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JP5196218B2 - 圧力センサ装置及び圧力センサ容器 - Google Patents

圧力センサ装置及び圧力センサ容器 Download PDF

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JP5196218B2 JP2006305261A JP2006305261A JP5196218B2 JP 5196218 B2 JP5196218 B2 JP 5196218B2 JP 2006305261 A JP2006305261 A JP 2006305261A JP 2006305261 A JP2006305261 A JP 2006305261A JP 5196218 B2 JP5196218 B2 JP 5196218B2
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Description

本発明は、気体の圧力を測定する圧力センサ素子を備えた圧力センサ装置、及び、圧力センサ素子を収容するための圧力センサ容器に関するものである。
例えば、自動車のインテークマニホールドに設置されて空気圧を測定する圧力センサ装置は、図7〜図9に示すように構成されている。なお、図7は圧力センサ装置100の平面図、図8は図7のB−B断面図、図9は、図8の圧力センサ装置100から圧力センサ素子201及びセンサマウント部202を除去した圧力センサ容器100’の斜視図である。
図8において、センサ容器本体101のほぼ中央部には圧力検出室102が形成され、この圧力検出室102の下方には圧力導入口103が連通している。104は、中心に圧力導入口103を有する圧力導入パイプである。この圧力導入パイプ104は、インテークマニホールド(図示せず)に取り付けられ、インテークマニホールドの内部の空気を圧力導入口103から圧力検出室102に取り込むようになっている。
また、201は半導体からなる圧力センサ素子であり、この圧力センサ素子201はセンサマウント部202に実装されて圧力検出室102の上方に配置されている。
圧力センサ素子201は、単結晶シリコン等からなるダイアフラム上に複数の半導体歪ゲージをブリッジ接続してなるものである。圧力検出室102の圧力変化によって前記ダイアフラムが変形すると、その変形量に応じてピエゾ効果により前記半導体歪ゲージの抵抗が変化する。このため、ゲージ抵抗に相当する電圧信号を検出することにより、圧力検出室102の圧力、つまりインテークマニホールド内の空気圧を検出することができる。
更に、図8において203はリード端子であり、このリード端子203は、圧力センサ素子201にボンディングワイヤ(図示せず)を介して接続されている。また、204は別のリード端子であり、このリード端子204は、前記リード端子203に溶接等により接続されている。リード端子204は、コネクタソケット105の内部に突出しており、コネクタソケット105には、圧力センサ素子201の出力信号を取り出すためのコネクタ(図示せず)が装着されるようになっている。なお、102bは圧力検出室102の底面を示す。
ここで、圧力センサ素子201及びボンディングワイヤ(図示せず)は、図示されていないゲル状被覆部材によって保護されており、配線部分が、外部から侵入する水分、劣化オイル、ガソリン等により腐食することを防止している。
圧力検出室102に臨むセンサ容器本体101の内周壁には、図8,図9に示すように、ほぼ半円形で平板状の防護壁106が水平方向に突設されている。この防護壁106は、インテークマニホールド側から圧力検出室102内に油や粉塵等の異物が侵入するのを防止し、圧力センサ素子201の損傷や汚染を防ぐためのものである。
また、図7〜図9において、107は圧力センサ装置100をインテークマニホールドに取り付けるための取付孔である。
なお、上述の防護壁106と同様に、圧力検出室への異物の侵入を防止する手段を備えた従来技術が、特許文献1,2に記載されている。
特許文献1に係る圧力センサ装置では、インテークマニホールドから圧力センサ素子に至る経路に複数の分室を設けると共に、分室の内壁に直交させて平板状の突起部を設け、これらの分室や突起部によって圧力検出室への異物の侵入を防止している。
また、特許文献2に係る圧力センサ装置及び圧力センサ収納容器では、圧力導入管の内壁に配置されたほぼ直方体状の複数の突起部によって異物の侵入を防止している。
