外力を受けた際に、前記中間部分に係止可能であることを特徴とする。
この釣用スナップによれば、使用時において、環状部に保持した仕掛け部材に魚が掛かる等して環状部が拡大する方向に引っ張られても、延長部の他端近傍に設けられた突出部が中間部分まで移動してきたときに中間部分に係止して、中間部分と延長部との交差状態を維持する。これにより、環状部が開環することがない。
本発明の釣用スナップによれば、仕掛け部材の取付部を延長部に引っ掛け、これを軸線方向に移動させるという簡単な操作を行うだけで、仕掛け部材の取り付け及び取り外しが可能となり、仕掛け部材の取り付け及び取り外しが容易な釣用スナップを提供することができる。
また、仕掛け部材の取り付け及び取り外し時の操作がスムーズであるという利点も得られる。
また、仕掛け部材の取付部が環状部外に移動することが好適に規制されるので、仕掛け部材が抜け落ち難い釣用スナップが得られる。
また、突出部を備えた本発明の釣り用スナップによれば、環状部の閉環が好適に維持されることとなるので、仕掛け部材が抜け落ち難い釣用スナップが得られる。
本発明の第1実施形態に係る釣用スナップを示す図であって、図1(a)は、釣用スナップの正面斜め左上方から見た斜視図、図1(b)は、釣用スナップの正面図、図1(c)は、釣用スナップの左方から見た左側面図、図1(d)は、図1(b)に示す一点差線Aで囲まれた範囲を拡大した拡大図である。 本発明の第1実施形態に係る釣用スナップの使用状態を示す図であって、図2(a)は、釣用スナップに仕掛け部材が取り付けられた場合を示す図、図2(b)は、仕掛け部材に力が作用した場合を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る釣用スナップに対する仕掛け部材の取り付け取り外しを示す図であって、図3(a)〜図3(c)は、取り付け時の様子を示し、図3(d)〜図3(f)は、取り外し時の様子を示している。 本発明の第2実施形態に係る釣用スナップを示す図であって、図4(a)は、釣用スナップの正面斜め左上方から見た斜視図、図4(b)は、釣用スナップの正面を示す正面図、図4(c)は、釣用スナップの右方から見た右側面図、図4(d)は、図4(b)に示す一点差線Eで囲まれた範囲を拡大した拡大図である。 図5(a)〜(f)は、本発明の実施形態に係る釣用スナップの変形例を示す図である。
以下、本発明に係る釣用スナップの実施の形態について、図面を適宜参照しながら説明する。各実施形態において、同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
〔第1実施形態〕
(釣用スナップ1a)
第1実施形態に係る釣用スナップ1aは、図1(a)に示すように、釣糸20を止着する釣糸止着部3と、ルアー30の取付部である環部31を支持する環状部4と、環状部4に連続する延長部5と、ルアー30の環部31の挿入口である挿入部6とを備えており、釣糸止着部3に止着された釣糸20と環状部4に取り付けられたルアー30とを接続するようになっている。
この釣用スナップ1aは、図1(a)〜図1(c)に示すように、一本の線材からなっ
ており、線材を折り曲げることにより、前記した各構成が形成されている。
ここで、線材は、金属部材であって、例えば、釣用スナップ1aとして形成された後、所定の外力(例えば、仕掛け部材に魚が掛かる等の外力)が作用しても釣用スナップ1aの形状を維持できる弾性を有する金属である。
また、金属の材質としては、海水中において使用された場合であっても、錆びにくい性質を有することが望ましい。
また、本実施形態の線材は、輪切り断面形状が円形である。これによれば、矩形の場合に比べて、釣糸止着部3に止着する釣糸20が切れ難くなるという利点を有する。
以下、線材を折り曲げることにより形成される釣用スナップ1aの各構成について説明するが、線材において、説明の便宜上、釣糸止着部3を形成するために折り曲げられる部分からその端部までを一端部側2aとし、環状部4を形成するために折り曲げられる部分から挿入部6までを他端部側2bとし、一端部側2aと他端部側2bとの間である略直状部分を中間部分2cとして説明する。
