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JP4998181B2 - 車載装置及び携帯端末 - Google Patents

車載装置及び携帯端末 Download PDF

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Description

本発明は、通行料金や商品購入代金等の課金処理を実行可能な車載装置、及び、その車載装置と組み合わせて用いられる携帯端末に関する。
近年、ETCシステムが広く普及している。しかし、現在のETCシステムは、接触型のICカードを車載装置に挿入して用いる形式であるため、ICカードと車載装置との間の接点不良の発生や、運転者がICカードを挿入し忘れることにより、車両がETCシステムの入口ゲートや出口ゲートを正常に通過できない事象が発生している。
そこで、このような問題を解決するために本願の出願人は、ICカードからカード情報を車載装置に予めコピーしておき、そのコピーしておいたカード情報をゲート通過時に利用することによってICカードがなくてもゲートを通過できるようにした発明を先に出願した(先行出願1参照)。
また、その車載装置にコピーされたカード情報のセキュリティー性を所定以上に保つために、所定の携帯端末を用いてカード情報を活性化(有効化)しないとカード情報を使用できないようにする発明についても先に出願した(先行出願2参照)。
[先行出願1]特願2006−313377号
[先行出願2]特願2007−126934号
特開
しかしながら、上記所定の携帯端末が現にその場になければカード情報を活性化できないとすると使い勝手が悪い。例えば、家族の一人が保有する携帯端末でのみカード情報を活性化できるとすれば、その家族が降車した後はカード情報を活性化できず、使い勝手が悪い。
本願発明は、このような問題にかんがみなされたものであり、セキュリティー性を維持しながら使い勝手を向上させた車載装置等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の車載装置は、課金先特定情報記憶手段と、課金処理実行手段と、設定手段と、判定情報記憶手段と、登録手段と、変更手段とを備える。課金先特定情報記憶手段は、携帯端末からの指令に基づいて記憶させた情報であって課金先(クレジットカード口座、預金口座、個人、法人等)を特定可能な情報である課金先特定情報を記憶し、課金処理実行手段は、課金先特定情報記憶手段に記憶された課金先特定情報を用い、路側装置と通信を行って課金処理を実行する。また、設定手段は、課金先特定情報記憶手段に記憶されている課金先特定情報について、利用可能な状態である活性化状態、又は、利用不可能な状態である非活性化状態のいずれかの状態を設定し、判定情報記憶手段は、課金先特定情報を非活性化状態から活性化状態に変更させることが可能な活性化可能端末であるか否かを判定する際に用いる判定情報を記憶可能な手段である。また、登録手段は、課金先特定情報を課金先特定情報記憶手段に記憶させた第一の携帯端末からの記憶指令に基づき、第一の携帯端末、又は、第一の携帯端末とは異なる第二の携帯端末の前記判定情報を、判定情報記憶手段に記憶させる。また、変更手段は、課金先特定情報を非活性化状態から活性化状態に変更させる変更指令を携帯端末から受けると、当該携帯端末が活性化可能端末であるか否かを判定情報記憶手段に記憶された判定情報を用いて判定し、肯定判定である場合にのみ設定手段に課金先特定情報を非活性化状態から活性化状態に変更させる。
このような車載装置によれば、課金先特定情報を車載装置に記憶させた第一の携帯端末だけではなく、第一の携帯端末を介して車載装置に登録された第二の携帯端末でも、車載装置に記憶された課金先特定情報を活性化することが可能になる。したがって、例えば、第一の携帯端末の保有者が車両から降車した後も、第二の携帯端末の保有者が車両に乗車していれば、課金先特定情報を任意に活性化することが可能になる。つまり、使い勝手が向上する。しかも、第二の携帯端末は、第一の携帯端末によらなければ課金先特定情報を活性化可能な端末として車載装置に登録されないため、セキュリティー性も十分に維持できると考えられる。
しかしながら、さらにセキュリティー性を向上させるため、第二の携帯端末を活性化可能端末として車載装置に登録する際に、第一の携帯端末について認証を行うようにするとよい。つまり、請求項2に記載の車載装置のように、登録手段は、第一の携帯端末から送られた判定情報が、判定情報記憶手段に記憶された第一の携帯端末についての判定情報と一致したことを条件に、第一の携帯端末からの記憶指令を実行するようになっているとよい。
このようになっていれば、第一の携帯端末の正当性が高まり、セキュリティー性が向上する。
ところで、第二の携帯端末による活性化は無条件に行われるようになっていてもよいが、条件があってもよい。つまり、請求項3に記載の車載装置のように、登録手段は、さらに、活性化可能端末である第二の携帯端末からの変更指令の実行条件を第一の携帯端末から受けて判定情報記憶手段に記憶し、変更手段は、判定情報記憶手段に記憶されている実行条件も加えて、活性化可能端末である第二の携帯端末からの変更指令を実行するか否かを判定するようになっていてもよい。
このようになっていれば、第二の携帯端末による活性化を制限することができ、結果として、第二の携帯端末による活性化を原因とする課金処理を制限することができる。
なお、実行条件の一例としては、活性化状態に変更させることが可能な課金先特定情報を指定することが考えられる。つまり、課金先特定情報記憶手段は、課金先特定情報を複数記憶していることを前提とし、登録手段は、実行条件の一つとして、課金先特定情報記憶手段が記憶する課金先特定情報の少なくとも一つを特定するための特定情報を活性化可能端末と対応付けて判定情報記憶手段に記憶させ、変更手段は、特定情報によって特定される課金先特定情報についてのみ、変更指令を実行するようになっていてもよい(請求項4)。
このようになっていれば、特定の課金先特定情報についてのみ、第二の携帯端末によって活性化することができるため、第一の携帯端末の保有者は、より積極的に第二の携帯端末を車載装置に登録させるようになる。
また、実行条件の一例としては、課金先特定情報に関する課金限度額を条件とすることが考えられる。つまり、登録手段は、実行条件の一つとして、課金先特定情報に関する課金限度額を判定情報記憶手段に記憶させ、変更手段は、変更指令対象の課金先特定情報に関する現在の課金額が課金限度額内である場合のみ、変更指令を実行するようになっていてもよい(請求項5)。
このようになっていれば、現在の課金額が課金限度額を超えている場合に課金先特定情報を活性化状態にしないため、第一の携帯端末の保有者は、より積極的に第二の携帯端末を車載装置に登録させるようになる。
