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JP2001344215A - メモリカードを利用した情報通信システム及び情報通信端末 - Google Patents

メモリカードを利用した情報通信システム及び情報通信端末

Info

Publication number
JP2001344215A
JP2001344215A JP2000164064A JP2000164064A JP2001344215A JP 2001344215 A JP2001344215 A JP 2001344215A JP 2000164064 A JP2000164064 A JP 2000164064A JP 2000164064 A JP2000164064 A JP 2000164064A JP 2001344215 A JP2001344215 A JP 2001344215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
service
user
terminal
service provider
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000164064A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Matsumoto
学 松元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2000164064A priority Critical patent/JP2001344215A/ja
Publication of JP2001344215A publication Critical patent/JP2001344215A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリカードを利用して情報の送受信を可能
とする情報通信システムを提供する。 【解決手段】 使用者は、情報管理会社との契約により
個人情報及び暗証情報の登録を行う(S30)。サービス
メニューの中から使用者は、欲しいサービス情報を選択
する(S90)。次に、使用者に暗証情報の入力を行わせ
る(S110)。そして、メモリカードに記録されている
使用者の暗証情報と入力された暗証情報との照合を行い
(S115)、暗証情報が一致した場合は、その旨を情報
管理システム200に送信する(S130)。そして、情報
管理システム200は、個人情報をサービス提供者の端
末に送信する(S120)。次に、サービス提供者は、使
用者が要求するサービス情報を使用者の情報通信装置に
送信する(S150)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】メモリカードを利用して情報の送
受信を可能とする情報通信システム及び情報通信端末に
関するものである。
【0002】
【従来技術】今後、移動体通信サービスの端末(携帯電
話機)には、セキュリティを強化するためにICカード
の搭載が考えられている。この携帯電話機向けのICカ
ードは、SIM(Subscriber Identity Module)カードと
して欧州のGSM(Global System for Mobile Communic
ation)方式に準拠した携帯電話機にすでに導入されてい
る。このSIMカードには、通常、携帯電話機のROM
に格納されている携帯電話機を識別するための識別子
と、この識別子を基にした認証プログラムが書き込まれ
ており、携帯電話機の複製による不正利用を防止するこ
とができる。
【0003】また、特定の道路、トンネル、橋等を通過
する際の電子自動料金収受(ETC:Electronic Toll
Collection)や特定のエリアにある道路を走行した場合
の料金収受(ERP:Electronic Road Pricing)に対
応する車載用料金収受機では、専用のICカードを使用
して料金の自動収受を可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯電
話機に搭載されるICカードは、その携帯電話機のみに
使用されるものであり、例えば、クレジットカードや銀
行のキャッシュカードのようなサービスに対応するもの
ではない。また、ETCやERPに対応する車載機にお
いて使用されるICカードは、その車載機専用のカード
であり他の装置への汎用性は考えられていない。従っ
て、サービスを受ける使用者は、サービス提供者のサー
ビスごとに複数のICカードのようなメモリカードを持
つ必要があり、利便性に欠ける問題が生じるものと考え
られる。
【0005】また、サービス提供者との間で通信回線を
通して情報のやりとりを行う際に、例えば住所やクレジ
ット情報等の個人情報を通信回線を通して送信すること
も考えられるが、通信回線上においてこの個人情報が漏
洩された場合に、使用者が不測の不利益を被る問題が起
こり得ると考えられる。
【0006】そこで、本発明は、上記問題に鑑み成され
たものであり、複数の情報通信装置に接続可能なメモリ
カードを利用してサービス情報の送受信を行うことを可
能とする情報通信システムを提供とすることを第一の目
的とする。また、個人情報が漏洩された場合でも、使用
者が不測の不利益を被ることを極力防止するような情報
通信システム及び情報通信端末を提供することを第二の
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に成された請求項1に記載の発明によれば、複数のサー
ビス情報をそれぞれ受信するために異なった構成を持つ
複数の情報通信装置と、複数の情報通信装置に接続可能
なメモリカードと、複数のサービス情報の中の各サービ
ス情報を送信するサービス提供者の端末とを備え、複数
の情報通信装置とサービス提供者とが外部通信システム
を介して通信回線が接続される情報通信システムにおい
て、複数の情報通信装置はメモリカード接続手段を有し
ており、このメモリカード接続手段にメモリカードが接
続されると外部通信回線との間で通信回線が接続され、
サービス提供者の端末との間で各サービス情報の送受信
が可能となる。