特開2005−345412号公報([0011]〜[0015]、図1等) 特開2002−310836号公報([0009]〜[0010]、図2等)
通常、この種の圧力センサ装置は、図8に示したように水平状態を保ってインテークマニホールドに取り付けることを想定している。しかし、インテークマニホールドのレイアウト等に起因して、図10に示すように、圧力センサ装置100が水平線に対し傾いて配置される場合がある。
この場合、圧力検出室102内の大気の結露による水分や、インテークマニホールドから直接侵入する水分が、平板状の防護壁106と圧力検出室102の内周壁との間に付着し、滞留することがある。図10において、301は上記の水分を示している。
水分301が低温環境下で凍結すると、圧力センサ素子201の表面に形成されたダイアフラムを破壊したり、ボンディングワイヤを断線させるおそれがある。また、凍結した氷が、圧力検出室102への空気の導入を妨害する場合もある。
また、上記水分以外でも、平板状の防護壁106の上面にはオイルやガソリンが滞留し易く、これらのオイルやガソリンによって圧力センサ素子201等を覆うゲル状被覆部材が膨潤し、目的とする被覆効果が得られなくなるという問題があった。
このように、圧力検出室102内に水分、オイル、ガソリン等が滞留することによる不都合は、防護壁106以外に、圧力検出室102の底面102aに関しても起こり得るものである。
特許文献1,2においても、圧力センサ装置が傾いて配置されると突起部の上面に水分やオイル、ガソリン等が滞留する場合があり、前記同様の問題を生じることとなる。
そこで、本発明の目的は、圧力センサ装置が傾いて配置された場合であっても、防護壁上や圧力検出室の底面上に水分、オイル、ガソリン等が滞留しないようにして水分の凍結やゲル状被覆部材の膨潤を防止すると共に、空気を円滑に導入可能とした圧力センサ装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、上述した水分、オイル、ガソリン等の滞留防止機能を備えて圧力センサ素子を実装可能とした圧力センサ容器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る圧力センサ装置は、請求項1に記載するように、センサマウント部に実装されて気体の圧力を検出する圧力センサ素子と、前記圧力センサ素子により圧力が検出される気体が導入され、かつ内周壁を有する圧力検出室と、前記内周壁から突設されて前記圧力検出室への異物の侵入を防止する防護壁と、を備えた圧力センサ装置において、
前記防護壁は前記センサマウント部に端部が接する傾斜面と、前記圧力センサ装置を正常に配置した時に水平になる底面と、を備え、
前記傾斜面の傾斜角度を、前記防護壁の前記底面が水平線に対して第1の角度をもって傾いて配置された時に、水平線と前記傾斜面との間に下方へ向かう第2の角度が保有されるような値に設定したことを特徴とする。
また、請求項2に係る圧力センサ装置は、請求項1に記載した圧力センサ装置において、前記圧力検出室が内部に形成されたセンサ容器本体を備え、前記センサ容器本体と前記防護壁とを樹脂により一体的に形成したことを特徴とする。
請求項3に係る圧力センサ装置は、請求項1または2に記載した圧力センサ装置において、前記傾斜面が曲面であることを特徴とする。
請求項4に係る圧力センサ装置は、請求項1〜3の何れか1項に記載した圧力センサ装置において、前記内周壁に別の傾斜面を形成し、この別の傾斜面の傾斜角度を、前記防護壁の前記底面が水平線に対して第3の角度をもって傾いて配置された時に、水平線と前記別の傾斜面との間に下方へ向かう第4の角度が保有されるような値に設定したことを特徴とする。
請求項5に係る圧力センサ装置は、請求項に記載した圧力センサ装置において、前記別の傾斜面が曲面であることを特徴とする。
また、本発明に係る圧力センサ容器は、請求項6に記載するように内周壁により区画されて開口を有する空間であり、圧力を測定する気体が導入される圧力検出室と、前記内周壁から突設されて前記圧力検出室への異物の侵入を防止する防護壁と、を備え、前記気体の圧力を検出する圧力センサ素子が実装された時に前記圧力センサ素子の実装面が前記圧力検出室の開口面と一致する圧力センサ容器において、
前記防護壁は、前記開口面に端部が接する傾斜面と、前記圧力センサ装置を正常に配置した時に水平になる底面と、を備え、