また、実行条件の一例としては、課金先特定情報に関する課金可能期間を条件とすることが考えられる。つまり、登録手段は、実行条件の一つとして、課金先特定情報に関する課金可能期間を判定情報記憶手段に記憶させ、変更手段は、現時点が課金可能期間内である場合のみ、変更指令を実行するようになっていてもよい(請求項6)。
このようになっていれば、現時点が課金可能期間外である場合に課金先特定情報を活性化情報にしないため、第一の携帯端末の保有者は、より積極的に第二の携帯端末を車載装置に登録させるようになる。
ところで、課金処理の履歴情報が記憶されるようになっている場合には、どの携帯端末によって活性化されたことを契機に課金処理が実行されたのかを後から判別できるようになっているとよい。つまり、車載装置が、課金処理の履歴情報を記憶するための履歴情報記憶手段をさらに備えている場合、課金処理実行手段は、課金処理を行うと当該課金処理についての履歴情報を履歴情報記憶手段に記憶させると共に、当該課金処理に用いた課金先特定情報を活性化状態にさせた携帯端末を特定可能な情報である活性化実行端末情報を課金処理に対応付けて履歴情報記憶手段に記憶させるようになっているとよい(請求項7)。
このようになっていれば、どの携帯端末によって活性化されたことを契機に課金処理が実行されたのかを後から判別できるため、第一の携帯端末の保有者は、より積極的に第二の携帯端末を車載装置に登録させるようになる。
上記課題を解決するためになされた請求項8に記載の第一の携帯端末は、課金先を特定可能な情報である課金先特定情報を車載装置に記憶させる課金先特定情報記憶制御手段と、車載装置が記憶する課金先特定情報を非活性化状態から活性化状態に変更させるための変更指令を車載装置に送信する変更指令送信手段と、課金先特定情報を非活性化状態から活性化状態に変更させることが可能な活性化可能端末であるか否かを判定する際に用いられる判定情報を車載装置に記憶させる記憶指令を車載装置に送信する記憶指令送信手段とを備える。そして、記憶指令送信手段は、別の携帯端末からの依頼に基づき、その携帯端末の判定情報を車載装置に記憶させる指令を記憶指令として車載装置に送信する。
このような第一の携帯端末によれば、課金先特定情報を車載装置に記憶させた第一の携帯端末だけではなく、第一の携帯端末を介して判定情報が記憶された第二の携帯端末でも、車載装置に記憶された課金先特定情報の活性化を可能にする。第二の携帯端末によっても、車載装置に記憶された課金先特定情報の活性化できれば、例えば、第一の携帯端末の保有者が車両から降車した後も、第二の携帯端末の保有者が車両に乗車していれば、課金先特定情報を任意に活性化することができるため、車載装置の使い勝手がよい。しかも、第二の携帯端末は、第一の携帯端末によらなければ課金先特定情報を活性化可能な端末として車載装置に登録されないため、セキュリティー性も十分に維持できると考えられる。
上記課題を解決するためになされた請求項10に記載の第二の携帯端末は、車載装置が記憶する情報であって課金先を特定可能な情報である課金先特定情報を非活性化状態から活性化状態に変更させるための変更指令を車載装置に送信する変更指令送信手段と、課金先特定情報を非活性化状態から活性化状態に変更させることが可能な活性化可能端末であるか否かを判定する際に用いられる判定情報を車載装置に記憶させることを、課金先特定情報を車載装置に記憶させた携帯端末を介して行う記憶依頼手段とを備える。
このような第二の携帯端末によれば、課金先特定情報を車載装置に記憶させた第一の携帯端末だけではなく、第一の携帯端末を介して判定情報が記憶された第二の携帯端末でも、車載装置に記憶された課金先特定情報を活性化することが可能になる。第二の携帯端末によっても、車載装置に記憶された課金先特定情報の活性化できれば、例えば、第一の携帯端末の保有者が車両から降車した後も、第二の携帯端末の保有者が車両に乗車していれば、課金先特定情報を任意に活性化することができるため、車載装置の使い勝手がよい。しかも、第二の携帯端末は、第一の携帯端末によらなければ課金先特定情報を活性化可能な端末として車載装置に登録されないため、セキュリティー性も十分に維持できると考えられる。
なお、上述した第一の携帯端末及び第二の携帯端末の各手段としての機能を、プログラムによって実現してもよい(請求項9,11)。このようなプログラムを、携帯端末が内蔵するコンピュータに実行させれば、その携帯端末は、上述した本発明の携帯端末と同様の作用及び効果を奏する。また、プログラムはネットワーク等を用いて流通させることも可能である上、携帯端末におけるプログラムの入れ替えは、部品の入れ替えに比較して容易である。したがって、携帯端末の機能向上を容易に行うこともできる。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[構成の説明]
(1)全体構成
図1は、ETCシステム10の全体構成を示すブロック図である。ETCシステム10は、車両に搭載された車載装置20と、ユーザが持ち運び可能な第一の携帯端末30と、同じくユーザが持ち運び可能な第二の携帯端末40と、料金所等に設置された路側装置53と、Webサイトを提供する携帯端末用サイトサーバ55と、第一の携帯端末30が備える記憶媒体(後述する記憶部36)の中に記憶領域(エリア)を設定するための情報を提供するエリア発行サーバ57と、クレジットカード会社に設置されたカードセンターサーバ59とを備えたシステムである。なお、これらは、図1に一つずつしか描かれていないが、通常、複数存在する。また、車載装置20と路側装置53とは、DSRC(Dedicated Short Range Communication:狭域通信)によって通信が行われる。また、車載装置20、第一の携帯端末30、及び、第二の携帯端末40の間は、近距離無線通信によって通信が行われる。また、第一の携帯端末30と各サーバ(携帯端末用サイトサーバ55、エリア発行サーバ57及びカードセンターサーバ59)とは無線公衆回線網51を介して通信が行われる。ただし、第一の携帯端末30と無線公衆回線網51とは無線によって接続されるが、各サーバと無線公衆回線網51とは有線によって接続されている。また、第二の携帯端末40も無線公衆回線網51に接続可能ではあるが、上記各サーバとは通信することは許可されていない。
(2)車載装置20
次に、車載装置20の詳細について図2(a)のブロック図を用いて説明する。車載装置20は、無線アンテナ21と、DSRC部22と、HMI23と、SAM24と、非接触通信インターフェース25と、記憶部26と、制御部27とを備える。
無線アンテナ21は、DSRC用のアンテナである。
DSRC部22は、無線アンテナ21を介してDSRCによる情報の送受信を行う部位である。なお、通信対象は路側装置53である。
HMI23は、人間と装置とのコミュニケーションのためのインターフェース(Human Machine Interface)を提供する部位である。具体的には、操作ボタンやLEDやスピーカ等から構成される。
SAM24は、路側装置53との通信情報の暗号化・復号化、及び、車載装置固有情報(管理番号、形式登録番号、車両のナンバー等)の暗号化・復号化を行う。また、後述する車載装置用カード情報の暗号化・復号化も行う。