また、釣用スナップ1aにおいて、説明の便宜上、図1(a)〜図1(c)に示すように、釣糸20が止着する側を上側とし、ルアー30が取り付けられる側を下側とする。また、線材の中間部分2cを中心軸として、延長部5が形成されている側を右側とし、また、その反対側を左側とする。そして、線材の他端部側2bと中間部分2cとが交差する部分において、他端部側2bがある方向を前側とし、中間部分2cがある側を後側として説明をする。
なお、本実施形態において、仕掛け部材として、ルアー30を用いて説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、釣り針、ビシなどであっても使用することができる。
(釣糸止着部3)
釣糸止着部3は、図1(a)と図1(b)に示すように、環状を形成するように、線材の一端部側2aを折り曲げてなる部分である。これによれば、図1(a)に示すように、釣糸止着部3に釣糸20を結び止めて、止着させることが可能となる。
また、釣糸止着部3の形状は、円形、若しくは、楕円形となるように形成されている。なお、一端部をプレスして釣糸20を挿通する孔を形成して釣糸止着部3としてもよい。また、釣糸止着部3は、線材の一端部側2aの端面が、線材の側面に接するように折り曲げられている。これによれば、釣糸止着部3に結び止められる釣糸20が線材の一端2a´に仮に移動したとしても、釣糸止着部3から外れるのを好適に防止することができる。
(環状部4)
環状部4は、図1(a)〜図1(c)に示すように、線材の他端部側2bを折り曲げるとともに、その他端部側2bを中間部分2cに交差させて形成される環状部分である。
具体的には、円弧状を形成するように線材の他端部側2bを折り曲げるとともに、他端部側2bを中間部分2cに接する程度に交差させて、環状部4が形成されている。
ここで、線材の他端部側2bと中間部分2cとが接する程度とは、他端部側2bと中間部分2cとが重なる方向に隙間なく接している場合のほか、若干の隙間を空けて線材の他端部側2bと中間部分2cとが対向している場合が含まれる。
また、若干の隙間を空けて線材の他端部側2bと中間部分2cとが対向している場合とは、線材の他端部側2bに沿って仕掛け部材30の環部31を移動させた場合に、その移動する仕掛け部材30の環部31が中間部分2cに当接して、その移動が規制されるような隙間に設定されている場合をいう。
また、中間部分2cに対して、他端部側2bが付勢力を有するように交差させてもよい。また、本実施形態においては、他端部側2bと中間部分2cとの交差する角度は、略直角となっている。
(延長部5)
延長部5は、図1(a)と図1(b)に示すように、線材の他端部側2bであって、中間部分2cに交差後の部分であり、他端部側2bにおける線材の軸線方向に延長するように形成されている。
また、図1(d)に示す延長部5の長さLは、次のように設定されている。環状部4に所定の外力が作用し、環状部4を構成する他端部側2bが環状部4の径が大きくなる方向、例えば、図1(d)に示す矢印B方向に移動した場合に、延長部5が中間部2cと交差し続けることが可能な長さ(交差状態が維持される長さ)に設定されている。
つまり、延長部5の長さLは、環状部4に外力が作用し、環状部4を構成する他端部側2bが移動する距離との関係で決定される。
(挿入部6)
挿入部6は、線材の他端部側2bが軸線方向に延長する延長部5と異なる方向に折り曲げられることにより形成されている。この構成によれば、ルアー30の環部31をこの挿入部6に引っ掛けることにより、環部31を延長部5に挿入し易くなる。
以上のような釣用スナップ1aは、図2(a)に示すように、使用時において、環状部4にルアー30の環部31を取り付けることにより、釣糸止着部3の止着する釣糸20と反対側にルアー30を接続することができ、ルアー30の振動やルアー30に魚が食いついたことにより作用する外力、いわゆる当たりを、釣糸20を介して竿先側に伝達させることができる。
また、このとき、魚が掛かることによる外力の大きさによっては、環状部4を介して、自由端である他端部側2bがルアー30側(図2(b)に示す矢印D方向)に引っ張られることがある。
ここで、環状部4を構成する他端部側2bがルアー30側に引っ張られると、中間部分2cと交差せずに、環状部4が開環するおそれがある。
しかしながら、本実施形態の釣用スナップ1aによれば、環状部4を構成する他端部側2bに延長部5を有しているため、環状部4を構成する他端部側2bが下部側に移動しても、延長部5が中間部分2cと交差しつづけ、開環するおそれがない。よって、ルアー30が釣用スナップ1aから抜け落ちるおそれがない。
