JP5039411B2 - 燃料供給装置 - Google Patents
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Description
燃料フィルタは、流入口2、流出屈3及び還流口5が設けられたケーシング1の内側にフィルタインサート体6が配置され、ケーシング1の内側の還流口5側に調圧器4が組込まれている。フィルタインサート体6は、両端に設けられた端キャップ7,7がケーシング1に嵌合するとともに支持管8で支持されている。
本発明では、エレメント本体を丸めるフィルタケースに収納することで、エレメント本体をフィルタケースにコンパクトに収納することができ、フィルタケースを小型にすることができ、フィルタの小型化を図ることができる。
また燃料通路は、フィルタ本体の丸められた部分の内側に位置し、燃料は丸めたフィルタ本体の内側に入り、フィルタ本体を通過後、燃料通路から抜けることで濾過されるので、丸めた部分の外側に突出部分が出来ず、フィルタケースを小型にすることができるとともに、フィルタケース内の空間の有効利用を図ることができ、フィルタ本体の面積を広くすることができる。
作用として、燃料フィルタを通過した燃料は、ダストが取り除かれた状態でプレッシャレギュレータを介して燃料タンク内に戻される。従って、例えば、燃料ポンプ内に別の燃料1次フィルタを設けた場合に、その燃料1次フィルタに濾過されるダストの量が減少する。
作用として、燃料フィルタ内に溜まった空気は、プレッシャレギュレータを介して燃料戻り管から上方の燃料タンクへ容易に抜ける。
作用として、燃料供給管と燃料戻り管とのそれぞれの長さと外径が異なるため、燃料供給管と燃料戻り管との識別が容易になる。
作用として、フィルタケースの簡単な形状でプレッシャレギュレータが支持されるため、フィルタケースのコストが抑えられる。
請求項7に係る発明は、プレッシャーレギュレータは、ケースカバーの下面に一体に形成された筒状部に嵌合された有底筒状で樹脂製のレギュレータケースと、このレギュレータケースの底に開けられた通孔を開閉する球状で鋼製の弁体と、この弁体を通孔を閉じるように付勢する圧縮コイルバばねとからなり、通孔はフィルタエレメント側に通じ、レギュレータケースの開口部は、燃料戻し口内に通じていることを特徴とする。
特に本発明では、エレメント本体を丸めるフィルタケースに収納することで、エレメント本体をフィルタケースにコンパクトに収納することができ、フィルタケースを小型にすることができ、フィルタの小型化を図ることができる。
また燃料通路は、フィルタ本体の丸められた部分の内側に位置し、燃料は丸めたフィルタ本体の内側に入り、フィルタ本体を通過後、燃料通路から抜けることで濾過されるので、丸めた部分の外側に突出部分が出来ず、フィルタケースを小型にすることができるとともに、フィルタケース内の空間の有効利用を図ることができ、フィルタ本体の面積を広くすることができる。
請求項7に係る発明では、プレッシャーレギュレータは、ケースカバーの下面に一体に形成された筒状部に嵌合された有底筒状で樹脂製のレギュレータケースと、このレギュレータケースの底に開けられた通孔を開閉する球状で鋼製の弁体と、この弁体を通孔を閉じるように付勢する圧縮コイルバばねとからなり、通孔はフィルタエレメント側に通じ、レギュレータケースの開口部は、燃料戻し口内に通じているようにした。
図1は本発明に係る燃料フィルタ構造を採用した車両の側面図であり、車両10は、車体フレーム11の中央部にエンジン12が配置され、車体フレーム11の前端にフロントフォーク13が操舵可能に支持され、車体フレーム11の後部下部に上下スイング可能にリヤフォーク14が支持された自動二輪車であり、主燃料としてエタノール、ガソリン、又はガソリンとエタノールとの混合油を用い、エンジン始動時、例えば、気温が低くてエンジン始動性が良くない時にのみ副燃料としてガソリン、又はガソリンとエタノールとの混合油(但し、主燃料よりもガソリンの混合比が高い)を用いる。
メインフレーム22は、前部に主燃料を貯める主燃料タンク33が跨るように取付けられ、後部にシート34が取付けられた部分である。
ダウンフレーム26は、ブラケット38を介してエンジン12を支持する部分である。
、2次フィルタ143の交換等のメンテナンスを容易に行うことができる。また、2次フィルタ143の容量をより大きくすることが可能になり、燃料脈動をより減衰しやすくすることができる。
駆動部153は、モータ部とこのモータ部で駆動されるポンプ部とからなる。
即ち、1次フィルタ141は、燃料ポンプ92の駆動部153の上流側に配置される。
(a)において、2次フィルタ143は、樹脂製で筒状のケース171に、燃料を吸入する燃料吸入口171aと、燃料を吐出する燃料吐出口171bと、燃料を主燃料タンク33(図3参照)に戻す燃料戻し口171cとを備える。
