JP4927719B2 - 分注ヘッドが交換可能な高速自動分注装置および分注ステーション - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は異なる条件のサンプル作製ができ、廃棄液材を最小限とすることができる分注ヘッドが交換可能な高速自動分注装置および分注ステーションに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から薬品を始めとする化学物質の混合、あるいはバイオテクノロジにおける生物体と化学物質の混合等の実験はピペットで吸引し、試験管あるいは試薬ビンに注入してサンプル作りが行われてきた。薬品あるいはバイオテクノロジの進歩に従い作製するサンプル数が急速に増加しており1本のピペットでは対応しきれなくなっている。分注先となるディスペンスプレート(マイクロプレート)の注入穴が、生産性向上のために増加されてきており、1つのプレート内での穴数が96穴から、4倍の穴数である384穴の多穴プレートなどが用いられるようになっている。昨今では、異なる分量のサンプルや多成分のサンプル作製の要求もあり、液体分注部毎に独立して分注の可否を決定することが可能な装置も提言されている(特許文献1)。
【特許文献1】
特開平7−20010号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ピペットで吸引した液材が少なくなるとチップを残液ごと廃棄することとなるが、チップの多連装化に伴い、廃棄される液材の総量も倍増することとなる。液材が高価な場合には、廃棄される液材の量が増加することにより、多大なコスト増となる。
また、分注ヘッドに装着するピペット数が分注先となるディスペンスプレートの穴数と1:1の場合には、1つのディスペンスプレートにおいて異なる条件のサンプルを作ることができない。ピペットの多連装化は、同一条件のサンプルのみを多数作製する場合には効率的な手段であるが、異なる条件のサンプルを得ることはできず、汎用性には欠けるという問題がある。一方で、ピペット数を少なくすると作業の効率化が図れず、コスト増となるというジレンマがある。
[0004]
上記課題を鑑み、本発明は異なる条件のサンプル作製ができ、廃棄液材を最小限とすることができ、しかも高い生産性を有する高速自動分注装置および分注ステーションを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0005]
本発明では、分注ヘッドを本体部とピペットヘッドに分割して、ピペットヘッドのみを上下方向に移動できる構造とし、さらに分注ヘッドを交換可能としている。
[0006]
すなわち、第1の発明は、複数のピペットと、各ピペットを軸通するプランジャーの一端が固定されるピペットヘッドと、ピペットヘッドと衝合し各ピペットが貫通するヘッド本体部から構成される分注ヘッド、ピペットヘッドを垂直移動するピペットヘッド移動機構、分注ヘッドを水平および垂直移動自在とする駆動機構、を備える分注ヘッドが交換可能な高速自動分注装置である。
第2の発明は、第1の発明において、前記ヘッド本体部と衝合し前記各ピペットが貫通するチップ離脱板を前記ピペットのチップ取付部近傍に備え、該チップ離脱板が下方に移動することで前記各ピペットからチップを離脱することを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明において、前記ピペットヘッドに設けられた押出部材により、前記チップ離脱板が下方に移動することを特徴とする。
第4の発明は、第2または3の発明において、前記チップ離脱板は、長手方向左右端部から中央部に掛けて厚みが増すように段が形成されることを特徴とする。
第5の発明は、第1ないし4のいずれかの分注ヘッドが交換可能な高速自動分注装置、複数のチップが一定間隔で載置されたチップボックス、当該チップボックスが複数載置されたチップボックスパレット、分注する液材が入る複数の凹部が一定間隔で設けられたマザープレート、当該マザープレートが複数設けられたマザープレートパレット、液材の分注先となる複数の凹部が一定間隔で設けられたディスペンスプレート、当該ディスペンスプレートが複数載置されたディスペンスプレートパレット、前記分注ヘッドのピペット整列精度を保持するチップ整列具を備える分注ステーションであって、分注先となるディスペンスプレートの縦および横列の凹部の数は、前記分注ヘッドの縦および横列のピペット数のそれぞれ整数倍であり、前記分注ヘッドの縦および横列のピペットの間隔がディスペンスプレートの縦および横列の凹部の間隔のそれぞれ整数倍であり、且つ、当該ピペットの間隔と同じ間隔で前記分注ヘッドのピペット数以上の凹部を前記チップ整列具が有することを特徴とする分注ステーションである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、分注ヘッドを交換することにより、1つのディスペンスプレートにおける異なる条件のサンプルを1台の装置で作製することができ、また、廃棄液材を最小限とすることができる。この際、ディスペンサの吐出量を変えることにより多水準の組成比のサンプルを作製することができる。
