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JP5082521B2 - カップ式自動販売機 - Google Patents

カップ式自動販売機 Download PDF

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Description

本発明は、原料と湯水とを用いて調製した飲料を販売するカップ式自動販売機に関するものである。
カップ式自動販売機で原料と湯水とを用いて調製した飲料を販売するには、カップ供給装置のカップ収容部に収容されているカップをカップ払い出し部で1個づつ払い出し、カップシュートを降下させてベンドステージに載置する。このカップ供給装置から供給されてベンドステージに載置されたカップの斜め上方にはパイプ状の飲料ノズルがノズル取付金具で配設され、ミキシングボウルやコーヒー抽出装置等の飲料調製部で調製された飲料がチューブを通流して飲料ノズルからカップに吐出される。
このカップシュートからベンドステージに降下するカップの進路を妨げないように、飲料ノズルの吐出口先端がベンドステージに載置されるカップの直上より外れた位置で、カップの上端より所定の隙間を隔てて設けられている。そのために、飲料ノズルからカップに飲料を吐出する際に、カップ外に飲料が飛散してベンドステージを汚したり、カップ周囲に飲料が垂れたりして利用客に不潔感を与える虞があった。
上述した問題を解決するべく、図7および図8に示すように、固定台26にノズル取付金具41を移動させるノズル駆動部42を設け、飲料ノズル40を可動式にした提案もなされている。カップ飲料の販売待機時は図7に示すように、飲料ノズル40は図中右方向に移動した位置で待機し、カップ供給装置10のカップ収容部11に収容されているカップCがカップ払い出し部12で払い出され、この払い出されたカップCは飲料ノズル40に妨げられることなくカップシュート13を降下してベンドステージ14に載置される。この後、ノズル駆動部42の駆動により飲料ノズル40は左方向に移動して図8で示すように飲料ノズル40の吐出口40aがカップC開口の上方に位置するようになる。この状態で飲料ノズル40からカップCへの飲料吐出が終わると、飲料ノズル40は図中右方向に移動されて図7の販売待機状態に戻る(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−304594号公報
しかしながら、飲料ノズル40を移動させているために、飲料調製部(例えばミキシングボウル30)と飲料ノズル40とを繋いで中継しているチューブ43は飲料ノズル40の移動の都度撓みを繰り返すことが要求されるために無理な負荷が掛かることとなる。さらに、チューブ43がUトラップして飲料残りが発生することを防ぐため、飲料調製部と飲料ノズル40との上下方向の寸法を大きくする必要があり、無駄なスペースができ、また、飲料ノズル40をカップC開口の上方に移動させる経路を確保するために、カップ払い出し部12より払い出されたカップCを導くカップシュート13の一部を切り欠く必要があるが、切り欠きを設けると降下しているカップCの降下姿勢が不安定になり、カップCがカップシュート13からベンドステージ14に安定した姿勢で導かれなくなる虞がある。
本発明は、上記実情に鑑みて、省スペース、且つ、使用している部品に無理な負荷をかけることなく、また、カップの降下を安定した姿勢に保ち、カップへの飲料吐出口を最適な飲料吐出位置に移動可能として飲料の飛散等を防止できる飲料ノズルを備えたカップ式自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係るカップ式自動販売機は、カップ供給装置から供給されてベンドステージに載置されたカップに原料と湯水とを用いて調製した飲料を吐出して販売するカップ式自動販売機において、
前記カップ供給装置から前記ベンドステージに供給される前記カップの降下進路を案内するカップ案内部を備え、前記調製された飲料を傾斜溝を流下させて飲料吐出口から前記カップに吐出する飲料ノズルと、