前記傾斜面の傾斜角度を、前記防護壁の前記底面が水平線に対して第1の角度をもって傾いて配置された時に、水平線と前記傾斜面との間に下方へ向かう第2の角度が保有されるような値に設定したことを特徴とする。
また、本発明に係る圧力センサ容器は、請求項6に記載するように内周壁により区画されて開口を有する空間であり、圧力を測定する気体が導入される圧力検出室と、前記内周壁から突設されて前記圧力検出室への異物の侵入を防止する防護壁と、を備え、前記気体の圧力を検出する圧力センサ素子が実装された時に前記圧力センサ素子の実装面が前記圧力検出室の開口面と一致する圧力センサ容器において、
前記防護壁は、前記開口面に端部が接する傾斜面と、前記圧力センサ装置を正常に配置した時に水平になる底面と、を備え、
前記傾斜面の傾斜角度を、前記防護壁の前記底面が水平線に対して第1の角度をもって傾いて配置された時に、水平線と前記傾斜面との間に下方へ向かう第2の角度が保有されるような値に設定したことを特徴とする。
請求項7に係る圧力センサ容器は、請求項6に記載した圧力センサ容器において、前記圧力検出室が内部に形成されたセンサ容器本体を備え、前記センサ容器本体と前記防護壁とを樹脂により一体に形成したことを特徴とする。
請求項8に係る圧力センサ容器は、請求項6または7に記載した圧力センサ容器において、前記圧力センサ素子がセンサマウント部に固定され、前記センサマウント部が前記センサ容器本体に固定されて前記圧力センサ素子が実装されることを特徴とする。
請求項9に係る圧力センサ容器は、請求項6〜8の何れか1項に記載した圧力センサ容器において、前記傾斜面が曲面であることを特徴とする。
請求項10に係る圧力センサ容器は、請求項6〜9の何れか1項に記載した圧力センサ容器において、前記内周壁に別の傾斜面を形成し、この別の傾斜面の傾斜角度を、前記防護壁の前記底面が水平線に対して第3の角度をもって傾いて配置された時に、水平線と前記別の傾斜面との間に下方へ向かう第4の角度が保有されるような値に設定したことを特徴とする。
請求項11に係る圧力センサ容器は、請求項10に記載した圧力センサ容器において、前記別の傾斜面が曲面であることを特徴とする。
本発明に係る圧力センサ装置または圧力センサ容器によれば、レイアウト等の制約によって圧力センサ装置または圧力センサ容器を傾けて配置せざるを得ない場合でも、防護壁が有する傾斜面上に付着した水分が傾斜面に沿って下方に滑落するので、水分の滞留による凍結が防止される。このため、凍結した氷によって圧力センサ素子が損傷したり、圧力検出室への空気の導入が阻害されるのを防止することができる。
また、防護壁が有する傾斜面上に付着したオイルやガソリンも前記傾斜面に沿って滑落するため、圧力センサ素子等を覆うゲル状被覆部材を膨潤させて被覆効果を損なうおそれもない。
なお、防護壁が有する傾斜面は、圧力センサ装置または圧力センサ容器が水平に配置されている場合においても、上記水分、オイル、ガソリン等を滑落させて除去する作用を果たすことはいうまでもない。
更に、圧力検出室の内周壁に所定の傾斜角度を持った別の傾斜面を形成することにより、防護壁の傾斜面と同様に、水分、オイル、ガソリン等の除去作用を果たすことができる。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
図1はこの実施形態に係る圧力センサ装置100Aの平面図であり、図2は図1のA−A断面図、図3は圧力センサ装置100Aから圧力センサ素子201及びセンサマウント部202を除去した圧力センサ容器100Bの斜視図である。これらの図1〜図3において、図7〜図9と同一の構成部材には同一の番号を付してあり、以下では異なる部分を中心に説明する。
図2,図3に示すように、センサ容器本体101Aのほぼ中央部には圧力検出室102が形成されており、その内周壁の一部には防護壁108が突設されている。この防護壁108は、円錐を中心軸に沿ってほぼ二分した形状を有しており、その曲面状の傾斜面108aが圧力センサ素子201側に向いている。ここで、防護壁108を含むセンサ容器本体101Aは樹脂により一体成形されるものであるが、防護壁108のみを樹脂等により別個に形成して圧力検出室102の内壁に接着または溶着しても良い。
この実施形態では、防護壁108を1個だけ設けてあるが、圧力検出室102の容積がある程度大きく、圧力導入口103から圧力センサ素子201方向へ向かう空気の流通を妨げない場合には、圧力検出室102の内周壁に防護壁108を複数配置しても良い。