また、ルアー30に外力が作用していない場合には、図2(a)に示すように、環状部4が閉環しているため、ルアー30の環部31は環状部4内に保持される。
また、仮にルアー30の環部31が、他端部側2bに(図2(a)に示す矢印C方向)に移動したとしても、中間部分2cに当接するので、延長部5側へ乗り越えることがない。
なお、ここで、他端部側2bと中間部分2cとが交差する角度が略直角であるため、環部31は、中間部分2cに対して略垂直状態に当接することとなり、環部31が中間部分2cに対して斜めに当接する場合に比べて、当接する面積が増加し、より確実に延長部5側に移動することを規制することができる。
そのほか、ルアー30に魚が食い付き、その外力が環状部4に作用した場合、自由端である他端部側2bが弾性変形するため、ルアー30は外力が作用した方向に移動できる範囲が大きい。
よって、本実施形態の釣用スナップ1aによれば、ルアー30に魚が食い付き、さらに魚がルアー30を引っ張ったとしても、それに併せて、柔軟にルアー30が移動するようになり、魚にルアー30の図示しない針先が食い込んで、魚を好適に掛けることができる。
つぎに、ルアー30を取り付ける際の作用及びルアー30を取り外す際の作用について
、図3各図を参照して説明する。
まず、一方の手で、たとえば、釣用スナップ1aの挿入部6側が手前側に来るように、止着部3を持つ。そして、他方の手で、ルアー30を持ち、図3(a)に示すように、手前側からそのルアー30の環部31を挿入部6に引っ掛ける。そして、挿入部6を介して、延長部5に沿ってルアー30を環状部4側へ移動させる。
そうすると、延長部5に沿って移動するルアー30の環部31は、図3(b)に示すように、他端部側2bと中間部分2cとの間を押し分け、環状部4側に移動することができる。
この場合、延長部5に沿ってルアー30を環状部4側へ移動させるだけでなく、ルアー30を手前側に引っ張りながら、ルアー30を環状部4側へ移動させてもよい。これによれば、手前側に引っ張られたルアー30の環部31を介して、他端部側2bも手前側に移動し、他端部側2bと中間部2cとの間に隙間が生じ、ルアー30の環部31が他端部側2bと中間部分2cとの間を押し分けることなく、環状部4側に移動することができる。
そして、さらにルアー30を移動させることで、図3(c)に示すように、ルアー30を環状部4内に移動させることができる。
ルアー30を取り外す際には、図3(d)に示すように、延長部5側に向かうように、環状部4に沿って、ルアー30を移動させる。
これにより、環状部4に沿って移動するルアー30の環部31は、図3(e)に示すように、他端部側2bと中間部分2cとの間を押し分け、延長部5側に移動することができる。
なお、ここで、取り付け時と同様に、環状部4に沿ってルアー30を延長部5側へ移動させるだけでなく、ルアー30を手前側に引っ張りながら、ルアー30を延長部5側へ移動させてもよい。
そして、延長部5を介して、線材の他端部側2bからルアー30の環部31を抜き出し、図3(f)に示すように、ルアー30を取り外すことが可能となる。
以上、第1実施形態の釣用スナップ1aについて説明したが、この釣用スナップ1aによれば、ルアーの取り付けおよび取り外しに必要な操作が、線材に沿って移動させる操作のみであるため、簡易な操作といえる。
また、前記従来技術で説明した指先を環状部の左右側に当てるとともに力を入れて摘むという難しい操作を必要としないため、従来の釣用スナップに比べ、ルアー30の取り付け及び取り外しの操作性が優れているといえる。
〔第2実施形態〕
(釣用スナップ1b)
次に第2実施形態の釣用スナップ1bについて説明する。この釣用スナップ1bが、前記第1実施形態の釣用スナップ1aと異なるところは、線材の他端部側2bに突出部7をさらに備えている点である。なお、釣用スナップ1aと同様の構成については、説明を省略する。
突出部7は、図4(a)〜図4(c)に示すように、軸線方向に延長する延長部5から後側に突出するように折り曲げて形成されてなる部分であり、延長部5よりもさらに線材の他端側であって、線材の他端側端部よりも延長部5側に設けられている。
また、その折り曲げて後側に突出する程度については特に限定されないが、図4(c)に示すように、他端部側2bと交差し後側にある中間部分2cの中心軸付近まで突出するように、折り曲げられていることが望ましい。