ケースカバー174は、燃料吸入口171aに連通する内部通路171dが一体に形成されている。
(a)において、フィルタエレメント176のフィルタ本体181は、3枚重ねの樹脂(PP(ポリプロピレン))製の不織布181Aに樹脂(PP(ポリプロピレン))製のメッシュ181Bを重ねて、不織布181Aが内側になるように半分に折って側縁を溶着することで形成された形状の袋であり、接続口182に一体成形されるとともにフィルタ本体181を貫通する外フランジ182bと、フィルタ本体181の内部に配置されるとともに外フランジ182bに超音波溶着あるいは接着剤等で接着、又は嵌合にて接合された内フランジ182cとに挟まれるように接続口182の端部に取付けられている。
従って、フィルタ本体181の丸められた、あるいは、巻かれた部分の外側壁181bに突出部分が出来ず、ケース171を小型にすることができるとともに、ケース171内の空間の有効利用を図ることができ、フィルタ本体181の面積を広くすることができる。
レギュレータケース191は、ケース本体173の小径筒部173Bと大径筒部173Bとを繋ぐ段部173Cに下端面191Aが支持されている。
(a)は2次フィルタ143のフィルタ本体181内に燃料が送られていない状態であり、袋状のフィルタ本体181は丸まってしぼんだ状態にある。
図中の173aはケース本体173の内面、複数の173bは内面173aから内方に突出する凸部である。
更に、袋状のフィルタ本体181のケース171内での形状が容易に変更可能なため、プレッシャレギュレータ186や燃料戻し口171cのレイアウト自由度を増すことができる。
Claims (7)
- 燃料タンク(33)の外部に燃料フィルタ(143)が配置され、この燃料フィルタ(143)の外側が燃料フィルタケース(171)で覆われ、この燃料フィルタケース(171)に、燃料フィルタ(143)内の圧力を調整するプレッシャレギュレータ(186)が一体的に形成され、このプレッシャレギュレータ(186)を通過した燃料が前記燃料タンク(33)に戻されるようにした燃料供給装置において、
前記燃料フィルタ(143)は、袋状のフィルタ本体(181)と、フィルタ(143)の内部に通じる燃料通路(182a)とで形成され、
筒状の前記燃料フィルタケース(171)内に燃料通路(182a)を内側にして前記袋状のフィルタ本体(181)を丸めた状態で収納し、
燃料は、丸めた前記フィルタ本体(181)の内側に入り、フィルタ本体(181)を通過後、燃料通路から抜けることで濾過される、
ことを特徴とする燃料供給装置。 - 前記燃料フィルタ(143)は、燃料ポンプ(92)の下流側に配置され、前記プレッシャレギュレータ(186)は、前記燃料フィルタ(143)の下流側に配置されることを特徴とする請求項1記載の燃料供給装置。
- 前記プレッシャレギュレータ(186)から上方の前記燃料タンク(33)へ燃料戻り管(135)が延びていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の燃料供給装置。
- 前記燃料タンク(33)から前記燃料フィルタ(143)へ燃料を流す燃料供給管(142)と、前記燃料戻り管(135)とのそれぞれの長さと外径が異なるように設定されることを特徴とする請求項3記載の燃料供給装置
- 前記フィルタケース(171)は、ケース本体(173)とケースカバー(174)とからなり、燃料吸入口(171a)と燃料戻し口(171c)とが、前記ケースカバー(174)の中心軸(200)からオフセットして配置されることを特徴とする請求項1記載の燃料供給装置。
- 前記フィルタケース(171)には、半径方向外側に突出する段部(173C)が設けられ、前記プレッシャレギュレータ(186)の下端は、前記段部(173C)に支持されることを特徴とする請求項5記載の燃料供給装置。
- 前記プレッシャーレギュレータ(186)は、ケースカバー(174)の下面に一体に形成された筒状部(174a)に嵌合された有底筒状で樹脂製のレギュレータケース(191)と、このレギュレータケース(191)の底に開けられた通孔(191a)を開閉する球状で鋼製の弁体(192)と、この弁体(192)を通孔(191a)を閉じるように付勢する圧縮コイルバばね(193)とからなり、通孔(191a)はフィルタエレメント(176)側に通じ、レギュレータケース(191)の開口部(191b)は、燃料戻し口(171c)内に通じていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の燃料供給装置。
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