前記飲料吐出口が前記ベンドステージに載置されたカップ開口に対向する位置と、前記飲料ノズルが前記カップ供給装置から前記ベンドステージへのカップ供給を妨げない位置と、に前記飲料ノズルを移動させる飲料ノズル移動手段と、を備え、
前記飲料ノズル移動手段は、飲料吐出時には前記飲料吐出口を前記カップ開口と対向する位置に移動させることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係るカップ式自動販売機は、上述した請求項1において、前記飲料ノズル移動手段は、飲料販売待機時に前記カップ案内部または前記飲料吐出口の少なくとも何れか一方を前記カップ供給装置のカップ払い出し部下方に配置させることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係るカップ式自動販売機は、上述した請求項1または請求項2において、前記飲料ノズル上面に飲料ノズルカバーを備え、該飲料ノズルカバーには、前記原料と湯水とを用いて飲料を調製する飲料調製部からの後ダレ液を前記飲料ノズルの側方に誘導する誘導リブを設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係るカップ式自動販売機は、上述した請求項1乃至請求項3の何れかにおいて、前記飲料ノズルには、前記飲料ノズルカバーおよび飲料ノズル移動手段に対する取付案内手段を設け、該取付案内手段を用いて前記飲料ノズル移動手段に前記飲料ノズルを載置して取り付け、さらに前記飲料ノズルカバーを前記飲料ノズルに載置して取り付けるようにしたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、カップ供給装置からベンドステージに供給されるカップの降下進路を案内するカップ案内部を備え、調製された飲料を傾斜溝を流下させて飲料吐出口からカップに吐出する飲料ノズルと、飲料吐出口がベンドステージに載置されたカップ開口に対向する位置と、飲料ノズルがカップ供給装置からベンドステージへのカップ供給を妨げない位置と、に飲料ノズルを移動させる飲料ノズル移動手段と、を備え、飲料ノズル移動手段は、飲料吐出時には飲料吐出口をカップ開口と対向する位置に移動させるようにしたので、飲料調整部で調製された飲料を飲料ノズルの傾斜溝を流下させて飲料吐出口からカップに吐出することにより飲料調製部と飲料ノズルとを繋いで中継しているチューブをなくすことができ、飲料調製部と飲料ノズルとの上下方向の寸法を小さくでき、飲料吐出時には飲料吐出口をカップ開口と対向する位置に移動させることにより、省スペース、且つ、使用している部品に無理な負荷をかけることなく、また、カップへの飲料吐出口を最適な飲料吐出位置に移動可能として飲料の飛散等を防止できる飲料ノズルを備えたカップ式自動販売機を提供することが可能となる。さらに、カップ供給装置が供給したカップの降下を安定した姿勢に保ちながらベンドステージに載置することができるようになり、載置したカップが傾いたり、定められた載置位置から外れることがなくなる。
また、請求項の発明によれば、飲料ノズル移動手段は、飲料販売待機時にカップ案内部または飲料吐出口の少なくとも何れか一方をカップ供給装置のカップ払い出し部下方に配置させるようにしたので、カップ供給装置からのカップ抜き取りを防ぐことができる。
また、請求項の発明によれば、飲料ノズル上面に飲料ノズルカバーを備え、該飲料ノズルカバーには原料と湯水とを用いて飲料を調製する飲料調製部からの後ダレ液を飲料ノズルの側方に誘導する誘導リブを設けたので、飲料調製部から生じる後ダレ液が誘導リブにより飲料ノズルの側方に誘導され、カップ飲料に混入することがなくなる。
また、請求項の発明によれば、飲料ノズルには、飲料ノズルカバーおよび飲料ノズル移動手段に対する取付案内手段を設け、該取付案内手段を用いて飲料ノズル移動手段に飲料ノズルを載置して取り付け、さらに飲料ノズルカバーを飲料ノズルに載置して取り付けるようにしたので、飲料ノズルおよび飲料ノズルカバーの着脱を容易に行え、誤って取り付けることを防止できる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るカップ式自動販売機の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、従来と同一構成に関しては同一符号を用いる。
