JP4973207B2 - 立体模様が表現された回折格子記録媒体の作成方法 - Google Patents
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Description
所定の記録面と、所定の基準軸と、この基準軸を含む所定の投影面と、立体模様の原画像となる三次元構造体と、を設定する条件設定段階と、
記録面上に、所定面積をもった多数の画素の配列を定義し、個々の画素についてそれぞれ基準点Pを定義する画素定義段階と、
三次元構造体の表面上に、記録面への所定方向への投影像が各基準点Pとなるような標本点Qをそれぞれ定義する標本点定義段階と、
各標本点Qのそれぞれについて法線ベクトルNを求め、この法線ベクトルNを投影面に対して所定方向に投影して得られる投影ベクトルN*と基準軸との交差角ξを求める交差角決定段階と、
各基準点Pについて、対応する標本点Qについて求められた交差角ξに応じた方位角θを定義する方位角定義段階と、
記録面上に定義された個々の画素に、記録面上に定義された所定の参照方向Uに対して、当該画素の基準点Pについて定義された方位角θをなす方向を向いた格子線を配置してなる回折格子を有する画素パターンを割り付ける画素パターン割付段階と、
各画素に割り付けられた画素パターンに応じた回折格子を、記録媒体上に形成する回折格子形成段階と、
を行うようにし、
条件設定段階で、原画像となる三次元構造体として、表面に色情報が付与されたカラー立体画像を設定し、
画素パターン割付段階で、標本点Qのもつ色情報が、当該標本点Qの投影像である基準点Pに位置する画素に割り付けられる画素パターン上の格子線の配置ピッチによって表現されるようにしたものである。
画素パターン割付段階で、記録面上の個々の画素に、原画像がもつ複数の色成分のうちのいずれか1成分のみを担当させ、個々の画素に、標本点Qに付与された色情報に関して、「担当する色成分に応じた格子線配置ピッチ」をもった回折格子が「担当する色成分の濃度値に応じた面積」をもった格子占有領域に形成された画素パターンを割り付けるようにしたものである。
画素パターン割付段階で、記録面上の個々の画素を複数の副画素に分割し、個々の副画素に、原画像がもつ複数の色成分のうちのいずれか1成分のみを担当させ、個々の副画素に、標本点Qに付与された色情報に関して、「担当する色成分に応じた配置ピッチ」をもった回折格子が「担当する色成分の濃度値に応じた面積」をもった格子占有領域に形成された画素パターンを割り付けるようにしたものである。
所定の記録面と、所定の基準軸と、この基準軸を含む所定の投影面と、立体模様の原画像となる三次元構造体と、を設定する条件設定段階と、
記録面上に、所定面積をもった多数の画素の配列を定義し、個々の画素についてそれぞれ基準点Pを定義する画素定義段階と、
三次元構造体の表面上に、記録面への所定方向への投影像が各基準点Pとなるような標本点Qをそれぞれ定義する標本点定義段階と、
各標本点Qのそれぞれについて法線ベクトルNを求め、この法線ベクトルNを投影面に対して所定方向に投影して得られる投影ベクトルN * と基準軸との交差角ξを求める交差角決定段階と、
各基準点Pについて、対応する標本点Qについて求められた交差角ξに応じた方位角θを定義する方位角定義段階と、
記録面上に定義された個々の画素に、記録面上に定義された所定の参照方向Uに対して、当該画素の基準点Pについて定義された方位角θをなす方向を向いた格子線を配置してなる回折格子を有する画素パターンを割り付ける画素パターン割付段階と、
各画素に割り付けられた画素パターンに応じた回折格子を、記録媒体上に形成する回折格子形成段階と、
を行うようにし、
回折格子記録媒体に対して所定方向から白色の再生用照明光を照射し、これを所定の観察方向から観察した場合に、赤色領域の1次回折光を観察方向へ生じさせる第1の格子線ピッチと、緑色領域の1次回折光を観察方向へ生じさせる第2の格子線ピッチと、青色領域の1次回折光を観察方向へ生じさせる第3の格子線ピッチと、を定義し、