また、同本数のピペットが配された分注ヘッドを複数用意しておくことにより、ピペットヘッドにメンテナンスが必要な場合においても、分注ヘッドを交換することで、長時間分注作業を中断させること無く装置を連続稼働させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明に係る装置の分注ヘッド(縦8列×横12列)の正面図である。
【図2】本体ホルダーから取り外した状態の分注ヘッドの正面図である。
【図3】分注ヘッドを取り外した状態の本体ホルダーの正面図である。
【図4】本発明に係る分注ヘッド(縦1列×横12列)の正面図である。
【図5】本発明に係る分注ヘッドにおける吸引時の説明斜視図である。
【図6】本発明に係る分注ヘッドにおける吐出時の説明斜視図である。
【図7】本発明に係る分注ヘッドにおけるチップ脱離時の説明斜視図である。
【図8】本発明に係る分注ヘッド取り外し時の説明斜視図である。
【図9】チップ脱離機構の説明図である。
【図10】図9のチップ脱離機構のAA断面図である。
【図11】実施例1に係る分注ステーションの構成図である。
【図12】実施例1において使用される各種プレート類の説明平面図である。
【図13】チップのピッチと試験管のピッチの説明平面図である。
【符号の説明】
【0009】
1 分注ヘッド
2 本体ホルダー
3 本体接続具
4 本体部取手
5 ピペット
6 チップ脱離板
7 支柱
8 チップ
10 ヘッド本体部
11 ディスペンスプレート
12 ディスペンスプレートパレット
15 垂直方向駆動機構
16 水平方向駆動機構
17 装置載置台
18 水平方向駆動ステージ
19 駆動機構支持柱
20 試験管
21 チップ整列治具
22 マザープレートステージ
23 ディスペンスプレートステージ
24 トラッシュボックス
26 チップボックス
27 チップボックスパレット
28 マザープレート
29 マザープレートパレット
31 ピペットヘッド
32 ピペットヘッド接続具
33 ピペットヘッドホルダー
35 取手
44 ヘッドホルダー
45 ボールネジ
51 ピペット本体
52 プランジャー
53 脱離板押出部材
54 ばね
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明は水平方向及び垂直方向に移動可能なロボットに分注ヘッドを装備させ、分注ヘッドのピペットに取り付けた複数のチップから試験管の液材を吸引し、これを垂直、水平方向に移動してディスペンスプレートに注入するという基本構成に、特徴的な分注ヘッドを搭載することにより実現されるものである。すなわち、本発明に係る分注ヘッドは、本体部とピペットヘッドとを分割して、ピペットヘッドのみを上下方向に移動させる構造となっており、さらに分注ヘッドを交換可能としている。以下では本発明の分注ヘッドの構成について詳細に説明する。
【0011】
(分注ヘッドの構成)
分注ヘッド1は、図5ないし8に図示されるように、ピペット5を備える本体部10と、本体部10の上方部に配設されたピペットヘッド31と、本体部10の下方部に配接されたチップ脱離板6とを備える。本体部10の上端部には、前方に向かって延出する本体取手(取手)4が形成される。
ピペット5は、図9に図示されるように、ピペット本体51とピペット本体内に形成される孔内を進退移動するプランジャー52を備える。全てのプランジャー52はピペットヘッド31と接続されており、ピペットヘッド31と連動して上下動する。
【0012】
分注ヘッド1は、本体接続具3(図1参照)とピペットヘッド接続具32を有し、本体接続具3により本体ホルダー2と接続され、ピペットヘッド接続具32によりヘッドホルダー44に接続され、固定される。本体接続具3およびピペットヘッド接続具32をゆるめ、分注ヘッド1を本体部取手4により手前に引き出した状態が図8に示されている。このようにピペットヘッド31と本体部10は一体的に引き出して取り外すことができる。
【0013】
