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JP5246255B2 - 情報処理装置、biosのセットアップ設定値の復旧方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、biosのセットアップ設定値の復旧方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、BIOSのセットアップ設定値の復旧を行う、情報処理装置、その復旧方法、プログラムに関する。
PCやサーバなどの情報処理装置において、何かしらの理由で情報処理装置が起動不可になった場合、情報処理装置を丸ごと交換することで復旧させるケースが多い。交換前の情報処理装置においてBIOS(Basic Input/Output System)が起動可能な状態であればセットアップ設定値(ストレージデバイスの起動順位設定、RAID、サウンド、LANコントローラなど各種オンボードデバイスの有効/無効化などの設定値)を紙などに記録し、交換後の情報処理装置に手動で設定する等を行うことで、セットアップ設定値を引き継ぐことは可能である。しかしながら、交換前の情報処理装置においてBIOSが起動不可の場合、セットアップ設定値を取得できず、交換後の情報処理装置にセットアップ設定値を引き継げないという問題があった。このようなケースでは設定されていたであろうセットアップ設定値を、交換後の情報処理装置に再設定することになるが、手間がかかる上、設定漏れ等により交換後の情報処理装置について期待する運用ができないことがあり、不要な運用コストが発生していた。
ここで、BIOSのセットアップ設定値に関しては、情報処理装置に固有なデータであるため、異なるモデルの情報処理装置へ適用することはできない。また、もし適用できないモデルの交換後の情報処理装置へ、交換前の情報処理装置のセットアップ設定値を適用してしまった場合は、交換後の情報処理装置が正常に動作しない等の問題が発生する可能性があるため、異なるモデルの情報処理装置へのセットアップ設定値の誤適用防止の仕組みが必要であるという問題があった。
なお、関連する技術が特許文献1〜4に開示されている。
特開2008−200943号公報 特開2000−235483号公報 特開2006−190061号公報 特開2009−211170号公報
上述した問題に対して、特許文献1に開示されている方法では、代替機を予め用意しておき、運用中の装置が故障した場合に設定情報を代替機側へ適用することで設定を復旧させる方法が提案されている。しかし、この方法では、代替機を予め用意する必要があるため装置2台分のコストがかかってしまう。
また、特許文献2に開示されている方法では、セットアップ設定値をバックアップしておき、異常時にバックアップ側からリストアすることで障害時に復旧する方法が提案されている。しかし、この方法では、リストア作業にユーザ介入が必要である上、BIOS自身が起動不可になるという障害ではセットアップ設定値を復旧できない。
また、特許文献3に開示されている方法では、着脱可能な不揮発性メモリに、変更になった設定情報を格納し適用する方法が提案されている。しかし、この方法では、変更になった部分のみを設定する方法であるため、その他の設定値は装置内に格納されていることになる。もし装置が故障した場合、装置内の設定値を取得することができず設定値を復旧することができない問題があった。
さらに、特許文献4に開示されている方法では、変更になったシステムの構成の情報を着脱可能な不揮発メモリに記憶させ、複数のシステムに読み込ませることが可能なものである。しかしながら、BIOSのセットアップ設定値は、異なるモデルの情報処理装置には適用できないことが多いため、このような問題を解決する必要がある。
そこでこの発明は、上述の課題を解決することのできる情報処理装置、BIOSのセットアップ設定値の復旧方法、プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、BIOSのセットアップ設定値と、装置モデル情報と、装置識別情報と、を記憶したBIOS情報記憶部と、起動開始の検出に基づいて、前記装置モデル情報と、自装置に外部接続された不揮発性メモリに記録されている装置モデル情報とを比較する装置モデル情報比較処理を行う装置モデル情報比較部と、前記起動開始の検出に基づいて、前記装置識別情報と、前記不揮発性メモリに記録されている装置識別情報とを比較する装置識別情報比較処理を行う装置識別情報比較部と、前記装置モデル情報比較処理において一致と判定され、前記装置識別情報比較処理において不一致と判定された場合に、前記不揮発性メモリに記録されているBIOSのセットアップ設定値を読み込んで、前記BIOS利用情報の記憶するBIOSのセットアップ設定値を更新するリストア処理を行うリストア処理部と、を備えることを特徴とする情報処理装置である。
