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JP5117376B2 - 薬液注入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被験者に薬液を注入する薬液注入装置に関し、特に、薬液として造影剤と生理食塩水とを注入する薬液注入装置に関する。
現在、医療用透視撮像装置としては、X線CT(Computed Tomography)スキャナ、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、PET(Positron Emission Tomography)装置、超音波診断装置、アンギオ装置、CTアンギオ装置、MRA(MR Angio)装置等が知られている。
上述のような装置を使用するとき、よりよい透視画像を得る目的で、造影剤および生理食塩水を被験者に注入することが行われる。造影剤は粘ちゅうな液体であることから、注入を自動的に実行する薬液注入装置が実用化されている。例えば、特許文献1(特開2004−194721号公報)には、造影剤が充填されたシリンジと生理食塩水が充填されたシリンジの2つを搭載し、2つのシリンジを独立して動作させる駆動機構により、造影剤を生理食塩水で任意の割合に希釈しながら注入する装置が記載されている。
一方、特許文献2(特開2004−113475号公報)には、造影剤の注入速度を時間経過と共に変化させることで、最適な造影度が得られることが記載されている。
しかしながら、検査部位、目的により、最適な造影剤の注入パターンが明確に知られているわけではなかった。例えばX線アンギオ装置にて心臓を診断するとき、造影剤は血流に乗って全身に分布するが、右心房・右心室と左心房・左心室に到達する時間に差が生じる。このため、心房中隔、心室中隔等を診断しようとするとき、アンギオ装置による診断が難しい問題があった。
特開2004−194721号公報 特開2004−113475号公報
本発明は、このような状況に鑑み、特定の部位の透視画像の撮影に対して最適な造影剤の注入パターンを注入できる薬液注入装置を提供することを目的とする。
本発明は、次の事項に関する。
1.少なくとも、造影剤が充填されたシリンジおよび希釈剤が充填されたシリンジの2つのシリンジを搭載し、これら2つのシリンジを独立して動作させる少なくとも2つのピストン駆動機構を備えた、心臓のX線画像診断に使用されるアンギオグラフィ用の注入装置において、
前記造影剤および前記希釈剤の各注入速度を時間経過で表した注入プロトコルの設定を行うプロトコル設定手段と
定された注入プロトコルに対応して、前記2つのピストン駆動機構の動作を制御する速度制御手段とを有し
記プロトコル設定手段が、
(a)注入開始後時間T1までの間は、造影剤および希釈剤の各注入速度が一定であって、かつ、前記造影剤の注入速度が前記希釈剤の注入速度より大きく、
(b)時間T1から時間T2までの間、前記造影剤の注入速度が単調減少し前記希釈剤の注入速度が単調増大し、
(c)時間T2経過時において、前記希釈剤の注入速度が前記造影剤の注入速度より大きくなるような注入プロトコル(以下、クロス注入プロトコルという。)の設定を受け付けることができ
さらに、前記クロス注入プロトコルを記憶しているプロトコル記憶手段を有していることを特徴とする注入装置。
2.前記プロトコル記憶手段には、前記クロス注入プロトコルの基本パターンが記憶されており、前記プロトコル設定手段の読み出し動作に対応して読み出されることを特徴とする上記記載の注入装置。
3.前記造影剤の注入速度は、T1からT2まで直線的に減少し、
前記希釈剤の注入速度は、T1からT2まで直線的に増加することを特徴とする上記記載の注入装置。
4.前記希釈剤の注入速度が、注入開始から時間T1経過時まで0ml/秒であり、
前記造影剤の注入速度が、時間T2において、0ml/秒であることを特徴とする上記記載の注入装置。
5.前記造影剤の注入速度と前記希釈剤の注入速度の和が、注入開始から時間T2経過時まで一定であることを特徴とする上記記載の注入装置。
6.さらに、
時間T2の後、前記希釈剤として生理食塩水の注入を継続する、上記記載の注入装置。
本発明によれば、特定の部位の透視画像の撮影に対して最適な造影剤の注入パターンを注入できる薬液注入装置を提供することができる。
特に本発明によれば、X線アンギオ装置による心臓のX線画像診断に最適な注入装置を提供することができる。
本発明の注入装置の1例を示す図である。 注入装置の1例の外観を示す斜視図である。 本発明の注入装置により実行されるクロス注入プロトコルを示すグラフである。 注入装置の各手段の相互関係を説明するブロック図である。
符号の説明
100 注入装置
101 注入制御ユニット
102 ケーブル
103 メイン操作パネル
104 表示部
107 ハンドユニット
108 ケーブル
110 注入ヘッド
111 スタンド