ヘッドホルダー44は、注入装置の垂直方向移動機構(Z軸移動手段)に接続され、垂直方向移動機構は、注入装置の水平方向移動機構(XY移動手段)に接続される。かかる構成から、ヘッドホルダー44に固定される分注ヘッド1は、注入装置内をX方向、Y方向、Z方向に移動することができる。
垂直方向移動機構および水平方向移動機構は、いずれもステッピングモータ、サーボモータ等の回転モータと、ヘッドホルダーひいてはヘッド本体部を水平方向に移動するスライダーとがボールネジを介して配設される公知の移動手段であって、水平方向駆動機構のスライダーに垂直駆動機構を配設することにより、水平面内を前記ヘッド本体部が移動可能に構成される。ここで、垂直方向駆動機構および水平方向駆動機構は、いずれも平面上を直線的に動くリニアモータを用いて構成することもできる。
ピペットヘッドホルダー33は、ボールネジ45に連結しており、Z軸方向、すなわち上下方向に移動することができる。従って、ピペットヘッドホルダー33に固定されたピペットヘッド31もピペットヘッドホルダー33と一体的に上下方向に移動する。すなわち、ピペットヘッド移動機構は、ステッピングモータ、サーボモータ等の回転モータと、ピペットヘッドを上下動するスライダーとがボールネジを介して配設される公知の移動手段であって、回転モータの回転に連動してピペットヘッド31が垂直方向を移動する。ここで、ピペットヘッド移動機構を、平面上を直線的に動くリニアモータを用いて、スライドベース上をピペットヘッドが配設されるスライダーがなめらかに移動するよう構成してもよい。
【0014】
装着できるピペットの数は使用するディスペンスプレートに応じて変えることができ、例えば2連(縦1列、横2列)、6連(縦1列、横6列)、24連(縦2列、横12列)、36連(縦3、横12列)、48連(縦4列、横12列、96連(縦8列、横12列)等の分注ヘッドが代表的なものとして挙げられる。
一般にピペットの先端は細くなっており、これを利用して注入される試験管の整列のピッチをピペットのピッチの2倍とすること(すなわち、試験管の整列の間隔をピペットチップの整列の間隔の2分の1とすること)により、4倍のサンプル数に注入することができる。ここで、試験管の整列のピッチとピペットのピッチを整数倍(3倍以上)として構成してもよい。
この際、ピペットの整列ピッチ精度が求められるため、ピッチの整列治具を設けることが望ましい。
【0015】
(作動)
(1)基本動作
分注ヘッド1が所望のプレート上に配置するようXY移動手段により位置決めされた後、Z軸移動手段によりピペット5の先端に装着されたチップ8がマザープレートに設けられた液体に浸漬するよう挿入する。次に、ピペットヘッド移動機構によりピペットヘッド31を上昇させ、チップ内に液体を吸引する(図5参照)。
続いて、Z軸移動手段により分注ヘッド1を上昇させてチップ8の先端をディスペンスプレート11より上側に位置させ、XY移動手段により他の所望のディスペンスプレート11の位置まで移動させる。
その後に、Z軸移動手段によりディスペンスプレート11の凹部内にチップ8を挿入し、ピペットヘッド移動機構によりピペットヘッド31を下降させて、チップ8内の液体を排出する(図6参照)。ピペットヘッド31は、図9に図示するように、全てのプランジャー52と接続されているから、ピペットヘッド31と連動して全てのプランジャー52が下降することで、チップ8内の液材が排出される。
【0016】
(2)チップ脱離/廃棄
チップ8内の液体を排出した後は、Z軸移動手段により分注ヘッド1を上昇させチップ8の先端をディスペンスプレート11より上側に位置させた後に、XY手段によりチップ廃棄位置へ移動する。
チップ廃棄位置に移動した分注ヘッド1は、ピペットヘッド31をさらに下降させることによって、チップ脱離板6を下降させて、ピペット5からチップ8を脱離させ、トラッシュボックス24にチップを落下させる。以下では、図9、および図10に沿って、チップ脱離機構についてより詳細に説明する。
【0017】
(チップ脱離機構)
図9に図示するように、チップ脱離直前のプランジャー52の位置は、液体吸引動作および排出動作における最進出よりわずかに進出した位置にある。この位置において、チップ脱離板6と脱離板押出部材53の一端が接触する。脱離板押出部材53の他端はピペットヘッド31に固定されており、ピペットヘッド移動機構によりピペットヘッド31を進出移動させると、脱離板押出部材53が進出移動する。このとき脱離板押出部材53はチップ脱離板6を押圧し、チップ脱離板6を本体部10と離間させる。このように、本体部10と離間したチップ脱離板6はさらに下降し、チップ上部と接触しさらにチップ脱離板6が下降することによって、チップをピペット本体51から脱離させる。ピペット5とチップ8とは、ピペット本体51の先端がチップ内部の孔に挿入されて固定されているから、チップ脱離板6の下降によりピペット本体51から容易にチップ脱離させることが可能である。