このような突出部7を備える釣用スナップ1bによれば、図4(d)に示すように、環状部4に大きな力が作用して、図4(d)で示す矢印F方向に、他端部側2bが大きく移動し、延長部5が中間部分2cを越えたとしても、突出部7が中間部分2cに当接して係止することとなる。よって、突出部7は、中間部分2cを越えることがなく、より確実に、環状部4の閉環を維持することができる。
以上、実施形態の釣用スナップ1aと釣用スナップ1bとについて説明したが、本発明は実施形態で説明したものに限られるものではない。
たとえば、挿入部6に関していえば、図5(a)に示すように、釣用スナップ1cが挿入部6を備えておらず、延長部5の他端側端部からルアー30の環部31を挿入してもよい。
また、図5(b)に示すように、釣用スナップ1dが、線材の他端側端面が後側を向くように折り曲げられた挿入部6aを備えてもよい。
この釣用スナップ1dによれば、後側から手前側にルアー30の環部31を引っ掛け、そのまま延長部5の軸線方向に引っ張ることができ、引っ掛ける操作と引っ張る操作の操作方向が共通となり、操作性が向上する。
また、図5(c)に示すように、釣用スナップ1eが、右側水平方向に延長するように形成されてなる延長部5aを備えていてもよい。
また、図5(d)に示すように、釣用スナップ1fが、中間部分2cと交差後の他端部側2bを折り曲げて右側水平方向に延長してなる延長部5bを備えていてもよい。
これによれば、延長部5bが釣糸止着部3から離間しているため、ルアー30の環部31が釣糸止着部3に当接するおそれがなく、環状部4側への移動が容易となる。
また、図5(e)に示すように、釣糸止着部3を構成する線材の一端側端部と重なり合う方向に、さらに長く延長する延長部5cを備えていてもよい。この延長部5cによれば、環状部4が拡大したとしても、中間部分2cと交差を維持する可能性が高くなり、よりルアー30が釣用スナップ1gから離脱するおそれがない。また、経時変化により環状部4が拡大したとしても、使用することができる。
そのほか、図5(f)に示すように、環状部4の形状が下部側に略U字を形成するように折り曲げてもよい。これによれば、ルアー30の環部31の左右側への移動が制限され、釣糸20を上下方向に移動させて、ルアー30を上下方向に揺動させるルアーアクションをルアー30に忠実に反映させることが可能となる。
また、交差部分において線材の他端部側2bと中間部分2cとが鋭角に交差しているので、取り付け取り外し時にこれらが好適に押し分けられるようになり、取り付け取り外し操作が行い易いという利点が得られる。
1(1a〜1h) 釣用スナップ
2a 一端部側
2b 他端部側
2c 中間部分
3 釣糸止着部
4 環状部
5、5a、5b、5c 延長部
6 挿入部
7 突出部
20 釣糸
30 ルアー
31 環部

Claims (3)

  1. 1本の線材を折り曲げて形成される釣用スナップであって、
    前記線材の一端部に設けられた釣糸止着部と、
    前記線材の他端部側を前記一端部に向けて折り返すように折り曲げて、前記他端部を前記線材の中間部分に交差させて形成された環状部と、
    さらに、交差後の前記線材の他端部が前記中間部分を越えて、前記線材の軸線方向に延長されてなる延長部と、を備え、
    前記線材の一端側の端面は、前記線材の一端部の側面に当接し、
    前記他端部は、前記端面が当接する部位よりも他端側で前記中間部分に一度だけ交差し、
    前記延長部は、前記釣糸止着部に離間し、
    前記延長部を介して、前記環状部へ仕掛け部材が取り付けられるとともに、前記環状部から前記仕掛け部材が取り外されることを特徴とする釣用スナップ。
  2. 前記線材の他端は、前記軸線方向と異なる方向に折り曲げられていることを特徴とする請求項1に記載の釣用スナップ。
  3. 前記延長部の他端近傍には、前記中間部分に対し前記他端部が重なる方向に向かって突出する突出部が設けられており、
    前記突出部は、前記環状部が拡大する方向に外力を受けた際に、前記中間部分に係止可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の釣用スナップ。
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