112 アーム
113 ヘッド本体
114 凹部
130 ピストン駆動機構
200C、200P シリンジ
210 シリンダ
220 ピストン
230 連結チューブ
410 プロトコル設定手段
420 入力手段
430 プロトコル記憶手段
440 速度制御手段
本発明の1実施形態を図面を参照して以下に説明する。注入装置が使用される透視撮像システムは、注入装置100と透視撮像装置であるX線アンギオ装置(図示していない)を有しており、注入装置100とアンギオ装置とは有線または無線接続されている。
注入装置100は、例えば図1に示すように、スタンド111に連結されたアーム112の上部に注入ヘッド110が装着され、別体となっている注入制御ユニット101に、ケーブル102によって接続されている。注入制御ユニット101は、メイン操作パネル103、表示部104、さらにケーブル108で接続されたハンドユニット107等を備えている。
この注入ヘッド110は、図2に示すように、ヘッド本体113の上面にシリンジ保持機構として、2つの凹部114が形成されており、この凹部114に2つのシリンジ200Cおよび200Pが装着される。シリンジ200C、Pは、シリンダ210とピストン220を有している。シリンジ200Cには、アンギオ用の造影剤が充填され、シリンジ200Pには希釈剤として生理食塩水が充填される。ヘッド本体113に装着された2つのシリンジの先端は、連結チューブ230により接続される。また、独立に移動できるピストン駆動機構130によりそれぞれのシリンジのピストン220が押されて、造影剤の注入、生理食塩水の注入、加えて両者の同時注入が可能になる。
ここで、ピストン駆動機構および制御機構等の一般的構成は、公知の構成を採用することができる。
図3に、本発明の注入装置により実行される注入プロトコルの1例を示す。VAは、造影剤の注入速度の時間経過を示し、VBは、生理食塩水の注入速度の時間経過を示す。本発明の注入装置により実行されるクロス注入プロトコルは、前述のとおり、時間T1経過時において、造影剤の注入速度VAが希釈剤の注入速度VBより大きく、時間T1から時間T2までの間で、造影剤の注入速度が単調減少し、前記希釈剤の注入速度が単調増大し、時間T2経過時において、希釈剤の注入速度VBが造影剤の注入速度VAより大きくなる。
図3は、クロス注入プロトコルの好ましい実施形態を示したものであり、造影剤は、注入開始から時間T1までの間、一定の注入速度VA1にて注入される。一方、生理食塩水は時間T1までの間、一定の注入速度VB1が維持されるが、特に好ましい実施形態では、VB1は0ml/秒(注入されていない。)である。時間T1に達したとき、造影剤の注入速度が、直線的に減少し、一方、生理食塩水の注入速度が直線的に増加し、途中で速度VAと速度VBが逆転し、時間T2に達した時点では、造影剤の注入速度はVA2まで低下し、生理食塩水の注入速度はVB2まで上昇している。ここで特に好ましい形態ではVA2は0ml/秒(注入終了。)である。さらに、T1からT2の間で、VA+VB=一定となることも好ましい。尚、T2の後、生理食塩水の注入は引き続き続けてもよいし、停止してもよい。
このようなクロス注入プロトコルは、特に心臓のX線画像診断に好ましく使用される。特に、心房中隔、心室中隔などをアンギオ装置にて検査しようとするとき、造影剤が右心房・右心室に達する時間と左心房・左心室に達する時間で時間差が生じる。血管から注入された造影剤は血流に乗って右心房、右心室を通過し、肺動脈、肺、肺静脈を通って左心房、左心室に到達する。そこで、従来のプロトコルに従って初めに造影剤のみを一定速度で注入し、比較的短い時間で造影剤の注入を止め、生理食塩水の注入に切り替えると、はじめの段階では、右心房および右心室のみの造影度が上昇し、造影剤が肺を通過後に左心房、左心室に達してX線診断が可能になったときには、右心房、右心室からはすでに造影剤が排出されて造影の効果がなくなってしまう場合がある。一方、造影剤のみを一定の注入速度で長く注入を行うと、造影剤は血液と混じりながら循環するので、先に左心房、左心室に達した造影剤濃度と後から右心房、右心室に達した造影剤の濃度に差が生じ、心房中隔または心室中隔の両側で造影度が異なり、心臓中隔の診断が難い場合もある。
しかし、クロス注入プロトコルを使用すると、心臓中隔の両側で実質的に差のない造影度を達成することが可能になる。典型的な例では、VA1からVA2までの造影剤の注入速度の低下は、例えば0.05〜2ml/秒/秒、好ましくは0.1〜1ml/秒/秒、さらに好ましくは0.2〜0.7ml/秒/秒程度である。一方、VB1からVB2までの希釈剤の注入速度の増加は、例えば0.05〜2ml/秒/秒、好ましくは0.1〜1ml/秒/秒、さらに好ましくは0.2〜0.7ml/秒/秒程度である。ある特定の造影剤を使用したときの具体的なクロス注入プロトコルの例を次の表に示す。この表の例は、図3のプロトコルに対応する。また、注入速度、注入量は、体重等の被験者の特性も考慮して決められる。