図1および図2に本発明の実施の形態に係る実施例としての、カップ供給装置から供給してベンドステージに載置したカップに原料と湯水とを用いて調製した飲料を飲料ノズルから吐出して販売するカップ式自動販売機の概念図を示している。
カップ式自動販売機1は、前面扉2が自販機本体(図示せず)にヒンジで取り付けられ、この前面扉2には利用客がカップ飲料を取り出すための販売扉3が開閉自在に設けられている。この前面扉2の自販機本体側にはカップ供給装置10が図示しない取り付け金具で固定され、カップ収容部11の下部にはカップ払い出しコマ(図示せず)の正逆方向の回転によりカップCを払い出すカップ払い出し部12、払い出されたカップCの降下進路を導くカップシュート13と、該カップシュート13には飲料ノズル20および飲料ノズル20に載置して取り付けられた飲料ノズルカバー21のカップ案内部21aの侵入経路となる切り欠き13aが設けられている。そして、切り欠き13aと連なるシュートリブ13b下面と飲料ノズルカバー21上面との上下方向の隙間は、飲料ノズルカバー21を上方へ持ち上げても飲料ノズル20から外れない寸法(例えば10mm)としている。また、カップシュート13の下方にはベンドステージ14が配設され、カップ払い出し部12がカップ払い出し動作を行うとカップ収容部11に収容されているカップCがカップシュート13とカップ案内部21aとで案内されて降下してベンドステージ14に載置される。このように、カップ供給装置10が供給したカップCの降下進路をカップシュート13とカップ案内部21aとで協動して案内するので、カップ供給装置10が供給したカップCを安定した姿勢に保って降下させてベンドステージ14に載置することができ、載置したカップCが傾いたり、定められた載置位置から外れることがなくなる。
原料と湯水とを用いて飲料を調製するミキシングボウル30(コーヒー抽出装置等を含む飲料調製部)に装着した飲料注出ノズル31から注出された飲料は、飲料ノズル20に設けた液体が流下するように傾斜させた底面を有する傾斜溝20aを流下して飲料吐出口20bからカップCに吐出される。飲料ノズル20は、駆動モータ23の駆動軸に装着したピニオン(小歯車)24と噛み合い、回転運動を直線運動に変えるラック22aを設けている飲料ノズル移動手段22に載置されて取り付けられ、飲料ノズル移動手段22はノズル移動ガイド25で案内されて摺動自在に移動(図中左右方向に移動)する。そして、駆動モータ23を図中上から見て右回転させると、ピニオン24と噛み合っているラック22aにより飲料ノズル20は右方向に移動して停止センサ(図示せず)が停止位置を検出すると図2に示す位置で停止し、カップ供給装置10からカップCを供給してベンドステージ14に載置する際に飲料ノズル20がカップCの降下進路を妨げないようにしている。さらに、駆動モータ23を左回転させると飲料ノズル20は左方向に移動して停止センサ(図示せず)が停止位置を検出すると図1で示す位置で停止するので、飲料吐出口20bをカップC開口の上方の最適な飲料吐出位置に移動でき、飲料吐出口20bから飲料を吐出する際に飲料の飛散等を防止することができる。また、ノズル移動ガイド25および駆動モータ23は自販機本体に設けられている固定台26に取り付けられる。
このように、原料と湯水とを用いて調製した飲料を傾斜溝20aを流下させて飲料吐出口20bからカップCに吐出する飲料ノズル20と、吐出口20bがベンドステージ14に載置されたカップC開口に対向する位置と、カップ供給装置10から供給されたカップCを降下させてベンドステージ14へ載置させる降下進路を妨げない位置とに飲料ノズル20を移動させる飲料ノズル移動手段22と、を備え、駆動モータ23を駆動させることにより、飲料ノズル移動手段22は、飲料吐出時には飲料吐出口20bをカップC開口と対向する位置に移動させるようにしたので、飲料調整部(例えばミキシングボウル30)で調製された飲料を飲料ノズル20の流下溝20aを流下させて飲料吐出口20bからカップCに吐出することにより飲料調製部と飲料ノズル20とを繋いで中継しているチューブをなくすことができ、飲料調製部と飲料ノズル20との上下方向の寸法を小さくでき、飲料吐出時には飲料吐出口20bをカップC開口と対向する位置に移動させることにより、省スペース、且つ、使用している部品に無理な負荷をかけることなく、また、カップCへの飲料吐出口20bを最適な飲料吐出位置に移動可能として飲料の飛散等を防止できる飲料ノズル20を備えたカップ式自動販売機1を提供することが可能となる。