【0008】この結果、サービスを使用したい使用者
は、汎用性のあるメモリカードを使用することにより、
サービス提供者のサービスごとに複数のICカード等の
メモリカードを持つ必要もなく、複数の情報通信装置に
おいて様々な情報の送受信が可能となるため、使用者の
利便性を向上させることができる。
【0009】また、請求項2に記載の発明によれば、情
報管理システムは、さらにサービス提供者により登録さ
れる各サービス情報の概要をサービスメニューとしてデ
ータベースに記録するとともに、サービス情報を使用す
る使用者により登録される各サービス情報に対して必要
とされる個人情報をデータベースに記録する情報管理シ
ステムを備えており、複数の情報通信装置は、使用者に
よりメモリカードが接続された場合に、使用者の要求に
応じて情報管理システムにサービスメニューの送信要求
を行い、情報管理システムは、サービスメニューの送信
要求を受信した場合に、メモリカードが接続された情報
通信装置に対してサービスメニューを送信し、複数の情
報通信装置は、送信されたサービスメニューを使用者に
対して報知し、送信されたサービスメニューの中から使
用者により選択されたサービス情報の要求信号を情報管
理システムへ送信し、情報管理システムは、サービス情
報の要求信号を受信した場合には、データベースに記録
されている使用者の個人情報をサービス提供者の端末に
送信し、サービス提供者の端末は、使用者の個人情報を
受信した場合に、サービス情報をメモリカードが接続さ
れた情報通信装置に送信する。
【0010】この結果、使用者がサービスを受ける際
に、サービス提供者が使用者の個人情報を要求する場合
にも、かかる個人情報の送受信を可能とし、複数の情報
通信装置から各サービス情報の送受信が可能となるた
め、使用者の利便性を向上させることができる。
【0011】また、請求項3に記載の発明によれば、メ
モリカードには暗証情報が記録されており、情報管理シ
ステムは、メモリカードが接続された情報通信装置に対
して暗証情報の入力を要求し、複数の情報通信装置は、
情報管理システムから暗証情報の入力を要求された場合
に、使用者に対して暗証情報の入力を要求し、暗証情報
の入力があった場合に、その入力された暗証情報とメモ
リカードに記録されている暗証情報との照合を行い、照
合の結果、暗証情報が一致した場合にはその一致した旨
を情報管理システムに送信し、情報管理システムは、一
致した旨を受信した場合には、データベースに記録され
ている使用者の個人情報をサービス提供者の端末に送信
する。
【0012】この結果、メモリカードの真の所有者以外
の者が使用するのを防ぐことができ、システム全体のセ
キュリティ性を向上させることができる。
【0013】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
使用者が情報管理会社に登録する個人情報には身元コー
ドが含まれており、サービス提供者の端末が使用者に対
して身元コードの入力を要求する信号を情報通信装置に
送信し、情報通信装置が身元コードの要求信号を受信し
た場合に、使用者に対して身元コードの入力を要求し、
情報通信装置が使用者から身元コードの入力があった場
合にその入力された身元コードをサービス提供者の端末
に送信し、サービス提供者の端末が情報通信装置から送
信される身元コードと、情報管理システムから送信され
る使用者の個人情報に含まれる身元コードとを照合し、
その照合の結果一致した場合には、その結果を情報通信
装置に送信する。
【0014】この結果、サービス提供者において、送信
された個人情報がメモリカードの所有者本人のものであ
るか否かの判断が可能となる。
【0015】また、請求項5に記載の発明によれば、情
報通信装置が使用者により入力された身元コードをサー
ビス提供者の端末に送信する途中に、外部通信システム
の端末との間において通信回線が遮断された場合でも、
次に外部通信システムの端末との間で通信回線が接続さ
れた時に、自動的に身元コードの送信を行う。
【0016】この結果、確実に身元コードを送信できる
ため、サービス提供者は、送信された個人情報が使用者
本人のものであるか否かの判断が可能となる。
【0017】さらに、請求項6に記載の発明によれば、
情報通信装置は使用者が入力した暗証情報とメモリカー
ドに記録されている使用者の暗証情報とを照合した結
果、一致しなかった場合には、再度使用者に暗証情報の
入力を報知する。
【0018】この結果、使用者が暗証情報を誤って入力
した場合でも、再度の暗証情報の入力が可能となり、利
便性を高めることができる。
【0019】また、請求項7に記載の発明によれば、情
報通信装置は、使用者が入力した暗証情報とメモリカー
ドに記録されている使用者の暗証情報との照合の結果が
連続して所定回数一致しなかった場合は、外部通信シス
テムへの回線の接続を禁止する。
【0020】この結果、他人によるメモリカードの不正
使用を防止することができる。
【0021】さらに、請求項8に記載の発明によれば、
サービス提供者の端末に送信される個人情報は、サービ
ス提供者が要求する個人情報のみを送信する。
【0022】この結果、サービス提供者との間で外部通
信システムを介して、例えば、住所やクレジット情報等
の個人情報のやりとりを行う際に、仮に外部通信システ
ムにおいて個人情報が漏洩された場合でも、使用者が被
る不測の不利益を極力抑えることができる。
【0023】また、請求項9に記載の発明によれば、情
報管理システムは、メモリカードが接続された情報通信
装置からサービスメニューの送信要求を受信した場合
に、メモリカードが接続された情報通信装置に対してサ
ービスメニューを送信し、メモリカードが接続された情
報通信装置からサービス情報の要求信号を受信した場合
には、メモリカードが接続された情報通信装置にサービ
ス提供者の端末からサービスメニューを送信させるべ
く、データベースに記録されている使用者の個人情報を
サービス提供者の端末に送信することを特徴とする。
【0024】この結果、使用者がサービスを受ける際
に、サービス提供者が使用者の個人情報を要求する場合
にも、かかる個人情報の送受信を可能とし、複数の情報
通信装置から各サービス情報の送受信が可能となるた