画素パターン割付段階で、記録面上の個々の画素を複数の副画素に分割し、個々の画素を構成する副画素を少なくとも3つのグループに分け、第1のグループに所属する副画素には、当該画素について定義された方位角θをなす方向を向いた格子線を第1の格子線ピッチで配置してなる回折格子を有する画素パターンを割り付け、第2のグループに所属する副画素には、当該画素について定義された方位角θをなす方向を向いた格子線を第2の格子線ピッチで配置してなる回折格子を有する画素パターンを割り付け、第3のグループに所属する副画素には、当該画素について定義された方位角θをなす方向を向いた格子線を第3の格子線ピッチで配置してなる回折格子を有する画素パターンを割り付けるようにしたものである。
所定の記録面と、所定の基準軸と、この基準軸を含む所定の投影面と、立体模様の原画像となる三次元構造体と、を設定する条件設定段階と、
記録面上に、所定面積をもった多数の画素の配列を定義し、個々の画素についてそれぞれ基準点Pを定義する画素定義段階と、
三次元構造体の表面上に、記録面への所定方向への投影像が各基準点Pとなるような標本点Qをそれぞれ定義する標本点定義段階と、
各標本点Qのそれぞれについて法線ベクトルNを求め、この法線ベクトルNを投影面に対して所定方向に投影して得られる投影ベクトルN * と基準軸との交差角ξを求める交差角決定段階と、
各基準点Pについて、対応する標本点Qについて求められた交差角ξに応じた方位角θを定義する方位角定義段階と、
記録面上に定義された個々の画素に、記録面上に定義された所定の参照方向Uに対して、当該画素の基準点Pについて定義された方位角θをなす方向を向いた格子線を配置してなる回折格子を有する画素パターンを割り付ける画素パターン割付段階と、
各画素に割り付けられた画素パターンに応じた回折格子を、記録媒体上に形成する回折格子形成段階と、
を行うようにし、
回折格子記録媒体に対して所定方向から白色の再生用照明光を照射し、これを所定の観察方向から観察するという観察条件を複数m通り設定し、
複数m通りの観察条件のそれぞれについて、赤色領域の1次回折光を観察方向へ生じさせる第1の格子線ピッチと、緑色領域の1次回折光を観察方向へ生じさせる第2の格子線ピッチと、青色領域の1次回折光を観察方向へ生じさせる第3の格子線ピッチと、を定義し、
画素パターン割付段階で、記録面上の個々の画素を複数の副画素に分割し、個々の画素を構成する副画素に、当該画素について定義された方位角θをなす方向を向いた格子線を、定義したいずれかの格子線ピッチで配置してなる回折格子を有する画素パターンを割り付け、複数m通りの観察条件のいずれの条件で観察した場合にも、赤色領域の1次回折光、緑色領域の1次回折光、青色領域の1次回折光が観察方向に生じるようにしたものである。
第i番目(1≦i≦m)の観察条件について定義された3通りの格子線ピッチと、第j番目(1≦j≦m)の観察条件について定義された3通りの格子線ピッチと、に関して、その一部分について同一の格子線ピッチを重複して定義するようにしたものである。
条件設定段階で、原画像となる三次元構造体として、表面に階調情報が付与された階調立体画像を設定し、
画素パターン割付段階で、標本点Qのもつ階調情報が、当該標本点Qの投影像である基準点Pに位置する画素を構成する各副画素に割り付けられる画素パターン上の格子占有領域の面積によって表現されるようにしたものである。
条件設定段階で、記録面に対して直交する基準軸を設定し、この基準軸に平行な方向から見たときに隠面が生じない構造をもった三次元構造体を設定し、交差角ξが、−90°≦ξ≦+90°の範囲となるように設定するようにしたものである。
方位角定義段階で、方位角θを、θ=k・ξ(ただし、kは1未満の定数)なる式に基づいて定義し、方位角θが交差角ξに対して線形関係を維持するようにしたものである。
条件設定段階で、XYZ三次元座標系のXY平面に記録面を設定し、YZ平面に投影面を設定し、Z軸を基準軸に設定し、XYZ三次元座標系上の幾何学立体を三次元構造体として設定し、