Figure 0005117376
本発明の注入装置は、このようなクロス注入プロトコルを実施するための構成を有する。即ち、1実施形態において、図4のブロック図に示すように、注入装置は、入力手段420を有し、プロトコルの選択等の入力を受け付ける。入力手段420は、図1の注入制御ユニット101に備えられたメイン操作パネル103に対応する。入力手段420によりクロス注入プロトコルが選択されると、プロトコル設定手段410は、プロトコル記憶手段430を参照し、クロス注入プロトコルの基本パターンを呼び出す。選択または入力画面が、表示部104に表示されるので、例えば、T1、T2、VA1、VB1、VA2、VB2等の必要なパラメータのセットが設定されるように入力する。ここで、プロトコル設定手段410およびプロトコル記憶手段430は、注入制御ユニット101の機能としてハードウェアおよび/またはソフトウェアにより内蔵されている。また、クロス注入プロトコルのパターンを、入力装置から直接入力してもよく、例えば、特開2004-298549号公報に記載されているように、クロス注入プロトコルのパターンを、タッチパネルに対してペン入力で描くことで、入力することもできる。
クロス注入プロトコルのパターンがこのようにして決められると、このパターンがデータとして速度制御手段440に送られる。速度制御手段440も、注入制御ユニット101の機能としてハードウェアおよび/またはソフトウェアとして内蔵されている。あるいは、その機能の全部または一部が注入ヘッド110側に備えられていてもよい。この速度制御手段440は、2つのピストン駆動機構130(図2も参照のこと)を、クロス注入プロトコルを実行するように前進させて、注入が行われる。
このとき、シリンジの容量、特に断面積等のシリンジ情報は、例えば入力手段420から入力されるか、またはシリンジに備えられたシリンジ情報(例えばICチップ等による)を、注入ヘッド110に備えられている認識システムで認識することで、予め取得済みであるため、シリンジ断面積を考慮して速度制御手段440が、ピストン駆動機構130の前進速度をきめる。
以上、説明した中で、本発明のシステムを構成する「手段」は、専用の機構であっても、また他の手段を兼ねていても良いし、さらにコンピュータシステム上の論理的な構成であってもよい。これらの具体的構成は、本明細書を参照することにより、当業者は容易に構成することができる。
本発明は、特定の部位の透視画像の撮影に対して最適な造影剤の注入パターンを注入できる薬液注入装置を提供することができる。

Claims (6)

  1. 少なくとも、造影剤が充填されたシリンジおよび希釈剤が充填されたシリンジの2つのシリンジを搭載し、これら2つのシリンジを独立して動作させる少なくとも2つのピストン駆動機構を備えた、心臓のX線画像診断に使用されるアンギオグラフィ用の注入装置において、
    前記造影剤および前記希釈剤の各注入速度を時間経過で表した注入プロトコルの設定を行うプロトコル設定手段と
    定された注入プロトコルに対応して、前記2つのピストン駆動機構の動作を制御する速度制御手段とを有し、
    前記プロトコル設定手段が、
    (a)注入開始後時間T1までの間は、造影剤および希釈剤の各注入速度が一定であって、かつ、前記造影剤の注入速度が前記希釈剤の注入速度より大きく、
    (b)時間T1から時間T2までの間は、前記造影剤の注入速度が単調減少し前記希釈剤の注入速度が単調増大し、
    (c)時間T2経過時においては、前記希釈剤の注入速度が前記造影剤の注入速度より大きくなるような注入プロトコル(以下、クロス注入プロトコルという。)の設定を受け付けることができ
    さらに、前記クロス注入プロトコルを記憶しているプロトコル記憶手段を有していることを特徴とする注入装置。
  2. 前記プロトコル記憶手段には、前記クロス注入プロトコルの基本パターンが記憶されており、前記プロトコル設定手段の読み出し動作に対応して読み出されることを特徴とする請求項記載の注入装置。
  3. 前記造影剤の注入速度は、T1からT2まで直線的に減少し、
    前記希釈剤の注入速度は、T1からT2まで直線的に増加することを特徴とする請求項1または2に記載の注入装置。
  4. 前記希釈剤の注入速度が、注入開始から時間T1経過時まで0ml/秒であり、
    前記造影剤の注入速度が、時間T2において、0ml/秒であることを特徴とする請求項記載の注入装置。
  5. 前記造影剤の注入速度と前記希釈剤の注入速度の和が、注入開始から時間T2経過時まで一定であることを特徴とする請求項またはに記載の注入装置。
  6. さらに、
    時間T2の後、前記希釈剤として生理食塩水の注入を継続する、請求項1〜のいずれかに記載の注入装置。
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