め、使用者の利便性を向上させることができる。
【0025】さらに、請求項10に記載の発明によれ
ば、情報管理システムは、メモリカードが接続された情
報通信装置から個人情報を受信し、この受信された個人
情報とデータベースに記録されている個人情報とを照合
した結果が一致した場合には、メモリカードが接続され
た情報通信装置に対してサービス情報を送信することを
特徴とする。
【0026】この結果、情報管理システムにおいて一手
に個人情報やサービス情報を管理することができ、複数
の情報通信装置から各サービス情報の送受信が可能とな
るため、使用者の利便性を向上させることができる。
【0027】また、上記目的を達成するために成された
請求項11に記載の発明によれば、各サービス情報を提
供するサービス提供者の端末又は情報管理システムと、
ある使用者の複数の個人情報を記録しているメモリと、
このメモリから外部通信システムを介してサービス提供
者の端末に個人情報の送信を行う情報通信端末を備えた
情報通信システムにおいて、情報通信端末は、使用者に
より各サービス情報の中から一つのサービス情報が選択
された場合には、メモリに記録されている複数の個人情
報から、その選択されたサービス情報に必要な個人情報
のみを選択して送信する。
【0028】この結果、サービス提供者との間で外部通
信システムを介して、例えば、住所やクレジット情報等
の個人情報のやりとりを行う際に送信される個人情報が
制限されるため、仮に外部通信システムにおいて個人情
報が漏洩された場合でも、使用者が被る不測の不利益を
極力抑えることができる。
【0029】さらに、上記目的を達成するために成され
た請求項12に記載の発明によれば、複数のサービス情
報の中の各サービス情報の送信を行うサービス提供者の
端末又は情報管理システムに、ある使用者の複数の個人
情報を記録しているメモリから個人情報の送信を行う情
報通信端末は、使用者により各サービス情報の中から一
つのサービス情報が選択された場合には、メモリに記録
されている複数の個人情報の中から、その選択されたサ
ービス情報に必要な個人情報のみを選択して送信する手
段を備える。
【0030】この結果、サービス提供者の端末又は情報
管理システムとの間で外部通信システムを介して、例え
ば、住所やクレジット情報等の個人情報のやりとりを行
う際に送信される個人情報が制限されるため、仮に外部
通信システムにおいて個人情報が漏洩された場合でも、
使用者が被る不測の不利益を極力抑えることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の情報通信システ
ムの一実施形態について図面を参照して説明する。
【0032】[第一の実施形態]まず、図1を用いて、情
報通信システムの全体構成について説明する。
【0033】本実施形態の情報通信システムは、複数の
情報通信装置と情報管理システム200とサービス提供
者の端末300とからなっており、それぞれが外部通信
システム400を介して情報のやりとりが可能となって
いる。
【0034】そして、外部通信システム400には金融
機関(銀行、クレジット会社等)の端末500も接続さ
れており、サービス提供者が使用者に対してサービス情
報を提供した場合の料金の引き落としを可能とする。
【0035】使用者は、ICカード10(本発明におけ
るメモリカードに相当する)を有しており、このICカ
ード10は前述の自動料金収受等に使用される車載専用
DSRC(狭域無線通信)装置50や、携帯電話機60
等の複数の情報通信装置に接続できる。そして、ICカ
ード10が複数の情報通信装置の中の何れか一つの情報
通信装置に接続されると、外部通信システム400を介
して情報管理システム200、サービス提供者の端末3
00、さらには金融機関の端末500との間で通信回線
が接続され、情報の送受信が可能となる。
【0036】なお、このICカード10は、銀行のキャ
ッシュカード、クレジットカード等にも汎用できるもの
であり、さらには、使用者の個人情報や暗証情報又はサ
ービス提供者が提供するサービス情報を書き込んだり、
読み込んだりもできる。
【0037】そして、使用者は、後述のように情報管理
システム200に対して個人情報及び暗証情報の登録を
行う。
【0038】情報管理システム200は、使用者が登録
を行った個人情報や暗証情報をデータベースに記録し、
また、サービス提供者の各サービス情報の概要もサービ
スメニューとしてデータベースに記録している。そし
て、使用者によりICカード10が接続された情報通信
装置(以下、使用者の情報通信装置と称す)からサービ
ス情報の要求があった場合は、使用者の情報通信装置に
対して暗証情報の入力を要求する。そして、使用者が入
力した暗証情報とICカードに記録されている暗証情報
とが一致した旨が使用者の情報通信装置から送信された
場合には、サービス提供者の端末300に必要な個人情
報を送信する。
【0039】ここで、情報管理システム200に対して
登録を行う個人情報とは、使用者の個人に関わる情報を
いい、例えば、住所、氏名、生年月日、性別、勤務先、
自宅の電話番号、運転免許証番号、保険証番号、パスポ
ート番号、国民ID番号、契約日、銀行口座番号、クレ
ジット口座番号等が含まれる。また、ICカード10に
記録されている暗証情報とは、使用者の任意の番号や文
字等のコード、使用者と認識できる指紋や声紋等の情報
をいう。
【0040】サービス提供者の端末300は、情報管理
システム200から必要な個人情報を受信した場合に
は、使用者の情報通信装置100に対してサービス情報
を送信する。
【0041】ここでいうサービス提供者とは、図に示す
ように飲食店、コンビニエンスストア、スポーツセンタ
ー、レンタルビデオ・CD店等のサービス店の総称をい
う。
【0042】外部通信システム400は、使用者の情報
通信装置100、情報管理システム200、サービス提
供者の端末300、金融機関の端末500との間で情報
のやりとりを可能とするネットワークを示す。
【0043】次に、図2、図3を用いて複数の情報通信
装置の一例として、携帯電話機60の全体構成について
説明する。
【0044】図2は、携帯電話機60の外形を示す図で
ある。
【0045】図2(a)は、携帯電話機60の正面図、