非接触通信インターフェース25は、第一の携帯端末30及び第二の携帯端末40と非接触の近距離無線通信(例えば、ISO 14443 TYPE Cや、Bluetooth等による通信)を行うためのインターフェースである。通信相手としては、第一の携帯端末30及び第二の携帯端末40に限らず非接触タイプのICカードとも通信できる。なお、接触型の通信インターフェースであってもよい。
記憶部26は、記憶保持動作が不要なデバイス(例えば、フラッシュメモリ)から構成され、各種の情報を記憶することができる。
制御部27は、CPU、ROM、RAM、I/O等から構成され、DSRC部22、HMI23、SAM24、非接触通信インターフェース25及び記憶部26をプログラムに基づいて統括的に制御する部位である。
(3)第一の携帯端末30
次に、第一の携帯端末30の詳細について図2(b)のブロック図を用いて説明する。第一の携帯端末30は、無線アンテナ31と、公衆通信部32と、HMI33と、非接触通信インターフェース35と、記憶部36と、制御部37とを備える。
無線アンテナ31は、無線公衆回線網51に無線接続するためのアンテナである。
公衆通信部32は、無線アンテナ31を介して無線通信(例えば、CDMA等の通信)によって情報の送受信を行う部位である。なお、最終的な通信対象は、携帯端末用サイトサーバ55、エリア発行サーバ57及びカードセンターサーバ59である。
HMI33は、人間と装置とのコミュニケーションのためのインターフェース(Human Machine Interface)を提供する部位である。具体的には、操作ボタンや液晶ディスプレイやスピーカやマイク等から構成される。
非接触通信インターフェース35は、車載装置20及び第二の携帯端末40と非接触の近距離無線通信(例えば、ISO 14443 TYPE Cや、Bluetooth等による通信)を行うためのインターフェースである。通信相手としては、車載装置20や第二の携帯端末40に限らず、非接触の近距離無線通信を行うことができる他の装置とも通信できる。なお、接触型の通信インターフェースであってもよい。
記憶部36は、記憶保持動作が不要なデバイス(例えば、フラッシュメモリ)から構成され、各種の情報を記憶することができる。
制御部37は、CPU、ROM、RAM、I/O等から構成され、公衆通信部32、HMI33、非接触通信インターフェース35及び記憶部36をプログラムに基づいて統括的に制御する部位である。
(4)第二の携帯端末40
次に、第二の携帯端末40の詳細について図3のブロック図を用いて説明する。第二の携帯端末40は、無線アンテナ41と、公衆通信部42と、HMI43と、非接触通信インターフェース45と、記憶部46と、制御部47とを備える。
無線アンテナ41は、無線公衆回線網51に無線接続するためのアンテナである。
公衆通信部42は、無線アンテナ41を介して無線通信(例えば、CDMA等の通信)によって情報の送受信を行う部位である。
HMI43は、人間と装置とのコミュニケーションのためのインターフェース(Human Machine Interface)を提供する部位である。具体的には、操作ボタンや液晶ディスプレイやスピーカやマイク等から構成される。
非接触通信インターフェース45は、車載装置20及び第一の携帯端末30と非接触の近距離無線通信(例えば、ISO 14443 TYPE Cや、Bluetooth等による通信)を行うためのインターフェースである。通信相手としては、車載装置20や第一の携帯端末30に限らず、非接触の近距離無線通信を行うことができる他の装置とも通信できる。なお、接触型の通信インターフェースであってもよい。
記憶部46は、記憶保持動作が不要なデバイス(例えば、フラッシュメモリ)から構成され、各種の情報を記憶することができる。
制御部47は、CPU、ROM、RAM、I/O等から構成され、公衆通信部42、HMI43、非接触通信インターフェース45及び記憶部46をプログラムに基づいて統括的に制御する部位である。
(5)路側装置53
次に、路側装置53について説明する。路側装置53は、車載装置20とDSRCによる情報の送受信を行う機能、車載装置20から送られてくる暗号化された情報を復号化する機能、車載装置20へ送る情報を暗号化する機能、有線通信によって図示しない情報センタと通信する機能等を有する。なお、情報センタというのは、路側装置53を管理するセンタであり、路側装置53から送られてきた課金処理情報に基づいて決済処理(カード会社への請求処理等)を行う機能を有する。
(6)携帯端末用サイトサーバ55
次に、携帯端末用サイトサーバ55について説明する。携帯端末用サイトサーバ55は、第一の携帯端末30向けのHTMLデータや、第一の携帯端末30で動作させるセットアップAP(Application)等を記憶する機能、記憶しているこれらのデータ等を、無線公衆回線網51を介して第一の携帯端末30へ送信する機能等を有する。
(7)エリア発行サーバ57
次に、エリア発行サーバ57について説明する。エリア発行サーバ57は、第一の携帯端末30が記憶部36にETCエリアを作成する際に必要な情報(ETCエリア作成情報)を記憶する機能、ETCエリア作成情報を、無線公衆回線網51を介して第一の携帯端末30へ送信する機能等を有する。
(8)カードセンターサーバ59
次に、カードセンターサーバ59について説明する。カードセンターサーバ59は、無線公衆回線網51を介して第一の携帯端末30と通信を行う機能、車載装置20によって暗号化された情報の復号化及び車載装置20に送る情報の暗号化を行う機能、所定のID等の情報に基づいて車載装置用カード情報を生成する機能等を有する。なお、車載装置用カード情報というのは、車載装置20に記憶されることが予定された情報であって、必要に応じて車載装置20から読み出されて課金処理に用いられる情報である。
[動作の説明]
次に、ETCシステム10の動作について説明する。ただし、以下においては、本発明に関連する部分を中心に説明し、料金所のゲートで実行される課金処理(車載装置20に記憶された車載装置用カード情報が路側装置53に渡されて課金される処理)のような、特願2006−313377号によって既に開示した処理については説明を省略する。
(1)車載装置用カード情報の第一の携帯端末30への登録
まず、車載装置用カード情報が第一の携帯端末30に登録される処理について、図4の説明図を用いて説明する。
第一の携帯端末30の制御部37は、HMI33(具体的には操作ボタン)を介してユーザからセットアップ用APの取得要求指令を受け付けると、無線公衆回線網51を介して携帯端末用サイトサーバ55へセットアップ用APの取得要求を行う(S50)。
この要求を受けた携帯端末用サイトサーバ55は、指定されたセットアップ用APを、無線公衆回線網51を介して第一の携帯端末30へ送信する(S55)。