また本発明は、BIOSのセットアップ設定値と、装置モデル情報と、装置識別情報と、を記憶するBIOS情報記憶部を備えた情報処理装置の、BIOSのセットアップ設定値の復旧方法であって、起動開始の検出に基づいて、前記装置モデル情報と、自装置に外部接続された不揮発性メモリに記録されている装置モデル情報とを比較する装置モデル情報比較処理を行い、前記起動開始の検出に基づいて、前記装置識別情報と、前記不揮発性メモリに記録されている装置識別情報とを比較する装置識別情報比較処理を行い、前記装置モデル情報比較処理において一致と判定され、前記装置識別情報比較処理において不一致と判定された場合に、前記不揮発性メモリに記録されているBIOSのセットアップ設定値を読み込んで、前記BIOS利用情報の記憶するBIOSのセットアップ設定値を更新するリストア処理を行うことを特徴とするBIOSのセットアップ設定値の復旧方法である。
また本発明は、情報処理装置のコンピュータを、BIOSのセットアップ設定値と、装置モデル情報と、装置識別情報と、を記憶したBIOS利用情報記憶手段、起動開始の検出に基づいて、前記装置モデル情報と、自装置に外部接続された不揮発性メモリに記録されている装置モデル情報とを比較する装置モデル情報比較処理を行う装置モデル情報比較手段、前記起動開始の検出に基づいて、前記装置識別情報と、前記不揮発性メモリに記録されている装置識別情報とを比較する装置識別情報比較処理を行う装置識別情報比較手段、前記装置モデル情報比較処理において一致と判定され、前記装置識別情報比較処理において不一致と判定された場合に、前記不揮発性メモリに記録されているBIOSのセットアップ設定値を読み込んで、前記BIOS利用情報の記憶するBIOSのセットアップ設定値を更新するリストア処理を行うリストア処理手段、として機能させることを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、着脱可能な不揮発性メモリにBIOSのセットアップ設定値をバックアップしているので情報処理装置が突然起動不可となり装置交換でしか復旧できないようなケースでもセットアップ設定値を引き継ぐことができる。
また、異なるモデルの情報処理装置へのセットアップ設定値の誤適用の防止手段を実装しているので、セットアップ設定値の誤適用による運用ミスや復旧作業の労力の削減が期待できる。
情報処理装置の構成を示すブロック図である。 不揮発性メモリの記憶する情報を示す図である。 CPUがBIOSを実行することで有する機能ブロック図である。 情報処理装置の処理フローを示す第1の図である。 情報処理装置の処理フローを示す第2の図である。 情報処理装置の処理フローを示す第3の図である。
以下、本発明の一実施形態による情報処理装置を図面を参照して説明する。
図1は同実施形態による情報処理装置の構成を示すブロック図である。
この図において、符号1はPC(Personal Computer)やサーバなどの情報処理装置である。そして、当該情報処理装置1は、情報処理装置1全体の動作の制御を行うCPU10、揮発性のメインメモリ11、システムバス12、BIOS情報記憶部13、キーボードコントローラ14、グラフィックコントローラ15、着脱可能な不揮発性メモリ16を備えている。
ここで、キーボードコントローラ14にはキーボード30が接続されており、グラフィックコントローラ15には表示装置31が接続されている。BIOS情報記憶部13は、BIOS(BasicInput/Output System)20のプログラム、セットアップ設定値21、装置のモデルを特定できる装置モデル情報22、情報処理装置1を一意に特定できる装置識別情報23を備えている。
図2は不揮発性メモリの記憶する情報を示す図である。
着脱可能な不揮発性メモリ16は、図2に示されるように、装置管理情報50、セットアップ設定値51を備えている。装置管理情報50には、装置モデル情報60、装置識別情報61、セットアップ設定値51が有効かどうかを示す有効フラグ62、の各情報を記憶している。
図3はCPUがBIOSを実行することで有する機能ブロック図である。
CPU10は、BIOS20をBIOS情報記憶部13から読み込んで実行することにより図3で示すような各処理部の機能を有することとなる。
この図で示すように、CPU10は、起動開始の検出に基づいて、装置モデル情報22と、自装置に外部接続された不揮発性メモリ16に記録されている装置モデル情報60とを比較する装置モデル情報比較処理を行う装置モデル情報比較部201の機能を有する。
また、CPU10は、起動開始の検出に基づいて、装置識別情報23と、不揮発性メモリ16に記録されている装置識別情報61とを比較する装置識別情報比較処理を行う装置識別情報比較部202の機能を有する。