図2(b)は、携帯電話機60の側面図、図2(c)は
携帯電話機60の底面図を示す。
【0046】携帯電話機60は外部メモリインターフェ
ース9に、ICカード10を挿入することにより外部通
信システム400と通信回線の接続が可能となる。そし
て、外部通信システム400に通信回線を接続した後
は、アンテナ3により外部通信システム400との間で
情報の送受信を行う。表示部5には、情報管理システム
200から送信されるサービス提供者のサービスメニュ
ー65や、サービス提供者から送信されるサービス情報
やカーソル66が表示される。カーソルボタン64は、
上下に動かすことにより、表示部5に表示されているカ
ーソル66を上下に移動させることができ、サービス提
供者のサービスメニュー65にカーソル66を合わせる
ことにより、欲しいサービス情報を選択することができ
る。また、ボタン63は数字や、文字を書き込むことが
でき、さらに、後述の暗証情報の書き込みを行うことが
できる。マイク19は、使用者の音声を相手に伝えるた
めの手段であり、スピーカー18は相手からの音声を伝
えるための手段であり、これらはいずれも通常使われて
いる電話機能と同じである。
【0047】さらに、外部機器インターフェイス13は
外部機器との接続を可能とし、サービス提供者から送信
されるサービス情報を外部機器に送信することができ
る。
【0048】次に、携帯電話機60のシステム構成を図
3を用いて説明する。
【0049】携帯電話機60は、情報管理システム20
0、サービス提供者の端末300、金融機関の端末50
0と無線信号の送受信を行うアンテナ3と、アンテナ3
による情報の送受信に際して無線信号の変調を行う無線
部6と、後述する制御部7と、ICカード等のメモリカ
ードを接続可能な外部メモリ接続部9(本発明のメモリ
カード接続手段に相当する)とを主要部として構成され
ている。
【0050】制御部7は、情報管理システム200から
暗証情報の入力を要求する信号をアンテナ3を通して受
信した場合には、使用者に対して暗証情報の入力を要求
する旨を表示部5に表示させる。そして、使用者が操作
部8を通して暗証情報を入力した場合には、ICカード
10に記録されている暗証情報との照合を行い、一致し
た場合にはその旨を情報管理システム200に送信す
る。一方、照合の結果、暗証情報が連続して所定回数一
致しなかった場合は、外部通信システム400に通信回
線を接続することを禁止する制御を行う。また、制御部
7は、ICカード10にアンテナ3から受信される情報
の書き込みを行ったり、 ICカード10に書き込まれ
ている情報の読み込みを行ったりする。
【0051】携帯電話機60は、また、ボタン63やカ
ーソルボタン64等の外部からの操作を可能とする操作
部8と、送受信信号に対して暗号化や復号化を行うため
の鍵を記憶し、その鍵を用いて送信信号の暗号化を行っ
たり、暗号化されている受信信号の復号化を行う暗号処
理部12と、携帯電話機60を作動させるための電源を
供給する電源回路4と、外部機器に対して接続を可能と
し、外部機器に対して情報の送受信を可能とする外部機
器接続部11とから構成されている。
【0052】携帯電話機60は、さらに、外部から書き
込まれた情報や、アンテナ3から受信した情報を記憶す
るRAM15と、それらの情報を表示する表示部5と、
デジタル信号をアナログ信号に変換するデータ変換部1
6と、アナログ信号に変換された信号を増幅するアンプ
17と、音声を出力するスピーカー18と、音声の入力
を行うマイク19とから構成されている。
【0053】なお、ここでは複数の情報通信装置の一例
として携帯電話機60の全体構成について説明したが、
これに限定されるものではなく、例えば、特許第254
3235号公報に記載されているような高速道路等の自
動料金課金システムに使用される自動車両識別装置や、
車載専用DSRC(狭域無線通信)装置50、カーナビ
ゲーション装置のようなものであってもよい。この複数
の情報通信装置には、共通の外部メモリ接続部9を有し
ており、共通のICカード10を接続することが可能と
なる。
【0054】次に、以上のように構成された情報通信シ
ステムを用いた情報の送受信の手段について図4を用い
て説明する。
【0055】なお、ここでは、情報通信装置の一例とし
て携帯電話機60を用いたものとして説明する。
【0056】サービス提供者は、予め情報管理システム
200を有する情報管理会社との間で契約を行い、契約
の際には、サービス提供者は情報管理システム200に
暗号化のための鍵Bを配信する(S10)。一方、情報管
理会社は、サービス提供者との契約の際に登録されるサ
ービス情報の概要をサービスメニュー65として情報管
理システム200のデータベース上に記録するととも
に、サービス提供者の端末300に鍵Cを配信する(S
20)。ここでいう鍵とは、情報を送信する際に暗号化
を行うための、また、暗号化された情報を復号化を行う
ための暗号コードをいう。例えば、鍵Cにより暗号化さ
れた情報は、鍵Cによってのみ復号化が可能となる。従
って、後述するように、使用者の個人情報を情報管理シ
ステム200からサービス提供者の端末300に送信す
る場合には、鍵Cにより暗号化して送信するが、予めサ
ービス提供者の端末300に鍵Cを配信しておくことに
より(S20)、サービス提供者の端末300は、鍵Cで
暗号化された個人情報を復号化することにより、個人情
報の読み取りを行うことが可能となる。
【0057】一方、使用者は、情報管理会社との間で契
約を行い、個人情報及び暗証情報の登録を行う(S3
0)。この時、情報管理会社は登録される個人情報が使
用者のものであるか、クレジットカードが使えるか、銀
行口座があるか等を審査する(S40)。
【0058】そして、情報管理会社は、審査の結果使用
者本人の個人情報であると判断した場合には、情報管理
システム200に個人情報及び暗証情報をデータベース
として記録するとともに、ICカード10のメモリ内に
暗証情報及び鍵Aを書き込む(S50)。そして、暗証情
報及び鍵Aが書き込まれたICカード10を使用者に供
給する(S60)。
【0059】ここで、使用者がサービス提供者の端末3
00からサービス情報を入手しようとする場合はまず、
携帯電話機60にICカード10を接続して外部通信シ