セットアップ用APを受け取った第一の携帯端末30の制御部37は、当該セットアップ用APの実行を開始し、無線公衆回線網51を介してエリア発行サーバ57へETCエリア作成情報の要求を行う(S60)。ここで言う「ETCエリア作成情報」というのは、第一の携帯端末30の記憶部36に、特定のカード情報のための記憶領域(エリア)を設定するための情報である。
ETCエリア作成情報の要求を受けたエリア発行サーバ57は、第一の携帯端末30においてETCエリアを作成する際に必要な情報(ETCエリア作成情報)を生成する。そして、生成した情報を、無線公衆回線網51を介して第一の携帯端末30へ送信する(S65)。
ETCエリア作成情報を受け取った第一の携帯端末30の制御部37は、受け取ったETCエリア作成情報を用いて記憶部36にETCエリアを生成する。
その後、第一の携帯端末30の制御部37は、HMI33(具体的には操作ボタン)を介してユーザから、車載装置20に記憶させるための車載装置用カード情報を取得する旨の指令を受け付けると、非接触通信インターフェース35を介して車載装置20と通信を行い車載装置20から車載装置固有情報(管理番号、形式登録番号、車両のナンバー等)を取得し、記憶部36のETCエリアに記憶させる(S70)。そして、無線公衆回線網51を介してカードセンターサーバ59に車載装置用カード情報を要求する(S75)。
この要求を受けたカードセンターサーバ59は、車載装置用カード情報を生成し、生成した当該車載装置用カード情報を暗号化して無線公衆回線網51を介して第一の携帯端末30へ送信する(S80)。
車載装置用カード情報を受け取った第一の携帯端末30の制御部37は、受け取った車載装置用カード情報を記憶部36のETCエリアに格納する。
このような手順にて第一の携帯端末30へ車載装置用カード情報が登録される。なお、上述した手順と同様の手順にて複数種類の車載装置用カード情報を、第一の携帯端末30の記憶部36のETCエリアに格納することもできる。
(2)車載装置用カード情報の車載装置20への登録
次に、上述した処理手順において、車載装置用カード情報を取得する旨の指令を、HMI33(具体的には操作ボタン)を介して第一の携帯端末30が受け付けた以降の処理の詳細(主にS70〜S80)、及び、車載装置用カード情報が車載装置20へ登録される処理について、図5のラダーチャートを用いて説明する。
第一の携帯端末30の制御部37は、HMI33(具体的には操作ボタン)を介してユーザから、車載装置20に記憶させるための車載装置用カード情報を取得する旨の指令を受け付けると、非接触通信インターフェース35を介して車載装置20に対し、車載装置固有情報(管理番号、形式登録番号、車両のナンバー等)を要求する(S105)。
要求を受けた車載装置20の制御部27は、非接触通信インターフェース25を介して第一の携帯端末30に対し、車載装置固有情報を送信する(S110)。
車載装置固有情報を受信した第一の携帯端末30の制御部37は、受信した車載装置固有情報を記憶部36のETCエリアに記憶させ、さらに、無線アンテナ31及び公衆通信部32を介してカードセンターサーバ59に車載装置用カード情報を要求する(S115)。送信する情報は、要求を意味する情報だけではなく、記憶部36のETCエリアに記憶させた車載装置固有情報と、予め記憶部36に記憶されている携帯端末用カード情報についても、カードセンターサーバ59に送信する。なお、携帯端末用カード情報というのは、第一の携帯端末30によって課金処理を行う際に使用するカード情報である。第一の携帯端末30の利用者は、コンビニエンスストアやレストラン等において、専用端末に第一の携帯端末30をかざすことにより、この携帯端末用カード情報が専用端末によって読み出されて課金処理が実行される。
第一の携帯端末30から車載装置用カード情報の要求等を受け取ったカードセンターサーバ59は、受け取った携帯端末用カード情報が正当であるか否かを判定する(S120)。具体的には、携帯端末用カード情報に関するデータが記憶されたデータベースを参照する等して、携帯端末用カード情報が正規に発行されたカード情報であるか否かを判定する。この判定によって、携帯端末用カード情報は正当なものであると判定した場合は、車載装置用カード情報を生成する(S125)。この車載装置用カード情報は、車載装置20に記憶されることが予定された情報であって、必要に応じて車載装置20から読み出されて課金処理に用いられる情報である。
カードセンターサーバ59は、車載装置用カード情報を生成すると、生成した車載装置用カード情報を第一の携帯端末30へ送信する(S130)。
車載装置用カード情報を受信した第一の携帯端末30の制御部37は、携帯端末用カード情報に基づいて暗証コード(以下、「暗証コードA」とも称す。)を生成し(S140)、受信した車載装置用カード情報と生成した暗証コードAとを、非接触通信インターフェース25を介して車載装置20へ送信する(S145)。なお、「携帯端末用カード情報に基づいて暗証コードを生成し」というのは、所定の電子鍵によって携帯端末用カード情報を暗号化することである。この鍵は、車載装置20も所有するものである。また、生成した暗証コードAについては、記憶部36に記憶させておく。
車載装置用カード情報と暗証コードAとを受信した車載装置20の制御部27は、受信した車載装置用カード情報と暗証コードAとを記憶部26に記憶させる(S150)。なお、この際、車載装置用カード情報は非活性化状態で記憶される。「非活性化状態」というのは、記憶部26に記憶されている車載装置用カード情報を読み出し不可能な状態を意味し、記憶部26に設けられた状態フラグの状態によって決定されるようになっている。具体的には、状態フラグの状態「オフ」が非活性化状態に対応し、状態フラグの状態「オン」が活性化状態(読み出し可能な状態)に対応する。なお、非活性化状態では、記憶部26に記憶された車載装置用カード情報は読み出すことができないようになっている(そのようなロック機能が設けられている)。
受信した車載装置用カード情報と暗証コードAとを記憶部26に記憶させると、車載装置20の制御部27は、記憶を完了した旨の通知(登録完了通知)を、非接触通信インターフェース25を介して第一の携帯端末30へ送信する(S155)。
登録完了通知を受信した第一の携帯端末30の制御部37は、車載装置20への車載装置用カード情報の登録が完了したことを、HMI33(具体的には液晶ディスプレイ)に表示させる(S160)。
(3)第二の携帯端末40の登録の流れについて
次に、車載装置20に登録された車載装置用カード情報を、第二の携帯端末40によって活性化できるようにするための登録の流れについて、図6のラダーチャートを用いて説明する。
第一の携帯端末30の制御部37は、HMI33(具体的には操作ボタン)を介してユーザから、第二の携帯端末40を車載装置20に登録させる旨の指令を受け付けると、非接触通信インターフェース35を介して第二の携帯端末40に対し、携帯端末固有情報(例えば、端末IDや、携帯電話番号等)を要求する(S205)。
