JP4900111B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
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Description
前記空調ケーシング内に配置され、電動モータ(21)と、この電動モータの回転軸(21a)の回転により回転軸方向から空気を吸入して径方向に吹き出して前記空気流を発生する羽根車(22、23、22A、23A)を有する送風機(20)と、
前記空調ケーシング内に配置され、前記空気流を冷却する冷却用熱交換器(13)と、
前記空調ケーシング内に配置され、前記空気流を加熱する加熱用熱交換器(15)と、
前記空調ケーシング内に配置され、前記冷却用熱交換器通過後の冷風が前記加熱用熱交換器をバイパスして流れるバイパス通路(16)と、を備え、
前記送風機は、前記冷却用熱交換器と前記加熱用熱交換器とに対して空気流れ下流側に配置されており、
前記冷却用熱交換器から吹き出される冷風と前記加熱用熱交換器から吹き出される温風とに基づいて、前記車室内を空調する車両用空調装置であって、
前記冷却用熱交換器は、空気通過方向の断面形状が扁平形状となっており、前記扁平形状の厚み方向(Sa)と直交する方向を前記扁平形状の扁平方向(Sb)としたとき、前記扁平形状の扁平方向(Sb)が天地方向と一致するようにして前記冷却用熱交換器が前記空調ケーシング内に配置され、前記冷却用熱交換器では、前記厚み方向(Sa)が車両前後方向となって車両前後方向に空気が通過するようになっており、
一方、前記加熱用熱交換器は、前記冷却用熱交換器の空気流れ下流側の車両後方側で、かつ、上方側の部位に配置されており、
前記加熱用熱交換器も空気通過方向の断面形状が扁平形状となっており、前記扁平形状の厚み方向(Se)と直交する方向を前記扁平形状の扁平方向(Sd)としたとき、この扁平方向(Sd)が前記冷却用熱交換器の前記扁平方向(Sb)と略平行となるようにして前記加熱用熱交換器が前記空調ケーシング内に配置され、前記加熱用熱交換器においても、前記厚み方向(Se)が車両前後方向となって車両前後方向に空気が通過するようになっており、
前記バイパス通路(16)は、前記冷却用熱交換器の空気流れ下流側の車両後方側で、かつ、前記加熱用熱交換器の下方側に形成されており、
前記送風機は、前記加熱用熱交換器の下方側で、かつ、前記加熱用熱交換器の前記扁平方向(Sd)の延長上に配置されるとともに、前記電動モータ(21)の回転軸(21a)が車両左右方向に延びるように配置されており、
さらに、前記空調ケーシング内において前記加熱用熱交換器の車両後方側に、前記加熱用熱交換器を通過した温風を前記送風機側に案内する案内壁(18)が設けられ、
前記空調ケーシングには、前記案内壁(18)よりも車両後方側部位に後方側外壁(30)が設けられ、
前記吹出口(35、36)は、前記空調ケーシングの上面部に設けられ、
前記案内壁(18)と前記後方側外壁(30)との間に、前記送風機から吹き出される空気を前記吹出口(35、36)に導く空気通路(40)が形成されていることを特徴とする。
このような配置によって、車両用空調装置の体格の小型化を図ることができる。
請求項3に記載の発明のように、請求項1または2に記載の車両用空調装置において、前記加熱用熱交換器(15)は、前記冷却用熱交換器(13)から吹き出される冷風を加熱するものであり、前記バイパス通路(16)に流れる空気量と前記加熱用熱交換器(15)に流れる空気量との比率を調整して前記吹出口(35、36)から吹き出す空気温度を調整する温度調整用ドア(17)を前記空調ケーシング(11)内に配置するようにしてもよい。
請求項7に記載の発明のように、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調装置において、前記電動モータ(21)は、前記空調ケーシング(11)内において車両左右方向のうち一方側にオフセットして配置されており、前記電動モータ(21)の回転軸(21a)は、前記空調ケーシング(11)内において車両左右方向の他方側に突出しており、前記回転軸(21a)のうち前記車両左右方向他方側への突出部に前記羽根車(22、22A)が配置されるようにしてもよい。