[0018]
ここで、チップ脱離板6のチップ側面は、図9に図示するように、中央方向に向けて厚みが増すよう段を形成するとチップの脱離を容易にして好ましい。すなわち前記段が形成されていると、チップ脱離板6が下降によって、まず、中央に配置されたピペット本体51の先端に装着されたチップを脱離させ、次に隣接するチップを脱離させるように、中央部から外方に向かって脱離が行われることになる。チップ脱離板6より段が形成されない平面状に形成されているとチップ脱離時の静止摩擦力がチップの本数分だけ一度にかかり、一度に大きな力が必要となるためピペット移動手段15には大きな駆動力が必要となる。従ってチップの脱離が順に行われるようにすると、ピペット移動手段15にかかる負担を軽減することができる。
[0019]
チップを脱離させた後、ピペットヘッド移動機構によりピペットヘッド31を後退移動させると、ピペットヘッド31に固定された脱離板押出部材53が連動して後退移動する。このときチップ脱離板6と本体部10とを連結するばね54の作用によりチップ脱離板6は脱離板押出部材53の先端と常時接触しながら本体部10に接触するよう移動する。脱離板押出部材53の先端が本体部10内に没入すると、脱離板押出部材53とチップ脱離板6とは離間するとともに、チップ脱離板6は本体部10と接触してチップ脱離板6の移動が停止する(図10参照)。このときばね54の作用により、チップ脱離板6は本体部10に固定される。
[0020]
以下では実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明は何ら実施例に限定されるものではない。
実施例1
[0021]
本実施例の装置の分注ヘッド1は、図1に図示するように、本体ホルダー2、本体接続具3、本体取手4、チップを装着するピペット5、チップをピペットから外すためのチップ脱離板6、支柱7により構成される。96連(縦8列、横12列)のピペットを有する分注ヘッドであり本体ホルダー2に装着される。図2は、本体接続具3をゆるめて本体ホルダー2から分注ヘッド1を取り外した状態であり、図3は分注ヘッド1を取り外した本体ホルダー2である。図4は、12連(縦1列、横12列)の分注ヘッドの正面図であり、この分注ヘッドも本体ホルダー2に装着される。なお、図1〜4においては、ピペットヘッド31は省略されている。
【0022】
図11は、分注ヘッド1をヘッドホルダー44に装着した状態を示しており、ヘッドホルダー44は垂直方向(Z軸方向)の駆動機構15と水平方向(X軸方向とY軸方向)に移動させる駆動機構16と連結される。図11中、符号11は注入先の試験管を並べたディスペンスプレート、17は本装置を載せる台、18はホルダー44を水平方向(X軸方向とY軸方向)に移動させるステージ、19は移動機構を支える支柱、21はチップの先端を整列させるためのチップ整列治具、22はチップボックスパレットあるいはマザープレートパレットを前後に引き出せる構造のステージ、23はディスペンスプレートパレットを前後に引き出せる構造のステージ、24はチップ8が注入作業を終えた後に分注ヘッド1から切り離しチップ8を廃棄するためのトラッシュボックス、26はチップ8を収納するチップボックス、27はチップボックスを乗せて固定するチップボックスパレット、28は注入する液材が入った試験管を並べたマザープレート、29はマザープレートを乗せて固定するマザープレートパレットである。
【0023】
図12に図示するように、チップボックスパレット27上にはチップボックス26が4つ設けられており、各々4パターンのチップを装着できる配列にしている。チップボックス26に配置するチップは全て96個としてもよいし、異なる連数の分注ヘッドに対応した個数(例えば12個)としてもよい。マザープレートパレット上には、試験管が配置されたマザープレート28が4つ配置されており、マザープレート数と同数(4種類)の異なる液材を分注することができる。
なお、ディスペンスプレート11への液材の吐出量は一回ごと変えられるので吐出量をプログラムすることにより4種類の液材の混合比をも変えられる。
【0024】
(作動)
以下では96個のチップ8を4つ使用した構成で、分注作業の作動を説明する。
分注ヘッド1をX、Y軸の水平駆動機構16により、チップボックス26の上に移動させ、垂直駆動機構15により分注ヘッド1を下方に移動することで4つのチップボックス26の1つからチップを機械的に挟み、垂直駆動機構15により再び上方に引き上げる。