また、CPU10は、装置モデル情報比較処理において一致と判定され、装置識別情報比較処理において不一致と判定された場合に、不揮発性メモリ16に記録されているBIOSのセットアップ設定値51を読み込んで、BIOS情報記憶部13の記憶するBIOSのセットアップ設定値21を更新するリストア処理を行うリストア処理部203の機能を有する。
また、CPU10は、装置モデル情報比較処理において不一致と判定された場合には、不揮発性メモリ16に記録されている装置モデル情報60を、自装置の装置モデル情報22に更新する装置モデル情報バックアップ部204の機能を有する。
また、CPU10は、装置識別情報比較処理において一致と判定された場合には、不揮発性メモリ16に記録されている装置識別情報61を、自装置の装置識別情報23に更新する装置識別情報バックアップ部205の機能を有する。
また、CPU10は、リストア処理の終了後、当該リストア処理が行われたかどうかを示すリストア終了フラグをリセットするリストア処理リセット部206の機能を有する。
また、CPU10は、装置モデル情報比較処理において不一致と判定された場合または装置識別情報比較処理において一致と判定された場合、およびリストア処理フラグがリセットされている場合には、不揮発性メモリ16に記録されているBIOSのセットアップ設定値を、BIOS情報記憶部13の記憶するBIOSのセットアップ設定値へ更新するバックアップ処理部207の機能を有する。
図4は情報処理装置の処理フローを示す第1の図である。
図5は情報処理装置の処理フローを示す第2の図である。
図6は情報処理装置の処理フローを示す第3の図である。
次に、図4〜図6を用いて、本実施形態による情報処理装置の処理の詳細について順を追って説明する。
まず、ユーザからの起動指示の入力(電源ボタンの押下など)に基づいて、情報処理装置1のCPU10が当該起動指示を検出し、BIOS情報記憶部13からBIOSのプログラムを読み込んで起動を開始する(ステップS101)。そして、CPU10はPOST(Power On Self Test)処理を実行する(ステップS102)。このPOST処理において、CPU10は、不揮発性メモリ16からのセットアップ設定値のリストア処理を行う(ステップS103)。
当該リストア処理においては、図5より、CPU10が不揮発性メモリ16における装置管理情報50の記憶領域から有効フラグ62を読み込む。そしてCPU10は、当該有効フラグが有効または無効の何れであるかを判定する(ステップS1031)。有効フラグ62が有効とセットされている場合には、次に、装置モデル情報比較部201が、不揮発性メモリ16から装置モデル情報60を読み込む。そして、装置モデル情報比較部201は、不揮発性メモリ16から読み込んだ装置モデル情報60と、予めBIOS情報記憶部13に記録されている装置モデル情報22とを比較して一致するかを判定する(ステップS1032)。そして、装置モデル情報が一致する場合には、つぎに、装置識別情報比較部202が、不揮発性メモリ16から装置識別情報61を読み込む。そして、装置識別情報比較部202は、不揮発性メモリ16から読み込んだ装置識別情報61と、予めBIOS情報記憶部13に記録されている装置識別情報23とを比較して一致するかを判定する(ステップS1033)。
そして、ステップS1033において装置識別情報が一致しない場合には、リストア処理部203が、不揮発性メモリ16に記録されているセットアップ設定値51を読み込んで、BIOS情報記憶部13に記録されているセットアップ設定値21を、不揮発性メモリ16から読み込んだセットアップ設定値51に更新するリストア処理を行う(ステップS1034)。そして、リストア処理部203は、不揮発性メモリ16に記録されている有効フラグ62を無効に書き換える(ステップS1035)。なお、有効フラグが有効を示す場合には、不揮発性メモリ16に記録されているセットアップ設定値51が有効であり、このセットアップ設定値51を用いて、BIOS情報記憶部13に記録されているセットアップ設定値21を更新してよい(リストアしてよい)ことを示している。また、有効フラグが無効を示す場合には、不揮発性メモリ16に記録されているセットアップ設定値51が無効であり、このセットアップ設定値51を用いて、BIOS情報記憶部13に記録されているセットアップ設定値21を更新してはいけない(リストアをしてはいけない)ことを示している。
ここで、上述のステップS1031において有効フラグ62が無効を示す場合、また、ステップS1032において装置モデル情報が不一致である場合(つまり、不揮発性メモリ16に格納されたセットアップ設定値が他の異なるモデルの情報処理装置1のセットアップ設定値を格納したものである場合)には、装置モデル情報バックアップ部204が、BIOS情報記憶部13に記録されている装置モデル情報22を読み込む。そして、装置モデル情報バックアップ部204は、不揮発性メモリ16に記録されている装置モデル情報60を、BIOS情報記憶部13から読み込んだ装置モデル情報22へ更新する(ステップS1036)。