この飲料ノズル20にカップ供給装置10から供給されてベンドステージ14に載置されるカップCの降下進路を案内するカップ案内部21aを設けたので、カップ供給装置10が供給したカップCを安定した姿勢に保ちながら降下させてベンドステージ14に載置することができるようになり、載置したカップCが傾いたり、定められた載置位置から外れることがなくなる。さらに、ベンドステージ14のカップCに飲料を吐出して出来上がったカップ飲料を利用客が取り出した後の飲料販売待機時には、カップ案内部21aおよび飲料吐出口20bをカップ供給装置10のカップ払い出し部12下方に配置されるようにしたので、カップ供給装置10からのカップC抜き取りを防ぐことができる。
図3は、飲料ノズル20を示す鳥瞰図で、ミキシングボウル30に装着された飲料注出ノズル31から注出された飲料を流下させる傾斜溝20a、傾斜溝20aを流下した飲料をカップCに吐出する飲料吐出口20bを設けた飲料ノズル20と、飲料ノズル20を載置して取り付けた飲料ノズル移動手段22を駆動モータ23の回転駆動により摺動自在に移動可能にするノズル移動ガイド25、ノズル移動ガイド25および駆動モータ23を取り付ける固定台26を図示し、飲料ノズル20には、飲料ノズルカバー21を載置して取り付ける取付案内軸(取付案内手段)20cを設けている。
図4および図5は、飲料ノズル20に飲料ノズルカバー21を載置して取り付けた状態を示す鳥瞰図で、飲料ノズルカバー21に設けた取付案内穴(取付案内手段)21cに取付案内軸20cを嵌挿して飲料ノズルカバー21を飲料ノズル20に載置して取り付けるようにしているので、飲料ノズルカバー21の飲料ノズル20への着脱を容易に行え、誤って取り付けることを防止できる。また、飲料ノズルカバー21には、カップ供給装置10からベンドステージ14に供給されるカップCの降下進路を案内するカップ案内部21aと、原料と湯水とを用いて飲料を調製するミキシングボウル(飲料調整部)30に装着された飲料注出ノズル31から注出された飲料の後ダレ液を飲料ノズル20の側方に誘導する誘導リブ21bを設けており、誘導リブ21bは飲料ノズルカバー21上面に一体で設けた凸(例えば高さ2mm)状のリブであり、ミキシングボウル30から生じる後ダレ液が誘導リブ21bにより飲料ノズル20および飲料ノズルカバー21の側方に誘導され、カップ飲料に混入することがなくなる。
図6(a)は飲料ノズル移動手段22、図6(b)は飲料ノズル20、図6(c)は飲料ノズル20を飲料ノズル移動手段22に載置して取り付けた状態を示す鳥瞰図である。飲料ノズル20には取付案内軸(取付案内手段)20dと案内リブ(取付案内手段)20eとを設け、取付案内軸20dは飲料ノズル移動手段22に設けた取付案内穴(取付案内手段)22bに嵌挿し、案内リブ20eは飲料ノズル移動手段22の両側面22c、22cに外嵌させることにより、飲料ノズル20を飲料ノズル移動手段22に載置して取り付けるようにしているので、飲料ノズル20の飲料ノズル移動手段22への着脱を容易に行え、誤って取り付けることを防止することができる。
上述したように構成したカップ式自動販売機1では、飲料販売待機時には、図1に示しているように、飲料ノズル20に載置して取り付けた飲料ノズルカバー21のカップ案内部21aがカップシュート13の内部に進入した位置でカップ払い出し部12の下方に配置されて停止している。
そして、利用客により販売ボタン(図示せず)が押されて飲料の販売指令が出力されると、先ず、駆動モータ23を図中上から見て右回転させ、ピニオン24に噛み合っているラック22aを設けている飲料ノズル移動手段22に載置して取り付けている飲料ノズル20を図2に示しているようにカップ供給装置10から後退させる。次に、カップ払い出し部12にカップ払い出し動作をさせてカップ収容部11に収容されているカップCを払い出してカップシュート13とカップ案内部21aで協動して降下進路を案内してベンドステージ14に載置する。