請求項8に記載の発明のように、請求項7に記載の車両用空調装置において、前記羽根車(22A)は、前記回転軸方向片側だけから空気を吸入するものとしたり、あるいは、請求項9に記載の発明のように、請求項7に記載の車両用空調装置において、前記羽根車(22)は、前記回転軸方向両側からそれぞれ空気を吸入するものとしてもよい。
以下、本発明の車両空調装置の第1実施形態について図1、図2に基づいて説明する。図1は本実施形態による車両用空調装置の室内ユニット部10を車両左右方向から視た断面図、図2は図1中矢印A方向から視た部分断面図である。図1の上下前後の矢印と図2の上下左右の矢印とは、それぞれ、車両搭載状態における方向を示す。
上述の第1実施形態では、送風機20の羽根車22(23)は、回転軸方向両側からそれぞれ空気を吸い込む羽根車を用いた例について説明したが、これに代えて、第2実施形態では、図3に示すように、送風機20の羽根車22A(23A)は、回転軸方向片側だけから空気を吸い込む羽根車を用いる。図3において図1、図2と同一符号は同一のものを示している。
上述の第1実施形態では、送風機20としては、2つの羽根車22、23を備えるものを用いた例について説明したが、これに代えて、第3実施形態では、図4に示すように、送風機20としては、1つの羽根車22だけを用いている。図4において図1、図2と同一符号は同一のものを示しその説明を省略する。
上述の第3実施形態では、送風機20の羽根車22として、回転軸方向両側からそれぞれ空気を吸い込んで径方向に吹き出す羽根車を用いる例について説明したが、これに限らず、第4実施形態では、図5に示すように、羽根車22Aとして、回転軸方向片側だけから矢印Kaのごとく空気を吸い込んで径方向に吹き出す羽根車を用いる。図5において図4と同一符号は同一のものを示している。本実施形態では、送風機20の羽根車22A以外の構造は、上述の第1実施形態と同様であるため、その詳細説明は省略する。
上述の第4実施形態では、ヒータコア15の下側で、かつ延長上に送風機20が配置されている例について説明したが、これに限らず、図6に示すように、ヒータコア15の天地方向下側であるならば、ヒータコア15の延長上から車両後方にオフセットした位置に送風機20を配置してもよい。
上述の第1〜第5の実施形態では、温度調整手段として、エアミックスドア17を用いた例について説明したが、これに限らず、温度調整手段として、ヒータコア15に循環させるエンジン冷却水の流量を調整して、エンジン冷却水から空気流に加わる熱量を調整して吹出口35、36等から吹出される吹出温度を調整するものを用いてもよい。この場合、ヒータコア15に対して空気下流側に蒸発器13を配置しても良い。
11b…外気導入口、12…内外気切替ドア、13…蒸発器、15…ヒータコア、
17a…エアミックスドア、20…送風機、21…電動モータ、22、23…羽根車、 24a、24b…スクロールケーシング、35、36…吹出口、
37…吹出モードドア、39、41…フット開口部。
Claims (9)
- 車室内に開口する吹出口(35、36)を有してこの吹出口に向けて空気流を流す空調ケーシング(11)と、
前記空調ケーシング内に配置され、電動モータ(21)と、この電動モータの回転軸(21a)の回転により回転軸方向から空気を吸入して径方向に吹き出して前記空気流を発生する羽根車(22、23、22A、23A)を有する送風機(20)と、
前記空調ケーシング内に配置され、前記空気流を冷却する冷却用熱交換器(13)と、
前記空調ケーシング内に配置され、前記空気流を加熱する加熱用熱交換器(15)と、
前記空調ケーシング内に配置され、前記冷却用熱交換器通過後の冷風が前記加熱用熱交換器をバイパスして流れるバイパス通路(16)と、を備え、
前記送風機は、前記冷却用熱交換器と前記加熱用熱交換器とに対して空気流れ下流側に配置されており、
前記冷却用熱交換器から吹き出される冷風と前記加熱用熱交換器から吹き出される温風とに基づいて、前記車室内を空調する車両用空調装置であって、
前記冷却用熱交換器は、空気通過方向の断面形状が扁平形状となっており、前記扁平形状の厚み方向(Sa)と直交する方向を前記扁平形状の扁平方向(Sb)としたとき、前記扁平形状の扁平方向(Sb)が天地方向と一致するようにして前記冷却用熱交換器が前記空調ケーシング内に配置され、前記冷却用熱交換器では、前記厚み方向(Sa)が車両前後方向となって車両前後方向に空気が通過するようになっており、
