JP5085437B2 - ツーピースクリップ - Google Patents
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Description
前記ベース部材は、前記ピン部材が挿通される挿通孔と、前記被取付孔の表面外縁に当接する当接部と、該被取付孔の裏面外縁に係合する係合片と、前記挿通孔に設けられて前記ピン部材に係合すると共に該ピン部材の挿入方向に対して逆テーパ或いは直交する方向へ延出する被係合部とを有し、
前記ピン部材は、所定挿入位置で前記係合片の内側への撓みを規制する本体部と、該本体部の挿入端から基端側へ延出され、その先端に設けられた操作部を摘むことで内方に撓み可能とされた弾性片と、該弾性片に設けられて前記係合片の内側への撓みを規制しない第1位置で前記被係合部に係合する仮保持用係合部と、前記係合片の内側への撓みを規制する第2位置で前記ベース部材に係合する本止め用係合部とを有しており、
前記弾性片を内方に撓ませることにより、前記被係合部と前記仮保持用係合部との係合を解離して、前記仮保持用係合部を前記挿通孔内周に当接させない状態で、前記ピン部材を前記第1位置から前記第2位置へ押し込み可能とされていることを特徴とするツーピースクリップを提供するものである。
本発明の第2は、前記第1の発明において、前記ピン部材の弾性片は、前記本体部の挿入端側から押圧部方向へ向かうと共に側方へ拡開された形状をなしているツーピースクリップを提供するものである。
本発明の第3は、前記第1又は第2の発明において、前記ベース部材の被係合部は、前記挿通孔の内面から突設され、前記挿通孔の入口側の前面が、前記ピン部材の挿入方向に対して逆テーパ或いは直交する方向へ延出する形状をなし、前記ピン部材の仮保持用係合部は、前記弾性片の前記被係合部の前面に接合する斜面に形成されているツーピースクリップを提供するものである。
前記ベース部材の係合片は、その先端の内面側に凸部を有しており、該凸部は、前記第2位置で前記ピン部材の本体部の先端側に当接又は近接するように構成されているツーピースクリップを提供するものである。
前記ベース部材は、前記ピン部材が挿通される挿通孔と、前記被取付孔の表面外縁に当接する当接部と、該被取付孔の裏面外縁に係合する係合片と、前記挿通孔に設けられて前記ピン部材に係合すると共に該ピン部材の挿入方向に対して逆テーパ或いは直交する方向へ延出する被係合部とを有し、
前記ピン部材は、所定挿入位置で前記係合片の内側への撓みを規制する本体部と、該本体部の挿入端から基端側へ延出され、その先端に設けられた操作部を摘むことで内方に撓み可能とされた弾性片と、該弾性片に設けられて前記係合片の内側への撓みを規制しない第1位置で前記被係合部に係合する仮保持用係合部と、前記係合片の内側への撓みを規制する第2位置で前記ベース部材に係合する本止め用係合部とを有しており、
前記ピン部材の本止め用係合部は、前記弾性片に設けられており、前記ベース部材は、前記ピン部材が前記第2位置にあるときに前記操作部を露呈させる切欠き部を有していることを特徴とするツーピースクリップを提供するものである。
[第1実施形態]
図1〜図11に本発明の第1実施形態によるツーピースクリップを示す。図1はツーピースクリップの分解斜視図、図2はベース部材の斜視図、図3はピン部材の斜視図である。
[第2実施形態]
図12〜図15に本発明の第2実施形態を示す。尚、第1実施形態と同一の構成部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
2…ベース部材
2a…突出部
2b…当接部
2c…係合片
3…ピン部材
3a…本体部
3b…弾性片
3d…係合保持部
3e…押込み用押圧部
3f…弾性変位部
3g…仮保持用係合部
3h…本止め用用係合部