そして、その後に、またはステップS1033において装置識別情報が一致である場合(つまり、不揮発性メモリ16に記録されているセットアップ設定値と、BIOS情報記憶部13に記録されているセットアップ設定値が同一装置のものであり、リストア処理をする必要がない場合)には、装置識別情報バックアップ部205が、BIOS情報記憶部13に記録されている装置識別情報23を読み込む。そして、装置モデル情報バックアップ部204は、不揮発性メモリ16に記録されている装置識別情報61を、BIOS情報記憶部13から読み込んだ装置識別情報23へ更新する(ステップS1037)。そして、ステップS1035の有効フラグを無効へする処理へ移行する。
以上、ステップS1031〜ステップS1037の処理によって、ステップS103のリストア処理が終了する。リストア処理が終了した際、リストア処理部203は、例えばBIOS情報記憶部13などに、リストア終了を示す情報を記録しておく。
次に、リストア処理が終了するとリストア処理リセット部206が、BIOS情報記憶部13にリストア終了を示す情報があるかを判定して、リストアが行われたかを判定する(ステップS104)。そしてリストア終了を示す情報が記録されている場合には、リストア処理が行われたと判定し、リストア処理が行われたかどうかを示すリストア終了フラグをリセットする処理を行う(ステップS105)。当該リセットの処理は、具体的には、BIOS情報記憶部13に記録されているリストア終了の情報を、リストア未終了を示す情報へ書き換える処理である。そして、CPU10は、上述のステップS101の電源起動時の処理から処理を繰り返す。
なお、再度の繰り返しの処理においては、図5のステップS1033において装置識別情報が同じとなるためリストア処理が行われずに、図5のリストア処理のフローが終了となる。
他方、ステップS104において、リストアが行われていないと判定した場合(BIOS情報記憶部13にリストア未終了を示す情報が記録されている場合)、CPU10はPOST処理を継続する(ステップS106)。そして、バックアップ処理部207がバックアップ処理を行う(ステップS107)。当該バックアップ処理においては、まず、BIOS情報記憶部13の記憶するBIOSのセットアップ設定値21を読み込んで、不揮発性メモリ16に記録されているBIOSのセットアップ設定値51を、BIOS情報記憶部13の記憶するBIOSのセットアップ設定値21へ更新する(ステップS1071)。そして、バックアップ処理部207は、不揮発性メモリ16に記録されている有効フラグ62を有効に書き換える(ステップS1072)。これにより、ステップS107のバックアップ処理終了し、CPU10はPOST処理を終了する(ステップS108)。そして、CPU10はOS(Operating System)の起動を行う。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上述の処理によれば、着脱可能な不揮発性メモリにBIOSのセットアップ設定値をバックアップしているので情報処理装置が突然起動不可となり装置交換でしか復旧できないようなケースでもセットアップ設定値を引き継ぐことができる。
また、異なるモデルの情報処理装置へのセットアップ設定値の誤適用の防止手段を実装しているので、セットアップ設定値の誤適用による運用ミスや復旧作業の労力の削減が期待できる。
また、BIOSの起動によるPOST処理においてセットアップ設定値のバックアップ/リストア処理を行っているので、ユーザ入力なしに他の情報処理装置へセットアップ設定値をリストアできる。
上述の情報処理装置は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1・・・情報処理装置
10・・・CPU
11・・・メモリ
13・・・BIOS情報記憶部
14・・・キーボードコントローラ
15・・・グラフィックコントローラ
16・・・不揮発性メモリ
20・・・BIOS
21・・・セットアップ設定値
22・・・装置モデル情報
23・・・装置識別情報
30・・・キーボード
31・・・表示装置
50・・・装置管理情報
51・・・セットアップ設定値
60・・・装置モデル情報
61・・・装置識別情報
62・・・有効フラグ
201・・・装置モデル情報比較部
202・・・装置識別情報比較部
203・・・リストア処理部
204・・・装置モデル情報バックアップ部
205・・・装置識別情報バックアップ部
206・・・リストア処理リセット部
207・・・バックアップ処理部

Claims (4)

  1. BIOSのセットアップ設定値、装置モデル情報及び装置識別情報を記憶するBIOS情報記憶部と、
    起動開始の検出に基づいて、前記BIOS情報記憶部に記憶されている装置モデル情報と、自装置に外部接続された不揮発性メモリに記録されている装置モデル情報とが一致するか否かを比較する装置モデル情報比較部と、