ステム400を介して、情報管理システム200に通信
回線をつなげる(S70)。
【0060】次に、情報管理システム200から使用者
の携帯電話機60に対してサービスメニュー65が送信
される(S80)。このとき、サービスメニュー65は鍵
Aによって暗号化が行われている (A:メニュー)。こ
こで使用者の携帯電話機60には、情報管理会社との契
約時においてICカード10のメモリ内に、予め鍵Aが
書き込まれているため(S50)、鍵Aにより暗号化され
たサービスメニュー65の復号化を行うことができる。
【0061】そして、サービスメニュー65の中から使
用者は、欲しいサービス情報を選択する(S90)。
【0062】次に、情報管理システム200から、サー
ビス提供者の携帯電話機60に対して使用者の個人情報
を送信していいか否かの確認と、使用されているICカ
ード10に記録されている個人情報が現在、携帯電話機
60を使用している使用者と一致するか否かを確認する
ため、使用者の携帯電話機60に対して暗証情報の入力
を要求する信号を送信する(S100)。なお、送信され
る個人情報は、すべての個人情報を送信する必要はな
く、サービス情報に対して必要な個人情報のみを送信す
る。
【0063】この時、使用者が要求される個人情報の送
信を拒否したい場合には、暗証情報の入力を行わない。
【0064】一方、個人情報の送信を認める場合は、使
用者は暗証情報の入力を行い(S110)、携帯電話機6
0にて、その入力された暗証情報とICカード10に記
録されている暗証情報とを照合し(S115)、一致した
場合には、その旨を情報管理システム200に送信する
(S120)。なお、この送信の際には、一致した旨だけ
でなく、入力された暗証情報も同時に送信し、情報管理
システム200にて再度暗証情報の照合を行ってもよ
い。
【0065】また、携帯電話機60は、照合の結果使用
者から入力される暗証情報とICカード10に記録され
ている暗証情報とが一致しなかった場合は、再度使用者
に暗証情報の入力を要求する。そして、照合の結果が、
例えば、連続して3回一致しなかった場合には、外部通
信システム400との間で通信回線の接続を禁止する。
なお、この時、情報管理システム200に対して通信回
線の接続を禁止した旨を送信してもよいし、通信回線の
接続を禁止する前において、暗証情報が一致しなかった
旨を送信してもよい。
【0066】そして、情報管理システム200は、使用
者の携帯電話機60から暗証情報が一致した旨の信号を
受信した場合には、鍵Bを鍵Aで暗号化を行い使用者の
携帯電話機60に送信する(S130)。また、サービス
提供者の端末300には、使用者の個人情報を鍵Cで暗
号化を行い送信する(S130)。
【0067】そして、サービス提供者の端末300は、
使用者が金融機関に対して料金の引き落としができる者
かを問い合わせ(S140)、引き落とし等が可能である
ことが確認できたならば、使用者が要求するサービス情
報を使用者の携帯電話機60に送信する(S150)。こ
の時、サービス提供者の端末300は、サービス情報を
鍵Bで暗号化を行った後に携帯電話機60に送信し、そ
のサービス情報はICカード10のメモリ又は、携帯電
話機60のRAM15に記録される。
【0068】次に、使用者が身元コードを携帯電話機6
0に入力し(S155)、その身元コードをサービス提供
者の端末300に鍵Bで暗号化を行って送信する(S1
60)。この身元コードをサービス提供者の端末300
に送信するのは、通常使用されているクレジットカード
等のように、サービス提供者において、使用者がそのI
Cカード10に記録されている個人情報の本人なのかど
うかを判断するためである。なお、この身元コードは、
個人情報でもいいし、予め使用者が登録している文字、
数字等のコードでもよく、情報管理システム200から
サービス提供者の端末300へ送信される個人情報の中
に含まれている。
【0069】そして、サービス提供者の端末300は、
送信された身元コードを、予め送信されている個人情報
(S130)の中に含まれている身元コードと照合し(S
165)、 一致した場合は使用者の携帯電話機60に対
して身元コード確認を送信する(S170)。
【0070】そして、使用者の携帯電話機60が身元コ
ード確認の信号をサービス提供者の端末300から受信
した後に、ICカード10のメモリ又は、携帯電話機6
0のRAM15に書き込まれたサービス情報の読み込み
を行い、サービス情報の活用を行う(S200)。
【0071】一方、サービス提供者の端末300は、身
元コードの確認を行った後に金融機関の端末500に対
して料金の請求を行い(S180)、使用者の有する銀行
口座から料金が引き落とされるとともに、料金の支払い
がサービス提供者の端末300に対して行われる(19
0)。
【0072】なお、本実施形態では、情報管理システム
200にて個人情報を管理して、情報管理システム20
0が個人情報をサービス提供者の端末300に送信する
場合について説明したが、これに限定されるものではな
く、ICカード10に個人情報を記録して、携帯電話機
60に接続することによりICカード10に記録されて
いる個人情報をサービス提供者の端末に送信してもよ
い。
【0073】また、情報管理システム200にて個人情
報を管理するとともに、サービス提供者からサービス情
報そのものの登録があった場合に、そのサービス情報を
管理し、携帯電話機60に接続されたICカード10か
ら個人情報の送信があった場合に、情報管理システム2
00にて個人情報を照合し、一致した場合にサービス情
報を携帯電話機60に送信するようにしてもよい。
【0074】以上、本発明の実施形態について説明した
が、次にその効果について説明する。
【0075】使用者は、ICカード10を有しており、
このICカード10は自動料金収受等に使用される車載
専用DSRC(狭域無線通信)装置50や、携帯電話機
60等の複数の情報通信装置に接続できる。そして、I
Cカード10が複数の情報通信装置の中の何れか一つの
情報通信装置に接続されると、外部通信システム400
を介して情報管理システム200、サービス提供者の端
末300、さらには金融機関の端末500との間で通信
回線が接続され、情報の送受信が可能となる。