標本点定義段階で、標本点QのZ軸方向への投影像が基準点Pとなるように標本点Qを定義し、
交差角決定段階で、法線ベクトルNのX軸方向への投影像が投影ベクトルN * となるように投影ベクトルN * を求めるようにしたものである。
画素パターン割付段階で、離散的に定義された複数n通りの方位角θを設定し、参照方向Uに対してn通りの方位角θをなす方向を向いた格子線を配置してなる回折格子をそれぞれ有する複数n通りの画素パターンを予め定義し、n通りのうちの第i番目の方位角θiと第(i+1)番目の方位角θ(i+1)について、θi≦θ≦θ(i+1)なる条件を満たす方位角θが定義された画素に対して、「1−(θ−θi)/(θ(i+1)−θi)」なる確率で、第i番目の画素パターンを選択し、「(θ−θi)/(θ(i+1)−θi)」なる確率で、第(i+1)番目の画素パターンを選択し、選択されたいずれか一方の画素パターンを当該画素に割り付けるようにしたものである。
はじめに、前掲の特許文献1(特開平6−337622号公報)に開示されている基本的なモデル、すなわち、図1(a) に示すような比較的単純なモノクロ画像(英文字の「A」を示す)を回折格子記録媒体上に表現する方法について説明する。なお、以下の回折格子記録媒体の作成方法は、コンピュータを用いて実施することを前提としたものであり、これから説明する各処理は、いずれもコンピュータを用いて実行される。
上述した§1では、図1(a) に示すようなモノクロ画像を表現した回折格子記録媒体を作成するために、図2に示すような単一の画素パターンを割り付ける例を説明した。これに対して、前掲の特許文献2(特開平8−021909号公報)などには、階調画像やカラー画像を記録する手法が開示されている。そのためには、複数種類の画素パターンを用意しておき、これらを選択的に割り付ける手法を採る必要がある。図2に示す画素パターンは、所定の方位角θにより、所定の線幅dをもった格子線Lを、所定のピッチpで、所定の格子占有領域V内に配置したものである。ここで、方位角θ、線幅d、ピッチp、格子占有領域V、といった各パラメータを変えると、それぞれ異なる画素パターンが得られる。
p・sinφ = n・λ
なるブラッグの式が知られている。ここで、pは回折格子のピッチ、φは回折角、λはこの回折角φの方向に得られる回折光の波長、nは回折光の次数である。したがって、観測方向を固定し(φが一定)、1次の回折光(n=1)だけを考慮することにすれば、この固定された観測方向において観測される回折光の波長λは、回折格子のピッチpに基づいて一義的に定まることになる。
p・(1/2) = λ
となる。すなわち、この観測方向においては、回折格子ピッチpの(1/2)の波長をもった1次回折光が観測されることになる。これを図6に示す画素パターンP6〜P10に当てはめてみると、結局、画素パターンP6〜P10からは、それぞれ400nm,450nm,500nm,550nm,600nmの回折光が観測されることになる。 続いて、格子占有領域Vを変えた場合を考えてみる。たとえば、図8に示すように、格子占有領域Vの面積が異なる5種類の画素パターンP11〜P15を用意してみる。いずれも外枠は、この画素パターンを割り付ける対象となる画素の領域を示している。画素パターンP11では、格子占有領域Vの面積が0に設定されているため、この画素パターンを画素に割り付けても、回折格子は全く形成されないことになる。これに対して、画素パターンP15では、格子占有領域Vの面積は外枠の画素の面積と等しく設定されているため、この画素パターンを画素に割り付ければ、画素の領域全域に回折格子が形成されることになる(§1で述べた例では、いずれもこのように画素の領域と格子占有領域Vとを一致させることが前提であった)。画素パターンV12〜V14は、これらの中間段階に対応するものである。