要求を受けた第二の携帯端末40の制御部47は、記憶部46に記憶されている携帯端末固有情報を読み出し、非接触通信インターフェース45を介して第一の携帯端末30に対して送信する(S210)。
第二の携帯端末40から携帯端末固有情報を受け取った第一の携帯端末30の制御部37は、受け取った携帯端末固有情報に基づいて暗証コード(以下、「暗証コードB」とも称す。)を生成し、記憶部36に記憶させる(S215)。
続いて、第一の携帯端末30の制御部37は、活性化可能端末情報を生成し、記憶部36に記憶させる(S220)。活性化可能端末情報は、以下の(i)〜(iii)の情報からなる(図10(a)のデータ例を参照)。
(i)許可する車載装置用カード情報特定情報
この情報は、車載装置20の記憶部26に記憶された複数の車載装置用カード情報のうち、第二の携帯端末40による活性化を許可する車載装置用カード情報を特定するための情報である。
(ii)課金限度額
この情報は、第二の携帯端末40による車載装置用カード情報の活性化を許可するか否かの判断の際に利用される情報である。なお、過去に第二の携帯端末40によって活性化されて課金された額の総額が、課金限度額内である場合にのみ、新たな活性化を許可すると判断される。
(iii)課金可能期間
この情報は、第二の携帯端末40による車載装置用カード情報の活性化を許可するか否かの判断の際に利用される情報である。なお、第二の携帯端末40によって活性化されようとした時点が、この課金可能期間内である場合にのみ、新たな活性化を許可すると判断される。
続いて第一の携帯端末30の制御部37は、第二の携帯端末40を、活性化可能端末として追加する要求を、非接触通信インターフェース35を介して車載装置20に対し行う(S225)。
この要求を受け取った車載装置20の制御部27は、第一の携帯端末30が正当なものであるか否かを判断するために、非接触通信インターフェース25を介して第一の携帯端末30に対し暗証コードを要求する(S230)。
この要求を受け取った第一の携帯端末30の制御部37は、記憶部36に記憶させておいた暗証コードAを読み出し、非接触通信インターフェース35を介して車載装置20へ送信する(S235)。
暗証コードAを受け取った車載装置20の制御部27は、暗証コードAに基づいて通信相手である第一の携帯端末30の正当性を判定する(S240)。具体的には、受け取った暗証コードAと、記憶部26に記憶されている暗証コードAとが一致するか否かを判定することによって行う。判定の結果、第一の携帯端末30は正当であると判定した場合は、車載装置20の制御部27は、登録する端末の活性化可能端末情報及び暗証コードを、非接触通信インターフェース25を介して第一の携帯端末30に要求する(S245)。
この要求を受け取った第一の携帯端末30の制御部37は、S215で生成した暗証コードBと、S220で生成した活性化可能端末情報とを、非接触通信インターフェース35を介して車載装置20へ送信する(S250)。
これらの情報を受け取った車載装置20の制御部27は、受け取った情報(暗証コードB及び活性化可能端末情報)を記憶部26に記憶させる(S255)。そして、車載装置20の制御部27は、記憶を完了した旨の通知(登録完了通知)を、非接触通信インターフェース25を介して第一の携帯端末30へ送信する(S260)。
登録完了通知を受信した第一の携帯端末30の制御部37は、車載装置用カード情報が車載装置20へ登録されたことを、HMI33(具体的には液晶ディスプレイ)に表示させる(S265)。そして、S215で生成した暗証コードBと、S220で生成した活性化可能端末情報とを、非接触通信インターフェース35を介して第二の携帯端末40へ送信する(S270)。
これらの情報を受け取った第二の携帯端末40の制御部47は、受け取った情報(暗証コードB及び活性化可能端末情報)を記憶部46に記憶させる(S275)。そして、第二の携帯端末40の制御部47は、第二の携帯端末40が車載装置20へ活性化可能端末として登録されたことを、HMI43(具体的には液晶ディスプレイ)に表示させる(S280)。
(4)活性化端末登録処理について
ここで、車載装置20の制御部27が、非接触通信インターフェース25を介して端末から活性化端末追加要求(上述したS225)を受け付けた際に実行が開始される処理である(活性化端末登録処理)について、図7のフローチャートを用い、より一般化して説明する。
車載装置20の制御部27は、活性化端末登録処理の実行を開始すると、活性化端末追加要求をしてきた端末に対し、非接触通信インターフェース25を介して暗証コード要求する(S305)。
続いて、車載装置20の制御部27は、非接触通信インターフェース25を介して端末から暗証コードを受信する(S310)。そして、受信した暗証コードに基づき、活性化端末追加要求をしてきた端末が正当であるか否かを判定する(S315)。具体的には、受け取った暗証コードと、記憶部26に記憶されている暗証コードであって車載装置用カード情報を記憶させた端末(第一の携帯端末30)の暗証コードとが一致するか否かを判定することによって行う。判定の結果、活性化端末追加要求をしてきた端末が正当であると判定した場合は(S315:Yes)、S325へ処理を移行し、活性化端末追加要求をしてきた端末が正当でないと判定した場合は(S315:No)、S320へ処理を移行する。
活性化端末追加要求をしてきた端末が正当でないと判定した場合に進むS320では、非接触通信インターフェース25を介して、活性化端末追加要求をしてきた端末に対してエラーを通知する。
一方、活性化端末追加要求をしてきた端末は正当であると判定した場合に進むS325では、非接触通信インターフェース25を介して端末に、登録対象の端末の活性化可能端末情報及び暗証コードを要求する。
続いて、車載装置20の制御部27は、登録対象の端末の活性化可能端末情報と暗証コード(暗証コードB)を、活性化端末追加要求をしてきた端末から非接触通信インターフェース25を介して受信する(S330)。登録対象の端末の活性化可能端末情報と暗証コード(暗証コードB)を受信すると、これらを記憶部26に記憶させる(S335)。そして、活性化端末追加要求をしてきた端末に対して非接触通信インターフェース25を介して登録完了を通知し(S340)、本処理(活性化端末登録処理)を終了する。
(5)活性化処理について
次に、車載装置20の制御部27が実行する活性化処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。なお、活性化処理は、車載装置20への電力供給が開始された際(例えば、エンジンキーが回されてアクセサリー電力が供給される状態になった際)に実行が開始される。
車載装置20の制御部27は、活性化処理の実行を開始すると、まず入口情報が記憶部26に記憶されているか否かを判定する(S405)。この入口情報というのは、何月何日何時何分にどの入口ICから有料道路に入ったかを示す情報である。