カップCがベンドステージ14に載置されると、駆動モータ23を図中上から見て左回転させ、飲料吐出口20bがカップC開口の上方中央部に配置されるように飲料ノズル20を移動させる。飲料吐出口20bが図1に示しているようにカップCへの最適な飲料吐出位置に移動すると、図示しない原料貯蔵容器から供給された原料と温水タンクから供給された湯水とをミキシングボウル30で攪拌混合して飲料を調製し、飲料注出ノズル31から飲料ノズル20の傾斜溝20aに注出する。注出された飲料は傾斜溝20aを流下してカップCへの最適な飲料吐出位置に配置されている飲料吐出口20bからカップCに吐出される。このようにして、ミキシングボウル30で原料と湯水とを用いて調製した飲料が飲料ノズル20の傾斜溝20aを流下して飲料吐出口20bからカップCに吐出されてカップ飲料が出来上がると飲料調製終了ランプ(図示せず)が点灯して利用客にカップ飲料が出来上がったことを知らせる。利用客は販売扉3を開いてカップ飲料を取り出してカップ式自動販売機1によるカップ飲料の販売が終了する。
本発明の実施の形態に係るカップ式自動販売機の販売待機時および飲料吐出時の飲料ノズル位置を示す概念図である。 本発明の実施の形態に係るカップ式自動販売機のカップ供給時の飲料ノズル位置を示す概念図である。 図1に示した飲料調理部と飲料ノズルを示す鳥瞰図である。 図1に示した飲料調理部と飲料ノズルカバーを示す鳥瞰図である。 図1に示した飲料ノズルカバーを示す鳥瞰図である。 図1に示した飲料ノズルの取付案内手段を示す鳥瞰図である。 従来のカップ式自動販売機のカップ供給時の飲料ノズル位置を示す概念図である。 従来のカップ式自動販売機の飲料吐出時の飲料ノズル位置を示す概念図である。
符号の説明
1 カップ式自動販売機
10 カップ供給装置
11 カップ収容部
12 カップ払い出し部
13 カップシュート
14 ベンドステージ
20 飲料ノズル
20a 傾斜溝
20b 飲料吐出口
21 飲料ノズルカバー
21a カップ案内部
22 飲料ノズル移動手段
22a ラック
23 駆動モータ
24 ピニオン
25 ノズル移動ガイド
30 ミキシングボウル(飲料調整部)
31 飲料注出ノズル
C カップ

Claims (4)

  1. カップ供給装置から供給されてベンドステージに載置されたカップに原料と湯水とを用いて調製した飲料を吐出して販売するカップ式自動販売機において、
    前記カップ供給装置から前記ベンドステージに供給される前記カップの降下進路を案内するカップ案内部を備え、前記調製された飲料を傾斜溝を流下させて飲料吐出口から前記カップに吐出する飲料ノズルと、
    前記飲料吐出口が前記ベンドステージに載置されたカップ開口に対向する位置と、前記飲料ノズルが前記カップ供給装置から前記ベンドステージへのカップ供給を妨げない位置と、に前記飲料ノズルを移動させる飲料ノズル移動手段と、を備え、
    前記飲料ノズル移動手段は、飲料吐出時には前記飲料吐出口を前記カップ開口と対向する位置に移動させることを特徴とするカップ式自動販売機。
  2. 前記飲料ノズル移動手段は、飲料販売待機時に前記カップ案内部または前記飲料吐出口の少なくとも何れか一方を前記カップ供給装置のカップ払い出し部下方に配置させることを特徴とする請求項1に記載のカップ式自動販売機。
  3. 前記飲料ノズル上面に飲料ノズルカバーを備え、該飲料ノズルカバーには、前記原料と湯水とを用いて飲料を調製する飲料調製部からの後ダレ液を前記飲料ノズルの側方に誘導する誘導リブを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカップ式自動販売機。
  4. 前記飲料ノズルには、前記飲料ノズルカバーおよび飲料ノズル移動手段に対する取付案内手段を設け、該取付案内手段を用いて前記飲料ノズル移動手段に前記飲料ノズルを載置して取り付け、さらに前記飲料ノズルカバーを前記飲料ノズルに載置して取り付けるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のカップ式自動販売機。
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