続いて、カラー階調画像を表現する手法を説明する。いま、多数の画素から構成される一般的なカラー階調画像(ラスター画像)を考える。このカラー階調画像を構成する個々の画素は、所定の色成分ごとに所定の画素値をもっている。このようなカラー階調画像を回折格子記録媒体上に表現するには、個々の画素の色成分を、回折格子の格子線の配置ピッチにより表現し、個々の画素の画素値成分を、回折格子が形成されている格子占有領域の面積により表現すればよい。
続いて、カラー階調画像を記録した回折格子記録媒体を作成する具体的な方法についての説明を以下に行う。はじめに、カラー階調画像をラスターデータの形式で用意する。ここでは、図12に示すように、6行6列に配列された36個の画素からなるカラー階調画像を例にとって説明する。実際には、より大きな画素配列をもったカラー階調画像を用いるのが一般的である。このようなカラー階調画像は、グラフィックアプリケーションソフトウエアを用いてコンピュータにより発生させることもできるし、スキャナ装置などを用いて原画をデジタルデータとして入力することにより用意することもできる。
§4で述べた例は、単一のカラー階調画像を記録した回折格子記録媒体についてのものであった。ここでは、複数のカラー階調画像を1枚の回折格子記録媒体に重畳して記録するための手法について説明する。
これまで述べてきた従来の回折格子記録媒体の作成方法は、いずれも原画像として、二次元平面画像を用いる例であった。本発明は、この従来の手法を拡張し、原画像として三次元立体画像を用い、立体模様が表現された回折格子記録媒体を作成する新たな手法を提案するものである。もちろん、本発明で作成される回折格子記録媒体は、基本的にはこれまで述べてきた従来の手法で作成された回折格子記録媒体と同様に、記録面上に定義された個々の画素に、所定の回折格子からなる画素パターンを割り付けたものであるから、記録面上には三次元立体画像の光学的干渉縞が形成されているわけではない。別言すれば、本発明に係る方法で作成された回折格子記録媒体は、本来のホログラムではない。したがって、本来のホログラムの原理による三次元立体の再生像が得られるわけではない。しかしながら、以下に述べる手法で回折格子記録媒体を作成すると、原画像となった三次元立体画像の表面形状の情報を、格子線の方位角θとして表現することができるようになるため、原画像の三次元構造に応じた立体的な模様の表現が可能になる。すなわち、ホログラムのような完全な立体像の再生はできないが、原画像の立体的なモチーフを立体模様として疑似的に表現することが可能になる。
続いて、本発明を実施する上での種々の変形例に係る実施形態を述べておく。
これまで述べた基本的な実施形態では、三次元構造体Mの形状については特に限定を行わなかったが、図24の斜視図に示されているように、1つの基準点P(x,y,0)に対しては、ただ1点の標本点Qのみが定義される。具体的には、記録面Sxy上の任意の基準点P(x,y,0)に対応する標本点Q(x,y,z)は、基準点P(x,y,0)を通り、Z軸に平行な直線を定義し、当該直線と三次元構造体Mの表面との交点として定義される。そのような交点が複数存在する場合には、たとえば、記録面Sxyに最も近い交点や、最も遠い交点などを選択することになる。したがって、もし交点が複数存在する場合に、記録面Sxyに最も近い交点を標本点Qとする運用を採る場合、記録面Sxy側から見て隠面となる部分は、たとえ三次元構造体Mの表面情報が定義されていたとしても用をなさないことになる。
ステップS5の方位角定義段階では、理論上、様々な方位角が定義される。たとえば、
方位角θ=ξ/2なる設定を行った場合、ステップS4で求められた交差角ξが、ξ=62.5°だったとすると、ステップS5で求まる方位角θは、θ=31.25°になる。この場合、ステップS6の画素パターン割付段階では、方位角θ=31.25°をもった回折格子を有する画素パターンをそのまま割り付けることは可能である。上述したとおり、ステップS6までの手順は、コンピュータ上の演算処理として実行される手順であるので、方位角θの値は、コンピュータが取り扱うことが可能な有効桁数の範囲内で、任意の値を用いることができる。