S405の判定の結果、入口情報は記憶部26に記憶されていると判定した場合は(S405:Yes)、S480へ処理を移行し、入口情報は記憶部26に記憶されていないと判定した場合は(S405:No)、S410へ処理を移行する。
入口情報が記憶部26に記憶されていると判定した場合に進むS410では、非接触通信インターフェース25を介して通信可能な端末から暗証コードの受信を試みる。何らかの暗証コードが受信できた場合は、その受信した暗証コードに基づき、非接触通信インターフェース25を介して通信可能な端末が、第一の携帯端末30として正当か否かを判定する(S415)。具体的には、記憶部26に記憶されている一又は複数の暗証コードであって車載装置用カード情報を登録させた端末(第一の携帯端末30)の暗証コードの中に、非接触通信インターフェース25を介して受信した暗証コードと同一の暗証コードがあるか否かを調べ、同一の暗証コードがある場合に端末は第一の携帯端末30として正当であると判定する。
S415の判定の結果、非接触通信インターフェース25を介して通信可能な端末が、第一の携帯端末30として正当であると判定した場合は(S415:Yes)、S465へ処理を移行し、第一の携帯端末30として正当ないと判定した場合は(S415:No)、S420へ処理を移行する。
第一の携帯端末30として正当でないと判定した場合に進むS420では、S410で受信した暗証コードに基づき、非接触通信インターフェース25を介して通信可能な端末が、第二の携帯端末40として正当か否かを判定する。具体的には、記憶部26に記憶されている一又は複数の暗証コードであって第二の携帯端末40の暗証コードの中に、非接触通信インターフェース25を介して受信した暗証コードと同一の暗証コードがあるか否かを調べ、同一の暗証コードがある場合に端末は第二の携帯端末40として正当であると判定する。
S420の判定の結果、非接触通信インターフェース25を介して通信可能な端末が、第二の携帯端末40として正当であると判定した場合は(S420:Yes)、S425へ処理を移行し、第二の携帯端末40として正当ないと判定した場合は(S420:No)、S410へ処理を戻す。なお、S410へ処理を戻す際に、HMI23(具体的にはLED等)によってエラーをユーザに報知するようにしてもよい。
一方、第二の携帯端末40として正当と判定した場合に進むS425では、制御部27はS410で受信した暗証コードに対応する活性化可能端末情報を記憶部26から読み出す。そして、その読み出した情報に基づいて、記憶部26に記憶された車載装置用カード情報の中から活性化する車載装置用カード情報を特定する(S430)。
続いて、車載装置20の制御部27は、S425で読み出した活性化可能端末情報を参照して課金限度額の設定がなされているか否かを判定する(S435)。課金限度額が設定されていると判定した場合は(S435:Yes)、S440へ処理を移行し、課金限度額は設定されていないと判定した場合は(S435:No)、S450へ処理を移行する。
課金限度額が設定されていると判定した場合に進むS440では、S425で読み出した活性化可能端末情報に対応する端末によって活性化された車載装置用カード情報に関する過去の課金歴情報を参照する。そして、その課金金額の合計が課金限度額を下回っているか否かを判定する(S445)。課金金額の合計は課金限度額を上回っていると判定した場合は(S445:Yes)、S460へ処理を移行し、課金金額の合計は課金限度額を上回っていないと判定した場合は(S445:No)、S450へ処理を移行する。
S450では、S425で読み出した活性化可能端末情報を参照して課金可能期間が設定されているか否かを判定する。課金可能期間が設定されていると判定した場合は(S450:Yes)、S455へ処理を移行し、課金可能期間が設定されていないと判定した場合は(S450:No)、S465へ処理を移行する。
課金可能期間が設定されていると判定した場合に進むS455では、現時点が課金可能期間内か否かを判定する。現時点は課金可能期間内と判定した場合は(S455:Yes)、S465へ処理を移行し、現時点は課金可能期間内でないと判定した場合は(S455:No)、S460へ処理を移行する。
S460では、エラーを報知する。つまり、課金限度額を超えていることによって活性化できない旨、又は、課金可能期間でないため活性化できない旨を、HMI23(具体的にはLEDやスピーカ)を介してユーザに報知する。そして、本処理(活性化処理)を終了する。
S405において入口情報は記憶部26に記憶されていないと判定した場合に進むS480では、車載装置20の制御部27は活性化設定情報を読み出す。この活性化設定情報というのは、後述する非活性化処理において記憶される情報であり、非活性化処理において非活性化させた車載装置用カード情報を特定する情報、及び、その車載装置用カード情報を活性化させた端末を特定する情報である(図10(b)のデータ例を参照)。なお、後述するS470では、この活性化設定情報に基づいて車載装置用カード情報を活性化する。
S415において肯定判定、S450において否定判定、又は、S455において肯定判定であった場合に進むS465では、活性化させた端末を特定する情報を記憶する。つまり、非接触通信インターフェース25を介して通信可能な端末が、第一の携帯端末30として正当であると判定されて本ステップ(S465)に達した場合は(S415:Yes)、第一の携帯端末30を特定可能な情報(例えば、端末ID、携帯電話番号、暗証コードA等)を記憶部26に記憶する。また、非接触通信インターフェース25を介して通信可能な端末が、第二の携帯端末40として正当であると判定されて本ステップ(S465)に達した場合は(S420:Yes)、第二の携帯端末40を特定可能な情報(例えば、端末ID、携帯電話番号、暗証コードB等)を記憶部26に記憶する。
続いて、車載装置20の制御部27は、車載装置用カード情報を活性化する(S470)。つまり、S415で肯定判定されたことによりS470に達した場合は第一の携帯端末30によって記憶された車載装置用カード情報を活性化し、S420で肯定判定されたことによりS470に達した場合はS430で特定した車載装置用カード情報を活性化し、S405で肯定判定されたことによりS470に達した場合はS480で読み出して活性化設定情報に基づく車載装置用カード情報を活性化する。
続いて、車載装置20の制御部27は、活性化が完了した旨を、HMI23(具体的にはLEDやスピーカ)を介してユーザに報知する。そして、本処理(活性化処理)を終了する。
(6)非活性化処理について
次に、車載装置20の制御部27が実行する非活性化処理について、図9(a)のフローチャートを用いて説明する。なお、非活性化処理は、車載装置20への主電力供給が絶たれた際(例えば、エンジンキーが回されてアクセサリー電力の供給が断たれた状態になった際)に実行が開始される。非活性化処理の実行に必要な電力は、常時供給電力によって賄われる。