マザープレート28上にはチップ8の個数と対応する個数の試験管が同じ間隔で整列している。分注ヘッド1を下方に移動し、全てのチップをマザープレート28の試験管内に侵入させ、液材をチップ内に吸引する。続いて、分注ヘッド1を垂直駆動機構15により上方に移動し、さらに水平方向に移動してディスペンスプレート11の上方に位置させる。そして、分注ヘッド1を垂直駆動機構15により下方に移動し、ディスペンスプレート11の試験管に予定量の液材を吐出して液材を注入する。所定の注入動作を終えると分注ヘッド1をトラッシュボックス24上まで移動させ、チップ脱離板6を下方に下げてチップ8を外し、使用済みのチップ8をトラッシュボックス24の中に落としこむ。これらの一連の動作はロボットの制御部及びディスペンサの制御部にプログラムすることにより行う。
【0025】
本装置では96個のチップが入ったチップボックス26が4個と、96本の試験管が入ったマザープレート28が4個と、96本の試験管が入ったディスペンスプレート11が16個のレイアウトからなっている。ディスペンスプレート11の試験管の総数は1536個(96×16)となる。
本実施例の装置を使用することにより、1回の作動で1536個のサンプルを作ることができた。
【実施例2】
【0026】
実施例1において、ディスペンスプレート11の試験管20はチップ8の先端が入れば良いので更に間隔を小さくすることができる。本実施例では、チップ8の配置された間隔の半分の間隔で試験管20を配置することにより、ディスペンスプレートにおいて配置する試験管の本数を多くすること、すなわち、実施例1と同じ面積のディスペンスプレートにおいて、1つ当たりの試験管の本数を384本(96×4;縦16列、横24列)にすることができた。このように構成することで、間隔に合わせて必要以上にピペットの数を増やしまうこと、小さいピペットやチップを用いて分注の精度を下げてしまうこと、各チップの位置合わせを難しくしてしまうことなどが無くなる。ここで、試験管の間隔を1/2倍とするためには、チップ8の整列精度の向上が不可欠となる。そこで、整列精度の向上を狙いとして図12に示すようにチップ整列治具21を置くことで、問題の解決を図った。
本実施例においては、チップ整列治具21の上面に各ピペットに対応する穴が複数個設けられており、この穴にピペット5に装着されたチップ8を挿入することで、チップの整列精度が向上するように構成されている。
【0027】
本実施例では、ディスペンスプレート11に配列された試験管20の本数が96であるのに対し、分注ヘッド1に装着されるチップ数は24個であるから、1つのディスペンスプレート11の分注を終えるためには4回の吐出が必要となる(この際、1回毎に吐出量を変えてもよい)。
以上より、1つのディスペンスプレート11では1水準96個で最大4水準のサンプルが得られることとなるから、ディスペンスプレート11が16個設けられている本実施例の構成では、64水準分のサンプルを1回の動作で得られることとなる。
ディスペンスプレート11あたりの試験管の個数は384個であり、ディスペンスプレート11の個数が16個であるため、合計で6144個のデータを1回の動作で得ることが可能である。
Claims (14)
- 複数のピペットと、各ピペットを軸通するプランジャーの一端が固定されるピペットヘッドと、ピペットヘッド(31)と衝合し各ピペットが貫通するヘッド本体部(10)とを備える分注ヘッド、
分注ヘッドを着脱可能に固定するヘッドホルダー(44)、
ピペットヘッドを垂直移動するピペットヘッド移動機構(45)、
ヘッドホルダーを水平および垂直移動自在とする駆動機構、
を備える分注ヘッドが交換可能な高速自動分注装置であって
前記ヘッドホルダー(44)は、前記ピペットヘッド移動機構(45)と、ピペットヘッド(31)を着脱可能に固定するピペットヘッドホルダーと、ヘッド本体部を着脱可能に固定する本体ホルダーとを備え、
前記ピペットヘッド移動機構(45)が、前記ピペットヘッドホルダーを垂直移動させることにより、ピペットヘッド(31)を垂直移動すること、
前記ピペットヘッド(31)と前記ヘッド本体部(10)を引き出して取り外すことができることを特徴とする分注ヘッドが交換可能な高速自動分注装置。 - 前記分注ヘッドは、前記ヘッド本体部の下面に衝合して配設され、前記各ピペットが貫通するチップ離脱板を備え、該チップ離脱板が下方に移動することで前記各ピペットからチップを離脱することを特徴とする請求項1の分注ヘッドが交換可能な高速自動分注装置。