§6で説明した基本的な実施形態では、個々の画素に割り付けられる画素パターンを決定する要因は、原画像となる三次元構造体Mの表面の傾斜の情報のみであった。別言すれば、上述した基本的な実施形態では、三次元構造体Mの表面の傾斜の情報は、記録面Sxy上において回折格子の方位角θ、すなわち、格子線の配置方向という形で表現されることになるが、三次元構造体Mの表面がもつ階調値や色の情報は、記録面Sxy上の回折格子としては表現されることはなかった。
商業的に利用される回折格子記録媒体では、意匠的な見地から、白色の再生画像が得られる記録媒体の需要も少なくない。本発明は、このような白色再生画像が得られる回折格子記録媒体を作成する場合にも適用可能である。
p・(1/2) = λ
となる。ここで、pは回折格子のピッチ、λは回折角φの方向に得られる回折光の波長である。日常生活では、ほぼ白色に近い照明環境で回折格子記録媒体の観察が行われるのが一般的なので、図7において、上方から照射されている照明光が白色光であると考えれば、格子線ピッチp=1.2μmの回折格子の場合、λ=0.6μm(赤色領域)の光が観察され、格子線ピッチp=1.0μmの回折格子の場合、λ=0.5μm(緑色領域)の光が観察され、格子線ピッチp=0.8μmの回折格子の場合、λ=0.4μm(青色領域)の光が観察されることになる点は、これまでも述べたとおりである。
p・sinφ = λ
なる関係式が成り立つので、φ=30°(第1の観察条件)の場合、sinφ=0.5を代入して、
p・(0.5) = λ
なる関係が得られる。したがって、上述したとおり、第1の格子線ピッチを1.2μm、第2の格子線ピッチを1.0μm、第3の格子線ピッチを0.8μmに設定した場合、第1の観察条件における観察方向には、それぞれ波長λ=0.6μm(赤色領域)、波長λ=0.5μm(緑色領域)、波長λ=0.4μm(青色領域)の1次回折光が得られることになり、白色再生画像が得られることになる。
p・(0.26) = λ
なる関係が得られる。したがって、たとえば、第1の格子線ピッチを2.30μm、第2の格子線ピッチを1.92μm、第3の格子線ピッチを1.54μmに設定した場合、第2の観察条件における観察方向には、それぞれ波長λ=0.6μm(赤色領域)、波長λ=0.5μm(緑色領域)、波長λ=0.4μm(青色領域)の1次回折光が得られることになり、やはり白色再生画像が得られることになる。
p・(0.5) = λ
なる関係式が成り立ち、第2の観察条件では、sin23.5°=0.4から、
p・(0.4) = λ
なる関係式が成り立つ。したがって、第1の観察条件を前提としたときの3通りの格子線ピッチとして、1.2μm、1.0μm、0.8μmを定義すれば、それぞれ波長λ=0.6μm(赤色領域)、波長λ=0.5μm(緑色領域)、波長λ=0.4μm(青色領域)の1次回折光が得られ、白色再生画像が得られる。一方、第2の観察条件を前提としたときの3通りの格子線ピッチとして、1.4μm、1.2μm、1.0μmを定義すれば、それぞれ波長λ=0.56μm(赤色領域)、波長λ=0.48μm(緑色領域)、波長λ=0.4μm(青色領域)の1次回折光が得られ、白色再生画像が得られる。
ここでは、原画像となる三次元構造体Mの表面に、別途用意した二次元画像をマッピングする変形例を述べる。たとえば、図30に示すような三次元構造体の表面に、「A」なるロゴ文字からなる二次元画像をマッピングする場合を考えてみよう。このように、三次元構造体の表面に、ロゴなどの二次元画像をマッピングする手法は、三次元CGの分野でよく利用されている。
§5では、複数のカラー階調画像を重複して記録する手法を述べたが、このような手法は本発明に係る方法にも適用可能である。そのためには、ステップS1の条件設定段階で、原画像として、複数n個の三次元構造体を設定し、ステップS6の画素パターン割付段階で、格子線の配置ピッチとして、複数n通りの範囲内のピッチを定義し、記録面上の個々の画素を複数の副画素に分割し、個々の副画素に、複数n通りの属性のうちのいずれか1つを設定し、第i番目の属性を有する副画素には、第i番目の三次元構造体に基づいて定義された方位角θに応じた方向を向いた格子線を第i番目の範囲内のピッチで配置した画素パターンを割り付けるようにすればよい。