車載装置20の制御部27は、非活性化処理の実行を開始すると、まず入口情報が記憶部26に記憶されているか否かを判定する(S505)。入口情報が記憶部26に記憶されていると判定した場合は(S505:Yes)、S510へ処理を移行し、入口情報が記憶部26に記憶されていないと判定した場合は(S505:No)、S515へ処理を移行する。
入口情報が記憶部26に記憶されていると判定した場合に進むS510では、活性化設定情報として、現在活性化状態にある車載装置用カード情報を特定する情報及びその車載装置用カード情報を活性化させた端末を特定可能な情報(例えば、端末ID、携帯電話番号、暗証コードA等)を記憶部26に記憶させる。そして、S520へ処理を移行する。
一方、入口情報が記憶部26に記憶されていないと判定した場合に進むS515では現在、活性化設定情報が記憶部26に記憶されていれば、その活性化設定情報を消去し、また、活性化させた端末を特定する情報が記憶部26に記憶されていれば、その情報を消去する。そして、S520へ処理を移行する。
S520では、活性化状態にある車載装置用カード情報を非活性化する。そして、本処理(非活性化処理)を終了する。
(7)課金履歴書き込み処理について
次に、車載装置20の制御部27が実行する課金履歴書き込み処理について、図9(b)のフローチャートを用いて説明する。なお、課金履歴書き込み処理は、活性化状態にある車載装置用カード情報が用いられて課金処理(車載装置20に記憶された車載装置用カード情報が路側装置53に渡されて課金される処理)が終了した直後に実行が開始される。
車載装置20の制御部27は、課金履歴書き込み処理の実行を開始すると、課金処理において用いた車載装置用カード情報を活性化させた端末を特定する(S555)。これは、上述した活性化処理のS465において記憶部26に記憶された情報、又は、上述した非活性化処理のS510で記憶部26に記憶された活性化設定情報に基づいて特定する。
そして、車載装置用カード情報を活性化させた端末を特定する情報を加えた課金情報を課金履歴テーブルに保存する(S560)。そして、本処理(課金履歴書き込み処理)を終了する。
ここで、記憶部26に記憶されている課金履歴テーブルの一例について、図10(c)を用いて説明する。図10(c)に示すように、各レコード(課金情報)は、入口番号、出口番号及び通過日時からなる通行処理記録情報と、車種、金額、課金カード及び活性化端末からなる支払情報とからなる。入口番号は、有料道路に入った入口を特定可能な番号である。出口番号は、有料道路を出た出口を特定可能な番号である。通過日時は、課金処理を行った日時である。車種は、車載装置20が搭載された車両の種別(軽車両、普通車、大型車等)を示す情報である。金額は、有料道路を通行した通行料金の額である。課金カードは、通行料金の支払い(課金処理)に用いられた車載装置用カード情報を特定可能な情報(カードID)である。活性化端末は、通行料金の支払い(課金処理)に用いられた車載装置用カード情報を活性化させた端末を特定可能な情報(電話番号)である。
このような情報からなるレコードが、課金処理が完結する毎に作成されて課金履歴テーブルに追加される。
[実施形態の効果]
上記実施形態のETCシステム10によれば、車載装置用カード情報を車載装置20に記憶させた第一の携帯端末30だけではなく、第一の携帯端末30を介して車載装置20に登録された第二の携帯端末40でも、車載装置20に記憶された車載装置用カード情報を活性化することができる。したがって、例えば、第一の携帯端末30の保有者が車両から降車した後も、第二の携帯端末40の保有者が車両に乗車していれば、車載装置用カード情報を任意に活性化することができる。つまり、使い勝手が向上する。しかも、第二の携帯端末40は、第一の携帯端末30によらなければ車載装置用カード情報を活性化可能な端末として車載装置20に登録されないため、セキュリティー性も十分に維持できると考えられる。
また、第二の携帯端末40を活性化可能端末として車載装置20に登録する際に、第一の携帯端末30について認証を行うようになっているため(S305〜S315)、第一の携帯端末30の正当性が高く、セキュリティー性も向上している。
また、車載装置20は、第二の携帯端末40による活性化に対して条件が設けられている。具体的には、活性化可能な車載装置用カード情報、活性化を許可するか否かを判断するその時点での課金限度額、及び、活性化を許可する期間という条件である。このような条件が第二の携帯端末40による活性化に対して設けられているため、第一の携帯端末30の保有者は、より積極的に第二の携帯端末40を車載装置20に登録させるようになる。
また、課金処理の履歴情報の一つとして、課金処理に用いられた車載装置用カード情報を活性化させた端末を特定可能な情報を記憶させるようになっている(図10(c)の項目「活性化端末」参照)。このため、第一の携帯端末30の保有者は、どの携帯端末によって活性化されたことを契機に自身の車載装置用カード情報が用いられて課金処理が実行されたのかを後から判別できる。したがって、第一の携帯端末30の保有者は、より積極的に第二の携帯端末40を車載装置20に登録させるようになる。
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲に記載した用語との対応を示す。
(1)車載装置について
記憶部26が課金先特定情報記憶手段、判定情報記憶手段及び履歴情報記憶手段に相当し、制御部27が課金処理実行手段、設定手段、登録手段及び変更手段に相当し、車載装置用カード情報が課金先特定情報に相当する。また、上述したS225における、第一の携帯端末30からの活性化可能端末の追加登録要求に始まり、上述したS255において、暗証コードB及び活性化可能端末情報を記憶部26に記憶させるために制御部27が記憶部26に対して発行する指令が記憶指令に相当する。また、上述したS410において端末から送信される暗証コードが変更指令及び判定情報に相当する。また、上述したS235で受け取る暗証コードAも判定情報に相当する。また、活性化可能端末情報が実行条件に相当する。また、課金履歴テーブルに記憶される各情報が履歴情報に相当し、特に、その中でも活性化端末として記憶される情報が活性化実行端末情報に相当する。
(2)第一の携帯端末について
制御部37が、課金先特定情報記憶制御手段、変更指令送信手段及び記憶指令送信手段に相当する。
(3)第二の携帯端末について
制御部47が、変更指令送信手段及び記憶依頼手段に相当する。
ETCシステムの全体構成を示すブロック図である。 車載装置及び第一の携帯端末の概略構成を示すブロック図である。 第二の携帯端末の概略構成を示すブロック図である。 車載装置用カード情報が第一の携帯端末に登録される流れを説明するための説明図である。 車載装置用カード情報が車載装置へ登録される流れを説明するためのラダーチャートである。 第二の携帯端末が車載装置に登録される流れを説明するためのラダーチャートである。 車載装置で実行される活性化端末登録処理を説明するためのフローチャートである。 車載装置で実行される活性化処理を説明するためのフローチャートである。 車載装置で実行される非活性化処理及び課金履歴書き込み処理を説明するためのフローチャートである。 活性化可能端末情報、活性化設定情報、及び、課金履歴テーブルを説明するための説明図である。