- 前記ピペットヘッド(31)および前記ヘッド本体部(10)を近接させ、前記ピペットヘッド(31)、前記ヘッド本体部(10)および前記チップ離脱板を一体的に引き出して取り外すことができることを特徴とする請求項2の分注ヘッドが交換可能な高速自動分注装置。
- 前記ピペットヘッドは、前記チップ離脱板を下方に移動させる押出部材を備えることを特徴とする請求項2または3の分注ヘッドが交換可能な高速自動分注装置。
- 前記押出部材は、前記ピペットヘッドを液材の排出時の位置からさらに進出させた位置で前記チップ離脱板に当接する長さに構成され、
前記押出部材の先端が前記ヘッド本体部(10)に没入し前記チップ離脱板と離間すると、前記チップ離脱板が、前記チップ離脱板と前記ヘッド本体部(10)とを連結する弾性部材(54)の作用により本体部(10)に固定されることを特徴とする請求項4の高速自動分注装置。 - 前記チップ離脱板は、長手方向左右端部から中央部に掛けて厚みが増すように段が形成されることを特徴とする請求項2、3、4または5の分注ヘッドが交換可能な高速自動分注装置。
- 前記ピペットヘッドおよび前記ヘッド本体部は、対向して設けられた一対の取手(4、35)をそれぞれ備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかの分注ヘッドが交換可能な高速自動分注装置。
- 複数のピペットと、各ピペットを軸通するプランジャーの一端が固定されるピペットヘッドと、ピペットヘッドと衝合し各ピペットが貫通するヘッド本体部とを備える分注ヘッド、分注ヘッドを着脱可能に固定するヘッドホルダー、ピペットヘッドを垂直移動するピペットヘッド移動機構、ヘッドホルダーを水平および垂直移動自在とする駆動機構、を備える分注ヘッドが交換可能な高速自動分注装置、
複数のチップが一定間隔で載置されたチップボックス、
当該チップボックスが複数載置されたチップボックスパレット、
分注する液材が入る複数の凹部が一定間隔で設けられたマザープレート、
当該マザープレートが複数設けられたマザープレートパレット、
液材の分注先となる複数の凹部が一定間隔で設けられたディスペンスプレート、
当該ディスペンスプレートが複数載置されたディスペンスプレートパレット、
前記分注ヘッドのピペット整列精度を保持するチップ整列具を備える分注ステーションであって、
前記ヘッドホルダーは、ピペットヘッドを着脱可能に固定するピペットヘッドホルダーと、ヘッド本体部を着脱可能に固定する本体ホルダーとを備え、前記ピペットヘッド移動機構が、ピペットヘッドホルダーを垂直移動させることにより、ピペットヘッドを垂直移動すること、
前記ピペットヘッドと前記ヘッド本体部を引き出して取り外すことができること、
分注先となるディスペンスプレートの縦および横列の凹部の数は、前記分注ヘッドの縦および横列のピペット数のそれぞれ整数倍であり、
前記分注ヘッドの縦および横列のピペットの間隔がディスペンスプレートの縦および横列の凹部の間隔のそれぞれ整数倍であり、且つ、
当該ピペットの間隔と同じ間隔で前記分注ヘッドのピペット数以上の凹部を前記チップ整列具が有することを特徴とする分注ステーション。 - 前記分注ヘッドは、前記ヘッド本体部の下面に衝合して配設され、前記各ピペットが貫通するチップ離脱板を備え、該チップ離脱板が下方に移動することで前記各ピペットからチップを離脱することを特徴とする請求項8の分注ステーション。
- 前記ピペットヘッドおよび前記ヘッド本体部を近接させ、前記ピペットヘッド、前記ヘッド本体部および前記チップ離脱板を一体的に引き出して取り外すことができることを特徴とする請求項9の分注ステーション
- 前記ピペットヘッドは、前記チップ離脱板を下方に移動させる押出部材を備えることを特徴とする請求項9または10の分注ステーション。
- 前記押出部材は、前記ピペットヘッドを液材の排出時の位置からさらに進出させた位置で前記チップ離脱板に当接する長さに構成され、
前記押出部材の先端が前記ヘッド本体部(10)に没入し前記チップ離脱板と離間すると、前記チップ離脱板が、前記チップ離脱板と前記ヘッド本体部(10)とを連結する弾性部材(54)の作用により本体部(10)に固定されることを特徴とする請求項11の分注ステーション。 - 前記高速自動分注装置のチップ離脱板は、長手方向左右端部から中央部に掛けて厚みが増すように段が形成されることを特徴とする請求項9、10、11または12の分注ステーション。
- 前記ピペットヘッドおよび前記ヘッド本体部は、対向して設けられた一対の取手(4、35)をそれぞれ備えることを特徴とする請求項8ないし13のいずれかの分注ステーション。
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