最後に、本発明に係る回折格子パターンデータの生成装置の基本構成を、図32に示すブロック図を参照しながら説明しておく。この図32に示す装置は、図21に示す流れ図におけるステップS1〜S6までの処理を実施する機能をもった装置であり、実際には、コンピュータに専用のプログラムを組み込むことにより実現できる。
20:画素定義部
30:標本点定義部
40:交差角決定部
50:方位角定義部
60:画素パターン割付部
70:データ生成部
100:回折格子記録媒体
A:記録面上の画素
B:原色青
d:格子線の線幅
G:原色緑
i,j:順番を示すパラメータ
L:格子線
M,M1,M2:原画像となる三次元構造体
N:標本点Qの位置に立てた三次元構造体の法線ベクトル
N*:法線ベクトルNの投影像
P:基準点
P1〜P15…画素パターン
p:格子線のピッチ
Q:三次元構造体の表面上に定義された標本点
Q*:標本点Qの投影像
R:原色赤/基準軸
S1〜S7:流れ図の各ステップ
Sxy:記録面(XY平面)
Syz:投影面(YZ平面)
U:記録面上の参照方向
V:格子占有領域
W:格子線の配置方向
X,Y,Z:三次元座標系の各座標軸
ξ:法線ベクトルNの投影像N*と基準軸Rとの交差角
θ:格子線の向きを示す方位角
φ:回折角
Claims (11)
- 立体模様が表現された回折格子記録媒体を作成する方法であって、
所定の記録面と、所定の基準軸と、この基準軸を含む所定の投影面と、立体模様の原画像となる三次元構造体と、を設定する条件設定段階と、
前記記録面上に、所定面積をもった多数の画素の配列を定義し、個々の画素についてそれぞれ基準点Pを定義する画素定義段階と、
前記三次元構造体の表面上に、前記記録面への所定方向への投影像が前記各基準点Pとなるような標本点Qをそれぞれ定義する標本点定義段階と、
前記各標本点Qのそれぞれについて法線ベクトルNを求め、この法線ベクトルNを前記投影面に対して所定方向に投影して得られる投影ベクトルN*と前記基準軸との交差角ξを求める交差角決定段階と、
前記各基準点Pについて、対応する標本点Qについて求められた前記交差角ξに応じた方位角θを定義する方位角定義段階と、
前記記録面上に定義された個々の画素に、前記記録面上に定義された所定の参照方向Uに対して、当該画素の基準点Pについて定義された方位角θをなす方向を向いた格子線を配置してなる回折格子を有する画素パターンを割り付ける画素パターン割付段階と、
各画素に割り付けられた画素パターンに応じた回折格子を、記録媒体上に形成する回折格子形成段階と、
を有し、
前記条件設定段階で、原画像となる三次元構造体として、表面に色情報が付与されたカラー立体画像を設定し、
前記画素パターン割付段階で、標本点Qのもつ色情報が、当該標本点Qの投影像である基準点Pに位置する画素に割り付けられる画素パターン上の格子線の配置ピッチによって表現されるようにすることを特徴とする立体模様が表現された回折格子記録媒体の作成方法。 - 請求項1に記載の作成方法において、
画素パターン割付段階で、記録面上の個々の画素に、原画像がもつ複数の色成分のうちのいずれか1成分のみを担当させ、前記個々の画素に、標本点Qに付与された色情報に関して、「担当する色成分に応じた格子線配置ピッチ」をもった回折格子が「担当する色成分の濃度値に応じた面積」をもった格子占有領域に形成された画素パターンを割り付けることを特徴とする立体模様が表現された回折格子記録媒体の作成方法。 - 請求項1に記載の作成方法において、
画素パターン割付段階で、記録面上の個々の画素を複数の副画素に分割し、個々の副画素に、原画像がもつ複数の色成分のうちのいずれか1成分のみを担当させ、前記個々の副画素に、標本点Qに付与された色情報に関して、「担当する色成分に応じた配置ピッチ」をもった回折格子が「担当する色成分の濃度値に応じた面積」をもった格子占有領域に形成された画素パターンを割り付けることを特徴とする立体模様が表現された回折格子記録媒体の作成方法。 - 立体模様が表現された回折格子記録媒体を作成する方法であって、