図4(a)は、図2の防護壁108を拡大して示した断面図であり、傾斜角度θ8aは、圧力センサ装置100Aが水平に取り付けられている時の水平線HLに対する傾斜面108aの角度である。
上記傾斜角度θ8aは、インテークマニホールドに取り付けられた圧力センサ装置100Aが図4(b)の如く水平線HLに対して第1の角度θだけ傾いているときに、水平線HLと傾斜面108aとの間に、水平線HLから下方に向かう第2の角度θを確保できるような大きさに設定することが必要である。
なお、傾斜面108aは、この実施形態のような曲面状だけでなく平面状であっても良いが、曲面状に形成すれば、傾斜面108a上に付着した水分301が多方向に滑落するので、水分301の除去がスムーズに行われる。
防護壁108は、従来と同様に圧力導入口103側から圧力検出室102内に油や粉塵等の異物が侵入するのを防いで圧力センサ素子201の損傷や汚染を防止するほか、前述した傾斜面108aにより水分の滞留を防止する機能を果たしている。
すなわち、インテークマニホールドに取り付けた状態の圧力センサ装置100Aが図4(b)のように第1の角度θだけ傾いていても、水平線HLと傾斜面108aとの間には水平線HLから下方に向かう第2の角度θが保有されるので、傾斜面108aに付着した水分は傾斜面108aに沿って下方に落下する。
図5は傾斜面108aから水分(水滴)301が落下する様子を示しており、水分301は圧力導入口103を介してインテークマニホールド側へ除去されることになる。このため、防護壁108の上面に水分が滞留するおそれがなく、水分301の凍結による圧力センサ素子201の損傷や空気流路の抵抗の増大を防止することができる。
また、水分以外のオイルやガソリンが傾斜面108に付着した場合にも、これらのオイルやガソリンは水分と同様に傾斜面108aに沿って滑落し、下方に落下する。従って、圧力センサ素子等を覆うゲル状被覆部材を膨潤させて被覆効果を損なうことがなく、圧力センサ素子の絶縁劣化や腐食を防止することができる。
更に、図2,図5から明らかなように、この実施形態では、圧力検出室102の内周壁に別の傾斜面102aが形成されている。この傾斜面102aは、平坦面でも良いが、例えばすり鉢状の曲面によって形成することにより、傾斜面102a上に付着した水分、オイル、ガソリン等が多方向に滑落してスムーズに除去されることになる。
図6(a)は、図2,図5における傾斜面102aの作用を説明するための断面図であり、傾斜角度θ2aは、圧力センサ装置100Aが水平に取り付けられている時の水平線HLに対する傾斜面102aの角度である。
この傾斜角度θ8aは、インテークマニホールドに取り付けられた圧力センサ装置100Aが図6(b)の如く水平線HLに対して第3の角度θだけ傾いているときに、水平線HLと傾斜面102aとの間に、水平線HLから下方に向かう第4の角度θを確保できるような大きさに設定することが必要である。
このような構造により、インテークマニホールドに取り付けた状態の圧力センサ装置100Aが図6(b)のように第3の角度θだけ傾いていても、水平線HLと傾斜面102aとの間には水平線HLから下方に向かう第4の角度θが保有される。このため、傾斜面102aに付着した水分、オイル、ガソリン等は傾斜面102aに沿って滑落し、下方に落下するので、防護壁108の傾斜面108aと同様の作用効果を得ることができる。
なお、上述した第1〜第4の角度は、0度以上であればそれぞれ任意の大きさで良いものである。
上記の実施形態では、もっぱらインテークマニホールドに取り付けられる圧力センサ装置100Aについて説明したが、圧力センサ装置の取付対象物は何ら限定されず、また、圧力を測定する対象は空気以外の気体であっても良い。
更に、本発明は、圧力センサ素子201を備えた圧力センサ装置100Aに限らず、図3に示した如く、圧力センサ素子201を実装可能に形成された圧力センサ容器100Bにも適用可能である。すなわち、センサマウント部202を用いて圧力センサ素子201を実装するための圧力センサ容器として、防護壁108の傾斜面108aや圧力検出室102の内周壁の傾斜面102aを備えたものであれば、前述した圧力センサ装置100Aと同様に水分、オイル、ガソリン等の滞留防止効果を得ることができる。
実施形態に係る圧力センサ装置の平面図である。 図1のA−A断面図である。 実施形態に係る圧力センサ容器の斜視図である。 実施形態の作用を示す主要部の拡大断面図である。 実施形態の作用を示すA−A断面図である。 実施形態の作用を示す主要部の断面図である。 従来の圧力センサ装置の平面図である。 図7のB−B断面図である。 従来の圧力センサ容器の斜視図である。 従来技術の作用を示すB−B断面図である。