【0076】このような情報通信システムによれば、サ
ービスを使用したい使用者は、汎用性のあるICカード
10を使用することにより、サービス提供者のサービス
ごとに複数のICカードを持つ必要もなく、携帯電話機
60や車載専用DSRC装置等の複数の情報通信装置に
おいて様々な情報の送受信が可能となるため、使用者の
利便性を向上させることができる。
【0077】また、使用者は、情報管理会社に対して個
人情報及び暗証情報の登録を行うとともに、情報管理会
社から暗証情報が書き込まれたICカード10が手渡さ
れる。そして、使用者が携帯電話機60を使用して、サ
ービス提供者からサービス情報を取得しようとする時
は、情報通信システムは、使用者の携帯電話機60にI
Cカード10を接続して、情報管理システム200に回
線を接続し、サービス提供者のサービスメニュー65を
閲覧する。さらに、サービスメニュー65の中から使用
者の望むサービス情報を情報管理システム200へ要求
すると、情報管理システム200から使用者に暗証情報
の入力を要求されるため、使用者が携帯電話機60に暗
証情報を行う。そして、入力された暗証情報とICカー
ド10に記録されている暗証情報とが照合され、暗証情
報が一致した場合には、情報管理システム200は、使
用者の個人情報をサービス提供者の携帯電話機60に送
信する。そして、サービス提供者が使用者の個人情報を
受信した場合に、サービス提供者の有するサービス情報
を使用者の携帯電話機60に送信する。
【0078】この結果、使用者が携帯電話機60にてサ
ービス情報を受信する際に、サービス提供者の端末30
0が使用者の個人情報を要求する場合でも、かかる個人
情報の送受信を可能とし、各サービス情報の送受信が可
能となるため、使用者の利便性を向上させることができ
る。
【0079】また、情報管理システム200から送信さ
れる個人情報は、登録されているすべての個人情報を送
信する必要はなく、サービス情報に必要とされる個人情
報のみを送信する。
【0080】この結果、サービス提供者との間で通信回
線を通して例えば住所やクレジット情報等の個人情報の
やりとりを行う際に、送信される個人情報が制限されて
いるため、仮に外部通信システムにおいて個人情報が漏
洩された場合でも、使用者が被る不測の不利益を極力抑
えることができる。
【0081】さらに、情報管理システム200にて予め
登録されている使用者の暗証情報と送信された暗証情報
との照合を行う(S125)。ここで、照合の結果、送信
される暗証情報と予め登録されている暗証情報とが一致
しなかった場合は、再度使用者に暗証情報の入力を要求
する。
【0082】この結果、使用者が誤って暗証情報を入力
してしまった場合でも、再度の暗証情報の入力が可能と
なるため、使用者の利便性を向上させることができる。
【0083】また、照合の結果、例えば、連続して3回
一致しなかった場合には、携帯電話機60が外部通信シ
ステム400との間で通信回線を接続することを禁止す
る。
【0084】この結果、他人によるICカード10の不
正使用を防止することができる。
【0085】[第二の実施形態]第一の実施形態における
図4に示すサービス情報の送受信方法において、携帯電
話機60が身元コードを送信する(160)前又は送信す
る途中に外部通信システム400との間で通信回線が遮
断された場合には、身元コードの送信ができない。
【0086】かかる場合、図5に示すように、サービス
提供者の端末300からサービス情報の送信(S150)
が行われた後 、使用者が身元コードを入力する(S15
5)と同時に、ICカード10のメモリ内、又は、携帯
電話機60のRAM15内に身元コードを書き込んでお
く(S156)。そして、その身元コードを送信する前又
は、身元コードを送信途中に携帯電話機60が外部通信
システム400との間で通信回線が遮断された場合は
(S157)、次に外部通信システム400との間で通
信回線がつながった場合に(S158)に、未署名ありと
の表示を携帯電話機60の表示部5に表示させ(15
9)、その後、S155で入力された身元コードをサー
ビス提供者の端末300に送信する(S160)。
【0087】そして、サービス提供者の端末300が身
元コードを受信した場合には、身元コードの照合を行い
(S165)、身元コード確認を送信し(S170)、使用
者がサービス情報の活用を行うことを許可する。
【0088】そして、この後にサービス提供者の端末3
00は、金融機関の端末500に対して料金の引き落と
しを行う。
【0089】以上のように本実施形態によれば、身元コ
ードを送信する前又は身元コードを送信中に外部通信シ
ステム400との間で通信回線が遮断されるような事態
が生じても身元コードの送信を完了させることが可能と
なるため、サービス提供者300は、サービス情報を使
用した使用者が個人情報の本人であるかを判断すること
が可能となるとともに、料金決済を確実に行うことがで
きるようになる。
【0090】[第三の実施形態]外部通信システム400
を介してサービス提供者の端末300又は情報管理シス
テム200に送信する個人情報は、登録されているすべ
ての個人情報を送信する必要はなく、サービス提供者又
は情報管理システム200から要求されるもののみを送
信する。この時、個人情報の送信は、例えば、前述のI
Cカード10に予め個人情報を記録しておき、複数の情
報通信装置の何れかを用いてICカード10からサービ
ス提供者の端末300又は情報管理システム200に送
信してもよい。また、情報管理システム200に予め個
人情報をデータベースとして記録しておき、情報管理シ
ステム200においてサービス提供者の端末300へ送
信してもよい。このサービス提供者の端末300又は情
報管理システム200から要求される個人情報は、サー
ビスの内容(レベル)に応じて予め決められている。
【0091】例えば、図6に示すように、ホテルの予約
の際に要求される個人情報は、レベル1の個人情報、即
ち、氏名、住所、生年月日、電話番号の情報、後述の身
元コードである。
【0092】これは、料金決済の必要でないホテルの予
約等のサービスに対して、クレジット情報までも送信す
ることとしては、仮に該情報が漏洩された場合に使用者
が不測の不利益を被ることも考えられるため、必要な情