3i…操作部
5…挿通孔
5a…本体部ガイド溝
5b…弾性片ガイド溝
5c…収容凹部
5d…スリット
5f…側壁部
6…被係合部
21a…被取付孔
Claims (7)
- 被取付孔に装着するベース部材と該ベース部材に係合するピン部材とから成り、
前記ベース部材は、前記ピン部材が挿通される挿通孔と、前記被取付孔の表面外縁に当接する当接部と、該被取付孔の裏面外縁に係合する係合片と、前記挿通孔に設けられて前記ピン部材に係合すると共に該ピン部材の挿入方向に対して逆テーパ或いは直交する方向へ延出する被係合部とを有し、
前記ピン部材は、所定挿入位置で前記係合片の内側への撓みを規制する本体部と、該本体部の挿入端から基端側へ延出され、その先端に設けられた操作部を摘むことで内方に撓み可能とされた弾性片と、該弾性片に設けられて前記係合片の内側への撓みを規制しない第1位置で前記被係合部に係合する仮保持用係合部と、前記係合片の内側への撓みを規制する第2位置で前記ベース部材に係合する本止め用係合部とを有しており、
前記弾性片を内方に撓ませることにより、前記被係合部と前記仮保持用係合部との係合を解離して、前記仮保持用係合部を前記挿通孔内周に当接させない状態で、前記ピン部材を前記第1位置から前記第2位置へ押し込み可能とされていることを特徴とするツーピースクリップ。 - 前記ピン部材の弾性片は、前記本体部の挿入端側から押圧部方向へ向かうと共に側方へ拡開された形状をなしている請求項1記載のツーピースクリップ。
- 前記ベース部材の被係合部は、前記挿通孔の内面から突設され、前記挿通孔の入口側の前面が、前記ピン部材の挿入方向に対して逆テーパ或いは直交する方向へ延出する形状をなし、前記ピン部材の仮保持用係合部は、前記弾性片の前記被係合部の前面に接合する斜面に形成されている、請求項1又は2記載のツーピースクリップ。
- 前記ピン部材の本体部は、その基端側が前記係合片の基端側内面に当接又は近接するように比較的厚く形成され、その先端側が前記第1位置で前記係合片の内面に対して所定の空隙が設けられるように比較的薄く形成されており、
前記ベース部材の係合片は、その先端の内面側に凸部を有しており、該凸部は、前記第2位置で前記ピン部材の本体部の先端側に当接又は近接するように構成されている請求項1〜3のいずれか1つに記載のツーピースクリップ。 - 前記ベース部材に形成されている前記挿通孔に、前記ピン部材の本体部をガイドするガイド溝が形成されている請求項1〜4のいずれか1つに記載のツーピースクリップ。
- 前記弾性片は前記本体部の両側に設けられている請求項1〜5のいずれか1つに記載のツーピースクリップ。
- 被取付孔に装着するベース部材と該ベース部材に係合するピン部材とから成り、
前記ベース部材は、前記ピン部材が挿通される挿通孔と、前記被取付孔の表面外縁に当接する当接部と、該被取付孔の裏面外縁に係合する係合片と、前記挿通孔に設けられて前記ピン部材に係合すると共に該ピン部材の挿入方向に対して逆テーパ或いは直交する方向へ延出する被係合部とを有し、
前記ピン部材は、所定挿入位置で前記係合片の内側への撓みを規制する本体部と、該本体部の挿入端から基端側へ延出され、その先端に設けられた操作部を摘むことで内方に撓み可能とされた弾性片と、該弾性片に設けられて前記係合片の内側への撓みを規制しない第1位置で前記被係合部に係合する仮保持用係合部と、前記係合片の内側への撓みを規制する第2位置で前記ベース部材に係合する本止め用係合部とを有しており、
前記ピン部材の本止め用係合部は、前記弾性片に設けられており、前記ベース部材は、前記ピン部材が前記第2位置にあるときに前記操作部を露呈させる切欠き部を有していることを特徴とするツーピースクリップ。
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