所定の記録面と、所定の基準軸と、この基準軸を含む所定の投影面と、立体模様の原画像となる三次元構造体と、を設定する条件設定段階と、
前記記録面上に、所定面積をもった多数の画素の配列を定義し、個々の画素についてそれぞれ基準点Pを定義する画素定義段階と、
前記三次元構造体の表面上に、前記記録面への所定方向への投影像が前記各基準点Pとなるような標本点Qをそれぞれ定義する標本点定義段階と、
前記各標本点Qのそれぞれについて法線ベクトルNを求め、この法線ベクトルNを前記投影面に対して所定方向に投影して得られる投影ベクトルN*と前記基準軸との交差角ξを求める交差角決定段階と、
前記各基準点Pについて、対応する標本点Qについて求められた前記交差角ξに応じた方位角θを定義する方位角定義段階と、
前記記録面上に定義された個々の画素に、前記記録面上に定義された所定の参照方向Uに対して、当該画素の基準点Pについて定義された方位角θをなす方向を向いた格子線を配置してなる回折格子を有する画素パターンを割り付ける画素パターン割付段階と、
各画素に割り付けられた画素パターンに応じた回折格子を、記録媒体上に形成する回折格子形成段階と、
を有し、
前記回折格子記録媒体に対して所定方向から白色の再生用照明光を照射し、これを所定の観察方向から観察した場合に、赤色領域の1次回折光を前記観察方向へ生じさせる第1の格子線ピッチと、緑色領域の1次回折光を前記観察方向へ生じさせる第2の格子線ピッチと、青色領域の1次回折光を前記観察方向へ生じさせる第3の格子線ピッチと、を定義し、
前記画素パターン割付段階で、前記記録面上の個々の画素を複数の副画素に分割し、個々の画素を構成する副画素を少なくとも3つのグループに分け、第1のグループに所属する副画素には、当該画素について定義された方位角θをなす方向を向いた格子線を前記第1の格子線ピッチで配置してなる回折格子を有する画素パターンを割り付け、第2のグループに所属する副画素には、当該画素について定義された方位角θをなす方向を向いた格子線を前記第2の格子線ピッチで配置してなる回折格子を有する画素パターンを割り付け、第3のグループに所属する副画素には、当該画素について定義された方位角θをなす方向を向いた格子線を前記第3の格子線ピッチで配置してなる回折格子を有する画素パターンを割り付けることを特徴とする立体模様が表現された回折格子記録媒体の作成方法。 - 立体模様が表現された回折格子記録媒体を作成する方法であって、
所定の記録面と、所定の基準軸と、この基準軸を含む所定の投影面と、立体模様の原画像となる三次元構造体と、を設定する条件設定段階と、
前記記録面上に、所定面積をもった多数の画素の配列を定義し、個々の画素についてそれぞれ基準点Pを定義する画素定義段階と、
前記三次元構造体の表面上に、前記記録面への所定方向への投影像が前記各基準点Pとなるような標本点Qをそれぞれ定義する標本点定義段階と、
前記各標本点Qのそれぞれについて法線ベクトルNを求め、この法線ベクトルNを前記投影面に対して所定方向に投影して得られる投影ベクトルN*と前記基準軸との交差角ξを求める交差角決定段階と、
前記各基準点Pについて、対応する標本点Qについて求められた前記交差角ξに応じた方位角θを定義する方位角定義段階と、
前記記録面上に定義された個々の画素に、前記記録面上に定義された所定の参照方向Uに対して、当該画素の基準点Pについて定義された方位角θをなす方向を向いた格子線を配置してなる回折格子を有する画素パターンを割り付ける画素パターン割付段階と、
各画素に割り付けられた画素パターンに応じた回折格子を、記録媒体上に形成する回折格子形成段階と、
を有し、
前記回折格子記録媒体に対して所定方向から白色の再生用照明光を照射し、これを所定の観察方向から観察するという観察条件を複数m通り設定し、