報のみを送信することにより、情報通信システム全体の
セキュリティ性を高めることができる。
【0093】また、料金決済の必要なサービス情報を受
信する際に要求される個人情報は、レベル2の個人情
報、即ち、氏名、住所、生年月日、電話番号、勤務先、
クレジット情報、身元コードである。
【0094】さらに、車両に関する料金決済、例えば、
高速道路等の自動課金の際に要求される個人情報は、レ
ベル3の個人情報、即ち、免許証番号、クレジット情
報、車両登録番号情報、身元コードである。
【0095】これは高速道路等の自動課金に対しては、
免許証番号と車両登録番号と免許証番号が分かれば、住
所、氏名等は必要がない場合もある。従って、仮に個人
情報の送信途中に情報が漏洩され、住所、電話番号等の
連絡先までが他人に漏洩されるとすれば、使用者のプラ
イバシーが侵害されることも考えられるが、必要な個人
情報のみを送信することにより使用者が不測の不利益を
被ることを防止することができる。
【0096】なお、この複数の情報通信装置又は情報管
理システム200は、本発明の情報通信端末に相当す
る。また、ICカード10又は情報管理サーバー200
のデーターベースは、本発明のメモリに相当する。
【0097】以上のように本実施形態によれば、必要な
個人情報のみを送信することにより、仮に個人情報が外
部通信システム400において漏洩されても、使用者が
被る不利益を極力防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報通信システムを示す説明図である。
【図2】(a)は携帯電話機を示す正面図、(b)は携
帯電話機を示す側面図、(c)は携帯電話機を示す底面
図である。
【図3】携帯電話機のシステム構成を示す説明図であ
る。
【図4】第一の実施形態の情報通信システムにおける情
報の通信方法を示すシーケンスである。
【図5】第二の実施形態の情報通信システムにおける情
報の通信方法を示すシーケンスである。
【図6】サービスごとに必要とされる使用者の個人情報
を示す表である。
【符号の説明】
10 ICカード 60 携帯電話機 200 情報管理サーバー 300 サービス提供者の端末 400 外部通信システム

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサービス情報をそれぞれ受信する
    ために異なった構成を持つ複数の情報通信装置と、 前記複数の情報通信装置に接続可能なメモリカードと、 前記複数のサービス情報の中の各サービス情報を送信す
    るサービス提供者の端末とを備え、 前記複数の情報通信装置と前記サービス提供者の端末と
    が外部通信システムを介して通信回線が接続される情報
    通信システムにおいて、 前記複数の情報通信装置はメモリカード接続手段を有し
    ており、このメモリカード接続手段に前記メモリカード
    が接続されると、前記外部通信システムを介して前記サ
    ービス提供者の端末との間で通信回線が接続され、前記
    各サービス情報の受信が可能となることを特徴とする情
    報通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報通信システムにお
    いて、 前記サービス提供者により登録される前記各サービス情
    報の概要をサービスメニューとしてデータベースに記録
    するとともに、前記各サービス情報に対して必要とさ
    れ、前記各サービス情報を使用する使用者により登録さ
    れる個人情報をデータベースに記録する情報管理システ
    ムを備え、 前記複数の情報通信装置は、前記使用者により前記メモ
    リカードが接続された場合に、前記使用者の要求に応じ
    て前記情報管理システムに前記サービスメニューの送信
    要求を行う手段を有し、 前記情報管理システムは、前記サービスメニューの送信
    要求を受信した場合に、前記メモリカードが接続された
    情報通信装置に対して前記サービスメニューを送信する
    手段を有し、 前記複数の情報通信装置は、前記送信されたサービスメ
    ニューを前記使用者に対して報知する手段と、 前記送信されたサービスメニューの中から前記使用者に
    より選択されたサービス情報の要求信号を前記情報管理
    システムへ送信する手段とを有し、 前記情報管理システムは、前記サービス情報の要求信号
    を受信した場合には、前記データベースに記録されてい
    る前記使用者の個人情報を前記サービス提供者の端末に
    送信する手段を有し、 前記サービス提供者の端末は、前記使用者の個人情報を
    受信した場合に、前記サービス情報を前記メモリカード
    が接続された情報通信装置に送信する手段を有すること
    を特徴とする情報通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の情報通信システムにお
    いて、 前記メモリカードには暗証情報が記録されており、 さらに、前記情報管理システムは、前記メモリカードが
    接続された情報通信装置に対して暗証情報の入力を要求
    する手段を有し、 前記複数の情報通信装置は、前記情報管理システムから
    暗証情報の入力を要求された場合に、前記使用者に対し
    て暗証情報の入力を要求する手段と、 前記暗証情報の入力があった場合に、その入力された暗
    証情報と前記メモリカードに記録されている暗証情報と
    の照合を行う手段と、 前記照合の結果、暗証情報が一致した場合にはその一致
    した旨を前記情報管理システムに送信する手段とを有
    し、 前記情報管理システムは、前記一致した旨を受信した場
    合には、前記データベースに記録されている前記使用者
    の個人情報をサービス提供者の端末に送信する手段を有
    することを特徴とする情報通信システム。
  4. 【請求項4】請求項2又は3に記載の情報通信システム
    において、 前記使用者が前記情報管理システムに登録する個人情報
    には身元コードが含まれており、 前記サービス提供者の端末は、前記メモリカードが接続
    された情報通信装置に対して前記身元コードの送信を要