    前記起動開始の検出に基づいて、前記BIOS情報記憶部に記憶されている装置識別情報と、前記不揮発性メモリに記録されている装置識別情報とが一致するか否かを比較する装置識別情報比較部と、
    前記装置モデル情報比較部が一致すると判定、前記装置識別情報比較部が一致しないと判定た場合に、前記不揮発性メモリに記録されているBIOSのセットアップ設定値を読み込んで、前記BIOS情報記憶部に記憶されているBIOSのセットアップ設定値を更新するリストア処理を行うリストア処理部と、
    前記装置モデル情報比較部が一致しないと判定した場合に、前記BIOS情報記憶部に記憶されている装置モデル情報を読み込んで、前記不揮発性メモリに記録されている装置モデル情報を更新する装置モデル情報バックアップ部と、
    前記装置識別情報比較部が一致すると判定した場合に、前記BIOS情報記憶部に記憶されている装置識別情報を読み込んで、前記不揮発性メモリに記録されている装置識別情報を更新する装置識別情報バックアップ部と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記リストア処理部がリストア処理を行った後、当該リストア処理が行われたかどうかを示すリストア処理フラグをリセットするリストア処理リセット部と、
    前記装置モデル情報比較部が一致しないと判定た場合、又は前記装置識別情報比較部が一致すると判定た場合であって、前記リストア処理フラグがリセットされている場合に、前記BIOS情報記憶部に記憶されているBIOSのセットアップ設定値を読み込んで、前記不揮発性メモリに記録されているBIOSのセットアップ設定値を更新するバックアップ処理部と
    を備える請求項に記載の情報処理装置。
  3. BIOSのセットアップ設定値、装置モデル情報及び装置識別情報を記憶するBIOS情報記憶部を備えた情報処理装置の、BIOSのセットアップ設定値の復旧方法であって、
    起動開始の検出に基づいて、前記BIOS情報記憶部に記憶されている装置モデル情報と、自装置に外部接続された不揮発性メモリに記録されている装置モデル情報とが一致するか否かを比較する装置モデル情報比較段階と
    前記起動開始の検出に基づいて、前記BIOS情報記憶部に記憶されている装置識別情報と、前記不揮発性メモリに記録されている装置識別情報とが一致するか否かを比較する装置識別情報比較段階と
    前記装置モデル情報比較段階において一致すると判定され、前記装置識別情報比較段階において一致しないと判定された場合に、前記不揮発性メモリに記録されているBIOSのセットアップ設定値を読み込んで、前記BIOS情報記憶部に記憶されているBIOSのセットアップ設定値を更新するリストア処理を行うリストア処理段階と、
    前記装置モデル情報比較段階において一致しないと判定された場合に、前記BIOS情報記憶部に記憶されている装置モデル情報を読み込んで、前記不揮発性メモリに記録されている装置モデル情報を更新する装置モデル情報バックアップ段階と、
    前記装置識別情報比較段階において一致すると判定された場合に、前記BIOS情報記憶部に記憶されている装置識別情報を読み込んで、前記不揮発性メモリに記録されている装置識別情報を更新する装置識別情報バックアップ段階と
    を備えるBIOSのセットアップ設定値の復旧方法。
  4. コンピュータを、
    BIOSのセットアップ設定値、装置モデル情報及び装置識別情報を記憶するBIOS情報記憶
    起動開始の検出に基づいて、前記BIOS情報記憶部に記憶されている装置モデル情報と、自装置に外部接続された不揮発性メモリに記録されている装置モデル情報とが一致するか否かを比較する装置モデル情報比較
    前記起動開始の検出に基づいて、前記BIOS情報記憶部に記憶されている装置識別情報と、前記不揮発性メモリに記録されている装置識別情報とが一致するか否かを比較する装置識別情報比較
    前記装置モデル情報比較部が一致すると判定、前記装置識別情報比較部が一致しないと判定た場合に、前記不揮発性メモリに記録されているBIOSのセットアップ設定値を読み込んで、前記BIOS情報記憶部に記憶されているBIOSのセットアップ設定値を更新するリストア処理を行うリストア処理
    前記装置モデル情報比較部が一致しないと判定した場合に、前記BIOS情報記憶部に記憶されている装置モデル情報を読み込んで、前記不揮発性メモリに記録されている装置モデル情報を更新する装置モデル情報バックアップ部、
    前記装置識別情報比較部が一致すると判定した場合に、前記BIOS情報記憶部に記憶されている装置識別情報を読み込んで、前記不揮発性メモリに記録されている装置識別情報を更新する装置識別情報バックアップ部
    として機能させるプログラム。
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