符号の説明
100A:圧力センサ装置
100B:圧力センサ容器
101A:センサ容器本体
102:圧力検出室
102a:傾斜面
103:圧力導入口
104:圧力導入パイプ
105:コネクタソケット
107:取付孔
108:防護壁
108a:傾斜面
201:圧力センサ素子
202:センサマウント部
203,204:リード端子
301:水分

Claims (11)

  1. センサマウント部に実装されて気体の圧力を検出する圧力センサ素子と、
    前記圧力センサ素子により圧力が検出される気体が導入され、かつ内周壁を有する圧力検出室と、
    記内周壁から突設されて前記圧力検出室への異物の侵入を防止する防護壁と、
    を備えた圧力センサ装置において、
    前記防護壁は前記センサマウント部に端部が接する傾斜面と、前記圧力センサ装置を正常に配置した時に水平になる底面と、を備え、
    前記傾斜面の傾斜角度を、
    前記防護壁の前記底面が水平線に対して第1の角度をもって傾いて配置された時に、水平線と前記傾斜面との間に下方へ向かう第2の角度が保有されるような値に設定したことを特徴とする圧力センサ装置。
  2. 請求項1に記載した圧力センサ装置において、
    前記圧力検出室が内部に形成されたセンサ容器本体を備え、前記センサ容器本体と前記防護壁とを樹脂により一体的に形成したことを特徴とする圧力センサ装置。
  3. 請求項1または2に記載した圧力センサ装置において、
    前記傾斜面が曲面であることを特徴とする圧力センサ装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載した圧力センサ装置において、
    前記内周壁に別の傾斜面を形成し、
    この別の傾斜面の傾斜角度を、
    前記防護壁の前記底面が水平線に対して第3の角度をもって傾いて配置された時に、水平線と前記別の傾斜面との間に下方へ向かう第4の角度が保有されるような値に設定したことを特徴とする圧力センサ装置。
  5. 請求項に記載した圧力センサ装置において、
    前記別の傾斜面が曲面であることを特徴とする圧力センサ装置。
  6. 内周壁により区画されて開口を有する空間であり、圧力を測定する気体が導入される圧力検出室と、
    前記内周壁から突設されて前記圧力検出室への異物の侵入を防止する防護壁と、
    を備え、前記気体の圧力を検出する圧力センサ素子が実装された時に前記圧力センサ素子の実装面が前記圧力検出室の開口面と一致する圧力センサ容器において、
    前記防護壁は、前記開口面に端部が接する傾斜面と、前記圧力センサ装置を正常に配置した時に水平になる底面と、を備え、
    前記傾斜面の傾斜角度を、
    前記防護壁の前記底面が水平線に対して第1の角度をもって傾いて配置された時に、水平線と前記傾斜面との間に下方へ向かう第2の角度が保有されるような値に設定したことを特徴とする圧力センサ容器
  7. 請求項6に記載した圧力センサ容器において、
    前記圧力検出室が内部に形成されたセンサ容器本体を備え、前記センサ容器本体と前記防護壁とを樹脂により一体に形成したことを特徴とする圧力センサ容器。
  8. 請求項6または7に記載した圧力センサ容器において、
    前記圧力センサ素子がセンサマウント部に固定され、前記センサマウント部が前記センサ容器本体に固定されて前記圧力センサ素子が実装されることを特徴とする圧力センサ容器。
  9. 請求項6〜の何れか1項に記載した圧力センサ容器において、
    前記傾斜面が曲面であることを特徴とする圧力センサ容器。
  10. 請求項〜9の何れか1項に記載した圧力センサ容器において、
    前記内周壁に別の傾斜面を形成し、
    この別の傾斜面の傾斜角度を、
    前記防護壁の前記底面が水平線に対して第3の角度をもって傾いて配置された時に、水平線と前記別の傾斜面との間に下方へ向かう第4の角度が保有されるような値に設定したことを特徴とする圧力センサ容器。
  11. 請求項10に記載した圧力センサ容器において、
    前記別の傾斜面が曲面であることを特徴とする圧力センサ容器。
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