前記複数m通りの観察条件のそれぞれについて、赤色領域の1次回折光を観察方向へ生じさせる第1の格子線ピッチと、緑色領域の1次回折光を観察方向へ生じさせる第2の格子線ピッチと、青色領域の1次回折光を観察方向へ生じさせる第3の格子線ピッチと、を定義し、
前記画素パターン割付段階で、前記記録面上の個々の画素を複数の副画素に分割し、個々の画素を構成する副画素に、当該画素について定義された方位角θをなす方向を向いた格子線を、定義したいずれかの格子線ピッチで配置してなる回折格子を有する画素パターンを割り付け、前記複数m通りの観察条件のいずれの条件で観察した場合にも、赤色領域の1次回折光、緑色領域の1次回折光、青色領域の1次回折光が観察方向に生じるようにすることを特徴とする立体模様が表現された回折格子記録媒体の作成方法。 - 請求項5に記載の作成方法において、
第i番目(1≦i≦m)の観察条件について定義された3通りの格子線ピッチと、第j番目(1≦j≦m)の観察条件について定義された3通りの格子線ピッチと、に関して、その一部分について同一の格子線ピッチを重複して定義することを特徴とする立体模様が表現された回折格子記録媒体の作成方法。 - 請求項4〜6のいずれかに記載の作成方法において、
条件設定段階で、原画像となる三次元構造体として、表面に階調情報が付与された階調立体画像を設定し、
画素パターン割付段階で、標本点Qのもつ階調情報が、当該標本点Qの投影像である基準点Pに位置する画素を構成する各副画素に割り付けられる画素パターン上の格子占有領域の面積によって表現されるようにすることを特徴とする立体模様が表現された回折格子記録媒体の作成方法。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の作成方法において、
条件設定段階で、記録面に対して直交する基準軸を設定し、この基準軸に平行な方向から見たときに隠面が生じない構造をもった三次元構造体を設定し、交差角ξが、−90°≦ξ≦+90°の範囲となるように設定することを特徴とする立体模様が表現された回折格子記録媒体の作成方法。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の作成方法において、
方位角定義段階で、方位角θを、θ=k・ξ(ただし、kは1未満の定数)なる式に基づいて定義し、方位角θが交差角ξに対して線形関係を維持するようにすることを特徴とする立体模様が表現された回折格子記録媒体の作成方法。 - 請求項1〜9のいずれかに記載の作成方法において、
条件設定段階で、XYZ三次元座標系のXY平面に記録面を設定し、YZ平面に投影面を設定し、Z軸を基準軸に設定し、前記XYZ三次元座標系上の幾何学立体を三次元構造体として設定し、
標本点定義段階で、標本点QのZ軸方向への投影像が基準点Pとなるように標本点Qを定義し、
交差角決定段階で、法線ベクトルNのX軸方向への投影像が投影ベクトルN*となるように投影ベクトルN*を求めることを特徴とする立体模様が表現された回折格子記録媒体の作成方法。 - 請求項1〜10のいずれかに記載の作成方法において、
画素パターン割付段階で、離散的に定義された複数n通りの方位角θを設定し、参照方向Uに対して前記n通りの方位角θをなす方向を向いた格子線を配置してなる回折格子をそれぞれ有する複数n通りの画素パターンを予め定義し、n通りのうちの第i番目の方位角θiと第(i+1)番目の方位角θ(i+1)について、θi≦θ≦θ(i+1)なる条件を満たす方位角θが定義された画素に対して、「1−(θ−θi)/(θ(i+1)−θi)」なる確率で、第i番目の画素パターンを選択し、「(θ−θi)/(θ(i+1)−θi)」なる確率で、第(i+1)番目の画素パターンを選択し、選択されたいずれか一方の画素パターンを当該画素に割り付けることを特徴とする立体模様が表現された回折格子記録媒体の作成方法。
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