符号の説明
10…ETCシステム、20…車載装置、21…無線アンテナ、22…DSRC部、23…HMI、24…SAM、25…非接触通信インターフェース、26…記憶部、27…制御部、30…第一の携帯端末、31…無線アンテナ、32…公衆通信部、33…HMI、35…非接触通信インターフェース、36…記憶部、37…制御部、40…第二の携帯端末、41…無線アンテナ、42…公衆通信部、43…HMI、45…非接触通信インターフェース、46…記憶部、47…制御部、51…無線公衆回線網、53…路側装置、55…携帯端末用サイトサーバ、57…エリア発行サーバ、59…カードセンターサーバ。

Claims (11)

  1. 携帯端末からの指令に基づいて記憶させた情報であって課金先を特定可能な情報である課金先特定情報を記憶する課金先特定情報記憶手段と、
    前記課金先特定情報記憶手段に記憶された前記課金先特定情報を用い、路側装置と通信を行って課金処理を実行する課金処理実行手段と、
    前記課金先特定情報記憶手段に記憶されている前記課金先特定情報について、利用可能な状態である活性化状態、又は、利用不可能な状態である非活性化状態のいずれかの状態を設定する設定手段と、
    前記課金先特定情報を非活性化状態から活性化状態に変更させることが可能な活性化可能端末であるか否かを判定する際に用いる判定情報を記憶可能な判定情報記憶手段と、
    前記課金先特定情報を前記課金先特定情報記憶手段に記憶させた第一の携帯端末からの記憶指令に基づき、第一の携帯端末、又は、第一の携帯端末とは異なる第二の携帯端末の前記判定情報を、前記判定情報記憶手段に記憶させる登録手段と、
    前記課金先特定情報を非活性化状態から活性化状態に変更させる変更指令を携帯端末から受けると、当該携帯端末が活性化可能端末であるか否かを前記判定情報記憶手段に記憶された前記判定情報を用いて判定し、肯定判定である場合にのみ前記設定手段に前記課金先特定情報を非活性化状態から活性化状態に変更させる変更手段と、
    を備えることを特徴とする車載装置。
  2. 請求項1に記載の車載装置において、
    前記登録手段は、前記第一の携帯端末から送られた判定情報が、前記判定情報記憶手段に記憶された前記第一の携帯端末についての前記判定情報と一致したことを条件に、前記第一の携帯端末からの前記記憶指令を実行すること、
    を特徴とする車載装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車載装置において、
    前記登録手段は、さらに、前記活性化可能端末である前記第二の携帯端末からの前記変更指令の実行条件を前記第一の携帯端末から受けて前記判定情報記憶手段に記憶し、
    前記変更手段は、前記判定情報記憶手段に記憶されている前記実行条件も加えて、前記活性化可能端末である前記第二の携帯端末からの前記変更指令を実行するか否かを判定すること、
    を特徴とする車載装置。
  4. 請求項3に記載の車載装置において、
    前記課金先特定情報記憶手段は、前記課金先特定情報を複数記憶し、
    前記登録手段は、前記実行条件の一つとして、前記課金先特定情報記憶手段が記憶する前記課金先特定情報の少なくとも一つを特定するための特定情報を前記活性化可能端末と対応付けて前記判定情報記憶手段に記憶させ、
    前記変更手段は、前記特定情報によって特定される前記課金先特定情報についてのみ、前記変更指令を実行すること、
    を特徴とする車載装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の車載装置において、
    前記登録手段は、前記実行条件の一つとして、前記課金先特定情報に関する課金限度額を前記判定情報記憶手段に記憶させ、
    前記変更手段は、前記変更指令対象の課金先特定情報に関する現在の課金額が前記課金限度額内である場合のみ、前記変更指令を実行すること、
    を特徴とする車載装置。
  6. 請求項3〜請求項5のいずれかに記載の車載装置において、
    前記登録手段は、前記実行条件の一つとして、前記課金先特定情報に関する課金可能期間を前記判定情報記憶手段に記憶させ、
    前記変更手段は、現時点が前記課金可能期間内である場合のみ、前記変更指令を実行すること、
    を特徴とする車載装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の車載装置において、
    前記課金処理の履歴情報を記憶するための履歴情報記憶手段をさらに備え、
    前記課金処理実行手段は、前記課金処理を行うと当該課金処理についての履歴情報を前記履歴情報記憶手段に記憶させると共に、当該課金処理に用いた前記課金先特定情報を活性化状態にさせた携帯端末を特定可能な情報である活性化実行端末情報を前記課金処理と対応付けて前記履歴情報記憶手段に記憶させること、
    を特徴とする車載装置。
  8. 課金先を特定可能な情報である課金先特定情報を車載装置に記憶させる課金先特定情報記憶制御手段と、
    前記車載装置が記憶する前記課金先特定情報を非活性化状態から活性化状態に変更させるための変更指令を前記車載装置に送信する変更指令送信手段と、
    前記課金先特定情報を非活性化状態から活性化状態に変更させることが可能な活性化可能端末であるか否かを判定する際に用いられる判定情報を前記車載装置に記憶させる記憶指令を前記車載装置に送信する記憶指令送信手段と、
    を備え、
    前記記憶指令送信手段は、別の携帯端末からの依頼に基づき、その携帯端末に関して前記判定情報を前記車載装置に記憶させる指令を前記記憶指令として前記車載装置に送信すること、
    を特徴とする第一の携帯端末。
  9. コンピュータを、請求項8に記載の第一の携帯端末の前記各手段として機能させるためのプログラム。
  10. 車載装置が記憶する情報であって課金先を特定可能な情報である課金先特定情報を非活性化状態から活性化状態に変更させるための変更指令を前記車載装置に送信する変更指令送信手段と、
    前記課金先特定情報を非活性化状態から活性化状態に変更させることが可能な活性化可能端末であるか否かを判定する際に用いられる判定情報を前記車載装置に記憶させることを、前記課金先特定情報を前記車載装置に記憶させた携帯端末を介して行う記憶依頼手段と、
    を備えることを特徴とする第二の携帯端末。
  11. コンピュータを、請求項10に記載の第二の携帯端末の前記各手段として機能させるためのプログラム。
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