一方、前記加熱用熱交換器は、前記冷却用熱交換器の空気流れ下流側の車両後方側で、かつ、上方側の部位に配置されており、
前記加熱用熱交換器も空気通過方向の断面形状が扁平形状となっており、前記扁平形状の厚み方向(Se)と直交する方向を前記扁平形状の扁平方向(Sd)としたとき、この扁平方向(Sd)が前記冷却用熱交換器の前記扁平方向(Sb)と略平行となるようにして前記加熱用熱交換器が前記空調ケーシング内に配置され、前記加熱用熱交換器においても、前記厚み方向(Se)が車両前後方向となって車両前後方向に空気が通過するようになっており、
前記バイパス通路(16)は、前記冷却用熱交換器の空気流れ下流側の車両後方側で、かつ、前記加熱用熱交換器の下方側に形成されており、
前記送風機は、前記加熱用熱交換器の下方側で、かつ、前記加熱用熱交換器の前記扁平方向(Sd)の延長上に配置されるとともに、前記電動モータ(21)の回転軸(21a)が車両左右方向に延びるように配置されており、
さらに、前記空調ケーシング内において前記加熱用熱交換器の車両後方側に、前記加熱用熱交換器を通過した温風を前記送風機側に案内する案内壁(18)が設けられ、
前記空調ケーシングには、前記案内壁(18)よりも車両後方側部位に後方側外壁(30)が設けられ、
前記吹出口(35、36)は、前記空調ケーシングの上面部に設けられ、
前記案内壁(18)と前記後方側外壁(30)との間に、前記送風機から吹き出される空気を前記吹出口(35、36)に導く空気通路(40)が形成されていることを特徴とする車両用空調装置。 - 前記吹出口は、前記空調ケーシング(11)の上面部のうち車両後方側部位に設けられ前記空気通路(40)からの空気を乗員の上半身に向けて吹き出すフェイス吹出口(36)であることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
- 前記加熱用熱交換器(15)は、前記冷却用熱交換器(13)から吹き出される冷風を加熱するものであり、
前記バイパス通路(16)に流れる空気量と前記加熱用熱交換器(15)に流れる空気量との比率を調整して前記吹出口(35、36)から吹き出す空気温度を調整する温度調整用ドア(17)が前記空調ケーシング(11)内に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置。 - 前記電動モータ(21)は、前記空調ケーシング(11)内において車両左右方向の中央部に配置されており、
前記電動モータ(21)の回転軸(21a)は、前記電動モータ(21)から前記空調ケーシング(11)の車両左右方向両側にそれぞれ突出しており、
前記回転軸(21a)の車両左右方向両側への突出部の先端側には、前記羽根車として第1、第2の羽根車(22、23、22A、23A)が配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調装置。 - 前記第1、第2の羽根車(22A、23A)は、それぞれ、前記回転軸方向片側だけから空気を吸入するものであることを特徴とする請求項4に記載の車両用空調装置。
- 前記第1、第2の羽根車(22、23)は、それぞれ、前記回転軸方向両側から空気を吸入するものであることを特徴とする請求項4に記載の車両用空調装置。
- 前記電動モータ(21)は、前記空調ケーシング(11)内において車両左右方向のうち一方側にオフセットして配置されており、
前記電動モータ(21)の回転軸(21a)は、前記空調ケーシング(11)内において車両左右方向の他方側に突出しており、
前記回転軸(21a)のうち前記車両左右方向他方側への突出部に前記羽根車(22、22A)が配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調装置。 - 前記羽根車(22A)は、前記回転軸方向片側だけから空気を吸入するものであることを特徴とする請求項7に記載の車両用空調装置。
- 前記羽根車(22)は、前記回転軸方向両側からそれぞれ空気を吸入するものであることを特徴とする請求項7に記載の車両用空調装置。
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