    求する手段を有し、 前記複数の情報通信装置は、前記身元コードの送信要求
    を受信した場合に、前記使用者に対して前記身元コード
    の入力を要求する手段と、 前記使用者から前記身元コードの入力があった場合にそ
    の入力された身元コードを前記サービス提供者の端末に
    送信する手段とを有し、 前記サービス提供者の端末は、前記メモリカードが接続
    された情報通信装置から送信される身元コードと、前記
    情報管理システムから送信される前記使用者の個人情報
    に含まれる身元コードとを照合する手段と、 前記身元コードの照合の結果、前記身元コードが一致し
    た場合には、前記サービス情報の使用を許可する信号を
    前記メモリカードが接続された情報通信装置に送信する
    手段とを有することを特徴とする情報通信システム。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の情報通信システムにおい
    て、 前記複数の情報通信装置は、前記使用者により入力され
    た身元コードを前記サービス提供者の端末に送信する途
    中に、前記外部通信システムの端末との間において通信
    回線が遮断された場合でも、次に前記外部通信システム
    の端末との間で通信回線が接続された時に、自動的に前
    記身元コードの送信を行う手段を備えることを特徴とす
    る情報通信システム。
  6. 【請求項6】請求項2乃至5のいずれかに記載の情報通
    信システムにおいて、 前記複数の情報通信装置は、前記使用者が入力した暗証
    情報と前記メモリカードに記録されている前記使用者の
    暗証情報とを照合した結果が一致しなかった場合には、
    再度前記使用者に暗証情報の入力を要求する手段を備え
    ることを特徴とする情報通信システム。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の情報通信システムにおい
    て、 前記複数の情報通信装置は、前記使用者が入力した暗証
    情報と前記メモリカードに記録されている前記使用者の
    暗証情報との照合の結果が連続して所定回数一致しなか
    った場合は、前記外部通信システムとの間で通信回線の
    接続を禁止する手段を備えることを特徴とする情報通信
    システム。
  8. 【請求項8】請求項2乃至7のいずれかに記載の情報通
    信システムにおいて、 前記サービス提供者の端末に送信される個人情報は、前
    記サービス提供者が要求する個人情報のみを送信するこ
    とを特徴とする情報通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の情報通信システムにお
    いて、 前記サービス提供者により登録される前記各サービス情
    報の概要をサービスメニューとしてデータベースに記録
    するとともに、前記各サービス情報に対して必要とさ
    れ、前記各サービス情報を使用する使用者により登録さ
    れる個人情報をデータベースに記録する情報管理システ
    ムを備え、 前記情報管理システムは、前記メモリカードが接続され
    た前記情報通信装置からサービスメニューの送信要求を
    受信した場合に、前記メモリカードが接続された情報通
    信装置に対して前記サービスメニューを送信し、 前記メモリカードが接続された情報通信装置からサービ
    ス情報の要求信号を受信した場合には、前記メモリカー
    ドが接続された情報通信装置に、前記サービス提供者の
    端末から前記サービス情報を送信させるべく前記データ
    ベースに記録されている前記使用者の個人情報を前記サ
    ービス提供者の端末に送信することを特徴とする情報通
    信システム。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の情報通信システムに
    おいて、 前記サービス提供者により登録される前記各サービス情
    報をデータベースに記録するとともに、前記各サービス
    情報に対して必要とされ、前記各サービス情報を使用す
    る使用者により登録される個人情報をデータベースに記
    録する情報管理システムを備え、 前記情報管理システムは、前記メモリカードが接続され
    た情報通信装置から前記個人情報を受信し、この受信さ
    れた個人情報と前記データベースに記録されている個人
    情報とを照合した結果が一致した場合には、前記メモリ
    カードが接続された情報通信装置に対して前記各サービ
    ス情報を送信することを特徴とする情報通信システム。
  11. 【請求項11】複数のサービス情報の中の各サービス情
    報を提供するサービス提供者の端末又は情報管理システ
    ムと、 ある使用者の複数の個人情報を記録しているメモリと、 このメモリから外部通信システムを介して前記サービス
    提供者の端末又は情報管理システムに個人情報の送信を
    行う情報通信端末を備えた情報通信システムにおいて、 前記情報通信端末は、前記使用者により前記各サービス
    情報の中から一つのサービス情報が選択された場合に
    は、前記メモリに記録されている複数の個人情報から、
    その選択されたサービス情報に必要な個人情報のみを選
    択して送信することを特徴とする情報通信システム。
  12. 【請求項12】複数のサービス情報の中の各サービス情
    報の送信を行うサービス提供者の端末又は情報管理シス
    テムに、ある使用者の複数の個人情報を記録しているメ
    モリから前記個人情報の送信を行う情報通信端末におい
    て、 前記情報通信端末は、前記使用者により前記各サービス
    情報の中から一つのサービス情報が選択された場合に
    は、前記メモリに記録されている複数の個人情報の中か
    ら、その選択されたサービス情報に必要な個人情報のみ
    を選択して送信する手段を備えることを特徴とする情報
    通信端末。
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